JPH04340143A - ディジタル計算機 - Google Patents

ディジタル計算機

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Publication number
JPH04340143A
JPH04340143A JP3140827A JP14082791A JPH04340143A JP H04340143 A JPH04340143 A JP H04340143A JP 3140827 A JP3140827 A JP 3140827A JP 14082791 A JP14082791 A JP 14082791A JP H04340143 A JPH04340143 A JP H04340143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage device
program
access
physical
main storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3140827A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Kobayashi
義和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP3140827A priority Critical patent/JPH04340143A/ja
Publication of JPH04340143A publication Critical patent/JPH04340143A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル計算機に関し
、特に、処理機構から主記憶装置に対するアクセスの高
速化を図る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログラムの実行速度を向上させるため
に処理機構の高速化が図られているが、それに見合う高
速なアクセスが可能な大容量の主記憶装置はコスト的に
採用不可能であるため、一般には、キャッシュメモリの
採用により、プログラムの局所参照性を利用した高速化
技法が用いられている。
【0003】図3はこの種のキャッシュメモリを採用し
た従来のディジタル計算機の構成例を示したものである
【0004】図3において、処理機構1が主記憶装置5
にアクセスする場合、論理アドレスバス103に論理ア
ドレスを与えると、アドレス変換機構3により物理アド
レスに変換され、これが物理アドレスバス104を介し
てキャッシュメモリ4に与えられ、キャッシュメモリ4
に先ずアクセスする。なお、論理アドレスを使用するの
は、プログラムを特定のハードウェアに依存することな
く自由度を持たせるようにすることと、任意の物理アド
レスに割り当てることにより主記憶装置5の使用効率を
高めるためである。
【0005】ここで、キャッシュメモリ4に所望のデー
タが存在すれば(キャッシュヒット)、キャッシュメモ
リ4に対してローカルデータバス105を介してデータ
の読み出し/書き込みを行う。
【0006】また、キャッシュメモリ4に所望のデータ
が存在しなければ(キャッシュミス)、物理アドレスバ
ス106,データバス107を介して主記憶装置5の大
容量RAM52に直接にアクセスする。この場合、その
データはキャッシュメモリ4にコピーされる。
【0007】なお、補助記憶装置2に格納されたプログ
ラムのロードデータ22を含むレコード21は、プログ
ラムの実行前に主記憶装置5の大容量RAM52にロー
ドされる。また、ROM51にはシステム立ち上げ時の
初期化処理等のプログラムが格納されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のディジタル計算機にあっては、キャッシュメモリの採
用により、処理機構と主記憶装置との速度差を吸収し、
処理機構の性能を引き出すものであったが、キャッシュ
メモリによる高速化の効果があるのは、プログラムの局
所参照性が満たされている場合に限られ、これが満たさ
れない場合には低速な主記憶装置に直接にアクセスする
頻度が高くなり、高速化の効果は低い。
【0009】従って、割り込みやタスクスイッチ等が頻
繁に発生するようなプログラムでは、充分な高速化の効
果が発揮されないという欠点があった。
【0010】また、キャッシュメモリは制御機構が複雑
であるため、コストも高いという欠点があった。
【0011】本発明は上記の点に鑑み提案されたもので
あり、その目的とするところは、局所参照性が満たされ
ないプログラムであってもアクセス速度が低下すること
なく、安定したアクセス速度を確保できると共に、低コ
スト化を達成することのできるディジタル計算機を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、少なくとも処理機構と主記憶装置と補助記
憶装置とを備え、ストアドプログラム方式により命令を
実行するディジタル計算機において、アクセス時間の異
なる複数の物理ブロックから構成される主記憶装置と、
ロードデータの他にアクセス時間を指定するマークを含
んだレコードを格納する補助記憶装置と、論理アドレス
をロードしたレコードのマークに対応して格納した物理
アドレスに変換するアドレス変換機構とを備えるように
している。
【0013】
【作用】本発明のディジタル計算機にあっては、キャッ
シュメモリを除去して、主記憶装置にアクセス時間の異
なる複数の物理ブロックを設けると共に、補助記憶装置
にロードデータの他にアクセス時間を指定するマークを
含んだレコードを格納し、プログラムのロードにあって
はレコードのマークに応じた主記憶装置の物理ブロック
に格納する。そして、アドレス変換機構は、処理機構か
ら与えられる論理アドレスをロードしたレコードのマー
クに対応して格納した物理アドレスに変換して、主記憶
装置に対してアクセスを行わせる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。
【0015】図1は本発明のディジタル計算機の一実施
例を示す構成図である。
【0016】図1において、本実施例は、処理機構1と
補助記憶装置2とアドレス変換機構3と主記憶装置5と
から構成されており、従来方式と異なり、キャッシュメ
モリはない。
【0017】ここで、主記憶装置5は、ROM51の他
に、低速だが大容量な大容量RAM52と、高速だが小
容量な高速RAM53とが設けられている点に一特徴を
有している。
【0018】また、補助記憶装置2に、プログラムのロ
ードデータ22の他にアクセス時間を指定するマーク2
3を含んだレコード21を格納するようにした点にも特
徴を有している。ここで、マーク23は「1」が高速を
示し、「0」が低速を示すものとする。なお、主記憶装
置5のRAMを更にアクセス速度の異なる物理ブロック
から構成する場合には、マーク23はそれらを識別でき
るようにビットを増やす必要がある。
【0019】なお、各部の機能等については、以下の動
作を通して説明することとする。
【0020】先ず、電源投入時のシステム立ち上げにお
いて、処理機構1は、主記憶装置5のROM51に予め
格納されているプログラムに基づき、大容量RAM52
,高速RAM53の初期化処理等を行う。
【0021】次いで、処理機構1は、補助記憶装置2に
格納されているプログラムのレコード21をIOアドレ
スバス101を順次に指定することによりIOデータバ
ス102から読み出し、大容量RAM52にロードする
【0022】この際、処理機構1は論理アドレスバス1
03に論理アドレスを与え、データバス107にロード
データを与えることにより書き込みを指示するが、アド
レス変換機構3は、図2に示すように、レコード21に
付されたマーク23が低速を示す「0」であれば大容量
RAM52の物理アドレスを割り当て、高速を示す「1
」であれば高速RAM53の物理アドレスを割り当て、
その物理アドレスを物理アドレスバス104に出力して
大容量RAM52もしくは高速RAM53に書き込みを
行わせる。なお、物理アドレスの割り当ては重複しない
ように行うことは言うまでもない。
【0023】なお、アドレス変換機構3は、物理アドレ
スの割り当てに際しての対応関係を論理物理変換表31
のポインタとして記憶し、以後、その割り当てに従って
論理アドレスから物理アドレスへの変換を行う。
【0024】上記のプログラムロードの後、プログラム
の実行が開始されると、処理機構1は論理アドレスバス
103に論理アドレスを与えることにより主記憶装置5
に対するアクセスを指示するが、アドレス変換機構3は
論理物理変換表31のポインタに従って既にそのレコー
ド21のロードデータ22をロードした位置の物理アド
レスに変換する。
【0025】従って、予めベンチマークテスト等により
、頻繁に使用される命令やデータ等に対応するレコード
21のマーク23を高速を示す「1」に指定し、稀にし
か実行されない命令や多量のデータは低速を示す「0」
に指定しておくことにより、高速RAM53に対するア
クセスの比率を高めることができ、プログラムのトータ
ルとしての処理速度を高めることができる。
【0026】この結果、高速RAM53に対するアクセ
ス率を従来方式のキャッシュヒット率より高めることも
可能であり、その場合にはアクセス速度を向上すること
ができる。なお、レコード21のマーク23は後からで
も容易に変更が可能であり、再びプログラムのロードか
ら行うことにより、アクセス速度の改善を図ることがで
きる。
【0027】また、従来方式のようにプログラムの局所
参照性を利用するものではないため、割り込みやタスク
スイッチがあってもアクセス速度が低下することはなく
、安定したアクセス速度を確保することができる。
【0028】一方、キャッシュメモリと同容量の高速R
AMであっても、キャッシュメモリのような制御機構が
不要であるため、コストも低くできるものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ル計算機にあっては、次のような効果がある。
【0030】■キャッシュメモリがないため、局所参照
性が満たされないことによる速度低下がなく、安定した
アクセス速度が確保できる。
【0031】■レコードに対するアクセス速度の指定を
適切に行うことにより、主記憶装置のアクセス速度の速
い物理ブロックに対するアクセス率を従来方式のキャッ
シュヒット率より高めることも可能であり、その場合に
はアクセス速度を向上することができる。
【0032】■主記憶装置のアクセス速度の速い物理ブ
ロックをキャッシュメモリと同容量としても、キャッシ
ュメモリのような制御機構が不要であるため、コストも
低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル計算機の一実施例を示す構
成図である。
【図2】図1におけるアドレス変換機構の説明図である
【図3】従来のディジタル計算機の例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1………処理機構 2………補助記憶装置 21……レコード 22……ロードデータ 23……マーク 3………アドレス変換機構 31……論理物理変換表 4………キャッシュメモリ 5………主記憶装置 51……ROM 52……大容量RAM 53……高速RAM 101…IOアドレスバス 102…IOデータバス 103…論理アドレスバス 104…物理アドレスバス 105…ローカルデータバス 106…物理アドレスバス 107…データバス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも処理機構と主記憶装置と補
    助記憶装置とを備え、ストアドプログラム方式により命
    令を実行するディジタル計算機において、アクセス時間
    の異なる複数の物理ブロックから構成される主記憶装置
    と、ロードデータの他にアクセス時間を指定するマーク
    を含んだレコードを格納する補助記憶装置と、論理アド
    レスをロードしたレコードのマークに対応して格納した
    物理アドレスに変換するアドレス変換機構とを備えたこ
    とを特徴とするディジタル計算機。
  2. 【請求項2】  主記憶装置に大容量RAMと高速RA
    Mとを備えたことを特徴とする請求項1記載のディジタ
    ル計算機。
  3. 【請求項3】  アドレス変換機構に論理物理変換表を
    備えたことを特徴とする請求項1または2記載のディジ
    タル計算機。
JP3140827A 1991-05-16 1991-05-16 ディジタル計算機 Pending JPH04340143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3140827A JPH04340143A (ja) 1991-05-16 1991-05-16 ディジタル計算機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3140827A JPH04340143A (ja) 1991-05-16 1991-05-16 ディジタル計算機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04340143A true JPH04340143A (ja) 1992-11-26

Family

ID=15277645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3140827A Pending JPH04340143A (ja) 1991-05-16 1991-05-16 ディジタル計算機

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JP (1) JPH04340143A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4727749B2 (ja) * 2007-08-31 2011-07-20 パナソニック株式会社 情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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