JPH0433887Y2 - - Google Patents

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JPH0433887Y2
JPH0433887Y2 JP1986041451U JP4145186U JPH0433887Y2 JP H0433887 Y2 JPH0433887 Y2 JP H0433887Y2 JP 1986041451 U JP1986041451 U JP 1986041451U JP 4145186 U JP4145186 U JP 4145186U JP H0433887 Y2 JPH0433887 Y2 JP H0433887Y2
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ball
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ball firing
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パチンコ機のような弾球遊技機にお
いて発射位置から打ち出された球を前方に案内す
る球発射レールに関する。
[従来の技術] 従来の弾球遊技機における球発射レールとして
は、例えば特開昭60−132576号に示すように、細
長い金属板を打球の転動面がV字形になるように
一体成形したもの、或は特開昭61−29375号に示
すようにV字形の溝を形成した発射レールが知ら
れている。
[考案が解決しようとする問題点] このような断面V字状のレールは、そのV字形
の底部に位置する中心線が曲がつていたり、正し
い打球方向から僅かでもずれた状態で取り付けら
れたりすると、発射された球の飛び出す方向が変
化し、弾球遊技に支障を来してしまうので、球発
射レールを正しく成形することは勿論、球発射装
置に組込む際には球発射レールを所定の位置に正
確に取り付けることが、打球の方向を一定にする
ために重要である。しかしながら、上記のような
従来の球発射レールを組込んだとき、取付け位置
がずれているかどうかを見た目で判断することは
困難であり、球発射レールの取付け不良を見逃し
易いという問題があつた。
従つて、本考案の目的は、弾球遊技機への組込
みの際、所定の位置に正確に取付けられたかどう
かを容易に視認できる球発射レールを提供するこ
とである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、弾球遊技機の球発射装置によつて打
ち出された球を前方に帯板状の部材から成る球発
射レールにおいて、球発射装置の筒状の打球案内
部の内部に装着するため、打球案内部の内側に形
成された一対の長溝に沿つて上記部材を挿入した
ときに幅方向の中心位置を示す切込みを、上記部
材の前端すなわち打球案内部の出口側に位置する
端部に設けたことを特徴とする。
本考案の実施態様においては、球発射装置の打
球案内部に上記部材の切込みと位置合わせをする
ための目印が設けられる。
また、本考案の好ましい態様においては、上記
切込みは部材の前後すなわち長さ方向の両端に設
けられる。
[作用] 本考案の球発射レールは、球発射装置の筒状の
打球案内部の内側に形成された一対の長溝に沿つ
てレールの後端側から挿入することにより、打球
案内部の内部に装着されるが、その際、挿入側と
反対の側にある切込みが幅方向の中心位置を示
す。これにより、球発射レールが所定の位置に正
確に取り付けられたかどうかをチエツクすること
ができる。
上記の構成に加えて、球発射装置の打球案内部
にレールの切込みと位置合わせをするための目印
を設けると、位置合わせのチエクツがより容易に
なる。また、切込みをレールの両端に設けた場合
には、そのいずれの端からレールを挿入しても、
反対側の切込みで幅方向の中心位置がわかる。
[実施例] 以下、添付図面に示す本考案の実施例について
説明する。
第1図および第2図は、本考案の球発射レール
を組込んだパチンコ機の球発射装置を示す。ま
ず、球発射装置1は、電磁力によつてプランジヤ
2を移動させるソレノイドから成る球打出し部3
と、そのプランジヤ突出側に結合した打球案内部
4と、球打出し部3をパチンコ機の取付板6に固
定するための連結部5とで構成されている。
球打出し部3のソレノイドは、第4図に示すよ
うなパチンコ機の正面板20の裏側下部に設けら
れた球供給装置21から打球案内部4に球が1個
ずつ供給されるのに対応してパチンコ機の制御回
路から送られる駆動信号により励磁され、プラン
ジヤ2の先端部を突出させる。そして、打球案内
部4の発射位置に保持されていたパチンコ球7を
プランジヤ2の突出力により、第1図に示すよう
に打球案内部4の出口4aから勢いよく飛び出さ
せるものである。
次に、打球案内部4は、打球出し部3のソレノ
イドを包囲する円筒形状のハウジング8のプラン
ジヤ突出側端面に一体に形成された略円筒形部材
から成り、ハウジング8と共に合成樹脂材料で一
体成形することができる。また、組立ての際に
は、ハウジング8の端面をソレノイドのプランジ
ヤ突出面にねじ止めすることにより、打球案内部
4が球打出し部3に結合される。この打球案内部
4の基端すなわちハウジング8との結合面から所
定の間隔だけ離れた位置から先端までの部分は軸
方向に切り欠かれており、その切欠き部分4b
は、上記球供給装置21から発射位置に球を送り
込むために設けられたもので、幅はパチンコ球7
の直径より大きく、その始点は発射位置を決める
ため、球打出し部3からプランジヤ2が突出した
時その先端よりソレノイドに近い位置から切り欠
かれている。また、打球案内部4の内側で切欠き
4bの始点に位置する上端部分は、プランジヤ2
の先端部が通過できる高さまで張り出し、その外
側は平坦面4cとなつている。
この打球案内部4の切欠き部分の内側底部に
は、球供給装置21から送り込まれた球を第2図
に示すように平坦面4cに当接させて発射位置に
3点支持すると共に、プランジヤ2の先端によつ
て打ち出された球を2点支持するため、V字形断
面の帯板状部材から成る球発射レール9が装着さ
れている。この球発射レール9は、第3図に示す
ように長手方向の両端(或は先端のみ)の中心に
V字状の切込み9aを設けた長手方向の金属板
を、その幅方向の中央を通る中心線9bに沿つて
V形に折り曲げることで作られる。これにより、
第2図のように球発射レール9の先端面を前方か
ら見た場合、切込み9aの谷線9cが球発射レー
ル9の幅方向の中心位置を示す目印となる。ま
た、球発射レールの切込みは、部材の前端すなわ
ち打球案内部の出口側に位置する端部に設けられ
るが、実施例のように両端に設けた場合には、い
ずれの端から打球案内部4に挿入しても、出口側
に位置する切込みにより幅方向の中心位置がわか
るという効果が得られる。
一方、打球案内部4において切欠き4bを設け
た円筒部分の外側には、補強のために上下に突出
した突条部4d,4eが軸方向に一体成形されて
いるが、特に下側の突条部4eは、その一側面4
fが第2図に示すように円筒部分の断面の中心を
通つて上下方向に延びる直線上に位置するように
作られている。このため、第3図の球発射レール
9を、円筒部分の内壁面の左右と下部中央に予め
形成しておいた長溝に差込むことで打球案内部4
に装着した時、球発射レール9の幅方向の中心を
示す切込み9aの谷線9cが下方の突条部4eの
一側面4fと同一の直線上にあれば、正しく成形
された球発射レール9が正確に位置決めされてい
ることになり、球発射レール9の形態と同時にそ
の取付け状態をチエツクすることができる。
最後に、球打出し部3をパチンコ機の取付板6
に固定するための連結部5は、ハウジング8の上
端から張出した上部張出片10の左右両端および
ハウジング8の下端中央から張出した下部張出片
11を貫通する3本の支軸12と、各支軸12の
頭部をなす円形フランジ13と上下張出片10,
11に形成した凹部14との間に介在させたコイ
ルスプリング15とで、ハウジング8を3点で取
付板6に押し付けて固定するように構成されてい
る。更に、この連結部5では、ハウジング8の上
部張出片10と取付板6との間に環状の傾斜面1
7を有する隙間調節部材16を支軸12の周りに
回転可能に介在させており、これを適宜回転する
ことでハウジング8の上部張出片10と取付板6
との隙間を変化させ、取付板6に対する球打出し
部3と打球案内部4の角度、従つて打球の方向を
調節できるようにしている。
以上のように構成された球発射装置1は、例え
ば第4図に示すようなパチンコ機の正面板20を
装着する基枠22の下部取付板6に取り付けら
れ、その手前上方に位置する球供給装置21から
1個ずつ供給されるパチンコ球7を、球打出し部
3の作動で発射位置から打ち出し、本考案の球発
射レール9を備えた打球案内部4からその前方の
傾斜レール23に向かつて勢いよく飛び出させる
ことにより、正面板20の遊技盤面上の2本のガ
イドレール24,25の間に送り込むことができ
る。
以上、図示の実施例について説明したが、本考
案はこれに限られるものでない。例えば、実施例
では球発射レールの幅方向の中心を示す切込みと
位置合わせするための目印として、突条部を打球
案内部に形成しているが、このような突条部の代
わりに、打球案内部の中央位置を表わす線図形な
どのマーク、凹凸部、域はその他の位置合せ手段
を打球案内部に設けてもよい。また、実施例の球
発射レールは断面がV字形であるが、円弧状ほ
か、球の発射に敵した任意の断面形状でよい。更
に、実施例はプランジヤ式ソレノイドを用いた球
発射装置に組込まれているが、本考案は、弾球槌
を用いた球発射装置にも使用できるものである。
[考案の効果] 上記のように、本考案は、筒状の打球案内部を
備えた球発射装置に使用される球発射レールであ
つて、前記打球案内部の内側に形成された一対の
長溝に沿つて挿入されたときに幅方向の中心位置
を示す切込みをレールの前端に設けたものである
から、前記球発射装置の打球案内部に装着したと
き、所定の位置に正確に取り付けられたかどうか
を容易に視認できると共に、球発射レールが正し
く成形されているかどうかも確認できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の球発射レールを装着したパチ
ンコ機の球発射装置の斜視図、第2図は第1図の
球発射装置を打球飛出し側から見た図、第3図は
球発射レールの斜視図、第4図は第1図の球発射
装置を取り付けたパチンコ機の基枠と正面板を示
す斜視図である。 1……球発射装置、2……プランジヤ、3……
球打出し部、4……打球案内部、5……連結部、
6……取付板、7……球、8……ハウジング、9
……球発射レール、9a……切込み、9b……中
心線、9c……谷線、10……上部張出片、11
……下部張出片、12……支軸、13……フラン
ジ、14……凹部、15……スプリング、16…
…調節部材、17……傾斜面、20……パチンコ
機の正面板、21……球供給装置、22……基
枠、23……傾斜レール、24,25……ガイド
レール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾球遊技機の球発射装置によつて打ち出され
    た球を前方に案内する帯板状の部材から成る球
    発射レールにおいて、前記球発射装置の筒状の
    打球案内部の内部に装着するため、該打球案内
    部の内側に形成された一対の長溝に沿つて前記
    部材を挿入したときに幅方向の中心位置を示す
    切込みを、前記部材の前端に設けたことを特徴
    とする球発射レール。 2 前記球発射装置の打球案内部には、前記部材
    の切込みと位置合わせをするための目印が設け
    られている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の球発射レール。 3 前記切込みは前記部材の長さ方向の両端に設
    けられている実用新案登録請求の範囲第1項又
    は第2項記載の球発射レール。
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JPS62152779U JPS62152779U (ja) 1987-09-28
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JP2002153613A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Heiwa Corp 遊技球発射装置
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JPS5850951U (ja) * 1981-10-02 1983-04-06 大月 径生 ゴム印

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