JPH0433861A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0433861A
JPH0433861A JP2142897A JP14289790A JPH0433861A JP H0433861 A JPH0433861 A JP H0433861A JP 2142897 A JP2142897 A JP 2142897A JP 14289790 A JP14289790 A JP 14289790A JP H0433861 A JPH0433861 A JP H0433861A
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章雄 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像記録装置に係り、特にマルチヘッドを使っ
た画像記録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
コンピュータや、通信機器の普及に伴い、画像記録装置
としてインク、ニット方式や熱転写方式等の記録ヘッド
を用いで、デノタル画像記録を行うものが急速に普及し
ている。記録ヘッドを用いる画像記録装置においては、
記録速度の向上のため、複数の画像記録素子を集積した
マルチヘッドを用いるのが一般的である。
例えば、インクジェット方式の記録ヘッドにおいては、
ノズルを複数集積したマルチノズルヘッドが一般的であ
り、熱転写方式のサーマルヘッドも複数のヒーターが集
積されているものが一般的である。
しかしながら、マルチヘッドの画像記録素子を均一に製
造することは困難であり、各画像記録素子の特性にある
程度のばらつきが生じる。例えば、インクシェツト方式
のマルチヘッドにおいてはノズルの形状等にばらつきが
生じ、熱転写方式のマルチヘッドにおいてはヒーターの
形状や抵抗値等にばらつきが生じてしまう。これら画像
記録素子間の特性の不均一は、各画像記録素子によって
記録されるドツトの大きさや濃度の不均一となり、結局
、記録画像に濃度ムラを生せしめることになる。
この問題に対して、各画像記録素子に与える信号を補正
して、均一な画像を得る方法が種々提案されている。例
えば、第2図(a)のように記録素子30が並んだマル
チヘッド31において、各画像記録素子への入力信号を
同図(b)のように均一にしたときに、同図(c)のよ
うな濃度ムラが生じる場合、同図(cl)のように、入
力信号を補正し濃度の低い部分の画像記録素子には大き
い入力を、濃度の高い部分の画像記録素子には小さい入
力を与える。ドツト径又はドツト濃度の変調か可能な記
録方式の場合は、各画像記録素子で記録するドツト径を
入力に応じて変調する。
例えば、ピエゾ方式のインクシニットでは各ピエゾ素子
に印加する駆動電圧又はパルス幅を、熱転写方式では各
ヒーターに印加する駆動電圧又はパルス幅を入力信号に
応じて変化させ、各記録素子によるドツト径又はドツト
濃度を均一にし、濃度分布を第2図(e)のように均一
化する。また、ドツト径又はドツト濃度の変調が不可能
又は困難な場合には、入力信号に応じてドツトの数を変
調し、濃度の低い部分の画像記録素子では多くのドツト
を、濃度の高い部分の画像記録素子ては少ない ドツト
を印字することにより、濃度分布を第2図<e>のよう
に均一化する。
この補正量は例えば次のようにして求める。例として、
256ノズルのマルチヘッドの濃度ムラを補正する場合
を説明する。
ある均一画像信号Sて印字した時の濃度ムラ分布が第3
図のようになっているとする。まず、各ノズルに対応す
る部分の濃度OD +〜OD 256を測定し・平を求
める。
画像信号Sの値と匝像乙度ODの関係が第4図のように
てあ第1.ば、信号Sを補正してOD、の濃度をすれば
よい−そのためには、画像信号に第5図において、テー
ブル変換を施してやればよい。第5図において、直線A
は、傾きが、1.0の直線であり、入力は全く変換され
ないで出力される。一方、Bは傾したときの出力信号が
α・Sになる。
従って、n番目のノズルに対応する画像信号に対して第
5図Bのようなテーブル変換を施してからヘッドを駆動
すれば、このノズルで印字される部分の濃度はいと等し
くなる。このような処理を全ノズルに対して行えば、濃
度ムラが補正され、均一な画像が得られる。すなわち、
どのノズルに対応する画像信号に、どのようなテーブル
変換を行えばよいのかというデータをあらかじめ求めて
おけば、ムラの補正が可能となる。
上述の方法で濃度ムラを補正することが可能であるが、
この方法では、−度ムラを補正できても、その後濃度ム
ラが変化すると、入力信号に対する補正量を変える必要
がある。インクシェツトヘッドの場合には、使用につれ
てインク吐出口付近にインク中からの析出物が付着した
り、外部からの異物が付着したりして濃度分布が変化す
ることがよくみられる。又、熱転写ヘッドの場合でも、
各ヒーターの劣化、変質か生じて、濃度分布が変化する
場合がある。
このような場合には、初期に設定した入力補正量では濃
度ムラ、補正が不十分になってくるため、使用につれて
濃度ムラが徐々に目立ってくるという問題点があった。
このため、本出願人は特願平1−1.07744号明細
書に示すように、画像記録装置内に濃度ムラ読取部を設
け、定期的に濃度ムラ分布を読取って濃度ムラ補正デー
タを作成し直す方法を提案し?、−0この方法によれば
、ヘッドの濃度ムラ分布が変化しても、それに応じて補
正データを作成し直すため、常にムラのない均一な画像
を保つことができる。
第6図は、このような方法で用いる濃度ムラ読取ヘッド
の一例で、1はムラ測定パターンを印字した記録紙、2
はランプ、3はフォトダイオード、4.5はレンズ、6
はこれらを搭載し、移動可能な濃度ムラ読取ヘッドであ
る。このような構成の濃度ムラ読取ヘッド6を走査して
ムラ分布を読取り、ムラ補正データを作成し直す。
ランプ2の光はレンズ4で平行光とされて、記録紙1上
のムラ測定パターンを照射する。その反射光は、レンズ
5と開口d。のアパーチャー7を介してフォトダイオー
ド3に入射する。このときフォトダイオード3に入射す
る光は、ムラ測定パターン上のd】の範囲の光である。
従って、dlの範囲のムラパターンを平均したものが検
知されていることになる。このような濃度ムラ読取ヘッ
ド6を走査してムラ測定パターンのムラを検知する。
256ノズル分求め直してムラ補正データの書換えを行
い、常にムラのない均一な画像を得ることができる。
この作業において、一般に1回の演算でムラのまったく
ない画像を得るのは実際には困難であり、ムラのない画
像が得られるまで何回か作業を繰返す必要があるのが普
通である。特に、求めたムラ補正データで十分ムラ補正
が行えていることを、画像で確認してから作業を終了す
れば、十分なムラ補正効果が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような方法で求めたムラ補正データで、ム
ラ補正に用いたテスト画像以外の画像でも十分なムラ補
正効果が得られるとは必ずしも言えない。
例えば、デユーティ50%のハーフトーン画像を用いて
ムラ補正データを作成し直した場合、50%のハーフト
ーンでのムラ補正効果は十分であるが、30%や75%
のハーフトーンで十分な効果があるとは限らない。それ
は、マルチヘッドの階調特性は、必ずしも第4図のよう
にリニアではないため、第5図のような補正により入力
信号の全域にわたって同様に効果があるとは限らないか
らである。
このため、原稿中に濃度の高い部分があり、その部分の
ムラをより精密に補正したい場合に、50%のハーフト
ーンテストパターンで作成したムラ補正データを用いて
も、十分なムラ補正効果が得られない場合があるという
問題点があった。
そこで、本発明は上述の課題を解決するためになされた
もので、原稿画像の濃度によらず、ムラのない均一な美
しい画像を得ることが可能な画像記録装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 − 本発明の画像記録装置は、原稿画像を読取る読取手段と
、この読取手段による上記原稿画像の読取結果に応じて
、ムラ補正データを求めるためのテスト画像の記録濃度
レベルを決定する決定手段とを具備したことを特徴とす
る。
〔作用〕
上記構成によれば、原稿画像の読取結果に応じてテスト
画像の印字濃度レベルを決定しているので、原稿画像に
応したテスト画像によってムラ補正データを求めること
ができ、どのような原稿に対しても、ムラのない均一な
美しい画像を得ることが可能となる。
〔実施例〕
次に、本発明の画像記録装置に係る実施例を、図面を用
いて説明する。第1図は本発明の一実施例の画像データ
処理部を示すブロック図、第7図は一実施例の画像読取
部を示す概略斜視図、第8図は一実施例の像形成部を示
す概略斜視図である。
まず、第7図に示す画像読取部について説明する。
第7図において、60は原稿読取りヘッドで、−対のガ
イドレール61.61′ 上をスライドして原稿Sを読
み取る。原稿Sは、原稿読取りヘッド60の走査部分の
上に設けられた透明ガラス(図示せず)上に下向きに載
置されている。原稿読取りヘッド60は原稿照明用の光
源62、及び原稿像をCCD等の光電変換素子群に結像
させるレンズ63等により構成されている。64は可撓
性の導線束て、光源62や光電変換素子への電力供給な
らびに光電変換素子よりの画像信号等の伝達を行なう。
原稿読取りヘッド60は、主走査(B、E方向)用のワ
イヤー等の駆動力伝達部65に固定されている。
主走査方向の駆動力伝達部65はプーリ66.66′の
間に張架されており、主走査用のパルスモータ67の回
転により移動する。パルスモータ67の矢印A方向への
回転により、原稿読取りヘッド60は矢印B方向へ移動
しながら、主走査B方向に直交する原稿Sの行情報を光
電変換素子群に対応するビット数で読取る。
原稿Sの必要幅だけ読取りが行なわれたのち、主走査パ
ルスモータ67は矢印Aとは逆方向に回転する。これに
より原稿読取りヘッド60はE方向へ移動して初期位置
に復帰する。68.68′はキャリッジで、主走査方向
Bとほぼ直交する副走査(D)方向用のガイドレール6
9.69′上をスライドする。
キャリッジ68′は固定部材70により、プーリ71゜
主走査Bが終わった後、パルスモータもしくはサーボモ
ータ等の副走査駆動源(図示せず)により、プーリ71
が矢印C方向に回転して所定距離(主走査B方向時の読
取り画像幅と同一の距離d)移動し、キャリッジ68.
68′を矢印り方向へ副走査して停止する。ここで再び
主走査Bが開始される。この主走査B、主走査方向の戻
りE1副走査りの繰返しにより原稿画像域の全域を読取
ることができる。
読取られた画像信号は、対数変換、UCR,マスキング
、色バランス調整等の色補正処理が施された後、像形成
部に送られる。
次に、第8図に示す像形成部について説明する。
この像形成部はドロップ・オン・デマント型ののインク
シェツト方式の記録ヘッドを採用し、でいる。
第8図において、ロール状に巻かれた記録材40は、搬
送ローラ41,42を経て給送ローラ43て、挟持され
て回転することにより44方向に送られる。
この記録材45を横切ってガイトレール46.47が平
行に置かれており、キャリッジ48に搭載された記録ヘ
ッドユニット49が左右に走査する。
キャリッジ48にはイエロ、マセンタ、シアン、ブラッ
クの4色のヘッド49Y、49 rvi、49C,49
8kが搭載されており、これに4色のインクタンクが配
置されている。各ヘッドは256のノズルを持つマルチ
ノズルヘッドである。記録材45は記録ヘッド49の印
字幅分づつ間欠送りされるが、記録材45が停止してい
る時に記録ヘッド49はP方向に走査し、画像信号に応
じたインク滴を吐出する。
このように、原稿を読取り色補正処理を行った後、画像
信号に応じたインク吐出を行うことにより、カラー画像
が形成される。
また、記録材45の記録面に対向して、濃度ムラ読取ヘ
ッド50が配置されている。この濃度ムラ読取ヘッド5
0の構成は、第6図に示すものと同様である。記録ヘッ
ド49によりテストパターンが印字された後、記録材4
5が給送ローラ43により44方向に送られ、テストパ
ターンが濃度ムラ読取ヘッド50の下を通過する。この
通過の際に、濃度ムラ読取ヘッド50は濃度ムラを読取
る。
上記記録ヘッド49は、熱エネルギーによってインクに
膜沸騰など状態変化を生起させ、発生するバブルを使用
してインクを吐出口から被記録材に向けて吐出する。い
わゆるバブルシェツト式の記録ヘッドである。この記録
ヘッド49は、各吐出口内に設けた発熱抵抗体(ヒータ
)のサイズが、従来のインクシェツト記録装置に使われ
ている圧電素子と比べて格段に小さく、吐出口の高密度
のマルチ化が可能であって、高品位の記録画像が得られ
、高速、低騒音等の特色を有している。
次に、上記像形成部の各記録ヘッドの濃度ムラを補正す
る画像データ処理部について、第1図のブロック図を参
照して説明する。
なお、簡単のため、以下の説明では、1つのヘッドに対
する処理を説明する。フルカラー画像を得るには、4色
のヘッドに対して同様の処理を行えばよい。
第1図において、101は第7図の画像読取部で読取ら
れた画像データ、102は対数変換、マスキング、UC
R,色バランス調整等の処理を行う画像処理部、103
は画像処理後の画像信号、104はムラ補正デープルが
記憶されているROMである。105はムラ補正後の画
像信号、106は2値化回路、107は2値化後画像信
号、108はヘッド駆動回路、109はヘッド駆動信号
、110はマルチノズルの記録ヘッドであり、第8図の
49Y、49M’、49C,49Bkのいずれか一つに
相当する。111は濃度ムラ読取ヘッドてあり、第8図
の50に相当する。112はムラ読取信号、113はR
AM、115はCPU、 116.118はムラ補正信
号、117はムラ補正RAMである。
画像処理された信号103は、ムラ補正テーブルROM
l04により、記録ヘッドのムラを補正するように変換
される。ムラ補正テーブルROM104は、第9図のよ
うに入力画像信号をX、出力画像信号をYとするとY=
0.70XからY=1.30Xまての傾きが0.01ず
つ異なる補正直線を61本持っており、ムラ補正信号1
18に応じて補正直線を切換える。例えばドツト径が大
きいノズルで印字する画素の信号が入力したときには、
傾きの小さい補正直線を選択し、ドツト径の小さいノズ
ルのときには傾きの大きい補正直線を選択することによ
り画像信号を補正する。
ムラ補正RAM117は、それぞれのノズルのムラを補
正するのに必要な補正直線の選択信号を記憶している。
すなわち、0〜60の61種類の値を持つムラ補正信号
を256ノズル分記憶しており一入力する画像信号と同
期してムラ補正信号118を出力する。
選択された直線で補正された補正後画像信号105は、
デイサ法、誤差拡散法等を用いた2値化回路106で、
2値化された後ヘツド駆動回路108に入力する。ヘッ
ド駆動回路108は2値信号に応じてヘッドに適した駆
動パルスを出力し、記録へラド110により画像記録を
行う。
このような処理を行うことにより、記録ヘッドの濃度の
濃い部分のノズルによるドツトは印字デユーティを下げ
、逆に薄い部分のノズルによるドツトは印字デユーティ
を上げる。その結果記録ヘッドの濃度ムラが補正され、
均一な画像が得られる。
しかし、使用につれて記録ヘッドの濃度ムラパターンが
変化してきた時には、ムラ補正信号が不適当になり、画
像上に濃度ムラが発生する。このような時には、ムラ補
正信号書換えモードで、ムラ補正データの書換えを行う
ムラ補正データ書換えモードでは、次のような動作を行
う。
まず、これからコピーしようとしている原稿を原稿台に
置き、その中心となる領域の画像を読取る。
これは、原稿読取ヘッド60の位置に原稿の中心部をず
らして置いてもよいし、−原稿読取ヘッド60を原稿の
中心部に移動させて読取ってもよい。また、読取る領域
は、必ずしも原稿の中心でな(、ムラが目立ちやす(、
特に補正をかけたい部分4こすることが望ましい。
この読取り信号123は平均化処理部130で平均化さ
れ、その平均値128がCPU115に入力する。
続いてCPU115は、その入力値に対応した制御信号
125をテストパターン発生回路121に送る。
次にテストパターン発生回路121は、制御信号125
に対応した濃度レベルのテストパターン信号126を発
生する。例えば、CPU115に入力した信号128が
印字デユーティ35%に対応する値であれば、テストパ
ターン発生回路121も35%に対応する信号を発生す
る。
スイッチ120は、通常の画像信号105とテストパタ
ーン信号126とを切換えるスイッチで、CPU115
からの選択信号124によって切換えを行う。通常コピ
ー時には、画像信号105が選択されているが、ムラ補
正データ書換えモードでは、テストパターン信号126
が選択される。テストパターン信号!26は、2値化回
路106.駆動回路108を経て、記録ヘッド110に
より印字される。
記録ヘッド110により一記録されたテストパターンが
濃度ムラ読取ヘッド111の下を通過し、この通過の際
に、濃度ムラ読取ヘッド111は、濃度ムラを読取る。
濃度ムラを読取った信号から256個の信号をサンプリ
ングする。これらは各ノズル1こ対応するデータになる
これらをR1、R2・・・R256とすると、これらは
RAM113に一旦記憶された後、CPU115て次の
ような演算処理が行われる。
これらのデータは (RoはRo≧Rnとなる定数) となる演算を施して、濃度信号C1に変換される。
次に、平均濃度 C−ΣCn/256 を求める。
続いて、各ノズルに対応する濃度が、平均濃度に対して
どの程度ずれているのかを次のようにして演算する。
ΔCn=C/Cn 次に、ΔCoに応じた信号補正量△S0をΔS n ”
 K X  △Cn て求める。ここてKはヘッドの階調特性によって決定さ
れる係数である。例えば、階調特性がリニアてあればに
=1てよいが、そうでないときは、0.6〜1.4程度
の範囲でKの値を設定すると、作業の繰返し回数が少な
くてすむ。
続いて、△Soに応じて選択すべき補正直線の選択信号
を求め、0〜60の61種類の値を持つムラ補正信号を
256ノズル分ムラ補正RA Li 117に記憶させ
る。
例えばΔ5n=1.1のときはCn−一であり、こ1.
1 のノズルの濃度は平均高度の171.1であるから、傾
きは1.1の補正直線を選択するようなムラ補正信号を
RAM  117に記憶する。すなわち、ノズル毎にΔ
Snと等しい傾きの補正直線を選択するような補正デー
タにする。
このようにして作成したむら補正データによって各ノズ
ルごとにγ直線を選択し、濃度むらを補正する。
このように、これから実際にコピーしようとする原稿の
濃度と同じ濃度のテストパターンを印字し、そのパター
ンのムラを補正するため、実際のコピーでもほとんどム
ラのない均一な美しいコピーを得ることが可能となった
なお、この実施例では、原稿中の1ケ所の領域に応じて
ムラ補正データを求めたが、本発明はこれに限定される
ものではない。
即ち、原稿中に、特にムラ補正をかけたい部分が2ケ所
以上ある場合にも適応することができる。
例えば、原稿中に濃度の高い青い海の部分と濃度の低い
くもり空の部分があり、どちらのムラも特に補正したい
場合にも適応できる。
このため、まず、原稿中の領域lについて上記実施例と
同様にして信号補正量ΔSnlを求める。続いて別の領
域2についても、同様にして4Sn2を求める。
次に、これらを平均して、最終的な補正量ΔSnΔ5n
=(ΔSn  )  +△Sn 2)/2を求める。
このようにして作成したムラ補正データによって各ノズ
ルごとにγ直線を選択し、濃度ムラを補正することが可
能となる。
このように、原稿中、特にムラ補正をかけたい領域が複
数あり、その濃度がそれぞれ異なっていても、それぞれ
に最適なムラ補正データを平均して用いることにより、
どの領域に対しても平均的に良好なムラ補正を行うこと
ができる。
次に、本発明の他の実施例について、第10図を参照し
て説明する。先の実施例は、特にムラ補正を精密にかけ
たい領域がある原稿をコピーする場合には非常に有効で
あるが、全濃度にわたって平均的にムラ補正ができれば
よい原稿も数多い。そのような場合にも、その都度原稿
を読取ってテストパターンの印1字デユーティを決定す
るのは手間がかかる。この実施例は、この点を考慮した
もので、特に指定のない場合は、決まった印字デユーテ
ィのテストパターンを印字してムラ補正データの書換え
を行うものである。
第10図はこの実施例を示すブロック図で、第1図と対
応する機能を有する部分には同一符号を付して説明を省
略する。
同図において、131は第2スイツチで、ムラ補正デー
タ書換モードの際のテストパターンの印字デユーティを
、原稿を読取った結果に応じて決定するか、所定の印字
デユーティにするかを選択するものである。
特に、ムラ補正を精密に行いたい領域がある場合は、ユ
ーザーがこのスイッチ131を操作して先の実施例と同
様の動作を行わせる。
そうでない場合は、CPU115は、テストパターン発
生回路121に50%の印字デユーティに対応する制御
信号を出し、印字デユーティ50%のテストパターンを
出力して、これに対してムラ補正データの書換えを行う
。印字デユーティ50%は、全濃度範囲て平均的にムラ
補正効果が得られるように決定されたものであるが、必
ずしもこの印字デユーティに限られるものではなく、よ
くコピーがとられる原稿の濃度等を考慮して実験的に求
めた値を用いればよい。
このように、この実施例では通常のムラ補正データ書換
モードでは、所定の印字デユーティのテストパターンを
用い、特に必要な場合のみ、原稿を読取ッてテストパタ
ーンの印字デユーティを決定しているので、ムラ補正デ
ータの書換えに要する時間を短縮することができる。
以上の実施例において、記録ヘッドはセミマルチヘッド
を用い、これをシリアルスキャンして画像記録を用いる
ものを説明したが、フルマルチヘッドで画像記録を行う
ものにも同様に本発明は適用できる。
また、記録ヘッドは、インクジェット記録ヘッドに限っ
たものではなく、熱転写方式のサーマルヘッドなどのマ
ルチヘッドであってもよい。記録素子を複数有するマル
チヘッドであれば、本発明を同様に適用できる。
さらに、濃度ムラの補正方法として、上述の実施例では
ドツトの数を補正していたが、ヘッドの駆動パルスの電
圧やパルス幅を変調してドツト径を補正しても良い。
また、上述の実施例では、画像読取部と像形成部を有す
る画像記録装置について説明したが、画像読取部を有さ
ず、コンピューター等からの画像信号を入力して画像出
力するプリンターであっても、本発明は同様に実施でき
る。
また、上述の実施例においては、テストパターンを読取
るために専用の濃度ムラ読取ヘッドを設けたが、原稿読
取用の読取ヘッドと兼用してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば原稿画像に応じた
テスト画像によってムラ補正データを求めることができ
るので、どのような原稿に対してもムラのない均一な美
しい画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像記録装置に係る一実施例を示すブ
ロック図、第2図乃至第5図は濃度ムラ−補正を説明す
るための説明図、第6図は濃度ムラ読取ヘッドの詳細を
示す断面図、第7図及び第8図は夫々一実施例の画像読
取部及び像形成部を示す概略斜視図、第9図はムラ補正
テーブルROMを説明する説明図、第10図は本発明の
他の実施例を示すブロック図である。 6.50,11 ]・・・濃度ムラ読取ヘッド49.1
.10・・・記録ヘッド 104・・・ムラ補正テーブルROM 113・・・RA Li 115・・・CPU 117・・・ムラ補正RA M 121・・・テストパターン発生回路 131・・・スイッチ 1−q菅晒      鼾欠 3      5           /−%<七堂
豹    警部 q       ε −・)  δ   畠儂他号 人力倦号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の画像記録素子を配列した記録ヘッドで記録
    したテスト画像を読取り、その結果に応じてムラ補正デ
    ータを求め、このムラ補正データに従つて前記記録ヘッ
    ドに与える画像信号を補正する画像記録装置において、 原稿画像を読取る読取手段と、 この読取手段による前記原稿画像の読取結果に応じて、
    前記テスト画像の記録濃度レベルを決定する決定手段と
    を具備したことを特徴とする画像記録装置。
  2. (2)前記決定手段は、前記読取手段によつて読取られ
    た所定領域の原稿画像を平均化した結果に応じて、前記
    テスト画像の記録濃度レベルを決定することを特徴とす
    る請求項(1)に記載の画像記録装置。
  3. (3)前記記録ヘッドは、インクを吐出する吐出口と、
    この吐出口に設けられ、インクに熱による状態変化を生
    起させ該状態変化に基づいてインクを前記吐出口から吐
    出させて飛翔的液滴を形成する熱エネルギー発生手段と
    を有したことを特徴とする請求項(2)に記載の画像記
    録装置。
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