JPH04338915A - 光偏向素子及びその製造方法 - Google Patents

光偏向素子及びその製造方法

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JPH04338915A
JPH04338915A JP4121091A JP4121091A JPH04338915A JP H04338915 A JPH04338915 A JP H04338915A JP 4121091 A JP4121091 A JP 4121091A JP 4121091 A JP4121091 A JP 4121091A JP H04338915 A JPH04338915 A JP H04338915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deflection element
shaft
scanner motor
manufacturing
optical deflection
Prior art date
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Pending
Application number
JP4121091A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Endo
理 遠藤
Hiromichi Atsumi
広道 厚海
Takuzo Kurachi
卓三 倉地
Atsushi Ishibe
篤 石部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザープリンタ、デ
ジタル複写機等の光書き込み光学系に用いられる光偏向
素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザープリンタやデジタル複写機等の
光書き込み光学系としては、レーザー光源からの光を光
偏向素子によって偏向し、感光体等の被走査媒体面を走
査して光書き込みを行なう光走査装置が良く知られてい
るが、この光走査装置に用いられる光偏向素子として、
ピラミダルミラー等、スキャナモータの軸に一体的に反
射面を有する軸状の光偏向素子が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、スキャナモータ
の軸に一体的に反射面を有する光偏向素子の製造方法と
しては、スキャナモータの軸の端部を加工して軸端に直
接反射面を形成する方法が考えられるが、このような方
法では、軸一本毎に高精度な鏡面加工が要求され、生産
性が悪いという問題がある。本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり、スキャナモータの軸に一体的に反
射面を有する光偏向素子の製造時における生産性の向上
及び製造コストの低減化を図ることのできる光偏向素子
の製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本願請求項1記載の発明は、スキャナモータの軸に一
体的に反射面を有する光偏向素子の製造方法において、
上記反射面及び上記軸への取り付け部を有する偏向素子
部をモールド加工で形成し、該偏向素子部をスキャナモ
ータの軸に固定することを特徴とする。また、請求項2
記載の発明は、上記請求項1記載の光偏向素子の製造方
法において、偏向素子部の軸への取り付け部をキャップ
状にモールド化してスキャナモータの軸に固定すること
を特徴とする。また、請求項3記載の発明は、上記請求
項1記載の光偏向素子の製造方法において、スキャナモ
ータの軸の端面に溝状もしくは穴状の凹部を設け、該凹
部にモールド加工された偏向素子部の軸への取り付け部
を嵌合して固定することを特徴とする。また、請求項4
記載の発明は、上記請求項1記載の光偏向素子の製造方
法において、モールド加工された偏向素子部の軸への取
り付け部の下部を凹型に形成した場合にはスキャナモー
タの軸の端部を凸型に加工し、上記取り付け部の下部を
凸型に形成した場合にはスキャナモータの軸の端部を凹
型に加工し、スキャナモータの軸に上記取り付け部を組
み付けた時に、上記取り付け部とスキャナモータの軸と
の間の段差をなくしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の光偏向素子の製造方法においては、反
射面及びモータ軸への取り付け部を有する偏向素子部を
モールド加工により製造した後、該偏向素子部をスキャ
ナモータの軸に固定するため、軸を直接加工する方法と
比べて生産性の向上及び製造コストの低減化を容易に図
ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。図1は請求項2記載の製造方法による光偏
向素子の例を示す側面図であって、(a)は反射面Mが
V字型に2面形成されたV型ミラーと呼ばれる光偏向素
子であり、(b)は反射面Mがスキャナモータの軸3に
対して斜めになるように一面形成された通常のピラミダ
ルミラー、(c)はスキャナモータの軸3に対して平行
な反射面Mを2面設けたホゾ型ミラーと呼ばれる光偏向
素子である。図1(a),(b),(c)において、符
号5はスキャナモータの軸3への取り付け部6をキャッ
プ状に形成した偏向素子部であり、何れもモールド加工
によって製造され、夫々の反射面Mは蒸着等により鏡面
に仕上げられる。また、偏向素子部5のキャップ状の取
り付け部6下面には取り付け穴が設けられており、この
取り付け穴にスキャナモータの軸3の端部を差し込み、
接着やねじ止め等により固定し、偏向素子部5と軸3と
を一体化する。
【0007】次に、図2は請求項3記載の製造方法によ
る光偏向素子の例を示す側面図であって、(a)は反射
面MがV字型に2面形成されたV型ミラーと呼ばれる光
偏向素子であり、(b)は反射面Mがスキャナモータの
軸3に対して斜めになるように一面形成された通常のピ
ラミダルミラーである。図2に示す実施例の場合も、偏
向素子部5は反射面M及び取付け部6がモールド加工に
よって形成され、反射面Mは蒸着等により鏡面仕上げが
施される。また、図2(a),(b)の例においては、
スキャナモータの軸3の端面に溝状もしくは穴状の凹部
を設け、該凹部にモールド加工された偏向素子部5の軸
3への取り付け部6を嵌合した後、接着やねじ止めによ
り固定し、偏向素子部5と軸3とを一体化する。
【0008】次に、図3は請求項4記載の製造方法によ
る光偏向素子の例を示す側面図であって、(a),(d
)は反射面MがV字型に2面形成されたV型ミラーと呼
ばれる光偏向素子であり、(a)は偏向素子部5の取付
け部6の下部を凹型に形成し、スキャナモータの軸3の
端部を凸型に加工した例、また、(d)は偏向素子部5
の取付け部6の下部を凸型に形成し、スキャナモータの
軸3の端部を凹型に加工した例である。また、図3(b
),(e)は反射面Mがスキャナモータの軸3に対して
斜めになるように一面形成された通常のピラミダルミラ
ーであり、(b)は偏向素子部5の取付け部6の下部を
凹型に形成し、スキャナモータの軸3の端部を凸型に加
工した例、また、(e)は偏向素子部5の取付け部6の
下部を凸型に形成し、スキャナモータの軸3の端部を凹
型に加工した例である。また、(c),(f)はスキャ
ナモータの軸3に対して平行な反射面Mを2面設けたホ
ゾ型ミラーと呼ばれる光偏向素子であり、(c)は偏向
素子部5の取付け部6の下部を凹型に形成し、スキャナ
モータの軸3の端部を凸型に加工した例、また、(f)
は偏向素子部5の取付け部6の下部を凸型に形成し、ス
キャナモータの軸3の端部を凹型に加工した例である。 また、図3の(a)〜(f)から判るように、偏向素子
部5の取付け部6外周径とスキャナモータの軸3の外周
径とは略同径に形成されており、スキャナモータの軸3
に偏向素子部5の取り付け部6を組み付けた時に、上記
取り付け部6とスキャナモータの軸3との間の段差がな
くなるようになっている。尚、図1(c)、図3(c)
,(f)に示したホゾ型ミラーは、反射面Mが2面のも
のを用いた例であるが、反射面が1面のホゾ型ミラーで
も同様の製造方法が採れる。
【0009】次に、図4はプリズム型V型ミラーと呼ば
れる軸状光偏向素子の一例を示す断面図であり、偏向素
子部(斜線部)1をポリカーボネイト(PC)等の透明
材質を用いてモールド加工によりプリズム状に形成した
例である。また、図中2は空気層、3はスキャナモータ
の軸であり、偏向素子部の取付け部下部のV型に合わせ
て軸3の端面はV型に加工されている。図4に示す光偏
向素子の場合、入射光線は図中矢印で示すようにプリズ
ム状の偏向素子部1の端面から入射し、偏向素子部1内
の反射面で3回反射した後、偏向素子部1の周面から出
射する。尚、偏向素子部1内の反射面には45°で入射
するので、通常、全反射の条件を満たす。また、偏向素
子部内面で全反射するので、V型に加工したモータ軸3
の加工面は鏡面加工する必要がない。また、プリズム状
の偏向素子部1とモータ軸3は、平面部4を用いて接着
し固定する。尚、このようなプリズム型の光偏向素子に
おいても、請求項1,2,3項記載の製造方法により製
造することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
偏向素子の製造方法においては、反射面及びモータ軸へ
の取り付け部を有する偏向素子部をモールド加工により
製造した後、該偏向素子部をスキャナモータの軸に固定
するため、軸を直接加工する方法と比べて生産性の向上
及び製造コストの低減化を容易に図ることができる。ま
た、請求項2,3記載の光偏向素子の製造方法において
も同様に偏向素子部をモールド加工により製造している
ので、生産性の向上及び製造コストの低減化を容易に図
ることができる。また、請求項4記載の光偏向素子の製
造方法においては、上記効果の他に、偏向素子部とスキ
ャナモータの軸との間の段差がないため、ミラー回転中
の風損を減少することができ、より高い回転数での使用
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2記載の製造方法による光偏向素子の例
を夫々示す図であって、(a)はV型ミラーと呼ばれる
光偏向素子の側面図、(b)は通常のピラミダルミラー
と呼ばれる光偏向素子の側面図、(c)はホゾ型ミラー
と呼ばれる光偏向素子の側面図である。
【図2】請求項3記載の製造方法による光偏向素子の例
を夫々示す図であって、(a)はV型ミラーと呼ばれる
光偏向素子の側面図、(b)は通常のピラミダルミラー
と呼ばれる光偏向素子の側面図である。
【図3】請求項4記載の製造方法による光偏向素子の例
を夫々示す図であって、(a),(d)はV型ミラーと
呼ばれる光偏向素子の側面図、(b),(e)は通常の
ピラミダルミラーと呼ばれる光偏向素子の側面図、(c
),(d)はホゾ型ミラーと呼ばれる光偏向素子の側面
図である。
【図4】請求項2記載の製造方法による光偏向素子の別
の例を示す図であって、プリズム型V型ミラーと呼ばれ
る光偏向素子の側面図である。
【符号の説明】
1  プリズム状偏向素子部 3  スキャナモータの軸 5  偏向素子部 6  取付け部 M  反射面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキャナモータの軸に一体的に反射面を有
    する光偏向素子の製造方法において、上記反射面及び上
    記軸への取り付け部を有する偏向素子部をモールド加工
    で形成し、該偏向素子部をスキャナモータの軸に固定す
    ることを特徴とする光偏向素子の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光偏向素子の製造方法にお
    いて、偏向素子部の軸への取り付け部をキャップ状にモ
    ールド化してスキャナモータの軸に固定することを特徴
    とする光偏向素子の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光偏向素子の製造方法にお
    いて、スキャナモータの軸の端面に溝状もしくは穴状の
    凹部を設け、該凹部にモールド加工された偏向素子部の
    軸への取り付け部を嵌合して固定することを特徴とする
    光偏向素子の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の光偏向素子の製造方法にお
    いて、モールド加工された偏向素子部の軸への取り付け
    部の下部を凹型に形成した場合にはスキャナモータの軸
    の端部を凸型に加工し、上記取り付け部の下部を凸型に
    形成した場合にはスキャナモータの軸の端部を凹型に加
    工し、スキャナモータの軸に上記取り付け部を組み付け
    た時に、上記取り付け部とスキャナモータの軸との間の
    段差をなくしたことを特徴とする光偏向素子の製造方法
JP4121091A 1991-02-13 1991-02-13 光偏向素子及びその製造方法 Pending JPH04338915A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284340A (ja) * 2007-01-31 2008-11-27 Namiki Precision Jewel Co Ltd モータ及びそのモータを備えたoct内視鏡プローブ
WO2019105747A1 (de) * 2017-11-30 2019-06-06 Trumpf Laser Gmbh Scanspiegel, spiegelhalter und scanspiegel-einheit für ein laser-scansystem
DE102022130481A1 (de) 2022-11-17 2024-05-23 Scanlab Gmbh Scanspiegeleinheit für eine Laserscanvorrichtung

Cited By (3)

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JP2008284340A (ja) * 2007-01-31 2008-11-27 Namiki Precision Jewel Co Ltd モータ及びそのモータを備えたoct内視鏡プローブ
WO2019105747A1 (de) * 2017-11-30 2019-06-06 Trumpf Laser Gmbh Scanspiegel, spiegelhalter und scanspiegel-einheit für ein laser-scansystem
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