JP3013148U - シート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ体 - Google Patents
シート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ体Info
- Publication number
- JP3013148U JP3013148U JP1994017323U JP1732394U JP3013148U JP 3013148 U JP3013148 U JP 3013148U JP 1994017323 U JP1994017323 U JP 1994017323U JP 1732394 U JP1732394 U JP 1732394U JP 3013148 U JP3013148 U JP 3013148U
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- Japan
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- sheet
- edge
- appreciation
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- shaped
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 写真・絵葉書等のシート状鑑賞物を、従来の
写真立てと異なる趣向の鑑賞形態で鑑賞できるようにす
る。 【構成】 第1の端縁3と、第1の端縁3に対して間隔
Lをおいて平行にのびる第2の端縁4と、第1の端縁と
第2の端縁との間の面5に形成された画像とを備えた可
撓性を有するシート状鑑賞物1と、シート状鑑賞物の第
1の端縁を係止する第1の係止手段20と、シート状鑑
賞物の第2の端縁を係止する第2の係止手段21と、第
1の係止手段と第2の係止手段を距離D(ただしD<
L)をおいて連結する連結手段14とを有する保持具1
3とからなり、保持具によって、シート状鑑賞物を、画
像が形成された面が凹状に湾曲するように保持してなる
ことを特徴とする。
写真立てと異なる趣向の鑑賞形態で鑑賞できるようにす
る。 【構成】 第1の端縁3と、第1の端縁3に対して間隔
Lをおいて平行にのびる第2の端縁4と、第1の端縁と
第2の端縁との間の面5に形成された画像とを備えた可
撓性を有するシート状鑑賞物1と、シート状鑑賞物の第
1の端縁を係止する第1の係止手段20と、シート状鑑
賞物の第2の端縁を係止する第2の係止手段21と、第
1の係止手段と第2の係止手段を距離D(ただしD<
L)をおいて連結する連結手段14とを有する保持具1
3とからなり、保持具によって、シート状鑑賞物を、画
像が形成された面が凹状に湾曲するように保持してなる
ことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、写真・絵葉書等の可撓性を有するシート状鑑賞物を、従来の写真 立てと異なる趣向の鑑賞形態で鑑賞することができるようになしたシート状鑑賞 物鑑賞用組み合わせ体に関するものである。
【0002】
従来、写真・絵葉書等のシート状鑑賞物を展示するためのものとしては、いわ ゆる写真立てが一般的に利用されている。従来の写真立ては、額縁状のフレーム にシート状鑑賞物を収容し、これを卓上に立てたり、壁に掛けたりすることによ ってシート状鑑賞物を鑑賞するようになしたもので、専らシート状鑑賞物のみを 鑑賞するにすぎず、鑑賞形態の点において変化性に乏しいものであった。
【0003】
そこで、この考案は、写真・絵葉書等のシート状鑑賞物を、従来の写真立てと 異なる趣向の鑑賞形態で鑑賞できるようにすることを目的としてなされたもので ある。
【0004】
上記の目的を達成するため、本考案は、第1の端縁と、前記第1の端縁に対し て間隔Lをおいて平行にのびる第2の端縁と、前記第1の端縁と前記第2の端縁 との間の面に形成された画像とを備えた可撓性を有するシート状鑑賞物と、 前記シート状鑑賞物の第1の端縁を係止する第1の係止手段と、前記シート状 鑑賞物の第2の端縁を係止する第2の係止手段と、前記第1の係止手段と前記第 2の係止手段を距離D(ただしD<L)をおいて連結する連結手段とを備えた保 持具とからなり、 前記保持具によって、前記シート状鑑賞物を、前記画像が形成された面が凹状 に湾曲するように保持してなることを特徴とする、シート状鑑賞物鑑賞用組み合 わせ体である。
【0005】 これに代えて、本考案は、第1の端縁と、前記第1の端縁に対して間隔Lをお いて平行にのびる第2の端縁と、前記第1の端縁と前記第2の端縁との間の面に 形成された画像とを備えた可撓性を有するシート状鑑賞物と、 前記シート状鑑賞物の第1の端縁を係止する第1の係止手段と、前記シート状 鑑賞物の第2の端縁を係止する第2の係止手段と、前記第1の係止手段と前記第 2の係止手段を距離D(ただしD<L)をおいて連結する連結手段とを備えた保 持具と、 前記保持具によって保持した前記シート状鑑賞物における凹状に湾曲した面に 対向する所定の位置に立体鑑賞物を位置決め固定する立体鑑賞物位置決め手段と からなり、 前記保持具によって、前記シート状鑑賞物を、前記画像が形成された面が凹状 に湾曲するように保持してなることを特徴とするシート状鑑賞物鑑賞用組み合わ せ体であってもよい。
【0006】
シート状鑑賞物の画像が形成された面に対向する所定の位置に立体鑑賞物を置 いて観察すると、シート状鑑賞物の凹状に湾曲した画像と、その前に置かれた立 体鑑賞物との相互作用により、立体感及び遠近感のある情景が観察される。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 先ず、本考案の第1の実施例を図1、図2に基づいて説明する。 シート状鑑賞物1は、本実施例では絵葉書であり、第1の端縁3と、第1の端 縁3と間隔Lをおいて平行にのびる第2の端縁4と、第1の端縁3と第2の端縁 4との間の面5に形成された画像とを備えている。 保持具2は、シート状鑑賞物1を保持するためのもので、本実施例では、透明 な合成樹脂によって形成された矩形の板状の連結手段6と、連結手段6の一方の 面7の両側縁に沿って設けられたリブ8、9と、面7とリブ8との交線からなる 第1の係止手段10と、面7とリブ9との交線からなる第2の係止手段11とを 備えている。第1の係止手段10と第2の係止手段11の距離Dはシート状鑑賞 物1の間隔Lより小さい。また、連結手段6の高さHは、シート状鑑賞物1の高 さhとほぼ等しい。
【0008】 図2に示すように、シート状鑑賞物1を、画像が形成された面5を凹状に湾曲 させ、シート状鑑賞物1の第1の端縁3を保持具2の第1の係止手段10に当接 させ、シート状鑑賞物1の第2の端縁4を保持具2の第2の係止手段11に当接 させると、シート状鑑賞物1の弾力性によって第1の端縁3が第1の係止手段1 0に押し付けられるので、第1の端縁3が第1の係止手段10によって係止され る。同様に、シート状鑑賞物1の弾力性によって第2の端縁4が第2の係止手段 11に押し付けられるので、第2の端縁4が第2の係止手段11によって係止さ れる。第1の係止手段10と第2の係止手段11の距離Dはシート状鑑賞物1の 第1の端縁3と第2の端縁4の間隔Lより短いため、シート状鑑賞物1は、面5 が凹状に湾曲した状態に保持される。
【0009】 そして、シート状鑑賞物1の面5に対向する所定の位置に立体鑑賞物12を置 き、連結手段6を通して立体鑑賞物12及びシート状鑑賞物1を観察すると、面 5の湾曲した画像と、その前方に置かれた立体鑑賞物12との相互作用により、 立体感及び遠近感のある情景が観察される。
【0010】 次に、図3、4に基づいて本考案の第2の実施例を説明する。 図3に示すように、この実施例では、保持具13が塩化ビニルシート等の透明 な素材によって形成された直方体状の容器からなり、垂直にのびる前壁14と、 前壁14と平行に配置された後壁15と、前壁14及び後壁15の左右両端に直 交する側壁16、17と、水平方向にのび、前壁14、後壁15、側壁16、1 7の上端に直交する頂壁18と、水平方向にのび、前壁14、後壁15、側壁1 6、17の下端に直交する底壁19とを備えている。底壁19は、一点鎖線で示 すように、前壁14との交線のまわりに回動し、開閉するようになっている。こ の保持具13において、前壁14の内側面と側壁16の内側面との交線20と、 前壁14の内側面と側壁17の内側面との交線21との間隔Dは、図1に示すシ ート状鑑賞物1の間隔Lより短い。また、頂壁18の内側面と底壁19の内側面 の間隔は、シート状鑑賞物の高さhよりわずかに大きい。図4に示すように、シ ート状鑑賞物1を凹状に湾曲させて保持具13内に収容したとき、シート状鑑賞 物1の第1の端縁3が交線20によって係止され、シート状鑑賞物1の第2の端 縁4が交線21によって係止され、シート状鑑賞物1が円弧状に湾曲した状態に 保持される。すなわち、交線20が第1の係止手段として機能し、交線21が第 2の係止手段として機能し、前壁14、後壁15、側壁16、17が連結手段と して機能している。
【0011】 さらに、この実施例では、立体鑑賞物12を位置決めする立体鑑賞物位置決め 手段22を備えている。立体鑑賞物位置決め手段22は、合成樹脂等によって形 成された薄板状のもので、その平面形状は、シート状鑑賞物1と前壁14との間 の半月状の部分の形状に対応し、この部分に嵌め込まれるようになっている。立 体鑑賞物12を立体鑑賞物位置決め手段22上の所定の位置に接着し、図4に示 すように、立体鑑賞物位置決め手段22をシート状鑑賞物1と前壁14との間の 部分に挿入すると、立体鑑賞物12がシート状鑑賞物1の面5に対向する所定の 位置に位置決めされる。
【0012】 次に、図5に基づいて本考案の第3の実施例を説明する。 この実施例では、保持具23が塩化ビニルシート等の透明な素材によって形成 された容器からなり、垂直にのびる周壁24と、水平方向にのび、周壁24の上 端に直交する頂壁25と、水平方向にのび、周壁24の下端に直交する底壁26 とを備えている。周壁24は、横断面形状が円弧状の前壁27と、前壁27の左 右両端に交差し、横断面形状が円弧状の後壁28とからなっている。また、底壁 26は上面に立体鑑賞物位置決め手段29を備えている。
【0013】 前壁27の内側面と後壁28の内側面との交線30、31間の距離Dは、図1 に示すシート状鑑賞物1の間隔Lより短い。また、後壁28の交線30と交線3 1の間の長さは間隔Lと等しい。図5に示すように、シート状鑑賞物1を、第1 の端縁3が交線30に当接し、第2の端縁4が交線31に当接するよう、保持具 23内に収容したとき、シート状鑑賞物1が円弧状に湾曲し、その弾力性によっ て第1の端縁3が交線30によって係止され、第2の端縁4が交線31によって 係止され、シート状鑑賞物1が円弧状に湾曲した状態に保持される。すなわち、 交線30が第1の係止手段として機能し、交線31が第2の係止手段とて機能し 、前壁27、後壁28が連結手段として機能している。
【0014】 立体鑑賞物位置決め手段29は、合成樹脂等によって形成された薄板状のもの で、その平面形状は周壁24の横断面形状に対応しており、周壁24に嵌合する ようになっている。立体鑑賞物位置決め手段29は底壁26の上面に接着されて おり、底壁26は立体鑑賞物位置決め手段29を介して周壁24の下端に着脱さ れるようになっている。立体鑑賞物12を立体鑑賞物位置決め手段29の上面の 所定の位置に接着し、底壁26を立体鑑賞物位置決め手段29を介して周壁24 に取り付けると、立体鑑賞物12をシート状鑑賞物1の面5に対向する所定の位 置に位置決めすることができる。
【0015】 なお、シート状鑑賞物1は絵葉書以外のものであってもよい。
【0016】
以上説明したように、本考案によれば、写真・絵葉書等のシート状鑑賞物の凹 状に湾曲した画像と、その前に置かれた立体鑑賞物との相互作用により、遠近感 および立体感のある情景が得られ、写真・絵葉書等のシート状鑑賞物を従来の写 真立てとは異なる趣向の鑑賞形態で鑑賞することができる。
【0017】 また、シート状鑑賞物の凹状に湾曲した面に対向する所定の位置に立体鑑賞物 を位置決め固定する立体鑑賞物位置決め手段を備えている場合には、立体鑑賞物 が動いたり転倒したりすることがなく、安定した状態で展示することができると いう利点を有する。
【図1】本考案に係るシート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ
体の第1の実施例を示し、シート状鑑賞物1と保持具2
の斜視図である。
体の第1の実施例を示し、シート状鑑賞物1と保持具2
の斜視図である。
【図2】図1のシート状鑑賞物1と保持具2を組み合わ
せた状態を示す斜視図である。
せた状態を示す斜視図である。
【図3】本考案に係るシート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ
体の第2の実施例を示し、保持具13と立体鑑賞物位置
決め手段22の斜視図である。
体の第2の実施例を示し、保持具13と立体鑑賞物位置
決め手段22の斜視図である。
【図4】図3の保持具13と立体鑑賞物位置決め手段2
2とシート状鑑賞物1とを組み合わせた状態を示す斜視
図である。
2とシート状鑑賞物1とを組み合わせた状態を示す斜視
図である。
【図5】本考案に係るシート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ
体の第3の実施例を示し、保持具23と立体鑑賞物位置
決め手段29とシート状鑑賞物1とを組み合わせた状態
を示す斜視図である。
体の第3の実施例を示し、保持具23と立体鑑賞物位置
決め手段29とシート状鑑賞物1とを組み合わせた状態
を示す斜視図である。
1 シート状鑑賞物 2 保持具 3 第1の端縁 4 第2の端縁 5 画像が形成された面 6 連結手段 10 第1の係止手段 11 第2の係止手段
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の端縁と、前記第1の端縁に対して
間隔Lをおいて平行にのびる第2の端縁と、前記第1の
端縁と前記第2の端縁との間の面に形成された画像とを
備えた可撓性を有するシート状鑑賞物と、 前記シート状鑑賞物の第1の端縁を係止する第1の係止
手段と、前記シート状鑑賞物の第2の端縁を係止する第
2の係止手段と、前記第1の係止手段と前記第2の係止
手段を距離D(ただしD<L)をおいて連結する連結手
段とを備えた保持具とからなり、 前記保持具によって、前記シート状鑑賞物を、前記画像
が形成された面が凹状に湾曲するように保持してなるこ
とを特徴とするシート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ体。 - 【請求項2】 第1の端縁と、前記第1の端縁に対して
間隔Lをおいて平行にのびる第2の端縁と、前記第1の
端縁と前記第2の端縁との間の面に形成された画像とを
備えた可撓性を有するシート状鑑賞物と、 前記シート状鑑賞物の第1の端縁を係止する第1の係止
手段と、前記シート状鑑賞物の第2の端縁を係止する第
2の係止手段と、前記第1の係止手段と前記第2の係止
手段を距離D(ただしD<L)をおいて連結する連結手
段とを備えた保持具と、 前記保持具によって保持した前記シート状鑑賞物におけ
る凹状に湾曲した面に対向する所定の位置に立体鑑賞物
を位置決め固定する立体鑑賞物位置決め手段とからな
り、 前記保持具によって、前記シート状鑑賞物を、前記画像
が形成された面が凹状に湾曲するように保持してなるこ
とを特徴とするシート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017323U JP3013148U (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | シート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017323U JP3013148U (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | シート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013148U true JP3013148U (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=43148816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994017323U Expired - Lifetime JP3013148U (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | シート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013148U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0584282A (ja) * | 1991-09-25 | 1993-04-06 | Kawasumi Lab Inc | 医療容器の高圧蒸気滅菌方法 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP1994017323U patent/JP3013148U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0584282A (ja) * | 1991-09-25 | 1993-04-06 | Kawasumi Lab Inc | 医療容器の高圧蒸気滅菌方法 |
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