JPH0433395Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0433395Y2 JPH0433395Y2 JP1983048086U JP4808683U JPH0433395Y2 JP H0433395 Y2 JPH0433395 Y2 JP H0433395Y2 JP 1983048086 U JP1983048086 U JP 1983048086U JP 4808683 U JP4808683 U JP 4808683U JP H0433395 Y2 JPH0433395 Y2 JP H0433395Y2
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- JP
- Japan
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- heat
- exhaust port
- resistant steel
- ceramic
- core material
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 18
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Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、内燃機関の排気ポートに関するもの
である。
である。
［従来の技術］
シリンダヘツドの熱負荷対策として、シリンダ
ヘツドの上下部に冷却水を循環させるウオータジ
ヤケツトを設け、シリンダヘツドを冷却してい
る。この冷却水は同時に排気ポートを通る排気ガ
スからも熱を奪つている。排気ガスは、排気管を
介して過給機に供給される場合に高温高圧である
ことが熱効率の点から望ましい。この観点から
は、排気ポートを断熱材で形成することが望まし
い。
ヘツドの上下部に冷却水を循環させるウオータジ
ヤケツトを設け、シリンダヘツドを冷却してい
る。この冷却水は同時に排気ポートを通る排気ガ
スからも熱を奪つている。排気ガスは、排気管を
介して過給機に供給される場合に高温高圧である
ことが熱効率の点から望ましい。この観点から
は、排気ポートを断熱材で形成することが望まし
い。
従来、断熱材で排気ポートを形成したものとし
て、セラミツクで排気ポートを形成し、それをシ
リンダヘツドに鋳ぐるんだものがある。
て、セラミツクで排気ポートを形成し、それをシ
リンダヘツドに鋳ぐるんだものがある。
又、他の例として、断熱材で排気ポートを形成
したものとして、他に鋳鉄より熱伝導率の低い耐
熱鋼のポートライナを排気ポートの直線部分のみ
に挿入固定したものがある。
したものとして、他に鋳鉄より熱伝導率の低い耐
熱鋼のポートライナを排気ポートの直線部分のみ
に挿入固定したものがある。
［考案が解決しようとする課題］
しかし、上述した従来例のうち前者は、鋳造過
程において、鋳鉄の注湯温度が1200℃と高温であ
るためと、セラミツクと鋳鉄の熱膨張係数が大き
く異なるために、セラミツクの排気ポートが毀れ
やすい。また、鋳造過程において毀れなくも、セ
ラミツクの排気ポートは高温高圧の排気ガスにさ
らされているので、何かの衝撃によつて割れる危
険性がある。
程において、鋳鉄の注湯温度が1200℃と高温であ
るためと、セラミツクと鋳鉄の熱膨張係数が大き
く異なるために、セラミツクの排気ポートが毀れ
やすい。また、鋳造過程において毀れなくも、セ
ラミツクの排気ポートは高温高圧の排気ガスにさ
らされているので、何かの衝撃によつて割れる危
険性がある。
又、従来例の後者は、断熱範囲が狭く、断熱度
が低い。
が低い。
この考案は、このような従来技術の問題点を解
決すべくなしたものである。
決すべくなしたものである。
［課題を解決するための手段］
本考案は、シリンダヘツドに鋳ぐるまれる断熱
排気ポートに於いて、排気ポート形状を耐熱鋼で
形成すると共に該耐熱鋼の外周部に、一定厚さの
耐熱鋼メツシユを芯材とし該芯材の少なくとも外
層部にスラリー状セラミツク繊維を浸透させた断
熱層を形成したことを特徴とするものである。
排気ポートに於いて、排気ポート形状を耐熱鋼で
形成すると共に該耐熱鋼の外周部に、一定厚さの
耐熱鋼メツシユを芯材とし該芯材の少なくとも外
層部にスラリー状セラミツク繊維を浸透させた断
熱層を形成したことを特徴とするものである。
［作用］
セラミツク層が良好な断熱性を発揮し、芯材と
なる耐熱鋼メツシユがセラミツク層を補強する。
更に、前記セラミツク層は、スラリー状セラミツ
ク繊維を芯材に浸透させてあることから鋳込み時
の気泡の発生が抑止される。
なる耐熱鋼メツシユがセラミツク層を補強する。
更に、前記セラミツク層は、スラリー状セラミツ
ク繊維を芯材に浸透させてあることから鋳込み時
の気泡の発生が抑止される。
［実施例］
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
図は、この考案の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
１は耐熱鋼で、排気ポート形状に形成されてい
る。耐熱鋼１の内面が高温高圧の排気ガスと接触
するので、セラミツクで排気ポートを形成した場
合と異なり、排気ガスによつて排気ポートが割れ
ることはない。
る。耐熱鋼１の内面が高温高圧の排気ガスと接触
するので、セラミツクで排気ポートを形成した場
合と異なり、排気ガスによつて排気ポートが割れ
ることはない。
２は耐熱鋼のメツシユで、耐熱鋼１の外周部に
一定厚さで巻きつけられている。
一定厚さで巻きつけられている。
３はセラミツクで、メツシユ２に浸透してい
る。メツシユ２への浸透はアルミナとかシリカの
短繊維をスラリー状にして塗り付ける程度でよ
い。
る。メツシユ２への浸透はアルミナとかシリカの
短繊維をスラリー状にして塗り付ける程度でよ
い。
これら１，２，３をシリンダヘツド４の鋳型に
入れ、鋳鉄の溶湯を注いで、シリンダヘツド４に
鋳ぐるむ。この鋳ぐるみにおいて、セラミツク３
は、金属（耐熱鋼と鋳鉄）の間にはさまれるた
め、たとえ亀裂が入つても毀れることはなく、又
メツシユがセラミツク３の芯材となつてセラミツ
クを強化する。したがつて、排気ポートを無駄な
くシリンダヘツド４に鋳ぐるめ、且セラミツクを
スラリー状にしてメツシユに浸透させているので
鋳ぐるむ際の気泡の発生がなく高品質を保証でき
る。
入れ、鋳鉄の溶湯を注いで、シリンダヘツド４に
鋳ぐるむ。この鋳ぐるみにおいて、セラミツク３
は、金属（耐熱鋼と鋳鉄）の間にはさまれるた
め、たとえ亀裂が入つても毀れることはなく、又
メツシユがセラミツク３の芯材となつてセラミツ
クを強化する。したがつて、排気ポートを無駄な
くシリンダヘツド４に鋳ぐるめ、且セラミツクを
スラリー状にしてメツシユに浸透させているので
鋳ぐるむ際の気泡の発生がなく高品質を保証でき
る。
排気ポート５全域にわたつて、耐熱鋼１および
セラミツク３が断熱層を形成しているので、断熱
範囲が広く、断熱度は高い。
セラミツク３が断熱層を形成しているので、断熱
範囲が広く、断熱度は高い。
なお、図において６はウオータジヤケツト、７
は排気弁である。
は排気弁である。
［考案の効果］
以上述べた如く本考案は、排気ポートを耐熱鋼
及び該耐熱鋼の外周部に耐熱鋼性メツシユを芯材
としてスラリー状セラミツク繊維を浸透させてな
る断熱層を形成してあるので、毀れにくいと共に
断熱範囲が広く、かつ断熱度が高いと共にセラミ
ツクをスラリー状にして浸透させセラミツク層を
緻密としてあるので鋳ぐるむ際の気泡の発生もな
く、製品品質を高品質とすることができるという
効果が得られる。
及び該耐熱鋼の外周部に耐熱鋼性メツシユを芯材
としてスラリー状セラミツク繊維を浸透させてな
る断熱層を形成してあるので、毀れにくいと共に
断熱範囲が広く、かつ断熱度が高いと共にセラミ
ツクをスラリー状にして浸透させセラミツク層を
緻密としてあるので鋳ぐるむ際の気泡の発生もな
く、製品品質を高品質とすることができるという
効果が得られる。
図は、この考案の一実施例を示す断面図であ
る。 １は耐熱鋼、２はメツシユ、３はセラミツク、
４はシリンダヘツド、５は排気ポート、６はウオ
ータジヤケツト、７は排気弁を示す。
る。 １は耐熱鋼、２はメツシユ、３はセラミツク、
４はシリンダヘツド、５は排気ポート、６はウオ
ータジヤケツト、７は排気弁を示す。
Claims (1)
- シリンダヘツドに鋳ぐるまれる断熱排気ポート
に於いて、排気ポート形状を耐熱鋼で形成すると
共に該耐熱鋼の外周部に、一定厚さの耐熱鋼メツ
シユを芯材とし該芯材の少なくとも外層部にスラ
リー状セラミツク繊維を浸透させた断熱層を形成
したことを特徴とする断熱排気ポート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4808683U JPS59154839U (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 断熱排気ポ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4808683U JPS59154839U (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 断熱排気ポ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59154839U JPS59154839U (ja) | 1984-10-17 |
| JPH0433395Y2 true JPH0433395Y2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=30178624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4808683U Granted JPS59154839U (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 断熱排気ポ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59154839U (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129169A (ja) * | 1974-09-04 | 1976-03-12 | Hitachi Ltd | Denshishikidejitarutokei |
| JPS5193915A (ja) * | 1975-01-15 | 1976-08-18 | ||
| JPS5257563A (en) * | 1975-11-04 | 1977-05-12 | Volkswagenwerk Ag | Heat insulated structure for passing high temperature gas |
| JPS5281411A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-07 | Honda Motor Co Ltd | Exhaust port liner for engine |
| JPS575532A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-12 | Toshiba Corp | Adiabatic structure |
| JPS57171197A (en) * | 1981-04-14 | 1982-10-21 | Toyota Motor Co Ltd | Vibration proof compound heat insulation structural body |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP4808683U patent/JPS59154839U/ja active Granted
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129169A (ja) * | 1974-09-04 | 1976-03-12 | Hitachi Ltd | Denshishikidejitarutokei |
| JPS5193915A (ja) * | 1975-01-15 | 1976-08-18 | ||
| JPS5257563A (en) * | 1975-11-04 | 1977-05-12 | Volkswagenwerk Ag | Heat insulated structure for passing high temperature gas |
| JPS5281411A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-07 | Honda Motor Co Ltd | Exhaust port liner for engine |
| JPS575532A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-12 | Toshiba Corp | Adiabatic structure |
| JPS57171197A (en) * | 1981-04-14 | 1982-10-21 | Toyota Motor Co Ltd | Vibration proof compound heat insulation structural body |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59154839U (ja) | 1984-10-17 |
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