JPH04347100A - 液体物質移送量監視方法 - Google Patents

液体物質移送量監視方法

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JPH04347100A
JPH04347100A JP12022591A JP12022591A JPH04347100A JP H04347100 A JPH04347100 A JP H04347100A JP 12022591 A JP12022591 A JP 12022591A JP 12022591 A JP12022591 A JP 12022591A JP H04347100 A JPH04347100 A JP H04347100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
amount
tank
chemical
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP12022591A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nohara
野原 利夫
Hiroyoshi Kobayashi
大喜 小林
Kenichiro Kazahaya
風早 謙一郎
Akishige Minamida
南田 章滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication of JPH04347100A publication Critical patent/JPH04347100A/ja
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Flow Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、タンクから
タワー等の機器に安定剤等のケミカルを一定量投入する
装置に好適に適用される液体物質移送量監視方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タンクから液体物質を移送することはよ
く行なわれる。例えば、化学プラントでは、原料、溶媒
、安定剤などの薬剤など種々の液体(以下、ケミカルと
いう)をタンクから蒸留塔等の各種の装置に移送する操
作は必ず存在し、この操作を行なうのに、ケミカルを一
定量投入する供給装置が必要である。このケミカル供給
装置はケミカルを貯留するタンクと、タンクに貯留され
たケミカルを蒸留塔に移送するポンプ装置と、このポン
プ装置によって移送される移送量、すなわち蒸留塔への
投入量が常に適量であるように監視する制御装置等から
構成されている。ポンプ装置としては、ケミカル投入量
が少量であるから、工業的には通常定量型のポンプが用
いられている。
【0003】このようなケミカル供給装置において、定
量型ポンプは、その特性上脈動を生じるので、ケミカル
の投入量を正確に検出するには、タンクの液位や重量か
ら、タンクに貯留されるケミカルの容量変化を検出し、
これを単位時間当たりの投入量に換算する方法が採用さ
れている。そして、このようにして求めた投入量が許容
値範囲内にあるか否かを判別し、許容値範囲を逸脱する
とアラームを発報するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法によりケミカルの投入量を監視する方法では、タン
ク内にケミカルを補充すると、液位が上昇するので投入
量を正確に検出することができず、アラームが誤って発
報されてしまうという不都合が生じる。また、蒸留塔等
の機器の停止時にも液位が変化しないことから、アラー
ムが誤報されてしまう場合がある。さらに、蒸留塔等の
機器の負荷が変化したような場合に、木目細かくケミカ
ルの最適投入量を変更しないと、ケミカルが不足したり
、無駄が生じたりすることになる。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、運転員に正確な警報を与えることが
できる、信頼性の高い液体物質移送量監視方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に依れば、タンクに貯留される液体物
質の容量変化から、当該タンクから移送される液体物質
の移送量を検出し、検出した移送量が所定値範囲を外れ
たとき警報を発報する液体物質移送量監視方法において
、タンクに前記液体物質を補充するとき、この液体物質
の補充を検出して前記警報を発報させないことを特徴と
する液体物質移送量監視方法が提供される。
【0007】好ましくは、検出した移送量の過去のデー
タを記憶しておき、液体物質の補充を検出したとき、過
去のデータから液体物質移送量を推算することにより警
報を発報させないようにすることができる。
【0008】
【作用】タンクに貯留される液体物質の容量変化から、
当該タンクから移送される液体物質の移送量を検出する
場合には、タンクに液体物質を補充すると、タンクから
その液体物質が適量移送されているにも拘わらず、誤っ
た移送量を検出することになる。このような場合、液体
物質の移送量の検出を停止するか、過去のデータファイ
ルから移送量を取り出し、これを現在移送量とするか、
検出した移送量が所定値範囲内の値であるか否かの判別
を停止するか、或いは、たとえ検出した移送量が所定値
範囲を外れたことが判別されたとしても、警報装置を不
作動にして、すなわち、警報を発報させないようにし、
アラームの誤報が防止される。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、例えば、化学プラントの精製設備
(以下、単に「タワー」という)に、ケミカル(液体物
質、例えば化学薬品)を定量供給する装置を概略構成を
示す。ケミカルは、溶剤(母液)と共にケミカルタンク
10に貯留されている。このタンク10には、ライン2
1を介して母液が補充されると共に、ライン26を介し
てケミカルが補充され、これらが混合されて所要の成分
のケミカルが生成される。また、予め他のタンクにて所
要の成分に混合されたケミカルをケミカルタンク10に
補充する方法もある。
【0010】ケミカルタンク10に貯留されたケミカル
は、定量型のポンプ16によりライン14を介してタワ
ー等に移送される。この定量型ポンプ16により移送さ
れるケミカルの移送量(タワー投入量)は、タンク10
に取り付けられた液位計12により、タンク10内のケ
ミカルの容量変化に基づいて検出される。液位計12と
しては、例えば浮子式のもの等であってもよい。この液
位計12はコンピュータ30の入力側に電気的に接続さ
れており、液位検出信号をコンピュータ30に供給して
いる。コンピュータ30は、液位計12からの液位検出
値に基づき、タンク10内のケミカルの容量変化を演算
し、単位時間当たりのケミカル移送量を演算により求め
、詳細は後述するように、求めた移送量が適正範囲内に
あるか監視している。演算したケミカル移送量はコンピ
ュータ30の図示しない記憶装置にプロセスデータとし
て記憶される。
【0011】コンピュータ30の入力側には、ライン2
1の途中に配設されたバルブ22の開閉を検出するバル
ブスイッチ22a、およびライン24の途中に配設され
たバルブ26の開閉を検出するバルブスイッチ26aが
接続されており、各スイッチ22a,26aは、対応す
るバルブの開閉信号をコンピュータ30に供給している
。また、コンピュータ30には、ケミカルが供給される
タワー等の機器の運転情報が入力される。一方、コンピ
ュータ30の出力側には、アラーム31が接続されてい
る。このアラーム31は、CRT表示装置の画面に警報
を表示したり、画面を点滅させたりするもの、ブザー等
を奏鳴させるもの、警報をプリントするもの等のいずれ
であってもよい。
【0012】次に、コンピュータ30によるケミカルの
投入量(移送量)を監視する手順を、図2に示すフロー
チャートを参照して説明する。図2に示すケミカル投入
量監視ルーチンは、所定周期で繰り返し実行され、コン
ピュータ30は、先ず、ステップS10において、上述
のようにして演算したケミカル移送量等のデータ(プロ
セスデータ)を読み込む。このデータには、タンク10
からケミカルを移送する先の、タワー等の機器の運転状
態を表す運転モードデータや負荷状態を表すデータ等が
含まれる。次に、ステップS11おいてケミカルタンク
10にケミカルを補充中であるか否かを判別する。この
判別は種々の方法によって行なうことができ、例えば、
バルブスイッチ22a,26aからバルブ開信号が供給
されたか否かを判別する方法、液位計12により検出さ
れた液位が一定量(例えば、タンク容量の3%)以上増
加したか否かを判別し、増加した場合には、一定時間(
例えば、1時間)の間、補充中の信号を出力する機能を
備えた演算器32で判別する方法等を採用することがで
きる。ケミカルタンク10にケミカルが補充中である場
合、すなわち、ステップS11の判別結果が肯定(Ye
s)の場合には、ステップS12に進み、過去の、一つ
前時点に検出された移送量を読み込み、これを現在の移
送量とする。
【0013】ステップS11の判別結果が否定(No)
の場合には、ステップS13に進み、液位計12の検出
値から現在の移送量を計算する。そして、ステップS1
4に進み、図示しないタワー等の機器がノーマル(NO
R)モードで運転されているか否かを判別する。タワー
がノーマル運転以外の運転、例えば、シャットダウン(
S/D)や停止(STP)等の場合に、アラーム31を
作動して誤報させるので、このような場合(ステップS
14の判別結果が否定の場合)には、ステップS19に
進み、アラーム31を不作動にして当該ルーチンを終了
する。
【0014】ステップS14の判別結果が肯定、すなわ
ち、タワー等の機器がノーマル状態で運転されている場
合、タワー等の機器の負荷が変化したか否かを判別する
(ステップS15)。タワー等の機器に負荷の変化があ
った場合には、ステップS16において、ポンプ16に
よるケミカルの最適移送量、および、移送量の監視に用
いる上下限警報値(PH値、PL値)を、変化した負荷
に応じた最適値に設定し直してステップS17に進む。 このように、ケミカルの最適移送量がタワー等の機器の
負荷状態に応じた最適値に設定されるので、ケミカルの
タワー投入量に過不足がなく、ケミカルの無駄が省ける
ことになる。
【0015】ステップS17では、移送量または、最適
移送量が欠測になったか否かを判別する。例えば、ケミ
カルタンク10の液位計が断線して移送量の計算が不能
となり欠測(データが無い状態)となる場合(ステップ
S17の判別結果が肯定)、前述のステップS19に進
み、アラームを不作動にする。一方、ステップS17の
判別結果が否定の場合にはステップS18に進む。
【0016】ステップS18では、液位計12が検出す
る液位に基づいて演算した移送量が上下限警報値で規定
される許容範囲内にあるか否かを判別する。許容範囲内
にある場合にはなにもせずに当該ルーチンを終了するが
、許容範囲を外れるとステップS20に進み、アラーム
31を作動させて警報を発報させる。このように、液位
計12によりケミカルの移送量を正確に検出することが
できるときにのみ、移送量の監視を行い、移送量が上述
の許容範囲を逸脱したときにアラームを発報させるよう
にしたので、運転員には正確なアラームが提供されるこ
とになる。
【0017】なお、タンクに液体物質を補充したときに
、警報を発報させないようにする方法としては、上述の
実施例の方法に限らず、タンク液位の検出を停止しても
よいし、検出した移送量が所定値範囲内の値であるか否
かの判別を停止するようにしてもよい。或いは、たとえ
検出した移送量が所定値範囲を外れたことが判別された
としても、警報装置を不作動にするようにしてもよい。
【0018】また、タンク10のケミカルの容量変化を
検出するセンサとしては、上述の液位計12に限定する
ものではなく、種々のものが適用することができ、タン
クの重量を計測してケミカルの容量変化を検出するもの
等であってもよい。さらに、本発明は、上述した化学プ
ラントの精製設備に供給する、ケミカルのタワー投入量
を監視するものに限定されないことは勿論のことであり
、タンクに貯留される液体物質の容量変化から、当該タ
ンクから移送される液体物質の移送量を検出するもので
あれば、種々のものに適用することができ、液体物質と
しては特に限定されるものではない。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
依れば、タンクに貯留される液体物質の容量変化から、
当該タンクから移送される液体物質の移送量を検出し、
検出した移送量が所定値範囲を外れたとき警報を発報す
る液体物質移送量監視方法において、タンクに液体物質
を補充するとき、この液体物質の補充を検出して警報を
発報させないようにしたので、アラームの誤報を防止し
て運転員に信頼性の高い、正確な警報を与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケミカル投入量監視方法を実施するケ
ミカル供給装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のケミカル投入量監視手順を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10  ケミカルタンク 12  液位計 16  定量型ポンプ 22a  バルブスイッチ 26a  バルブスイッチ 30  コンピュータ 31  アラーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  タンクに貯留される液体物質の容量変
    化から、当該タンクから移送される液体物質の移送量を
    検出し、検出した移送量が所定値範囲を外れたとき警報
    を発報する液体物質移送量監視方法において、タンクに
    前記液体物質を補充するとき、この液体物質の補充を検
    出して前記警報を発報させないことを特徴とする液体物
    質移送量監視方法。
  2. 【請求項2】  前記検出した移送量の過去のデータを
    記憶しておき、液体物質の補充を検出したとき、過去の
    データから液体物質移送量を推算することにより前記警
    報を発報させないことを特徴とする、請求項1に記載の
    液体物質移送量監視方法。
JP12022591A 1991-05-24 1991-05-24 液体物質移送量監視方法 Pending JPH04347100A (ja)

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JP12022591A JPH04347100A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 液体物質移送量監視方法

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JPH04347100A true JPH04347100A (ja) 1992-12-02

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ID=14780974

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JP12022591A Pending JPH04347100A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 液体物質移送量監視方法

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JP (1) JPH04347100A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005154099A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Nisso Engineering Co Ltd 粉粒体の在庫管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005154099A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Nisso Engineering Co Ltd 粉粒体の在庫管理システム

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