JPH01278023A - ドライエッチング方法及びその装置 - Google Patents

ドライエッチング方法及びその装置

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JPH01278023A
JPH01278023A JP10552888A JP10552888A JPH01278023A JP H01278023 A JPH01278023 A JP H01278023A JP 10552888 A JP10552888 A JP 10552888A JP 10552888 A JP10552888 A JP 10552888A JP H01278023 A JPH01278023 A JP H01278023A
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JP
Japan
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etching
etched
electron beam
chamber
adsorbed
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JP10552888A
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English (en)
Inventor
Naokatsu Ikegami
尚克 池上
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、半導体製造における半導体ウェハへのエツチ
ング等に用いるドライエツチング方法及びその装置に関
する。
〈従来の技術〉 近年、半導体デバイスの高集積化に伴い、半導体ウェハ
上への微細パターンの形成には、高周波放電プラズマを
利用したりアクティブイオンエツチング(RIE)が用
いられている。その一方で、このRIEにおける高エネ
ルギーイオンの衝撃等によるデバイス損傷が問題となっ
ている。
この解決方法の一つとして、光励起やマイクロ波励起等
によって生成したハロゲン系中性ラジカル(活性種)に
よるエツチング技術が最近研究される様になった。しか
しながらこのハロゲン系中性ラジカルは、イオンの様な
方向性を持っておらず、エツチング面に吸着しただけで
自発的且つ等法的にエツチング反応を進行させてしまう
。よって異方性形状の必要な微細加工には適さないとい
う欠点があった。
そこで従来、上記ハロゲン系中性ラジカルにより異方性
のエツチングを行う為に、第5図の概略構成図で示す様
な装置を用いたドライエツチング方法が提案されている
(「マイクロ波励起により生じた活性種によるNゝ型型
詰結晶シリコンび単結晶シリコンの方向性エツチングJ
 1985ドライプロセスシンポジウムp、34参照)
上記文献に3いては、被エツチング試料51として、レ
ジストをバターニングの為のマスク材としたn型多結晶
シリコンを用いている。モしてCJl zガスをマイク
ロ波電源52からの2.45GIIzのマイクロ波によ
って解離させてClラジカル(以下C1”と記す)とし
、そのC1”を、石英管53を介してSO3C0Mの流
量でチャンバー54内に導入する。又チャンバー54内
にはMMA (メタクリル酸メチル)を分圧0.015
Torrで導入し、チャンバー54内の全圧力を0.2
Torrとする。
上記C見8とMMAはチャンバー54内で反応してポリ
マーを生成し、試料51のエツチング面51a上に堆積
する。斯かる状態で、試料51の温度を20℃〜30°
Cに保って、エツチング面51aに垂直にKrFエキシ
マレーザビーム55を、チャンバー54外より石英窓5
6を通して照射する。するとパターニングにより凹凸の
形成されたエツチング面51aのうち、レーザビーム5
5の照射を受ける面、つまりレーザビーム55に対して
垂直な面のポリマーは除去され、そのポリマーの除去さ
れた部分はcfL”の攻撃を受けてエツチング反応が進
行する。これに対し、レーザビーム55の照射を受けな
いパターン側壁部は、ポリマーが除去されずに残る為、
C1”の攻撃が防がれ、その結果、異方性エツチングが
達成されることになる。
〈発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述の様なポリマーによるパターン側壁
保護効果を利用した異方性エツチング方法は、エツチン
グ制御が困難であり、今後益々パターンの微細化、高ア
スペクト比化が進む半導体製造には適用し得ない。
又、エツチングチャンバー内がポリマーによって汚染さ
れるという問題も有する。
本発明は、上述したラジカルによるエツチングの制御性
や汚染の問題を解決し、微細で高アスペクト比のパター
ンを、制御性良く、又デバイス損傷を与えることなくエ
ツチングし得るドライエツチング方法を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段〉 上記目的を達成する為に、本発明のトライエツチング方
法では、ハロゲン系中性ラジカルを被エツチング試料の
エツチング面に吸着させた後、上記被エツチング試料を
正にバイアスした状態で上記エツチング面に電子ビーム
を照射してエツチングを行う。
又上記方法を用いた本発明のドライエツチング?、Mは
、チャンバーと、該チャンバー内に設置された被エツチ
ング試料のエツチング面に吸着させるハロゲン系中性ラ
ジカルを生成する手段と、上記被エツチング試料を正に
バイアスする手段と、上記ハロゲン系中性ラジカルを吸
着させたエツチング面に照射する電子ビームを発生させ
る手段とを備えたことを特徴とするものである。
く作用〉 上記トライエツチング方法及びその装置では、ハロゲン
系中性ラジカルを吸着させた被エツチング試料のエツチ
ング面に、電子ビームを照射すると、電子ビームの電子
は上記ハロゲン系中性ラジカルへ移動し、該ラジカルは
マイナスイオンとなる。このマイナスイオンが、エツチ
ング面と、正にバイアルされた被エツチング試料との間
の表面電場によって該試料中に引込まれ、エツチング反
応が進行する。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明に係るドライエツチング装置の第一の
実施例を示す概略構成図である。
図で示す様に、チャンバー1内には、エツチング室2と
上下に連通したマイクロ波共鳴室3が設けられている。
エツチング室2には、被エツチング試料である単結晶シ
リコンから成る半導体ウェハ4を鉛直に支持させるサセ
プタ5と、上記半導体ウェハ4のエツチング面4aに垂
直に照射させる電子ビーム6を発生する電子ビーム発生
装置7とか設けられている。上記サセプタ5には、半導
体ウェハ4を正にバイアスする為に、直流電源E1によ
って正電圧が印加されている。又上記電子ビーム発生装
置7は、電子発生源であるカソード7aと、電子を引出
すグリッド7bと、電子を上記半導体ウェハ4の方向へ
加速するアノード7cとより構成されている。
一方上記マイクロ波共鳴室3は、電子サイクロトロン共
鳴によってプラズマを発生させる部分であり、この共鳴
室3を外側から水平に囲む様にソレノイド8が設けられ
るとともに、共鳴室3の上部の石英製誘電体窓9を通し
てマイクロ波発振器9からのマイクロ波を導入する様に
構成されている。
そして上記マイクロ波共鳴室3に、マイクロ波発振器I
Oから、例えば2.45GHzのマイクロ波を導波管1
1及び誘電体窓9を通して導入する。更にソレノイド8
によってこの共鳴室3内に875gauss程度の磁界
を発生させる。斯かる状態で、ガス流量制御器12及び
バルブ13を介してガス導入口14から共鳴室3内に、
ハロゲン系反応ガス、例えばCJI2を導入すると、電
子サイクロトロン共鳴によりプラズマが発生し、これに
よりCl 2ガスは解離して、ci”  (ラジカル)
やC1”が生成される。このC1”やC1”は、エツチ
ング室6の方へ流れていく。
上記半導体ウェハ4はプラズマ流に対して平行に設置さ
れており、又正にバイアスされている為に、イオン衝撃
は直接量けず、そのエツチング面4aには、拡散によっ
て到達したC1”が吸着することになる。
ところで上記エツチング面48つまり単結晶シリコン表
面に吸着したC交8が、シリコン内に侵入してエツチン
グ反応する場合の活性化エネルギーは、M、5eelら
が報告している様にl:leVと大きい(Phys、R
ev、 、B28(198:1)2023参照)。よっ
てこのままではエツチング反応は進行しない。エツチン
グ反応を進行させる為には、次の様な方法か考えられる
即ち、KrFエキシマレーザ(波長249n■)の様な
紫外領域のレーザ光をエツチング面4aに垂直に照射し
、その光励起によりエツチング面4aに電子−正孔対な
発生させ、更に吸着したC1”への電子移動によってC
1−を生成させる。そしてそのC1−を表面電場により
シリコン内に引込み、5iC1工として気相へ脱離させ
る。
或は、吸着したC1”に対し、イオン衝撃の様な物理的
衝撃を与えてエツチング面4aに励起電子を発生させ、
更に吸着したC見8への電子移動によってC1−を生成
させて被エツチング試料とのエツチング反応を進行させ
る方法が考えられる。
上記何れの方法においても、吸着したC1”か電子移動
によってCI−となることは、エツチング反応の触発に
とって重要な過程である。
本発明のドライエツチング方法は、エツチング反応の触
発にとって重要な上記過程を誘起させるという考えに基
づくもので、電子ビームを照射することによりエツチン
グ反応を起こさせるドライエツチング方法である。つま
り上述の如くエツチング面4aにハロゲン系中性ラジカ
ルであるC1”を吸着させた後、そのエツチング面4a
に、電子ビーム発生装置7からの電子ビーム6を照射す
ることによりエツチングを行う。
第2図(a)の概略図で示す様に、バターニングのマス
ク材であるレジスト膜15を形成するとともにC1”を
吸着させた半導体ウェハ4のエツチング面4aに、電子
ビーム6を垂直に照射すると、電子ビーム6の電子はC
I”へ移動し、C1”はマイナスイオンC1−となる。
このC1−が、エツチング面4aと、正にバイアスされ
た半導体ウェハ4との間の表面電場によってウェハ4の
シリコン中に引込まれ、エツチング反応が進行する。
上記電子ビーム6は、エツチング面4aに対して垂直に
照射される為、第2図(b)の概略図で示す様に、パタ
ーン低部4bにおいて優先的に上記電子の移動が起き、
従って異方性エツチングが達成される。この時、電子ビ
ーム照射によってウェハ温度は上昇することが予想され
る為、第1図に示す如く、サセプタ5に冷却水Wを供給
して半導体ウェハ4の温度を一定に保つ様にしている。
第3図は、本発明のドライエツチング装置の第二の実施
例を示す概略構成図である。
図で示す様にこの第二実施例においては、チャンバー1
内に、エツチング室2と上下に連通したプラズマ生成室
16が設けられている。プラズマ生成室16内には、水
平方向に対向した平行平板電極17が設置され、この平
行平板電極17間には、高周波電源E2によって高周波
電圧が印加される様に構成されている。エツチング室2
内の構成については、上記第一実施例と同様である。
そして電極17間に、Cl 2等のハロゲン系ガスを導
入するとともに高周波電圧(例えば13.56MH2)
を印加してプラズマを発生させ、ラジカルを生成させる
。このプラズマ中で生成されるラジカルのうち、C1”
の様な電荷をもたない中性ラジカルはエツチング室2へ
拡散していき、半導体ウェハ4のエツチング面4aに吸
着する。この状態で電子ビーム6を照射することにより
、上記第一実施例の場合と同様に異方性エツチングが達
成される。
第4図は、本発明のドライエツチング装置の第三の実施
例を示す概略構成図である。
図で示す様にこの第三実施例においては、エツチング室
2内の電子ビーム発生装置7とサセプタ5とを上下に配
置し、水平に設置した半導体ウェハ4のエツチング面4
aに対して、鉛直上方より電子ビーム6を照射する様に
構成している。更にチャンバー1の外側にXeClエキ
シマレーザ装置18を配設し、そのレーザ光19(波長
308nm)を。
石英窓20を通してエツチング室2内に水平に入射させ
ている。
そしてエツチング室2内にC1,等のハロゲン系ガスを
導入するとともに、上記レーザ光19を半導体ウェハ4
のエツチング面4aに対して水平に照射すると、エツチ
ング面4aに、光解離によって生成したC1”が吸着す
る。この状態て電子ビーム6を照射することにより、上
記第一実施例の場合と同様に異方性エツチングが達成さ
れる。
尚、本発明の方法によってドライエツチングを行う為に
本発明の装置では、ハロゲン系中性ラジカルをチャンバ
ー1内で生成させているが、チャンバー1外で生成した
ハロゲン系中性ラジカルをチャンバー1内に導入する様
にしてもよい。
又本発明の方法によるドライエツチングは、電子ビーム
を照射することによって初めてエツチング反応を引起こ
すことができる様な他の被エツチング試料と反応ガスと
の組合わせによっても可能であることは勿論である。
〈発明の効果) 以上説明した様に本発明によれば、ハロゲン系中性ラジ
カルと電子ビームとの相互作用によるエツチングであっ
て高エネルギーのイオン衝撃を与えない為にデバイスを
損傷させることがなく、しかも反応系が簡単であり、微
細で高アスペクト比のパターンを制御性良く異方性エツ
チングすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に係るドライエツチング装置の第一の
実施例を示す概略構成図。 第2図(a)、(b)は、エツチング反応を説明する為
の概略図、 第3図は1本発明に係るドライエツチング装置の第二の
実施例を示す概略構成図、 第4図は、同第三の実施例を示す概略構成図、第5図は
、従来のドライエツチング装置を示す概略構成図である
。 l・・・チャンバー、    4−・・半導体ウェハ。 4a−−−エツチング面、  6−・・電子ビーム。 7・・・電子ビーム発生装置、  8−・ソレノイド。 10・・・マイクロ波発振器、  17・・・平行平板
電極。 18・・・エキシマレーザ装置、  19−・・レーザ
光。 E□・・・直流電源I    E2・・・高周波電源。 5PJ3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン系中性ラジカルを被エッチング試料のエ
    ッチング面に吸着させた後、前記被エッチング試料を正
    にバイアスした状態で前記エッチング面に電子ビームを
    照射してエッチングを行うドライエッチング方法。
  2. (2)請求項1記載のドライエッチング方法を用いてエ
    ッチングを行う装置であって、 チャンバーと、 該チャンバー内に設置された被エッチング試料のエッチ
    ング面に吸着させるハロゲン系中性ラジカルを生成する
    手段と、 前記被エッチング試料を正にバイアスする手段と、 前記ハロゲン系中性ラジカルを吸着させたエッチング面
    に照射する電子ビームを発生させる手段と、 を備えたことを特徴とするドライエッチング装置。
JP10552888A 1988-04-30 1988-04-30 ドライエッチング方法及びその装置 Pending JPH01278023A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0472722A (ja) * 1990-07-13 1992-03-06 Nec Corp 電子ビーム励起ドライエッチング方法
JPH0484429A (ja) * 1990-07-27 1992-03-17 Nec Corp 電子ビーム励起ドライエッチング方法及び装置
JPH04215433A (ja) * 1990-12-13 1992-08-06 Nec Corp 微細パターン形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0472722A (ja) * 1990-07-13 1992-03-06 Nec Corp 電子ビーム励起ドライエッチング方法
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