JPH04333555A - 溶融亜鉛めっき鋼帯の加熱合金化処理方法 - Google Patents
溶融亜鉛めっき鋼帯の加熱合金化処理方法Info
- Publication number
- JPH04333555A JPH04333555A JP3130341A JP13034191A JPH04333555A JP H04333555 A JPH04333555 A JP H04333555A JP 3130341 A JP3130341 A JP 3130341A JP 13034191 A JP13034191 A JP 13034191A JP H04333555 A JPH04333555 A JP H04333555A
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- Japan
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- heating
- steel strip
- alloying treatment
- alloying
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- Pending
Links
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融亜鉛めっき鋼帯の
加熱合金化処理方法に関するものである。
加熱合金化処理方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】溶融亜鉛めっき鋼帯の加熱合金化処理は
、めっき後、合金化炉へ導き処理するものであるが、こ
のような合金化処理は、一般に直火帯でめっき鋼帯を昇
熱し、過半量を合金化し、次いで直結する保熱帯で均一
加熱して、めっき層中の鉄量６〜１３％、残亜鉛からな
る合金化亜鉛めっき層とし、次いで必要に応じて冷却す
るものである。
、めっき後、合金化炉へ導き処理するものであるが、こ
のような合金化処理は、一般に直火帯でめっき鋼帯を昇
熱し、過半量を合金化し、次いで直結する保熱帯で均一
加熱して、めっき層中の鉄量６〜１３％、残亜鉛からな
る合金化亜鉛めっき層とし、次いで必要に応じて冷却す
るものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】直火帯においては、め
っき層表面まで合金化されていないので、その表面は白
色で光輝状態になっており、熱吸収性がきわめて低い。 従って、加熱帯を長くすることが必要となり、設備的に
も又エネルギーコスト（ランニングコスト）等も不利に
なる欠点をともなうものである。
っき層表面まで合金化されていないので、その表面は白
色で光輝状態になっており、熱吸収性がきわめて低い。 従って、加熱帯を長くすることが必要となり、設備的に
も又エネルギーコスト（ランニングコスト）等も不利に
なる欠点をともなうものである。
【０００４】又、特公昭３７−３１０７号公報のごとく
、熱容量の大きい電気誘導加熱により合金化処理するこ
とが知られているが、これも電気代であるランニングコ
ストが大幅に上昇し、製品のコストを押し上げる等の欠
点をともなうものである。
、熱容量の大きい電気誘導加熱により合金化処理するこ
とが知られているが、これも電気代であるランニングコ
ストが大幅に上昇し、製品のコストを押し上げる等の欠
点をともなうものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、溶融亜
鉛めっき後、電気誘導加熱により４７０℃以上に加熱し
、次いで直火加熱、保熱することを特徴とする溶融亜鉛
めっき鋼帯の加熱合金化処理方法である。
鉛めっき後、電気誘導加熱により４７０℃以上に加熱し
、次いで直火加熱、保熱することを特徴とする溶融亜鉛
めっき鋼帯の加熱合金化処理方法である。
【０００６】
【作用】本発明においては、電気誘導加熱により４７０
℃以上にめっき鋼帯を加熱し、次いで直火帯で加熱し、
引き続き保熱帯で保熱して合金化処理（鉄量６〜１３％
、残亜鉛）を完了し、必要に応じて冷却する。
℃以上にめっき鋼帯を加熱し、次いで直火帯で加熱し、
引き続き保熱帯で保熱して合金化処理（鉄量６〜１３％
、残亜鉛）を完了し、必要に応じて冷却する。
【０００７】即ち、電気誘導加熱により４７０℃（板温
）以上に加熱することによって、直火帯（ガス火炎、重
油火炎等）での加熱に入るまでにめっき層表面が若干灰
白色になっているため、熱吸収が飛躍的に向上しており
、直火帯での加熱が、短時間で確実に所定の加熱温度ま
であげることが可能となる。さらに、適切な合金層形成
のためには一定の保熱時間が必要となるが、このような
保熱において上記直火帯の廃ガス（熱）を取り込むこと
によってコスト的に有利にできる。つまり、本発明にお
いては、直火加熱に比べ飛躍的に加熱容量の大きな電気
誘導加熱で４７０℃（上限５２０℃）以上に急速に昇熱
し、直火加熱へ移行し、この直火加熱で速やかにめっき
鋼帯の過半量の合金化処理を施す。誘導加熱でのめっき
鋼帯の温度が４７０℃未満であると、めっき表面の熱吸
収率の向上が不十分で直火加熱が長くなり、設備的に不
利になるばかりでなく、最近めっきラインの前処理炉等
の能力が向上し、通板速度が大幅に向上したが、合金化
処理がネックになり、生産性を犠牲にして通板速度を下
げることになる。
）以上に加熱することによって、直火帯（ガス火炎、重
油火炎等）での加熱に入るまでにめっき層表面が若干灰
白色になっているため、熱吸収が飛躍的に向上しており
、直火帯での加熱が、短時間で確実に所定の加熱温度ま
であげることが可能となる。さらに、適切な合金層形成
のためには一定の保熱時間が必要となるが、このような
保熱において上記直火帯の廃ガス（熱）を取り込むこと
によってコスト的に有利にできる。つまり、本発明にお
いては、直火加熱に比べ飛躍的に加熱容量の大きな電気
誘導加熱で４７０℃（上限５２０℃）以上に急速に昇熱
し、直火加熱へ移行し、この直火加熱で速やかにめっき
鋼帯の過半量の合金化処理を施す。誘導加熱でのめっき
鋼帯の温度が４７０℃未満であると、めっき表面の熱吸
収率の向上が不十分で直火加熱が長くなり、設備的に不
利になるばかりでなく、最近めっきラインの前処理炉等
の能力が向上し、通板速度が大幅に向上したが、合金化
処理がネックになり、生産性を犠牲にして通板速度を下
げることになる。
【０００８】このように、誘導加熱により４７０℃以上
に加熱した後直火加熱へ移行し、過半量の合金化処理を
施し、次いで保熱（４５０〜５５０℃）を施して、目標
とする鉄量を含有する合金化処理を完了させ、次いで好
ましくは冷却し、過合金を防止する。
に加熱した後直火加熱へ移行し、過半量の合金化処理を
施し、次いで保熱（４５０〜５５０℃）を施して、目標
とする鉄量を含有する合金化処理を完了させ、次いで好
ましくは冷却し、過合金を防止する。
【０００９】次に、本発明方法の一例を図面により説明
する。
する。
【００１０】図１において、鋼帯１を前処理炉（図示せ
ず）で清浄化し、溶融亜鉛めっき浴２へ導き、めっき後
直上へ引き上げ、ノズル３からガスを吹付け、付着量を
調整し、合金化炉４の電気誘導加熱帯５へ導き、急速加
熱で４７０℃以上に加熱し、次いで直火帯６で加熱し、
過半量の合金層とし、保熱帯７で均一に目標とする合金
化処理を完了し、冷却帯８で４３０℃以下に冷却して過
合金を防止する。
ず）で清浄化し、溶融亜鉛めっき浴２へ導き、めっき後
直上へ引き上げ、ノズル３からガスを吹付け、付着量を
調整し、合金化炉４の電気誘導加熱帯５へ導き、急速加
熱で４７０℃以上に加熱し、次いで直火帯６で加熱し、
過半量の合金層とし、保熱帯７で均一に目標とする合金
化処理を完了し、冷却帯８で４３０℃以下に冷却して過
合金を防止する。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例とともに表１
に示す。
に示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】
【発明の効果】本発明により、めっき鋼帯の合金化処理
エネルギーの使用量を軽減し、製品のコストを著しく低
下させることができる。又、短時間で合金化処理できる
ので、通板速度を上げ、生産性を向上させることができ
る。
エネルギーの使用量を軽減し、製品のコストを著しく低
下させることができる。又、短時間で合金化処理できる
ので、通板速度を上げ、生産性を向上させることができ
る。
【図１】本発明方法を実施するための装置の一例を示す
図である。
図である。
１ 鋼帯
２ 溶融亜鉛めっき浴
３ ノズル
４ 合金化炉
５ 電気誘導加熱帯
６ 直火帯
７ 保熱帯
８ 冷却帯
Claims (1)
- 【請求項１】 溶融亜鉛めっき後、電気誘導加熱によ
り４７０℃以上に加熱し、次いで直火加熱、保熱するこ
とを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼帯の加熱合金化処理方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3130341A JPH04333555A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 溶融亜鉛めっき鋼帯の加熱合金化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3130341A JPH04333555A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 溶融亜鉛めっき鋼帯の加熱合金化処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04333555A true JPH04333555A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=15032072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3130341A Pending JPH04333555A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 溶融亜鉛めっき鋼帯の加熱合金化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04333555A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018048387A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 新日鐵住金株式会社 | 連続溶融亜鉛めっき方法及び連続溶融亜鉛めっき装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6385661U (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-04 | ||
| JPH0379748A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-04 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 合金化処理炉 |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP3130341A patent/JPH04333555A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6385661U (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-04 | ||
| JPH0379748A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-04 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 合金化処理炉 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018048387A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 新日鐵住金株式会社 | 連続溶融亜鉛めっき方法及び連続溶融亜鉛めっき装置 |
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