JPH04346226A - 表面処理装置 - Google Patents

表面処理装置

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Publication number
JPH04346226A
JPH04346226A JP11832391A JP11832391A JPH04346226A JP H04346226 A JPH04346226 A JP H04346226A JP 11832391 A JP11832391 A JP 11832391A JP 11832391 A JP11832391 A JP 11832391A JP H04346226 A JPH04346226 A JP H04346226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
based gas
chlorine
sample
etching
Prior art date
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Pending
Application number
JP11832391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Ono
哲郎 小野
Keizo Suzuki
敬三 鈴木
Tatsumi Mizutani
巽 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面処理装置に係り、特
に化合物半導体を選択的にかつ低損傷でエッチングをす
るのに好適な表面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化合物半導体の選択エッチングの
方法には、アプライド  フィジクスレター1987年
、第51巻、P1083で知られているような、荷電粒
子を利用する方法がある。この方法はSF6とSiCl
4の混合プラズマ中で化合物半導体をエッチングするも
のである。この方法はGaAsのみエッチングでき、A
lGaAsをエッチングしない。この原因は、AlGa
AsではSF6と反応しフッ化アルミニウムの層ができ
、これがAlGaAsの表面を保護し、エッチングが止
まるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例ではプラズ
マ中の高エネルギーなイオンを使うため、試料が帯電し
たりまた、半導体の結合手が切れるなど機械的損傷が生
じる。これらの損傷は半導体素子の特性を劣化させるの
で好ましくない。
【0004】本発明の目的は試料に損傷を与えること無
く、化合物半導体を選択エッチングできる表面処理装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、フッ素系と塩素系の中性粒子を用いる。
【0006】
【作用】塩素系の中性粒子はGaAsをエッチングする
。フッ素系の中性粒子はAlGaAsの表面に保護膜を
形成しエッチングを止める。この機構は従来技術と同じ
であるが、ガスはどちらも電荷を使わないので試料が帯
電せず、電荷による試料が基板に入らない。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図により説明する。 (実施例1)図1は中性ガスを使うエッチング装置の構
成図である。反応室1内の試料台2にはエッチングされ
る試料3が装着されている。試料台3は温度が調節でき
るようになっている。反応室1内は真空ポンプ(図示せ
ず)で真空に引かれている。ここで導入口4,5よりそ
れぞれフッ素系のガスと塩素系のガスを導入する。ここ
ではフッ素系のガスはSF6で、塩素系のガスはCl2
である。この他に前者はNF3,F2,XeF2、後者
はSiCl4などがある。試料温度は100℃から30
0℃に設定する。
【0008】図2はこのエッチング装置で試料がエッチ
ングされる様子を示す。試料はAlGaAs上にGaA
sがついた試料で、このような構造は例えばHEMT(
High Electron Mobility Tr
ansistor)を作るとき必要となる。試料はまず
塩素により、GaAsがエッチングされる。GaAsの
エッチングが終了し下地のAlGaAsが表れると、S
F6により図2(b)の様に、AlGaAs表面にフッ
化アルミニウムの保護膜6が形成され、エッチングは止
まる。このように選択エッチングができる。そして、こ
のエッチング方法では従来例のように電荷を使わないし
またガスのエネルギーは1eV以下と低いので、試料に
電気的や機械的な損傷は入らない。 ここで2つのガスは同じ導入口からいれても良い。また
、SF6とCl2を交互に入れても良い。この場合は、
ガス交換の周期を十分短くして、1回のCl2周期でエ
ッチングされるAlGaAsの量が素子形成上問題の無
い程度にする必要がある。これは以下の実施例でも同様
である。
【0009】(実施例2)実施例1の欠点は異方性エッ
チングができないことである。つまりガスはランダムな
方向をむいているので、等方的にエッチングされる。図
3はこの点を改良した装置の構成図である。ここでは、
内径1から10mm程度の細管7をヒーター8で500
から1000℃に加熱し、ここにエッチングガスを通し
試料3に吹きつける。試料は普通直径5から15cm程
度のウエハで、このウエハを均一にエッチングするため
、細管7は複数本配置して、かつエッチング中試料を回
転などさせて動かす。ガスは実施例1と同じSF6とC
l2で、この2つを混合したものを各細管7から流す。 この方法ではエッチングガスは熱的に励起したビーム状
になる。このため試料温度は実施例1より低くでき、エ
ッチング速度は上がる。また、熱的に励起した分子は低
温の試料と衝突すると基底状態に落ちてエッチング能力
が低下するので反射分子が試料3の側壁を削ることが無
い。 つまり異方性エッチングができる。
【0010】(実施例3)実施例2は大きな面積をエッ
チングするためにビームの数を増やす必要がある。この
点を改良したのが図4である。ここではヒーター9で活
性化面10を加熱し、ここにガスを衝突させることで分
子を熱的に励起する。熱的に励起した分子の方向を揃え
るためにコリメーター11がある。コリメーター11は
低温に保たれ、ここに衝突した分子は基底状態に落ち、
ここを衝突せずに通過した分子つまり方向が揃った分子
のみが熱的に励起した状態で試料3に到達する。そして
、実施例2と同様に異方性エッチングができる。この方
法では、活性化面を大きくすれば大面積のエッチングが
できる。
【0011】(実施例4)図5は中性粒子によるエッチ
ングを実現する別の実施例である。SF6とCl2は導
入口12から入る。ここに、マグネトロン14,導波管
15,窓16により、マイクロ波が導入されて、ガスは
イオンと中性ラジカルに分解される。磁石13はプラズ
マの密度を高くするためにある。この装置では試料3の
前面に電荷を取り除くためのグリッド17,18,19
がある。グリッド17を0電位、18を正、19を負に
印加すると電子とイオンが除去される。従って、電荷に
よる損傷が試料に入らない。中性ラジカルFとClで、
前の実施例と同じようにGaAsとAlGaAsの選択
エッチングができる。
【0012】(実施例5)実施例4のエッチングの異方
性と速度を改善した装置を図6に示す。この装置は図5
の装置にさらにマグネトロン20,導波管21,窓22
,磁石23を加えたものである。導入口24からはアル
ゴンのような希ガスを導入する。この希ガスは、マイク
ロ波でイオンになる。イオンはグリッド25,26にそ
れぞれ正と負の電位をかけることで加速される。加速さ
れたイオンのいくらかは反応室1内でアルゴン原子と電
荷交換をして中性ビームになる。この中性ビームのエネ
ルギーと方向性がClとGaAsとのエッチング反応を
促進し、また異方性を増す。この装置でもAlGaAs
が表れると、表面にフッ化アルミニウムの保護膜ができ
エッチングが止まる。
【0013】
【発明の効果】本発明では電気的に中性な粒子でエッチ
ングするので試料に損傷が入ること無く、GaAsとA
lGaAsの選択エッチングができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による表面処理装置の概略縦断
面図。
【図2】選択エッチングの説明図。
【図3】本発明の実施例による表面処理装置の概略縦断
面図。
【図4】本発明の実施例による表面処理装置の概略縦断
面図。
【図5】本発明の実施例による表面処理装置の概略縦断
面図。
【図6】本発明の実施例による表面処理装置の概略縦断
面図。
【符号の説明】
1…反応室、2…試料台、3…試料、4,5,12,2
4…導入口、6…保護膜、7…細管、8,9…ヒーター
、10…活性化面、11…コリメーター、13,23…
磁石、14,20…マグネトロン、15,21…導波管
、16,22…窓、17,18,19,25,26…グ
リッド。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空容器とその中にガスを導入し固体表面
    を処理する装置において、フッ素系ガスと塩素系ガスを
    同時あるいは交互に固体表面に照射する手段を有してな
    ることを特徴とする表面処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフッ素系ガスと塩素系ガス
    は少なくともどちらか1つを加熱する手段を有してなる
    ことを特徴とする表面処理装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のフッ素系ガスと塩素系ガス
    を加熱する手段は、加熱された管を通し真空中に噴出さ
    せる手段からなる表面処理装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載のフッ素系ガスと塩素系ガス
    を加熱する手段は、高温の活性化面に該ガスを衝突させ
    る手段からなる表面処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のフッ素系ガスと塩素系ガス
    は少なくともどちらか1つがプラズマ中で分解されてか
    つプラズマ中の電荷を取り除いた形で基板に照射される
    ことを特徴とする表面処理装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の装置で、フッ素系ガスと塩
    素系ガスに加えて希ガスの中性粒子線を基板に照射する
    手段を有してなることを特徴とする表面処理装置。
JP11832391A 1991-05-23 1991-05-23 表面処理装置 Pending JPH04346226A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130129937A (ko) * 2010-11-17 2013-11-29 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치 및 플라즈마 처리 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130129937A (ko) * 2010-11-17 2013-11-29 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치 및 플라즈마 처리 방법
JP2014501027A (ja) * 2010-11-17 2014-01-16 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法

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