JPH04345188A - 電子写真記録装置 - Google Patents
電子写真記録装置Info
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- JPH04345188A JPH04345188A JP3145254A JP14525491A JPH04345188A JP H04345188 A JPH04345188 A JP H04345188A JP 3145254 A JP3145254 A JP 3145254A JP 14525491 A JP14525491 A JP 14525491A JP H04345188 A JPH04345188 A JP H04345188A
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Landscapes
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレ−ザプリン
タ等の電子写真記録装置に係わり、特に、当該電子写真
記録装置が具備している定着器を、記録媒体上への本来
的なトナ−の定着と、排出される廃トナ−の記録媒体上
への定着との双方に利用し、前記廃トナ−の排出を新た
な機能を設けることなく有効に行えるように構成した電
子写真記録装置に関する。
タ等の電子写真記録装置に係わり、特に、当該電子写真
記録装置が具備している定着器を、記録媒体上への本来
的なトナ−の定着と、排出される廃トナ−の記録媒体上
への定着との双方に利用し、前記廃トナ−の排出を新た
な機能を設けることなく有効に行えるように構成した電
子写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乾式現像転写方式を用いている電子写真
記録装置においては、感光体上に形成したトナ−像を転
写紙に転写した後で、感光体上に残留するトナ−をブラ
シやブレ−ド等によって除去する、いわゆる、クリ−ニ
ング装置を設けることは既に知られている。
記録装置においては、感光体上に形成したトナ−像を転
写紙に転写した後で、感光体上に残留するトナ−をブラ
シやブレ−ド等によって除去する、いわゆる、クリ−ニ
ング装置を設けることは既に知られている。
【0003】そして、前記クリ−ニング装置としては、
感光体上から回収したトナ−を搬送スクリュウ等の搬送
手段により搬送させ、それを電子写真記録装置内に設け
たトナ−回収容器で回収するようにした方式(以下、こ
れを第1の方式という)のものが、特公平1−5090
9号によって提案されており、また、トナ−回収容器に
センサ−を設け、当該容器が廃トナ−で一杯になったこ
とを検知して知らせる方式(以下、これを第2の方式と
いう)のものが、前記特公平1−50909号や特公平
2−28150号によって提案されている。
感光体上から回収したトナ−を搬送スクリュウ等の搬送
手段により搬送させ、それを電子写真記録装置内に設け
たトナ−回収容器で回収するようにした方式(以下、こ
れを第1の方式という)のものが、特公平1−5090
9号によって提案されており、また、トナ−回収容器に
センサ−を設け、当該容器が廃トナ−で一杯になったこ
とを検知して知らせる方式(以下、これを第2の方式と
いう)のものが、前記特公平1−50909号や特公平
2−28150号によって提案されている。
【0004】この他にも、クリ−ニング装置により捕獲
した廃トナ−を回収装置まで搬送させ、そこでトナ−回
収用紙に廃トナ−を定着させる方式(以下、これを第3
の方式という)のものが、特開昭60−201374号
によって提案されている。
した廃トナ−を回収装置まで搬送させ、そこでトナ−回
収用紙に廃トナ−を定着させる方式(以下、これを第3
の方式という)のものが、特開昭60−201374号
によって提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の方式のもの
は、トナ−回収容器が廃トナ−で一杯になる前に当該容
器を空の容器と交換する必要があるもので、もし、当該
容器の交換を忘れて廃トナ−で一杯になった状態の前記
容器をそのまま使用していると、感光体のクリ−ニング
作用が不十分になって、記録用紙の白地部が汚れるとい
う地かぶり現象を起こしたり、廃トナ−で一杯になった
前記容器から廃トナ−があふれ、電子写真記録装置の内
部を汚してしまうという問題点、及び、前記容器の交換
時にクリ−ニング装置のトナ−排出口とトナ−回収容器
との接続部で廃トナ−が電子写真記録装置内にこぼれ落
ち、同様に電子写真記録装置内を汚してしまうという問
題点を有するものである。
は、トナ−回収容器が廃トナ−で一杯になる前に当該容
器を空の容器と交換する必要があるもので、もし、当該
容器の交換を忘れて廃トナ−で一杯になった状態の前記
容器をそのまま使用していると、感光体のクリ−ニング
作用が不十分になって、記録用紙の白地部が汚れるとい
う地かぶり現象を起こしたり、廃トナ−で一杯になった
前記容器から廃トナ−があふれ、電子写真記録装置の内
部を汚してしまうという問題点、及び、前記容器の交換
時にクリ−ニング装置のトナ−排出口とトナ−回収容器
との接続部で廃トナ−が電子写真記録装置内にこぼれ落
ち、同様に電子写真記録装置内を汚してしまうという問
題点を有するものである。
【0006】また、前記第2の方式のものは、トナ−回
収容器の交換時期を知ることはできるものの、前記容器
の交換時に電子写真記録装置の内部を廃トナ−で汚して
しまうという問題点の解消はなされていないものである
。
収容器の交換時期を知ることはできるものの、前記容器
の交換時に電子写真記録装置の内部を廃トナ−で汚して
しまうという問題点の解消はなされていないものである
。
【0007】さらに、前記第3の方式のものは、トナ−
回収容器を交換している第1及び第2の方式のものと比
べれば、保守管理が簡単であり、回収されたトナ−の飛
散も防止することができるものの、クリ−ニング装置で
捕獲した廃トナ−を回収装置まで搬送させる搬送部材や
トナ−回収用紙にトナ−を定着させる定着装置が必要に
なり、電子写真記録装置全体が複雑化するだけでなく、
小型の電子写真記録装置を形成できないという新たな問
題点を有するものである。
回収容器を交換している第1及び第2の方式のものと比
べれば、保守管理が簡単であり、回収されたトナ−の飛
散も防止することができるものの、クリ−ニング装置で
捕獲した廃トナ−を回収装置まで搬送させる搬送部材や
トナ−回収用紙にトナ−を定着させる定着装置が必要に
なり、電子写真記録装置全体が複雑化するだけでなく、
小型の電子写真記録装置を形成できないという新たな問
題点を有するものである。
【0008】本発明は、前記各問題点を除去するために
考案されたもので、その目的は、トナ−回収容器の交換
を必要とせず、保守管理を簡単に行うことができ、しか
も、電子写真記録装置の内部を汚すことがなく、かつ、
大幅に小型化が図れる電子写真記録装置を提供すること
にある。
考案されたもので、その目的は、トナ−回収容器の交換
を必要とせず、保守管理を簡単に行うことができ、しか
も、電子写真記録装置の内部を汚すことがなく、かつ、
大幅に小型化が図れる電子写真記録装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的の達成のために
、本発明は、感光体上の残留トナ−を除去するクリ−ニ
ング部材と、前記除去されたトナ−を回収蓄積するトナ
−回収部材と、この蓄積されたトナ−を記録媒体上に排
出するトナ−排出部材とからなるクリ−ニング装置、及
び、記録媒体上のトナ−を前記記録媒体に定着させる定
着装置を具備する電子写真記録装置において、前記トナ
−回収部材から記録媒体上に排出されたトナ−を前記定
着装置により前記記録媒体に定着させ、前記トナ−を前
記記録媒体とともに電子写真記録装置から排出する第1
の手段を具備する。
、本発明は、感光体上の残留トナ−を除去するクリ−ニ
ング部材と、前記除去されたトナ−を回収蓄積するトナ
−回収部材と、この蓄積されたトナ−を記録媒体上に排
出するトナ−排出部材とからなるクリ−ニング装置、及
び、記録媒体上のトナ−を前記記録媒体に定着させる定
着装置を具備する電子写真記録装置において、前記トナ
−回収部材から記録媒体上に排出されたトナ−を前記定
着装置により前記記録媒体に定着させ、前記トナ−を前
記記録媒体とともに電子写真記録装置から排出する第1
の手段を具備する。
【0010】また、前記目的の達成のために、本発明は
、感光体上の残留トナ−を除去するクリ−ニング部材と
、前記除去されたトナ−を回収蓄積するトナ−回収部材
と、この蓄積されたトナ−を記録媒体上に排出するトナ
−排出部材とからなるクリ−ニング装置、前記感光体上
の静電潜像を現像する現像装置、及び、記録媒体上のト
ナ−を前記記録媒体に定着させる定着装置を具備する電
子写真記録装置において、前記現像装置に交換可能なト
ナ−ホッパ−を設けるとともにトナ−ホッパ−着脱検知
スイッチを設け、前記スイッチがトナ−ホッパ−の装着
を検知すると、前記トナ−回収部材から記録媒体上にト
ナ−を排出させ、この排出されたトナ−を前記定着装置
により前記記録媒体に定着させ、前記トナ−を前記記録
媒体とともに電子写真記録装置から排出する第2の手段
を具備する。
、感光体上の残留トナ−を除去するクリ−ニング部材と
、前記除去されたトナ−を回収蓄積するトナ−回収部材
と、この蓄積されたトナ−を記録媒体上に排出するトナ
−排出部材とからなるクリ−ニング装置、前記感光体上
の静電潜像を現像する現像装置、及び、記録媒体上のト
ナ−を前記記録媒体に定着させる定着装置を具備する電
子写真記録装置において、前記現像装置に交換可能なト
ナ−ホッパ−を設けるとともにトナ−ホッパ−着脱検知
スイッチを設け、前記スイッチがトナ−ホッパ−の装着
を検知すると、前記トナ−回収部材から記録媒体上にト
ナ−を排出させ、この排出されたトナ−を前記定着装置
により前記記録媒体に定着させ、前記トナ−を前記記録
媒体とともに電子写真記録装置から排出する第2の手段
を具備する。
【0011】
【作用】前記第1の手段によれば、クリ−ニング部材に
より捕獲回収した廃トナ−を適当なタイミングにおいて
、この第1の手段においては、例えば、一定のトナ−消
費量毎に転写材搬送装置を走行する記録媒体の到来に合
わせて前記記録媒体上に落下排出させ、この落下排出さ
せた廃トナ−を前記記録媒体に載せたまま定着装置を通
過させることによって、前記廃トナ−を前記記録媒体に
定着させ、前記記録媒体とともに電子写真記録装置から
排出するようにしている。
より捕獲回収した廃トナ−を適当なタイミングにおいて
、この第1の手段においては、例えば、一定のトナ−消
費量毎に転写材搬送装置を走行する記録媒体の到来に合
わせて前記記録媒体上に落下排出させ、この落下排出さ
せた廃トナ−を前記記録媒体に載せたまま定着装置を通
過させることによって、前記廃トナ−を前記記録媒体に
定着させ、前記記録媒体とともに電子写真記録装置から
排出するようにしている。
【0012】前記第2の手段によれば、クリ−ニング部
材により捕獲回収した廃トナ−を適当なタイミングにお
いて、この第2の手段においては、トナ−ホッパ−の交
換時に転写材搬送装置を走行する記録媒体の到来に合わ
せて前記記録媒体上に落下排出させ、この落下排出させ
た廃トナ−を前記記録媒体に載せたまま定着装置を通過
させることによって、前記廃トナ−を前記記録媒体に定
着させ、前記記録媒体とともに電子写真記録装置から排
出するようにしている。
材により捕獲回収した廃トナ−を適当なタイミングにお
いて、この第2の手段においては、トナ−ホッパ−の交
換時に転写材搬送装置を走行する記録媒体の到来に合わ
せて前記記録媒体上に落下排出させ、この落下排出させ
た廃トナ−を前記記録媒体に載せたまま定着装置を通過
させることによって、前記廃トナ−を前記記録媒体に定
着させ、前記記録媒体とともに電子写真記録装置から排
出するようにしている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0014】図1は、本発明に係わる電子写真記録装置
の1実施例を示す構成図である。
の1実施例を示す構成図である。
【0015】図において、1は感光体ドラム、2はクリ
−ニング部材であるブレ−ド、3はトナ−回収部材であ
るクリ−ナケ−シング、4はトナ−ガイド、5はトナ−
排出口、6はトナ−排出部材である排出ロ−ラ、7は補
助金具、8は留めねじ、9は転写用帯電器、10は剥離
用除電器、11は記録媒体、12は転写材搬送通路とな
るガイド、13は定着器、14はクリ−ニング装置であ
る。
−ニング部材であるブレ−ド、3はトナ−回収部材であ
るクリ−ナケ−シング、4はトナ−ガイド、5はトナ−
排出口、6はトナ−排出部材である排出ロ−ラ、7は補
助金具、8は留めねじ、9は転写用帯電器、10は剥離
用除電器、11は記録媒体、12は転写材搬送通路とな
るガイド、13は定着器、14はクリ−ニング装置であ
る。
【0016】そして、ブレ−ド2は、ウレタン等の弾性
材によって構成され、クリ−ナケ−シング3の開口部の
一端に補助金具7と留めねじ8により固定され、感光体
ドラム1に弾性的に当接するように配置されている。一
方、前記開口部の他端にはトナ−ガイド4が感光体ドラ
ム1に近接配置されている。また、排出ロ−ラ6は、表
面に発泡による孔が形成されたスポンジ等によって作ら
れ、駆動装置によって回転できるように構成されている
。この排出ロ−ラ6は、その非回転時に、クリ−ナケ−
シング3の下部にあるトナ−排出口5を閉鎖するように
配置され、回転駆動時に、クリ−ナケ−シング3内に蓄
積された廃トナ−をトナ−排出口5から落下排出させる
働きを有している。なお、前記排出ロ−ラ6を構成して
いるスポンジの表面の発泡度は、トナ−排出量や排出速
度により定められるもので、本実施例においては1イン
チ当たり20個のものを用いている。さらに、トナ−排
出口5の位置はガイド12の真上にくるような配置構成
になっている。
材によって構成され、クリ−ナケ−シング3の開口部の
一端に補助金具7と留めねじ8により固定され、感光体
ドラム1に弾性的に当接するように配置されている。一
方、前記開口部の他端にはトナ−ガイド4が感光体ドラ
ム1に近接配置されている。また、排出ロ−ラ6は、表
面に発泡による孔が形成されたスポンジ等によって作ら
れ、駆動装置によって回転できるように構成されている
。この排出ロ−ラ6は、その非回転時に、クリ−ナケ−
シング3の下部にあるトナ−排出口5を閉鎖するように
配置され、回転駆動時に、クリ−ナケ−シング3内に蓄
積された廃トナ−をトナ−排出口5から落下排出させる
働きを有している。なお、前記排出ロ−ラ6を構成して
いるスポンジの表面の発泡度は、トナ−排出量や排出速
度により定められるもので、本実施例においては1イン
チ当たり20個のものを用いている。さらに、トナ−排
出口5の位置はガイド12の真上にくるような配置構成
になっている。
【0017】前記構成において、本実施例の電子写真記
録装置を用いて通常の印刷記録を行う場合には、感光体
ドラム1を図の矢印方向(時計方向)に回転駆動させ、
そのときに感光体ドラム1の表面において順次帯電、露
光、現像、転写という電子写真行程の一連の操作処理を
実行し、前記転写行程において感光体ドラム1上に形成
されたトナ−像を記録媒体11上に転写するようにして
いる。この転写行程においては、感光体ドラム1上に付
着しているトナ−の大部分が記録媒体11に転写される
ものであるが、感光体ドラム1上の残留トナ−の一部は
ブレ−ド2の部分まで回転移送され、その部分において
感光体ドラム1に弾性的に当接しているブレ−ド2に当
たり、感光体ドラム1上から掻き落される。続いて、掻
き落されたトナ−はトナ−ガイド4で受け止められてク
リ−ナケ−シング3内に入り、廃トナ−としてクリ−ナ
ケ−シング3の下部に集められる。そして、電子写真記
録装置が通常の印刷記録を行っている場合には、排出ロ
−ラ6は回転駆動されないので、クリ−ナケ−シング3
の下部のトナ−排出口5は非回転の排出ロ−ラ6により
閉鎖されており、クリ−ナケ−シング3の下部に集めら
れた廃トナ−は逐次そこに蓄積されるようになる。
録装置を用いて通常の印刷記録を行う場合には、感光体
ドラム1を図の矢印方向(時計方向)に回転駆動させ、
そのときに感光体ドラム1の表面において順次帯電、露
光、現像、転写という電子写真行程の一連の操作処理を
実行し、前記転写行程において感光体ドラム1上に形成
されたトナ−像を記録媒体11上に転写するようにして
いる。この転写行程においては、感光体ドラム1上に付
着しているトナ−の大部分が記録媒体11に転写される
ものであるが、感光体ドラム1上の残留トナ−の一部は
ブレ−ド2の部分まで回転移送され、その部分において
感光体ドラム1に弾性的に当接しているブレ−ド2に当
たり、感光体ドラム1上から掻き落される。続いて、掻
き落されたトナ−はトナ−ガイド4で受け止められてク
リ−ナケ−シング3内に入り、廃トナ−としてクリ−ナ
ケ−シング3の下部に集められる。そして、電子写真記
録装置が通常の印刷記録を行っている場合には、排出ロ
−ラ6は回転駆動されないので、クリ−ナケ−シング3
の下部のトナ−排出口5は非回転の排出ロ−ラ6により
閉鎖されており、クリ−ナケ−シング3の下部に集めら
れた廃トナ−は逐次そこに蓄積されるようになる。
【0018】前記通常の印刷記録が続行され、それに伴
って前記蓄積される廃トナ−の量も増大して行くが、前
記蓄積される廃トナ−の量が所定値を越えた場合には、
前記通常の印刷記録を停止させ、前記蓄積された廃トナ
−をトナ−排出口5から落下排出させるようにする。こ
の廃トナ−の排出時には、廃トナ−の排出に先立ち、例
えば、2乃至3枚の白紙からなる記録媒体11を当該電
子写真記録装置に供給し、これらの白紙を通常の記録媒
体11と同様にガイド12(転写材搬送通路)を搬送さ
せるようにする。そして、これらの白紙が丁度クリ−ナ
ケ−シング3の下部のトナ−排出口5の真下に搬送され
てきたタイミングにおいて、排出ロ−ラ6を図の矢印方
向に回転駆動させると、前記蓄積された廃トナ−は排出
ロ−ラ6の回転に伴ってクリ−ナケ−シング3内からト
ナ−排出口5の方向に導かれ、トナ−排出口5からその
真下を搬送中の前記白紙上に落下排出される。前記白紙
上に落下したトナ−は前記白紙とともに定着器13に移
送され、次いで、定着器13において前記白紙上に固着
され、前記白紙ごと当該電子写真記録装置の外に送出さ
れる。
って前記蓄積される廃トナ−の量も増大して行くが、前
記蓄積される廃トナ−の量が所定値を越えた場合には、
前記通常の印刷記録を停止させ、前記蓄積された廃トナ
−をトナ−排出口5から落下排出させるようにする。こ
の廃トナ−の排出時には、廃トナ−の排出に先立ち、例
えば、2乃至3枚の白紙からなる記録媒体11を当該電
子写真記録装置に供給し、これらの白紙を通常の記録媒
体11と同様にガイド12(転写材搬送通路)を搬送さ
せるようにする。そして、これらの白紙が丁度クリ−ナ
ケ−シング3の下部のトナ−排出口5の真下に搬送され
てきたタイミングにおいて、排出ロ−ラ6を図の矢印方
向に回転駆動させると、前記蓄積された廃トナ−は排出
ロ−ラ6の回転に伴ってクリ−ナケ−シング3内からト
ナ−排出口5の方向に導かれ、トナ−排出口5からその
真下を搬送中の前記白紙上に落下排出される。前記白紙
上に落下したトナ−は前記白紙とともに定着器13に移
送され、次いで、定着器13において前記白紙上に固着
され、前記白紙ごと当該電子写真記録装置の外に送出さ
れる。
【0019】一般に、現像機において消費されるトナ−
量に対する、ブレ−ド2により感光体ドラム1上から掻
き落されてクリ−ナケ−シング3に蓄積される廃トナ−
量の割合は、電子写真記録装置の転写効率に依存する。 そして、通常のこの種の装置においては、転写効率を8
0%と見ることができるので、現像機において消費され
るトナ−量の20%が廃トナ−としてクリ−ナケ−シン
グ3に蓄積されることになる。即ち、現像機で用いてい
るトナ−補給用カ−トリッジの内容量を100gとすれ
ば、1個のトナ−補給用カ−トリッジを使いきった時点
において約20gの廃トナ−がクリ−ナケ−シング3に
蓄積されることになる。
量に対する、ブレ−ド2により感光体ドラム1上から掻
き落されてクリ−ナケ−シング3に蓄積される廃トナ−
量の割合は、電子写真記録装置の転写効率に依存する。 そして、通常のこの種の装置においては、転写効率を8
0%と見ることができるので、現像機において消費され
るトナ−量の20%が廃トナ−としてクリ−ナケ−シン
グ3に蓄積されることになる。即ち、現像機で用いてい
るトナ−補給用カ−トリッジの内容量を100gとすれ
ば、1個のトナ−補給用カ−トリッジを使いきった時点
において約20gの廃トナ−がクリ−ナケ−シング3に
蓄積されることになる。
【0020】前記廃トナ−の排出の時期は、現像機にお
けるトナ−補給の時期に合わせて行うのが好ましく、例
えば、前記トナ−補給用カ−トリッジの交換を行った時
に必ず廃トナ−の排出を行うようにすれば、クリ−ナケ
−シング3内に廃トナ−が蓄積し過ぎたりすることはな
く、廃トナ−の排出に際して、クリ−ナケ−シング3を
電子写真記録装置から取り外したり、クリ−ナケ−シン
グ3を交換したりする必要がなくなり、前記取り外し時
や前記交換時にクリ−ナケ−シング3から廃トナ−が落
下して、電子写真記録装置の内部を汚すようなことがな
くなるものである。
けるトナ−補給の時期に合わせて行うのが好ましく、例
えば、前記トナ−補給用カ−トリッジの交換を行った時
に必ず廃トナ−の排出を行うようにすれば、クリ−ナケ
−シング3内に廃トナ−が蓄積し過ぎたりすることはな
く、廃トナ−の排出に際して、クリ−ナケ−シング3を
電子写真記録装置から取り外したり、クリ−ナケ−シン
グ3を交換したりする必要がなくなり、前記取り外し時
や前記交換時にクリ−ナケ−シング3から廃トナ−が落
下して、電子写真記録装置の内部を汚すようなことがな
くなるものである。
【0021】また、廃トナ−の排出時に使用する廃トナ
−排出用の記録媒体11として、通常使用される用紙ま
たはそれに準じた用紙を用意し、これらの用紙をトナ−
補給用カ−トリッジに必ず付属させ、しかも、これらの
用紙がクリ−ニングに使用可能であることを印刷等で明
示するようにすれば、トナ−補給用カ−トリッジの交換
時に忘れずに廃トナ−の排出を行うことができ、しかも
、廃トナ−の排出のために用紙カセット内にある用紙を
使う必要がないものである。
−排出用の記録媒体11として、通常使用される用紙ま
たはそれに準じた用紙を用意し、これらの用紙をトナ−
補給用カ−トリッジに必ず付属させ、しかも、これらの
用紙がクリ−ニングに使用可能であることを印刷等で明
示するようにすれば、トナ−補給用カ−トリッジの交換
時に忘れずに廃トナ−の排出を行うことができ、しかも
、廃トナ−の排出のために用紙カセット内にある用紙を
使う必要がないものである。
【0022】図2は、本発明を電子写真記録装置の一種
であるレ−ザプリンタに適用した場合の実施例を示す構
成図である。
であるレ−ザプリンタに適用した場合の実施例を示す構
成図である。
【0023】図において、15はレ−ザ走査光学系、1
6は現像機、17は帯電器、18はピックアップロ−ラ
、19はレジストロ−ラ、20は搬送ロ−ラ、21は用
紙排出ロ−ラ、22は排紙トレイ、23はトナ−ホッパ
、24はホッパスイッチ、25は用紙カセット、26は
用紙であり、その他、前図の構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付している。
6は現像機、17は帯電器、18はピックアップロ−ラ
、19はレジストロ−ラ、20は搬送ロ−ラ、21は用
紙排出ロ−ラ、22は排紙トレイ、23はトナ−ホッパ
、24はホッパスイッチ、25は用紙カセット、26は
用紙であり、その他、前図の構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付している。
【0024】そして、トナ−ホッパ23は、上側に持ち
上げることによりこのレ−ザプリンタから取り外して交
換することができるように構成されており、このトナ−
ホッパ23の着脱状態はホッパスイッチ24によって検
出されるものである。
上げることによりこのレ−ザプリンタから取り外して交
換することができるように構成されており、このトナ−
ホッパ23の着脱状態はホッパスイッチ24によって検
出されるものである。
【0025】前記構成において、本実施例のレ−ザプリ
ンタを用いて通常の印刷記録を行う場合には、感光体ド
ラム1を図の矢印方向(反時計方向)に回転駆動させる
。始めに、帯電器17において感光体ドラム1の表面に
一様な帯電が行われ、次いで、半導体レ−ザ、回転多面
鏡、回転多面鏡駆動モ−タ、及び、Fθレンズ等によっ
て構成されるレ−ザ走査光学系15によって露光が行わ
れ、印刷記録される情報が感光体ドラム1上に静電潜像
の状態で形成される。次に、前記静電潜像は現像機16
において現像され、感光体ドラム1上にトナ−像が形成
される。
ンタを用いて通常の印刷記録を行う場合には、感光体ド
ラム1を図の矢印方向(反時計方向)に回転駆動させる
。始めに、帯電器17において感光体ドラム1の表面に
一様な帯電が行われ、次いで、半導体レ−ザ、回転多面
鏡、回転多面鏡駆動モ−タ、及び、Fθレンズ等によっ
て構成されるレ−ザ走査光学系15によって露光が行わ
れ、印刷記録される情報が感光体ドラム1上に静電潜像
の状態で形成される。次に、前記静電潜像は現像機16
において現像され、感光体ドラム1上にトナ−像が形成
される。
【0026】一方、この際の作像行程に同期して、用紙
カセット25から記録媒体である用紙26がピックアッ
プロ−ラ18により搬出され、この搬出された用紙26
はレジストロ−ラ19まで搬送される。そして、感光体
ドラム1上に形成されたトナ−像が転写部に回転移行さ
れるタイミングにおいて、前記用紙26がレジストロ−
ラ19から前記転写部に搬送され、前記転写部において
は転写帯電器9の作用によって感光体ドラム1上のトナ
−像が用紙26に転写される。前記転写が行われた後の
用紙は、剥離用除電器10によって感光体ドラム1上か
ら分離され、分離された用紙26はガイド12を介して
定着器13に導かれ、そこで転写像の定着が行われる。 次いで、転写像が定着された用紙26は、搬送ロ−ラ2
0及び用紙排出ロ−ラ21を介して排紙トレイ22に供
給され、このレ−ザプリンタから取出される。なお、前
記転写後に、感光体ドラム1上に残留したトナ−はクリ
−ニング装置14によって捕獲回収され、そこに蓄積さ
れる。
カセット25から記録媒体である用紙26がピックアッ
プロ−ラ18により搬出され、この搬出された用紙26
はレジストロ−ラ19まで搬送される。そして、感光体
ドラム1上に形成されたトナ−像が転写部に回転移行さ
れるタイミングにおいて、前記用紙26がレジストロ−
ラ19から前記転写部に搬送され、前記転写部において
は転写帯電器9の作用によって感光体ドラム1上のトナ
−像が用紙26に転写される。前記転写が行われた後の
用紙は、剥離用除電器10によって感光体ドラム1上か
ら分離され、分離された用紙26はガイド12を介して
定着器13に導かれ、そこで転写像の定着が行われる。 次いで、転写像が定着された用紙26は、搬送ロ−ラ2
0及び用紙排出ロ−ラ21を介して排紙トレイ22に供
給され、このレ−ザプリンタから取出される。なお、前
記転写後に、感光体ドラム1上に残留したトナ−はクリ
−ニング装置14によって捕獲回収され、そこに蓄積さ
れる。
【0027】本実施例においては、廃トナ−の排出は次
のようにして行われる。
のようにして行われる。
【0028】交換可能なトナ−ホッパ23の交換の時期
は、現像機16内に取付けてあるトナ−濃度制御装置が
、トナ−補給の指令を出した際にトナ−ホッパ23から
何等トナ−の補給がなされないことを自動的に検知し、
この検知出力がレ−ザプリンタの表示パネルにトナ−ホ
ッパ交換の表示を行うことにより知ることができる。前
述のように、トナ−ホッパ23を上側に持ち上げてこの
レ−ザプリンタから外すと、当該レ−ザプリンタに取付
けてあるホッパスイッチ24がオフになって、交換のた
めにトナ−ホッパ23が外されたことをレ−ザプリンタ
の制御部に知らせ、また、新しいトナ−ホッパ23が差
し込まれると、ホッパスイッチ24がオンになって、ト
ナ−ホッパ23が補給されたことを前記制御部に知らせ
ている。
は、現像機16内に取付けてあるトナ−濃度制御装置が
、トナ−補給の指令を出した際にトナ−ホッパ23から
何等トナ−の補給がなされないことを自動的に検知し、
この検知出力がレ−ザプリンタの表示パネルにトナ−ホ
ッパ交換の表示を行うことにより知ることができる。前
述のように、トナ−ホッパ23を上側に持ち上げてこの
レ−ザプリンタから外すと、当該レ−ザプリンタに取付
けてあるホッパスイッチ24がオフになって、交換のた
めにトナ−ホッパ23が外されたことをレ−ザプリンタ
の制御部に知らせ、また、新しいトナ−ホッパ23が差
し込まれると、ホッパスイッチ24がオンになって、ト
ナ−ホッパ23が補給されたことを前記制御部に知らせ
ている。
【0029】ホッパスイッチ24のオン時には、通常の
印刷記録の時と同様に、用紙カセット25内の用紙26
をピックアップロ−ラ18によって搬出し、この用紙2
6をレジストロ−ラ19を介してガイド12に搬送させ
る。この搬送の際に、当該用紙26がクリ−ニング装置
14の真下を通過するタイミングにおいて、クリ−ニン
グ装置14にある排出ロ−ラ6を回転駆動させ、クリ−
ニング装置14に蓄積されていた廃トナ−を前記用紙2
6上に落下排出させる。次いで、前記用紙26上に落下
した廃トナ−は前記用紙26とともに定着器13に供給
され、そこで前記用紙26に固着され、前記用紙26の
排出に従ってこのレ−ザプリンタから排出される。この
ような動作を繰り返し2回乃至3回程度行えば、クリ−
ニング装置14に蓄積されていた廃トナ−を全てなくす
ことができる。
印刷記録の時と同様に、用紙カセット25内の用紙26
をピックアップロ−ラ18によって搬出し、この用紙2
6をレジストロ−ラ19を介してガイド12に搬送させ
る。この搬送の際に、当該用紙26がクリ−ニング装置
14の真下を通過するタイミングにおいて、クリ−ニン
グ装置14にある排出ロ−ラ6を回転駆動させ、クリ−
ニング装置14に蓄積されていた廃トナ−を前記用紙2
6上に落下排出させる。次いで、前記用紙26上に落下
した廃トナ−は前記用紙26とともに定着器13に供給
され、そこで前記用紙26に固着され、前記用紙26の
排出に従ってこのレ−ザプリンタから排出される。この
ような動作を繰り返し2回乃至3回程度行えば、クリ−
ニング装置14に蓄積されていた廃トナ−を全てなくす
ことができる。
【0030】この廃トナ−の排出時には、転写帯電器9
、剥離用除電器10、レ−ザ走査光学系15、現像機1
6、帯電器17は必ずしも作動させる必要がないもので
あるが、廃トナ−の排出時にこれらの装置を作動させ、
廃トナ−排出に使用する用紙26の先端部または後端部
に廃トナ−の排出中であることを示すメッセ−ジを印刷
することもでき、前記メッセ−ジの印刷と同時にレ−ザ
プリンタに廃トナ−の排出中を示す表示を行うこともで
きる。
、剥離用除電器10、レ−ザ走査光学系15、現像機1
6、帯電器17は必ずしも作動させる必要がないもので
あるが、廃トナ−の排出時にこれらの装置を作動させ、
廃トナ−排出に使用する用紙26の先端部または後端部
に廃トナ−の排出中であることを示すメッセ−ジを印刷
することもでき、前記メッセ−ジの印刷と同時にレ−ザ
プリンタに廃トナ−の排出中を示す表示を行うこともで
きる。
【0031】本実施例によれば、クリ−ニング装置14
をレ−ザプリンタ本体から取り外したり、クリ−ニング
装置14を構成するクリナ−ケ−シング3を交換する必
要がないため、前記取り外し時または前記交換時にクリ
−ニング装置14から廃トナ−が落下して舞散り、レ−
ザプリンタ内部を汚すことがないものである。
をレ−ザプリンタ本体から取り外したり、クリ−ニング
装置14を構成するクリナ−ケ−シング3を交換する必
要がないため、前記取り外し時または前記交換時にクリ
−ニング装置14から廃トナ−が落下して舞散り、レ−
ザプリンタ内部を汚すことがないものである。
【0032】図3は、本発明に係わる電子写真記録装置
のさらに別の実施例を示す構成図である。
のさらに別の実施例を示す構成図である。
【0033】図において、27はクリ−ニング部材であ
るクリ−ニングブレ−ド、28は支持体、29はブレ−
ドホルダ、30は段付きねじ、31は固定ケ−シング、
32はトナ−回収部材である移動ケ−シング、33は廃
トナ−、34はトナ−検知センサ−、35は転写材搬送
手段の一部を構成する搬送ベルトであり、その他、前図
の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付している。
るクリ−ニングブレ−ド、28は支持体、29はブレ−
ドホルダ、30は段付きねじ、31は固定ケ−シング、
32はトナ−回収部材である移動ケ−シング、33は廃
トナ−、34はトナ−検知センサ−、35は転写材搬送
手段の一部を構成する搬送ベルトであり、その他、前図
の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付している。
【0034】そして、クリ−ニング装置14は、電子写
真記録装置本体に固定されている固定ケ−シング31と
前記本体に対して移動可能に取付けられている移動ケ−
シング32とからなっており、移動ケ−シング32には
、排出ロ−ラ6、クリ−ニングブレ−ド27、トナ−検
知センサ−34等が配置されている。クリ−ニングブレ
−ド27は、ポリウレタンゴムのような弾性材により構
成され、基部は支持体28を介してブレ−ドホルダ29
に段付きねじ30によって固定され、先端部は感光体ド
ラム1の表面に弾性的に圧接されている。なお、この段
付きねじ30は、クリ−ニングブレ−ド27が感光体ド
ラム1の長手方向に一様に接触させる役目を果たしてい
る。
真記録装置本体に固定されている固定ケ−シング31と
前記本体に対して移動可能に取付けられている移動ケ−
シング32とからなっており、移動ケ−シング32には
、排出ロ−ラ6、クリ−ニングブレ−ド27、トナ−検
知センサ−34等が配置されている。クリ−ニングブレ
−ド27は、ポリウレタンゴムのような弾性材により構
成され、基部は支持体28を介してブレ−ドホルダ29
に段付きねじ30によって固定され、先端部は感光体ド
ラム1の表面に弾性的に圧接されている。なお、この段
付きねじ30は、クリ−ニングブレ−ド27が感光体ド
ラム1の長手方向に一様に接触させる役目を果たしてい
る。
【0035】前記構成において、通常の印刷記録を行う
場合の動作は、図1に示された実施例及び図2に示され
た実施例の動作とほぼ同じである。
場合の動作は、図1に示された実施例及び図2に示され
た実施例の動作とほぼ同じである。
【0036】この場合、転写後に、感光体ドラム1上に
残留したトナ−は、クリ−ニングブレ−ド27の部分ま
で回転移送され、そこでクリ−ニングブレ−ド27によ
り感光体ドラム1上から掻き落される。掻き落された廃
トナ−は、トナ−ガイド4を介して移動ケ−シング32
内に捕獲回収され、移動ケ−シング32の下部に蓄積さ
れるものである。
残留したトナ−は、クリ−ニングブレ−ド27の部分ま
で回転移送され、そこでクリ−ニングブレ−ド27によ
り感光体ドラム1上から掻き落される。掻き落された廃
トナ−は、トナ−ガイド4を介して移動ケ−シング32
内に捕獲回収され、移動ケ−シング32の下部に蓄積さ
れるものである。
【0037】ここで、前記蓄積された廃トナ−33の量
が多くなると、移動ケ−シング32の側面に配置された
トナ−検知センサ−34が廃トナ−33の蓄積量を検知
し、クリ−ニング装置14内の廃トナ−33を排出処理
すべきであることを電子写真記録装置に知らせる。この
知らせを受けて電子写真記録装置は、廃トナ−33の排
出処理を行う旨の表示、例えば、ランプ等を点灯または
点滅を行うと同時に、用紙カセット内の用紙を自動的に
搬出し、通常の印刷記録の時と同様に、転写材搬送通路
を搬送させる。この場合も、用紙がクリ−ニング装置1
4の下部のトナ−排出口5の真下に搬送されるタイミン
グにおいて、排出ロ−ラ6を回転駆動させ、移動ケ−シ
ング32内に蓄積されていた廃トナ−33を前記用紙の
上に落下排出させる。次いで、前記用紙上に落下した廃
トナ−は前記用紙とともに定着器に供給され、そこで前
記用紙に固着され、前記用紙の排出に従って電子写真記
録装置から排出される。
が多くなると、移動ケ−シング32の側面に配置された
トナ−検知センサ−34が廃トナ−33の蓄積量を検知
し、クリ−ニング装置14内の廃トナ−33を排出処理
すべきであることを電子写真記録装置に知らせる。この
知らせを受けて電子写真記録装置は、廃トナ−33の排
出処理を行う旨の表示、例えば、ランプ等を点灯または
点滅を行うと同時に、用紙カセット内の用紙を自動的に
搬出し、通常の印刷記録の時と同様に、転写材搬送通路
を搬送させる。この場合も、用紙がクリ−ニング装置1
4の下部のトナ−排出口5の真下に搬送されるタイミン
グにおいて、排出ロ−ラ6を回転駆動させ、移動ケ−シ
ング32内に蓄積されていた廃トナ−33を前記用紙の
上に落下排出させる。次いで、前記用紙上に落下した廃
トナ−は前記用紙とともに定着器に供給され、そこで前
記用紙に固着され、前記用紙の排出に従って電子写真記
録装置から排出される。
【0038】このように本実施例は、クリ−ニング装置
14内に捕獲回収した廃トナ−33の蓄積量を検知する
トナ−検知センサ−34を設け、廃トナ−33の蓄積量
が一定値を越えたことを前記センサ−34が検出すると
、電子写真記録装置は当該廃トナ−33を排出処理を行
う旨の表示を行い、自動的に当該廃トナ−33の排出処
理を行うものである。
14内に捕獲回収した廃トナ−33の蓄積量を検知する
トナ−検知センサ−34を設け、廃トナ−33の蓄積量
が一定値を越えたことを前記センサ−34が検出すると
、電子写真記録装置は当該廃トナ−33を排出処理を行
う旨の表示を行い、自動的に当該廃トナ−33の排出処
理を行うものである。
【0039】本実施例においても、クリ−ニング装置1
4を電子写真記録装置本体から取り外したり、クリ−ニ
ング装置14を構成するクリナ−ケ−シング3を交換す
る必要がないため、前記取り外し時または前記交換時に
クリ−ニング装置14から廃トナ−33が落下して舞散
り、電子写真記録装置の内部を汚すことがないものであ
る。
4を電子写真記録装置本体から取り外したり、クリ−ニ
ング装置14を構成するクリナ−ケ−シング3を交換す
る必要がないため、前記取り外し時または前記交換時に
クリ−ニング装置14から廃トナ−33が落下して舞散
り、電子写真記録装置の内部を汚すことがないものであ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クリ−ニング装置14を電子写真記録装置本体から取り
外したり、クリ−ニング装置14内に含まれるクリナ−
ケ−シング3を交換する必要がないため、前記取り外し
時または前記交換時にクリ−ニング装置14から廃トナ
−が落下して舞散り、電子写真記録装置の内部を汚すこ
とが防げるという効果を奏する。
クリ−ニング装置14を電子写真記録装置本体から取り
外したり、クリ−ニング装置14内に含まれるクリナ−
ケ−シング3を交換する必要がないため、前記取り外し
時または前記交換時にクリ−ニング装置14から廃トナ
−が落下して舞散り、電子写真記録装置の内部を汚すこ
とが防げるという効果を奏する。
【0041】また、本発明によれば、簡単な構成の、か
つ、小型のクリ−ニング装置14を用いるだけで足り、
しかも、廃トナ−を用紙に定着させて排出させる際に、
電子写真記録装置がもともと具備している、記録媒体1
1上のトナ−の定着を行っている定着器13を、前記廃
トナ−の定着にも利用している、即ち、電子写真記録装
置の通常の定着器13を、記録媒体11上のトナ−の定
着と廃トナ−の定着とに共用しているので、廃トナ−の
排出処理時に、廃トナ−搬送部材や廃トナ−回収装置の
ような新たな機構を電子写真記録装置内に別途設ける必
要がなくなり、廃トナ−の排出処理機構を有するにも係
らず、小型の電子写真記録装置が得られるという効果を
奏する。
つ、小型のクリ−ニング装置14を用いるだけで足り、
しかも、廃トナ−を用紙に定着させて排出させる際に、
電子写真記録装置がもともと具備している、記録媒体1
1上のトナ−の定着を行っている定着器13を、前記廃
トナ−の定着にも利用している、即ち、電子写真記録装
置の通常の定着器13を、記録媒体11上のトナ−の定
着と廃トナ−の定着とに共用しているので、廃トナ−の
排出処理時に、廃トナ−搬送部材や廃トナ−回収装置の
ような新たな機構を電子写真記録装置内に別途設ける必
要がなくなり、廃トナ−の排出処理機構を有するにも係
らず、小型の電子写真記録装置が得られるという効果を
奏する。
【図1】本発明に係わる電子写真記録装置の1実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】本発明を電子写真記録装置の一種であるレ−ザ
プリンタに適用した場合の実施例を示す構成図である。
プリンタに適用した場合の実施例を示す構成図である。
【図3】本発明に係わる電子写真記録装置のさらに別の
実施例を示す構成図である。
実施例を示す構成図である。
1 感光体ドラム
2 ブレ−ド(クリ−ニング部材)
3 クリ−ナケ−シング(トナ−回収部材)4 ト
ナ−ガイド 5 トナ−排出口 6 排出ロ−ラ(トナ−排出部材) 9 転写帯電器 10 剥離用除電器 11 記録媒体 12 ガイド(転写材搬送通路) 13 定着器 14 クリ−ニング装置 15 レ−ザ走査光学系 16 現像機 17 帯電器 18 ピックアップロ−ラ 19 レジストロ−ラ 20 搬送ロ−ラ(転写材搬送手段)21 用紙排
出ロ−ラ 22 排紙トレイ 23 トナ−ホッパ 24 ホッパスイッチ 25 用紙カセット 26 用紙 27 クリ−ニングブレ−ド(クリ−ニング部材)3
1 固定ケ−シング 32 移動ケ−シング(トナ−回収部材)33 廃
トナ− 34 トナ−検知センサ−
ナ−ガイド 5 トナ−排出口 6 排出ロ−ラ(トナ−排出部材) 9 転写帯電器 10 剥離用除電器 11 記録媒体 12 ガイド(転写材搬送通路) 13 定着器 14 クリ−ニング装置 15 レ−ザ走査光学系 16 現像機 17 帯電器 18 ピックアップロ−ラ 19 レジストロ−ラ 20 搬送ロ−ラ(転写材搬送手段)21 用紙排
出ロ−ラ 22 排紙トレイ 23 トナ−ホッパ 24 ホッパスイッチ 25 用紙カセット 26 用紙 27 クリ−ニングブレ−ド(クリ−ニング部材)3
1 固定ケ−シング 32 移動ケ−シング(トナ−回収部材)33 廃
トナ− 34 トナ−検知センサ−
Claims (6)
- 【請求項1】 感光体上の残留トナ−を除去するクリ
−ニング部材と、前記除去されたトナ−を回収蓄積する
トナ−回収部材と、この蓄積されたトナ−を記録媒体上
に排出するトナ−排出部材とからなるクリ−ニング装置
、及び、記録媒体上のトナ−を前記記録媒体に定着させ
る定着装置を具備する電子写真記録装置において、前記
トナ−回収部材から記録媒体上に排出されたトナ−を前
記定着装置により前記記録媒体に定着させ、前記トナ−
を前記記録媒体とともに電子写真記録装置から排出する
ことを特徴とする電子写真記録装置。 - 【請求項2】 前記蓄積されたトナ−を記録媒体上に
排出する処理は、前記トナ−回収部材に設けられたトナ
−量検知部材における一定トナ−蓄積量の検知に従って
自動的に行うことを特徴とする請求項1記載の電子写真
記録装置。 - 【請求項3】 感光体上の残留トナ−を除去するクリ
−ニング部材と、前記除去されたトナ−を回収蓄積する
トナ−回収部材と、この蓄積されたトナ−を記録媒体上
に排出するトナ−排出部材とからなるクリ−ニング装置
、前記感光体上の静電潜像を現像する現像装置、及び、
記録媒体上のトナ−を前記記録媒体に定着させる定着装
置を具備する電子写真記録装置において、前記現像装置
に交換可能なトナ−ホッパ−を設けるとともにトナ−ホ
ッパ−着脱検知スイッチを設け、前記スイッチがトナ−
ホッパ−の装着を検知すると、前記トナ−回収部材から
記録媒体上にトナ−を排出させ、この排出されたトナ−
を前記定着装置により前記記録媒体に定着させ、前記ト
ナ−を前記記録媒体とともに電子写真記録装置から排出
することを特徴とする電子写真記録装置。 - 【請求項4】 前記蓄積されたトナ−を記録媒体上に
排出する際に、電子写真記録装置にトナ−排出中である
ことを知らせる表示を行う及び/または当該記録媒体の
一部にトナ−排出中であることを知らせるメッセ−ジの
印刷記録を行うことを特徴とする請求項1乃至3記載の
電子写真記録装置。 - 【請求項5】 前記トナ−排出部材は、表面が発泡に
より孔が形成されているロ−ラ−で構成されていること
を特徴とする請求項1及び3記載の電子写真記録装置。 - 【請求項6】 前記記録媒体上にトナ−を排出させる
際に使用される当該記録媒体は、新しいトナ−ホッパ−
に付属させたものであることを特徴とする請求項3記載
の電子写真記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145254A JPH04345188A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 電子写真記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145254A JPH04345188A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 電子写真記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04345188A true JPH04345188A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=15380884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3145254A Pending JPH04345188A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 電子写真記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04345188A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012181302A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Ricoh Co Ltd | 吸排気フィルタの清掃機構及び画像形成装置 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3145254A patent/JPH04345188A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012181302A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Ricoh Co Ltd | 吸排気フィルタの清掃機構及び画像形成装置 |
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