JPH04345228A - 情報伝送方式 - Google Patents
情報伝送方式Info
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- JPH04345228A JPH04345228A JP11819991A JP11819991A JPH04345228A JP H04345228 A JPH04345228 A JP H04345228A JP 11819991 A JP11819991 A JP 11819991A JP 11819991 A JP11819991 A JP 11819991A JP H04345228 A JPH04345228 A JP H04345228A
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Landscapes
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信システ
ムにおいて高速の監視・制御信号と低速の監視・制御信
号とを効率良く伝送する情報伝送方式に関し、より詳細
には、ディジタル交換システムにおける加入者回路の各
種監視・制御信号を効率良く伝送するのに有効な情報伝
送方式に関するものである。
ムにおいて高速の監視・制御信号と低速の監視・制御信
号とを効率良く伝送する情報伝送方式に関し、より詳細
には、ディジタル交換システムにおける加入者回路の各
種監視・制御信号を効率良く伝送するのに有効な情報伝
送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、本発明の技術的背景を含めて、
従来の技術を説明するための図であって、同図(a)は
従来の一般的な交換方式を、同図(b)は近年の遠隔設
置形式の交換方式を示している。図中、EXは交換機、
NWは通話路、SLICは加入者回路、TLは中継伝送
路、PRは処理装置、TERは端末装置、RTは遠隔装
置、SLNは加入者線、HWは多重伝送路、CTCは局
側に設置される接続装置、CTRは遠隔側に設置される
接続装置を示している。図7(a)に示す従来の一般的
な交換方式では、交換機EXが加入者回路SLIC,時
分割形の通話路NW,処理装置PRを有しており、端末
装置TERから送出された信号は加入者回路SLICで
受信されて、通信信号は符号化されて多重伝送路HWに
送出され、この通信信号は通話路NWによって中継伝送
路TLに接続されて通信の用に供される。また、加入者
回路で受信された信号中のいわゆる監視・制御情報は、
通話路NWによって処理装置PRに接続されて処理、す
なわち、交換処理のための情報として利用される。上述
の加入者回路の監視・制御情報には、ダイヤルパルス(
通常、20パルス/秒でメーク率33%、すなわち、メ
ーク時間 16.5ミリ秒)の如き高速の信号や、端末
装置からの低速情報、例えば、公衆電話機における貨幣
識別信号等がある。また、上述の処理装置PRからは、
端末装置TERを制御するための信号や、加入者回路S
LICを制御するための信号が送出され、前述の監視・
制御情報とは逆方向の経路によって伝送される。通常、
通信信号は、8KHzでサンプリングされた後、各サン
プル値は8ビットに符号化されるため、64Kビット/
sの情報量を有し、多重伝送路HWには125μs周期
で8ビット単位の信号チャネル(「タイムスロット」と
呼ばれる)に配置される。なお、これに関しては、例え
ば、武井等による、昭和57年度電子通信学会通信部門
全国大会資料No.251「ディジタル交換機高能率時
分割集線方式の一考察」の記載が参照になる。
従来の技術を説明するための図であって、同図(a)は
従来の一般的な交換方式を、同図(b)は近年の遠隔設
置形式の交換方式を示している。図中、EXは交換機、
NWは通話路、SLICは加入者回路、TLは中継伝送
路、PRは処理装置、TERは端末装置、RTは遠隔装
置、SLNは加入者線、HWは多重伝送路、CTCは局
側に設置される接続装置、CTRは遠隔側に設置される
接続装置を示している。図7(a)に示す従来の一般的
な交換方式では、交換機EXが加入者回路SLIC,時
分割形の通話路NW,処理装置PRを有しており、端末
装置TERから送出された信号は加入者回路SLICで
受信されて、通信信号は符号化されて多重伝送路HWに
送出され、この通信信号は通話路NWによって中継伝送
路TLに接続されて通信の用に供される。また、加入者
回路で受信された信号中のいわゆる監視・制御情報は、
通話路NWによって処理装置PRに接続されて処理、す
なわち、交換処理のための情報として利用される。上述
の加入者回路の監視・制御情報には、ダイヤルパルス(
通常、20パルス/秒でメーク率33%、すなわち、メ
ーク時間 16.5ミリ秒)の如き高速の信号や、端末
装置からの低速情報、例えば、公衆電話機における貨幣
識別信号等がある。また、上述の処理装置PRからは、
端末装置TERを制御するための信号や、加入者回路S
LICを制御するための信号が送出され、前述の監視・
制御情報とは逆方向の経路によって伝送される。通常、
通信信号は、8KHzでサンプリングされた後、各サン
プル値は8ビットに符号化されるため、64Kビット/
sの情報量を有し、多重伝送路HWには125μs周期
で8ビット単位の信号チャネル(「タイムスロット」と
呼ばれる)に配置される。なお、これに関しては、例え
ば、武井等による、昭和57年度電子通信学会通信部門
全国大会資料No.251「ディジタル交換機高能率時
分割集線方式の一考察」の記載が参照になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】なお、上述の、図7(
a)に示す交換方式では、監視・制御情報(信号)も、
装置簡略化のため、8KHzでサンプリングされた後、
同一構造で多重伝送路HWに多重化される。すなわち、
監視・制御信号にも、上述のタイムスロットが割り当て
られる。但し、監視・制御信号は論理信号であるので、
符号化せずに、8ビットの中の任意の1ビットを介して
伝送される。上述の如く、図7(a)に示す交換方式で
は、監視・制御情報(信号)も8KHzの高速でサンプ
リングされるため、ダイヤルパルスの如き高速の信号も
歪なく伝送される反面、伝送効率が悪くなるという問題
があった。 また、図7(b)に示す近年の遠隔設置形式の交換方式
では、加入者回路SLICを遠隔装置RTの中に設置し
、加入者回路SLICと通話路NW間は接続装置CTR
,CTCを介して接続し、かつ、多重伝送路HWには、
光ファイバ線路を適用する、いわゆる、光加入者方式が
採用されている。従来は、この種のシステム、例えば、
光加入者方式においても、前述の如く、監視・制御情報
にも1タイムスロットが割り付けられることになり、1
加入者当たり、通信信号用のタイムスロットと合せて2
タイムスロットを必要とし、不経済であるという問題が
あった。なお、以上の説明からも明らかな如く、この問
題は、光加入者方式に限らず、局内装置においても、局
内装置に適用する伝送路の使用効率を低下させる点で、
同様の問題となる。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、従来の技術における
上述の如き問題を解消し、監視・制御情報に1タイムス
ロットを占有させることなく、かつ、ダイヤルパルス等
の高速信号を歪なく伝送可能とすることが可能な情報伝
送方式を提供することにある。
a)に示す交換方式では、監視・制御情報(信号)も、
装置簡略化のため、8KHzでサンプリングされた後、
同一構造で多重伝送路HWに多重化される。すなわち、
監視・制御信号にも、上述のタイムスロットが割り当て
られる。但し、監視・制御信号は論理信号であるので、
符号化せずに、8ビットの中の任意の1ビットを介して
伝送される。上述の如く、図7(a)に示す交換方式で
は、監視・制御情報(信号)も8KHzの高速でサンプ
リングされるため、ダイヤルパルスの如き高速の信号も
歪なく伝送される反面、伝送効率が悪くなるという問題
があった。 また、図7(b)に示す近年の遠隔設置形式の交換方式
では、加入者回路SLICを遠隔装置RTの中に設置し
、加入者回路SLICと通話路NW間は接続装置CTR
,CTCを介して接続し、かつ、多重伝送路HWには、
光ファイバ線路を適用する、いわゆる、光加入者方式が
採用されている。従来は、この種のシステム、例えば、
光加入者方式においても、前述の如く、監視・制御情報
にも1タイムスロットが割り付けられることになり、1
加入者当たり、通信信号用のタイムスロットと合せて2
タイムスロットを必要とし、不経済であるという問題が
あった。なお、以上の説明からも明らかな如く、この問
題は、光加入者方式に限らず、局内装置においても、局
内装置に適用する伝送路の使用効率を低下させる点で、
同様の問題となる。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、従来の技術における
上述の如き問題を解消し、監視・制御情報に1タイムス
ロットを占有させることなく、かつ、ダイヤルパルス等
の高速信号を歪なく伝送可能とすることが可能な情報伝
送方式を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、通
信信号の伝送と、当該通信信号に係る監視・制御情報の
伝送を併せて行うディジタル通信システムにおいて、前
記監視・制御情報の伝送周期を前記通信信号の伝送周期
より長く選定し、また、前記監視・制御情報の各伝送周
期において伝送する情報のビット数を複数とし、前記監
視・制御情報の伝送周期より早い周期でサンプリングし
た高速の監視・制御情報は、前記監視・制御情報の伝送
周期に含まれる数のサンプリング結果を、前記複数ビッ
トを有する監視・制御情報の各伝送周期上に配置して、
多重伝送路を伝送することを特徴とする情報伝送方式に
よって達成される。
信信号の伝送と、当該通信信号に係る監視・制御情報の
伝送を併せて行うディジタル通信システムにおいて、前
記監視・制御情報の伝送周期を前記通信信号の伝送周期
より長く選定し、また、前記監視・制御情報の各伝送周
期において伝送する情報のビット数を複数とし、前記監
視・制御情報の伝送周期より早い周期でサンプリングし
た高速の監視・制御情報は、前記監視・制御情報の伝送
周期に含まれる数のサンプリング結果を、前記複数ビッ
トを有する監視・制御情報の各伝送周期上に配置して、
多重伝送路を伝送することを特徴とする情報伝送方式に
よって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る情報伝送方式においては、監視・
制御情報を、各情報の伝送に必要な速度でサンプリング
し、かつ、所定のフォーマットに変換して伝送し、伝送
した結果は、再度、均等間隔配置し、元の情報形式に変
換することを主要な特徴とするものである。従来の技術
とは、監視・制御情報(信号)の伝送に、1タイムスロ
ットを占有しない点が異なるものである。
制御情報を、各情報の伝送に必要な速度でサンプリング
し、かつ、所定のフォーマットに変換して伝送し、伝送
した結果は、再度、均等間隔配置し、元の情報形式に変
換することを主要な特徴とするものである。従来の技術
とは、監視・制御情報(信号)の伝送に、1タイムスロ
ットを占有しない点が異なるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、以下に説明する実施例においては、
本発明を、図7(b)に示す如き遠隔設置形式の交換方
式に適用した例を示すが、本発明はこれに限定されるも
のではない。図1は、本発明の一実施例を示す動作フロ
ーチャートであり、図2は、本実施例の動作を説明する
ためのタイムチャート図である。図2中、SHは高速伝
送を要する波形の例であって、S1Kはそのサンプリン
グ結果、SLは低速伝送が可能な波形の例であって、S
200はそのサンプリング結果を示している。また、R
1KおよびR200は、多重伝送路HWを介して伝送さ
れた情報を均等間隔に配置し直した波形であって、R1
KはS1Kに、R200はS200に対応し、RHはR
1Kを補間した波形、RLはR200を補間した波形で
ある。ここでは、上述の波形SHは、20パルス/秒の
ダイヤルパルスを想定して示してある。この波形を、
歪4%、すなわち、2ms以下で伝送するには、サンプ
リングは1ms間隔、つまり、1KHzで行うことにな
り、この条件によって サンプリングした波形の例は、
波形S1Kで示されている(図1ブロック11)。また
、上述の波形SHは、貨幣識別信号の如き高速の伝送速
度を必要としない信号を想定して例示したものである。 この信号を歪10ms以下で伝送するとした場合には、
この信号のサンプリング間隔は5ms、すなわち、20
0Hzとなり、この条件によってサンプリングした波形
の例は、波形S200で示されている(同ブロック12
)。上述の、波形S200並びに波形S1Kで示される
サンプリング結果は、時間間隔が圧縮された後、多重伝
送路HW上に、波形S200に対応する間隔で配置され
る(同ブロック13)。このとき、波形S1Kで示され
るサンプリング結果は、波形S200で示される低速の
サンプリング間隔の間に 5サンプル(この値は、低速
のサンプリング周期、すなわち、5msを高速のサンプ
リング周期、つまり、1msで除した値として与えられ
る)が得られるため、これらの5サンプルが 波形S2
00で示されるサンプリング結果と併せて時間間隔が圧
縮される。
に説明する。なお、以下に説明する実施例においては、
本発明を、図7(b)に示す如き遠隔設置形式の交換方
式に適用した例を示すが、本発明はこれに限定されるも
のではない。図1は、本発明の一実施例を示す動作フロ
ーチャートであり、図2は、本実施例の動作を説明する
ためのタイムチャート図である。図2中、SHは高速伝
送を要する波形の例であって、S1Kはそのサンプリン
グ結果、SLは低速伝送が可能な波形の例であって、S
200はそのサンプリング結果を示している。また、R
1KおよびR200は、多重伝送路HWを介して伝送さ
れた情報を均等間隔に配置し直した波形であって、R1
KはS1Kに、R200はS200に対応し、RHはR
1Kを補間した波形、RLはR200を補間した波形で
ある。ここでは、上述の波形SHは、20パルス/秒の
ダイヤルパルスを想定して示してある。この波形を、
歪4%、すなわち、2ms以下で伝送するには、サンプ
リングは1ms間隔、つまり、1KHzで行うことにな
り、この条件によって サンプリングした波形の例は、
波形S1Kで示されている(図1ブロック11)。また
、上述の波形SHは、貨幣識別信号の如き高速の伝送速
度を必要としない信号を想定して例示したものである。 この信号を歪10ms以下で伝送するとした場合には、
この信号のサンプリング間隔は5ms、すなわち、20
0Hzとなり、この条件によってサンプリングした波形
の例は、波形S200で示されている(同ブロック12
)。上述の、波形S200並びに波形S1Kで示される
サンプリング結果は、時間間隔が圧縮された後、多重伝
送路HW上に、波形S200に対応する間隔で配置され
る(同ブロック13)。このとき、波形S1Kで示され
るサンプリング結果は、波形S200で示される低速の
サンプリング間隔の間に 5サンプル(この値は、低速
のサンプリング周期、すなわち、5msを高速のサンプ
リング周期、つまり、1msで除した値として与えられ
る)が得られるため、これらの5サンプルが 波形S2
00で示されるサンプリング結果と併せて時間間隔が圧
縮される。
【0007】多重伝送路HWを伝送された信号は、高速
サンプリングされた信号と、波形R200で示される低
速サンプリングされた信号とに分離され(同ブロック1
4)、更に、高速サンプリングされた信号は、波形R1
Kで示される如く均等間隔に再配置される。波形R1K
並びにR200で示されるサンプリング波形は、必要に
応じて補間されて(同ブロック15〜17)、それぞれ
波形RHおよびR200となり、原波形、すなわち、S
H並びにSLが、所定の歪以内で再現される。図3は、
上記時間間隔の圧縮,再配置の詳細の理解を助けるため
、図2に示した区間Aの部分を拡大して示したものであ
る。更に付言すると、多重伝送路HW上に、時間圧縮さ
れたサンプリング信号を詳細に示したものである。前述
の如く、通信信信号は、一般に、8ビットで符号化され
るため、多重伝送路HW上には、回線当たり8ビットの
ビット群が割り当てられるものとし、図3では、第1ビ
ットに低速信号のサンプリング結果が、後半の第4〜第
8ビットの5ビットには高速信号のサンプリング結果が
時間圧縮されて配置されている。なお、第2ビット,第
3ビットは、中間的速度の他の監視・制御情報の伝送の
他、加入者回路種別や伝送している情報の識別子ないし
制御情報等として利用することができる。多重伝送路上
に配置される監視・制御情報のサンプリングは、低速信
号のサンプリング周期(すなわち、本実施例における説
明では5ms周期)となる。一方、通信信号のサンプリ
ング周期は、通常、125μs周期、すなわち、8KH
zサンプリングであるため、通信信号の1回線分の信号
路(前述の「タイムスロット」)を監視・制御情報用に
配分すれば40回線分の監視・制御情報の伝送が実現で
きる。但し、実際には、後述する如くマルチフレーム同
期信号用としても配分が必要となるため、これより小さ
な値となる。
サンプリングされた信号と、波形R200で示される低
速サンプリングされた信号とに分離され(同ブロック1
4)、更に、高速サンプリングされた信号は、波形R1
Kで示される如く均等間隔に再配置される。波形R1K
並びにR200で示されるサンプリング波形は、必要に
応じて補間されて(同ブロック15〜17)、それぞれ
波形RHおよびR200となり、原波形、すなわち、S
H並びにSLが、所定の歪以内で再現される。図3は、
上記時間間隔の圧縮,再配置の詳細の理解を助けるため
、図2に示した区間Aの部分を拡大して示したものであ
る。更に付言すると、多重伝送路HW上に、時間圧縮さ
れたサンプリング信号を詳細に示したものである。前述
の如く、通信信信号は、一般に、8ビットで符号化され
るため、多重伝送路HW上には、回線当たり8ビットの
ビット群が割り当てられるものとし、図3では、第1ビ
ットに低速信号のサンプリング結果が、後半の第4〜第
8ビットの5ビットには高速信号のサンプリング結果が
時間圧縮されて配置されている。なお、第2ビット,第
3ビットは、中間的速度の他の監視・制御情報の伝送の
他、加入者回路種別や伝送している情報の識別子ないし
制御情報等として利用することができる。多重伝送路上
に配置される監視・制御情報のサンプリングは、低速信
号のサンプリング周期(すなわち、本実施例における説
明では5ms周期)となる。一方、通信信号のサンプリ
ング周期は、通常、125μs周期、すなわち、8KH
zサンプリングであるため、通信信号の1回線分の信号
路(前述の「タイムスロット」)を監視・制御情報用に
配分すれば40回線分の監視・制御情報の伝送が実現で
きる。但し、実際には、後述する如くマルチフレーム同
期信号用としても配分が必要となるため、これより小さ
な値となる。
【0008】図4は、通信信号と監視・制御情報との関
係を説明するための図であって、通信信号は32回線と
して示してある。図中、Sは監視・制御情報用のタイム
スロット、T1〜T32は通信信号用のタイムスロット
、また、S1〜S40はマルチフレーム内のフレーム番
号を表わしている。多重伝送路における情報の配列の基
本周期昨単位はフレームと呼ばれ、通常は125μs周
期となっており、その中に、監視・制御情報用のタイム
スロットSと、通信信号用のタイムT1〜T32が配置
される。既に述べた如く、特定の通信信号に対応する監
視・制御情報の多重伝送路上への配置は、5ms周期と
なるため、この周期の中には、40の監視・制御情報を
配置するすることが可能となる。このように、基本周期
より遅い周期の単位は、マルチフレームと呼ばれ、この
マルチフレーム内のフレーム番号は、前述のS1〜S4
0で表わされている。図5(a)および(b)は、マル
チフレーム内の情報配置を説明するための図であって、
縦方向にマルチフレーム内のフレーム番号、横方向に監
視・制御情報用タイムスロットS内のビット番号をとっ
ており、T1S〜T32Sは通信信号用タイムスロット
T1〜T32に対応する監視・制御情報、A1〜A7は
補助情報、MFPはマルチフレーム内のフレーム番号の
識別を可能とするための識別用情報であって、マルチフ
レームパタンと呼ばれる信号である。この例では、マル
チフレーム内のフレーム数が40あることから、このう
ちの32フレームが監視・制御用、すなわち、T1S〜
T32Sに配分され、1フレームがマルチフレームパタ
ンMFPに、残りの7フレームが補助情報用に配分され
る。ここで、フレーム番号と情報との対応付けは任意に
行うことができるが、代表的な例として、図5(a)に
は監視・制御情報を連続して配置する例を、同(b)に
は分散して配置する例を示した。上述の補助情報部分A
1〜A7の用途には制約はなく、遠隔装置の監視や保守
試験用として、また、マルチフレーム同期の引き込みの
高速化のためのマルチフレームパタンの分散配置等、種
々の利用が可能である。以上の説明から明らかな如く、
本実施例によれば、小数のタイムスロットで効率の良い
監視・制御情報の伝送が実現できる。 以上の説明において、高速通信における時間間隔の圧縮
状態から再配置による均等化は、等価的に行われれば良
く、例えば、圧縮状態のまま処理装置に入力した場合で
あっても、当該信号が処理装置中で、時間間隔が均等な
ものとしい処理されれば良い。また、説明における各種
数値は一例として示したものであって、例えば、監視・
制御情報用のタイムスロットを複数としても良く、低速
信号に対するサンプリング周期とマルチフレーム周期と
は等しくなくても良く、換言すると、中,高速信号のみ
を伝送するものであっても良い。更に、以上の説明にお
いては、主に、監視情報の伝送を例としたが、制御情報
の伝送においても同様であることも言うまでもない。
係を説明するための図であって、通信信号は32回線と
して示してある。図中、Sは監視・制御情報用のタイム
スロット、T1〜T32は通信信号用のタイムスロット
、また、S1〜S40はマルチフレーム内のフレーム番
号を表わしている。多重伝送路における情報の配列の基
本周期昨単位はフレームと呼ばれ、通常は125μs周
期となっており、その中に、監視・制御情報用のタイム
スロットSと、通信信号用のタイムT1〜T32が配置
される。既に述べた如く、特定の通信信号に対応する監
視・制御情報の多重伝送路上への配置は、5ms周期と
なるため、この周期の中には、40の監視・制御情報を
配置するすることが可能となる。このように、基本周期
より遅い周期の単位は、マルチフレームと呼ばれ、この
マルチフレーム内のフレーム番号は、前述のS1〜S4
0で表わされている。図5(a)および(b)は、マル
チフレーム内の情報配置を説明するための図であって、
縦方向にマルチフレーム内のフレーム番号、横方向に監
視・制御情報用タイムスロットS内のビット番号をとっ
ており、T1S〜T32Sは通信信号用タイムスロット
T1〜T32に対応する監視・制御情報、A1〜A7は
補助情報、MFPはマルチフレーム内のフレーム番号の
識別を可能とするための識別用情報であって、マルチフ
レームパタンと呼ばれる信号である。この例では、マル
チフレーム内のフレーム数が40あることから、このう
ちの32フレームが監視・制御用、すなわち、T1S〜
T32Sに配分され、1フレームがマルチフレームパタ
ンMFPに、残りの7フレームが補助情報用に配分され
る。ここで、フレーム番号と情報との対応付けは任意に
行うことができるが、代表的な例として、図5(a)に
は監視・制御情報を連続して配置する例を、同(b)に
は分散して配置する例を示した。上述の補助情報部分A
1〜A7の用途には制約はなく、遠隔装置の監視や保守
試験用として、また、マルチフレーム同期の引き込みの
高速化のためのマルチフレームパタンの分散配置等、種
々の利用が可能である。以上の説明から明らかな如く、
本実施例によれば、小数のタイムスロットで効率の良い
監視・制御情報の伝送が実現できる。 以上の説明において、高速通信における時間間隔の圧縮
状態から再配置による均等化は、等価的に行われれば良
く、例えば、圧縮状態のまま処理装置に入力した場合で
あっても、当該信号が処理装置中で、時間間隔が均等な
ものとしい処理されれば良い。また、説明における各種
数値は一例として示したものであって、例えば、監視・
制御情報用のタイムスロットを複数としても良く、低速
信号に対するサンプリング周期とマルチフレーム周期と
は等しくなくても良く、換言すると、中,高速信号のみ
を伝送するものであっても良い。更に、以上の説明にお
いては、主に、監視情報の伝送を例としたが、制御情報
の伝送においても同様であることも言うまでもない。
【0009】図6は、本発明の第2の実施例を示すもの
であり、図中、MPXは多重回路、EHWは局内多重伝
送路、Vは符号化された通信信号を示している。他の記
号については、前述の通りである。加入者回路SLIC
は、通信信号を符号化して出力するとともに、高速信号
の監視出力SHと低速信号の監視出力SLを出力し、各
出力V,SH,SLは接続装置CTRに印加される。接
続装置CTRは、図示されていない他の加入者回路から
の入力と併せ、第1の実施例に示した如き情報の変換を
行い、多重伝送路HWに出力する。接続装置CTCは、
同様に、第1の実施例に示した如き情報の変換を行い、
通信信号V,高速信号の監視出力RH並びに低速信号の
監視出力RLを出力する。多重回路MPXは、監視出力
RHおよびRLを通信信号と同じサンプリング周期でサ
ンプリングし、そのサンプリング結果は、各通信信号に
対応して設けられた信号用のタイムスロットに配置し、
通信信号Vと併せて、局内多重伝送路EHWに出力され
る。以降の動作は、前述の通りである。なお、接続装置
CTCと多重回路MPXとを統合し、多重伝送路上の情
報フォーマットを直接局内多重伝送路上のフォーマット
に変換することも可能である。また、逆方向の監視・制
御情報も同様にした伝送できることは言うまでもないこ
とである。以上の説明から明らかな如く、本実施例によ
っても、小数のタイムスロットで効率の良い監視・制御
情報の伝送が実現できる。
であり、図中、MPXは多重回路、EHWは局内多重伝
送路、Vは符号化された通信信号を示している。他の記
号については、前述の通りである。加入者回路SLIC
は、通信信号を符号化して出力するとともに、高速信号
の監視出力SHと低速信号の監視出力SLを出力し、各
出力V,SH,SLは接続装置CTRに印加される。接
続装置CTRは、図示されていない他の加入者回路から
の入力と併せ、第1の実施例に示した如き情報の変換を
行い、多重伝送路HWに出力する。接続装置CTCは、
同様に、第1の実施例に示した如き情報の変換を行い、
通信信号V,高速信号の監視出力RH並びに低速信号の
監視出力RLを出力する。多重回路MPXは、監視出力
RHおよびRLを通信信号と同じサンプリング周期でサ
ンプリングし、そのサンプリング結果は、各通信信号に
対応して設けられた信号用のタイムスロットに配置し、
通信信号Vと併せて、局内多重伝送路EHWに出力され
る。以降の動作は、前述の通りである。なお、接続装置
CTCと多重回路MPXとを統合し、多重伝送路上の情
報フォーマットを直接局内多重伝送路上のフォーマット
に変換することも可能である。また、逆方向の監視・制
御情報も同様にした伝送できることは言うまでもないこ
とである。以上の説明から明らかな如く、本実施例によ
っても、小数のタイムスロットで効率の良い監視・制御
情報の伝送が実現できる。
【0010】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、監視・制御情報に1タイムスロットを占有させる
ことなく、かつ、ダイヤルパルス等の高速信号を歪なく
伝送可能とすることが可能な情報伝送方式を実現できる
という顕著な効果を奏するものである。
れば、監視・制御情報に1タイムスロットを占有させる
ことなく、かつ、ダイヤルパルス等の高速信号を歪なく
伝送可能とすることが可能な情報伝送方式を実現できる
という顕著な効果を奏するものである。
【0011】
【図1】本発明の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図2】本発明の第1の実施例を説明するための図であ
る。
る。
【図3】図2に示した区間Aの部分を拡大して示した図
である。
である。
【図4】通信信号と監視・制御情報との関係を説明する
ための図である。
ための図である。
【図5】マルチフレーム内の情報配置を説明するための
図である。
図である。
【図6】本発明の第2の実施例の適用状況を示す図であ
る。
る。
【図7】従来の技術を説明するための図である。
EX:交換機、NW:通話路、SLIC:加入者回路、
TL:中継伝送路、PR:処理装置、TER:端末装置
、RT:遠隔装置、SLN:加入者線、HW:多重伝送
路、CTC:局側に設置される接続装置、CTR:遠隔
側に設置される接続装置。
TL:中継伝送路、PR:処理装置、TER:端末装置
、RT:遠隔装置、SLN:加入者線、HW:多重伝送
路、CTC:局側に設置される接続装置、CTR:遠隔
側に設置される接続装置。
Claims (2)
- 【請求項1】 通信信号の伝送と、当該通信信号に係
る監視・制御情報の伝送を併せて行うディジタル通信シ
ステムにおいて、前記監視・制御情報の伝送周期を前記
通信信号の伝送周期より長く選定し、また、前記監視・
制御情報の各伝送周期において伝送する情報のビット数
を複数とし、前記監視・制御情報の伝送周期より早い周
期でサンプリングした高速の監視・制御情報は、前記監
視・制御情報の伝送周期に含まれる数のサンプリング結
果を、前記複数ビットを有する監視・制御情報の各伝送
周期上に配置して、多重伝送路を伝送することを特徴と
する情報伝送方式。 - 【請求項2】 前記監視・制御情報の伝送周期に含ま
れる通信信号の周期の数、すなわち、マルチフレーム中
に含まれるフレームの数を、前記多重伝送路における通
信信号の数よりも大きな値とすることを特徴とする請求
項1記載の情報伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11819991A JPH04345228A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 情報伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11819991A JPH04345228A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 情報伝送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04345228A true JPH04345228A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=14730636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11819991A Pending JPH04345228A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 情報伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04345228A (ja) |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP11819991A patent/JPH04345228A/ja active Pending
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