JPH04344513A - 計算機用入出力インターフェース装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は計算機用入出力インター
フェース装置に関し、特に画像処理等の大容量データの
計算機処理を行う際に、入出力処理時間の短縮とデータ
の転送効率の向上をはかった計算機用入出力インターフ
ェース装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】最近、画像処理等の分野において処理す
るデータが高速かつ大容量となっている。例えば、ヨー
ロッパ宇宙機構であるＥＳＡのリモートセンシングサテ
ライト−１の画像データの場合には、バイト換算入力レ
ートが１３．１２５ＭＢ／ｓ、処理単位量２９０ＭＢで
ある。

【０００３】従来、この種の画像データの処理方式は、
図２に示すように、通常の計算機１１でそのデータを処
理しようとした場合に、入力端１４から５００ＫＢ／ｓ
〜４ＭＢ／ｓ程度にレートを落して、処理単位分の全デ
ータを入力する必要がある。また、処理済データは出力
端１５から光ディスクやコンピュータコンパチブルテー
プ（ＣＣＴ）１３に記憶させる方法が通常の方法である
が、光ディスクやＣＣＴ１３の動作時間が遅く、処理済
データも低速で出力せざるを得ない。さらに、計算機に
ＦＦＴ専用プロセッサ１２を接続したシステムで処理を
行う場合に、専用プロセッサ１２での処理を行うには計
算機に１度データを取り込んだ後でなければならず、か
つ専用プロセッサ１２へのデータ転送に際し、その都度
計算機１１が介在するので処理速度が低下していた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像処
理の方式は、特に低速のデータ処理を行う計算機を使用
して高速、かつ大容量の画像データ処理に対応できる計
算機用入出力インターフェースを有していないので、結
果として総合的な処理能力の低下を引き起す欠点があっ
た。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の計算機用入出力
インターフェース装置は外部機器から高速データを入力
しパラレルデータに変換する入力インターフェース部と
、この入力インターフェース部から処理単位分の全デー
タを一時記憶する入力データ記憶部と、この入力データ
記憶部のデータを読み出し計算機で処理したデータを記
憶する処理データ記憶部と、この処理データ記憶部から
高速にデータを読み出し、外部記憶装置への入力タイミ
ングに合わせて高速に出力するインターフェース部と、
前記入力データ記憶部および処理データ記憶部と計算機
との間のフォーマット変換を行う計算機インターフェー
ス部とを有する。

【０００６】

【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。図１
の実施例は、処理用のデータを発生する外部機器１６、
画像データの処理を行う通常の計算機１１、専用プロセ
ッサ１２、処理されたデータを記憶する外部記憶装置１
７が外部装置としてあり、外部機器１６、外部記憶装置
１７との間で高速、かつ大容量のデータ授受を行い、計
算機１１、専用プロセッサ１２との間で低速データ処理
のためのデータ授受を行うインターフェース装置６を本
実施例で設けている。また、インターフェース装置６は
外部機器１６との入力インターフェース部１、高速デー
タ記憶用の入力データ記憶部２、計算機１１，専用プロ
セッサ１２との計算機用インターフェース部３、高速デ
ータ記憶用の処理データ記憶部４、外部記憶装置１７と
の出力インターフェース部５から構成される。

【０００７】次に本実施例の動作を説明する。入力イン
ターフェース部１は、外部機器１６から画像データａを
高速入力する部分であり、この画像データａを入力タイ
ミング信号ｂに従って入力する機能を有する。このとき
、入力タイミング信号ｂは計算機の入力レートを越える
ものであり、データａの有しているレート以上である。 また、入力インターフェース部１は、入力するデータａ
を入力データ記憶部２に記憶しやすいよう８ビット又は
１６ビットパラレルデータのフォーマットに変換し、例
えば、入力データ部をＩＣメモリで構成する。入力デー
タ記憶部２は、計算機１１で行う処理単位相当以上の容
量を有しており、入力データａを一旦記憶すると共に、
計算機１１で入力しやすいようフォーマット変換し、計
算機１１または専用プロセッサ１２の入力指令にもとづ
き、計算機用フォーマット信号ｄとして、計算機インタ
ーフェース部３へ出力する。計算機１１及び専用プロセ
ッサ１２は、計算機インターフェース部３を通じ、処理
すべきデータを計算機信号ｅ又は専用プロセッサ信号ｆ
として入力する。このとき、計算機と専用プロセッサか
らのアクセスは非同期でよく、また処理に必要な量のみ
低速でアクセスできる。一方、計算機１１または専用プ
ロセッサ１２で処理したデータを外部記憶装置１７へ格
納する場合は、計算機信号ｅまたは専用プロセッサ信号
ｆとして、処理済データを計算機インターフェース部３
へ出力する。計算機１１から入力された処理済データｇ
は、この計算機インターフェース部３から処理データ記
憶部４へ出力される。処理データ記憶部４は、入力デー
タ記憶部２と同様に処理後のデータ容量相当以上の記憶
容量を有しており、かつ高速の外部記憶装置１７の転送
レート以上の動作性能を有するよう、入力データ記憶部
２と同様に例えばＩＣメモリ等で構成される。 また、処理データ記憶部４に記憶されているデータは、
外部記録装置１７へ処理データを出力するために、出力
フォーマット信号ｈにフォーマット変換して出力インタ
ーフェース部５へ出力される。出力インターフェース部
５は、入力したフォーマット信号ｈを外部記憶装置１７
へ出力するために、所定のフォーマット変換Ｂ及び出力
タイミング信号の発生を行い、出力信号ｉ及び出力タイ
ミング信号ｊとして、外部記憶装置１７へその転送レー
トを損うことなく出力する。このように本実施例では、
高速でインターフェース装置６にデータを全部取り込み
、計算機５と専用プロセッサ６が必要に応じて低速でア
クセスおよび処理し、その後処理済データを外部記憶装
置１７へ高速転送している。したがって、専用プロセッ
サ６のインターフェース装置４へのアクセスは、計算機
５の転送能力に依存しないことがわかる。

【０００８】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、計算機又
は専用プロセッサの入出力部と外部機器、外記憶装置の
入出力との間にインターフェース装置を備えることによ
り、計算機の入出力処理の高速化とデータ転送効率向上
をはかるものであり、計算機の総合的な処理能力低下を
防ぐことができる。なお、入力データ記憶部及び処理デ
ータ記憶部は、一時記憶領域として利用することも可能
であり、計算機システムとしての柔軟性および処理能力
の向上をはかることができる効果もある。さらに、外部
記憶装置として従来からある光ディスク装置やＣＣＴ装
置以外に、高速動作するディジタルＶＴＲ、光磁気ディ
スク装置、高密度ディジタルデータレコード等を採用す
ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の計算機用入出力インターフ
ェース装置にブロック図である。

【図２】従来の計算機の入出力インターフェース装置の
説明図である。

【符号の説明】

１　　　　入力インターフェース部 ２　　　　入力データ記憶部 ３　　　　計算機インターフェース部 ４　　　　処理データ記憶部 ５　　　　出力インターフェース部 ６　　　　インターフェース装置 １１　　　　計算機 １２　　　　専用プロセッサ １３　　　　コンピュータコンパチブルテープ１４　　
　　入力端 １５　　　　出力端 １６　　　　外部機器 １７　　　　外部記憶装置

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　外部機器から高速データを入力しパラ
   レルデータに変換する入力インターフェース部と、この
   入力インターフェース部から処理単位分の全データを一
   時記憶する入力データ記憶部と、この入力データ記憶部
   のデータを読み出し計算機で処理したデータを記憶する
   処理データ記憶部と、この処理データ記憶部から高速に
   データを読み出し、外部記憶装置への入力タイミングに
   合わせて高速に出力するインターフェース部と、前記入
   力データ記憶部および処理データ記憶部と計算機との間
   のフォーマット変換を行う計算機インターフェース部と
   を有することを特徴とする計算機用入出力インターフェ
   ース装置。
2. 【請求項２】　　前記計算機インターフェース部が画像
   処理等の専用プロセッサとの間のフォーマット変換と、
   前記計算機との間のフォーマット変換とを独立に行うこ
   とを特徴とする請求項１記載の計算機用入出力インター
   フェース。