JPH04340305A - 電気車制御装置 - Google Patents

電気車制御装置

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JPH04340305A
JPH04340305A JP10996491A JP10996491A JPH04340305A JP H04340305 A JPH04340305 A JP H04340305A JP 10996491 A JP10996491 A JP 10996491A JP 10996491 A JP10996491 A JP 10996491A JP H04340305 A JPH04340305 A JP H04340305A
Authority
JP
Japan
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acceleration
vehicle
pattern
actual
theoretical
Prior art date
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Pending
Application number
JP10996491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Koyama
滋 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10996491A priority Critical patent/JPH04340305A/ja
Publication of JPH04340305A publication Critical patent/JPH04340305A/ja
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、異なる加速特性を有
する2種類の電気車を連結して運転する際に用いられる
電気車制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は複数の連結車両からなる電気車に
より構成された列車A及びBが連結運行されている状態
を示す側面図、また図7は各列車A及びBの個別の加速
特性の一例を示す説明図である。図7において、実線は
列車Aの加速特性、一点鎖線は列車Bの加速特性であり
、この例では高速域のある速度において列車Aの方が高
い加速性能を持っている。図8は列車Bの加速特性の別
の例を示し、実線は列車Aの加速特性、二点鎖線は列車
Bの加速特性であり、この例では低速域のある速度にお
いて列車Aの方が高い加速性能を持っている。
【0003】このように加速特性の異なる列車A及びB
は個別に運行され得るが、図6に示すように連結運行も
され得る。列車運行された各列車A及びBが図7あるい
は図8のように異なる加速特性を有しているときには、
連結された列車全体の加速特性は列車A及びBの中間の
加速特性となる。そして、列車Aの加速性能が大幅に高
いときには、列車Aは列車Bを引っ張ることになり動作
責務負担が大きくなるため、列車Aの駆動用装置が過負
荷による故障を起こすことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気車制御装置
は以上のように、一方の列車(例えば列車A)の動作責
務負担が大きくなることを避けるために加速特性の合っ
た車両のみを選別して連結する必要があり、車両の運用
が限定され車両を有効に活用できないという問題点があ
った。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、加速特性の異なる車両どおしを
連結することができ、車両の運用に制限がなくなり車両
を有効に活用できる電気車制御装置を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気車制
御装置は、車両の主電動機を含む電気車駆動装置と、電
気車駆動装置により発生される車両の加速トルクを検出
して車両の単独走行時の理論加速度を計算する理論加速
度測定手段と、車両の実加速度を測定する実加速度測定
手段と、理論加速度と実加速度との加速度偏差に応じて
電気車駆動装置のための加速パターンを切換える加速特
性設定手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】この発明においては、加速特性が調整可能な電
気車制御装置を備えた車両を加速特性の調整ができない
従来車両に連結し、前者の加速特性を自動的に後者の加
速特性に合わせることにより、一方の車両の動作責務負
担が大きくなることを避ける。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例1について図1を参
照しながら説明する。図1はこの発明の実施例1を示す
構成図であり、5は主電動機電流の大きさを測定する等
により主電動機が発生している加速トルクTを検出する
加速トルク検出器、6は加速トルクTに基づく加速力を
既知の自車両(または自編成)の重量Wで除算すること
により自車両(または自編成)単独走行時の理論加速度
αaを計算する理論加速度演算器である。加速トルク検
出器5及び理論加速度演算器6によって理論加速度測定
手段が構成されている。
【0009】7は電気車の車軸等に取り付けられ車両の
速度Vrを検出する速度検出器、8は速度Vrを用いて
車両の実加速度αrを演算する実加速度演算器である。 速度検出器7及び実加速度演算器8によって実加速度測
定手段が構成されている。
【0010】Dは理論加速度αaを実加速度αrから減
算して実加速度αrの理論加速度αaに対する加速度偏
差Δα(=αr−αa)を演算する減算器、9は加速度
偏差Δαに基づいて加速パターンの切換指令Eを出力す
る加速特性切換指令装置、10は切換指令Eに応じて内
部に記憶している加速パターンαpを切換える加速パタ
ーン切換装置である。減算器D、加速特性切換指令装置
9及び加速パターン切換装置10によって加速特性設定
手段が構成されている。
【0011】11は加速パターンαpに従って電気車を
駆動する電気車駆動装置であり、内部に前述の主電動機
を備えている。電気車駆動装置11は、制御上の柔軟性
を有しており、四象限チョッパ装置(界磁チョッパ及び
電機子チョッパを組合わせたもの)やVVVFインバー
タ装置によって加速特性を変化させ得る。
【0012】次に、図1に示したこの発明の実施例1の
動作について、図2〜図4を参照しながら説明する。先
ず、加速トルク検出器5によって主電動機が発生してい
る加速トルクTを検出する。理論加速度演算器6は、加
速トルクTに基づいて電気車駆動装置11が発生してい
る加速力TEを求めた後、加速力TEと予め値の知られ
ている自編成(単独で走行している場合には自車両)の
重量Wとを用いて、下記の式■によって、自編成(また
は自車両)だけで走行していると仮定した場合に期待さ
れる加速度すなわち理論加速度αaを演算する。
【0013】
【数1】
【0014】一方、実加速度演算器8は、速度検出器7
によって検出される速度Vrをある時間間隔でサンプリ
ングすることにより、実加速度αrを演算する。
【0015】続いて、減算器Dは実加速度αrの理論加
速度αaからの偏差Δα=αr−αaを演算し、加速特
性切換指令装置9は加速度偏差Δαが下記の領域(a)
〜(c)のうちのどの領域にあてはまるかを判定する。
【0016】
【数2】
【0017】ここで、P及び−Pは領域判定基準となる
上限及び下限の所定値である。そして、加速特性偏差演
算装置9は、加速度偏差Δαが領域(a)にあると判定
した場合は加速パターンαpを1段増す切換指令Eを、
領域(b)にあると判定した場合は加速パターンαpを
そのまま保つ切換指令Eを、領域(c)にあると判定し
た場合は加速パターンαpを1段減じる切換指令Eを、
それぞれ加速パターン切換装置10に与える。
【0018】例えば、Δαが所定値Pよりも大きいとい
うことは、実加速度αrが理論加速度αaよりも大きい
ということであり、連結されている他の列車から力を受
けていることになる。従って、この場合には加速パター
ンを増す指令が出される訳である。同様に、Δαが所定
値Pよりも小さいということは、実加速度αrが理論加
速度αaよりも小さいということであり、他の列車に力
を与えていることになる。従って、この場合には加速パ
ターンを減じる指令が出される
【0019】図2は加速特性切換指令装置9の動作を示
す説明図である。先ず、加速度偏差Δαをサンプリング
検出すると共に速度領域(高速域または低速域)を判別
する(ステップS1)。次に、上限値P及び下限値−P
と比較することにより加速度偏差Δαの大きさを判定し
(ステップS2)、この判定結果に基づいて加速パター
ンαpの切換判定を行う(ステップS3)。すなわち、
前述のように領域(a)(P<Δα)の場合は1段加速
パターンを増し(ステップS4)、領域(b)(−P≦
Δα≦P)の場合はそのままの加速パターンを保ち(ス
テップS5)、領域(c)(Δα<−P)の場合は1段
加速パターンを減じる(ステップS6)。この図に示し
た例では、高速域において加速度偏差Δαが下限値−P
よりも小さくなるのでステップS6に進み、高速域にて
加速パターンαpを1段減じる切換指令Eが出される。
【0020】加速パターン切換装置10内部には、例え
ば図3及び図4に示すような加速パターンαp1〜αp
6が記憶されている。図3は高速域における加速パター
ン例、図4は低速域における加速パターン例であり、そ
れぞれ、パターンの番号が若くなるに従って加速パター
ンが増される。加速パターン切換装置10は、加速特性
切換指令装置9からの切換指令Eに従って加速パターン
の増減を行う。
【0021】さらに、電気車駆動装置11は、加速パタ
ーン切換装置10が出力した加速パターンαpに従って
電気車を駆動する。
【0022】このように、図1に示した電気車制御装置
を備えた列車は、加速特性の調整ができない従来の列車
に連結され、前者の加速特性を自動的に後者の加速特性
に合わせることにより、一方の車両の動作責務負担が大
きくなるを避ける。
【0023】実施例2 しかしながら、実施例1の電気車制御装置を適用する場
合において、頻繁な車輪の空転が発生したり、レールの
継ぎ目やポイントを走行するときに異常な衝撃等を受け
たりすると、検出される速度Vrに一時的な誤差を生じ
、適当でない加速パターンαpが選択される恐れがある
。これを防ぐためには、加速特性切換指令装置9による
加速パターンの判定結果を記憶する検知結果記憶部及び
出力指令部12(図5参照)を設け、所定回数同じ判定
結果が得られたときのみ、その判定結果に従って加速パ
ターンαpを切換えればよい。
【0024】実施例2においては、加速特性切換指令装
置9と加速パターン切換装置10との間に挿入された検
知結果記憶部及び出力指令部12が、加速特性設定手段
に付加されている。
【0025】この場合、切換指令Eは、検知結果記憶部
及び出力指令部12の検知結果記憶部により所定回数だ
け記憶され、所定回数の記憶内容が一致したときに出力
指令部から切換指令E′として加速パターン切換装置1
0に出力される。従って、一時的な誤検知による切換指
令Eに応答して加速パターンαpが切換えられることは
ない。
【0026】実際の電気車駆動装置11は、短時間の過
負荷に耐えられるように設計されているので、実施例2
のような制御によって数回の加速走行の状態を判定した
上で必要に応じ加速パターンαpを切換えることで必要
充分かつ安定した切換制御を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、車両の
主電動機を含む電気車駆動装置と、電気車駆動装置によ
り発生される車両の加速トルクを検出して車両の単独走
行時の理論加速度を計算する理論加速度測定手段と、車
両の実加速度を測定する実加速度測定手段と、理論加速
度と実加速度との加速度偏差に応じて電気車駆動装置の
ための加速パターンを切換える加速特性設定手段とを備
えたので、加速特性の異なる車両どおしを連結すること
ができ、車両の運用に制限がなくなり車両を有効に活用
できる電気車制御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】加速特性切換指令装置の動作の説明図である。
【図3】高速域における加速パターンを示す説明図であ
る。
【図4】低速域における加速パターンを示す説明図であ
る。
【図5】この発明の実施例2を示す構成図である。
【図6】列車A及びBが連結運行されている状態を示す
側面図である。
【図7】列車A及びBの加速特性の一例を示す説明図で
ある。
【図8】列車A及びBの加速特性の別の例を示す説明図
である。
【符号の説明】
5    加速トルク検出器 6    理論加速度演算器 7    速度検出器 8    実加速度演算器 9    加速特性偏差演算装置 10    加速パターン切換装置 11    電気車駆動装置 12    検知結果記憶部及び出力指令部D    
減算器 T    加速トルク αa    理論加速度 Vr    速度 αr    実加速度 Δα    加速度偏差 E    切換指令 E′    切換指令 αp    加速パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両の主電動機を含む電気車駆動装置
    と、前記電気車駆動装置により発生される前記車両の加
    速トルクを検出して前記車両の単独走行時の理論加速度
    を計算する理論加速度測定手段と、前記車両の実加速度
    を測定する実加速度測定手段と、前記理論加速度と前記
    実加速度との加速度偏差に応じて前記電気車駆動装置の
    ための加速パターンを切換える加速特性設定手段とを備
    えたことを特徴とする電気車制御装置。
  2. 【請求項2】  前記加速特性設定手段は、検知結果記
    憶部及び出力指令部を含み、前記加速度偏差に応じて前
    記車両の加速パターンを所定回数だけ繰り返し判定し、
    前記所定回数だけ同じ判定結果が出たときのみ判定結果
    である切換指令に従う特性パターンに前記加速パターン
    を切換えることを特徴とする請求項1の電気車制御装置
JP10996491A 1991-05-15 1991-05-15 電気車制御装置 Pending JPH04340305A (ja)

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JP10996491A JPH04340305A (ja) 1991-05-15 1991-05-15 電気車制御装置

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JPH04340305A true JPH04340305A (ja) 1992-11-26

Family

ID=14523615

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JP10996491A Pending JPH04340305A (ja) 1991-05-15 1991-05-15 電気車制御装置

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JP (1) JPH04340305A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019050691A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 株式会社日立製作所 列車位置検出システム、自動列車制御システム、列車運転支援システム及び列車障害物検知システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019050691A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 株式会社日立製作所 列車位置検出システム、自動列車制御システム、列車運転支援システム及び列車障害物検知システム

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