JPH04335132A - き裂先端の開口変位量測定方法 - Google Patents

き裂先端の開口変位量測定方法

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Publication number
JPH04335132A
JPH04335132A JP10592291A JP10592291A JPH04335132A JP H04335132 A JPH04335132 A JP H04335132A JP 10592291 A JP10592291 A JP 10592291A JP 10592291 A JP10592291 A JP 10592291A JP H04335132 A JPH04335132 A JP H04335132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crack
opening
tip
displacement amount
displacement
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10592291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunobu Aoyama
青山 和信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弾塑性破壊強度及びき裂
進展試験に於けるき裂材のき裂先端の開口変位量を直接
且つ自動的に計測する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のき裂先端の開口変位量δの計測法
は、図4に示すように試供体の口元にクリップゲージを
取り付けてその開口量Vを計測し、δを規定の算出式に
より求めていた。
【0003】き裂先端の開口変位量δ(CTOD)は直
接実験によって計測することが難しいので、曲げ荷重に
より全面降伏している試供体では、図4のようにき裂の
口元の面変位量Vを計測し、モデルが剛体変形するとし
て求められる。この時、各種試供体(CT、3点曲げ、
表面・貫通き裂)に対し規定の計算式を使用する。この
計算式には回転係数rを導入しているが、rは実験的な
キャリブレーション、つまりナイフエッジの開口量Vか
ら試験片を除荷したのち切断し、き裂先端の開口変位量
δを光学的に測定できるようにする方法と理論的な計算
により求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】き裂先端の開口変位量
δは微小量のため直接測定するのが難しく、従来は供試
体の口元の開口量Vを計測し外挿してδを求めていたが
、この時の算出式中の回転係数と呼ばれるrが変位によ
って違いが生じ、それによって計算誤差が大きくなり、
良い精度で算出できない。又、データ測定や整理時にお
いて、自動化されていないため、かなりの時間がかかる
ことが多い。
【0005】この発明は、従来のものがもつ以上のよう
な問題点を解消させ、き裂先端の開口変位量δの直接且
つ正確な測定法とレーザ利用による高精度な測定法とを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このことを達成させるた
めに、この発明は次のような構成としている。き裂先端
の様子を高速画像認識装置で拡大撮影し、その映像を画
像処理にかけてき裂先端の開口部を取り出し開口変位量
を算出する。
【0007】この出力をコンピュータに送り、あらかじ
め組み込んだソフトにより荷重−き裂先端の開口変位量
の関係、き裂進展速度da/dnとき裂先端の開口変位
量の変動幅ΔCTODの関係等を導けるようにする。 又、他の方法として、レーザ変位計を用いた方法がある
。これはレーザの直進性と一点集中性とをうまく利用し
ているため、高精度な測定が期待できる。
【0008】
【作用】き裂が1mm進むとき裂先端の開口変位量δは
10−2mm程しかならず、き裂先端部を拡大すること
によって測定するのに充分な条件が得られる。連続的に
撮影していくことにより、最終破壊に至るまでのき裂進
展挙動を捕えることができる。レーザ変位計を用いた方
法ではレーザの直進性や一点集中性により、測定点に確
実に当てることができ高精度な測定が期待できる。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を、図面を参照しながら説
明する。 第1実施例
【0010】この発明の第1実施例を図1を参照しなが
ら説明する。第1実施例は、3点曲げ供試体を用いた破
壊強度試験を例としている。この供試体はすでに試験機
に取り付けてあり、いつでも試験開始可能な状態にある
とする。
【0011】今、き裂先端付近を撮影するため、拡大可
能なカメラ4を設置する。カメラ位置は、供試体が破壊
に至るまでのき裂進展挙動を撮ることができるような所
に設置する。このカメラで撮らえた映像を用いて画像処
理を行なう。すなわち、き裂先端の開口の様子のみ取り
出せるようにし、倍率、形状、解像度等からき裂先端の
開口変位量を割り出してコンピュータに入力する。あら
かじめ組み込んだ計算ソフトにより、即座に破壊強度評
価に関するデータが出力できるようにする。 第2実施例 この発明の第2実施例を図2を参照しながら説明する。 第2実施例は第1実施例と同様の試験を例としている。
【0012】供試体の両端から少し離れた位置に高精度
レーザ変位計を設置する。この変位計は厚み、面振れ、
高さ等が測定可能な多機能コントローラである。この2
台の変位計をき裂の進展とともに移動させながら測定す
る。この出力結果は、サブコントローラ11、ホストコ
ントローラ10を介して開口変位量δとして出力される
ようにする。そして最終的にRS−232Cを通してコ
ンピュータに送り、破壊強度評価に関するデータとして
出力する。 第3実施例 この発明の第3実施例を図3を参照しながら説明する。 第3実施例は第1実施例と同様の試験を例としている。
【0013】3点曲げ供試体のき裂をはさんでひずみゲ
ージを取り付けた治具(図3)をはんだ付け等で固定す
る。この治具にはき裂先端の開口変位量δの読み取りセ
ンサが付いている。これはひずみゲージに供試体の上部
から順に番号を付け、き裂先端の開口変位を供試体の下
部に一番近いところで変化したひずみゲージの変位とし
て認識させ、δとして出力させるセンサである。このセ
ンサの出力をRS−232Cを通してコンピュータに送
り、破壊強度評価を行なう。
【0014】
【発明の効果】(1)き裂先端の開口変位量δが直接測
定でき、従来の方法に比べて測定誤差や計算誤差が小さ
く精度向上が期待できる。 (2)自動計測化したことにより、測定やデータの整理
にあまり時間がかからない。 (3)市販のレーザ変位計や高速画像認識装置を利用す
ることができる。 (4)現在の試験研究にすぐに利用でき、破壊強度及び
き裂進展解析法のレベルアップにつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る測定法の流れ図。
【図2】本発明の第2実施例に係る測定法の概略図。
【図3】本発明の第3実施例に係る測定法の平面図。
【図4】従来の測定法を示す平面図。
【符号の説明】
1…治具、2…試供体、3…荷重、4…カメラ、5…パ
ソコン、6…プリンタ、7…高精度レーザ変位計、8…
荷重P、9…移動速度V、10…ホストコントローラ、
11…サブコントローラ、12…開口変位量δ読み取り
センサ、13…ひずみゲージ、14…クリップゲージ、
15…抵抗線ひずみ計、16…き裂、17…治具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  破壊強度試験において、試供体のき裂
    先端付近を高倍率で拡大できるような装置で撮影し、そ
    の映像を画像処理にかけるか或いはレーザ変位計を用い
    てき裂先端の開口変位量δを算出し、その結果をコンピ
    ュータによって整理し、破壊強度評価を行なうことを特
    徴とする破壊強度評価方法。
JP10592291A 1991-05-10 1991-05-10 き裂先端の開口変位量測定方法 Withdrawn JPH04335132A (ja)

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