JPH04344180A - 振動型モーターの駆動回路 - Google Patents

振動型モーターの駆動回路

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JPH04344180A
JPH04344180A JP3114596A JP11459691A JPH04344180A JP H04344180 A JPH04344180 A JP H04344180A JP 3114596 A JP3114596 A JP 3114596A JP 11459691 A JP11459691 A JP 11459691A JP H04344180 A JPH04344180 A JP H04344180A
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JP
Japan
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transformer
inductor
frequency
waveform
circuit
Prior art date
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Pending
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JP3114596A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kataoka
健一 片岡
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動を利用したアクチュ
エータの駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来振動波(振動型)モーターの駆動回
路の出力部の回路構成は例えば特開昭63−14068
0号公報の様にトランスの1次側に電源とスイッチング
素子を接続し、2次側に振動波モーターを接続する構成
となっていた。この構成においてはトランスの1次側の
電圧波形としてはパルス状になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、トランスの
2次側の波形が歪んでしまい、振動波モーターに不要振
動が発生し、効率の低下や外部への不要振動による悪影
響を与える欠点があった。
【0004】またこの欠点を解決するために、歪成分を
トランスやスイッチング素子により消費させる方法が考
えられるが、後方法によると効率が低下する問題が生じ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】2次側出力を圧電体に印
加して該圧電体の振動にて駆動力を得る非動型モーター
におけるトランスの1次側に直列にインダクタ素子を接
続することで、1次側のスイッチング素子によるスイッ
チングにて発生する高周波電流を抑える1次側の電圧波
形を正弦波に近付け2次側の波形が歪むことを防止した
ものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明に係る振動波(振動型)モータ
ーの駆動回路の一実施例を示す回路図である。図中1、
2、3、4はMOS  FET、5、6は1次側(1次
側コイル)にセンタータップを持つトランス。7、8は
振動波モーターの駆動源である圧電体、9、10インダ
クタである。図2は図1に示した記号A1、A2、B1
、B2へ印加される波形図を示すタイミングチャート図
であり、図10にこの波形を発生するための信号形成回
路が示される。
【0007】図3は、図1の1部を等価回路で示したも
ので、図4には各部の波形が示される。本回路は、例え
ば特開昭62−189980号公報に示される。型式の
モーター即ち圧電体7、8の2つの駆動源により、腹の
位置、振動の方向、振動のモード等の異なる2つの定在
波を圧電体もしくは圧電体と弾性体の結合体(以下振動
体と言う)に発生させ、且つ該2つの定在波の振動の時
間的位相をずらすことで、振動体表面の質点に楕円軌跡
の振動を発生させ、接触物を移動させる型式の振動波モ
ーターのための駆動回路として用いられる。
【0008】以下に図3、図4を用いて未発明のモータ
ー駆動回路の動作を説明する。図3の1−2、2−2は
図1のMOS  FET1、2の寄生ダイオード、1−
1、2−1はFET部を示す。信号A1がLowからH
ighになると、MOS  FET1がONする。
【0009】これによりインダクタ9に電流Iが流れる
。このインダクタ9に流れる電流Iの周波数としては図
4のIに示す如く駆動周波数(A1の周波数)の2倍以
上の周波数となる様インダクタ9の値が設定されている
【0010】即ち、駆動周波数を駆動モードでのモータ
ー全体における共振周波数より高い周波数で且つ駆動周
波数を上記共振周波数から高い周波数方向へシフトして
いった際にモーターが初めて停止状態となる周波数にし
た場合、その際における図3の電気回路での回路の共振
周波数が上記モーターが停止状態となる周波数の2倍又
は2倍より少し高い周波数を示す様に上記インダクタ9
の値が設定されているものとする。
【0011】この様にインダクタ9の値が設定されてい
るので図4のIのようにインダクタ9に流れる電流の周
波数は駆動周波数の2倍以上の周波数となる。この様に
Iの周波数が駆動周波数の2倍以上となるので、MOS
  FET1が図4のタイミング1−1′でONとなり
2−2′でOFFになっても、寄生ダイオード1−2が
ONして電流Iの斜線部の負の電流を流す。このため電
流は3−3′まで流れ0[A]で切れる。そして、3−
3′から4−4′まではMOS  FET1が完全にO
FFになる。又、A2信号によってMOS  FET2
が同様の動作をする。ここで図3におけるトランス5の
1次側の端子a,bの電圧波形について説明する。
【0012】端子aの電圧をV(a)、端子bの電圧を
V(b)として図4に示す。V(a)は1−1′から3
−3′まではMOS  FET1がONしているので駆
動周波数の2倍より少し高い周波数でほぼVccを中心
とした波形となり、3−3′から4−4′まではMOS
  FET1がOFFし、MOS  FETの端子間静
電容量を通して流れ、高い周波数でみだれた波形となる
。V(b)はこの間V(a)のほぼ2倍の電圧となる。 次に4−4′から5−5′間ではMOS  FET2が
ONするので、V(a)は1−1′から3−3′までと
同じになり、V(b)はほぼ0[V]になる。そして5
−5′から6−6′までは3−3′から4−4′までと
同様にMOS  FET2がOFFするので高い周波数
のみだれた波形となる。したがってV(a)−V(b)
はV(a−b)に示す様にやや三角波に近いがなめらか
な波形となる。この様に1次側がなめらかな波形となる
ため2次側の波形の歪も少なくなり、振動体の不要振動
が無くなると共に、歪成分による振動波モーター及び回
路内での損失が少なくなり効率が向上する。又、駆動周
波数を変化させて速度を変化させる場合、でも上記の如
く駆動周波数をモーターが停止状態となる周波数での電
流Iが図4のI1の様に駆動周波数の2倍より少し高い
周波数になる様にインダクタ9の値が設定されているの
でこの駆動周波数から駆動周波数を下げて共振周波数に
近付けていくと、電流IはI1からI2へと近付いてい
く。従ってモーターの速度で可変としても常に電流Iが
次の波と重ならない状態でモーターは駆動され、上述の
如く1次側は常になめらかな波形が印加されることとな
る。尚トランス5の2次側インダクタンスをモーターが
停止してしまう周波数でその周波数に於ける圧電体7の
等価静電容量と共振する様に設定すると更に良い結果が
得られる。
【0013】又、図3の等価回路は圧電体7に対しての
み示しているが、圧電体8に対する等価回路も図3と同
一であるのでその説明は省略する。
【0014】図5、図6は図1における駆動回路の変形
例を示す回路図である。図1の実施例では1つのトラン
スに対してインダクタ9を1つ設けているが、図5、図
6に示す如く1つのトランスに対してインダクタ9を9
′,9″の2つに分割しても同様の効果が得られる。
【0015】図7は図1、図3の回路におけるMOS 
 FET1,2の保護回路を設けた回路でMOS  F
ET3,4についても同様なので半分のみ示した。11
、12はスイッチングのスピードを少し下げるための抵
抗、13、14はスイッチング時のスパイク波形をなま
らせるためのコンデンサ。
【0016】15のダイオードと16のコンデンサと1
7の抵抗からなる回路は、スパイク波形を吸収すると共
に効率の改善を行う補正回路である。
【0017】図8は本発明の他の実施例を示す回路図で
ある。19はJFET、20はダイオード、21はコン
デンサであり、この実施例では1コのトランスに対して
1コのFETを設け駆動する実施例を示している。図8
に示した信号A3は図12に示される信号である。該実
施例におけるインダクタ9の値は、上記振動波モーター
が停止した際の駆動周波数に於ける電気回路の共振周波
数が駆動周波数より少し高い周波数になる様に設定され
る。ダイオード20はJFET19がOFFしている間
MOS  FETの寄生ダイオードと同様に負の電流を
流す。コンデンサ21はスイッチングによるスパイク電
圧を吸収する。尚図8は図7と同様片チャンネルのみを
示した。そしてもう一方のチャンネルは図12のB3信
号でON、OFFし、図12のA4、B5で示した信号
は該回路では使用されない。又、本実施例はJFETを
用いたが、トランジスタやMOS  FETでも良いこ
とは当然である。又、MOS  FETを使用した場合
はダイオード20は不要である。
【0018】図9は本発明の更なる他の実施例を示す回
路図で、インダクタ9を2つのトランス5、6に1つだ
けにした場合の例である。本実施例ではMOS  FE
T1、2、3、4が図2に示したタイミングの信号A1
、A2、B1、B2にて駆動されるので常にどれかがO
Nしている。従ってインダクタ9の値は大きな値として
電流Iがほとんど直流成分のみになる様に設定され、こ
れにてインダクタ9のトランス側の電圧は高周波電流が
流れないためになまった波形となり、トランスの2次側
もなめらかな波形となる。図13は図9のMOS  F
ET1、2、3、4の代わりにJFET39、40、4
1、42を使い、寄生ダイオードの代わりに逆電流を流
さないためのダイオード33、34、37、38を設け
、入力信号を図12に示すA3、A4、B3、B4にて
駆動した実施例を示している。該図13の実施例でも図
9と同様にインダクタ9の値が設定されており図9と同
様にトランスの2次側はなめらかな波形となる。又、こ
の入力信号の代わりに図2の信号A1、A2、B1、B
2を使用しても同じである。又、図11は図13のJF
ET39、40の代わりにトランジスタ35、36を用
いた回路でこの回路例ではトランス1つに対してインダ
クタ1つに付けた回路例を示している。図12の信号A
3とA4とは反転した信号であるのでトランジスタ35
、36のどちらかが常にオンすることとなり、この回路
例でもインダクタ9の値を図9、図13と同様の値に設
定され、トランスの2次側の波形はなめらかなものにな
る。
【0019】図10は上記各実施例における信号A1、
A2、B1、B2(図2)を発生させるための信号発生
回路で該回路について簡単に説明する。図中22、23
は公知のDフリップフロップ24、25、26は公知の
エクスクルーシブOR素子、27、28はNOT素子、
29、31は3入力のAND素子、30、32は3入力
のNOR素子である。CKは図2に示す様に駆動信号の
駆動周波数に対して4倍の周波数を有するクロックであ
る。EはLowでA1、A2、B1、B2を全てLow
にする制御信号である。
【0020】この回路において方向指令としてLow又
はHigh信号を与えEをHighとすれば図2に示し
た各信号が得られる。
【0021】尚、各実施例でのモーターは進行性振動波
を形成する振動波モーターの駆動回路として示している
が、進行性振動波型以外にも圧電体に対してトランスの
2次側出力を印加して振動させ、この振動力にてロータ
等を駆動する型式の振動モーターにて適用可能である。
【0022】
【発明の効果】この様に振動波モーターの駆動回路の出
力部のトランスの1次側に直列に適当なインダクタ素子
を入れることによりトランスの2次側の振動波モーター
に印加する電圧波形がなめらかになり、回路側の熱発生
を抑えると共に波形歪による不要振動の発生も抑えるの
で、効率の向上と共に、外部への熱や振動による悪影響
を抑えることが出来、特に振動がエンコーダ等の外部セ
ンサに与える影響が減少することにより、高精度な制御
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動型モーターの駆動回路の一実
施例を示す回路図である。
【図2】図1の回路における駆動信号を示す波形図であ
る。
【図3】図1の等価回路を示す回路図である。
【図4】図3の動作を説明する波形図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図10】図2における駆動信号を形成する信号形成回
路を示す回路図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図12】駆動信号の他の例を示す波形図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
1  MOS  FET 2  MOS  FET 3  MOS  FET 4  MOS  FET 5  トランス 6  トランス 7  圧電素子 8  圧電素子 9  インダクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧電体に対して周波信号を印加し、圧
    電体で発生する振動エネルギーにて駆動力を得る振動型
    モーターの駆動回路において、1次側コイルにスイッチ
    ング素子が接続され、該素子をスイッチングすることで
    2次側コイルに出力電圧を発生するトランスを設け、該
    トランスの出力電圧にて前記圧電体を駆動するとともに
    、前記トランスの1次側コイルにインダクタ素子を接続
    したことを特徴とする振動型モーターの駆動回路。
  2. 【請求項2】  前記トランスの1次側コイルのセンタ
    ータップと電源との間に前記インダクタ素子を直列に接
    続し、該1次側コイルの他の2つの端子とグランドとの
    間に前記スイッチング素子を接続したことを特徴とする
    請求項1の振動型モーターの駆動回路。
  3. 【請求項3】  前記トランスの1次側コイルの一方の
    端子と電源との間にインダクタ素子を接続し他方の端子
    とグランドとの間にスイッチング素子を接続したことを
    特徴とする請求項1の振動型モーターの駆動回路。
JP3114596A 1991-05-20 1991-05-20 振動型モーターの駆動回路 Pending JPH04344180A (ja)

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