JPH05102960A - 暗号通信方式 - Google Patents
暗号通信方式Info
- Publication number
- JPH05102960A JPH05102960A JP3283738A JP28373891A JPH05102960A JP H05102960 A JPH05102960 A JP H05102960A JP 3283738 A JP3283738 A JP 3283738A JP 28373891 A JP28373891 A JP 28373891A JP H05102960 A JPH05102960 A JP H05102960A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- rule
- encryption
- cryptographic
- cipher
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信を行なう場合に付与される暗号規則が通
信の都度任意に設定できるようにする。 【構成】 発信端末１に付属または接続する端末インタ
ーフェイス部２に、発信時に乱数を発生させ複数の暗号
規則から１つを選択する暗号規則選択器６を用意し、選
択された暗号規則番号により暗号規則を発生する暗号規
則番号５により通信の暗号化，復号化をする。また、選
択された暗号規則番号を着信側に通知する暗号規則番号
通知器７があり、着信側の端末インターフェイス２の暗
号規則番号受信器８が受信した暗号規則番号を暗号規則
発生器５に与え、暗号規則発生器５で発生する暗号規則
により着信側の暗号器３，復号器４を動作させる。
信の都度任意に設定できるようにする。 【構成】 発信端末１に付属または接続する端末インタ
ーフェイス部２に、発信時に乱数を発生させ複数の暗号
規則から１つを選択する暗号規則選択器６を用意し、選
択された暗号規則番号により暗号規則を発生する暗号規
則番号５により通信の暗号化，復号化をする。また、選
択された暗号規則番号を着信側に通知する暗号規則番号
通知器７があり、着信側の端末インターフェイス２の暗
号規則番号受信器８が受信した暗号規則番号を暗号規則
発生器５に与え、暗号規則発生器５で発生する暗号規則
により着信側の暗号器３，復号器４を動作させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は通信の暗号通信方式に関
し、特に、呼別に暗号種別を選定する暗号通信方式に関
する。
し、特に、呼別に暗号種別を選定する暗号通信方式に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の暗号通信方式では、発信端末と着
信端末との間で暗号規則を設定して通信を行なってお
り、暗号規則の設定は、例えば、交換機に接続する複数
の端末に対し、暗号化，復号化を行なう共通の暗号装置
を設けることにより、実現している。
信端末との間で暗号規則を設定して通信を行なってお
り、暗号規則の設定は、例えば、交換機に接続する複数
の端末に対し、暗号化，復号化を行なう共通の暗号装置
を設けることにより、実現している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
暗号通信方式では、暗号器，復号器内で使用する暗号規
則が一義的に決定されるため、暗号規則がネットワーク
内で半永久的に決定されており、暗号規則の解読を一度
行なうことにより容易に盗聴可能になるという問題点が
あった。
暗号通信方式では、暗号器，復号器内で使用する暗号規
則が一義的に決定されるため、暗号規則がネットワーク
内で半永久的に決定されており、暗号規則の解読を一度
行なうことにより容易に盗聴可能になるという問題点が
あった。
【０００４】また、企業通信ネットワーク内では、一様
に暗号規則を使うか、端末グループ単位に唯一の暗号規
則が決められており、企業内通信における情報クラスに
よる暗号規則の決定が自由に使用できないという問題点
があった。
に暗号規則を使うか、端末グループ単位に唯一の暗号規
則が決められており、企業内通信における情報クラスに
よる暗号規則の決定が自由に使用できないという問題点
があった。
【０００５】本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたもので、呼設定毎に異なる暗号規則を設定できるよ
うにした暗号通信方式の提供を目的とする。
れたもので、呼設定毎に異なる暗号規則を設定できるよ
うにした暗号通信方式の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の暗号通信方式は、発信端末と着信端末との間で
暗号規則を設定して通信を行なう暗号通信方式におい
て、発信端末側に、端末からの信号を暗号化する暗号器
と、暗号器に対し複数の暗号規則を提供可能な暗号規則
発生器と、発信時に乱数を発生させることにより複数の
暗号規則から１つを選択する暗号規則選択器と、発信時
に着信側へ選択された暗号規則番号を通知可能な暗号規
則番号通知器とを設ける一方、着信端末側に、着信時に
暗号規則番号を受信する暗号規則番号受信器と、通知さ
れた暗号規則番号により復号化する復号器とを設けた構
成としてある。
本発明の暗号通信方式は、発信端末と着信端末との間で
暗号規則を設定して通信を行なう暗号通信方式におい
て、発信端末側に、端末からの信号を暗号化する暗号器
と、暗号器に対し複数の暗号規則を提供可能な暗号規則
発生器と、発信時に乱数を発生させることにより複数の
暗号規則から１つを選択する暗号規則選択器と、発信時
に着信側へ選択された暗号規則番号を通知可能な暗号規
則番号通知器とを設ける一方、着信端末側に、着信時に
暗号規則番号を受信する暗号規則番号受信器と、通知さ
れた暗号規則番号により復号化する復号器とを設けた構
成としてある。
【０００７】また、上記発信端末側および着信端末側の
構成要素は、端末インターフェイス部，交換機の加入者
回路内，端末内，端末に接続する付属回路内のいずれか
に設けられている構成としてある。
構成要素は、端末インターフェイス部，交換機の加入者
回路内，端末内，端末に接続する付属回路内のいずれか
に設けられている構成としてある。
【０００８】そして、必要に応じ、上記端末がＩＳＤＮ
端末であり、暗号規則選択器で発生した暗号規則番号を
セットアップ信号中に含まれるＵＵＩ情報で着信側へ通
知する構成としてある。
端末であり、暗号規則選択器で発生した暗号規則番号を
セットアップ信号中に含まれるＵＵＩ情報で着信側へ通
知する構成としてある。
【０００９】
【作用】上記構成からなる暗号通信方式によれば、発信
端末側において、暗号器が端末からの信号を暗号化する
が、この際、暗号規則発生器から暗号器に対し複数の暗
号規則を提供するとともに、暗号規則選択器で発信時に
乱数を発生させることにより複数の暗号規則から一つを
選択し、暗号規則番号通知器が発信時に着信側へ選択さ
れた暗号規則番号を通知する。一方、着信端末側では、
着信時に暗号規則番号を暗号規則番号受信器が受信し、
通知された暗号規則番号により復号器が復号化する。
端末側において、暗号器が端末からの信号を暗号化する
が、この際、暗号規則発生器から暗号器に対し複数の暗
号規則を提供するとともに、暗号規則選択器で発信時に
乱数を発生させることにより複数の暗号規則から一つを
選択し、暗号規則番号通知器が発信時に着信側へ選択さ
れた暗号規則番号を通知する。一方、着信端末側では、
着信時に暗号規則番号を暗号規則番号受信器が受信し、
通知された暗号規則番号により復号器が復号化する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の一実施例に係る暗号通信方
式を示すブロック図である。
て説明する。図１は本発明の一実施例に係る暗号通信方
式を示すブロック図である。
【００１１】図において、データ端末，電話端末，ＩＳ
ＤＮ端末等の各種端末である発信端末１および着信端末
９間は伝送路，交換機等で任意に構成される通信路１０
で接続される。
ＤＮ端末等の各種端末である発信端末１および着信端末
９間は伝送路，交換機等で任意に構成される通信路１０
で接続される。
【００１２】端末インターフェイス部２は、発信端末
１，着信端末９および通信路１０に接続されるが、この
端末インターフェイス部２は、発信端末１ないし着信端
末９ないし通信路１０とは独立に設置され、あるいは、
発信端末１ないし着信端末９に収容され、あるいはま
た、交換機の加入者回路内に収容される等いずれの場合
であっても良い。
１，着信端末９および通信路１０に接続されるが、この
端末インターフェイス部２は、発信端末１ないし着信端
末９ないし通信路１０とは独立に設置され、あるいは、
発信端末１ないし着信端末９に収容され、あるいはま
た、交換機の加入者回路内に収容される等いずれの場合
であっても良い。
【００１３】発信端末１に接続する端末インターフェイ
ス２は、発信端末１に接続する暗号器３と、復号器４
と、複数の暗号規則を提供可能な暗号規則発生器５と、
発信時に乱数を発生させることにより複数の暗号規則か
ら１つを選択する暗号規則選択器６と、着信側の端末イ
ンターフェイス部２へ選択された暗号規則番号を通知す
る暗号規則番号通知器７とから構成される。
ス２は、発信端末１に接続する暗号器３と、復号器４
と、複数の暗号規則を提供可能な暗号規則発生器５と、
発信時に乱数を発生させることにより複数の暗号規則か
ら１つを選択する暗号規則選択器６と、着信側の端末イ
ンターフェイス部２へ選択された暗号規則番号を通知す
る暗号規則番号通知器７とから構成される。
【００１４】一方、着信側の端末インターフェイス部２
は、着信端末９に接続する暗号器３と、復号器４と、発
信側からの暗号規則番号通知を受信する暗号規則番号受
信器８と、暗号規則番号に従い暗号規則を発生する暗号
規則発生器５で構成されている。
は、着信端末９に接続する暗号器３と、復号器４と、発
信側からの暗号規則番号通知を受信する暗号規則番号受
信器８と、暗号規則番号に従い暗号規則を発生する暗号
規則発生器５で構成されている。
【００１５】次に、発信端末１側で暗号規則を発生する
場合について動作を説明する。発信端末１が発信する
と、暗号規則選択器６は乱数により複数の暗号規則の中
から１種の暗号規則を選択する。着信端末９が選択され
着信側から発信側に応答信号が戻ると、暗号規則通知器
７は、暗号規則番号を着信側に通知する。そして、着信
側の暗号規則番号受信器８が受信し、受信したことを発
信側の暗号規則番号通知器７に応答する。
場合について動作を説明する。発信端末１が発信する
と、暗号規則選択器６は乱数により複数の暗号規則の中
から１種の暗号規則を選択する。着信端末９が選択され
着信側から発信側に応答信号が戻ると、暗号規則通知器
７は、暗号規則番号を着信側に通知する。そして、着信
側の暗号規則番号受信器８が受信し、受信したことを発
信側の暗号規則番号通知器７に応答する。
【００１６】この結果、着信側では暗号規則番号受信器
８から暗号規則番号を受け取った暗号規則発生器５で指
定された暗号規則を発生し、着信側の暗号器３と復号器
４を動作させる。
８から暗号規則番号を受け取った暗号規則発生器５で指
定された暗号規則を発生し、着信側の暗号器３と復号器
４を動作させる。
【００１７】発信側では暗号規則発生器５が暗号規則選
択器６からの暗号規則番号を受け取り、指定された暗号
規則を発生させ、発信側の暗号器３，復号器４を動作さ
せる。
択器６からの暗号規則番号を受け取り、指定された暗号
規則を発生させ、発信側の暗号器３，復号器４を動作さ
せる。
【００１８】その後、発信端末１と着信端末９間で暗号
が付与された信号が授受される。通信が１度終了した後
新たに発信端末１が発信する場合には、暗号規則選択器
６が乱数により暗号規則番号を選択し、前回と異なる暗
号規則を使用する。
が付与された信号が授受される。通信が１度終了した後
新たに発信端末１が発信する場合には、暗号規則選択器
６が乱数により暗号規則番号を選択し、前回と異なる暗
号規則を使用する。
【００１９】なお、着信端末９側で暗号規則を発生する
場合は暗号規則決定までのシーケンスが逆となる。すな
わち、着信側の端末において暗号規則発生器と暗号規則
選択器と暗号規則通知器を有し、発信側の端末において
暗号規則番号受信器と復号器を有する関係になる。
場合は暗号規則決定までのシーケンスが逆となる。すな
わち、着信側の端末において暗号規則発生器と暗号規則
選択器と暗号規則通知器を有し、発信側の端末において
暗号規則番号受信器と復号器を有する関係になる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の暗号通信方
式によれば、発信側端末と着信側端末間で呼設定時また
は通信路確立直後に乱数による暗号規則の選択により呼
毎に暗号規則を決定した上で通信を行なうので、端末間
の暗号規則はネットワーク内に設定された呼毎に独立で
あり、同一の端末の組み合わせにおいても呼設定毎に異
なる暗号規則が選択されるので、通信の安全性が確保さ
れるという効果を有する。
式によれば、発信側端末と着信側端末間で呼設定時また
は通信路確立直後に乱数による暗号規則の選択により呼
毎に暗号規則を決定した上で通信を行なうので、端末間
の暗号規則はネットワーク内に設定された呼毎に独立で
あり、同一の端末の組み合わせにおいても呼設定毎に異
なる暗号規則が選択されるので、通信の安全性が確保さ
れるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例に係る暗号通信方式を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
１ 発信端末 ２ 端末インターフェイス部 ３ 暗号器 ４ 復号器 ５ 暗号規則発生器 ６ 暗号規則選択器 ７ 暗号規則番号通知器 ８ 暗号規則番号受信器 ９ 着信端末 １０ 通信路
Claims (3)
- 【請求項１】 発信端末と着信端末との間で暗号規則を
設定して通信を行なう暗号通信方式において、発信端末
側に、端末からの信号を暗号化する暗号器と、暗号器に
対し複数の暗号規則を提供可能な暗号規則発生器と、発
信時に乱数を発生させることにより複数の暗号規則から
１つを選択する暗号規則選択器と、発信時に着信側へ選
択された暗号規則番号を通知可能な暗号規則番号通知器
とを設ける一方、着信端末側に、着信時に暗号規則番号
を受信する暗号規則番号受信器と、通知された暗号規則
番号により復号化する復号器とを設けたことを特徴とす
る暗号通信方式。 - 【請求項２】 上記発信端末側および着信端末側の構成
要素は、端末インターフェイス部，交換機の加入者回路
内，端末内，端末に接続する付属回路内のいずれかに設
けられていることを特徴とする暗号通信方式。 - 【請求項３】 上記端末がＩＳＤＮ端末であり、暗号規
則選択器で発生した暗号規則番号をセットアップ信号中
に含まれるＵＵＩ情報で着信側へ通知することを特徴と
する請求項１または２記載の暗号通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3283738A JPH05102960A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 暗号通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3283738A JPH05102960A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 暗号通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05102960A true JPH05102960A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17669467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3283738A Pending JPH05102960A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 暗号通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05102960A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0676876A1 (en) * | 1994-04-05 | 1995-10-11 | International Business Machines Corporation | Encryption method and system |
| WO2000031916A1 (en) * | 1998-11-23 | 2000-06-02 | British Telecommunications Public Limited Company | A cipher |
| JP2017005411A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | 株式会社タニタ | 中央装置、周辺装置、通信システム、通信方法およびプログラム |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP3283738A patent/JPH05102960A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0676876A1 (en) * | 1994-04-05 | 1995-10-11 | International Business Machines Corporation | Encryption method and system |
| US5548648A (en) * | 1994-04-05 | 1996-08-20 | International Business Machines Corporation | Encryption method and system |
| WO2000031916A1 (en) * | 1998-11-23 | 2000-06-02 | British Telecommunications Public Limited Company | A cipher |
| US7076060B1 (en) | 1998-11-23 | 2006-07-11 | British Telecommunications Public Limited Company | Cipher |
| JP2017005411A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | 株式会社タニタ | 中央装置、周辺装置、通信システム、通信方法およびプログラム |
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