JPH0433474A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0433474A
JPH0433474A JP2138343A JP13834390A JPH0433474A JP H0433474 A JPH0433474 A JP H0433474A JP 2138343 A JP2138343 A JP 2138343A JP 13834390 A JP13834390 A JP 13834390A JP H0433474 A JPH0433474 A JP H0433474A
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JP
Japan
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transmission speed
transmission rate
cryptographic
parameter
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP2138343A
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English (en)
Inventor
Mutsuhiro Karibe
苅辺 睦博
Takaharu Hosaka
穂坂 隆治
Naoharu Kido
直治 城戸
Takashi Sakayama
隆志 坂山
Shinichiro Nagoshi
名越 真一郎
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0433474A publication Critical patent/JPH0433474A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリ装置に関するものであり、特に、
画情報を実質的に暗号化して送受信する機能を有するフ
ァクシミリ装置に関するものである。
(従来の技術) ファクシミリ装置の盗聴防止に関する技術は種々提案さ
れているが、特開昭61−93776号公報に記載され
ている技術では、送信局又は受信局では、プロトコル制
御信号(NSS、NSF等)に付加される、MH,MR
SMMR等の符号化/復号化方式を示すデータ(タッグ
ピット)を、所定の手法で実際の符号化/復号化方式と
異なるデータとし、受信局又は送信局では、このデータ
を検出した後、前記所定の手法と逆の手法で該データを
逆変換して、実際の符号化/復号化方式を得るようにし
ている。このような手法では、プロトコル制御信号に含
まれる符号化/復号化方式を示すデータが、回線上では
実際のものと異なるデータとなるために、仮に盗聴が行
われても、盗聴機では画情報の復号化を正確に行うこと
ができない。
このような技術を採用すれば、暗号化のための装置を特
別に設けることなしに、第3者に対する画情報の漏洩を
防止することができ、実質的に盗聴防止機能を達成する
ことができる。
(発明が解決しようとする課題) 前記した技術は、符号化/復号化方式を利用して、画情
報の実質的な暗号化を図るものであるが、符号化/復号
化方式の種類は少なく(例えば前述したMH,MR,M
MRの3種類)、実際の符号化/復号化方式が、プロト
コル制御信号に付加された符号化/復号化データと異な
っていることが、何等かの形で第3者に知られた場合に
は、盗聴により画情報が漏洩するおそれがある。
本発明は前述の問題点を解決するためになされたもので
あり、その目的は、前記技術よりも盗聴のおそれの少な
いファクシミリ装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段及び作用)前記の課題を解
決するために、本発明は、画情報の伝送速度を利用して
、画情報の実質的な暗号化を図るようにした点に特徴が
ある。
詳しくは、まず、本発明は、実際の伝送速度をプロトコ
ル制御信号中に付加しないようにした点に特徴がある。
また、プロトコル制御信号に付加されるべき伝送速度を
示すデータを、所定の手法で実際の伝送速度と異なるデ
ータ(偽りの伝送速度)とするようにした点にも特徴が
ある。
この結果、盗聴が行われた場合、盗聴機では、送信局か
ら送出される画情報の伝送速度を識別できなくなる。
また、前記伝送速度を乱数を用いて決定するようにした
点にも特徴がある。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
のハード構成を示すブロック図である。
同図において、読取装置1では原稿の画情報が読取られ
る。読取られた画情報は符号化/復号化回路3で圧縮符
号化され、画像メモリ2に一旦蓄積される。蓄積された
画情報はモデム4で変調され、網制御装置(NCU)5
を介して回線に送出される。これらモデム4及びNCU
3は通信制御部6で制御される。
一方、回線から取込まれた信号はモデム4で復調され、
画像メモリ2に蓄積される。蓄積された画情報は符号化
/復号化回路3で伸長された後、適宜読出されて印字装
置7で記録される。
モデム4にセットされる伝送速度は、システム制御部8
で決定される。RAMl0には複数種の伝送速度と暗号
パラメータとを対応させた暗号テーブルが記憶されてい
る。暗号テーブルの具体例、並びに暗号パラメータ及び
伝送速度の決定方法は後述する。
前記システム制御部8は、例えばマイクロコンピュータ
を備えていて、伝送速度の決定機能を有する他、上記の
各構成部分を予定のプログラムに従って制御する機能を
有する。該システム制御部8を動作させるプログラムは
ROM9に記憶される。
操作部11は、各種の指令や前記管理データ、ならびに
相手局のダイヤル数字を入力するために設けられる。
第1図は本発明の第1の実施例の機能ブロック図であり
、第3図及び第4図はこの第1の実施例の送受信動作を
示すフローチャートである。この第1の実施例では、受
信局102により伝送速度が決定される。
第1図において、まず、受信局102の暗号パラメータ
作成部16では、乱数発生手段12で発生された乱数R
nに基づいて暗号パラメータPr2を作成する。
乱数発生手段12は、暗号パラメータPr2の種類を超
える数の乱数を発生する。この暗号パラメータPr2は
、第5図に関して後述するように、予め例えば12種類
(01〜12)設定されている。そして、前記乱数Rn
を暗号パラメータPr2の数12で除した余りの数字を
、暗号パラメータPr2として採用することができる。
すなわち、前記余りが0である場合には暗号パラメータ
Pr2は01(第5図参照)、前記余りが11である場
合には暗号パラメータPr2は12(同図参照)である
作成された暗号パラメータPr2は、自局(受信局)の
暗号テーブル記憶部21に送出される。
暗号テーブル記憶部21に記憶された暗号テーブルの構
成を第5図に示す。同図に示されたように、暗号テーブ
ルは、暗号パラメータPr2と、これに対応付けられた
実際の(真の)伝送速度と、偽りの伝送速度gtとから
なる。前述したように、この例では暗号パラメータPr
2は12種設定され、該パラメータのそれぞれに伝送速
度9600.7200.4800又は2400 [bp
s]のいずれかが対応付けられている。
第1図に戻り、前記暗号テーブル記憶部21は、入力さ
れた暗号パラメータPr2に対応する実際の伝送速度デ
ータを伝送速度制御部22に供給する。この伝送速度制
御部22は、当該ファクシミリ装置のモデム(図示せず
)の伝送速度をセットする。
また、作成された暗号パラメータPr2は、プロトコル
制御信号NSFに付加されて送信局101に送出される
送信局101の暗号テーブル記憶部21からは受信局1
・02と同様、入力された暗号パラメータPr2に対応
する実際の伝送速度を示すデータが自局の伝送速度制御
部22に供給される。また、送信局101の暗号テーブ
ル記憶部21からは、暗号パラメータPr2に対応する
偽りの伝送速度giが選択され、該伝送速度giはプロ
トコル制御信号NSSに付加されて受信局102に送信
される。この伝送速度giはプロトコル制御信号NSS
のフォーマットの形式を整えるためのものであって、受
信局では該伝送速度giは無視される。
なお、暗号パラメータPr2の決定は、前述したような
手法のみに限定されることはなく、いかなる手法で行わ
れても良い。すなわち、すなわち乱数発生手段12とし
て、1〜12の乱数のみを発生するものを採用すれば、
暗号パラメータ作成部16は省略することができる。
また、受信局102及び送信局101に具備される暗号
テーブルは同一のものでも良いが、受信局102に設け
られる暗号テーブルには偽りの伝送速度情報を含ませな
くてもよい。
次に、上記機能に基づく本発明の第1の実施例の動作を
フローチャートを参照して説明する。まず、送信局の動
作は次の通りである。
第3図において、ステップS41でダイヤリングが行わ
れ、ステップS42において受信局から応答が行われた
ことが判別されたならば、ステップS43においてNS
F信号が受信されたか否かが判別される。
NSF信号が受信されれば、その内容を判別し、ステッ
プS44において受信局に暗号通信の能力があるか否か
が判別される。暗号通信能力がなければ、ステップS4
5において回線が開放され、その後、当該処理は終了す
る。
受信局に暗号通信能力があれば、ステップS46におい
て、受信されたNSFから暗号パラメータPr2を取り
出す。
ステップS47においては、暗号パラメータPr2を、
第5図の暗号テーブルにかけ、実際の伝送速度と偽りの
伝送速度gtとを読み出す。
ステップ84g及び349においては、実際の伝送速度
と偽りの伝送速度giとを記憶する。
ステップS50においては、NSSの付加情報に偽りの
伝送速度をセットする。
ステップS51においては、NSSを送信する。
ステップS52においては、モデムを、記憶された実際
の伝送速度にセットする。
ステップ853においては、TCP信号が送出される。
ステップS54においては、CFRが受信されたか否か
が判別され、受信されなければ、すなわちトレーニング
が成功しなければ、当該処理はステップS43に戻る。
CFRが受信されれば、当該処理はフェーズCへと進み
、画情報の送受信処理に進む。
一方、受信局の動作は次の通りである。
第4図において、ステップS61で着信が確認されたな
らば、ステップS62においてCEDが送信される。
ステップS63においては、適宜の手法により暗号パラ
メータPr2を作成する。
ステップS64においては、作成された暗号パラメータ
Pr2を記憶する。
ステップS65においては、NSFの付加情報として、
暗号パラメータPr2をセットする。
ステップS66においては、NSFを送信する。
ステップS67においては、NSSが受信されたか否か
が判別される。
NSSの受信が確認されなければ、ステップ868にお
いて、DCSが受信されたか否かが判別される。DCS
の受信が確認されれば、通常受信モードとなる。
DCSの受信が確認されなければ、ステップS69にお
いて、最初のステップS67又は368の処理から3秒
が経過したか否かが判別される。
3秒が経過していなければ当該処理はステップS67に
移行し、経過していればステップS66に移行する。
前記ステップS67においてNSSの受信が確認された
ならば、ステップS70において、送信局より暗号通信
指示が行われているか否かが判別される。暗号通信指示
が行われていなければ、通常受信モードとなる。
暗号通信指示が行われていれば、ステップS71におい
て、記憶していた暗号パラメータPr2を暗号テーブル
にかけ、実際の伝送速度を読み出す。
ステップS72においては、読み出された伝送速度にモ
デムをセットする。
ステップS73においては、送信局より送信されるTC
Pを受信し、トレーニングが成功したか否かが判別され
る。
トレーニングが成功しなければ、ステップS74におい
て受信局にFTTが送信され、当該処理はステップS6
3に戻る。
トレーニングが成功していれば、ステップS75におい
て受信局にCFRが送信され、当該処理はフェーズCへ
と進み、画情報の送受信処理に進む。
第6図は本発明の第1の実施例のプロトコル制御手順を
示すシーケンス図である。
この第6図の構成は、前述の説明から明らかであるので
、その詳細な説明は省略する。なお、この第6図に示し
たように、受信局で算出された暗号パラメータPr2が
“02”である場合には、第5図より明らかなように、
偽りの伝送速度giは4800 [bpslとなるが、
該Pr2より送信局及び受信局の双方で決定される実際
の伝送速度は、9600 [bpslである。
ところで、このような通信方式においては、受信局で伝
送速度がランダムに設定されるので、例えば回線状態が
悪い場合には、なかなか低い速度に伝送速度が設定でき
なかったり、逆に回線状態が良い場合であっても、高い
伝送速度にセットされなかったりすることもある。
このような問題を解消する実施例を次に説明する。
第7図は本発明の第2の実施例の受信動作を示すフロー
チャートである。この第2の実施例の送信動作は、第3
図と同様である。
また、第7図において、第4図と同一の符号は、同−又
は同等処理をあられしているのでその説明は省略する。
第7図において、ステップS62でCHDが送信された
ならば、ステップS81において、Nが0に設定される
つぎにステップS82においては、1から3までの乱数
Rが発生される。
ステップS83においては、前記NとRとが加算され、
暗号パラメータPr2に設定される。その後、当該処理
はステップS64以降の処理に移行する。
ステップS71において行われる暗号パラメータの読出
しは、第5図に示されたようなテーブルを用いて行われ
る。
ステップS73において、トレーニングの成功が判別さ
れなかった場合には、ステップS84において、Nに3
が加算される。
そして、ステップS85においては、Nが9よりも大き
いか否かが判別される。
Nが9よりも大きくなければ当該処理はステップS83
に戻る。またNが9よりも大きければ、ステップ586
において回線が切断され、その後、当該処理は終了する
以上の説明より明らかなように、この第7図の処理が行
われた場合には、まず暗号パラメータが1〜3のいずれ
かに設定され、この結果、実際の伝送速度として960
0 [bpslが、また偽りの伝送速度giとして、7
200.4800又は2400 [bpslが設定され
る(第5図参照)。
伝送速度9600 [bpslでトレーニングが成功し
なかった場合には、Nに3が加算されるため、暗号パラ
メータが4〜6のいずれかに設定され、実際の伝送速度
として7200 [bpslが、また偽りの伝送速度g
Lとして、9600.4800又は2400 [bps
lが設定される。
同様にして、前記伝送速度でトレーニングが成功しなか
った場合には、さらに、暗号パラメータが7〜9又は1
0〜12のいずれかに設定され、実際の伝送速度として
、4800又は2400[bpslが選択される。
このような本発明の第2の実施例の機能ブロック図を第
8図に示す。第8図において、第1図と同一の符号は、
同−又は同等部分をあられしている。
第8図において、受信局102のカウンタ31のカウン
ト値Nの初期値は0であり、後述するトレーニング不成
功判定部34より出力されるトレニング不成功信号によ
り、0から3ずつインクリメントされる。また、乱数発
生手段32は、1〜3の乱数Rを発生する。
加算部33は、前記カウント値Nと乱数Rを加算して暗
号パラメータPr2とし、送信局101に出力する。
送信局では、この暗号パラメータPr2に基づいて実際
の伝送速度が設定される。この伝送速度は、伝送速度制
御部22に入力される。また前記暗号パラメータPr2
に基づいて偽りの伝送速度giが読出され、受信局に送
信される。
受信局は、偽りの伝送速度giは無視し、自局の加算部
33で発生された暗号パラメータPr2に基づいて、実
際の伝送速度が設定される。
送信局側の画情報送受信制御部35は、受信局の画情報
送受信制御部35に対してTCPを出力する。
受信局のトレーニング不成功判定部34では、受信され
たTCPよりトレーニングが成功したか否かを判定する
。トレーニングが成功しなかった場合には、カウンタ3
1が3だけインクリメントされる。このカウント値Nと
前記乱数Rとが加算部33で再度加算され、加算結果が
暗号パラメータPr2として、送信局に出力される。
そして、送信局及び受信局の双方で、再度、実際の伝送
速度が設定される。
さて、前述の説明では、伝送速度は、9600.720
0.4800及び2400 [bpslの4種から選択
されるものとして説明したが、12k及び14.4k 
[bpslの伝送速度を加え、6種の伝送速度から実際
の伝送速度を選択するようにしても良い。選択すべき伝
送速度の種類が多いほど、盗聴のおそれが少なくなる。
また、受信局側で発生される乱数のみにより、伝送速度
が決定されるものとして説明したが、送信局及び受信局
の双方より乱数を発生して、それらを用いて伝送速度を
決定するようにしても良い。
つぎにこのような実施例を説明する。
第9図は本発明のtJ?S3の実施例の機能ブロック図
である。第9図において、第1図と同符号は同一または
同等部分を示す。このff13の実施例は、前記第1の
実施例の変形例である。なお、この第3の実施例のファ
クシミリ装置のハード構成は、前記第1の実施例の場合
と同様であるので、図示は省略する。
第9図において、送信局101及び受信局102ではそ
れぞれ、自局の乱数発生手段12で発生された乱数Rn
により、1次暗号パラメータ作成部13で1次暗号パラ
メータpt又はP「を決定し、該pt及びPrと相手局
で決定された1次暗号パラメータP「又はptとを用い
て、2次暗号パラメータ作成部14で2次暗号パラメー
タPを作成する。
前記P「及びptの作成手法は、Pr2のそれと同様で
ある。また、2次暗号パラメータ作成部14は、例えば
Prとptとの加算値を求め、その値から暗号パラメー
タの数(12)を減算し、その絶対値をPとして採用す
る。
もちろん、Pr及びpt並びにPr2の作成は、それ以
外のいかなる手法によっても良いことは当然である。
それぞれの暗号テーブル記憶部21では、作成された2
次暗号パラメータPを用いて実際の伝送速度を決定する
送信局及び受信局の伝送速度制御部22は、それぞれ決
定された伝送速度で画情報の送受信を行う。
また送信局は、2次暗号パラメータPに基づいて偽りの
伝送速度giを読出し、受信局に送出する。
前記Pr及びPr2の送出は、Pr及びPr2をNSF
に付加することにより、またptの送出は、該ptをN
SSに付加することにより行われる。
第10図は本発明の第3の実施例の動作のうち、送信局
の動作を示すフローチャートである。
第10図において、まずステップS1で人力されたダイ
ヤル数字を読込み、ステップS2で、ダイヤル数字に基
づいて呼出信号を送出する。
ステップS3では、前記呼出信号に対する受信局の応答
を監視する。応答があればステップS4に進み、受信局
から送出されてきたブルトコル制御信号NSFを解析し
て1次暗号パラメータPrを検出する。
ステップS5では、乱数発生手段12から出力される乱
数Rnを読込む。
ステップS6では、乱数Rnに基づいて1次暗号パラメ
ータptを算出し、該1次暗号パラメータptと前記受
信局から送出されてきた1次暗号パラメータPrとの加
算値から、第5図に示された暗号パラメータの個数n(
12)を減算し、その絶対値を2次暗号パラメータPと
する。前述のように、この2次暗号パラメータPは、暗
号パラメータPr2に相当する。
ステップS7では、第5図の暗号テーブルを参照して2
次暗号パラメータPに対応する偽りの伝送速度giを選
択する。
ステップS8では、1次暗号パラメータptと偽りの伝
送速度gLとをプロトコル制御信号NSSに付加して受
信局に送出する。
ステップS9では、2次暗号パラメータPに対応する実
際の伝送速度を前記暗号テーブルから選択する。
ステップSIOでは、所定の符号化方式にしたがって、
画情報を圧縮する。
ステップS11では、選択された実際の伝送速度で、画
情報を回線に送出する。
第11図は本発明の第3の実施例の動作のうち、受信局
の動作を示すフローチャートである。
第11図において、まずステップ5111では、受信局
からの呼出信号を監視していて、呼出信号が検出された
ならば、ステップ5112において、乱数発生手段工2
から出力される乱数Rnを読込む。
そして、ステップ8113では、乱数Rnに基づいて、
1次暗号パラメータPrを算出する。
ステップ5114においては、前記1次暗号パラメータ
PrをNSFにのせて、送信局に送信する。
ステップ5115においては、送信局より送信されたN
SSを受信、解析し、1次暗号パラメータptを検出す
る。
ステップ5116においては、前記1次暗号パラメータ
ptとP「とにより、2次暗号パラメータPを算出する
ステップ5117においては、2次暗号パラメータPに
対応する実際の伝送速度を暗号テーブルから選択する。
ステップ8118では、選択された実際の伝送速度で送
信局から画情報を受信し、画像メモリに・格納する。
ステップ5119においては、所定の復号化方式で画情
報を伸長し、印字装置に出力する。その後、当該処理は
終了する。
上記の手順を、さらに具体的な数値及び符号をあてはめ
、シーケンス図を参照して説明する。
第12図において、送信局からの呼出信号を受信した受
信局は、1次暗号パラメータPrを作成して送出する。
この場合、前記乱数発生手段12から発生された数字R
nが例えば“28°で、暗号テーブルに設定された暗号
パラメータの個数nが“12″の場合、(28+12)
の算出結果の余り、すなわち“4”が1次暗号パラメー
タP「として得られる。
したがって、受信局から送出されるプロトコル制御信号
NSFには1次暗号パラメータP「“4”が付加される
一方、送信局においては、前記乱数発生手段12から発
生された数字Rnが例えば“35′で、暗号テーブルに
設定された暗号パラメータの個数nが“12”の場合、
(35+12)の算出結果の余り、すなわち“11°が
1次暗号パラメータptとして得られる。
送信局では受信局から送出された1次暗号パラメータP
r “4”と自局で算出された1次暗号パラメータpt
 “11°とを加算し、その値“15”から暗号パラメ
ータの個数n“12”を差し引いて得られる数の絶対値
、すなわち“3”を2次暗号パラメータPとする。
以上の手順及び第5図より明らかなように、2次暗号パ
ラメータP“3#に対応して、実際の伝送速度として9
600 [bps]が、そして偽りの伝送速度として2
400 [bps]が決定される。
送信局は1次暗号パラメータpt  “11”と偽りの
伝送速度gi (2400[bps] ) とをプロト
コル制御信号NSSに付加して受信局に送出する。
1次暗号パラメータptと偽りの伝送速度giとを受信
した受信局は、送信局で行われたのと同様の手順で2次
暗号パラメータPを算出する。その結果、送信局で得た
のと同一の2次暗号パラメータPつまり“3°が得られ
、該2次暗号パラメータPに対応する実際の伝送速度9
600[MS]が暗号テーブルから得られる。受信され
た偽”)ノ伝送速Wtg i (2400[b p s
] ) ハ無視される。
このように、受信局では、受信された伝送速度gi (
偽りの伝送速度24oo[bps])に左右されず、送
信局で決定されたのと同一の伝送速度(実際の伝送速度
9600 [bps])によって画情報を正常に受信で
きる。
これに対して、盗聴機は前記偽りの伝送速度giで画情
報を受信するので、画情報の正確な復元ができない。
この第3の実施例では、送信局及び受信局から送出され
る1次暗号パラメータpt及びP「は、乱数発生手段1
2の出力数字を暗号パラメータの個数n以下の数値に変
換して相手局に送出するようにしている。
しかしながら、乱数発生手段12の出力数字をそのまま
相手局に送出しても良い。その場合には互いの局から送
出された乱数を加算した値を暗号パラメータの個数nで
除し、その余りの数字を前記2次暗号パラメータPとし
て決定すれば良い。
また、乱数発生手段12から1〜12までの数字を不規
則に出力するように構成することによって、乱数発生手
段12の出力数字をそのまま送信し合い、この出力数字
に基づいて2次暗号パラメータを得ることができる。
また、不規則に配列した1〜12までの数字を通信毎に
該配列の順番に出力するような簡単な数字発生手段を送
受信局双方に設け、ここで発生させた数字に基づいて2
次暗号パラメータを作成しても良い。この場合、数字は
予定の配列に従って規則性をもって出力されるが、数字
発生手段からはそれぞれのファクシミリ装置で過去に実
行した通信回数に応じた数字が出力されるので、実際上
は予測不可能な暗号パラメータを得ることができる。こ
のような構成は、本願発明の第1又は第2の実施例にも
採用できることは言うまでもない。
さらに、伝送速度の選択を行うための暗号パラメータは
、乱数又は前述したような乱数とほぼ同様の数値を用い
て設定されなくても良い。すなわち、例えば送信局及び
受信局に、マニュアルにより暗号パラメータを選択する
選択手段を設けるようにしても良いことは当然である。
さらにまた、偽りの伝送速度giは、実際の伝送速度以
外の伝送速度に設定されるものとして説明したが、gi
は、伝送速度を意味するデータ以外のデータに設定され
ても良い。
なお、受信局より送出されるPr2及びPrは、NSF
のFIF (ファクシミリ制御フィールド)内に格納さ
れる。同様に、送信局より送出されるpt及び偽りの伝
送速度giは、NSSのFIF内に格納される。
(発明の効果) 以」二の説明から明らかなように、本発明によれば次の
ような効果が達成される。
(1)請求項1及び2記載のファクシミリ装置によれば
、符号化/復号化方式よりも種類の多い伝送速度を利用
して、画情報の実質的な暗号化を図るようにしたので、
符号化/復号化方式を利用して画情報の実質的な暗号化
を図る従来のファクシミリ装置に比較して、画情報が漏
洩する確率が低い。
(2)請求項3記載のファクシミリ装置によれば、実際
の伝送速度及び/あるいは偽りの伝送速度が乱数を利用
して決定されるので、盗聴機が実際の伝送速度を検出で
きる確率、すなわち画情報が漏洩する確率はさらに低く
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の機能ブロック図である
。 第2図は本発明の第1の実施例のハード構成を示すブロ
ック図である。 第3図及び第4図は本発明の第1の実施例の送受信動作
を示すフローチャートである。 第5図は暗号テーブルの構成の一例を示す図である。 第6図は本発明の第1の実施例のプロトコル制御手順を
示すシーケンス図である。 第7図は本発明の第2の実施例の受信動作を示すフロー
チャートである。 第8図は本発明の第2の実施例の機能ブロック図である
。 第9図は本発明の第3の実施例の機能ブロック図である
。 第10図及び第11図は本発明の第3の実施例の送受信
動作を示すフローチャートである。 第12図は本発明の第3の実施例のプロトコル制御手順
を示すシーケンス図である。 第 図 節 図 12.32・・・乱数発生手段、13・・・1次暗号パ
ラメータ作成部、14・・・2次暗号パラメータ作成部
、16・・・暗号パラメータ作成部、21・・・暗号テ
ーブル記憶部、22・・・伝送速度制御部、31・・・
カウンタ、33・・・加算部、34・・・トレーニング
不成功判定部、35・・・画情報送受信制御部代理人弁
理士 平木通人 外1名 節 図 第 図 第 図 送信局 受信局

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実際の伝送速度を決定する伝送速度決定手段と、 実際の伝送速度データを回線に送出しないプロトコル制
    御手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置
  2. (2)実際の伝送速度、及び該伝送速度と異なる偽りの
    伝送速度を決定する伝送速度決定手段と、実際の伝送速
    度の代りに偽りの伝送速度を回線に送出するプロトコル
    制御手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  3. (3)前記伝送速度決定手段は、乱数を用いて伝送速度
    を決定することを特徴とする請求項1又は2記載のファ
    クシミリ装置。
JP2138343A 1990-05-30 1990-05-30 ファクシミリ装置 Pending JPH0433474A (ja)

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