JPH04333471A - 糸端巻付け装置 - Google Patents
糸端巻付け装置Info
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- JPH04333471A JPH04333471A JP3299855A JP29985591A JPH04333471A JP H04333471 A JPH04333471 A JP H04333471A JP 3299855 A JP3299855 A JP 3299855A JP 29985591 A JP29985591 A JP 29985591A JP H04333471 A JPH04333471 A JP H04333471A
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- JP
- Japan
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- yarn
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- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims abstract description 78
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H65/00—Securing material to cores or formers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は糸端巻付け装置に関し、
特にスピンドル駆動型巻取装置において加工糸の満巻パ
ッケージへの巻取から空チューブへの巻取へ切替えるた
めの装置に関する。
特にスピンドル駆動型巻取装置において加工糸の満巻パ
ッケージへの巻取から空チューブへの巻取へ切替えるた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スピンドル駆動巻取機械において
は、このような意と橋の巻付けを行うために幾つかの公
知の装置の何れかが設けられている。このような装置に
おいては、空チューブの表面に溝や他の特別な構造を設
けたり、または歯、溝または同様のものを巻取機械のチ
ューブ把持チャックに設けている。これらの「糸把持」
構造は満巻パッケージへ走行する糸条が切断された後に
、入ってくる糸条の自由端を「糸把持」部材の近傍に案
内して、それにより把持されるようにして空チューブへ
の糸条の巻取を開始できるようにしている。
は、このような意と橋の巻付けを行うために幾つかの公
知の装置の何れかが設けられている。このような装置に
おいては、空チューブの表面に溝や他の特別な構造を設
けたり、または歯、溝または同様のものを巻取機械のチ
ューブ把持チャックに設けている。これらの「糸把持」
構造は満巻パッケージへ走行する糸条が切断された後に
、入ってくる糸条の自由端を「糸把持」部材の近傍に案
内して、それにより把持されるようにして空チューブへ
の糸条の巻取を開始できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな「糸把持」部材をチューブまたは巻取機械のチャッ
クに設けることは、特に入ってくる糸条を適切な軌道に
沿って案内して糸条把持装置により把持させるように比
較的複雑な糸条案内手段を追加せねばならないので、そ
れによる費用を高める。また、このような装置によると
通常多大な量の屑糸が発生され、そして各パッケージに
おいて巻取られた糸条の量を正確に把握することが困難
である。
うな「糸把持」部材をチューブまたは巻取機械のチャッ
クに設けることは、特に入ってくる糸条を適切な軌道に
沿って案内して糸条把持装置により把持させるように比
較的複雑な糸条案内手段を追加せねばならないので、そ
れによる費用を高める。また、このような装置によると
通常多大な量の屑糸が発生され、そして各パッケージに
おいて巻取られた糸条の量を正確に把握することが困難
である。
【0004】
【発明の目的】本発明は上述の欠点を解消または減少す
ることができる糸端巻付け装置を提供することにある。
ることができる糸端巻付け装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば空チュー
ブが巻取機械の巻取位置へ移動したときに、巻取位置か
ら離れた不作動位置から作動位置へ移動可能であり、前
記作動位置において走行糸条を空チューブの周辺の回り
に案内するよう作動可能な案内手段からなり、該案内手
段は入口孔を具備し、該入口孔を通して糸条が空チュー
ブの周辺を走行でき、更に入口孔から周方向に間隔をあ
けて出口孔を具備し、該出口孔を通して糸条が空チュー
ブの周辺から走行でき、そして出口孔の近傍の糸道内に
カッタ手段が設けられていることを特徴とする糸端巻付
け装置が提供される。
ブが巻取機械の巻取位置へ移動したときに、巻取位置か
ら離れた不作動位置から作動位置へ移動可能であり、前
記作動位置において走行糸条を空チューブの周辺の回り
に案内するよう作動可能な案内手段からなり、該案内手
段は入口孔を具備し、該入口孔を通して糸条が空チュー
ブの周辺を走行でき、更に入口孔から周方向に間隔をあ
けて出口孔を具備し、該出口孔を通して糸条が空チュー
ブの周辺から走行でき、そして出口孔の近傍の糸道内に
カッタ手段が設けられていることを特徴とする糸端巻付
け装置が提供される。
【0006】案内手段は一対の湾曲した板からなってい
てもよく、そして板は空チューブの外周の曲率半径と実
質的に等しい曲率半径を有していてもよい。作動位置に
あるときには、板はからチューブの周辺を実質的に囲む
ように空チューブの両側に設けられており、板の近接し
た両端部が互いに間隔を開けておりその間に入口孔およ
び出口孔を形成するように配置されていてもよい。不作
動位置においては板は巻取位置の両側に満巻パッケージ
の直径より大きな間隔を開けるように配置されていても
よい。
てもよく、そして板は空チューブの外周の曲率半径と実
質的に等しい曲率半径を有していてもよい。作動位置に
あるときには、板はからチューブの周辺を実質的に囲む
ように空チューブの両側に設けられており、板の近接し
た両端部が互いに間隔を開けておりその間に入口孔およ
び出口孔を形成するように配置されていてもよい。不作
動位置においては板は巻取位置の両側に満巻パッケージ
の直径より大きな間隔を開けるように配置されていても
よい。
【0007】カッタ手段は出口孔からの糸道に設けられ
ていてもよい。カッタ手段は板の一方の板の作動位置に
あるときに出口孔を形成する側の端部に設けられていて
もよい。
ていてもよい。カッタ手段は板の一方の板の作動位置に
あるときに出口孔を形成する側の端部に設けられていて
もよい。
【0008】巻取機械はスピンドル駆動型巻取機械であ
ってもよく、この巻取機械は2本のスピンドルが設けら
れたターレットを含んでいてもよい。ターレットは機械
内において回動可能であって、ターレットが180°回
動することにより2本のスピンドルの位置を巻取位置と
玉揚位置との間で交換するようになっていてもよい。巻
取機械は更に巻取位置において空チューブの周辺に接触
し、機械内において移動可能であって巻取位置にあるチ
ューブ上に巻かれているパッケージの周辺に接触し続け
るベールローラを含んでいてもよい。巻取機械はベール
ローラが所定位置に達すると、満巻状態のパッケージに
応動して満巻パッケージを巻取位置から玉揚位置へ移動
させ、そして空チューブを玉揚位置から巻取位置へ回動
させるようターレットを移動させ、次いで案内手段を不
作動位置から作動位置へ移動させるようになっていても
よい。制御手段は案内手段が作動位置にあるときに、カ
ッタ手段を作動させるようになっていてもよく、更にカ
ッタ手段を作動させてから所定時間後に案内手段を作動
位置から不作動位置へ戻すように作動可能であってもよ
い。
ってもよく、この巻取機械は2本のスピンドルが設けら
れたターレットを含んでいてもよい。ターレットは機械
内において回動可能であって、ターレットが180°回
動することにより2本のスピンドルの位置を巻取位置と
玉揚位置との間で交換するようになっていてもよい。巻
取機械は更に巻取位置において空チューブの周辺に接触
し、機械内において移動可能であって巻取位置にあるチ
ューブ上に巻かれているパッケージの周辺に接触し続け
るベールローラを含んでいてもよい。巻取機械はベール
ローラが所定位置に達すると、満巻状態のパッケージに
応動して満巻パッケージを巻取位置から玉揚位置へ移動
させ、そして空チューブを玉揚位置から巻取位置へ回動
させるようターレットを移動させ、次いで案内手段を不
作動位置から作動位置へ移動させるようになっていても
よい。制御手段は案内手段が作動位置にあるときに、カ
ッタ手段を作動させるようになっていてもよく、更にカ
ッタ手段を作動させてから所定時間後に案内手段を作動
位置から不作動位置へ戻すように作動可能であってもよ
い。
【0009】巻取機械はトラバース手段および変向手段
を含んでいてもよく、この場合に制御手段は変向手段を
移動させて、ターレットの回動後であり且つカッタの作
動前に糸条をトラバース手段から解放するようになって
おり、そして案内手段が作動位置から不作動位置へ移動
された後に糸条がトラバース手段により再度係止される
ようになっていてもよい。
を含んでいてもよく、この場合に制御手段は変向手段を
移動させて、ターレットの回動後であり且つカッタの作
動前に糸条をトラバース手段から解放するようになって
おり、そして案内手段が作動位置から不作動位置へ移動
された後に糸条がトラバース手段により再度係止される
ようになっていてもよい。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説
明する。
明する。
【0011】図1は満巻状態に近づきつつあるパッケー
ジを具備した巻取装置の概略正面図であり、図2は図1
に示す巻取機械の満巻パッケージが玉揚位置へ移動され
た状態を示す正面図であり、そして図3は図1および図
2に示す巻取機械のガイド手段が作動位置となっている
正面図である。
ジを具備した巻取装置の概略正面図であり、図2は図1
に示す巻取機械の満巻パッケージが玉揚位置へ移動され
た状態を示す正面図であり、そして図3は図1および図
2に示す巻取機械のガイド手段が作動位置となっている
正面図である。
【0012】図1を参照して図にはターレット11が設
けられ、ターレット11に2本のスピンドル12、13
が設けられた巻取機械10が示されている。図1に示す
状態においては、糸条14がスピンドル13に装着され
たチューブ16上にパッケージ15として巻取られてい
おり、このスピンドル13の位置が巻取位置である。空
チューブ17がスピンドル12に装着されており、これ
が玉揚位置である。巻取機械10はスピンドル12、1
3、従ってチューブ16、17そしてチューブ16上の
パッケージ15を回転させる駆動手段(図示せず)を具
備している。糸条14はベールローラ18によりチュー
ブ17の表面またはパッケージ15の表面に置かれる。 ベールローラ18はアーム19に自由回転可能に設けら
れている。ベールローラ18の回りを通過する前に、糸
条14はトラバース機構21のトラバース糸ガイド20
により案内される。トラバース機構21およびアーム1
9は機械10内において一緒に回動するように枢軸22
の回りに枢着されており、従ってベールローラ18は巻
取中パッケージ15の直径が増加するにつれて、アーム
19およびトラバース機構21とともに上方に移動可能
である。
けられ、ターレット11に2本のスピンドル12、13
が設けられた巻取機械10が示されている。図1に示す
状態においては、糸条14がスピンドル13に装着され
たチューブ16上にパッケージ15として巻取られてい
おり、このスピンドル13の位置が巻取位置である。空
チューブ17がスピンドル12に装着されており、これ
が玉揚位置である。巻取機械10はスピンドル12、1
3、従ってチューブ16、17そしてチューブ16上の
パッケージ15を回転させる駆動手段(図示せず)を具
備している。糸条14はベールローラ18によりチュー
ブ17の表面またはパッケージ15の表面に置かれる。 ベールローラ18はアーム19に自由回転可能に設けら
れている。ベールローラ18の回りを通過する前に、糸
条14はトラバース機構21のトラバース糸ガイド20
により案内される。トラバース機構21およびアーム1
9は機械10内において一緒に回動するように枢軸22
の回りに枢着されており、従ってベールローラ18は巻
取中パッケージ15の直径が増加するにつれて、アーム
19およびトラバース機構21とともに上方に移動可能
である。
【0013】パッケージ15が満巻となると、アーム1
9はセンサ23に接触し、センサ23は制御手段24に
信号を送る。制御手段24はターレット11の回動を開
始することにより糸端の巻付け作動を開始し、それによ
りスピンドル13、チューブ16およびパッケージ15
が巻取位置から玉揚位置へ移動し、そしてスピンドル1
2および空チューブ17が玉揚位置から巻取位置へ移動
する。制御手段24は次いでトラバース機構21の空気
圧シリンダ25の作動を開始する。シリンダ25が伸長
することにより揺動アーム26および変向手段27を持
上げ板形式で作動させて糸条14をトラバースガイド2
0から外す。これらの場合に、糸条14はパッケージ1
5にその軸方向に単一の位置に巻取られており、この位
置は所望によりパッケージ15の中心位置または何れか
の端部に配置することができる。機械10は次いで図2
の状態となる。この状態において、ベールローラ18は
空チューブ17に接触しそれにより駆動されており、糸
条14はパッケージ15へと通過する前に空チューブ1
7の周辺に小さな距離に亘り走行する。しかしながら糸
条14とチューブ17との間のこのような接触では、も
し糸条14が空チューブ17およびパッケージ15の間
で切断されるならば糸条14がチューブ17に巻取られ
るように把持されるためには不充分である。
9はセンサ23に接触し、センサ23は制御手段24に
信号を送る。制御手段24はターレット11の回動を開
始することにより糸端の巻付け作動を開始し、それによ
りスピンドル13、チューブ16およびパッケージ15
が巻取位置から玉揚位置へ移動し、そしてスピンドル1
2および空チューブ17が玉揚位置から巻取位置へ移動
する。制御手段24は次いでトラバース機構21の空気
圧シリンダ25の作動を開始する。シリンダ25が伸長
することにより揺動アーム26および変向手段27を持
上げ板形式で作動させて糸条14をトラバースガイド2
0から外す。これらの場合に、糸条14はパッケージ1
5にその軸方向に単一の位置に巻取られており、この位
置は所望によりパッケージ15の中心位置または何れか
の端部に配置することができる。機械10は次いで図2
の状態となる。この状態において、ベールローラ18は
空チューブ17に接触しそれにより駆動されており、糸
条14はパッケージ15へと通過する前に空チューブ1
7の周辺に小さな距離に亘り走行する。しかしながら糸
条14とチューブ17との間のこのような接触では、も
し糸条14が空チューブ17およびパッケージ15の間
で切断されるならば糸条14がチューブ17に巻取られ
るように把持されるためには不充分である。
【0014】この際に制御手段24は上部案内手段28
および下部案内手段29の図1および2に示す不作動位
置から図3に示す作動位置への動きを開始する。図1お
よび図2に示される不作動位置においては、案内手段2
8、29は巻取位置の両側に満巻パッケージ15の直径
よりも大きい距離だけ開けて配置されており、パッケー
ジ15と上部案内板28またはチューブ17と下部案内
板29との間での接触を生じることなくターレット11
を回動させるに充分な大きさとなっている。
および下部案内手段29の図1および2に示す不作動位
置から図3に示す作動位置への動きを開始する。図1お
よび図2に示される不作動位置においては、案内手段2
8、29は巻取位置の両側に満巻パッケージ15の直径
よりも大きい距離だけ開けて配置されており、パッケー
ジ15と上部案内板28またはチューブ17と下部案内
板29との間での接触を生じることなくターレット11
を回動させるに充分な大きさとなっている。
【0015】図3に示す作動位置において、上部案内板
28および下部案内板29は実質的に空チューブ17の
周辺を囲むように配置されており、この状態において案
内板28、29およびチューブ17の間には小さな隙間
のみが形成されている。案内板28、29の近接した両
端部がベールローラ18からチューブ17へ通過する糸
条14の入口孔30および糸条14がチューブ17から
パッケージ15へ通過するための出口孔31を形成する
。糸条カッタ32が下部案内板29にその端部近傍に設
けられており、この端部は出口孔31を形成しており、
従って糸条14は出口孔31から出て行くにつれてカッ
タ32の近くを通過することとなる。制御手段24は次
いでカッタ32を作動させる。
28および下部案内板29は実質的に空チューブ17の
周辺を囲むように配置されており、この状態において案
内板28、29およびチューブ17の間には小さな隙間
のみが形成されている。案内板28、29の近接した両
端部がベールローラ18からチューブ17へ通過する糸
条14の入口孔30および糸条14がチューブ17から
パッケージ15へ通過するための出口孔31を形成する
。糸条カッタ32が下部案内板29にその端部近傍に設
けられており、この端部は出口孔31を形成しており、
従って糸条14は出口孔31から出て行くにつれてカッ
タ32の近くを通過することとなる。制御手段24は次
いでカッタ32を作動させる。
【0016】このようにしたパッケージ15への糸条1
4の供給が停止され、従ってスピンドル13は停止でき
、パッケージ15はスピンドル13から玉揚される。 新たな空チューブがスピンドル13に装着されそしてそ
の駆動が再開される。
4の供給が停止され、従ってスピンドル13は停止でき
、パッケージ15はスピンドル13から玉揚される。 新たな空チューブがスピンドル13に装着されそしてそ
の駆動が再開される。
【0017】上部案内板28が糸条14を空チューブ1
7の回りにおいて、図2に示されているそれまでの場合
以上に変向していることが分かるであろう。糸条14が
カッタ32により切断されると、自由端はチューブ17
と下部案内板29の間に落下しそれによりチューブ17
の回りにもたらされる。糸条14の自由端が入口孔30
の領域に達すると糸条はベールローラ18とチューブ1
7の間のニップにより把持されそれによりチューブ17
上に糸条14の第2の巻付けが形成される。糸条14は
トラバースガイド20と接触していないので、入ってく
る糸条14はチューブ17に巻かれた先の巻付けのその
上に巻かれることとなり、従って非常に僅かな巻付けの
後に糸条14はチューブ17にしっかりと保持される。 制御手段24は次いで案内手段28、29を不作動位置
に引っ込め、そして空気圧シリンダ25もまた引っ込め
てトラバース手段20に糸条14を係止させる。
7の回りにおいて、図2に示されているそれまでの場合
以上に変向していることが分かるであろう。糸条14が
カッタ32により切断されると、自由端はチューブ17
と下部案内板29の間に落下しそれによりチューブ17
の回りにもたらされる。糸条14の自由端が入口孔30
の領域に達すると糸条はベールローラ18とチューブ1
7の間のニップにより把持されそれによりチューブ17
上に糸条14の第2の巻付けが形成される。糸条14は
トラバースガイド20と接触していないので、入ってく
る糸条14はチューブ17に巻かれた先の巻付けのその
上に巻かれることとなり、従って非常に僅かな巻付けの
後に糸条14はチューブ17にしっかりと保持される。 制御手段24は次いで案内手段28、29を不作動位置
に引っ込め、そして空気圧シリンダ25もまた引っ込め
てトラバース手段20に糸条14を係止させる。
【0018】チューブ17への巻取りが図1に示す状態
が達成されるまで通常のように進められ、図1の状態に
おいて切替動作が再び繰返される。
が達成されるまで通常のように進められ、図1の状態に
おいて切替動作が再び繰返される。
【0019】本発明により移動している糸条の取扱いが
最小限とされる。糸端の巻付けに際しての屑糸の発生は
なく、そして正確に測定された長さの糸をパッケージ上
に巻き取ることが可能となる。表面に溝または特別な糸
把持手部材のない標準チューブをも使用可能である。
最小限とされる。糸端の巻付けに際しての屑糸の発生は
なく、そして正確に測定された長さの糸をパッケージ上
に巻き取ることが可能となる。表面に溝または特別な糸
把持手部材のない標準チューブをも使用可能である。
【0020】本発明に係る糸端巻付け装置の他の実施例
は当業者により自明であろう。例えばこの装置を回動可
能なターレットタイプの巻取機械の代りにシングアーム
型の巻取機械に適応してもよい。糸端の巻付け操作の開
始はタイミング装置または糸長測定装置により開始して
もよく、または上述のようなアーム位置センサに代えて
パッケージの大きさまたは重量センサによって行なって
もよい。案内手段の動きは所望によりリニアモータ、油
圧または空気圧手段によってもよい。更に他の実施例と
して、ベールローラおよびトラバース機構は上述のよう
に揺動可能とする代りに直線状に巻取位置へ向けてまた
巻取位置から移動するようにしてもよい。同様に上部お
よび下部案内手段は上述の実施例に示したような直線動
に代えてその不作動位置および作動位置間で揺動するよ
うに設けられていてもよい。
は当業者により自明であろう。例えばこの装置を回動可
能なターレットタイプの巻取機械の代りにシングアーム
型の巻取機械に適応してもよい。糸端の巻付け操作の開
始はタイミング装置または糸長測定装置により開始して
もよく、または上述のようなアーム位置センサに代えて
パッケージの大きさまたは重量センサによって行なって
もよい。案内手段の動きは所望によりリニアモータ、油
圧または空気圧手段によってもよい。更に他の実施例と
して、ベールローラおよびトラバース機構は上述のよう
に揺動可能とする代りに直線状に巻取位置へ向けてまた
巻取位置から移動するようにしてもよい。同様に上部お
よび下部案内手段は上述の実施例に示したような直線動
に代えてその不作動位置および作動位置間で揺動するよ
うに設けられていてもよい。
【図1】満巻状態に近づきつつあるパッケージを具備し
た巻取装置の概略正面図である。
た巻取装置の概略正面図である。
【図2】図1に示す巻取機械の満巻パッケージが玉揚位
置へ移動された状態を示す正面図である。
置へ移動された状態を示す正面図である。
【図3】図1および図2に示す巻取機械のガイド手段が
作動位置となっている正面図である。
作動位置となっている正面図である。
10 巻取機械
11 ターレット
12 スピンドル
13 スピンドル
14 糸条
15 パッケージ
16 チューブ
17 空チューブ
18 ベールローラ
20 トラバース手段
21 トラバース手段
24 制御手段
27 変向手段
28 円形案内板(案内手段)
29 円形案内板(案内手段)
30 入口孔
31 出口孔
32 カッタ(カッタ手段)
Claims (10)
- 【請求項1】 空チューブ(17)が巻取機械(10
)の巻取位置へ移動したときに、該巻取位置から離れた
不作動位置から作動位置へ移動可能であり、前記作動位
置において走行糸条(14)を空チューブ(17)の周
辺の回りに案内するよう作動可能な案内手段(18、2
9)からなり、該案内手段(28、29)は入口孔(3
0)を具備し、該入口孔(30)を通して糸条(14)
が空チューブ(17)の周辺へ走行でき、更に入口孔(
30)から周方向に間隔をあけて出口孔(31)を具備
し、該出口孔(31)を通して糸条(14)が空チュー
ブ(17)の周辺から走行でき、そして出口孔(31)
の近傍の糸道(14)内にカッタ手段(32)が設けら
れていることを特徴とする糸条搬送装置。 - 【請求項2】 前記案内手段(28、29)が一対の
湾曲した板(28、29)からなっており、該湾曲した
板(28、29)が空チューブ(17)の外周の曲率半
径と実質的に等しい曲率半径を有していることを特徴と
する請求項1に記載の糸端巻付け装置。 - 【請求項3】 前記板(28、29)は、作動位置に
あるときに、空チューブ(17)の周辺を実質的に囲む
ように空チューブ(17)の両側に配置されていると共
に、該板(28、29)の近接した端部が互いに間隔を
開けておりその間に入口孔(30)および出口孔(31
)を形成していることを特徴とする請求項2に記載の糸
端巻付け装置。 - 【請求項4】 前記板(28、29)は不作動位置に
あるときに、巻取位置の両側に満巻パッケージ(15)
の直径より大きな間隔を開けるように配置されているこ
とを特徴とする請求項2または3に記載の糸端巻付け装
置。 - 【請求項5】 前記カッタ手段(32)が前記板の一
方(29)に、前記板(28、29)が作動位置にある
ときに前記出口孔(31)を形成する側の端部に設けら
れていることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に
記載の糸端巻付け装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の糸端巻
付け装置を具備したスピンドル駆動型巻取機械において
、該巻取機械が2本のスピンドル(12、13)が設け
られたターレット(11)を含んでおり、該ターレット
(11)が該機械(10)内において回動可能であって
、該ターレット(11)が180°回動することにより
2本のスピンドル(12、13)の位置を巻取位置と玉
揚位置との間で切替えるようになっていることを特徴と
する巻取機械。 - 【請求項7】 巻取位置において空チューブ(17)
の周辺に接触し、機械(10)内において移動可能であ
って巻取位置にあるチューブ(16)上に巻かれている
パッケージ(15)の周辺に接触し続けるベールローラ
(18)、およびベールローラ(18)が所定位置に達
すると満巻状態のパッケージ(15)に応動して該満巻
パッケージ(15)を巻取位置から玉揚位置へ、そして
からチューブ(17)を玉揚位置から巻取位置へ移動さ
せるようターレット(11)を回動させ、次いで案内手
段(28、29)を不作動位置から作動位置へ移動させ
る制御手段(24)を含んでいることを特徴とする請求
項6に記載の巻取機械。 - 【請求項8】 前記制御手段(24)は、前記案内手
段(28、29)が作動位置にあるときに、前記カッタ
手段(32)を作動させ、そして該カッタ手段を作動さ
せてから所定時間後に、該案内手段(28、29)を作
動位置から不作動位置へ戻すように作動可能であること
を特徴とする請求項7に記載の巻取機械。 - 【請求項9】 トラバース手段(20、21)および
変向手段(27)を含む請求項8に記載の巻取機械にお
いて、前記制御手段(24)は、ターレット(11)の
回動後で且つカッタ手段(32)の作動前に変向手段(
27)を移動させて糸条(14)をトラバース手段(2
0、21)から解放させ、そして案内手段(28、29
)が作動位置から不作動位置へ戻された後に、糸条(1
4)がトラバース手段(20、21)により再度係止さ
れるよう変向手段(27)を引っ込めるよう作動可能で
あることを特徴とする請求項8に記載の巻取機械。 - 【請求項10】 前記ベールローラ(18)およびト
ラバース手段(20、21)が、機械(10)に枢動可
能に設けられた共通のアーム(19)に設けられている
ことを特徴とする請求項9に記載の巻取機械。
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