JPH0433812A - 合わせガラスの製造方法 - Google Patents
合わせガラスの製造方法Info
- Publication number
- JPH0433812A JPH0433812A JP14089490A JP14089490A JPH0433812A JP H0433812 A JPH0433812 A JP H0433812A JP 14089490 A JP14089490 A JP 14089490A JP 14089490 A JP14089490 A JP 14089490A JP H0433812 A JPH0433812 A JP H0433812A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- glass
- plates
- corner
- laminated glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000005340 laminated glass Substances 0.000 title claims description 17
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 59
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 59
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 26
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 22
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 12
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims abstract description 10
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 7
- 239000004589 rubber sealant Substances 0.000 claims description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 abstract description 5
- 241001261506 Undaria pinnatifida Species 0.000 abstract description 3
- 238000001723 curing Methods 0.000 description 25
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 4
- -1 acrylic ester Chemical class 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000003999 initiator Substances 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- CQEYYJKEWSMYFG-UHFFFAOYSA-N butyl acrylate Chemical compound CCCCOC(=O)C=C CQEYYJKEWSMYFG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 239000000178 monomer Substances 0.000 description 2
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 2
- 239000006097 ultraviolet radiation absorber Substances 0.000 description 2
- JHPBZFOKBAGZBL-UHFFFAOYSA-N (3-hydroxy-2,2,4-trimethylpentyl) 2-methylprop-2-enoate Chemical compound CC(C)C(O)C(C)(C)COC(=O)C(C)=C JHPBZFOKBAGZBL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- GOXQRTZXKQZDDN-UHFFFAOYSA-N 2-Ethylhexyl acrylate Chemical group CCCCC(CC)COC(=O)C=C GOXQRTZXKQZDDN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241001474374 Blennius Species 0.000 description 1
- VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N Methyl methacrylate Chemical group COC(=O)C(C)=C VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000001227 electron beam curing Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229920000058 polyacrylate Polymers 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000012945 sealing adhesive Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C39/00—Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor
- B29C39/02—Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C39/12—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C39/123—Making multilayered articles
- B29C39/126—Making multilayered articles by casting between two preformed layers, e.g. deformable layers
Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、複数枚のガラス板又は樹脂板を重ね合わせ、
これらの重ね合わせ部分に樹脂層を介在させて一体的に
密着させ、防音性能及び、耐貫通性又は耐衝撃性を向上
させた安全性能に優れた合わせガラスの製造方法に関す
るものである。
これらの重ね合わせ部分に樹脂層を介在させて一体的に
密着させ、防音性能及び、耐貫通性又は耐衝撃性を向上
させた安全性能に優れた合わせガラスの製造方法に関す
るものである。
この種の合わせガラスは、重ね合わせたガラス又は樹脂
板間に、常温硬化型樹脂又は、光若しくは電子線硬化型
樹脂等の未硬化の液状樹脂層を少なくとも一層介在させ
、該液状樹脂層を硬化させることで、両板を一体的に密
着させる製造方法が採られている。
板間に、常温硬化型樹脂又は、光若しくは電子線硬化型
樹脂等の未硬化の液状樹脂層を少なくとも一層介在させ
、該液状樹脂層を硬化させることで、両板を一体的に密
着させる製造方法が採られている。
前記従来例の製造方法、特に常温硬化型樹脂を使用した
時には、その樹脂の硬化反応は、反応熱の蓄積し易いガ
ラス面中央部から始まり、その反応が順次周囲に広がっ
て周縁部及びスミ部が最終的に硬化するようになる。そ
して、このような液状樹脂はその硬化反応により、体積
が収縮して硬化する。つまり、中央部から硬化した樹脂
は、順次体積を収縮しながら周縁部及びスミ部に波及し
、周縁部及びスミ部においてシーリング材やスペーサー
が介在しているため、体積収縮の歪み応力がこれらの部
材の近傍に集中して残留し、その結果周縁部及びスミ部
に一部の剣難現象又は波紋状の不均一層(以下ワカメ状
現象と称す)が生じたり、クラックが生じたりする。 従って、従来例の製造方法においては、ワカメ状現象及
びクラックの発生防止に解決しなければならない課題を
有している。
時には、その樹脂の硬化反応は、反応熱の蓄積し易いガ
ラス面中央部から始まり、その反応が順次周囲に広がっ
て周縁部及びスミ部が最終的に硬化するようになる。そ
して、このような液状樹脂はその硬化反応により、体積
が収縮して硬化する。つまり、中央部から硬化した樹脂
は、順次体積を収縮しながら周縁部及びスミ部に波及し
、周縁部及びスミ部においてシーリング材やスペーサー
が介在しているため、体積収縮の歪み応力がこれらの部
材の近傍に集中して残留し、その結果周縁部及びスミ部
に一部の剣難現象又は波紋状の不均一層(以下ワカメ状
現象と称す)が生じたり、クラックが生じたりする。 従って、従来例の製造方法においては、ワカメ状現象及
びクラックの発生防止に解決しなければならない課題を
有している。
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本発明は
、ガラス板、樹脂板からなる同一又は異種板を複数枚重
ね、これら板間に常温硬化型の液状樹脂を少なくとも一
層介在させ、該液状樹脂の硬化前に、前記ガラス又は樹
脂板の周縁部及びスミ部を加温して、液状樹脂の硬化反
応を周縁部及びスミ部より開始させることを特徴とする
合わせガラスの製造方法を提供するものであり、更に前
記ガラス又は樹脂板の合わせ面の周縁部をゴム系シーリ
ング材でシールしたり、ガラス又は樹脂板の合わせ面の
周縁部に液状樹脂の層厚を調整するスペーサーを介在さ
せるようにしたこと、そして前記ガラス又は樹脂板の周
縁部及びスミ部を中央部より少なくとも5℃以上高い温
度で加熱することで、ワカメ状現象及びクラック現象の
生しない合わせガラスを製造できるのである。
、ガラス板、樹脂板からなる同一又は異種板を複数枚重
ね、これら板間に常温硬化型の液状樹脂を少なくとも一
層介在させ、該液状樹脂の硬化前に、前記ガラス又は樹
脂板の周縁部及びスミ部を加温して、液状樹脂の硬化反
応を周縁部及びスミ部より開始させることを特徴とする
合わせガラスの製造方法を提供するものであり、更に前
記ガラス又は樹脂板の合わせ面の周縁部をゴム系シーリ
ング材でシールしたり、ガラス又は樹脂板の合わせ面の
周縁部に液状樹脂の層厚を調整するスペーサーを介在さ
せるようにしたこと、そして前記ガラス又は樹脂板の周
縁部及びスミ部を中央部より少なくとも5℃以上高い温
度で加熱することで、ワカメ状現象及びクラック現象の
生しない合わせガラスを製造できるのである。
次に本発明を図示の実施例により更に詳しく説明すると
、第1〜2図に示した第1実施例において、1は長方形
のガラス又は樹脂板であり、これらを少なくとも2枚合
わせて、その周縁部に/−ル材2を取り付ける。この場
合の/一部材はゴム系のものが使用され、全体形状とし
てはフレーム状を呈し、−側面に注入口3を有している
。そして、前記2枚のガラス又は樹脂板1を所定間隔に
保持するためにその内側面は、第2図に示したように、
例えば2個の凹部4.5及び1個の凸部6を有する断面
E字状の段部に形成され、これら凹部4.5内にガラス
又は樹脂板1が着脱自在に嵌着して配設される。そして
前記凸部6の厚みは3±2m11程度であり、一種のス
ペーサーとしての機能を有している。 第3図及び第4図に示した第2実施例は、前記第1実施
例のシール材に代えて、その合わせ面の周縁部に所定厚
さのスペーサー7を配設する。このスペーサーは、例え
ば内部に充填される樹脂と同系統の透明な樹脂が使用さ
れ、その厚さは略3±Q 嘗s程度であり、前記同様に
注入口3を残して予め所定の透明なシール材又は接着剤
8により一体的に接着しである。いずれにしても、複数
枚のガラス又は樹脂板1を所定の間隙をもってスペーサ
ー7及びシ一部材又は接着剤8によって支持し、その間
隙に液状の常温硬化型樹脂を注入して一体的に硬化させ
るのである。 前記ガラス又は樹脂板1の間に注入口3を介して注入さ
れる常温硬化型樹脂としては、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステルモノマー及ヒポリマー、又はポリエ
ステル樹脂などを主体とする液状樹脂であり、これに硬
化反応開始剤、反応促進剤、又は紫外線吸収剤などを含
ませることができるものである。 常温硬化型樹脂からなる液状樹脂の一例として、例えば
ブチルアクリレートポリマー26重量部、メチルメタア
クリレートモノマー31重量部、ブチルアクリレートモ
ノマー27重量部、及び2−エチルヘキシルアクリレー
トモノマー16重量部からなる溶液に、重合開始剤0.
5重量部、還元剤0.1重量部を配合したものが使用さ
れる。 この常温硬化型樹脂からなる液状樹脂を、前記第1図及
び第3図に示した合わせガラスの注入口3から所定量注
入して充満させ、注入口3を所定のシ一部材又はスペー
サーにより塞いでから硬化反応をさせる。この場合に、
常温で放置して硬化させると、反応熱が蓄積し易い中央
部から硬化反応が開始され、周縁部及びスミ部に従来例
と同様のワカメ杖現象及びクラックの発生が生ずる。 従って、本発明においては、第S図に示したように、所
定の加熱手段9によって、特に各スミ部・を中央部より
も少なくとも5℃以上高い温度に加熱して、スミ部から
硬化反応を開始させる。実験によれば、ガラス又は樹脂
敬重の温度が19℃の時に、前記加熱手段9で各スミ部
を略40℃に加熱したところ、約2分後から重合による
硬化反応が始まり、その加熱部分の温度が略60℃に達
した。この時点では中央部の温度は未だ19℃のままで
あった。スミ部における加熱温度及び重合熱が熱伝達に
より徐々に中央部に波及し、更に5分後に中央部の温度
も略45℃に達し、硬化反応の完結が確認された。その
後加熱を中止し、放置した状態で得られた合わせガラス
には、ワカメ状現象及びクラックの発生は全く見られな
い、均一なものであった。 その後、種々実験した結果、スミ部及び周縁部を中央部
よりも5℃以上高い温度に加熱することで、スミ部及び
周縁部から硬化反応を開始させれば、従来例のようなワ
カメ状現象及びクラックの発生がほとんど生じないこと
が確認された。尚、前記加熱手段9としては、例えば電
熱リボンヒーターが使用され、その通電量を調整して加
熱温度が任意に調整できるものである。 このように、スミ部及び周縁部から硬化反応を開始させ
ると、樹脂硬化に伴う体積収縮により発生する歪み応力
は、中央部に集中することになるが、その中央部におけ
る硬化反応時に、中央部の面の垂直方向において吸収緩
和されて、目視できるようなワカメ杖現象及びクラック
の発生はないのである。
、第1〜2図に示した第1実施例において、1は長方形
のガラス又は樹脂板であり、これらを少なくとも2枚合
わせて、その周縁部に/−ル材2を取り付ける。この場
合の/一部材はゴム系のものが使用され、全体形状とし
てはフレーム状を呈し、−側面に注入口3を有している
。そして、前記2枚のガラス又は樹脂板1を所定間隔に
保持するためにその内側面は、第2図に示したように、
例えば2個の凹部4.5及び1個の凸部6を有する断面
E字状の段部に形成され、これら凹部4.5内にガラス
又は樹脂板1が着脱自在に嵌着して配設される。そして
前記凸部6の厚みは3±2m11程度であり、一種のス
ペーサーとしての機能を有している。 第3図及び第4図に示した第2実施例は、前記第1実施
例のシール材に代えて、その合わせ面の周縁部に所定厚
さのスペーサー7を配設する。このスペーサーは、例え
ば内部に充填される樹脂と同系統の透明な樹脂が使用さ
れ、その厚さは略3±Q 嘗s程度であり、前記同様に
注入口3を残して予め所定の透明なシール材又は接着剤
8により一体的に接着しである。いずれにしても、複数
枚のガラス又は樹脂板1を所定の間隙をもってスペーサ
ー7及びシ一部材又は接着剤8によって支持し、その間
隙に液状の常温硬化型樹脂を注入して一体的に硬化させ
るのである。 前記ガラス又は樹脂板1の間に注入口3を介して注入さ
れる常温硬化型樹脂としては、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステルモノマー及ヒポリマー、又はポリエ
ステル樹脂などを主体とする液状樹脂であり、これに硬
化反応開始剤、反応促進剤、又は紫外線吸収剤などを含
ませることができるものである。 常温硬化型樹脂からなる液状樹脂の一例として、例えば
ブチルアクリレートポリマー26重量部、メチルメタア
クリレートモノマー31重量部、ブチルアクリレートモ
ノマー27重量部、及び2−エチルヘキシルアクリレー
トモノマー16重量部からなる溶液に、重合開始剤0.
5重量部、還元剤0.1重量部を配合したものが使用さ
れる。 この常温硬化型樹脂からなる液状樹脂を、前記第1図及
び第3図に示した合わせガラスの注入口3から所定量注
入して充満させ、注入口3を所定のシ一部材又はスペー
サーにより塞いでから硬化反応をさせる。この場合に、
常温で放置して硬化させると、反応熱が蓄積し易い中央
部から硬化反応が開始され、周縁部及びスミ部に従来例
と同様のワカメ杖現象及びクラックの発生が生ずる。 従って、本発明においては、第S図に示したように、所
定の加熱手段9によって、特に各スミ部・を中央部より
も少なくとも5℃以上高い温度に加熱して、スミ部から
硬化反応を開始させる。実験によれば、ガラス又は樹脂
敬重の温度が19℃の時に、前記加熱手段9で各スミ部
を略40℃に加熱したところ、約2分後から重合による
硬化反応が始まり、その加熱部分の温度が略60℃に達
した。この時点では中央部の温度は未だ19℃のままで
あった。スミ部における加熱温度及び重合熱が熱伝達に
より徐々に中央部に波及し、更に5分後に中央部の温度
も略45℃に達し、硬化反応の完結が確認された。その
後加熱を中止し、放置した状態で得られた合わせガラス
には、ワカメ状現象及びクラックの発生は全く見られな
い、均一なものであった。 その後、種々実験した結果、スミ部及び周縁部を中央部
よりも5℃以上高い温度に加熱することで、スミ部及び
周縁部から硬化反応を開始させれば、従来例のようなワ
カメ状現象及びクラックの発生がほとんど生じないこと
が確認された。尚、前記加熱手段9としては、例えば電
熱リボンヒーターが使用され、その通電量を調整して加
熱温度が任意に調整できるものである。 このように、スミ部及び周縁部から硬化反応を開始させ
ると、樹脂硬化に伴う体積収縮により発生する歪み応力
は、中央部に集中することになるが、その中央部におけ
る硬化反応時に、中央部の面の垂直方向において吸収緩
和されて、目視できるようなワカメ杖現象及びクラック
の発生はないのである。
以上説明したように本発明に係る合わせガラスの製造方
法は、ガラス板、樹脂板からなる同一又は異種板を複数
枚重ね、これら板間に常温硬化型の液状樹脂を少なくと
も一層介在させ、該液状樹脂の硬化前に、前記ガラス又
は樹脂板の周縁部及びスミ部を加温して、液状樹脂の硬
化反応を周縁部及びスミ部より開始させるようにしたこ
とにより、硬化反応によって生ずる歪み応力を中央部で
吸収緩和させ、それにより従来問題とされていたスミ部
及び周縁部におけるワカメ状現象及びクラック現象の全
く生じない合わせガラスを製造できると言う優れた効果
を奏する。 又、前記ガラス又は樹脂板の合わせ面の周縁部をゴム系
シーリング材でシールしたり、ガラス又は樹脂板の合わ
せ面の周縁部に液状樹脂の層厚を調整するスペーサーを
介在させるようにしたことで、合わせガラスの厚みを任
意に設定でき、しかも均一性を持たせた状態で液状樹脂
を硬化させるものであり、そしてスミ部及び周縁部を加
熱して中央部よりも先に硬化反応させることにより、ワ
カメ吠現象及びクラック現象の生じない合わせガラスが
製造できると言う優れた効果を奏する。
法は、ガラス板、樹脂板からなる同一又は異種板を複数
枚重ね、これら板間に常温硬化型の液状樹脂を少なくと
も一層介在させ、該液状樹脂の硬化前に、前記ガラス又
は樹脂板の周縁部及びスミ部を加温して、液状樹脂の硬
化反応を周縁部及びスミ部より開始させるようにしたこ
とにより、硬化反応によって生ずる歪み応力を中央部で
吸収緩和させ、それにより従来問題とされていたスミ部
及び周縁部におけるワカメ状現象及びクラック現象の全
く生じない合わせガラスを製造できると言う優れた効果
を奏する。 又、前記ガラス又は樹脂板の合わせ面の周縁部をゴム系
シーリング材でシールしたり、ガラス又は樹脂板の合わ
せ面の周縁部に液状樹脂の層厚を調整するスペーサーを
介在させるようにしたことで、合わせガラスの厚みを任
意に設定でき、しかも均一性を持たせた状態で液状樹脂
を硬化させるものであり、そしてスミ部及び周縁部を加
熱して中央部よりも先に硬化反応させることにより、ワ
カメ吠現象及びクラック現象の生じない合わせガラスが
製造できると言う優れた効果を奏する。
第1図は本発明の方法を適用した第1実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の■−■線に沿う拡大断面図、第3
図は第2実施例を示す斜視図、第4図は第3図のrV−
rV線に沿う拡大断面図、第5図は同方法の加熱手段を
略示的に示した説明図である。 1・・・・・・ガラス又は樹脂板 2・・・・・・シーリング材 3・・・・・・注入口 4.5・・・凹部6・・・
・・・凸部 7・・・・・・スペーサー8・・・
・・・シール材又は接着剤 9・・・・・・加熱手段 特許出願人 日本バー力ライジング株式会社第1図 第2図 第3図 第4図1
図、第2図は第1図の■−■線に沿う拡大断面図、第3
図は第2実施例を示す斜視図、第4図は第3図のrV−
rV線に沿う拡大断面図、第5図は同方法の加熱手段を
略示的に示した説明図である。 1・・・・・・ガラス又は樹脂板 2・・・・・・シーリング材 3・・・・・・注入口 4.5・・・凹部6・・・
・・・凸部 7・・・・・・スペーサー8・・・
・・・シール材又は接着剤 9・・・・・・加熱手段 特許出願人 日本バー力ライジング株式会社第1図 第2図 第3図 第4図1
Claims (4)
- (1)、ガラス板、樹脂板からなる同一又は異種板を複
数枚重ね、これら板間に常温硬化型の液状樹脂を少なく
とも一層介在させ、該液状樹脂の硬化前に、前記ガラス
又は樹脂板の周縁部及びスミ部を加温して、液状樹脂の
硬化反応を周縁部及びスミ部より開始させることを特徴
とする合わせガラスの製造方法。 - (2)、ガラス又は樹脂板の周縁部及びスミ部を中央部
より少なくとも5℃以上高い温度で加熱することを特徴
とする請求項(1)記載の合わせガラスの製造方法。 - (3)、ガラス又は樹脂板の合わせ面の周縁部をゴム系
シーリング材でシールしたことを特徴とする請求項(1
)又は(2)記載の合わせガラスの製造方法。 - (4)、ガラス又は樹脂板の合わせ面の周縁部に液状樹
脂の層厚を調整するスペーサーを介在させたことを特徴
とする請求項(1)又は(2)記載の合わせガラスの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14089490A JPH0433812A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 合わせガラスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14089490A JPH0433812A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 合わせガラスの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433812A true JPH0433812A (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=15279265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14089490A Pending JPH0433812A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 合わせガラスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433812A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2350584A (en) * | 1999-03-13 | 2000-12-06 | Rsg Systems Ltd | A decorative glass sheet with adhered polyacrylate resin |
WO2004045823A1 (de) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Röhm GmbH & Co. KG | Verfahren zur herstellung einer kunststoff-platte mit schichtförmigem aufbau |
JP2013047007A (ja) * | 2006-12-28 | 2013-03-07 | Asahi Glass Co Ltd | 透明積層体 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP14089490A patent/JPH0433812A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2350584A (en) * | 1999-03-13 | 2000-12-06 | Rsg Systems Ltd | A decorative glass sheet with adhered polyacrylate resin |
GB2350584B (en) * | 1999-03-13 | 2003-12-10 | Rsg Systems Ltd | Decorative glass sheet |
WO2004045823A1 (de) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Röhm GmbH & Co. KG | Verfahren zur herstellung einer kunststoff-platte mit schichtförmigem aufbau |
JP2013047007A (ja) * | 2006-12-28 | 2013-03-07 | Asahi Glass Co Ltd | 透明積層体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3658604B2 (ja) | 液晶パネルの製造方法 | |
US8206547B2 (en) | Method of manufacturing a display | |
US5953150A (en) | Edge design for electrochromic devices | |
KR960035085A (ko) | 액정표시패널의 제조방법과 액정시일재 및 액정표시장치 | |
EP1049957A1 (en) | Method for sealing a laminated electrochromic device edge | |
US9356180B2 (en) | Process for encapsulating a solar cell in a polymer matrix | |
KR101538776B1 (ko) | 점착 내구성 및 투과도 균일도가 향상된 스마트 윈도우 필름 및 스마트 윈도우 필름 제조 방법 | |
JPH0433812A (ja) | 合わせガラスの製造方法 | |
JP3111581B2 (ja) | 液晶パネルの製造方法 | |
JP2001337335A (ja) | 液晶表示素子の製造方法 | |
JP2002196325A (ja) | 反射型液晶表示装置の製法 | |
JP3429196B2 (ja) | ポリマ導波路光スイッチの組立方法 | |
JP2965645B2 (ja) | 液晶パネルの製造方法 | |
JPH07206481A (ja) | 合わせガラスの製造方法 | |
JP4113730B2 (ja) | 液晶表示パネルの積層方法 | |
KR102370836B1 (ko) | 복합경화형 광학 점착시트 및 그 제조방법 | |
TWI313779B (en) | Manufacturing method of liquid crystal panel and liquid crystal panel using the same | |
JPH11223819A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JPS6225089B2 (ja) | ||
JP2800697B2 (ja) | レンズシートの製造方法および製造装置 | |
JPH08304838A (ja) | 液晶表示素子の製造方法と封止剤 | |
TW200804939A (en) | Method for fabricating liquid crystal display panel | |
JP3380914B2 (ja) | 陰極線管の製造方法 | |
JPH0822013A (ja) | 液晶表示素子及びその製造方法 | |
JP3023839U (ja) | 合わせガラス |