JP3004130B2 - メッセージ情報終端方式 - Google Patents

メッセージ情報終端方式

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JP3004130B2
JP3004130B2 JP4265722A JP26572292A JP3004130B2 JP 3004130 B2 JP3004130 B2 JP 3004130B2 JP 4265722 A JP4265722 A JP 4265722A JP 26572292 A JP26572292 A JP 26572292A JP 3004130 B2 JP3004130 B2 JP 3004130B2
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    • HELECTRICITY
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    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0407Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing using a stored programme control

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は米国規格であるリモート
局と交換局間のインタフェースであるSLC96インタ
フェースにおけるメッセージビット終端方式に関する。
【0002】米国では交換局(CO局:セントラルオフ
ィス)に直接加入者線が収容される率が低く,広い地域
に住居が分散している関係で多くの加入者はリモート局
(RT局)に収容されて,リモート局と交換局間を接続
するためのインタフェースが規格として決められてい
る。その名称は,LSSGR(LATA Switching SystemG
eneric Requirement) TR−TY−000008と呼ばれて
いる。なお,LATAはLocal Area and Transmit Area
の略称である。
【0003】この規格の中に,RT局とCO局間のイン
タフェースとしてSLC96インタフェースと呼ばれる
時分割多重による通信インタフェースが規定されてい
る。このインタフェースでは,通話信号の他にCO局と
RT局間で接続制御情報,アラーム情報,障害時の切替
制御情報等のメッセージが送受される。このメッセージ
情報を効率的に処理することが望まれている。
【0004】
【従来の技術】図5は従来のリモート局と交換局の接続
形態の説明図,図6はSLC96インタフェースと交換
局の接続構成を示す図,図7はSLC96インタフェー
スのフレーム構成の説明図,図8はフレーミングビット
のフォーマットを示す図である。
【0005】米国において従来のLSSGRの規格が適
用される接続形態は図5に示すように交換局(CO)9
0に複数のリモート局(RT)91が接続されている場
合である。交換局90は時分割ディジタルスイッチによ
り交換を行う構成を備えている。リモート局91には例
えば96加入者や,48加入者(図示しない)が収容さ
れ,交換局90とのインタフェースはSLC96という
規格が定められ,ディジタル信号により時分割多重の伝
送が行われる。各リモート局91の加入者は交換局90
を介して例えば,交換局90に直接収容された加入者
や,他のリモート加入者または,他の交換局(図示せ
ず)の加入者と接続して通信を行うことができる。
【0006】図6にSLC96インタフェースと交換局
の接続構成を示す。図中RT1〜RT3はリモート局,
A〜D及びPはリモート局側のディジタルターミナル,
DT11〜DT35は交換局側に設けられたディジタル
ターミナル,DTC1〜DTC3は各リモート局に対向
するDTを制御してCPRと制御情報を送受信するDT
コントローラ,NWはディジタルスイッチングを行うネ
ットワーク,CPRは各加入者からの状態情報や,接続
情報を受け取ってNWを制御したり,各RTの伝送路の
障害情報を受けて,予備回線への切替え制御等の各種の
制御を行う制御プロセッサ(CPR:Call Processor)
である。
【0007】SLC96インタフェースには,図6に示
すようにリモート局と交換局の間の接続形態として3つ
のモードがあり,リモート局RT1とこれに対向する交
換局側のDTC1との間に5本の伝送線L11〜L15
が設けられ,各線路はT1ラインと呼ばれる公知のPC
M24チャネル多重伝送方式を用いる伝送路である。
【0008】但し,この中のL11(RT1側のAで表
示するDTに対応),L15(同じくPで表示するDT
に対応)は,72フレームのマルチフレーム構成を用い
る伝送路であり,L12〜L14(同じく,B,C,D
で表示するDTに対応)は12フレームのマルチフレー
ム構成を用いる伝送路である。なお,L15は,L11
が障害になる場合に備えて設けられている予備の伝送路
であり,Pの表示はプロテクションを意味する。
【0009】このモードiの場合,RT1に96の加入
者が収容され,伝送路のチャネル数も24×4(予備は
含まない)=96チャネルとなり,全ての加入者がそれ
ぞれ交換局に対して1チャネルの回線が割り当てられ,
1対1の接続が形成されている。
【0010】このモードiに対し,RT2の場合はモー
ドii接続形態であり,伝送路L21〜L23は全て72
フレーム構成をとるT1ラインにより接続されている。
但し,L23は予備の伝送路である。この場合,96の
加入者は伝送路L21とL22の2つの伝送路の合計チ
ャネル数が48であるから,RT2において2対1の集
線が行われる。さらに,RT3はモードiiiの例であ
り,この場合伝送路L31(A)とL33(P)の予備
は72フレーム構成で,伝送路L32は12フレーム構
成であり,RT3の加入者は48で,伝送路のチャネル
数も48であり1対1の接続が行われる。このモードは
ディジタル加入者を収容する場合に用いられる。
【0011】上記の各モードのインタフェースの中で,
72フレーム構成を取る伝送路(L11,L21,L2
2,L31及び予備(P)の各伝送路L15,L23,
L33はフレームフォーマット及び,12フレーム構成
をとる伝送路のフレームフォーマットを図7により説明
する。
【0012】図7のa.は1フレームの構成であり,先
頭に1ビットのFビットが設けられ,この後にCH(チ
ャネル)1,CH2・・・・CH24の合計24チャネ
ルの各信号(音声のPCM信号)が格納される。図7の
b.に72フレーム構成を示す。各フレームの先頭のF
ビットは72フレームにより次の図8に示すフレーミン
グビットを伝送する。図7のc.は12フレーム構成を
示し,先頭のFビットは12フレームにより表す固定の
同期パターンが格納される。
【0013】図8はフレーミング・ビットのFsビット
フォーマットであり,上記図7のb.に示すように72
フレーム構成のFビットにより伝送される。この中の最
初の12ビット(12フレーム分のFビット),中間の
3ビット及び最後の1ビットは同期データであり図に示
すように固定のパターンに設定されている。この間に,
次のような各情報が格納されている。
【0014】C1−C11の11ビットによる加入者
との接続手順情報(フックオン・フックオフ,ダイヤル
情報等) M1−M3の3ビットによる加入者の保守情報 A1−A2の2ビットによるSLC96のRT側のア
ラーム情報 S1−S4の4ビットによる予備のT1ラインへの切
り替え手順情報 なお,実際には図8に示す同期データ及び上記〜に
より構成するFsビットの間に固定パターン(1010
10・・・)で構成するFtビット(図示せず)が付加
されて72ビット構成となり,周期が9msとなる。
【0015】上記情報の〜は,図5に示す各RTに
収容されている全加入者についての情報が一つの72フ
レーム構成の伝送路により送受信される(12フレーム
構成の伝送路は音声情報だけ伝送する)。そして,〜
の情報の内,の加入者の接続手順情報については,
9ms周期で3回(33ビット)で1つのメッセージと
して構成されている。
【0016】このため,図5の各DTC1〜DTC3が
このの情報を受信する周期である9ms周期で制御プ
ロセッサCPRは各DTCをスキャンする必要があり,
そのためにソフトウェアにより処理している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにSLC9
6インタフェースで加入者との接続手順情報を9ms周
期でソフトウェアにより処理する場合,交換局に収容さ
れるSLC96インタフェースの個数が増大すると,制
御プロセッサにおけるソフトウェア処理の負担が増大す
るという問題があった。
【0018】また,上記のメッセージの処理を交換局側
のデータターミナルDT(またはDTコントローラDT
C)で処理する場合には,マイクロプロセッサが必要に
なるが,この場合もシステムに接続されるSLC96イ
ンタフェースの数量が増大するにつれマイクロプロセッ
サの数が増大してシステムコストが増大するという問題
があった。
【0019】本発明は上記のようなSLC96インタフ
ェースのメッセージ情報を効率的に処理して制御プロセ
ッサのソフトウェア処理の負担を軽減すると共にシステ
ムのコストを軽減することができるSLC96インタフ
ェースにおけるメッセージビット終端方式を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
すシステム構成図である。図1において,1−1〜1−
3はSLC96インタフェースの3つのモード(上記図
6参照)のリモート局RT1〜RT3,1a〜1e,2
a〜2c,3a〜3cは各リモート局1−1〜1−3と
交換局間を接続するSLC96インタフェースの伝送
路,2−1〜2−3はそれぞれ交換局側に設けられた複
数のデータターミナルDTと一つのDTコントローラ
(DTC)とで構成するデータターミナル装置,20は
各DTCに設けられた多重部,3はネットワーク(N
W),4は制御プロセッサ(CPR),5−1,5−2
はメッセージ終端装置,50は各メッセージ終端装置に
設けられた処理部である。
【0021】本発明は各リモート局と交換局間でメッセ
ージ情報を伝送する伝送路を交換局側で他の伝送路と分
離して集中して同一データターミナル装置に収容し,集
められたメッセージ情報をネットワークに設けたメッセ
ージ終端装置にネットワークを介して送信し,メッセー
ジ終端装置で情報を処理して各メッセージ情報の内容を
判定して制御プロセッサに通知する。
【0022】
【作用】各リモート局1−1〜1−3の伝送路の内加入
者のメッセージ情報を扱う現用の72フレーム構成の伝
送路は全て交換局の同じデータターミナル装置2−1に
収容し,各リモート局の12フレーム構成の伝送路は7
2フレーム構成の伝送路と分離して別のデータターミナ
ル2−3に収容する。また,障害に備えてメッセージ情
報を扱う予備の伝送路(P)も全て別のデータターミナ
ル装置2−2に収容する。
【0023】各データターミナル装置2−2,2−3は
それぞれ,各リモート局1−1〜1−3からのメッセー
ジ情報を各データターミナルDTで受信すると,DTC
(データターミナル・コントローラ)に供給する。DT
Cの多重部200は各リモート局からの複数のメッセー
ジ情報を集線してネットワーク3の通話チャネルを介し
てそれぞれ対応するメッセージ終端装置5−1,5−2
に送信する。なお,この時受信した同期データそのもの
はDTで利用するためであるからメッセージ終端装置へ
送信されずに,この同期データ部分を伝送路の品質情報
(同期の異常検出を表示する等)及びDTCとメッセー
ジ終端装置間のネットワーク内のスイッチング線路の正
常性を確認するためのチェックデータを挿入するのに使
用する。
【0024】各メッセージ終端装置5−1,5−2はそ
れぞれデータを処理する処理部50を備えており,通話
チャネルにより受け取った各リモート局のメッセージ情
報を解析して有効なデータであることを判別すると,制
御プロセッサ(CPR)4へ通知する。制御プロセッサ
(CPR)はその通知を受けてソフトウェア処理を行
う。
【0025】制御プロセッサ4(CPR)から各リモー
ト局へ送信されるメッセージ情報は,メッセージ終端装
置5−1,5−2へ送られると,メッセージ終端装置5
−1,5−2からネットワークを介してそれぞれ対応す
るデータターミナル装置2−1,2−2へ送られ,DT
Cにおいて各リモート局宛のメッセージ情報が分離され
て各リモート局に対応するDTから伝送路へ送信され
る。
【0026】メッセージ情報の中の加入者の接続情報
(3回分で一つのメッセージとなる)については,3回
分のメッセージを正常に受け取った時通知を行うので,
ソフトウェアの処理周期は3倍となり負担が軽減され
る。さらに各データターミナルに処理機能(マイクロプ
ロセッサ)を備えてそれぞれで処理を行う場合に比べる
と,メッセージ終端装置にだけ処理機能を設けるだけで
よいのでシステムのコストを軽減できる。
【0027】
【実施例】図2は交換局におけるDTとDTCの実施例
構成図,図3はDTCと終端装置間インタフェースのフ
ォーマット,図4はメッセージ終端装置の構成図であ
る。
【0028】図2において,20は一つのリモート局の
メッセージ情報を伝送する伝送路と接続するデータター
ミナル(DT),21〜26はリモート局からの情報を
受信するための回路であり,27〜30はリモート局へ
信号を送信するための送信側の回路である。また,31
はDTコントローラ(DTC)であり,32〜34はメ
ッセージ終端装置(図1の5−1,5−2)へメッセー
ジを送信するための回路である。この実施例ではDTC
31に接続するDT20が1つだけ示されているが,他
に4つの図示されないDTが接続され,合計5つのDT
がこのDTCと接続されているものとする。
【0029】DT20と伝送路により接続されている相
手リモート局から送信されたフレーム信号は,上記図7
の72フレーム構成で入力する。伝送路上の信号はバイ
ポーラ符号化されているのでこれをB/U変換回路21
においてユニポーラ信号に変換する。この時,クロック
抽出回路22でクロック信号(1.544Mhz)を抽
出する。ユニポーラ信号は,伝送路符号(AMI,また
はB8ZS等の公知の符号)に符号化されているためこ
れをライン符号変換回路23でNRZ信号に変換して,
フレーム同期・マルチフレーム同期制御回路24に供給
する。
【0030】このフレーム・マルチフレーム同期制御回
路24において,同期ビット(フレーミングビット)を
検出すると共に,その中からマルチフレーム同期パター
ン(図8参照)を検出して,その後に続くメッセージデ
ータ(情報)の抽出を行う。また,次段のエラスティッ
クストア(ES)26を制御する16Khzのクロック
信号及びライトリセット信号(WR)信号の生成を行
う。このライトリセット信号(WR)は,エラスティッ
クストア26にデータを書き込む時にアドレス0の番地
を指示する制御信号である。また,フレーム・マルチフ
レーム同期制御回路24において24チャネルの各デー
タ信号(音声信号)が分離されてDTC31を介してネ
ットワーク(図1の3)へ出力する。ネットワークでは
スイッチングが行われてメッセージ終端装置へ供給され
る。
【0031】アラーム検出回路24aがライン符号変換
回路23から入力する信号からライン符号の符号則違反
であるバイポーラバイオレーション(同期異常を表し,
これが発生すると予備の伝送路へ切替えられることにな
っている)を検出すると,アラーム挿入回路25を駆動
する。このアラーム挿入回路25は,エラスティックス
トア26のメッセージデータとして,バイポーラバイオ
レーション情報及びスイッチングした時のデータの正常
性を確認するためのチェックビットパターン(固定のパ
ターン)を,同期データ(図8の先頭)の部分に挿入を
行った後にエラスティックストア26にデータの書き込
みを行う。
【0032】エラスティックストア26に書き込まれた
メッセージデータは,DTC31のタイミング発生回路
34から供給されるクロック(CLK)により実行され
る。タイミング発生回路34はネットワークからのクロ
ックを元にリード用の16Khzのクロック及びリード
・リセット(RR)信号の生成を行う。このリードリセ
ット信号はエラスティックストア26からデータを読み
出すためのアドレス0の番地を指定する制御信号であ
る。これにより,DT20のエラスティックストア26
から読み出されるメッセージデータの先頭が読み出され
るタイミングは,DTC31により制御される。
【0033】DTC31は図示されたDT20の他に,
4つのDTに対しても読み出し用のクロックとリードリ
セット信号(RR)を供給することにより,合計5つの
DTからメッセージデータを,先頭のタイミングをそろ
えて読み出す。読み出された各DTからのメッセージデ
ータはデータ多重回路32において多重化され,更に次
のファーストビット挿入回路33において,メッセージ
データの先頭を表示するビットを挿入して,ネットワー
クへ送出する。
【0034】図3を用いてDTCとメッセージ終端装置
間のインタフェースのフォーマットを説明する。5つの
各DTのエラスティックストアから読み出されたメッセ
ージデータは,それぞれ図3に示す8ビット構成のデー
タの中のB1〜B5にそれぞれ挿入するようデータ多重
回路32において多重化される。図3において,フレー
ム0,フレーム1,フレーム2・・・の各フレームは,
DTとメッセージ終端装置間に形成された通信チャネル
により1回で伝送される8ビット(B1〜B8で表示)
を表し,フレーム0は5つのDTにおいて発生したメッ
セージデータの先頭のデータ(1ビット)がB1〜B5
の各ビットに格納されたフレームであり,先頭のデータ
が格納されていることを表示するためこのフレーム0の
B6のビットに“1”が設定される。
【0035】この先頭ビットの挿入は上記した図2のフ
ァーストビット挿入回路33で行われ,他のフレームの
B6は常に“0”が設定される。なお,図3にはネット
ワーク内のフレームフオーマットでフレーム0〜フレー
ム15までを示すが,実際には図8に示すフレーミング
ビットを全て送るためにフレーム35(合計36フレー
ム)まである(フレーム16以後は図示省略する)。
【0036】次に図2の構成におけるメッセージ終端装
置からのメッセージデータの受信動作を説明する。メッ
セージ終端装置から上記図3に示すフオーマットで5台
のデータターミナル宛のメッセージデータが送信され,
この中にファーストビットが挿入されてくる。DTC3
1はこのデータをスルーで複数のDT側に送り出す。
【0037】各DT20では,このデータを当該DT2
0用のタイミング信号で受けとってメッセージデータラ
ッチ回路28に格納すると,自分に宛てられたビットを
選択してファーストビットからメッセージビットを分離
する。分離したメッセージデータは,フレーム同期/マ
ルチフレーム同期発生回路27に供給され,ネットワー
クから入力する多数の通信データ(ボイスデータ)とチ
ャネルの規定された位置(フレームビット位置)に挿入
してフレーミングビットの多重化を行って,72フレー
ム構成の24チャネルPCMリンクフオーマットに変換
を行う。このデータはNRZ信号であり,次のライン符
号変換回路29においてユニポーラ信号に変換され,さ
らにU/B変換回路30でユニポーラ信号からバイポー
ラ信号に変換されて伝送路へ送出される。
【0038】図4は終端装置の要部の構成図である。図
4において,40は直並列変換回路,41はファースト
ビット検出回路,42は複数のデータターミナル(D
T)からのメッセージデータを格納するデータラッチ
部,43は同期データを確認するチェック回路,44は
マイクロプロセッサである。この終端装置は制御プロセ
ッサ(CPR)の制御によりDTCとの間のネットワー
クを介するパスが張られると,そのパスを介して伝送さ
れる図3に示すメッセージ情報を送受信する。この図に
はDTCから送信されるメッセージデータを受信処理す
るための構成が示されて,DTCへ向けてメッセージデ
ータを送信する構成は省略されている。
【0039】ネットワークのスイッチングに入力された
メッセージデータは,図3のフォーマットで順次入力さ
れると,各フレーム(8ビット)は直並列変換回路40
で並列に変換される。その第6ビットが“1”になると
ファーストビット検出回路41が検出信号を発生して,
データラッチ部42及びチェック回路43に供給され
る。データラッチ部42はこれによりDTCからスイッ
チングされてくるメッセージ情報を格納し,チェック回
路43は同期データを格納してパターンのチェックを行
う。
【0040】マイクロプロセッサ44はこれにより,デ
ータラッチ部42から各データターミナルからのメッセ
ージデータを取り出して,加入者情報との接続手順情報
(C1−C11の11ビット),加入者の保守情報(M
1−M3の3ビット),リモート側のアラーム情報(A
1−A2の2ビット)及び予備のT1ラインへの切り替
え手順情報(S1−S4の4ビット)の合計20ビット
をチェックして正常なメッセージデータであることを検
出すると,マイクロプロセッサ44はネットワークを介
して制御プロセッサCPR(図1の4)に通知する。ま
た,同期データが図8に示すパターンでないときは,メ
ッセージデータを廃棄する。
【0041】マイクロプロセッサ44は,データターミ
ナル5台分のメッセージデータを解析するが,加入者と
の接続情報(図8のに示すC1〜C11)について
は,9ms周期で順次3回に分けて送られてくることを
識別し,3回分を正常に受け取ったことを識別すると,
制御プロセッサに通知する。このため,制御プロセッサ
は加入者との接続情報について,27msの処理周期で
処理を行えばよい。
【0042】なお,上記の図2の説明において,DTC
31において,メッセージデータの中の同期データ部分
(図3の先頭の12ビット)を用いメッセージ終端装置
に対し伝送路の品質情報及びDTCとメッセージ終端装
置間のスイッチング線路正常性確認用のデータを挿入し
ているが,図4の回路ではこれらの品質情報や正常性確
認用のデータを確認することはできない。すなわち,図
3に示す1サイクルのビットを検出できるよう,DTC
31とメッセージ終端装置間のマルチフレーム数を増加
(36フレーム)させてマイクロプロセッサ44におい
てこれらの情報を検出する処理を行うことになる。
【0043】制御プロセッサCPR(図1の4)から各
データターミナルへ送信すべきメッセージデータは,ネ
ットワークを介してメッセージ終端装置へ各データター
ミナル(DT)へ送信すべきメッセージデータを送出す
る。メッセージ終端装置で受信すると,図3に示すフオ
ーマットにより5台分のデータターミナル宛のデータを
多重化して図2に示すデータターミナル装置へ送信さ
れ,上記したように図2に示す回路により各DTにおい
て受信される。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば,メッセージ情報の中の
加入者の接続情報(9ms周期)については,3回分
(27ms)のメッセージを正常に受け取った時通知を
行うので,従来のように9msで行っていた制御プロセ
ッサによるソフトウェアの処理周期を27ms周期にす
ることができるためソフトウェアの負担が軽減される。
【0045】また,各データターミナルコントローラ
(DTC)に処理機能(マイクロプロセッサ)を備えて
それぞれで処理を行う場合に比べると,メッセージ終端
装置にだけ処理機能を集約することができるので,マイ
クロプロセッサ数を減少(5台のDTCを設ける場合
は,1/5に減少)することが可能となりシステムを経
済的に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示すシステム構成図である。
【図2】交換局におけるDTとDTCの実施例構成図で
ある。
【図3】DTCと終端装置間インタフェースのフォーマ
ットである。
【図4】メッセージ終端装置の構成図である。
【図5】従来のリモート局と交換局の接続形態の説明図
である。
【図6】SLC96インタフェースと交換局の接続構成
である。
【図7】SLC96インタフェースのフレーム構成の説
明図である。
【図8】フレーミングビットのFsビットフォーマット
を示す図である。
【符号の説明】
1-1〜1-3 リモート局RT1 〜RT3 1a 〜3c SLC96 インタフェースの伝送路 2-1〜2-3 データターミナル装置 200 多重部 3 ネットワーク(NW) 4 制御プロセッサ(CPR) 5-1,5-2 メッセージ終端装置 50 処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加久間 哲 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 殿岡 靖典 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 柴田 恵 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−75567(JP,A) 特開 平6−70352(JP,A) 特開 昭60−121894(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/60 H04Q 11/00 - 11/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリモート局と交換局の間をそれぞ
    れSLC96インタフェースで接続した交換局における
    メッセージ情報終端方式において, 各リモート局との間で通信データと共にフレームビット
    により加入者情報等の各種情報を含むメッセージ情報を
    伝送する伝送路を交換局の同じデータターミナル装置に
    収容し, 交換局のネットワークにメッセージ情報を解析する処理
    部を備えるメッセージ終端装置を設け, 前記データターミナル装置は複数のリモート局のメッセ
    ージ情報を集線してネットワークを介して前記メッセー
    ジ終端装置へ伝送し, 該メッセージ終端装置は,各リモート局のメッセージ情
    報を分離して処理部により解析して,正常なメッセージ
    を検出すると交換局の制御プロセッサに通知することを
    特徴とするメッセージ情報終端方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において, 交換局から各リモート局へ送信するメッセージ情報は,
    前記制御プロセッサから前記メッセージ終端装置へ通知
    され, 該メッセージ終端装置はネットワークを介して前記デー
    タターミナル装置へ送信すると,前記データターミナル
    装置は受信したメッセージ情報を各リモート局に送信す
    ることを特徴とするメッセージ情報終端方式。
  3. 【請求項3】 請求項1においてデータターミナル装置
    は, 各リモート局のメッセージ情報の伝送路と接続するデー
    タターミナルと,複数のデータターミナルを制御するデ
    ータターミナルコントローラを備え, 前記各データターミナルはリモート局からのメッセージ
    情報が書き込まれる記憶装置を備え, データターミナルコントローラは,各データターミナル
    の記憶装置のメッセージ情報の先頭ビットから順次読み
    出し,読み出されて複数のデータターミナルからの情報
    を多重化して前記メッセージ終端装置へ送信することを
    特徴とするメッセージ情報終端方式。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において, 前記データターミナル装置とメッセージ終端装置間で送
    受信されるデータは,ネットワークの通信チャネルを用
    いて複数フレームにより伝送され, 各フレームの所定数のビット位置はそれぞれリモート局
    のデータ用に割り当てられ,1ビットの位置にメッセー
    ジ情報の先頭を表すビットを格納することを特徴とする
    メッセージ情報終端方式。
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