JPH04347018A - 電磁ディスクブレーキの制動力解放手段 - Google Patents

電磁ディスクブレーキの制動力解放手段

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JPH04347018A
JPH04347018A JP3120878A JP12087891A JPH04347018A JP H04347018 A JPH04347018 A JP H04347018A JP 3120878 A JP3120878 A JP 3120878A JP 12087891 A JP12087891 A JP 12087891A JP H04347018 A JPH04347018 A JP H04347018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
disc
disc brake
braking force
shaped member
Prior art date
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Pending
Application number
JP3120878A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Tanaka
田中 正勝
Tatsuhiko Takahashi
高橋 龍彦
Satoru Sasaki
悟 佐々木
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04347018A publication Critical patent/JPH04347018A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁ブレーキ装置に係り
、特に、好適な電磁ディスクブレーキの制動力解放手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクブレーキの構造には実開
昭58−86933 号公報がある。これを図12に示
す。
【0003】図中、1は被制動回転機の回転軸、2は被
制動回転機、3はディスク、4はアマチュア、5はガイ
ドピン、6はライニング、7はスプラインボス、8は電
磁コイル、9は制動ばね、10はコアである。
【0004】被制動回転機2の回転軸1にスプラインボ
ス7が嵌着され、スプラインボス7の外周のスプライン
で噛合いし、軸方向に移動可能なライニング6に相対向
した両側にディスク3とアマチュア4、さらに、アマチ
ュア4に対向してコア10が構成され、コア10が被制
動回転機に固着されている。
【0005】一方、アマチュア4はガイドピン5に案内
されて軸方向に移動可能となっており、このアマチュア
4を押圧する制動ばね9は、電磁コイル8の内側に内包
され、このばね力により通常時には前記ライニング6を
ディスク3との間に挟持すべく構成してある。
【0006】また、電磁コイル8の励磁時には、制動ば
ね9のばね力に打勝つ電磁吸引力によりアマチュア4は
電磁コイル側に吸引され、被制動回転機の回転軸2の制
動を解除するようになっている。
【0007】ところで、アマチュア4の釈放状態を、つ
まり電磁ブレーキが制動力を発揮している状態の制動力
を解放する手段として、図13に示すように開放レバー
20の先端に設けたU字溝25と、アマチュア4がコア
10の方向に移動してライニング6を解放する手段がと
られていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、解
放レバー20の形状はコア10,アマチュア4の外径の
大きさに合わせたU字形状を形成しなければならず、操
作時の方向もコア10、及びアマチュア4に固着された
ピン23、及びピン24の位置によって決定されるため
に位置方向のみが操作可能である専用工具である。この
ため、解放レバー20を上方向よりコア10に対して挿
入する際に、電磁ブレーキ上方には他の器具等を配置で
きず、必ずスペースを設けておかなければならないとい
う欠点があった。
【0009】さらに、前述したように従来技術の解放手
段は、コア10、及びアマチュア4に固着されたピン2
3とピン24が必要であるが、組立時のミス等でピン2
3、あるいはピン24が固着されず、エレベータが稼動
しても通常は使用しないために不具合が発見されにくい
。このため、エレベータ乗りかご内に乗客がとじ込めら
れるなどの非常時の乗客救出が困難になるという問題が
あり、安全性に対する配慮が充分とは言えなかった。
【0010】本発明の目的は、保守性、及び安全性を向
上した電磁ディスクブレーキを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、前記ディス
クとアマチュアとの間に、アマチュア又はディスクに力
が作用するような位置に係合ピンを固着した略U字状部
材と操作部材からなる解放工具を挿入し、アマチュア全
体を軸方向に移動可能にすべく構成することにより達成
される。
【0012】
【作用】上記解放手段は、ディスクブレーキの円周方向
のどの方向からでも挿入し、操作することができるため
、ディスクブレーキ周辺のスペースを特に解放手段のた
めに設ける必要が無く、ディスクブレーキ及びこれを装
着する機器の省スペース化を図れる。
【0013】又、ディスクブレーキの制動力を、本発明
による部材のみで他の工具を使用せずに解放できるため
、緊急時の対応が容易になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図8ないし図11
により説明する。
【0015】図中、1は被制動回転機の回転軸、2は被
制動回転機、3は被制動回転機2に取付ボルト16で固
着されたディスク、5はディスクに固着されたガイドピ
ン、4はガイドピンに案内されて軸方向移動可能なアマ
チュア、6はライニング、7は回転軸1に嵌着され、外
周のスプラインでライニング6を固着したインナーディ
スク15と噛合させるスプラインボスである。
【0016】アマチュア4と相対向して電磁コイル8を
内包したコア10はガイドピン5により保持され、かつ
、電磁コイル8の外周部にはアマチュア4を軸方向に押
圧する複数個の制動ばね11を装着する孔17を設けて
いる。また、アマチュア4に設けた遊嵌孔19を貫通し
てディスク3とコア10との間に装着された付勢ばね1
2のばね力によりコア10は軸方向の移動を拘束され、
ガイドピン5の一端に設けたねじ部に締結された調整ナ
ット14により、アマチュア4との空隙gを調整可能に
構成してある。
【0017】ここで、アマチュア4がライニング6を押
圧し、電磁ブレーキの制動状態にある場合のアマチュア
4を解放する手段について図1ないし図5を用いて説明
する。
【0018】図2に示すようにブレーキ制動力の解放工
具は略U字状部材27と、この略U字状部材に固着され
た一対の係合ピン28をもち、略U字状部材に溶接など
の固着手段を用いて連結された操作部材26からなる。
【0019】図1に示すように解放工具をアマチュア4
とディスク3との間に挿入し操作部材26に解放力Fを
加えると、略U字状部材27の支点Aがディスクに対し
て支点となり、アマチュア4と接する係合ピン28のB
部が作用点となり、てこの原理により係合ピン28がア
マチュア4をコア10側に移動させ、ライニング6を解
放するするように構成する。これにより、電磁ブレーキ
の制動状態を解放する手段は、本発明による部材のみで
、容易に、しかも確実に制動を解除できる。
【0020】ここで、図1に示す位置決め部材29を使
用すれば係合ピン28位置を最適な場所へ、容易にセッ
トできる。
【0021】なお、本実施例の制動力解放工具で係合ピ
ン28は、図4,図5に示すようなアマチュア4との接
触面を平面とする方が安定し、より確実な効果が得られ
る。
【0022】また、本実施例では制動力解放工具は略U
字状部材27と、この略U字状部材に連結される操作部
材26とを分けているが、図6,図7に示すように曲部
材同士から構成し、溶接などの固着手段により固着する
構造としても同様な効果が得られる。
【0023】さらにこの場合、平鋼を曲げるなどの加工
で曲部材を製作できるが、平鋼断面の合成の高い方の長
手方向を利用して解放力を発揮すべく構成できるため、
解放工具の軽量化も図れる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、電磁ブレーキの制動状
態を解除することが可能になり、エレベータ用巻上機の
電磁ブレーキの信頼性、及び安全性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の側面図。
【図2】本発明品の構造説明図。
【図3】図2,図4,図6の側面図。
【図4】本発明品の構造説明図。
【図5】図2,図4,図6の側面図。
【図6】本発明品の構造説明図。
【図7】図2,図4,図6の側面図。
【図8】本発明の一実施例を示すディスクブレーキの正
面図。
【図9】図8のA−A断面図。
【図10】図8のB−B断面図。
【図11】図8のC−C断面図。
【図12】従来技術を示す断面図と側面図。
【図13】従来技術を示す断面図と側面図。
【符号の説明】
3…ディスク、4…アマチュア、5…ガイドピン、6…
ライニング、10…コア、26…操作部材、27…略U
字状部材、28…係合ピン、29…位置決め部材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸上にスプライン結合された円盤と、
    前記円盤に固着されたライニングを挟持する位置に配置
    されたディスク及びアマチュアと、前記アマチュアを前
    記円盤側に押圧する制動ばねと、前記アマチュアに対向
    し前記回転軸と同心状の内側磁極と外側磁極をもつコア
    と、前記内側磁極と前記外側磁極とを磁路とする磁極を
    発生する電磁コイルとを備えたエレベータ巻上機用電磁
    ディスクブレーキにおいて、前記ディスクと前記アマチ
    ュアとの間に挿入される略U字状部材と、前記略U字状
    部材に固着された一対の係合ピンをもち、前記略U字状
    部材に連結された操作部材からなり、前記操作部材に作
    用する解放力で前記係合ピンが前記アマチュアを軸方向
    に移動することにより、電磁ディスクブレーキの制動力
    を解放するように構成されたことを特徴とする電磁ディ
    スクブレーキの制動力解放手段。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記係合ピンは前記ア
    マチュアとの接触面が平面となる形状をもつ電磁ディス
    クブレーキの制動力解放手段。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記略U字状部材と前
    記操作部材を一体の曲部材とし、係合ピンをもつ構成と
    した電磁ディスクブレーキの制動力解放手段。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記曲部材は、断面長
    方形の部材から成り、操作時に前記部材に作用する解放
    力が断面方形の長手方向に作用すべく構成した電磁ディ
    スクブレーキの制動力解放手段。
  5. 【請求項5】請求項1または3において、前記略U字状
    部材、あるいは前記曲部材に位置決め部材を設け、この
    部材と前記ディスクが当接すべく構成した電磁ディスク
    ブレーキの制動力解放手段。
JP3120878A 1991-05-27 1991-05-27 電磁ディスクブレーキの制動力解放手段 Pending JPH04347018A (ja)

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