JPH043418Y2 - - Google Patents

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JPH043418Y2
JPH043418Y2 JP1985061137U JP6113785U JPH043418Y2 JP H043418 Y2 JPH043418 Y2 JP H043418Y2 JP 1985061137 U JP1985061137 U JP 1985061137U JP 6113785 U JP6113785 U JP 6113785U JP H043418 Y2 JPH043418 Y2 JP H043418Y2
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JP
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wall
latch arm
housing
elastic tongue
tongue piece
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JP1985061137U
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JPS61177379U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気コネクタに関し、更に詳しくは電
気コネクタのロツク装置の構造に関するものであ
る。
(従来技術) 本出願人の出願に係る実開昭59−170383号に
は、互に嵌合可能な雌ハウジングと雄ハウジング
とから成り、雌ハウジングがその外壁中に嵌合方
向に延びる2条の割り溝に形成された一端が自由
端の舌片を有し該舌片中に係止孔が形成され該係
止孔に雄ハウジングの外壁状にブリツジ状に立上
つて設けられた係止部の係止突起が係合可能に設
けられた電気コネクタのロツク装置が開示されて
いる。
かかる電気コネクタのロツク装置の一つの利点
は、ラツチアームを構成する舌片が雌ハウジング
の外壁中に設けられているため、従来のように
雌・雄ハウジング中にラツチアームを収容するた
めのスペースを設ける必要がなく、したがつて、
電気コネクタを小型化できることである。
しかしながら、反面、この電気コネクタにおい
ては、雌・雄ハウジングの嵌合時、雌ハウジング
上に設けられたラツチアームが雄ハウジングの外
壁上に設けられたブリツジ状係止部の内側に延び
その一部がブリツジ状係止部によつて覆われるた
め、ロツク解除のために押圧される自由端部分が
十分な長さをもつて露出しておらず、したがつて
ロツク解除操作がしにくいという問題があつた。
また、ロツク解除操作の際、前記自由端部分が雄
ハウジングの外壁面を強く押しつけるために、雄
ハウジングを雌ハウジングから引き抜く際、大き
な引き抜き力を必要とした。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が上記事情に鑑みなされたもので、雌・
雄ハウジング間相互の確実なロツクを保証すると
共にロツク解除操作が容易な電気コネクタを提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、雌ハウジングと該雌ハウジングに嵌
合可能な雄ハウジングとから成る電気コネクタに
おいて、雄ハウジングが嵌合する雌ハウジングの
外壁中に一端が自由端の弾性舌片を形成すると共
に該舌片中に嵌合方向に延びる係止溝を形成し、
雄ハウジングの外壁状にその外壁面から立上つて
嵌合面に向つて延びる一端が自由端のラツチアー
ムを形成し該ラツチアームの下側面に前記係止溝
と係合可能な係止突起を設けたことを特徴とする
ものである。
(実施例) 以下添付図面を参照して本考案の好ましい実施
例について説明する。
電気コネクタは雌ハウジング10aとこの雌ハ
ウジングに嵌合する雄ハウジング10bとから成
り、いずれも電気絶縁性のプラスチツク材料によ
り成型される。
雌ハウジング10aは仕切壁12aによつて相
互に離隔された複数の端子収容孔11aを有し、
各端子収容孔11aには端子13aが収容されて
いる。端子収容孔の前方、すなわち雄ハウジング
10bとの嵌合側には、上壁14a、底壁15a
及び側壁16a,17aによつて形成された断面
略矩形状の空洞部18(第2図)が設けられてい
る。
前記上壁14aの中央部には両側を2条の割り
溝19によつて該上壁部から切り離して形成され
た一端が端子収容孔側に固定され他端が自由端で
ある弾性舌片20が形成されている。弾性舌片2
0には前記割り溝19と平行に延びる細長い係止
溝21が形成され、またその自由端縁に傾斜面2
2が形成されている。
雄ハウジング10bは、前記雌ハウジング10
aの空洞部18と嵌合する前半部分と雌ハウジン
グから露出する後半部分とを含み、仕切壁12b
によつて相互に離隔された端子収容孔11bが両
部分に亘つて延在している。各端子収容孔11b
には前記雌ハウジング10aの各端子13aに対
応する端子13bが収容されている。
雄ハウジング10bの前半部分の外壁上には前
記弾性舌片20を受容し得る幅をもつた溝25が
形成され、また該溝25の終端部には雄ハウジン
グ10bの外壁面から弾性舌片20の厚さ分だけ
立上りかつ溝25に沿つてほぼ水平に嵌合面に向
つて延びる弾性ラツチアーム26が設けられてい
る。
前記溝25はラツチアーム26が下方に押圧さ
れたときにその自由端が十分に下方向運動し得る
深さをもつて形成されている。
ラツチアーム26の自由端上側面には押圧用突
部27が形成され、またその下側面には前記弾性
舌片20に形成された係止溝21と係合可能な係
止突起28が形成されている。更に、ラツチアー
ム26はその自由端部が薄肉の可撓性帯片29を
介して雄ハウジングの外壁部に連結されている。
この可撓性帯片29はラツチアーム26が過度に
外方向へ変形するのを防止すると共にラツチアー
ム26に対する電線等の絡みを防止する。
上記構成において、雄ハウジング10bの前半
部分を雌ハウジング10aの空洞部18に挿入す
ると先ずラツチアーム26の下側面端部が弾性舌
片20の上側面端部22と接する。挿入が進み係
止突起28が弾性舌片20の自由端部に当接する
と弾性舌片は下方向、すなわち雄ハウジング10
bの溝25の底面に向けて撓む。このとき、ラツ
チアーム26は可撓性帯片29により上方向への
運動が制限される。更に挿入が進み、前記係止突
起28が弾性舌片の端部を乗り越え係止溝21と
係合すると弾性舌片20は元の状態に復帰し、ラ
ツチアーム26と弾性舌片20とのロツクが達成
されると共に両ハウジング10a,10bの嵌合
が完了する。
前記ロツクを解除するためには、ラツチアーム
26の押圧用突起27を下方向に押圧する。この
操作により弾性舌片20はラツチアーム26の自
由端縁によつて下方向に押下げられ弾性舌片20
の自由端がラツチアーム26から離れる方向に傾
斜する。この結果、係止突起28と係止溝21と
の係合が解除され、この操作と同時に一方のハウ
ジングを他方のハウジングから引離すことによつ
て両ハウジングは分離される。
(考案の効果) 上述の説明から明らかな如く、本考案の電気コ
ネクタによると、雌ハウジングの弾性舌片は雄ハ
ウジングを受ける空洞の外壁自体に2条の割り溝
を設けて形成するのみであるので、極めて薄型
(小型化)にすることができるのみならず、雄ハ
ウジングのラツチアームを押圧することにより曲
げられて両ハウジング間のロツクを容易に解除す
ることが可能である。
更にまた、ラツチアームの自由端側部には可撓
性帯片を有するので、運搬又は組立作業時にラツ
チアームにワイヤ等が侵入し、これを過度に外方
に曲げてラツチアームを破損する虞れがない等の
種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気コネクタの一例を示す分
離状態斜視図、第2図は第1図の−に沿つて
切断した断面図、第3図は第2図の嵌合状態断面
図、第4図乃至第6図は本考案の要部の動作を説
明する図で、第4図はロツク寸前の状態図、第5
図はロツク状態図、第6図はロツク解除の状態図
である。 10a……雌ハウジング、10b……雄ハウジ
ング、18……空洞、19……割り溝、14a,
15a,16a,17a……外壁、20……弾性
舌片、21……係止溝、26……ラツチアーム、
28……係止突起、29……可撓性帯片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前端が外壁で実質的に囲まれた空洞を有する雌
    ハウジングと、該雌ハウジングの前記空洞内に前
    端部が挿入嵌合される雄ハウジングと、前記各ハ
    ウジング内に保持された複数の端子と、前記両ハ
    ウジングの嵌合部に形成されたラツチ係合部とを
    具える電気コネクタにおいて、 前記ラツチ係合部は前記雌ハウジングの前記外
    壁の一部に前端から後方に形成された2条の割り
    溝及び該割り溝間に前端から離れて後方に延びる
    係止溝を有する弾性舌片と、前記雄ハウジングの
    外壁の前記弾性舌片との対応位置に後方から立上
    がり嵌合面に向つて延び、自由端部の下面に係止
    突起が形成されたラツチアームとにより構成さ
    れ、 該ラツチアームの自由端部近傍の側部に前記雄
    ハウジングの外壁部に連結された可撓性帯片を有
    することを特徴とする電気コネクタ。
JP1985061137U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH043418Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985061137U JPH043418Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JP1985061137U JPH043418Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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Publication Number Publication Date
JPS61177379U JPS61177379U (ja) 1986-11-05
JPH043418Y2 true JPH043418Y2 (ja) 1992-02-03

Family

ID=30589134

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JP1985061137U Expired JPH043418Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318592B2 (ja) * 1974-02-01 1978-06-15

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318592U (ja) * 1976-07-28 1978-02-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318592B2 (ja) * 1974-02-01 1978-06-15

Also Published As

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JPS61177379U (ja) 1986-11-05

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