JPH04346578A - テレビカメラの撮像管の位置調整装置 - Google Patents
テレビカメラの撮像管の位置調整装置Info
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- JPH04346578A JPH04346578A JP3120104A JP12010491A JPH04346578A JP H04346578 A JPH04346578 A JP H04346578A JP 3120104 A JP3120104 A JP 3120104A JP 12010491 A JP12010491 A JP 12010491A JP H04346578 A JPH04346578 A JP H04346578A
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- Japan
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- pickup tube
- adjustment
- groove
- adjusting
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 10
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像管方式ビデオカメ
ラの撮像管の位置調整(ローテーション調整またはトラ
ッキング調整)に関するものである。
ラの撮像管の位置調整(ローテーション調整またはトラ
ッキング調整)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮像管方式ビデオカメラの撮像管の位置
調整を行なう方法として特公昭56−41028 があ
る。この調整方法は、撮像管側固定部材の外周上に縦溝
と横溝を設け、該縦溝と横溝にそれぞれ嵌合するピン部
を備えた2つの回転部材を本体側固定部材に取り付けて
、これら回転部材を回転させることにより、撮像管を前
後移動・回転させることでビデオカメラの撮像管の位置
調整を行っていた。
調整を行なう方法として特公昭56−41028 があ
る。この調整方法は、撮像管側固定部材の外周上に縦溝
と横溝を設け、該縦溝と横溝にそれぞれ嵌合するピン部
を備えた2つの回転部材を本体側固定部材に取り付けて
、これら回転部材を回転させることにより、撮像管を前
後移動・回転させることでビデオカメラの撮像管の位置
調整を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の技術に
おいては、調整時のカメラ保持姿勢により、位置調整の
必要な撮像管姿勢が上または下向き方向になる場合には
(例えば、3管カメラにおいてGchの撮影管を水平に
した場合、Rch又はBchの撮影管が斜下向き又は斜
上向きとなる。)、撮影管自体の自重がピン部に加わる
ことになる。このため、撮像管の位置調整には充分な調
整トルクが必要となる。このような場合に、ピン部を無
理やり回転しようとすると該ピン部を上から押さえる板
バネが反って浮き上がるという問題があった。
おいては、調整時のカメラ保持姿勢により、位置調整の
必要な撮像管姿勢が上または下向き方向になる場合には
(例えば、3管カメラにおいてGchの撮影管を水平に
した場合、Rch又はBchの撮影管が斜下向き又は斜
上向きとなる。)、撮影管自体の自重がピン部に加わる
ことになる。このため、撮像管の位置調整には充分な調
整トルクが必要となる。このような場合に、ピン部を無
理やり回転しようとすると該ピン部を上から押さえる板
バネが反って浮き上がるという問題があった。
【0004】逆に、回転部材のピン部の偏心量を回転軸
から大きくとって充分な調整トルクを得ようとすると回
転部材自体が大きくなり、この回転部材を本体側固定部
材に2つ配置するには充分なスペースが必要となってく
る。また、径の大きい回転部材自体を微量に動かすこと
は困難である。
から大きくとって充分な調整トルクを得ようとすると回
転部材自体が大きくなり、この回転部材を本体側固定部
材に2つ配置するには充分なスペースが必要となってく
る。また、径の大きい回転部材自体を微量に動かすこと
は困難である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、この
ような従来の問題点に鑑みてなされたもので、テレビカ
メラの撮像管の位置調整装置において、撮像管に固定さ
れた撮像管側固定部材と、前記テレビカメラの本体に固
定され、前記撮像管側固定部材に対向する位置に配置さ
れた本体側固定部材とを有し、該本体側固定部材には第
1と第2の回転部材が設けられており、該第1回転部材
には、第1溝部と第1ピン部との一方が設けられ、前記
撮像管側固定部材には、該第1ピン部と該第1溝部との
他方が設けられ、前記第2回転部材には、第2溝部と第
2ピン部との一方が設けられ、前記撮像管側固定部材に
は、該第2ピン部と該第2溝部との他方が設けられ、前
記第1溝部には前記第1ピン部が嵌入し、前記第1回転
部材が回転するのに伴い、前記第1溝部と前記第1ピン
部とが共働して前記撮像管側固定部材を前記撮像管の軸
心方向に移動させ、前記第2溝部には前記第2ピン部が
嵌入し、前記第2回転部材が回転するのに伴い、前記第
2溝部と前記第2ピン部とが共働して前記撮像管側固定
部材を前記撮像管の軸心まわりに回転させ、前記第1と
第2の回転部材は重ねて配置されること、を特徴とする
テレビカメラの撮像管の位置調整装置を提供することに
ある。
ような従来の問題点に鑑みてなされたもので、テレビカ
メラの撮像管の位置調整装置において、撮像管に固定さ
れた撮像管側固定部材と、前記テレビカメラの本体に固
定され、前記撮像管側固定部材に対向する位置に配置さ
れた本体側固定部材とを有し、該本体側固定部材には第
1と第2の回転部材が設けられており、該第1回転部材
には、第1溝部と第1ピン部との一方が設けられ、前記
撮像管側固定部材には、該第1ピン部と該第1溝部との
他方が設けられ、前記第2回転部材には、第2溝部と第
2ピン部との一方が設けられ、前記撮像管側固定部材に
は、該第2ピン部と該第2溝部との他方が設けられ、前
記第1溝部には前記第1ピン部が嵌入し、前記第1回転
部材が回転するのに伴い、前記第1溝部と前記第1ピン
部とが共働して前記撮像管側固定部材を前記撮像管の軸
心方向に移動させ、前記第2溝部には前記第2ピン部が
嵌入し、前記第2回転部材が回転するのに伴い、前記第
2溝部と前記第2ピン部とが共働して前記撮像管側固定
部材を前記撮像管の軸心まわりに回転させ、前記第1と
第2の回転部材は重ねて配置されること、を特徴とする
テレビカメラの撮像管の位置調整装置を提供することに
ある。
【0006】
【実施例】以下に、本発明を具体的に説明する。図1〜
図6は本発明の第1実施例である。図1に示すように撮
像管アセンブリ1(撮像管と偏向ヨークとで構成される
)は、撮像管保持筒2と一体固定されている。カメラレ
ンズ(図示せず)からの入射光に対して撮像管の位置調
整が行なえるように、撮像管保持筒2は、光軸方向に移
動又は光軸を中心に回転できるよう、クランプビス4で
ツバが緩められた円筒ホルダー3に挿入される。
図6は本発明の第1実施例である。図1に示すように撮
像管アセンブリ1(撮像管と偏向ヨークとで構成される
)は、撮像管保持筒2と一体固定されている。カメラレ
ンズ(図示せず)からの入射光に対して撮像管の位置調
整が行なえるように、撮像管保持筒2は、光軸方向に移
動又は光軸を中心に回転できるよう、クランプビス4で
ツバが緩められた円筒ホルダー3に挿入される。
【0007】図4、図5に示す上側調整板5・下側調整
板6には、各調整板の回転軸から充分に離れた位置にピ
ン7・ピン8が固着され、各調整板を回転させるため調
整板5・6の外周に歯部が設けられている。また、各調
整板を各々ネジで固定するために調整板面に設けられた
溝穴部と、調整移動ストロークを確保するための切欠き
部とを有している。下側調整板6上に上側調整板5が回
転軸を同一にして重ねて取り付けられるため、下側調整
板6には、上側調整板5のピン7が回転するスペースの
溝穴部が調整板面に追加して設けられている。また、上
側調整板5と下側調整板6とを回転軸を同一にして重ね
たときピン7とピン8との位置がほぼ直角となるように
、ピン7・ピン8は上側調整板5・下側調整板6に配置
されている。このため、前記溝穴部・切欠き部の位置も
ほぼ直角となる位置に配置される。
板6には、各調整板の回転軸から充分に離れた位置にピ
ン7・ピン8が固着され、各調整板を回転させるため調
整板5・6の外周に歯部が設けられている。また、各調
整板を各々ネジで固定するために調整板面に設けられた
溝穴部と、調整移動ストロークを確保するための切欠き
部とを有している。下側調整板6上に上側調整板5が回
転軸を同一にして重ねて取り付けられるため、下側調整
板6には、上側調整板5のピン7が回転するスペースの
溝穴部が調整板面に追加して設けられている。また、上
側調整板5と下側調整板6とを回転軸を同一にして重ね
たときピン7とピン8との位置がほぼ直角となるように
、ピン7・ピン8は上側調整板5・下側調整板6に配置
されている。このため、前記溝穴部・切欠き部の位置も
ほぼ直角となる位置に配置される。
【0008】図2、図3に示すように、円筒ホルダー3
に設けられた調整板取付座上には、ピン7・ピン8の逃
げ穴c・d、調整工具11の回転軸が挿入できるように
設けられた位置決め穴e2つ、上側調整板5と下側調整
板6とをネジ締め固定するためのタップ穴および上側調
整板5と下側調整板6との回転軸となる段付軸を固定す
るタップ穴が設けられている。一方、撮像管保持筒2に
は溝部a・bが設けられている。この溝部a・bに、ピ
ン7・ピン8が嵌合する。この溝部a・bの溝部方向は
、撮像管保持筒2が光軸方向に沿って移動できるように
、また光軸を中心にして回転できるように、光軸方向お
よび回転方向に向けられている。
に設けられた調整板取付座上には、ピン7・ピン8の逃
げ穴c・d、調整工具11の回転軸が挿入できるように
設けられた位置決め穴e2つ、上側調整板5と下側調整
板6とをネジ締め固定するためのタップ穴および上側調
整板5と下側調整板6との回転軸となる段付軸を固定す
るタップ穴が設けられている。一方、撮像管保持筒2に
は溝部a・bが設けられている。この溝部a・bに、ピ
ン7・ピン8が嵌合する。この溝部a・bの溝部方向は
、撮像管保持筒2が光軸方向に沿って移動できるように
、また光軸を中心にして回転できるように、光軸方向お
よび回転方向に向けられている。
【0009】以上では、撮像管保持筒2に溝部を設け調
整板5・6にピンを設けたが、逆に、撮像管保持筒2に
ピンを設け、調整板5・6に溝部を設けていても位置調
整は可能である。さらには、上側調整板5にピンを設け
、撮像管保持筒2に該ピンに対応する溝部を設け、下側
調整板6に溝部を設け、撮像管保持筒2に該溝部に対応
するピンを設けても位置調整は可能である。調整工具1
1は回転軸とギヤを有し、ギヤ径は、微量調整できるよ
うに、前記調整板の径と比較して同等以下の大きさであ
る。
整板5・6にピンを設けたが、逆に、撮像管保持筒2に
ピンを設け、調整板5・6に溝部を設けていても位置調
整は可能である。さらには、上側調整板5にピンを設け
、撮像管保持筒2に該ピンに対応する溝部を設け、下側
調整板6に溝部を設け、撮像管保持筒2に該溝部に対応
するピンを設けても位置調整は可能である。調整工具1
1は回転軸とギヤを有し、ギヤ径は、微量調整できるよ
うに、前記調整板の径と比較して同等以下の大きさであ
る。
【0010】位置調整方法を以下に述べる。円筒ホルダ
ー3に取り付けられたクランプビス4を緩め、両調整板
を固定する固定ネジ・ワッシャー10を緩める。次に、
調整工具11の回転軸を円筒ホルダー3に設けられた調
整板取付座上の位置決め穴eに挿入し、下側調整板6の
歯部と調整工具11のギヤとを噛み合わせた後、調整工
具11を回転させる。すると、ピンの移動方向が溝部で
規制されているため、撮像管保持筒2が光軸方向に沿っ
て移動することとなる。このようにしてトラッキング調
整をする。上側調整板5についても同様に、上側調整板
5の歯部と調整工具11のギヤとを噛み合わせた後、調
整工具11を回転することで撮像管保持筒2が光軸を中
心に回転し、ローテーション調整をする。各位置調整後
、固定ネジ・ワッシャー10を締めて上側調整板5およ
び下側調整板6を固定する。次に、撮像管保持筒2と円
筒ホルダー3とに負荷が加わったときに位置がずれない
よう、クランプビス4を締めて撮像管保持筒2をロック
する。
ー3に取り付けられたクランプビス4を緩め、両調整板
を固定する固定ネジ・ワッシャー10を緩める。次に、
調整工具11の回転軸を円筒ホルダー3に設けられた調
整板取付座上の位置決め穴eに挿入し、下側調整板6の
歯部と調整工具11のギヤとを噛み合わせた後、調整工
具11を回転させる。すると、ピンの移動方向が溝部で
規制されているため、撮像管保持筒2が光軸方向に沿っ
て移動することとなる。このようにしてトラッキング調
整をする。上側調整板5についても同様に、上側調整板
5の歯部と調整工具11のギヤとを噛み合わせた後、調
整工具11を回転することで撮像管保持筒2が光軸を中
心に回転し、ローテーション調整をする。各位置調整後
、固定ネジ・ワッシャー10を締めて上側調整板5およ
び下側調整板6を固定する。次に、撮像管保持筒2と円
筒ホルダー3とに負荷が加わったときに位置がずれない
よう、クランプビス4を締めて撮像管保持筒2をロック
する。
【0011】本発明の第2の実施例を図7〜図10に示
す。第1の実施例における固定ネジとワッシャー10を
廃止し、調整工具11の代わりに調整ギヤ12を段付ネ
ジ13で固定する構成にしたものである。図7に示すよ
うに撮像管アセンブリ1(撮像管と偏向ヨークとで構成
される)は、撮像管保持筒2と一体固定され、撮像管保
持筒2は、クランプビス4でツバが緩められた円筒ホル
ダー3に挿入される。撮像管保持筒2には第1の実施例
と同様に溝部が設けられている。
す。第1の実施例における固定ネジとワッシャー10を
廃止し、調整工具11の代わりに調整ギヤ12を段付ネ
ジ13で固定する構成にしたものである。図7に示すよ
うに撮像管アセンブリ1(撮像管と偏向ヨークとで構成
される)は、撮像管保持筒2と一体固定され、撮像管保
持筒2は、クランプビス4でツバが緩められた円筒ホル
ダー3に挿入される。撮像管保持筒2には第1の実施例
と同様に溝部が設けられている。
【0012】図9、図10に示す上側調整板5’・下側
調整板6’には、回転軸から偏心した位置にピン7・ピ
ン8が固着される。下側調整板6’上に上側調整板5’
が回転軸を同一にして重ねて取り付けられるため、下側
調整板6’には、上側調整板5’のピン7が回転するス
ペースの逃げ穴が調整板面に設けられている。また、上
側調整板5’と下側調整板6’とを重ねたときピン7と
ピン8との位置がほぼ直角となるように、ピン7・ピン
8は上側調整板5’・下側調整板6’に配置されている
。このため、前記溝部・切欠き部の位置もほぼ直角とな
る位置に配置される。前記理由と同様である。
調整板6’には、回転軸から偏心した位置にピン7・ピ
ン8が固着される。下側調整板6’上に上側調整板5’
が回転軸を同一にして重ねて取り付けられるため、下側
調整板6’には、上側調整板5’のピン7が回転するス
ペースの逃げ穴が調整板面に設けられている。また、上
側調整板5’と下側調整板6’とを重ねたときピン7と
ピン8との位置がほぼ直角となるように、ピン7・ピン
8は上側調整板5’・下側調整板6’に配置されている
。このため、前記溝部・切欠き部の位置もほぼ直角とな
る位置に配置される。前記理由と同様である。
【0013】調整ギヤ12の外周には、両調整板の歯部
と噛み合う歯部が設けられている。また、調整ギヤ12
の面には、十スリット・─スリット等が設けられていて
、十・─ドライバーによって回転可能ならしめている。 円筒ホルダー3に設けられた調整板取付座上には、ピン
7・ピン8の逃げ穴が設けられ、上側調整板5’・下側
調整板6’の回転軸となる段付軸が挿入できるように、
調整板取付座上にタップ穴が第1の実施例と同様に設け
られている。また、調整ギヤ13の回転軸が挿入固定で
きるようにタップ穴が設けられている。第1の実施例と
同様に、調整ギヤ径は、微量調整できるように、前記調
整板の径と比較して同等以下の大きさである。 調整
方法は第1の実施例と同様であり、調整ギヤ12をドラ
イバー等で回転させて調整し、調整後に接着固定等する
。
と噛み合う歯部が設けられている。また、調整ギヤ12
の面には、十スリット・─スリット等が設けられていて
、十・─ドライバーによって回転可能ならしめている。 円筒ホルダー3に設けられた調整板取付座上には、ピン
7・ピン8の逃げ穴が設けられ、上側調整板5’・下側
調整板6’の回転軸となる段付軸が挿入できるように、
調整板取付座上にタップ穴が第1の実施例と同様に設け
られている。また、調整ギヤ13の回転軸が挿入固定で
きるようにタップ穴が設けられている。第1の実施例と
同様に、調整ギヤ径は、微量調整できるように、前記調
整板の径と比較して同等以下の大きさである。 調整
方法は第1の実施例と同様であり、調整ギヤ12をドラ
イバー等で回転させて調整し、調整後に接着固定等する
。
【0014】なお、第1の実施例と第2の実施例ともに
回転軸(段付軸)を固定するタップ穴を円筒ホルダー3
に設けていたが、円筒ホルダー3に回転軸を固着してお
いても同様に調整ができる。第2実施例も、第1実施例
と同様に、撮像管保持筒2にピンを設け、調整板5’・
6’に溝部を設けても位置調整は可能である。
回転軸(段付軸)を固定するタップ穴を円筒ホルダー3
に設けていたが、円筒ホルダー3に回転軸を固着してお
いても同様に調整ができる。第2実施例も、第1実施例
と同様に、撮像管保持筒2にピンを設け、調整板5’・
6’に溝部を設けても位置調整は可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
、2つの回転部材を回転軸を同一にして重ね合わせたた
め、偏心量の大きい回転部材を用いてもスペースが少な
くて済む。また、請求項2の発明によれば、図11に示
すように回転支点と調整軸支点とを別にしているため、
回転中心とピン部との偏心量が大きくなっても、調整支
点に設置される径の小さい駆動部材を回転することで微
調整が容易にできることになる。このように、トルクが
充分あり、微調整が可能であるため、調整時間の短縮が
期待できる。微調整が容易にできる点については、3管
カメラの位置調整の場合ばかりでなく1管カメラの位置
調整においても利点がある。詳述すると、ピンをθだけ
左に回転し調整する場合、従来例の調整変位は、l=r
θとなり、本参考例の調整変位は、L=Rθであるため
、R>>rゆえに、L>>lとなる。即ち、Lが大きい
だけ微調整が容易となる。
、2つの回転部材を回転軸を同一にして重ね合わせたた
め、偏心量の大きい回転部材を用いてもスペースが少な
くて済む。また、請求項2の発明によれば、図11に示
すように回転支点と調整軸支点とを別にしているため、
回転中心とピン部との偏心量が大きくなっても、調整支
点に設置される径の小さい駆動部材を回転することで微
調整が容易にできることになる。このように、トルクが
充分あり、微調整が可能であるため、調整時間の短縮が
期待できる。微調整が容易にできる点については、3管
カメラの位置調整の場合ばかりでなく1管カメラの位置
調整においても利点がある。詳述すると、ピンをθだけ
左に回転し調整する場合、従来例の調整変位は、l=r
θとなり、本参考例の調整変位は、L=Rθであるため
、R>>rゆえに、L>>lとなる。即ち、Lが大きい
だけ微調整が容易となる。
【0016】請求項3の発明によれば、回転部材の外周
に外歯を設け駆動部材にも外歯を設けているため、駆動
部材の回転により発生するトルクを回転部材に充分に伝
えることができるため調整が行い易くなる。
に外歯を設け駆動部材にも外歯を設けているため、駆動
部材の回転により発生するトルクを回転部材に充分に伝
えることができるため調整が行い易くなる。
【図1】本発明による第1実施例装置の正面図である。
【図2】第1実施例のA−A断面図である。
【図3】第1実施例のB−B断面図である。
【図4】第1実施例で使用した上側調整板(ローテーシ
ョン調整板)である。
ョン調整板)である。
【図5】第1実施例で使用した下側調整板(トラッキン
グ調整板)である。
グ調整板)である。
【図6】本発明に使用した調整板固定座である。
【図7】本発明による第2実施例装置の正面図である。
【図8】第2実施例のC−C断面図である。
【図9】第2実施例で使用した上側調整板(ローテーシ
ョン調整板)である。
ョン調整板)である。
【図10】第2実施例で使用した下側調整板(トラッキ
ング調整板)である。
ング調整板)である。
【図11】従来例と本発明例とによる調整変位量の差異
を示す図である。
を示す図である。
1 撮影管アセンブリ(撮像管+偏向ヨーク
)2 撮影管保持筒 3 円筒ホルダー 4 クランプネジ 5・5’上側調整板 6・6’下側調整板 7 ピンA 8 ピンB 9 段付ネジA 10 固定ネジおよびワッシャー11
調整工具 12 調整ギヤ 13 段付ネジB
)2 撮影管保持筒 3 円筒ホルダー 4 クランプネジ 5・5’上側調整板 6・6’下側調整板 7 ピンA 8 ピンB 9 段付ネジA 10 固定ネジおよびワッシャー11
調整工具 12 調整ギヤ 13 段付ネジB
Claims (3)
- 【請求項1】 テレビカメラの撮像管の位置調整装置
において、撮像管に固定された撮像管側固定部材と、前
記テレビカメラの本体に固定され、前記撮像管側固定部
材に対向する位置に配置された本体側固定部材とを有し
、該本体側固定部材には第1と第2の回転部材が設けら
れており、該第1回転部材には、第1溝部と第1ピン部
との一方が設けられ、前記撮像管側固定部材には、該第
1ピン部と該第1溝部との他方が設けられ、前記第2回
転部材には、第2溝部と第2ピン部との一方が設けられ
、前記撮像管側固定部材には、該第2ピン部と該第2溝
部との他方が設けられ、前記第1溝部には前記第1ピン
部が嵌入し、前記第1回転部材が回転するのに伴い、前
記第1溝部と前記第1ピン部とが共働して前記撮像管側
固定部材を前記撮像管の軸心方向に移動させ、前記第2
溝部には前記第2ピン部が嵌入し、前記第2回転部材が
回転するのに伴い、前記第2溝部と前記第2ピン部とが
共働して前記撮像管側固定部材を前記撮像管の軸心まわ
りに回転させ、前記第1と第2の回転部材は重ねて配置
されること、を特徴とするテレビカメラの撮像管の位置
調整装置。 - 【請求項2】 請求項1のテレビカメラの撮像管の位
置調整装置において、前記回転部材は、該回転部材を回
転させる駆動部材と係合する係合部を有すること、を特
徴とするテレビカメラの撮像管の位置調整装置。 - 【請求項3】 請求項2のテレビカメラの撮像管の位
置調整装置において、前記係合部は外歯状であること、
を特徴とする撮像管の位置調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3120104A JPH04346578A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | テレビカメラの撮像管の位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3120104A JPH04346578A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | テレビカメラの撮像管の位置調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04346578A true JPH04346578A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=14778028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3120104A Pending JPH04346578A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | テレビカメラの撮像管の位置調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04346578A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213890A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 放送用ポータブルカメラの画像傾斜調整機構 |
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1991
- 1991-05-24 JP JP3120104A patent/JPH04346578A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013213890A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 放送用ポータブルカメラの画像傾斜調整機構 |
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