JPH04334891A - 面状発熱体の電極処理方法 - Google Patents
面状発熱体の電極処理方法Info
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- JPH04334891A JPH04334891A JP13559391A JP13559391A JPH04334891A JP H04334891 A JPH04334891 A JP H04334891A JP 13559391 A JP13559391 A JP 13559391A JP 13559391 A JP13559391 A JP 13559391A JP H04334891 A JPH04334891 A JP H04334891A
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Links
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Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】面状発熱体の電極処理に関し、特
に、メタルラスによるメッシュ構造の面状発熱体の電極
処理方法に係るものである。
に、メタルラスによるメッシュ構造の面状発熱体の電極
処理方法に係るものである。
【０００２】
【従来技術】従来、面状発熱体としては、樹脂中にカ−
ボン粒を配合することによって面状発熱体としたもの、
金属箔を使用したもの、更にはヒ−タ−線を使用するも
の等が開発されている。そして、これらを外皮で覆って
面発熱シ−トとするものであって、融雪シ−ト、凍結防
止シ−ト、床暖房シ−ト、畜産保温シ−ト等に用いられ
ている。しかしながら、面状発熱体として、メタルラス
によるメッシュ構造のものは見当らない。
ボン粒を配合することによって面状発熱体としたもの、
金属箔を使用したもの、更にはヒ−タ−線を使用するも
の等が開発されている。そして、これらを外皮で覆って
面発熱シ−トとするものであって、融雪シ−ト、凍結防
止シ−ト、床暖房シ−ト、畜産保温シ−ト等に用いられ
ている。しかしながら、面状発熱体として、メタルラス
によるメッシュ構造のものは見当らない。
【０００３】
【発明が解決する課題】本発明は、面状発熱体としてメ
タルラスによるメッシュ構造を採用するに際して、特に
、電極との溶接を改良することをその課題としている。 図１はメタルラスによるメッシュを形成するための、ス
リットを付した状態を示す金属板の平面図、図２はメタ
ルラス法によって形成されたメッシュの平面図、図３は
図２のメッシュのＡ−Ａ線での断面図である。面状発熱
体としてのメタルラスによるメッシュ１は、例えばクロ
ム系ステンレス鋼に５％程度のアルミニウム粉末を配し
たものであって、これを厚さ（Ｔ）０．０７〜０．１ｍ
ｍ程度とし、幅（Ｗ）０．１５〜０．２ｍｍ程度をもっ
てスリット２を形成し、これをスリット２と直角方向に
伸延して略菱形状の目３を有するメッシュ１を形成する
ものである。
タルラスによるメッシュ構造を採用するに際して、特に
、電極との溶接を改良することをその課題としている。 図１はメタルラスによるメッシュを形成するための、ス
リットを付した状態を示す金属板の平面図、図２はメタ
ルラス法によって形成されたメッシュの平面図、図３は
図２のメッシュのＡ−Ａ線での断面図である。面状発熱
体としてのメタルラスによるメッシュ１は、例えばクロ
ム系ステンレス鋼に５％程度のアルミニウム粉末を配し
たものであって、これを厚さ（Ｔ）０．０７〜０．１ｍ
ｍ程度とし、幅（Ｗ）０．１５〜０．２ｍｍ程度をもっ
てスリット２を形成し、これをスリット２と直角方向に
伸延して略菱形状の目３を有するメッシュ１を形成する
ものである。
【０００４】しかるに、これを通電に際しての電極４と
溶接するにあって、電極４とメッシュ１を重ね、これを
スポット溶接するものであり、メッシュ１の幅Ｗと電極
４とのごくせまい面積での接触となるため接続部の抵抗
に大きなバラツキを生じ、このため局部的に異常な発熱
を生ずる欠点がさけられない。又、極く細い線状の接触
であるため、長期の使用にあってこれが剥離することも
考えられて不都合が予想される。本発明はこのような欠
点を解決することを課題としており、メタルラスによる
メッシュと電極との間の抵抗のバラツキをなくし、局部
的な発熱を防止することを目的としている。
溶接するにあって、電極４とメッシュ１を重ね、これを
スポット溶接するものであり、メッシュ１の幅Ｗと電極
４とのごくせまい面積での接触となるため接続部の抵抗
に大きなバラツキを生じ、このため局部的に異常な発熱
を生ずる欠点がさけられない。又、極く細い線状の接触
であるため、長期の使用にあってこれが剥離することも
考えられて不都合が予想される。本発明はこのような欠
点を解決することを課題としており、メタルラスによる
メッシュと電極との間の抵抗のバラツキをなくし、局部
的な発熱を防止することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するためになされたものであって、次の構成を取るこ
とによって目的を達成したものである。即ち、本発明の
要旨はメタルラスによるメッシュを面状発熱体とし、こ
れに電極を重ねて溶接し、次いでメッシュの目内に導電
性樹脂を充填させることを特徴とする面発熱体の電極処
理方法であって、好ましくは導電性樹脂として熱可塑性
樹脂にカ−ボン、フェライト、ニッケル粉を配合した面
状発熱体の電極処理方法にかかるものである。
決するためになされたものであって、次の構成を取るこ
とによって目的を達成したものである。即ち、本発明の
要旨はメタルラスによるメッシュを面状発熱体とし、こ
れに電極を重ねて溶接し、次いでメッシュの目内に導電
性樹脂を充填させることを特徴とする面発熱体の電極処
理方法であって、好ましくは導電性樹脂として熱可塑性
樹脂にカ−ボン、フェライト、ニッケル粉を配合した面
状発熱体の電極処理方法にかかるものである。
【０００６】
【作用】本発明は、以上の構成を採用したことによって
、電極とメッシュとの間は溶接個所以外でも導電性樹脂
を介して全体が電気的に接触していることになり、接続
部の抵抗のバラツキや、このための局部的な異常発熱は
全く解消されることとなったものである。
、電極とメッシュとの間は溶接個所以外でも導電性樹脂
を介して全体が電気的に接触していることになり、接続
部の抵抗のバラツキや、このための局部的な異常発熱は
全く解消されることとなったものである。
【０００７】
【具体例】以下、具体例をもって更に本発明を詳細に説
明する。図４は本発明の面状発熱体を使用した面状発熱
シ−トの平面略図であり、図５は図４における電極での
拡大断面図である。図中、１はメタルラスによるメッシ
ュであって、これはクロム系ステンレス鋼にアルミニウ
ム粉末を配合したものである。このメッシュ１の厚さ（
Ｔ）は０．１ｍｍ、幅（Ｗ）は０．１９５ｍｍである。 電極４はニッケル電極であって、これを重ね合せてスポ
ット溶接したものである。そして、このメッシュ１の厚
さ（Ｔ）の部分とニッケル電極４で囲まれる空域にカ−
ボンを配合したＥＶＡ樹脂５を充填したものである。そ
して、上下の外皮６にあっては塩化ビニル樹脂をもって
覆ったものである。
明する。図４は本発明の面状発熱体を使用した面状発熱
シ−トの平面略図であり、図５は図４における電極での
拡大断面図である。図中、１はメタルラスによるメッシ
ュであって、これはクロム系ステンレス鋼にアルミニウ
ム粉末を配合したものである。このメッシュ１の厚さ（
Ｔ）は０．１ｍｍ、幅（Ｗ）は０．１９５ｍｍである。 電極４はニッケル電極であって、これを重ね合せてスポ
ット溶接したものである。そして、このメッシュ１の厚
さ（Ｔ）の部分とニッケル電極４で囲まれる空域にカ−
ボンを配合したＥＶＡ樹脂５を充填したものである。そ
して、上下の外皮６にあっては塩化ビニル樹脂をもって
覆ったものである。
【０００８】図からも分かるように、メッシュ１の幅（
Ｗ）と電極４との面接触は勿論のこと、メッシュ１の厚
さ（Ｔ）にあってもＥＶＡ樹脂５が充填されており、こ
の樹脂５は電極４と接触している構造であって、メッシ
ュ１全体として、電極４との接触面は極めて大きく、抵
抗のバラツキが解消されることとなったものである。 なお、図例にあってはメッシュ１の厚さ（Ｔ）とＥＶＡ
樹脂５の厚さは同じとしたが、これには限定されないこ
とは勿論で、例えばＥＶＡ樹脂５の厚さをメッシュ１の
厚さ（Ｔ）よりも厚くし、電極部のメッシュ１を完全に
覆ってしまうことも可能である。
Ｗ）と電極４との面接触は勿論のこと、メッシュ１の厚
さ（Ｔ）にあってもＥＶＡ樹脂５が充填されており、こ
の樹脂５は電極４と接触している構造であって、メッシ
ュ１全体として、電極４との接触面は極めて大きく、抵
抗のバラツキが解消されることとなったものである。 なお、図例にあってはメッシュ１の厚さ（Ｔ）とＥＶＡ
樹脂５の厚さは同じとしたが、これには限定されないこ
とは勿論で、例えばＥＶＡ樹脂５の厚さをメッシュ１の
厚さ（Ｔ）よりも厚くし、電極部のメッシュ１を完全に
覆ってしまうことも可能である。
【０００９】
【効果】本発明は、以上の通り電極とメッシュとの溶接
後に、この両者の接触のバラツキを導電性樹脂が補うも
のである。即ち、接触部分の抵抗のバラツキによる局部
異常発熱を、完全に阻止したものであって、更には外皮
との積層にあっても、電極部分はメッシュ１が露出して
いないため、外皮との積層は完全となる等本発明の効果
は著大である。
後に、この両者の接触のバラツキを導電性樹脂が補うも
のである。即ち、接触部分の抵抗のバラツキによる局部
異常発熱を、完全に阻止したものであって、更には外皮
との積層にあっても、電極部分はメッシュ１が露出して
いないため、外皮との積層は完全となる等本発明の効果
は著大である。
【図１】図１はメタルラスによるメッシュを形成するた
めの、スリットを付した状態を示す金属板の平面図であ
る。
めの、スリットを付した状態を示す金属板の平面図であ
る。
【図２】図２はメタルラス法によって形成されたメッシ
ュの断面図である。
ュの断面図である。
【図３】図３は図２のメッシュの断面図である。
【図４】図４は本発明の面状発熱体を使用した面状発熱
シ−トの断面図である。
シ−トの断面図である。
【図５】図５は図４における電極での拡大断面図である
。
。
１‥‥メッシュ
２‥‥スリット
３‥‥メッシュの目
４‥‥電極
５‥‥導電性樹脂
６‥‥外皮
Ｔ‥‥メッシュの厚さ
Ｗ‥‥メッシュの幅
Claims (2)
- 【請求項１】 メタルラスによるメッシュを面状発熱
体とし、これに電極を重ねて溶接し、次いでメッシュの
目内に導電性樹脂を充填させることを特徴とする面状発
熱体の電極処理方法。 - 【請求項２】 導電性樹脂として熱可塑性樹脂にカ−
ボン、フェライト、ニッケル粉を配合した請求項第１項
記載の面状発熱体の電極処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13559391A JPH04334891A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 面状発熱体の電極処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13559391A JPH04334891A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 面状発熱体の電極処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334891A true JPH04334891A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=15155450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13559391A Pending JPH04334891A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 面状発熱体の電極処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04334891A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009125854A1 (ja) * | 2008-04-11 | 2009-10-15 | 富士フイルム株式会社 | 車両灯具用前面カバー及び車両灯具用前面カバーの製造方法、並びに、電熱構造 |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP13559391A patent/JPH04334891A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009125854A1 (ja) * | 2008-04-11 | 2009-10-15 | 富士フイルム株式会社 | 車両灯具用前面カバー及び車両灯具用前面カバーの製造方法、並びに、電熱構造 |
| US8258444B2 (en) | 2008-04-11 | 2012-09-04 | Fujifilm Corporation | Front cover for vehicle lighting fixture, method of manufacturing the front cover, and electric heating structure |
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