JPH04333457A - 蛇行防止用ガイド付きシームレスベルト - Google Patents
蛇行防止用ガイド付きシームレスベルトInfo
- Publication number
- JPH04333457A JPH04333457A JP3105558A JP10555891A JPH04333457A JP H04333457 A JPH04333457 A JP H04333457A JP 3105558 A JP3105558 A JP 3105558A JP 10555891 A JP10555891 A JP 10555891A JP H04333457 A JPH04333457 A JP H04333457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- guide
- adhesive
- tape
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 26
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 25
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 23
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 22
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 10
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 claims abstract description 9
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 abstract description 11
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 abstract description 5
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 abstract description 5
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 abstract description 5
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 abstract description 5
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 abstract description 4
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 abstract description 3
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 abstract description 3
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 abstract description 3
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 abstract description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 abstract description 2
- 230000006978 adaptation Effects 0.000 abstract 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 8
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 6
- 235000019441 ethanol Nutrition 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 description 4
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 3
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 3
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 3
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N Isopropanol Chemical compound CC(C)O KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003522 acrylic cement Substances 0.000 description 2
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000005456 alcohol based solvent Substances 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000005026 oriented polypropylene Substances 0.000 description 1
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式複写機、レ
ーザープリンター等に使用される感光体基体用シームレ
スベルト、中間転写用シームレスベルト、搬送用シーム
レスベルト、定着用シームレスベルト等に関する。
ーザープリンター等に使用される感光体基体用シームレ
スベルト、中間転写用シームレスベルト、搬送用シーム
レスベルト、定着用シームレスベルト等に関する。
【0002】
【従来の技術】シームレスベルトを駆動させる装置に於
いて、シームレスベルトは、ベルトを駆動するローラー
の真円度、ローラーの真直度、ローラーの平行度等の不
均一性が原因でベルトの幅方向に蛇行する。
いて、シームレスベルトは、ベルトを駆動するローラー
の真円度、ローラーの真直度、ローラーの平行度等の不
均一性が原因でベルトの幅方向に蛇行する。
【0003】ベルトが蛇行すると、画像ズレ、画像ムラ
が発生すると共に、ベルトの両端部に繰り返し応力がか
かる為、短時間の使用でベルトの端面にクラックが入り
、使用時間と共にベルトにクラックが進展し、ついには
ベルトが破断してしまう。
が発生すると共に、ベルトの両端部に繰り返し応力がか
かる為、短時間の使用でベルトの端面にクラックが入り
、使用時間と共にベルトにクラックが進展し、ついには
ベルトが破断してしまう。
【0004】このベルトの蛇行を防止するために、駆動
ロールにフランジを配設したり(特開昭58−1001
45号)、ロールの平行度を変更させたり(特開昭59
−203036号)、ホットメルト接着剤あるいは感圧
性接着剤でベルトの両端にガイドを直接接着(特開昭5
9−230950号、特開昭62−50873号)する
等の多数の提案が出されている。
ロールにフランジを配設したり(特開昭58−1001
45号)、ロールの平行度を変更させたり(特開昭59
−203036号)、ホットメルト接着剤あるいは感圧
性接着剤でベルトの両端にガイドを直接接着(特開昭5
9−230950号、特開昭62−50873号)する
等の多数の提案が出されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記フ
ランジを配設する方法の場合には、大きな蛇行の際、フ
ランジ部にベルトが乗り上げてしまいベルトが破損して
しまうという欠点を有している。
ランジを配設する方法の場合には、大きな蛇行の際、フ
ランジ部にベルトが乗り上げてしまいベルトが破損して
しまうという欠点を有している。
【0006】ロールの平行度を変更する方法の場合には
、ベルトの蛇行量をセンサーにより測定し、その測定量
に対応して駆動ロールの角度を変更させなければならな
いため、構造が複雑になるばかりでなく装置も大きくな
りコストがアップしてしまう。
、ベルトの蛇行量をセンサーにより測定し、その測定量
に対応して駆動ロールの角度を変更させなければならな
いため、構造が複雑になるばかりでなく装置も大きくな
りコストがアップしてしまう。
【0007】一方、ガイドをベルトに接着する方法は構
造的にもコスト的にも有利で有る。この方法では、18
0〜200℃に溶融したホットメルト接着剤をベルトに
直接塗布してガイドを作る。ところが現在使用されてい
るベルト基材はポリカーボネイト、ポリエチレンテレフ
タレート等の軟化点が190〜210℃の熱可塑性樹脂
を用いているため、ホットメルト接着剤の溶融した温度
によりベルト基材が変形し、画像ズレ、画像ムラ等の原
因となってしまうという問題点を有している。更に、溶
融したホットメルト接着剤は粘度が低いため、賦形した
ガイドが冷却固化する前に変形し目的の形状にならない
為、結果としてベルトが蛇行し易いという問題点を有し
ている。
造的にもコスト的にも有利で有る。この方法では、18
0〜200℃に溶融したホットメルト接着剤をベルトに
直接塗布してガイドを作る。ところが現在使用されてい
るベルト基材はポリカーボネイト、ポリエチレンテレフ
タレート等の軟化点が190〜210℃の熱可塑性樹脂
を用いているため、ホットメルト接着剤の溶融した温度
によりベルト基材が変形し、画像ズレ、画像ムラ等の原
因となってしまうという問題点を有している。更に、溶
融したホットメルト接着剤は粘度が低いため、賦形した
ガイドが冷却固化する前に変形し目的の形状にならない
為、結果としてベルトが蛇行し易いという問題点を有し
ている。
【0008】ガイドを感圧性接着剤で接着して作成する
方法は、ガイドの幅が数mmと狭いため、ガイドのベル
トへの接着強度不十分となり、ガイドの耐久性に問題を
有するのが現状である。
方法は、ガイドの幅が数mmと狭いため、ガイドのベル
トへの接着強度不十分となり、ガイドの耐久性に問題を
有するのが現状である。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものである。すなわち、ベルトへの接着強度と
ガイドの耐久性が十分な蛇行防止用ガイド付きシームレ
スベルトを提供することにある。
うとするものである。すなわち、ベルトへの接着強度と
ガイドの耐久性が十分な蛇行防止用ガイド付きシームレ
スベルトを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】(発明の概要)本発明者
等は、従来のかかる問題点を解決すべく鋭意検討した結
果、エラストマーからなるガイドが接着されてなる補強
テープをシームレスベルトの基材の両端部に接着するこ
とにより耐久性が十分な蛇行防止用ガイド付きシームレ
スベルトが得られることを見いだして本発明に到ったも
のである。
等は、従来のかかる問題点を解決すべく鋭意検討した結
果、エラストマーからなるガイドが接着されてなる補強
テープをシームレスベルトの基材の両端部に接着するこ
とにより耐久性が十分な蛇行防止用ガイド付きシームレ
スベルトが得られることを見いだして本発明に到ったも
のである。
【0011】(構成)本発明は、シームレスベルトの基
材の内側の両端部に、エラストマー製ガイドが接着され
ている補強テープを接着剤を用いて接着して形成した蛇
行防止用ガイド付きシームレスベルトを提供するもので
ある。
材の内側の両端部に、エラストマー製ガイドが接着され
ている補強テープを接着剤を用いて接着して形成した蛇
行防止用ガイド付きシームレスベルトを提供するもので
ある。
【0012】(発明の具体的説明)以下、図面を用いて
本発明を説明する。図1は複写機に用いられるシームレ
スベルトの一部分を切欠いた斜視図で、図中、1は駆動
ロール、2は従動ロール、3はシームレスベルト、4は
補強テープ、5はガイドで、ガイド付き補強テープはシ
ームレスベルトの内側の両末端に接着されている。ガイ
ド5,5′は駆動ロール1と従動ロール2のそれぞれに
設けられた溝1a,2a,2bに当接する。
本発明を説明する。図1は複写機に用いられるシームレ
スベルトの一部分を切欠いた斜視図で、図中、1は駆動
ロール、2は従動ロール、3はシームレスベルト、4は
補強テープ、5はガイドで、ガイド付き補強テープはシ
ームレスベルトの内側の両末端に接着されている。ガイ
ド5,5′は駆動ロール1と従動ロール2のそれぞれに
設けられた溝1a,2a,2bに当接する。
【0013】図2は3のシームレスベルトの部分断面図
である。シームレスベルト3基材の表面にガイド5を接
着した補強テープ4が接着剤6で貼着されている。7は
、ガイド5の向かいあった端面5a,5bを接着する接
着剤である。
である。シームレスベルト3基材の表面にガイド5を接
着した補強テープ4が接着剤6で貼着されている。7は
、ガイド5の向かいあった端面5a,5bを接着する接
着剤である。
【0014】本発明に使用するガイド5の素材は、JI
S K7215(A型)による硬度が60度以下、好
ましくは50度以下のエラストマーであって、具体的に
は、ネオプレンゴム、ウレタンゴム、ブチルゴム、シリ
コーンゴム等が使用できる。中でもテープ4への接着性
、電気絶縁性、耐湿・耐溶剤・耐オゾン・耐熱等の環境
性等よりシリコーンゴムが良い。シリコーンゴムの中で
も作業性、賦形性の面、およびテープ4、ベルト3への
損傷させないことの面より一成分系常温硬化型のシリコ
ーンゴムが好ましく、更に得られたガイドの寸法精度よ
り、硬化前の賦形した状態で重力により変形しない程度
の半流動性を有しているものが好ましい。硬化前のシリ
コーンゴムを溶かし得る溶剤としては、安全性の面、テ
ープ、ベルトに損傷を与えないことからアルコール系が
望ましい。具体的にはエチルアルコール、イソプロパノ
ールが使用される。
S K7215(A型)による硬度が60度以下、好
ましくは50度以下のエラストマーであって、具体的に
は、ネオプレンゴム、ウレタンゴム、ブチルゴム、シリ
コーンゴム等が使用できる。中でもテープ4への接着性
、電気絶縁性、耐湿・耐溶剤・耐オゾン・耐熱等の環境
性等よりシリコーンゴムが良い。シリコーンゴムの中で
も作業性、賦形性の面、およびテープ4、ベルト3への
損傷させないことの面より一成分系常温硬化型のシリコ
ーンゴムが好ましく、更に得られたガイドの寸法精度よ
り、硬化前の賦形した状態で重力により変形しない程度
の半流動性を有しているものが好ましい。硬化前のシリ
コーンゴムを溶かし得る溶剤としては、安全性の面、テ
ープ、ベルトに損傷を与えないことからアルコール系が
望ましい。具体的にはエチルアルコール、イソプロパノ
ールが使用される。
【0015】補強テープ4へのガイド5の接着は、ガイ
ドの形状寸法精度を損わないためにガイド5素材のゴム
の有している接着力を利用する。すなわち接着剤は使用
せずにガイド5の補強テープ4への接着力を高めるため
に、予め補強テープ4の接着面をアルコール、1,1,
1−トリクロルエタン、アセトン等で処理するのが望ま
しい。
ドの形状寸法精度を損わないためにガイド5素材のゴム
の有している接着力を利用する。すなわち接着剤は使用
せずにガイド5の補強テープ4への接着力を高めるため
に、予め補強テープ4の接着面をアルコール、1,1,
1−トリクロルエタン、アセトン等で処理するのが望ま
しい。
【0016】補強テープ4へのエラストマー製ガイド5
の接着は、補強テープ4をベルト3に接着する前に行な
う。ベルト3に補強テープ4を接着後、常温硬化型シリ
コーンエラストマーを補強テープ4に塗布して常温硬化
させて補強テープ4上にシリコーンエラストマー製ガイ
ド5を形成させるとガイド5の形状寸法精度が悪く、ま
た、常温硬化性シリコーンエラストマーの中のアルコー
ルがベルト3や補強テープ4に悪影響を及ぼすことがあ
る。
の接着は、補強テープ4をベルト3に接着する前に行な
う。ベルト3に補強テープ4を接着後、常温硬化型シリ
コーンエラストマーを補強テープ4に塗布して常温硬化
させて補強テープ4上にシリコーンエラストマー製ガイ
ド5を形成させるとガイド5の形状寸法精度が悪く、ま
た、常温硬化性シリコーンエラストマーの中のアルコー
ルがベルト3や補強テープ4に悪影響を及ぼすことがあ
る。
【0017】ガイドの形状は、蛇行防止効果の面より矩
形が望ましい。ガイドの幅は、蛇行防止効果、耐久性、
装置のコンパクト性等より1〜10mmが望ましい。ガ
イドの厚みも同様の理由により0.1〜2mmが望まし
い。
形が望ましい。ガイドの幅は、蛇行防止効果、耐久性、
装置のコンパクト性等より1〜10mmが望ましい。ガ
イドの厚みも同様の理由により0.1〜2mmが望まし
い。
【0018】本発明に使用するガイド5が接着される補
強テープ4の素材は、アルミ箔、延伸ポリエチレンテレ
フタレート、延伸ポリプロピレン、ポリイミド等である
が、耐熱性、引張強度、電気絶縁性、環境性等より延伸
ポリエチレンテレフタレート、ポリイミドが望ましい。 ベルト3への補強テープ4の接着は、改めてテープ4へ
液状接着剤を塗布してもよいが、作業性、接着剤の厚み
の均一性より、片面にアクリル系樹脂粘着剤7が塗布さ
れた粘着テープ4を使用するのが好ましい。
強テープ4の素材は、アルミ箔、延伸ポリエチレンテレ
フタレート、延伸ポリプロピレン、ポリイミド等である
が、耐熱性、引張強度、電気絶縁性、環境性等より延伸
ポリエチレンテレフタレート、ポリイミドが望ましい。 ベルト3への補強テープ4の接着は、改めてテープ4へ
液状接着剤を塗布してもよいが、作業性、接着剤の厚み
の均一性より、片面にアクリル系樹脂粘着剤7が塗布さ
れた粘着テープ4を使用するのが好ましい。
【0019】補強テープの厚みは、ベルト端面の補強効
果と、蛇行防止効果、装置のコンパクト性より10〜2
00μmが望ましい。好ましくは25〜125μmであ
る。テープ幅は3〜20mmである。接着剤(粘着剤も
含む)の厚みは1〜8μmが通常である。
果と、蛇行防止効果、装置のコンパクト性より10〜2
00μmが望ましい。好ましくは25〜125μmであ
る。テープ幅は3〜20mmである。接着剤(粘着剤も
含む)の厚みは1〜8μmが通常である。
【0020】補強テープ4とガイド5の厚みの比率は、
ガイドの蛇行防止効果面より、テープ/ガイド=1/2
〜1/20、好ましくは1/3〜1/10である。
ガイドの蛇行防止効果面より、テープ/ガイド=1/2
〜1/20、好ましくは1/3〜1/10である。
【0021】ベルト3へのガイド5の接着は、ガイドの
蛇行防止効果、耐久性、補強効果等よりベルト基材の両
端に接着する。
蛇行防止効果、耐久性、補強効果等よりベルト基材の両
端に接着する。
【0022】エラストマーを素材とするガイド5が接着
してなるテープ4をシームレスベルト3の基材の左右両
端部に接着した後、ガイド5の向かい合ったガイドの両
端面5a,5bは、このガイドの両端部の耐久性、ガイ
ド5の両端部5a,5bに対応するベルト3基材の耐久
性を考慮して、ガイドの素材と同種の常温硬化型エラス
トマー接着剤6で接着処理し、ガイド5をシームレスベ
ルト3周長全域にわたり連続体とし、ガイド5の両端部
5a,5bに対応するベルト3基材部への応力集中を防
止させる。
してなるテープ4をシームレスベルト3の基材の左右両
端部に接着した後、ガイド5の向かい合ったガイドの両
端面5a,5bは、このガイドの両端部の耐久性、ガイ
ド5の両端部5a,5bに対応するベルト3基材の耐久
性を考慮して、ガイドの素材と同種の常温硬化型エラス
トマー接着剤6で接着処理し、ガイド5をシームレスベ
ルト3周長全域にわたり連続体とし、ガイド5の両端部
5a,5bに対応するベルト3基材部への応力集中を防
止させる。
【0023】
【作用】本発明の蛇行防止用シームレスベルトは、予め
、エラストマー製ガイドが接着された補強テープをシー
ムレスベルトの基材に接着して製造するので、ガイドの
寸法精度が損われることがなく、シームレスベルト駆動
時の蛇行が生じない。
、エラストマー製ガイドが接着された補強テープをシー
ムレスベルトの基材に接着して製造するので、ガイドの
寸法精度が損われることがなく、シームレスベルト駆動
時の蛇行が生じない。
【0024】
【実施例】実施例1
厚さ50μm、幅10mm、片面にアクリル系粘着剤が
5μmの厚みで塗布してある二軸延伸ポリエステル粘着
テープの未粘着剤面をエチルアルコールで拭いて処理し
た後、この面に、1成分アルコール溶剤タイプ半流動性
の常温硬化性シリコーンゴムをノズルより押出し、幅5
mm、高さ0.6mmの形状のガイドを作成し、温度2
5℃、湿度55%で72時間放置し硬化させてガイド付
き粘着テープを製造した。
5μmの厚みで塗布してある二軸延伸ポリエステル粘着
テープの未粘着剤面をエチルアルコールで拭いて処理し
た後、この面に、1成分アルコール溶剤タイプ半流動性
の常温硬化性シリコーンゴムをノズルより押出し、幅5
mm、高さ0.6mmの形状のガイドを作成し、温度2
5℃、湿度55%で72時間放置し硬化させてガイド付
き粘着テープを製造した。
【0025】得られたガイドが接着してなる粘着テープ
より剥離紙を剥し、これを厚み200μm、直径200
mm、幅200mmのポリカーボネート製シームレスベ
ルトの両端の内側に粘着剤面を当接して接着させた後、
ガイドの両端部を前記の常温シリコーンゴムで接着し、
ガイドを連続体とした。
より剥離紙を剥し、これを厚み200μm、直径200
mm、幅200mmのポリカーボネート製シームレスベ
ルトの両端の内側に粘着剤面を当接して接着させた後、
ガイドの両端部を前記の常温シリコーンゴムで接着し、
ガイドを連続体とした。
【0026】得られたガイド付きシームレスベルトを、
両ロール径25mm、ロール速度100mm/秒、ベル
ト張力2kg/ベルト全幅、温度25℃、湿度55%の
条件で図1の装置にセットしテストしたところ、連続2
4時間運転しても、ガイド、ベルト基材どちらも異常は
見られず、確実に蛇行を防止できた。
両ロール径25mm、ロール速度100mm/秒、ベル
ト張力2kg/ベルト全幅、温度25℃、湿度55%の
条件で図1の装置にセットしテストしたところ、連続2
4時間運転しても、ガイド、ベルト基材どちらも異常は
見られず、確実に蛇行を防止できた。
【0027】比較例1
アクリル系粘着剤塗布ポリエチレンテレフタレート延伸
フィルムテープを実施例1で用いたポリカーボネートシ
ームレスベルトの内側の両端に貼着させた。これを実施
例1と同様にして装置にセットし、前記と同じ条件でテ
ストしたところ、スタート直後ベルトが蛇行しロールか
らはみ出す状態になった。以後、いったん装置を止めて
、再度セット、テストスタートの順でテストを繰り返し
たところ、1時間でシームレスベルトの端面にクラック
が発生した。
フィルムテープを実施例1で用いたポリカーボネートシ
ームレスベルトの内側の両端に貼着させた。これを実施
例1と同様にして装置にセットし、前記と同じ条件でテ
ストしたところ、スタート直後ベルトが蛇行しロールか
らはみ出す状態になった。以後、いったん装置を止めて
、再度セット、テストスタートの順でテストを繰り返し
たところ、1時間でシームレスベルトの端面にクラック
が発生した。
【0028】
【発明の効果】本発明の蛇行防止用ガイド付きシームレ
スベルトは、寸法精度、耐久性に富み、複写機等の駆動
ベルト運転時にシームレスベルトの蛇行がなく、画像の
ズレやブレがない。
スベルトは、寸法精度、耐久性に富み、複写機等の駆動
ベルト運転時にシームレスベルトの蛇行がなく、画像の
ズレやブレがない。
【図1】本発明の蛇行防止用ガイド付きシームレスベル
トの一部を切り欠いた斜視図である。
トの一部を切り欠いた斜視図である。
【図2】本発明の蛇行防止用ガイド付きシームレスベル
トの部分断面図である。
トの部分断面図である。
1 駆動ロール
2 従動ロール
3 シームレスベルト
4,4′ 補強テープ
5,5′ ガイド
6 接着剤
7 接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 シームレスベルトの基材の内側の両端
部に、エラストマー製ガイドが接着されている補強テー
プを接着剤を用いて接着して形成した蛇行防止用ガイド
付きシームレスベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3105558A JPH04333457A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 蛇行防止用ガイド付きシームレスベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3105558A JPH04333457A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 蛇行防止用ガイド付きシームレスベルト |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12685499A Division JP2000001237A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 蛇行防止用ガイド付きシ―ムレスベルトの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04333457A true JPH04333457A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=14410880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3105558A Pending JPH04333457A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 蛇行防止用ガイド付きシームレスベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04333457A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07187435A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Mitsubishi Chem Corp | 蛇行防止ガイド |
WO2003076319A1 (fr) * | 2002-03-08 | 2003-09-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Dispositif imageur et courroie transporteuse utilisee avec ce dispositif |
US6816691B2 (en) * | 2001-05-21 | 2004-11-09 | Ricoh Company | Apparatus having endless belt with roughened guide |
JP2006267807A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nitto Denko Corp | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト |
JP2006276387A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Nitto Denko Corp | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト |
JP2009298160A (ja) * | 2009-09-28 | 2009-12-24 | Brother Ind Ltd | インクジェット記録装置用ベルト搬送機構 |
JP2010160239A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Nitto Denko Corp | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト |
US7957685B2 (en) | 2007-10-02 | 2011-06-07 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Guide member, endless belt, method of producing endless belt, and image forming apparatus using endless belt |
JP2012014201A (ja) * | 2011-10-18 | 2012-01-19 | Nitto Denko Corp | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP3105558A patent/JPH04333457A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07187435A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Mitsubishi Chem Corp | 蛇行防止ガイド |
US6816691B2 (en) * | 2001-05-21 | 2004-11-09 | Ricoh Company | Apparatus having endless belt with roughened guide |
US7027759B2 (en) | 2001-05-21 | 2006-04-11 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus having endless belt with roughened guide |
WO2003076319A1 (fr) * | 2002-03-08 | 2003-09-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Dispositif imageur et courroie transporteuse utilisee avec ce dispositif |
US7547100B2 (en) | 2002-03-08 | 2009-06-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and transfer belt used therein |
US7771040B2 (en) | 2002-03-08 | 2010-08-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and transfer belt used therein |
JP2006267807A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nitto Denko Corp | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト |
JP2006276387A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Nitto Denko Corp | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト |
US7957685B2 (en) | 2007-10-02 | 2011-06-07 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Guide member, endless belt, method of producing endless belt, and image forming apparatus using endless belt |
JP2010160239A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Nitto Denko Corp | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト |
JP2009298160A (ja) * | 2009-09-28 | 2009-12-24 | Brother Ind Ltd | インクジェット記録装置用ベルト搬送機構 |
JP2012014201A (ja) * | 2011-10-18 | 2012-01-19 | Nitto Denko Corp | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1741650B1 (en) | Anisotropic conductive film holding tape and mounting method | |
JPH04333457A (ja) | 蛇行防止用ガイド付きシームレスベルト | |
US5713120A (en) | Method of manufacturing a blade for regulating the thickness of a developing agent | |
US5429850A (en) | Ultra-thin adhesive tape, roll of composite material for obtaining it and method for providing them | |
JP3740887B2 (ja) | 蛇行防止ガイド及びエンドレスベルト | |
CN101266365A (zh) | 液晶薄膜的制造方法 | |
JP2910304B2 (ja) | 端面処理シームレスベルト | |
JP2848224B2 (ja) | 蛇行防止ガイド | |
JP2000001237A (ja) | 蛇行防止用ガイド付きシ―ムレスベルトの製造方法 | |
JPH0527771U (ja) | 端面処理シームレスベルト | |
WO2021100741A1 (ja) | リール部材、接着フィルム巻装体 | |
JP4414015B2 (ja) | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト | |
WO2016088499A1 (ja) | 光学的表示装置の製造方法及び製造装置 | |
JP2005234445A (ja) | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト | |
JP4303896B2 (ja) | フィルムの貼合装置 | |
JP2008248177A (ja) | エンドレスベルトの蛇行防止ガイド貼着用湿気硬化型ウレタン系ホットメルト接着剤、それを用いたエンドレスベルト、及びエンドレスベルトの製造方法 | |
JP3200080B2 (ja) | エンドレスベルトへのリブの接着方法 | |
JP7294556B1 (ja) | 巻取りロール | |
JP2012014201A (ja) | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト | |
JPH08225178A (ja) | 蛇行防止用ガイドテープ | |
JP5477797B2 (ja) | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト | |
CA2088619A1 (en) | Adhesive Tape for Overcoating Splices in Polymer Coated Metal Tapes | |
JP2005157198A (ja) | ガイド付き半導電性ベルトおよびその製造方法 | |
JP2002138265A (ja) | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト及び粘着剤ならびにその製造方法 | |
JPH07248636A (ja) | トナー転写記録用受像体及び高光沢受像体の作製方法 |