JPH0434580Y2 - - Google Patents

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JPH0434580Y2
JPH0434580Y2 JP2354386U JP2354386U JPH0434580Y2 JP H0434580 Y2 JPH0434580 Y2 JP H0434580Y2 JP 2354386 U JP2354386 U JP 2354386U JP 2354386 U JP2354386 U JP 2354386U JP H0434580 Y2 JPH0434580 Y2 JP H0434580Y2
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tuning
tuning voltage
fine adjustment
voltage
afc
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JP2354386U
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、ビデオテープレコーダ(VTR)又
はテレビジヨン受像機(TV)に内蔵された選局
装置に関し、特に受信モード時にチユーニング電
圧を微調整出来る選局装置に関する。
(ロ) 従来の技術 VTRに於いて、チユーナの同調電圧はAFC電
圧(AFTとも呼ばれる)と重畳され自動微調整
が為されている。しかし、このAFC動作による
同調点と最良画面の同調点が異なることがある。
これは、弱電界地域等で発生する。尚、この現象
は、例えば、オーム社が昭和57年5月10日に第1
版第2刷を発行した「テレビジヨン・画像工学ハ
ンドブツク」の1027ページの右欄のb項に記載さ
れている。
このため、受信時に、AFC動作をオフとして、
同調電圧を微調整することが考えられる(特開昭
55−165021号公報)。そして、この微調整のため
にチユーニング電圧アツプ釦及びチユーニング電
圧ダウン釦を微調整手段として備えるVTRがあ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、この微調整手段によつて、チユーニン
グ電圧を大きく変化せしめると、チユーニング電
圧が同調点より大きくずれてチユーナでの受信が
出来なくなつてしまう。又、この時、再びAFC
動作をオンとしてもAFCの引き込み範囲を外れ
ているので、元の同調状態とはならない。
このため使用者は、このずれた状態より元の状
態(チユーナが放送を受信している状態)に戻す
ために再び微調整手段を操作しなくてはならなか
つた。そして、この時にアツプ釦を押せば良いの
か、ダウン釦を押せばいいのか、判らなくなる。
このため、微調整手段による微調整の範囲を限定
することが考えられる。
例えば、水平同期信号の有無を検出して、水平
同期信号が無くなれば非同調状態と判定する非同
調状態検出手段を備え、非同調となつた時に微調
整動作をストツプさせる。しかし、この選局装置
は非同調となつた時に微調整をオフとしているの
で、この時は非同調状態のままである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、非同調状態検出手段をAFCの引き
込み範囲検出手段とし、この引き込み範囲検出手
段からの信号出力時に微調手段による微調方向と
は反対方向にチユーニング電圧を所定量復帰せし
める復帰手段を備える選局回路である。
(ホ) 作用 本考案は、上記の様な構成なのでチユーナ回路
へのチユーニング電圧値が同調点より大きくずれ
てAFCの引き込み範囲より外れると、復帰手段
によりチユーニング電圧値が同調点の方向に復帰
する。よつて、チユーニング電圧は、AFCの引
き込み範囲より外れることはない。
(ヘ) 実施例 第1図及び第2図を参照しつつ本考案の一実施
例を説明する。
第1図はボルテージシンセサイザー方式選局装
置を示す図である(前記文献「テレビジヨン画像
工学ハンドブツク」1028P 1029P参照)。この選
局装置は、選局プリセツト時に、チユーニング電
圧を自動的に変化させる。受信可能な放送が見つ
かると停止し、必要な放送ならば使用者がそのチ
ユーニング電圧を記憶させる操作をするセミオー
ト、あるいは受信可能な放送局のチユーニング電
圧をすべて自動的に記憶するフルオートのボルテ
ージシンセサイザー方式の選局装置である。
第1図に於いて、10はチユーナパツクであ
り、このチユーナパツク10はチユーナ回路と
IF回路を内蔵し検波した映像信号と音声信号を
出力する。又、AFC電圧も出力する。20は選
局用マイコンであり、PWM信号とバンド設定信
号を出力する。22はPWM信号を平滑するロー
パスフイールタである。24は外部メモリであ
り、各チヤンネルのチユーニング電圧値(PWM
信号のデユーテイー比)がデジタルデータとして
メモリーされている。
26はチユーニング電圧アツプ釦、28はチユ
ーニング電圧ダウン釦である。この釦26,28
は微調整手段を形成している。30はAFCオン
スイツチである。
32は同期状態判別回路(非同期状態判別回路
でもある)である。34は水平同期信号検出回路
である。36はコンパレータ回路であり、AFC
電圧を第2図イの2つのスレツシユホールドレベ
ル(ローとハイ)で比較して信号a,b第2図
ロ,ハを出力する。38,40はアンド回路であ
る。
選局プリセツト時、選局マイコン20がPWM
信号のデユーテイ比を順次変化させていくとロー
パスフイルタ22の出力(チユーニング電圧)が
変化し、別に送出されているバンド設定信号と共
にチユーナパツク10に入力される。チユーニン
グ電圧が変化して受信可能な放送の付近に近づく
と映像信号に水平同期信号が現われ同調状態判別
回路34がハイレベル信号を出力する。一方
AFC電圧は最良の同調点の前後ではSカーブを
描くのでこれをウインドウコンパレータ36によ
つて判別してやれば現在のチユーニング電圧と最
良の同調点でのチユーニング電圧の大小関係が同
期状態判別信号d,eとして得られる。この様子
を第2図に示す。つまり、同調状態判別信号とし
てd,eがH,L〓H,H〓L,Hという並びで
得られれば中間のd,e=H,Hの区間に同調点
が存在すると考えられる。従つてこの信号d,e
を選局マイコン20に入力してやれば、選局マイ
コン20はこの同調点を自動的に探局する。そし
て、この時のPWM信号のデユーテイ比に対応す
るデジタルデータを外部メモリ24に記憶する。
受信モード時は、チヤンネル釦(図示せず)に
対応したデータを外部メモリ24から読み出し、
このデータに対応するデユーテイ比のPWM信号
を出力し、チユーナパツク10は所定のチヤンネ
ルを受信する。
尚、この選局装置のAFC動作は、ローパスフ
イルタ22によつて平滑されたチユーニング電圧
にAFC電圧を加算するリニアAFCではなく、デ
ジタルAFCと呼ばれるAFC動作である。このデ
ジタルAFCとは、選局マイコン20にAFC電圧
のデータを入力し、このデータに応じて、PWM
信号のデユーテイ比を微少変動せしめてAFC動
作を行うものである。
ところで、受信モード時に使用者がチユーニン
グ電圧の微調整を行う場合は、アツプ釦26又は
ダウン釦28を操作する。この釦26,28の操
作により、選局マイコン20はAFC動作を中止
すると共に釦26,28の操作に応じてPWM波
の幅を減少又は増加せしめてチユーニング電圧を
調整する。そして、この調整後のデータを外部メ
モリ24を改めて記憶する。
この微調整の範囲の制限について、説明する。
例えばダウン釦28を押圧し続けると、選局マイ
コン20へのd,e入力はH,H→H,L→H,
H→L,Lとなる。つまり、水平同期信号検出回
路34の出力Cがローレベルとなり、アンド回路
38,40の出力が共にローレベルとなるためで
ある。このように、入力d,eがL,Lとなると
選局マイコン20はこの状態を認識しデータの最
少単位分(1ステツプ分)だけPWM信号のデユ
ーテイ比を復帰せしめて再び水平同期信号検出回
路34の出力Cをハイレベルにする。尚、続けて
ダウン釦28を押してもダウン方向への徴調は禁
止される。つまり、選局マイコン20は、信号
d,eによりダウン釦28からの入力を禁止す
る。よつて、選局マイコンはダウン方向の微調整
の範囲を制限する。このような動作は、アツプ方
向の微調整でも行なわれる。つまり、この選局回
路の微調整範囲は水平同期信号検出回路34の出
力Cがハイとなる区間に限られる。尚、この区間
はAFC動作の引き込み範囲である。又、この
PWM信号のデユーテイ比の復帰の方向は当然第
2図イの同調点の方向であるが、この方向の検出
は、例えば、信号d,eかL,Lとなつた時にア
ツプ釦26が押圧されているか、又はダウン釦2
8が押圧されているかによつて判定してもよい。
つまり、アツプ釦26が押圧されている場合はダ
ウン方向にPWM信号を変化せしめ、ダウン釦2
8が押圧されている場合はアツプ方向にPWM信
号を変化せしめる。又、この復帰の方向の検出
は、例えば信号d,eがL,Lとなる前の状態を
記憶しておき、それに応じてPWM波を変化せし
めても良い。例えば信号d,eがL,HからL,
Lになつた場合は、ダウン方向にPWM信号を変
化せしめ、信号d,eがH,HからL,Lとなつ
た場合はアツプ方向にPWM信号を変化せしめて
も良い。
この様な微調を行なつた後に、もう一度チユー
ニング電圧の値を同調点に戻したい時は、AFC
スイツチ30をオンとする。このAFCスイツチ
30のオンにより選局マイコン20が、探局時と
同様に動作する。よつて、選局マイコン20は入
力信号d,eの値がH,L状態(第2図へのO)
とL,H状態(第2図へのP)に囲まれたH,H
状態(第2図へのQ)となるように入力d,eを
チエツクしながらPWM信号のデユーテイ比を変
化せしめて、チユーニング電圧を同調点の電圧と
する。そして、このデユーテイ比の値を外部メモ
リ24にメモリーすると共に、この後このチヤン
ネルでは、デジタルAFCが為される。
尚、上記実施例では、信号d,eがL,Lとな
つた時に、チユーニング電圧値を1ステツプ分同
調点方向に復帰せしめたが、実際のチユーナ回路
では1ステツプ分復帰してもチユーナの同調周波
数はほとんどかわらない。これは、実際のチユー
ナ回路には、ヒステリシス特性があるためと考え
られる。依つて、実際の設計時には数ステツプ分
復帰せしめるように選局マイコン20をプログラ
ムした。
もしくは、信号eが再びハイレベルとなるま
で、復帰を行うようにしても良い。
又、上記実施例では非同調状態を水平同期信号
の有無で検出したが、これはAFC電圧等により
検出しても良い。
(ト) 考案の効果 上記の如く、本考案では、微調整の範囲を
AFC動作の引き込み範囲としているので、微調
整手段によりチユーニング電圧が同調点電圧より
大きく外れることはない。又、AFC動作をオン
とすると、元の同調点に引き込まれる。又、本考
案では、一度引き込み範囲よりチエーニング電圧
が外れたことを検出して、復帰する構成として、
微調整の範囲を可能な限り広く設定している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図である。第
2図は各部の波形を示す図である。 10……チユーナパツク(チユーナ回路)、2
0……選局マイコン(チユーニング電圧作成回
路、制限手段、復帰手段)、26……チユーニン
グ電圧アツプ釦(微調整手段)、28……チユー
ニング電圧ダウン釦(微調整手段)、32……同
調状態判別回路(非同調状態検出手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 チユーニング電圧を徴調せしめるためのチユー
    ニング電圧アツプ釦及びチユーニング電圧ダウン
    釦より成る微調整手段と、 この微調整手段の操作によりチユーニング電圧
    を昇降せしめるチユーニング電圧作成回路と、 このチユーニング電圧作成回路からのチユーニ
    ング電圧により受信動作を行うチユーナ回路と
    を、 備える選局装置に於いて、 前記チユーナ回路へのチユーニング電圧が
    AFC動作の引き込み範囲より外れたことを検出
    する非同調状態検出手段と、 この非同調状態検出手段により前記チユーニン
    グ電圧の微調整範囲を制限する制限手段と、 前記非同調状態検出手段の信号出力時に、前記
    微調整手段による微調方向とは反対方向に前記チ
    ユーニング電圧を所定量復帰せしめる復帰手段と
    を、 備えることを特徴とする選局回路。
JP2354386U 1986-02-20 1986-02-20 Expired JPH0434580Y2 (ja)

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JP2354386U JPH0434580Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

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JPS62135225U JPS62135225U (ja) 1987-08-26
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