JPH04343190A - 文字データ入力方式 - Google Patents

文字データ入力方式

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JPH04343190A
JPH04343190A JP3115857A JP11585791A JPH04343190A JP H04343190 A JPH04343190 A JP H04343190A JP 3115857 A JP3115857 A JP 3115857A JP 11585791 A JP11585791 A JP 11585791A JP H04343190 A JPH04343190 A JP H04343190A
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JP
Japan
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character data
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Application number
JP3115857A
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Masayuki Tsuchiya
土屋 雅幸
Toshihiko Matsuda
敏彦 松田
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
Hiroshi Fujise
藤瀬 洋
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to DE4216893A priority patent/DE4216893C2/de
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting
    • G06F40/174Form filling; Merging
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/40Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/41Analysis of document content
    • G06V30/412Layout analysis of documents structured with printed lines or input boxes, e.g. business forms or tables

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Multimedia (AREA)
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  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝票や帳票上に記載さ
れた文字データをコンピュータで処理する分野に関し、
特にOCR用の特別な用紙を使わずに文字データを入力
する方式である。
【0002】
【従来の技術】従来、伝票や帳票上の文字データの入力
には、一般的にOCRが用いられる。このOCRでは、
書式が入力時にドロップアウトし、文字データだけが読
み込めるようなOCR専用の帳票を利用していたが、専
用の帳票を使わずに帳票上の文字を読み取ることも可能
になった。例えば特開昭60−160486号公報記載
の装置がある。これは、帳票に記載された1行分の文字
及び文字枠に対応するパターンデータをメモリに格納し
、予め記憶している文字枠データに基づいて前記メモリ
から文字枠パターンを検出して1文字毎の文字パターン
を切り出して認識処理をするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、次
のような課題がある。
【0004】即ち、専用の帳票を使用しないで済むが、
通常の帳票によく見られる、枠で囲まれていない文字デ
ータや、アンダーライン上の文字データ、角の丸くなっ
ている枠内に記載されている文字データを正しく認識す
ることができなかった。さらに、通常の帳票のように、
一つの入力領域が複数行にわたる場合は一行単位に分割
しなければならなかった。
【0005】また、帳票入力時にずれたり傾いたり、帳
票を複写して使う場合には、複写されてできた帳票上の
枠線等がずれる等の問題を解決する必要があった。
【0006】また、合計などの項目の値は、帳票に記載
されている値をそのまま読み込んでいたが、その値の正
誤は利用者が改めて計算して確認しなければならなかっ
た。さらに、取引先名と取引先コード、商品名と商品コ
ードなどのようにコードで対応づけられているデータ同
志の整合性をチェックする必要があった。
【0007】本発明の目的は、OCR用の特別な用紙だ
けでなく、今まで使用していた伝票や帳票上の、枠に囲
まれていない文字データや、アンダーライン上の文字デ
ータ、角の丸い枠に囲まれた文字データのコンピュータ
への入力を可能にする文字データ入力方式を提供するこ
とにある。
【0008】本発明の他の目的は、帳票の書式のずれを
補正することで、複写して作られた帳票の使用を可能に
し、また、帳票入力時のずれや傾きを補正することであ
る。
【0009】本発明のさらに他の目的は、伝票や帳票に
記載されたデータのチェックを可能にすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、入力装置から、書式だけでデータが記載さ
れていない用紙の画像情報を読み込み、画像情報に含ま
れる書式の文字パターンと枠線のパターンを認識し、第
1の情報として生成し、前記入力装置から、データが記
載された用紙の画像情報を読み込み、前記第1の情報に
基づいて書式とデータを区別して、データ部分の文字パ
ターンを認識し、各入力領域に対応するデータからなる
第2の情報を生成する。
【0011】また、上記他の目的を達成するために本発
明は、入力装置から、書式だけでデータが記載されてい
ない用紙の画像情報と、データが記載された用紙の画像
情報の傾きを補正し、データが記載された用紙の画像情
報の、書式だけでデータが記載されていない用紙の画像
情報に対するずれを、第1の情報を用いて補正する。
【0012】また、上記さらに他の目的を達成するため
に本発明は、前記第1の情報の内容を参照することで、
書式と、書式中に現れる単語に応じて処理手続きを作成
し、前記第2の情報に前記処理を施し、第3の情報を生
成し、前記第2の情報と前記第3の情報ともに表示する
【0013】
【作用】文字データの記載のない用紙を一旦読み込むこ
とで、用紙の書式をフォーマット情報として作成し、フ
ォーマット情報から文字データ入力領域情報を作成し、
このフォーマット情報と文字データ入力領域情報に基づ
いて用紙に記載されている文字データを認識するので、
枠に囲まれていない文字データや、アンダーライン上の
文字データ、角の丸い枠に囲まれた文字データのコンピ
ュータへの入力が可能になり、OCR用の特別な用紙に
限らず、通常の伝票や帳票が使用できる。
【0014】また、文字データが記載された用紙を前記
入力装置に入力されたときに生ずるずれや、用紙の書式
のずれが補正されるので、利用者は用紙に対してほとん
ど注意を払わなくても済む。
【0015】さらに、小計や合計、税額等の計算結果と
、入力データに対応する漢字、片仮名データが表示され
るので、入力された文字データの正当性をその場でチェ
ックできる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例の全体構成図であ
る。コンソール装置1、プロセッサ2、帳票や伝票を入
力する入力装置3、入力装置3のコントローラ4、処理
結果を格納するディスク装置5、ディスク装置5のコン
トローラ6、プロセッサの処理を指示する処理部7、デ
ータを記憶するデータ部8から構成される。
【0018】プロセッサ2は全体制御部7aのもとに伝
票帳票入力部7bで入力装置3から入力した画像を8d
の画像データ格納領域に格納する。
【0019】文字データの記載されていない伝票や帳票
を入力した場合は、プロセッサ2は7cの伝票帳票認識
部の指示でで8dの画像データ格納領域にある画像デー
タからディスク装置5にある知識データベースを基に書
式の罫線や文字を認識し、認識した書式の情報を8aの
フォーマット情報格納領域に格納する。さらに7cの伝
票帳票認識部では文字データの入力領域やフィールド処
理手続きを生成し、それぞれ8bのフィールド情報格納
領域、8eのフィールド処理手続き格納部に格納する。
【0020】文字データが記載された伝票や帳票が入力
装置3から入力されるとプロセッサ2は7bの伝票帳票
入力部の指示で、画像データを一旦8dの画像データ格
納領域に格納する。次に7dの文字データ認識部の指示
で、8aのフォーマット情報格納領域にあるフォーマッ
ト情報と8bのフィールド情報から8fの作業領域を使
用して文字データを抽出し、文字を認識する。認識した
文字は8cの文字データ格納領域に格納する。7eのフ
ィールド処理部では8cの文字データ格納領域に格納さ
れた文字データをもとに8eにあるフィールド処理を実
行し、8cにある文字データまたは、8dにある画像デ
ータとフィールド処理の結果を7fの画面表示部で一緒
に画面上に表示する。ここで、利用者の確認・補正処理
やフィールド処理の結果を用いて自動的に認識したデー
タの補正をしてもよい。その後7gのデータ格納部でこ
れらのデータをデータファイルに格納する。
【0021】図2に文字データ入力の流れを示す。
【0022】201の文字データの記載されていない伝
票を202のFAXやイメージリーダ等の読取装置から
入力する。このとき、入力された画像データの傾きを補
正してもよい。また、帳票の書式を記述したワープロの
文書フロッピーディスク(以下、文書FD)を入力して
も良い。
【0023】203では入力された画像または文書FD
から伝票上の文字や罫線を認識する。次に、認識したそ
の文字列の内容や、罫線から入力すべきフィールドの位
置と名称を決定する。結果は204のように画面に決定
したフィールドと共に表示する。利用者は205で確認
・修正を行ってもよい。
【0024】次に206で文字列の内容と、フィールド
の位置、名称からフィールドの関係、属性を認識し、フ
ィールド処理手続きを生成する。
【0025】そして、画像から認識した文字列や罫線の
情報は207のフォーマット情報ファイルに、また、生
成したフィールドの位置と名称の情報は208のフィー
ルド情報に格納する。さらに作成したフィールド処理手
続きを209に格納する。以上で準備処理が終了する。
【0026】なお、上で述べた、文字や罫線の認識処理
、フィールド処理手続きの生成処理は、それぞれ本件出
願人が出願済である特願平02−175246号に含ま
れる前処理、物理構造認識処理、帳票作成プログラム作
成処理と同様な処理を行なえばよい。
【0027】帳票入力処理はまず、211で文字データ
の記載された210の伝票を入力し、入力された画像デ
ータの傾きと、ずれを補正して、次に、212で208
と207に格納してあるフィールド情報とフォーマット
情報から文字だけを切り出し、文字データを認識し、2
13で認識した文字データをファイルに格納する。次に
、214で認識した文字データに209にある処理手続
きに沿ってフィールド処理を施す。次に、215のよう
に認識した文字データとフィールド処理結果を一緒に表
示し、結果はユーザが確認し、216で登録の指示を行
うことによって217のマスタファイルに認識した文字
データとフィールド処理の結果を格納する。
【0028】全体の処理としては図3に示すように文字
データ領域やフィールド処理の生成をする準備処理30
1と文字データの記入された帳票を読み込み文字を認識
する帳票入力処理302から成り立っている。
【0029】図4は301の準備処理の流れである。4
01の入力処理では文字データの記載されていない用紙
を410のFAXや411のイメージリーダから入力し
、または帳票の書式が記載されている文書FDを入力す
る。
【0030】文字データの記載されていない用紙をFA
Xやイメージリーダから入力した場合は画像データの傾
きの補正をする。なお、この処理は本件出願人が出願済
の特願平02−175246号と同様の処理である。
【0031】傾きの補正された画像データは、402の
画像格納処理で作業領域に一旦蓄えられる。なお、この
処理は文書FDが入力された場合は必要ない。
【0032】次に画像データまたは文書FDのデータか
ら403の枠、文字の認識処理で罫線や文字の認識処理
を行い、207のフォーマット情報ファイルに格納する
。なお、画像データから罫線や文字を認識する処理も前
記特願平02−175246号中の処理と同様のもので
あり、本実施例のフォーマット情報は前記特願平02−
175246号中のTBL1、3、4、5に相当する。 次に、罫線や文字を認識した結果を画面に表示し、修正
があれば404の修正処理を行う。405の文字データ
領域認識処理は207のフォーマット情報と414の知
識データベースを使用して文字データ領域を決定し、フ
ィールド情報として生成する。なお、この処理も前記特
願平02−175246号中の処理と同様のものであり
、第103図A350が本実施例のフィールド情報に相
当する。その後、フィールド情報を208のフィールド
情報ファイルに格納すると共に画面に表示し、修正があ
れば406で修正処理を行う。次に208のフィールド
情報から導かれるフィールドの名称、関係、属性と、さ
らに、414の知識データベースを参照して必要なフィ
ールド処理手続きを407で生成する。なお、この処理
も前記特願平02−175246号中の処理と同様のも
のである。次に、この処理の結果を画面に表示し、修正
があれば408でフィールド処理定義の修正処理を行う
。次に208のフィールド情報から文字データの認識を
行うために必要な情報を409で生成し415に格納す
る。
【0033】図5は207のフォーマット情報の内容で
ある。501の伝票は507から509等の罫線と50
4から506の文字からできている。これらの罫線と文
字は、それぞれ502の罫線情報、503の文字情報に
分かれて格納されている。罫線情報は左上座標、右下座
標の情報から、文字情報は文字の左上座標と右下座標、
コード等の情報から成り立っている。
【0034】図6は文字データ入力領域を認識して生成
した結果のフィールド情報テーブルの内容である。60
1の文字列を414の知識データベースと突合せどこに
フィールドを作成するのかを決定する。結果を603の
ように画面に表示する。文字入力フィールドは614の
ように画面上に色を分けて表示する。フィールドの情報
は左上位置、右下位置、フィールド名の項目からなる6
04の形式で208のフィールド情報として格納される
。614のように作成する文字入力フィールドの大きさ
は図7の703に示すように枠に囲まれている場合は、
704のように1ドットをあけて枠にピッタリの大きさ
で生成する。こうすることによって枠内のどこに書かれ
ていても認識することが可能となる。701のように枠
に囲まれていない文字列がある場合は701の文字列の
大きさにある値を掛けた大きさで生成する。
【0035】図8は図4の407で生成されるフィール
ド処理手続きの内容である。801で認識済文字データ
ファイルから認識した文字データをメモリ内の作業領域
に取り込む。次に802でフォーマット情報ファイルか
ら用紙のフォーマットと同じ形の画面フォーマットを作
り画面に表示する。次に、803でメモリ内にある認識
した文字データに対してフィールド処理を施す。次に8
04でこのフィールド処理結果を、認識した文字データ
と一緒に画面上に表示する。その後805で利用者の確
認を待つ。修正があれば806で修正された値をもとに
803以降の処理を繰り返す。
【0036】図9は認識した文字データが格納されてい
る認識済文字データファイル904の内容である。90
1の文字データ領域の名前である項目名と902の文字
データから成り立っている。明細部のデータは903の
ように行数分連続して入る。
【0037】図10は作成するフィールド処理手続の内
容である。414の知識データベースには用語対応に処
理内容が記憶されている。本実施例では前記特願平02
−175246号中の処理と同様の処理をする。つまり
、208のフィールド情報から、フィールドの名称、関
係、属性を認識し、414の知識データベースを参照し
て処理手続を作成する。処理内容には1004のように
演算処理を行なうものと1005のように参照処理を行
なうものがある。
【0038】図11は参照処理の内容の詳細である。本
例で用いる入力売上伝票は1101の顧客コードや11
02の顧客名、1103の品コード、1104の品名、
1105の金額の項目からできている。この1101、
1103、1105は、英数文字であり、1102、1
104は漢字、片仮名である。本認識システムでは、こ
の1102、1104は認識しない。その代替として図
10の414の知識データベースに参照するファイル名
を記憶しておくことでこのファイル中の該当情報を検索
し、漢字、片仮名データを表示することができる。11
06の顧客コードに関しては1108の顧客マスタファ
イルの1109の顧客コードを検索し、該当の顧客名1
110を1107の顧客名データとして表示する。この
場合は1102に示すデータが記入された用紙を入力し
たが顧客マスタファイルには1107のデータが入って
おり、利用者は、文字入力した顧客コードが誤っている
ことが分かる。同様に1111の品コードは1113の
商品マスタファイルを利用し、1112に漢字データで
ある商品名が表示される。このような処理手続きを生成
しておくことで漢字データを認識しなくてもファイルを
用意しておくことで画面上に漢字データ含めて表示し、
その場で確認をすることができる。
【0039】図12は文字データの記載された伝票や帳
票を入力する運用時の処理の流れである。1201では
1209の文字データの記載された伝票や帳票を410
のFAXや411のイメージリーダから入力し、画像デ
ータの傾きを補正する。この画像データは一旦1212
の画像ファイルに格納される。次に1202で、この入
力した画像データをもとに用紙のずれや余白部分の量の
差の補正処理を行なう。1203では補正結果をもとに
すでに作成されている207のフォーマット情報中にあ
る罫線情報を使ってこの画像データから罫線情報を消去
し、フィールド情報を使って文字データだけを抽出し、
認識する。認識した文字データは904のファイルに格
納される。1204では既に作成されているフィールド
処理手続きに沿って904にある認識した文字データに
処理を施す。次に1205で画面上にフィールド処理結
果を表示する。次に、修正があれば1206で修正処理
をした後、1207で217のマスタファイルに登録す
る。
【0040】図13は図12の1202、1203の画
像補正処理と文字データ認識処理の流れである。まず、
1301の処理で画像ファイルの内容を図14の140
3の形でメモリ上にある画像テーブル中に入力する。図
14の1402のように黒いドットは1404の対応ビ
ットが1になる。次に1302の補正処理で画像上のフ
ォーマットの前後左右の補正を行なう。準備段階で使用
した用紙と、文字データが記載された用紙は、全く同じ
とは限らない。図15に示す準備段階時に利用した文字
データの記載されていない用紙1501を、例えば複写
して1503の実行時の用紙として利用すると1502
のX、Y座標が1504のX1、Y1にずれてくること
が多い。
【0041】このずれを補正する処理は、図16のよう
に行なう。まず、1601で基準線を求める。基準線は
一番上で左にある線を基準線とする。図17の1701
の伝票の例で説明すると1702の線が基準線となる。 この基準線の情報はフォーマット情報中の罫線情報から
もってくる。この基準線の左上座標、、右下座標をもと
に図18のようにドット変換を行なう。1801が罫線
とすると1802が左上座標、1803が右下座標、1
804が太さとすると1805のドットの大きさをもと
に1806、1807の計算式によって長さ、太さのド
ット数がわかる。次に1602ではこの基準線と同じ長
さ、太さをもつ一番左上にある画像上の罫線を探しだす
。探し出した罫線の開始位置と基準線の開始位置との差
を1603の処理で求め、1604で画像テーブルを補
正する。図18の1808は1809の画像を補正する
場合の例である。補正値はaとbとなる。1810は右
下に補正する場合の例である。cとdが補正値となる。 用紙の補正が終了したら次は罫線の削除である。フィー
ルド情報として生成した文字入力領域中に罫線データが
入る場合がある。例えば、図19の1901のように罫
線の枠が丸くなっている場合がある。この場合入力領域
として1904のように丸枠の中に領域を設定すると1
905の分だけ狭くなり、使いづらくなるので、190
2のように罫線の角の丸まった部分の外側まで領域を設
定し、1901の罫線の角の丸まった部分を削除する。 なお、罫線の角の丸まった部分のデータは前記特願平0
2−175246号と同様の処理をした場合は1909
のような形式でフォーマット情報の一部に格納される。 また、一般伝票の中の金額の項目によく見られるが、1
908のように記入し易いように桁の区切り罫線がある
ことが多い。これは1906の枠の内側にあり、文字領
域に含まれるため1908の罫線は削除する必要がある
【0042】図20は罫線の削除方法を示す。フォーマ
ット情報中にある罫線情報から全罫線情報を2002で
ドット変換する。変換の方法は図18に示すものと同じ
である。先に補正した2003の画像テーブル情報をこ
のドット変換した罫線情報に基づいて反転させる。これ
が罫線のドットを削除する2004の処理である。罫線
の削除終了後は図13の1304で文字領域中にあるデ
ータを抽出し、1305で文字の種類を認識する。抽出
は図20の2005の罫線削除後の画像テーブルをもと
に208のフィールド情報中にあるフィールド情報テー
ブル604から各フィールドの位置、幅、長さをドット
変換し、この範囲にあるデータを2008の処理で切り
出してくる。2009が切り出した結果である。この切
り出したデータをもとに図13の1305の処理で何の
文字かを判別し、結果を1306の処理で904の認識
済文字データファイルに格納していく。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、用紙の書式を認識し、
入力された画像情報から書式のパターンと文字パターン
区別して文字を認識するのでOCR用の特別な用紙だけ
でなく、一般の伝票、帳票等に記載された枠に囲まれて
いない文字データや、アンダーライン上の文字データ、
角の丸い枠に囲まれた文字データのコンピュータへの入
力が可能になる。
【0044】また、用紙のずれを補正するので利用者は
用紙のずれに対してほとんど注意を払わなくても済む。
【0045】さらに、用紙に記載されているデータに対
して処理が施されるので、入力された文字データの正当
性をチェックをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】文字データ処理の流れを示す図である。
【図3】処理の大きな流れを示す図である。
【図4】準備処理の流れを示す図である。
【図5】フォーマット上の枠や文字の認識結果の格納状
態を示す図である。
【図6】文字データ入力領域の認識結果のフィールド情
報テーブルを示す図である。
【図7】作成フィールドの大きさ指定を示す図である。
【図8】生成されたフィールド処理手続きを示す図であ
る。
【図9】認識済文字データが格納されているファイルの
内容を示す図である。
【図10】知識データベース中の処理定義の内容を示す
図である。
【図11】マスタファイルを使用して漢字データを表示
する処理を示す図である。
【図12】文字データの記載された伝票や帳票が入力さ
れた時の処理の流れを示す図である。
【図13】画像補正処理と文字データの認識処理の流れ
を示す図である。
【図14】画像と画像テーブルの概念図である。
【図15】用紙入力時の誤差の概念図である。
【図16】フォーマット補正処理の流れ図である。
【図17】基準線の概念図である。
【図18】補正値を求め方を示す図である。
【図19】罫線の存在するフィールドを示す図である。
【図20】画像データから罫線情報を削除して文字デー
タを抽出する処理を示す図である。
【符号の説明】
1…コンソール装置、2…プロセッサ、3…入力装置、
5…画像データや各種情報、文字データを格納するディ
スク装置、7…処理部、7a…全体制御部、7b…伝票
帳票入力部、7c…伝票帳票認識部、7d…文字データ
認識部、7e…フィールド処理部、7f…結果画面表示
部、7g…データ格納部、8…データ部、8a…フォー
マット情報格納領域、8b…フィールド情報格納領域、
8c…文字データ格納領域、8d…画像データ格納領域
、8e…フィールド処理手続き格納部、8f…作業用領
域。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を入力するための入力装置を備え
    た情報処理装置において、前記入力装置から、書式だけ
    でデータが記載されていない用紙の画像情報を読み込み
    、画像情報に含まれる書式の文字パターンと枠線のパタ
    ーンを認識し、第1の情報として生成し、前記入力装置
    から、データが記載された用紙の画像情報を読み込み、
    前記第1の情報に基づいて書式とデータを区別して、デ
    ータ部分の文字パターンを認識し、各入力領域に対応す
    るデータからなる第2の情報を生成することを特徴とす
    る文字データ入力方式。
  2. 【請求項2】前記第1の情報を用いて、前記入力装置か
    ら、データが記載された用紙の画像情報を読み込んで、
    用紙の書式の画像情報を消去してデータ部分の文字パタ
    ーンを認識することを特徴とする請求項1記載の文字デ
    ータ入力方式。
  3. 【請求項3】データが記載された用紙の画像情報の、書
    式だけでデータが記載されていない用紙の画像情報に対
    するずれを、前記第1の情報を用いて補正する機能を有
    することを特徴とする請求項1または2記載の文字デー
    タ入力方式。
  4. 【請求項4】前記入力装置から、書式だけでデータが記
    載されていない用紙の画像情報と、データが記載された
    用紙の画像情報の傾きを補正することを特徴とする請求
    項1または3記載の文字データ入力方式。
  5. 【請求項5】前記第1の情報の内容を参照することで、
    書式と、書式中に現れる単語に応じて処理手続きを作成
    し、前記第2の情報に前記処理を施し、第3の情報を生
    成し、前記第2の情報と前記第3の情報ともに表示する
    ことを特徴とする請求項1または4記載の文字データ入
    力方式。
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