JPH04333716A - 柱列式地中連続壁の施工法 - Google Patents
柱列式地中連続壁の施工法Info
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- JPH04333716A JPH04333716A JP13040991A JP13040991A JPH04333716A JP H04333716 A JPH04333716 A JP H04333716A JP 13040991 A JP13040991 A JP 13040991A JP 13040991 A JP13040991 A JP 13040991A JP H04333716 A JPH04333716 A JP H04333716A
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- Pending
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 22
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、地下工事の山留工法に
おける柱列式地中連続壁の施工法に関する。
おける柱列式地中連続壁の施工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】地下工事において、地下構築物の外壁周
囲に、地盤の崩壊を防ぐため、山留を施すが、その山留
工法の一つに柱列式地中連続壁工法がある。その施工法
は、図３に示すように、所要の壁厚になるように掘削機
により、孔を所定の径で所定の深さ掘削し、この各掘削
孔３１に、あるいは掘削孔３１の１つおきにＨ形鋼３３
を挿入する。この際、掘削する地盤の崩壊と止水のため
、懸濁液を注入しながら掘削を行い、所定の深さになっ
た時点で、芯材となるＨ形鋼３３を掘削孔３１に挿入し
、その掘削孔３１の下方からモルタルを注入して前記懸
濁液と置換させ、モルタルを硬化させて柱杭を形成する
。この柱杭の施工順序は、図３に示すように、芯材とな
るＨ形鋼が入った柱杭と、Ｈ形鋼が入らないモルタル柱
杭とがオーバーラップするように、ａ，ｂ，ｃ，ｄの順
番で行って、連続壁を形成する。
囲に、地盤の崩壊を防ぐため、山留を施すが、その山留
工法の一つに柱列式地中連続壁工法がある。その施工法
は、図３に示すように、所要の壁厚になるように掘削機
により、孔を所定の径で所定の深さ掘削し、この各掘削
孔３１に、あるいは掘削孔３１の１つおきにＨ形鋼３３
を挿入する。この際、掘削する地盤の崩壊と止水のため
、懸濁液を注入しながら掘削を行い、所定の深さになっ
た時点で、芯材となるＨ形鋼３３を掘削孔３１に挿入し
、その掘削孔３１の下方からモルタルを注入して前記懸
濁液と置換させ、モルタルを硬化させて柱杭を形成する
。この柱杭の施工順序は、図３に示すように、芯材とな
るＨ形鋼が入った柱杭と、Ｈ形鋼が入らないモルタル柱
杭とがオーバーラップするように、ａ，ｂ，ｃ，ｄの順
番で行って、連続壁を形成する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の施工
法によれば、１本おきに芯材となるＨ形鋼が入る柱列杭
を先行させ、その後、柱列杭の一部をオーバーラップし
て柱間を掘削し、この柱間にモルタル柱杭を形成して、
モルタル柱杭とＨ形鋼柱杭と一体化させ、地中連続壁を
形成するので、柱列を造成する際、その都度掘削機を煩
雑に移動させなければならず、掘削効率が低下する不具
合があった。また、先行した柱列と、後に造成する柱列
とのオーバーラップ部で、図３の斜線部ｅに示すように
、先行杭の硬化モルタルが削り取られるので、その作業
に時間がかかったり、硬化モルタルの破損と、削り取ら
れたモルタルと懸濁液が反応いしてゲル化する等、所期
の止水効果が上がらないという不具合もあった。
法によれば、１本おきに芯材となるＨ形鋼が入る柱列杭
を先行させ、その後、柱列杭の一部をオーバーラップし
て柱間を掘削し、この柱間にモルタル柱杭を形成して、
モルタル柱杭とＨ形鋼柱杭と一体化させ、地中連続壁を
形成するので、柱列を造成する際、その都度掘削機を煩
雑に移動させなければならず、掘削効率が低下する不具
合があった。また、先行した柱列と、後に造成する柱列
とのオーバーラップ部で、図３の斜線部ｅに示すように
、先行杭の硬化モルタルが削り取られるので、その作業
に時間がかかったり、硬化モルタルの破損と、削り取ら
れたモルタルと懸濁液が反応いしてゲル化する等、所期
の止水効果が上がらないという不具合もあった。
【０００４】本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、柱列式地中連続壁工法におい
て、柱列杭の施工手順を改良して、施工の迅速による工
程短縮と、柱列式地中連続壁の止水効果を上げて、建物
周辺の地盤を傷めないようにした地下工事の山留工法に
おける柱列式地中連続壁の施工法を提供することにある
。
あって、本発明の目的は、柱列式地中連続壁工法におい
て、柱列杭の施工手順を改良して、施工の迅速による工
程短縮と、柱列式地中連続壁の止水効果を上げて、建物
周辺の地盤を傷めないようにした地下工事の山留工法に
おける柱列式地中連続壁の施工法を提供することにある
。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、芯材となるＨ形鋼が入るＨ形鋼柱杭と、Ｈ形
鋼が入らないモルタル柱杭とを交互に連結して地中連続
壁を形成する柱列式地中連続壁の施工法において、両端
が前記Ｈ形鋼柱杭で、その中間がモルタル柱杭となる３
つの柱列杭を１ユニットとして、各ユニット毎の掘削、
Ｈ形鋼挿入及びモルタル注入による造成を順次行い、次
に、各ユニット間にモルタル柱杭を造成して連続壁を構
築するようにしたことを特徴とする。
本発明は、芯材となるＨ形鋼が入るＨ形鋼柱杭と、Ｈ形
鋼が入らないモルタル柱杭とを交互に連結して地中連続
壁を形成する柱列式地中連続壁の施工法において、両端
が前記Ｈ形鋼柱杭で、その中間がモルタル柱杭となる３
つの柱列杭を１ユニットとして、各ユニット毎の掘削、
Ｈ形鋼挿入及びモルタル注入による造成を順次行い、次
に、各ユニット間にモルタル柱杭を造成して連続壁を構
築するようにしたことを特徴とする。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の好適一実施例を図面に従って
説明する。図１は本発明による１ユニットの柱列杭の施
工順序を示すもので、図２は本発明による柱列式地中連
続壁の施工平面を示す。図１において、Ａ１，Ａ２，Ａ
３…は１ユニット毎の施工群を示しており、Ｂ１，Ｂ２
…は各ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…間を繋ぐモルタル柱
杭１６を示している。ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…の各
施工群においては、両端がＨ形鋼１４，１４で、その間
がモルタル柱杭１５となっている。
説明する。図１は本発明による１ユニットの柱列杭の施
工順序を示すもので、図２は本発明による柱列式地中連
続壁の施工平面を示す。図１において、Ａ１，Ａ２，Ａ
３…は１ユニット毎の施工群を示しており、Ｂ１，Ｂ２
…は各ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…間を繋ぐモルタル柱
杭１６を示している。ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…の各
施工群においては、両端がＨ形鋼１４，１４で、その間
がモルタル柱杭１５となっている。
【０００７】各ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…毎の施工は
図２に示す如く行われる。即ち、先ず図２（ａ）に示す
ように、掘削機の掘削カッタ１により、その回転軸２か
らベントナイトの安定液３を注入しながら、所定の深度
まで掘削する。そして図２（ｂ）に示すように、一端側
に第１の掘削孔１１を得、次に同様に掘削して、図２（
ｃ）に示すように、他端側に第２の掘削孔１２を得る。 この場合、スライム排除用の注入管４，４を用いて安定
液（ベントナイト）２の注入も行う。続いて、真ん中も
同様に掘削して、図２（ｄ）に示すように、真ん中に第
３の掘削孔１３を得る。
図２に示す如く行われる。即ち、先ず図２（ａ）に示す
ように、掘削機の掘削カッタ１により、その回転軸２か
らベントナイトの安定液３を注入しながら、所定の深度
まで掘削する。そして図２（ｂ）に示すように、一端側
に第１の掘削孔１１を得、次に同様に掘削して、図２（
ｃ）に示すように、他端側に第２の掘削孔１２を得る。 この場合、スライム排除用の注入管４，４を用いて安定
液（ベントナイト）２の注入も行う。続いて、真ん中も
同様に掘削して、図２（ｄ）に示すように、真ん中に第
３の掘削孔１３を得る。
【０００８】このように３連の掘削孔１１，１２，１３
を形成してから、図２（ｄ）に示すように、両端の掘削
孔１１，１２に、吊り込みクレーン５により芯材のＨ形
鋼６，６を順次挿入する。そして図２（ｅ）に示すよう
に、真ん中の掘削孔１３にモルタル注入管７を用いて、
その掘削孔１３の下方からモルタル８を圧入し、前記安
定液（ベントナイト）３を押し上げてモルタル８と置換
させ、Ｈ形鋼６，６間にモルタルを硬化させる。このよ
うな施工を繰り返して行ない、図１に示すように、両端
がＨ形鋼柱杭１４，１４で、その中間がモルタル柱杭１
５となった３つの柱列杭によるユニットＡ１，Ａ２，Ａ
３…を順次造成する。
を形成してから、図２（ｄ）に示すように、両端の掘削
孔１１，１２に、吊り込みクレーン５により芯材のＨ形
鋼６，６を順次挿入する。そして図２（ｅ）に示すよう
に、真ん中の掘削孔１３にモルタル注入管７を用いて、
その掘削孔１３の下方からモルタル８を圧入し、前記安
定液（ベントナイト）３を押し上げてモルタル８と置換
させ、Ｈ形鋼６，６間にモルタルを硬化させる。このよ
うな施工を繰り返して行ない、図１に示すように、両端
がＨ形鋼柱杭１４，１４で、その中間がモルタル柱杭１
５となった３つの柱列杭によるユニットＡ１，Ａ２，Ａ
３…を順次造成する。
【０００９】次に、各ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…間を
掘削し、この掘削孔にモルタル８を圧入することで、夫
々のＨ形鋼柱杭１４，１４間に新たなモルタル柱杭１６
をＢ１，Ｂ２…で示す如く次々に造成して行く。以上に
よって、図１に示すように、硬化モルタルに切削部がな
い柱列式地中連続壁が構築できる。
掘削し、この掘削孔にモルタル８を圧入することで、夫
々のＨ形鋼柱杭１４，１４間に新たなモルタル柱杭１６
をＢ１，Ｂ２…で示す如く次々に造成して行く。以上に
よって、図１に示すように、硬化モルタルに切削部がな
い柱列式地中連続壁が構築できる。
【００１０】本実施例によれば、両端がＨ形鋼柱杭１４
，１４で、その中間がモルタル柱杭１５となる３つの柱
列杭を１ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…として、各ユニッ
トＡ１，Ａ２，Ａ３…毎の掘削１１，１２，１３、Ｈ形
鋼６，６の挿入及びモルタル８注入による造成を順次行
った後、各ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…間にモルタル柱
杭１６，１６…を造成して、柱列式連続壁を構築するの
で、掘削機の移動範囲が少なく、作業の効率が向上する
。また、３つの柱列を１つの掘削孔にして、両端がＨ形
鋼柱杭１４，１４とその中間のモルタル柱杭１５とを同
時に建て込むようにしたので、掘削時の安定液（ベント
ナイト）３とモルタル８とを置換することにより、杭間
のオーバーラップ部も一体になり、止水が向上する。
，１４で、その中間がモルタル柱杭１５となる３つの柱
列杭を１ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…として、各ユニッ
トＡ１，Ａ２，Ａ３…毎の掘削１１，１２，１３、Ｈ形
鋼６，６の挿入及びモルタル８注入による造成を順次行
った後、各ユニットＡ１，Ａ２，Ａ３…間にモルタル柱
杭１６，１６…を造成して、柱列式連続壁を構築するの
で、掘削機の移動範囲が少なく、作業の効率が向上する
。また、３つの柱列を１つの掘削孔にして、両端がＨ形
鋼柱杭１４，１４とその中間のモルタル柱杭１５とを同
時に建て込むようにしたので、掘削時の安定液（ベント
ナイト）３とモルタル８とを置換することにより、杭間
のオーバーラップ部も一体になり、止水が向上する。
【００１１】
【発明の効果】以上に示すように本発明に係る柱列式地
中連続壁の施工法によれば、両端がＨ形鋼柱杭で、その
中間がモルタル柱杭となる３つの柱列杭を１ユニットと
して、各ユニット毎の掘削、Ｈ形鋼挿入及びモルタル注
入による造成とを順次行った後、各ユニット間にモルタ
ル柱杭を造成するようにしたため、施工の迅速による工
程短縮と、柱列式地中連続壁の止水効果を上げて、建物
周辺の地盤を傷めることなく、地下工事を進めることが
できる。
中連続壁の施工法によれば、両端がＨ形鋼柱杭で、その
中間がモルタル柱杭となる３つの柱列杭を１ユニットと
して、各ユニット毎の掘削、Ｈ形鋼挿入及びモルタル注
入による造成とを順次行った後、各ユニット間にモルタ
ル柱杭を造成するようにしたため、施工の迅速による工
程短縮と、柱列式地中連続壁の止水効果を上げて、建物
周辺の地盤を傷めることなく、地下工事を進めることが
できる。
【図１】本発明に係る柱列式地中連続壁の施工平面図で
ある。
ある。
【図２】本発明に係る柱列式地中連続壁の施工順序を示
す工程図である。
す工程図である。
【図３】従来工法による施工平面図である。
１ 掘削カッタ
３ 安定液（ベントナイト）
６ Ｈ形鋼
８ モルタル
１４ Ｈ形鋼柱杭
１５、１６ モルタル柱杭
Claims (1)
- 【請求項１】 芯材となるＨ形鋼が入るＨ形鋼柱杭と
、Ｈ形鋼が入らないモルタル柱杭とを交互に連結して地
中連続壁を形成する柱列式地中連続壁の施工法において
、両端が前記Ｈ形鋼柱杭で、その中間がモルタル柱杭と
なる３つの柱列杭を１ユニットとして、各ユニット毎の
掘削、Ｈ形鋼挿入及びモルタル注入による造成を順次行
い、次に、各ユニット間にモルタル柱杭を造成して連続
壁を構築するようにした、ことを特徴とする柱列式地中
連続壁の施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13040991A JPH04333716A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 柱列式地中連続壁の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13040991A JPH04333716A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 柱列式地中連続壁の施工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04333716A true JPH04333716A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=15033586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13040991A Pending JPH04333716A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 柱列式地中連続壁の施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04333716A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019173278A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 五洋建設株式会社 | 遮水壁の構築方法 |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP13040991A patent/JPH04333716A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019173278A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 五洋建設株式会社 | 遮水壁の構築方法 |
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