JPH04341494A - 4点吊り同調制御方法 - Google Patents

4点吊り同調制御方法

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Publication number
JPH04341494A
JPH04341494A JP11296291A JP11296291A JPH04341494A JP H04341494 A JPH04341494 A JP H04341494A JP 11296291 A JP11296291 A JP 11296291A JP 11296291 A JP11296291 A JP 11296291A JP H04341494 A JPH04341494 A JP H04341494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
hanging
suspension
winding
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11296291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Shiokawa
塩川 清
Koji Miyauchi
宮内 広次
Kazunori Danbara
段原 和則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP11296291A priority Critical patent/JPH04341494A/ja
Publication of JPH04341494A publication Critical patent/JPH04341494A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大型クレーン船など
において、4点吊りで吊上げ物を水平を保持して吊上げ
る4点吊り同調制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】独立の吊上げ装置を用いて4点吊りで吊
上げ物を吊上げる場合、吊上げ物の上昇下降の速度およ
び姿勢は、3本のロープの巻取り速度と関係するロープ
張力が作用する吊上げ物上の吊り点の速度および高さ位
置の相対差によって決まるため、3本のロープの張力を
制御し、もう1本のロープの吊り点に作用する張力は、
上記3本のロープの吊り点が決まったのち、この三点に
追従して相隣る1本のロープの張力に設定自在の比率を
乗じた値になるように制御することによって、速やかに
最適の多点吊りを行わしめるようにした多点吊り装置が
本出願人によって提案されている。(特公昭55−36
593号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記する多点吊り装置
では、吊上げ物の重心が偏った位置にあるような時、最
大張力を受けるロープの張力を低減し、これと隣り合う
ロープの張力を増加するように制御することで、各吊上
げ装置の巻取りウインチの吊上げ能力を有効に活用でき
るようにしたものであるが、等価的には3点を構成して
吊る方法が採られるため、吊上げ物の姿勢は3点で決ま
り吊上げ物の重心の位置によっては、1本のロープの荷
重負担は全くなくなるような場合もあり得るもので、4
基の吊上げ装置が同一能力を持っている場合、特定の装
置の能力は他の装置の能力に比べて大きな変動があって
装置の稼動率に差を生じさせるものである。
【0004】この発明は上述の点に鑑みなされたもので
あって、独立の4基の吊上げ装置を用いる4点吊りにお
いて、各吊上げ装置の巻取りウインチに掛かる負担に大
きな偏りがなく装置の稼動率を略等しくし、吊上げ物を
水平を保持して吊上げるようにした4点吊り同調制御方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの発明の要旨とするところは、吊上げ物を4点吊
りで水平に吊上げるのに、吊上げ物が離地する時点で各
吊りロープ毎に吊り滑車の回転基準点と基準吊り荷重を
設定し、予め、隣り合う2本の吊りロープからなる2組
のロープ組と、両ロープ組それぞれを代表する吊りロー
プからなるロープ組を決め、吊上げ物が宙吊り状態に入
った状態で、各吊りロープの吊り滑車の回転基準点から
の回転量で吊りロープの巻取り長を求め、この巻取り長
を前記各ロープ組の2本の吊りロープで比較して、その
差により対応吊りロープの巻取りウインチの巻取り速度
を制御すると共に、各吊りロープ毎に実吊り荷重と前記
基準吊り荷重との比較から変動荷重を求め、この変動荷
重を前記各ロープ組の2本の吊りロープで比較し、この
比較値が所定の許容値を超えた時に対応吊りロープの巻
取りウインチの巻取り速度を制御することを特徴とする
4点吊り同調制御方法にある。
【0006】
【作用】吊上げ物は水平(着地状態の姿勢)を保持して
吊上げられる。吊上げ物が宙吊り状態に入ると、予め決
められた3組のロープ組における2本の吊ロープの巻取
り長の比較と、吊り荷重変動分の比較がなされ、これら
比較値に応じて対応吊りロープの巻取りウインチの巻取
り速度を制御して吊上げ物の水平状態を保持する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0008】図1はこの発明を適用した4点吊り装置の
ブロック図である。
【0009】図において、A,B,C,Dは4基の独立
した吊上げ装置で、サーボアンプ1、電気・油圧サーボ
ポンプ2、油圧モータ3および巻取りウインチ4を備え
、これらの吊上げ装置A,B,C,Dの巻取りウインチ
4の巻取り速度は、共通の速度指令制御器からの巻取り
速度の指令に基づいて単独または同期自在に制御される
【0010】また、吊りロープ5の吊り滑車(図示せず
)の回転量から吊りロープ5の巻取り長を計測するパル
スエンコーダ7とカウンタ8と、吊りロープ5の張力か
ら吊り荷重を計測する荷重計6を配装している。
【0011】この発明においては、上記するカウンタ8
および荷重計6からの出力に基づいて吊上げ装置A,B
,C,Dの各巻取りウインチ4の巻取り速度をフィード
バック制御するために、予め、隣合う2本のロープ5で
ロープ組5A−B ,5C−D と、両ロープ組5A−
B ,5C−D それぞれを代表する吊りロープ5でも
う1つのロープ組5A−C を決めており、上記するカ
ウンタ8および荷重計6からの出力を別途設けた演算器
(図示せず)に入力し、次のような制御を行う。
【0012】吊り上げ装置A,B,C,Dの各吊りロー
プ5を吊上げ物に掛け、吊上げ物が離地する時点で、演
算器において各吊りロープ毎に吊り滑車の回転基準点と
基準吊り荷重を設定する。
【0013】吊上げ物が宙吊り状態に入った状態で、先
に設定した回転基準点からの吊り滑車の回転量から各吊
りロープ5の巻取り長La,Lb,Lc,Ldがリアル
タイムに求められる。同時に、演算器には各吊りロープ
の実吊り荷重が入力され、この実吊り荷重と前記基準吊
り荷重との比較から変動荷重Fa,Fb,Fc,Fdが
リアルタイムに求められる。
【0014】各吊りロープ5の巻取り長La,Lb,L
c,Ldが求められて、演算器では各ロープ組毎に2本
の吊りロープの巻取り長の比較、つまり、La−Lb,
Lc−LdおよびLa−Lcを演算し、この比較値を巻
取り速度の指令系にフィードバックして巻取り長が大き
くなっている方の吊りロープ5では巻取りウインチ4の
巻取り速度を遅くし、巻取り長が小さくなっている方の
吊りロープ5では巻取りウインチ4の巻取り速度を速く
するよう補正を行って同調制御を行わしめる。
【0015】例えば、ロープ組5A−B においては、
巻取り長LaとLbの比較が行われ、Laが大きく、L
bが逆に小さくなった場合、その比較値(La−Lb)
が正となり、吊上げ装置Aの巻取りウインチ4は巻取り
速度を遅くし、吊上げ装置Bの巻取りウインチ4は巻取
り速度を速くするような補正を行い、巻取り長LaとL
bの比較値が零になるよう制御して吊上げ装置AとBが
同調する。
【0016】他方、変動荷重Fa,Fb,Fc,Fdが
求められて演算器では、各ロープ組毎に2本の吊上げロ
ープで変動荷重の比較、つまり、Fa−Fb,Fc−F
dおよびFa−Fcを演算し、この比較値を不感帯回路
9を介して前記の2本の吊りロープの巻取り長の比較値
フィードバックに加算することによって、変動荷重が大
きくなっている方の吊りロープ5では巻取りウインチ4
の巻取り速度を速くし、変動荷重が小さくなっている方
の吊りロープ5では巻取りウインチ4の巻取り速度を遅
くするような補正を行って荷重の変動を抑制せしめる。
【0017】尚、ここで、不感帯回路9の不感帯幅は吊
り荷重の変動の許容値に設定されており、変動荷重が許
容値を超えると上記補正制御が行われる。
【0018】例えば、ロープ組5A−B においては、
変動荷重FaとFbの比較が行われ、Faが大きく、F
bが逆に小さくなった場合に、その比較値(Fa−Fb
)が許容値を超えると、吊上げ装置Aの巻取りウインチ
4は巻取り速度を速くし、吊上げ装置Bの巻取りウイン
チ4は巻取り速度を遅くするような補正を行い、変動荷
重FaとFbの比較値が許容値内に入るように制御する
【0019】
【効果】以上説明したように、この発明によれば次のよ
うな効果を奏する。
【0020】(1)  4点吊りで吊上げ物を水平を保
持して吊上げるのに、吊上げ物の水平吊り状態を保持す
るための制御要素に、各吊りロープの巻取り長と吊り荷
重を用い、巻取り長と吊り荷重から求めた変動荷重を3
組のロープ組を決めて2本の吊りロープで比較してその
偏差から各吊上げ装置の巻取りウインチの巻取り速度を
フィードバック制御するから、吊りロープがスリップし
て吊上げ物が傾いて吊り荷重がアンバランスになったり
、あるいは4本の吊りロープの1本が緩んで吊り荷重が
減少するようなことがなくなり、吊上げ物の水平状態が
確実に保持できる。
【0021】(2)  吊上げ物の重心の位置によって
各吊りロープには多少の吊り荷重のばらつきはあっても
、4基の吊上げ装置の吊上げ能力は略平均して有効に活
用できるから、吊上げ装置の稼動率も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した4点吊り装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1…サーボアンプ 2…電気・油圧サーボポンプ 3…油圧モータ 4…巻取りウインチ 5…吊りロープ 6…荷重計 7…パルスエンコーダ 8…カウンタ 9…不感帯回路 A,B,C,D…吊上げ装置 5A−B ,5C−D ,5A−B …ロープ組Fa,
Fb,Fc,Fd…変動荷重 La,Lb,Lc,Ld…巻取り長

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  吊上げ物を4点吊りで水平に吊上げる
    のに、吊上げ物が離地する時点で各吊りロープ毎に吊り
    滑車の回転基準点と基準吊り荷重を設定し、予め、隣り
    合う2本の吊りロープからなる2組のロープ組と、両ロ
    ープ組それぞれを代表する吊りロープからなるロープ組
    を決め、吊上げ物が宙吊り状態に入った状態で、各吊り
    ロープの吊り滑車の回転基準点からの回転量で吊りロー
    プの巻取り長を求め、この巻取り長を前記各ロープ組の
    2本の吊りロープで比較して、その差により対応吊りロ
    ープの巻取りウインチの巻取り速度を制御すると共に、
    各吊りロープ毎に実吊り荷重と前記基準吊り荷重との比
    較から変動荷重を求め、この変動荷重を前記各ロープ組
    の2本の吊りロープで比較し、この比較値が所定の許容
    値を超えた時に対応吊りロープの巻取りウインチの巻取
    り速度を制御することを特徴とする4点吊り同調制御方
    法。
JP11296291A 1991-05-17 1991-05-17 4点吊り同調制御方法 Pending JPH04341494A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06329392A (ja) * 1993-05-18 1994-11-29 Ishii Zosenjo:Kk リフタ−上の船の姿勢保持方法および装置
JPWO2006006229A1 (ja) * 2004-07-12 2008-04-24 三菱電機株式会社 エレベータの制御システム
JP2010215334A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Ihi Transport Machinery Co Ltd フローティングクレーンによる共吊り運転制御方法及び装置

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