JPH04341803A - 自動送りコアドリル - Google Patents

自動送りコアドリル

Info

Publication number
JPH04341803A
JPH04341803A JP11453191A JP11453191A JPH04341803A JP H04341803 A JPH04341803 A JP H04341803A JP 11453191 A JP11453191 A JP 11453191A JP 11453191 A JP11453191 A JP 11453191A JP H04341803 A JPH04341803 A JP H04341803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
boring
load current
drill
beginning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11453191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2979710B2 (ja
Inventor
Toshiaki Uchida
俊明 内田
Masateru Futayada
二矢田 正輝
Shigeru Shinohara
茂 篠原
Hiroaki Origasa
博明 折笠
Hiroyasu Ishikawa
博康 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP3114531A priority Critical patent/JP2979710B2/ja
Publication of JPH04341803A publication Critical patent/JPH04341803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2979710B2 publication Critical patent/JP2979710B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動送りコンクリ−トコ
アドリルに係り、さらに詳細には、電気ドリルに内蔵さ
れたコアビットを駆動する電動機(主モ−タ)と、ドリ
ルスタンドに沿って電気ドリルを昇降させる送りモ−タ
制御回路とを有する自動送りコンクリ−トコアドリルの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動送りコンクリ−トコアドリルは、主
モ−タにより回転されるコアビットやスイッチ盤などを
具備する電気ドリルをドリルスタンドによって支持し、
送りモ−タにより切削送りを与えるようにしている。
【0003】そして、従来、この種ドリルにあっては、
コアビットに作用する負荷トルクがコアビットの送り速
度に比例して変化し、さらに負荷トルクは主モ−タの電
流に比例するので、この主モ−タの電流が所定値となる
ようにコアビットの送り速度を調整して負荷トルクを所
定値に保つようにしており、前記負荷トルクの所定値は
穿孔開始より終了まで常に一定値であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にあ
っては、穿孔時の主モ−タ電流値が常に一定であり、穿
孔開始から一貫して、全負荷トルクによる送り速度によ
って切削をおこなうため、コアビットにビビリ振動が発
生し、切削水を飛散させたり、コアビットが被穿孔物に
スム−ズに入らず、曲がって穿孔してしまい、穿孔後、
コアビットが抜けないなどの問題があった。
【0005】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
をなくし、穿孔開始時におけるコアビットのビビリ振動
をなくし、ひいては切削水の飛散や穴曲がりを防止し、
さらにはコアビットがスム−ズに自動切込みできる、改
良された自動送りコンクリ−トコアドリルを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、この種ドリ
ルにおいて、主モ−タの電流を検出する電流検出器と、
電流検出器の出力により送りモ−タの電流を制御する制
御回路と、主モ−タの無負荷電流を記憶する記憶装置と
を備え、穿孔開始時より或る一定時間、前記制御回路に
より、無負荷電流記憶装置が記憶する無負荷電流値およ
び、穿孔時における負荷電流以下の少ない電流値を加算
し、さらにこの加算値および、前記電流検出器が検出す
る主モ−タ負荷電流を比較して、その値を前記加算値と
一致させるべく、前記送りモ−タ電流を制御する構成に
よって達成される。
【0007】
【作用】しかして、前記構成よりなる本発明によれば、
穿孔開始時より或る一定時間、無負荷電流値と負荷電流
以下の少ない電流値とを加算した電流値となるように送
りモ−タの電流を制御する、換言すると、穿孔初期には
軽負荷電流制御とし、その後、穿孔終了までを最適定電
流制御とすることにより、穿孔初期においては、コアド
リルを低速で送ることができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明を、図面の一実施例にもとづい
て説明すると、図1は本発明ドリルの制御手順を示すフ
ロ−チャ−ト、図2は本発明ドリルの全体構成を示す斜
視図である。
【0009】なお、図2において、1はベ−ス、2はア
ンカ−ボルト、3はドリルスタンド、4は制御盤、5は
電源スイッチ、6は初期深さ設定ダイヤル、7は主モ−
タ、8は送りモ−タ、9は電気ドリル、10はコアビッ
ト、11は水処理パットを示している。
【0010】以下、図2を参照しつつ、図1のフロ−に
したがって自動送りの手順を説明する。
【0011】図1におけるスタ−トは、アンカ−ボルト
2によってドリル本体のベ−ス1をコンクリ−トに固定
し、コアビット10を電気ドリル9に固定し、電源スイ
ッチ5を投入する手順に相当する。
【0012】次いで、図1の手順401では、制御盤4
に内蔵されている電流検出器により主モ−タ7の起動電
流を検出し、これを制御盤4に内蔵のマイクロコンピュ
−タに伝達する。そして、、マイクロコンピュ−タは、
前記起動電流の終了を検出して次の手順402に移行す
る。
【0013】図3は図2に符号7で示す主モ−タの電流
波形図であり、起動直後にパルス状の起動電流が発生し
、その後、無負荷電流Inが流れる。すなわち、起動電
流の終了後、主モ−タ7の無負荷電流Inが検出される
ので、手順402では、前記無負荷電流Inを記憶する
。なお、前記起動電流の発生期間よりも長い所定期間前
記電流検出動作を停止させ、その後に前記無負荷電流I
nを検出させるようにすることもできる。
【0014】次の手順403では、マイクロコンピュ−
タにより実際の一定トルク切削に対応する電流Itを算
出して、(1)穿孔開始から初期設定深さまでの主モ−
タ7の定電流制御値Ic1=In+It×αを算出する
。なお、前記定数αは、0<α<1の値であり、コアビ
ット10の種類,コンクリ−トの種類などにより設定す
る。次に、(2)初期設定深さに達してから穿孔終了ま
での主モ−タ7の定電流制御値Ic2=In+Itを算
出する。なお、前記電流Itは、切削条件に対応してメ
モリ装置に記憶された値、あるいは所定の演算式にした
がって前記切削条件から算出されるものであってもよい
【0015】次の手順404では、送りモ−タ8を制御
して電気ドリル9を下降させる。
【0016】次の手順405では、主モ−タ7の電流の
増加からコンクリ−トへの穿孔開始が検出される。
【0017】その次の手順406では、送りモ−タ8に
よる第1段階の電流制御がおこなわれる。なお、このと
きの電流制御値は、前記手順403の(1)、すなわち
Ic1=In+It×αである。すなわち、主モ−タ7
の電流がIc1より増加するときは、送りモ−タ8を減
速してコアビット10にかかる負荷を軽減し、逆に、主
モ−タ7の電流が減少するときは、送りモ−タ8を加速
してコアビット10にかかる負荷を増加させるようにし
て、主モ−タ7の電流を所定値Ic1に保つようにする
【0018】次の手順407では、初期深さ設定ダイヤ
ル6で設定した深さまで電気ドリル9が進んだかを検出
する。
【0019】その次の手順408では、送りモ−タ8に
よる第2段階の電流制御がおこなわれる。なお、このと
きの電流制御値は、これまた前記手順403の(2)、
すなわちIc2=In+Itである。
【0020】次の手順409では、主モ−タ7の無負荷
電流In復帰を検出するか(通り穴の場合)、全穿孔深
さに達したかを検出し、手順410で送りモ−タ8を停
止させる。
【0021】次の手順411では、送りモ−タ8を逆転
させて電気ドリル9を上昇させる。
【0022】次の手順412では、電気ドリル9が上昇
してリミットスイッチを動作させたかを検知する。
【0023】次の手順413では、送りモ−タ8および
主モ−タ7を停止させ、穿孔工程を終了する。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のごときであり、本発明に
よれば、穿孔開始時より或る一定時間、無負荷電流値と
負荷電流以下の少ない電流値とを加算した電流値となる
ように送りモ−タの電流を制御する、換言すると、穿孔
開始から初期深さまでの第1段階である穿孔初期には軽
負荷電流制御とし、その後、穿孔終了までの第2段階を
最適定電流制御とすることにより、穿孔初期においては
、コアドリルを低速で送ることができ、その結果、穿孔
開始時におけるコアビットのビビリ振動をなくし、ひい
ては切削水の飛散や穴曲がりを防止し、さらにはコアビ
ットがスム−ズに自動切込みできて、穿孔後、コアビッ
トが抜けないなどの問題をなくした、改良された自動送
りコンクリ−トコアドリルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ドリルの制御手順を示すフロ−チャ−ト
である。
【図2】本発明ドリルの全体構成を示す斜視図である。
【図3】図2に符号7で示す主モ−タの電流波形図であ
る。
【符号の説明】
1…ベ−ス、2…アンカ−ボルト、3…ドリルスタンド
、4…制御盤、5…電源スイッチ、6…初期深さ設定ダ
イヤル、7…主モ−タ、8…送りモ−タ、9…電気ドリ
ル、10…コアビット、11…水処理パット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コアビットを回転させる主モ−タと、主モ
    −タを内蔵する電気ドリルと、電気ドリルをドリルスタ
    ンドに沿って移動させ、被穿孔物を穿孔させる送りモ−
    タとを備える自動送りコンクリ−トコアドリルにおいて
    、前記主モ−タの電流を検出する電流検出器と、電流検
    出器の出力により送りモ−タの電流を制御する制御回路
    と、主モ−タの無負荷電流を記憶する記憶装置とを備え
    、穿孔開始時より或る一定時間、前記制御回路により、
    無負荷電流記憶装置が記憶する無負荷電流値および、穿
    孔時における負荷電流以下の少ない電流値を加算し、さ
    らにこの加算値および、前記電流検出器が検出する主モ
    −タ負荷電流を比較して、その値を前記加算値と一致さ
    せるべく、前記送りモ−タ電流を制御するよう構成した
    ことを特徴とする自動送りコンクリ−トコアドリル。
JP3114531A 1991-05-20 1991-05-20 自動送りコアドリル Expired - Fee Related JP2979710B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3114531A JP2979710B2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 自動送りコアドリル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3114531A JP2979710B2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 自動送りコアドリル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04341803A true JPH04341803A (ja) 1992-11-27
JP2979710B2 JP2979710B2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=14640089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3114531A Expired - Fee Related JP2979710B2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 自動送りコアドリル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2979710B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657610U (ja) * 1993-01-20 1994-08-09 ショーボンド建設株式会社 削孔装置
JP2007175827A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nachi Fujikoshi Corp 樹脂部品の穴あけ装置、樹脂部品の穴あけロボットシステム及び樹脂部品の穴あけ方法
JP2008230884A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Bando Kiko Co Ltd 穿孔方法
JP2012116036A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Consec Corp 円柱状ブロックのくり抜き方法及び装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657610U (ja) * 1993-01-20 1994-08-09 ショーボンド建設株式会社 削孔装置
JP2007175827A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nachi Fujikoshi Corp 樹脂部品の穴あけ装置、樹脂部品の穴あけロボットシステム及び樹脂部品の穴あけ方法
JP2008230884A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Bando Kiko Co Ltd 穿孔方法
JP2012116036A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Consec Corp 円柱状ブロックのくり抜き方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2979710B2 (ja) 1999-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2800570B2 (ja) 自動穿孔機
US5572916A (en) Desk-top cutting machine
JP2009297807A (ja) 電動工具
JPH04341803A (ja) 自動送りコアドリル
ATE393336T1 (de) Arbeitsfahrzeug mit einer vorrichtung zum einstellen der anlaufstromversorgung einer proportionalen variatorsteuerung
JPH06504337A (ja) 岩石穿孔堀削方法
CA2561894C (en) Method and system for collaring
JPH05138418A (ja) 自動送りコンクリートコアドリル
JP3661834B2 (ja) コアドリルの穿孔装置
JPH0453649A (ja) 不規則回転速度切削方法
JPS6317561B2 (ja)
JPS6035563Y2 (ja) 工作機械の送り速度制御装置
JP3707656B2 (ja) 自動送り制御装置
JP2539065B2 (ja) 切削制御装置
JP3180513B2 (ja) ドリルタップ加工装置
JPS5455879A (en) Adaptive control circuit for deep hole drilling machine
JP2001129708A (ja) コアドリル装置の送り速度の制御方法及びその制御方法を用いたコアドリルの送り装置
JPH08290312A (ja) 切削制御装置
JP3007229B2 (ja) 放電加工機の制御方法
JPS60131147A (ja) 最適切削送り量制御方法
JPS63120006A (ja) 穿孔機
JP2694482B2 (ja) コアドリル自動送り装置
JP4714858B2 (ja) 切断装置及び切断方法
JPS62213909A (ja) 穿孔機
JPH06143015A (ja) 切削制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990817

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees