JPH04347397A - うず巻ポンプ - Google Patents

うず巻ポンプ

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Publication number
JPH04347397A
JPH04347397A JP11717791A JP11717791A JPH04347397A JP H04347397 A JPH04347397 A JP H04347397A JP 11717791 A JP11717791 A JP 11717791A JP 11717791 A JP11717791 A JP 11717791A JP H04347397 A JPH04347397 A JP H04347397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
impeller
water
mechanical seal
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP11717791A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kizaki
木崎 正
Hironori Uchida
内田 裕紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP11717791A priority Critical patent/JPH04347397A/ja
Publication of JPH04347397A publication Critical patent/JPH04347397A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、うず巻ポンプに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】図9に示
すように、従来のうず巻ポンプ100は、モータ101
の出力軸102が、該モータの前方に配されたポンプ部
115にまで延設され、前記ポンプ部115のポンプ室
113の内部に配される羽根車104が、該羽根車10
4のボス部109で前記出力軸102に固定されている
。なお、前記ボス部109は、羽根車104の後部に有
するパイプ状の取付け部114と、この取付け部114
に嵌入されてなる埋金103とによって構成されている
。また、前記モータ101と羽根車104のボス部10
9との間において、水切り板106が出力軸102に取
付けられている。
【0003】モータ101の駆動により出力軸102が
回転し、これに伴って羽根車104が回転する。前記羽
根車104の回転により外部から羽根車内室107に水
が吸入され、吸入された水が羽根車内室107を通って
吐出口108から排出されることになる。また、ポンプ
室113から水が漏れ、わずかな隙間を通って出力軸1
02の方へ移行するようなことも起こるが、羽根車10
4のボス部109の周囲に設けたメカニカルシール11
0により、漏れた水が出力軸102にまで達するような
ことはない。
【0004】しかし、何らかの原因により前記メカニカ
ルシール110が破壊されてしまうと、ポンプ室113
から漏れた水は容易にメカニカルシール110の内部を
通ることになる。この水が出力軸102に達し、出力軸
102を伝ってモータ101に移行するようなことにな
れば、該モータ101はショートを起こして駆動不能と
なる。そこで、これを防止するために、水切り板106
が設けられているわけである。破壊されたメカニカルシ
ール110の内部を通って出力軸102に達した水は、
出力軸102の回転に伴って回転する前記水切り板10
6により飛散するので、さらに出力軸102を伝ってモ
ータ101に移行するようなおそれはない。
【0005】しかしながら、前記水切り板106は、前
述したように羽根車104のボス部109とモータ10
1との間に設けられているので、漏れた水が水切り板1
06によって処理されるまでに、一旦は出力軸102に
接することになる。出力軸102にあっては駆動中は常
に電流が流れているので、この出力軸102に水が漏れ
ると、ポンプ室113と出力軸102との間に電気的な
回路が形成してしまい、外部への漏電が起こるといった
問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記の問題を解
決するために、次のような手段を講じた。
【0007】すなわち、本発明のうず巻ポンプは、モー
タの出力軸が該モータの前方に配されたポンプ部にまで
延設され、前記ポンプ部の内部に配される羽根車が該羽
根車におけるボス部で前記出力軸に固定され、前記ボス
部の周囲にメカニカルシール等の漏洩防止装置が設けら
れ、水が出力軸を伝ってモータに移行するのを防止する
ための水切り板が前記出力軸に取付けられてなるうず巻
ポンプにおいて、前記水切り板が、前記漏洩防止装置よ
り後方におけるボス部に配置されてなるものである。
【0008】
【作用】本発明のうず巻きポンプにおいて、水切り板は
漏洩防止装置より後方におけるボス部に配置されている
ので、ポンプ部から漏れた水が、電流が流れる出力軸に
達するまでに水切り板によって処理されることになり、
ポンプ部と出力軸との間に電気的な回路が形成すること
はなく、外部への漏電が起きるといった心配はなくなる
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1、図2および図3に示したうず巻ポン
プ10は、大きく分けて、モータを装備したモータ部1
4と、このモータ部14の前方に設けられたポンプ部1
6により構成されており、ビス18によって両者は連結
されている。
【0011】図において、符号20は、ケーシング22
の内部に設けられた固定子である。前記固定子20の内
方には円柱状の回転子収容空間が形成し、この回転子収
容空間に回転子24が配されている。符号26は出力軸
であり、前記回転子24はこの出力軸26に固定されて
いる。前記出力軸26を回転自在に支持するために、ベ
アリング28、30が回転子24の前後に出力軸26と
同軸に配置されている。なお、符号32はベアリング3
0を支持するためのベアリングブラケットである。また
、符号34はベアリング28を支持するためのベアリン
グブラケットであり、その下部に、うず巻ポンプ10を
ベース盤Bに固定させるための取付足36が設けられて
いる。
【0012】前記出力軸26は、前側(図面では左方)
のベアリング28よりもさらに前方に延び、その前端部
38が前記ポンプ部16の内部にまで達している。
【0013】出力軸26における前端部36には、それ
を境に前方が径小となるような段差42が設けられてい
る。これにより、出力軸26に細軸部44が形成する。 また、前記段差42の前方に設けられた段差46により
前記細軸部44よりも径小なネジ軸部48が形成してい
る。このネジ軸部48の外周面にはねじ50が刻まれて
いる。
【0014】前記ポンプ部16におけるポンプ室40は
、前方に膨出した断面三角形状をなしている。このポン
プ室40の前部が吸水部となり、外部との連通を可能に
する吸水口54が設けられている。また、ポンプ室40
は、ポンプ部16の上部に設けられた吐出口55と連通
している。
【0015】符号56は、前記ポンプ室40の内部に配
される合成樹脂製の羽根車であって、前板58と背板6
0との間に形成する羽根車内室59の内部に羽根61を
備えた構造となっている。背板60の中央部から後方に
向けて、後側においてのみ開口するパイプ状の取付け部
64が延設されている。符号64aは、この取付け部6
4の後側端面を示す。
【0016】符号51は金属製の埋金であって、円柱状
をなし、その後端部において出力軸26に対して直交す
る方向に延びるフランジ部52を有している。この埋金
51には、出力軸26の細軸部44とネジ軸部48とを
収納するための軸挿入空間49が設けられている。軸挿
入空間49におけるネジ軸部48に対応する位置に、該
ネジ軸部48に設けたねじ50と螺合可能なねじ溝53
が設けられている。この埋金51におけるフランジ部5
2より前方の部分が、羽根車56に設けられた取付け部
64の内部に配されることになり、埋金51と取付け部
64とによってボス部80が形成する。
【0017】符号65は、中央部に取付け用の貫通孔が
設けられてなる円形の水切り板である。この水切り板6
5は、ゴム等の絶縁材からなっている。この水切り板6
5は、ボス部80の後部に配されており、詳しくは、埋
金51が有するフランジ部52の前面と、取付け部64
の後側端面64aとの間に挟まった格好で配されるもの
である。
【0018】なお、前記羽根車56は、インサート成形
法により、埋金51および水切り板65と一体的に成形
され、これにより、羽根車56の取付け部64の内部に
埋金51が配されることになる。
【0019】符号66は、吸水口54に配されたフィル
ターであり、この吸水口54から吸込まれる水の中に含
まれるごみ等を、ポンプ室40の内部に入り込まないよ
うにするためのものである。
【0020】符号67は、前記ボス部80の周囲に設け
られたメカニカルシールであって、ポンプ室40の内部
から羽根車56の外側に漏れた水が出力軸26に伝わら
ないようにするためのものである。符号67aは、メカ
ニカルシール67の後側端面を示すものである。
【0021】羽根車56と出力軸26との連接は、下記
のようにして行なう。すなわち、羽根車56および水切
り板65と一体的に構成された埋金51の軸挿入空間4
9に対して出力軸26を挿入し、ねじ50とねじ溝53
とを螺合させて埋金51の内部に出力軸26の細軸部4
4とネジ軸部48とを収納する。これにより、羽根車5
6と出力軸26とを連結することができる。
【0022】上記構成のうず巻きポンプ10にあっては
、モータの駆動により出力軸26が回転し、これに伴っ
て羽根車56が回転する。羽根車56の回転により吸水
口54から水が吸入され、吸入された水が羽根車内室5
9を通って吐出口55から排出されることになる。
【0023】何らかの原因により、メカニカルシール6
7が破壊されると、ポンプ室40から漏れた水は、この
破壊されたメカニカルシール67の内部に入り込み、メ
カニカルシール67の内部を通過する。メカニカルシー
ル67の内部を通過してボス部80の方に漏れた水は、
出力軸26に達するまでに、回転する水切り板65によ
り飛散し処理される。これにより、外部への漏電が起き
るといった心配はない。
【0024】なお、メカニカルシール67の後方におけ
るボス部80であれば水切り板65をどのような位置に
配しても構わず、その設け方としても、上記に限らず、
図4および図5に示すように、羽根車56と水切り板6
5´とを一体成形する方法や、図6および図7に示すよ
うに、水切り板65が羽根車56のボス部80に埋め込
まれた格好に設ける方法、あるいは図8に示すように、
ボス部80の後側端面80aと水切り板65の前面とが
当接するように設ける方法を採ってもよい。同じ素材で
一体成形する方法を採れば(図4、図5参照)、部品点
数が少なくなるので好ましい。また、特に、図7に示す
ように、水切り板65を埋金51とは触れないようにし
てボス部80に設けると、前記水切り板65の素材を必
ずしも絶縁材とする必要はなくなるので好適である。
【0025】
【発明の効果】本発明のうず巻ポンプによれば、水切り
板を前記漏洩防止装置より後方におけるボス部に配置し
たので、メカニカルシールの内部を通過してボス部の方
に漏れた水は、出力軸に達するまでに回転する水切り板
により処理されるので漏電を起こすような心配はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すうず巻ポンプの縦断面
図である。
【図2】前図の部分分解斜視図である。
【図3】ボス部の拡大断面図である。
【図4】他の実施例のうず巻ポンプの部分分解斜視図で
ある。
【図5】前図におけるボス部の拡大断面図である。
【図6】他の実施例を示すボス部の拡大断面図である。
【図7】他の実施例を示すボス部の拡大断面図である。
【図8】他の実施例を示すボス部の拡大断面図である。
【図9】従来のうず巻ポンプを示す縦断面図である。
【符号の説明】
10……うず巻ポンプ 14……モータ部 16……ポンプ部 26……出力軸 51……埋金 56……羽根車 64……取付け部 65、65´……水切り板 67……メカニカルシール 67a……メカニカルシールの後側端面80……ボス部 80a……ボス部の後側端面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  モータの出力軸が該モータの前方に配
    されたポンプ部にまで延設され、前記ポンプ部の内部に
    配される羽根車が該羽根車におけるボス部で前記出力軸
    に固定され、前記ボス部の周囲にメカニカルシール等の
    漏洩防止装置が設けられ、水が出力軸を伝ってモータに
    移行するのを防止するための水切り板が前記出力軸に取
    付けられてなるうず巻ポンプにおいて、前記水切り板が
    、前記漏洩防止装置より後方におけるボス部に配置され
    てなることを特徴とするうず巻ポンプ。
JP11717791A 1991-05-22 1991-05-22 うず巻ポンプ Pending JPH04347397A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11717791A JPH04347397A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 うず巻ポンプ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11717791A JPH04347397A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 うず巻ポンプ

Publications (1)

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JPH04347397A true JPH04347397A (ja) 1992-12-02

Family

ID=14705334

Family Applications (1)

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JP11717791A Pending JPH04347397A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 うず巻ポンプ

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JP (1) JPH04347397A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1064114C (zh) * 1994-07-08 2001-04-04 株式会社帝国电机制作所 密封电动泵
JP2006029242A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Ebara Corp モータポンプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1064114C (zh) * 1994-07-08 2001-04-04 株式会社帝国电机制作所 密封电动泵
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