JPH04338696A - 内部電極の接続方法及び内部電極を具備する電子部品 - Google Patents

内部電極の接続方法及び内部電極を具備する電子部品

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JPH04338696A
JPH04338696A JP3141086A JP14108691A JPH04338696A JP H04338696 A JPH04338696 A JP H04338696A JP 3141086 A JP3141086 A JP 3141086A JP 14108691 A JP14108691 A JP 14108691A JP H04338696 A JPH04338696 A JP H04338696A
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JP
Japan
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internal electrodes
laminate
electrode
electronic component
electronic
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Withdrawn
Application number
JP3141086A
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English (en)
Inventor
Ken Takaoka
高岡 建
Yoshiaki Kono
芳明 河野
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、電子部品に配設され
た内部電極の接続方法及び該接続方法を用いて内部電極
を接続した電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品に内蔵された内部電極を互に導
通させるための方法(構造)としては図6に示すような
方法(構造)がある。すなわち、従来は、内部電極21
と例えばアルミナを主成分とするセラミックなどの電子
材料層22を交互に積層した積層体30(すなわち、電
子部品C)に、内部電極21と垂直な方向にビアホール
24を形成し、このビアホール24内に導電材25を注
入して各内部電極21を互に接続するとともに、外部と
の接続を可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の接
続方法では、ビアホール24内において導電材25と内
部電極21との接続不良が発生しやすく、接続信頼性が
低いという問題点がある。また、ビアホール24の形成
や導電材25の注入などは、高度な技術や熟練を要する
方法で行われるため、製造工程が複雑になり製造コスト
が増大するという問題点がある。さらに、ビアホール2
4の数やその径の大きさあるいはビアホール24の間隔
などを適切に設定することは必ずしも容易ではなく、ま
た、ビアホール中に溶融金属を注入する場合、これが原
因で熱応力が発生し、電子部品Cの応力破壊を招くとい
うおそれがあり、製造される電子部品Cの信頼性が低い
という問題点がある。
【0004】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、各内部電極間の接続及び外部への導出を容易かつ
確実に行うことが可能で、信頼性の高い内部電極の接続
方法及び、該接続方法で内部電極を接続した信頼性の高
い電子部品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明の内部電極の接続方法は、セラミックグリ
ーンシートなどの可塑性を有する電子材料層と交互に積
層された複数の内部電極を接続する方法であって、電子
材料層と内部電極の積層体を、逃げ部を有する押圧部材
を用いて押圧し、電子材料層と内部電極の一部を該逃げ
部から突出させた後、該突出部分を除去することにより
積層体表面から内部電極を露出させるとともに、該内部
電極の露出部分を導電材を介して接続したことを特徴と
する。
【0006】また、本願発明の内部電極を具備する電子
部品は、上記の接続方法により内部電極を接続した電子
部品であって、電子材料層と内部電極の積層体の表面の
特定の位置に内部電極を集中的に引き出すとともに、積
層体表面の該内部電極が引き出された部分に導電材を配
することにより内部電極を接続したことを特徴としてい
る。
【0007】さらに、上記電子部品の、内部電極が引き
出され、導電材により互に接続された面を、さらに、セ
ラミックや樹脂などの電子材料層(封止層)で封止する
ことも可能である。
【0008】
【作用】本願発明の内部電極の接続方法においては、電
子材料層と内部電極の積層体を、逃げ部を有する押圧部
材を用いて押圧することにより、電子材料層と内部電極
の一部が該逃げ部から押し出されて、積層体の表面から
突出する。そして、該突出部分を除去することにより、
積層体(の最上層である電子材料層)の表面に内部電極
が露出し、この内部電極の露出部分を導電材を介して接
続することにより、積層体の表面において内部電極間の
確実な接続(導通)を得ることができる。
【0009】また、本願発明の内部電極を具備する電子
部品は、積層体(の最上層である電子材料)の表面の特
定の位置に内部電極が集中して引き出され、この内部電
極が導電材により積層体の表面で互に接続されているた
め、接続信頼性が高く、また、内部電極と外部との接続
も容易かつ確実に行うことが可能になる。さらに、上記
積層体の内部電極を引き出し、導電材で接続した面を封
止層で覆うことにより該接続面が保護され、電子部品の
信頼性がより向上する。
【0010】
【実施例】以下、本願発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1は本願発明の一実施例にかかる電子部品を示
すものであり、本願発明の接続方法により内部電極を接
続した電子部品を示す断面図である。図1の電子部品A
を製造するにあたっては、まず、アルミナを主成分とす
るセラミックグリーンシート(電子材料層)上に所定の
パターンの内部電極を塗布し、これを打ち抜いて積層す
ることにより、図2に示すような積層体10を得る。こ
の積層体10においては、可塑性を有するセラミックグ
リーンシート2と内部電極1とが交互に積層された構造
を有しており、最上層として内部電極が塗布されていな
いセラミックグリーンシート2が積層されている。そし
て、この積層体10を、図3に示すように、プレス用の
金型3に入れ、逃げ部4を有する押圧部材5を用いて押
圧し、逃げ部4から積層体10の上面にセラミックグリ
ーンシート2及び内部電極1の一部を突出させる。なお
、逃げ部4は貫通孔に限られるものではなく、押圧部材
5のセラミックグリーンシート2と接触する部分に凹部
を設けるようにしてもよい。そして、図4に示すように
、この突出部分10aを積層体10の上面と同一面でカ
ットすることにより、積層体10の上面から内部電極1
を露出させる。そして、内部電極1の露出部分に導電材
6を塗布し、焼成することにより図1に示すような構造
を有する電子部品Aが得られる。
【0011】このようにして得られた実施例の電子部品
A(図1)と、従来例の電子部品C(図6)の各100
個について、内部電極の接続状態を調べた結果、従来の
電子部品Cにおいては、その5%に接続(導通)不良が
認められたのに対して、本願実施例の電子部品Aにおい
ては、接続不良が認められたものはなかった。
【0012】また、上記実施例の電子部品Aは、突出部
分10aをカットしたり、あるいは削り取ったりするこ
とにより内部電極1を露出させ、これに導電材6を塗布
して焼成することにより、容易に内部電極1を導通させ
ることができるため、従来例の接続方法(構造)に比べ
て、製造工程を大幅に簡略化して生産効率を向上させる
ことができる。
【0013】なお、上記実施例においては、アルミナを
主成分とするセラミックグリーンシートを電子材料層と
して用いた場合について説明したが、本願発明において
は、電子材料の種類に関して特別の制約はなく、アルミ
ナ以外のセラミックグリーンシートや樹脂(基板)を電
子材料層とし、その上に内部電極を配設してなる電子部
品などにも本願発明を適用することができる。なお、内
部電極の積層数には特に制約はなく、また、複数の内部
電極の一部のみを接続することも可能である。
【0014】さらに、上記実施例では、積層体10の最
上層上面に内部電極1を露出させ、これを導電材6を介
して導通させた電子部品Aについて説明したが、図5に
示す電子部品Bのように、内部電極1が引き出され、導
電材6により互に接続された面を、さらに、セラミック
や樹脂などからなる電子材料層(封止層)11で封止す
るように構成することも可能である。
【0015】
【発明の効果】上述のように、本願発明の内部電極の接
続方法は、逃げ部を有する押圧部材を用いて電子材料層
と内部電極の積層体を押圧し、電子材料層と内部電極の
一部を積層体の表面から突出させた後、突出部分を除去
して積層体から内部電極を露出させ、この露出部分を導
電材を介して接続するようにしているので、製造工程を
複雑にすることなく、積層体の表面において内部電極を
確実に接続することが可能になり、内部電極の接続信頼
性を大幅に向上させることができる。
【0016】また、本願発明の内部電極の接続方法によ
れば、特に高度な熟練を要する工程を必要とせず、従来
の方法で内部電極を接続する場合に比べて、製造工程が
簡略化され、生産効率が向上するため、電子部品の製造
コストを低減することができる。
【0017】また、本願発明の電子部品は、上記効果を
有する接続方法を用いて内部電極が接続されているため
、上述の諸効果が具現されており、また、内部電極の接
続面を封止層で封止した電子部品は、その接続部分が封
止層により保護されるため、信頼性がさらに向上して用
途が広がり、有用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例にかかる内部電極を具備す
る電子部品の構造を示す断面図である。
【図2】本願発明の実施例の一工程を示す積層体の断面
図である。
【図3】本願発明の実施例の一工程を示す押圧吸引後の
積層体の断面図である。
【図4】本願発明の実施例の一工程を示す突出部分を除
去した積層体の断面図である。
【図5】本願の他の発明の実施例にかかる電子部品を示
す断面図である。
【図6】従来の電子部品の内部電極の接続構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
A,B          電子部品 1              内部電極2     
         電子材料層(セラミックグリーンシ
ート)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  セラミックグリーンシートなどの可塑
    性を有する電子材料層と交互に積層された複数の内部電
    極を接続する方法であって、電子材料層と内部電極の積
    層体を、逃げ部を有する押圧部材を用いて押圧し、電子
    材料層と内部電極の一部を該逃げ部から突出させた後、
    該突出部分を除去することにより積層体表面から内部電
    極を露出させるとともに、該内部電極の露出部分を導電
    材を介して接続したことを特徴とする内部電極の接続方
    法。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の接続方法により内部電
    極を接続した電子部品であって、電子材料層と内部電極
    の積層体の表面の特定の位置に内部電極を集中的に引き
    出すとともに、積層体表面の該内部電極が引き出された
    部分に導電材を配することにより内部電極を接続したこ
    とを特徴とする内部電極を具備する電子部品。
  3. 【請求項3】  請求項2の電子部品の、内部電極が引
    き出され、導電材により接続された面を、セラミックや
    樹脂などの電子材料層で封止したことを特徴とする内部
    電極を具備する電子部品。
JP3141086A 1991-05-15 1991-05-15 内部電極の接続方法及び内部電極を具備する電子部品 Withdrawn JPH04338696A (ja)

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