JPH04340515A - 走査型光学顕微鏡のシェ−ディング補正方法 - Google Patents
走査型光学顕微鏡のシェ−ディング補正方法Info
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- JPH04340515A JPH04340515A JP11188991A JP11188991A JPH04340515A JP H04340515 A JPH04340515 A JP H04340515A JP 11188991 A JP11188991 A JP 11188991A JP 11188991 A JP11188991 A JP 11188991A JP H04340515 A JPH04340515 A JP H04340515A
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Landscapes
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査型光学顕微鏡、と
くに、走査型レ−ザ顕微鏡(LSM)のシェ−ディング
補正方法に関する。
くに、走査型レ−ザ顕微鏡(LSM)のシェ−ディング
補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シェ−ディング補正は画像処理の一方法
として従来より良く知られている。これは背景画との減
算や画像間の乗算により光むらのない鮮明な画像を得る
ために行われる。特に、透過明視野検鏡法の場合、背景
画として標本のマウントされていないスライドガラスで
背景画をとることは容易であり、一般的に良く用いられ
ている。
として従来より良く知られている。これは背景画との減
算や画像間の乗算により光むらのない鮮明な画像を得る
ために行われる。特に、透過明視野検鏡法の場合、背景
画として標本のマウントされていないスライドガラスで
背景画をとることは容易であり、一般的に良く用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、落射蛍
光検鏡法においては、暗い背景の中で蛍光標本のあると
ころのみが光るため、標本のない状態で背景画デ−タを
得ることは困難であり、反射ミラ−、又は、一様な蛍光
物質などの標準試料を用いて背景画デ−タを得る必要が
あった。
光検鏡法においては、暗い背景の中で蛍光標本のあると
ころのみが光るため、標本のない状態で背景画デ−タを
得ることは困難であり、反射ミラ−、又は、一様な蛍光
物質などの標準試料を用いて背景画デ−タを得る必要が
あった。
【0004】本発明のシェ−ディング補正方法は、この
ような課題に着目してなされたもので、その目的とする
ところは、走査型光学顕微鏡の落射蛍光検鏡像のシェ−
ディング補正を容易に行う方法を提供することにある。
ような課題に着目してなされたもので、その目的とする
ところは、走査型光学顕微鏡の落射蛍光検鏡像のシェ−
ディング補正を容易に行う方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のシェ−ディング補正方法は、標本がない
場合の透過像から得られる測光デ−タを、落射蛍光検鏡
像の背景画デ−タとして用いるものである。
めに、本発明のシェ−ディング補正方法は、標本がない
場合の透過像から得られる測光デ−タを、落射蛍光検鏡
像の背景画デ−タとして用いるものである。
【0006】
【作用】すなわち、本発明によれば、標本がない場合の
透過像から得られる測光デ−タを落射蛍光検鏡像の背景
画デ−タとして用いるので、落射蛍光デ−タを得るため
の光学構成を変更せずにその背景画デ−タが得られる。
透過像から得られる測光デ−タを落射蛍光検鏡像の背景
画デ−タとして用いるので、落射蛍光デ−タを得るため
の光学構成を変更せずにその背景画デ−タが得られる。
【0007】
【実施例】まず、本発明のシェ−ディング補正方法の基
本的概念を説明する。
本的概念を説明する。
【0008】透過検鏡法によって透過光デ−タを得る場
合はレ−ザ光源からの励起光は対物レンズに代表される
結像光学系を1回しか通過しないが、落射蛍光検鏡法に
よって落射蛍光デ−タを得る場合は、レ−ザ光源からの
励起光が結像光学系を介して標本に照射された後、その
反射光が再び結像光学系を介して蛍光検出がなされるの
で、全体で2回、結像光学系を通過することになる。
合はレ−ザ光源からの励起光は対物レンズに代表される
結像光学系を1回しか通過しないが、落射蛍光検鏡法に
よって落射蛍光デ−タを得る場合は、レ−ザ光源からの
励起光が結像光学系を介して標本に照射された後、その
反射光が再び結像光学系を介して蛍光検出がなされるの
で、全体で2回、結像光学系を通過することになる。
【0009】また、シェ−ディングの原因となるのは、
対物レンズに代表される結像光学系側がほとんである。 そこで、本発明においては、結像光学系を2回通過した
蛍光デ−タを1回のみの通過によって得られる透過デ−
タで2回除算(すなわち、透過デ−タの2乗で割る)し
た結果を落射蛍光検鏡像の背景画デ−タとして用いるこ
とを特徴とする。図1は本発明のシェ−ディング補正方
法を実施するための構成図であり、図2はそのフロ−チ
ャ−トである。
対物レンズに代表される結像光学系側がほとんである。 そこで、本発明においては、結像光学系を2回通過した
蛍光デ−タを1回のみの通過によって得られる透過デ−
タで2回除算(すなわち、透過デ−タの2乗で割る)し
た結果を落射蛍光検鏡像の背景画デ−タとして用いるこ
とを特徴とする。図1は本発明のシェ−ディング補正方
法を実施するための構成図であり、図2はそのフロ−チ
ャ−トである。
【0010】まず、ステップS1において、通常の操作
を行い、標本15をステ−ジ35に載置して蛍光画像を
画像処理装置に取り込む。すなわち、レ−ザ光源1とし
てのアルゴンレ−ザからの励起光を光ファイバ3によっ
て導き、ビ−ムエクスパンダ5によって拡大し、ダイク
ロイックミラ−7によって特定の色成分のみを透過させ
て、ガルバノメ−タスキャナ9、瞳投影レンズ11、対
物レンズ13などを含む結像光学系100に入射される
。この結像光学系100からの励起光は標本15に照射
される。
を行い、標本15をステ−ジ35に載置して蛍光画像を
画像処理装置に取り込む。すなわち、レ−ザ光源1とし
てのアルゴンレ−ザからの励起光を光ファイバ3によっ
て導き、ビ−ムエクスパンダ5によって拡大し、ダイク
ロイックミラ−7によって特定の色成分のみを透過させ
て、ガルバノメ−タスキャナ9、瞳投影レンズ11、対
物レンズ13などを含む結像光学系100に入射される
。この結像光学系100からの励起光は標本15に照射
される。
【0011】標本15からの蛍光は前記結像光学系10
0、ダイクロイックミラ−7を介して、共焦点ピンホ−
ル17へと導かれ、ダイクロイックミラ−19によって
特定の色成分が透過され、この色成分が測光フィルタ2
1を介してフォトマルチプライヤ23に供給される。フ
ォトマルチプライヤ23は標本15からの蛍光を検出す
るものであり、検出された蛍光はA/Dコンバ−タ25
によってA/D変換され蛍光デ−タとしてフレ−ムメモ
リ27に記憶される。同様に、ダイクロイックミラ−1
9によって反射された他の色成分は測光フィルタ21を
介してフォトマルチプライア29に供給される。フォト
マルチプライア29からの出力はA/Dコンバ−タ31
によってA/D変換され、蛍光デ−タとしてフレ−ムメ
モリ33に記憶される。
0、ダイクロイックミラ−7を介して、共焦点ピンホ−
ル17へと導かれ、ダイクロイックミラ−19によって
特定の色成分が透過され、この色成分が測光フィルタ2
1を介してフォトマルチプライヤ23に供給される。フ
ォトマルチプライヤ23は標本15からの蛍光を検出す
るものであり、検出された蛍光はA/Dコンバ−タ25
によってA/D変換され蛍光デ−タとしてフレ−ムメモ
リ27に記憶される。同様に、ダイクロイックミラ−1
9によって反射された他の色成分は測光フィルタ21を
介してフォトマルチプライア29に供給される。フォト
マルチプライア29からの出力はA/Dコンバ−タ31
によってA/D変換され、蛍光デ−タとしてフレ−ムメ
モリ33に記憶される。
【0012】次に、ステップS2において、標本が載置
されていないスライドガラス16をステ−ジ35に置く
。これより、レ−ザ光源1からの励起光は前記したよう
に、結像光学系100を介して、スライドガラス16、
コンデンサレンズ37、コレクタレンズ39を透過し、
シリコンフォトダイオ−ド41を含む透過ディテクタユ
ニット103に入射する。シリコンフォトダイオ−ド4
1は透過光に対応する電気信号を出力する。この出力を
A/Dコンバ−タ43によってA/D変換した後、標本
なしの透過デ−タ(背景画デ−タ)としてフレ−ムメモ
リ45に記憶する。
されていないスライドガラス16をステ−ジ35に置く
。これより、レ−ザ光源1からの励起光は前記したよう
に、結像光学系100を介して、スライドガラス16、
コンデンサレンズ37、コレクタレンズ39を透過し、
シリコンフォトダイオ−ド41を含む透過ディテクタユ
ニット103に入射する。シリコンフォトダイオ−ド4
1は透過光に対応する電気信号を出力する。この出力を
A/Dコンバ−タ43によってA/D変換した後、標本
なしの透過デ−タ(背景画デ−タ)としてフレ−ムメモ
リ45に記憶する。
【0013】次に、ステップS3では、演算部47は、
ステップS1において得られた蛍光デ−タをフレ−ムメ
モリ27から読み出すとともに、ステップS2において
得られた透過デ−タをフレ−ムメモリ45から読み出し
、所定の画像間演算、すなわち、蛍光デ−タを透過デ−
タの2乗で割り算し、その結果得られるデ−タを表示部
49に出力、表示する。
ステップS1において得られた蛍光デ−タをフレ−ムメ
モリ27から読み出すとともに、ステップS2において
得られた透過デ−タをフレ−ムメモリ45から読み出し
、所定の画像間演算、すなわち、蛍光デ−タを透過デ−
タの2乗で割り算し、その結果得られるデ−タを表示部
49に出力、表示する。
【0014】このように、本発明によるシェ−ディング
補正方法においては、落射蛍光検鏡像の背景画デ−タを
、透過モ−ドで標本のない状態で取り込むことによって
得られるデ−タの2乗特性で代用したことを特徴とする
。
補正方法においては、落射蛍光検鏡像の背景画デ−タを
、透過モ−ドで標本のない状態で取り込むことによって
得られるデ−タの2乗特性で代用したことを特徴とする
。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のシェ−デ
ィング補正方法においては、背景画デ−タを得るための
光検出を透過側で行うため、落射蛍光デ−タを得るため
の光学構成を変更しないで背景画デ−タを得ることがで
きる。これより、シェ−ディング補正の操作が容易にな
るとともに、反射ミラ−や一様な蛍光物質の準備が不要
となる。
ィング補正方法においては、背景画デ−タを得るための
光検出を透過側で行うため、落射蛍光デ−タを得るため
の光学構成を変更しないで背景画デ−タを得ることがで
きる。これより、シェ−ディング補正の操作が容易にな
るとともに、反射ミラ−や一様な蛍光物質の準備が不要
となる。
【図1】本発明のシェ−ディング補正方法を実施するた
めの構成図。
めの構成図。
【図2】本発明のシェ−ディング補正方法を説明するた
めのフロ−チャ−トである。
めのフロ−チャ−トである。
1…レ−ザ光源、13…対物レンズ、15…標本、27
、45…フレ−ムメモリ、47…演算部、49…表示部
、100…結像光学系、103…透過ディテクタユニッ
ト。
、45…フレ−ムメモリ、47…演算部、49…表示部
、100…結像光学系、103…透過ディテクタユニッ
ト。
Claims (2)
- 【請求項1】 走査型光学顕微鏡のシェ−ディング補
正方法において、標本がない場合の透過像から得られる
測光デ−タを、落射蛍光検鏡像の背景画デ−タとして用
いることを特徴とするシェ−ディング補正方法。 - 【請求項2】 シェ−ディング補正を前記測光デ−タ
の2乗特性によって行うことを特徴とする請求項1記載
のシェ−ディング補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188991A JPH04340515A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 走査型光学顕微鏡のシェ−ディング補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188991A JPH04340515A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 走査型光学顕微鏡のシェ−ディング補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04340515A true JPH04340515A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=14572688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11188991A Withdrawn JPH04340515A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 走査型光学顕微鏡のシェ−ディング補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04340515A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006189640A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Olympus Corp | レーザ走査型顕微鏡 |
US8913096B2 (en) | 2010-08-25 | 2014-12-16 | Ricoh Company, Limited | Optical scanning device and image forming apparatus |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP11188991A patent/JPH04340515A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006189640A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Olympus Corp | レーザ走査型顕微鏡 |
US8913096B2 (en) | 2010-08-25 | 2014-12-16 | Ricoh Company, Limited | Optical scanning device and image forming apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |