JPH04331502A - Cos波形発生回路 - Google Patents
Cos波形発生回路Info
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- JPH04331502A JPH04331502A JP10107591A JP10107591A JPH04331502A JP H04331502 A JPH04331502 A JP H04331502A JP 10107591 A JP10107591 A JP 10107591A JP 10107591 A JP10107591 A JP 10107591A JP H04331502 A JPH04331502 A JP H04331502A
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- waves
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims abstract 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 abstract description 10
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 abstract description 10
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- PHEDXBVPIONUQT-RGYGYFBISA-N phorbol 13-acetate 12-myristate Chemical compound C([C@]1(O)C(=O)C(C)=C[C@H]1[C@@]1(O)[C@H](C)[C@H]2OC(=O)CCCCCCCCCCCCC)C(CO)=C[C@H]1[C@H]1[C@]2(OC(C)=O)C1(C)C PHEDXBVPIONUQT-RGYGYFBISA-N 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012886 linear function Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012889 quartic function Methods 0.000 description 1
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- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、COS波形発生回路に
関する。一般に、アナログ回路では、矩形波、鋸歯状波
(のこぎり波ともいう)、SIN波、COS波などとい
った様々な形の波形が使用される。ところで、いく種類
かの波形を併用する場合に、波形毎に発生回路を備えた
のでは不経済であることから、一の波形を元にして他の
波形を作り出すことが求められる。
関する。一般に、アナログ回路では、矩形波、鋸歯状波
(のこぎり波ともいう)、SIN波、COS波などとい
った様々な形の波形が使用される。ところで、いく種類
かの波形を併用する場合に、波形毎に発生回路を備えた
のでは不経済であることから、一の波形を元にして他の
波形を作り出すことが求められる。
【0002】
第1の従来技術
例えば、鋸歯状波からCOS波を作り出すには、図4に
示すような7つのブロック10〜16からなる構成が考
えられる。ブロック10は公知のSIN波発生回路であ
り、入力鋸歯状波(図5参照)に次式(1)の関数特性
を与えるものである。
示すような7つのブロック10〜16からなる構成が考
えられる。ブロック10は公知のSIN波発生回路であ
り、入力鋸歯状波(図5参照)に次式(1)の関数特性
を与えるものである。
【0003】2x/(1+x2) ……(1)ここで
、各辺がそれぞれ「1+x2」「2x」及び「1−x2
」の長さを持つ直角三角形を考えると(図6参照)、こ
の三角形のSINθは、次式(2)で表される。
、各辺がそれぞれ「1+x2」「2x」及び「1−x2
」の長さを持つ直角三角形を考えると(図6参照)、こ
の三角形のSINθは、次式(2)で表される。
【0004】SINθ=2x/(1+x2) ……(
2) 但し、−90°≦θ≦90° したがって、(1)式=(2)式であるから、ブロック
10の出力よりSINθが求められる。
2) 但し、−90°≦θ≦90° したがって、(1)式=(2)式であるから、ブロック
10の出力よりSINθが求められる。
【0005】ブロック11は、ブロック10の出力波形
(図7(a)の関数波形{2x/(1+x2)})から
一次関数axを減算して図7(a)の斜線部分を取り除
くもので、これにより、図7(b)に示すようなSIN
波(y)が生成される。
(図7(a)の関数波形{2x/(1+x2)})から
一次関数axを減算して図7(a)の斜線部分を取り除
くもので、これにより、図7(b)に示すようなSIN
波(y)が生成される。
【0006】ブロック12〜14では、上記のSIN波
(y)を2乗した後、1−y演算してその平方根を求め
、これにより、図8に示すような絶対値表現のCOS波
(|COS|)が生成される。
(y)を2乗した後、1−y演算してその平方根を求め
、これにより、図8に示すような絶対値表現のCOS波
(|COS|)が生成される。
【0007】そして、ブロック15で、鋸歯状波の振幅
をレベル判定する等して|COS|の空間角(但し、π
/2[rad]=90度、3/2π[rad]=270
度)を判定し、ブロック16で、その空間角の間に存在
する波形(イ)の極性を反転することにより、必要なC
OS波形(図9参照)を作り出すことができる。 第2の従来技術 なお、このような方法以外にも、例えば4次関数回路を
用いることも可能である。すなわち、入力鋸歯状波に対
して、次式(3)に示す関数特性を与えると、g=−(
x2−a2)(x2−b2) ……(3)その関数波
形は図10に示すようになる。この波形中の期間(ロ)
の部分を取り出すことにより、必要なCOS波を作り出
すことができる。
をレベル判定する等して|COS|の空間角(但し、π
/2[rad]=90度、3/2π[rad]=270
度)を判定し、ブロック16で、その空間角の間に存在
する波形(イ)の極性を反転することにより、必要なC
OS波形(図9参照)を作り出すことができる。 第2の従来技術 なお、このような方法以外にも、例えば4次関数回路を
用いることも可能である。すなわち、入力鋸歯状波に対
して、次式(3)に示す関数特性を与えると、g=−(
x2−a2)(x2−b2) ……(3)その関数波
形は図10に示すようになる。この波形中の期間(ロ)
の部分を取り出すことにより、必要なCOS波を作り出
すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来技術では、多数のブロック構成を必要として回路が
複雑化するといった問題点がある。また、第2の従来技
術でも、少なくとも2個の乗算器と3個の加算器が必要
となり、同様に回路が複雑化するといった問題点がある
。
従来技術では、多数のブロック構成を必要として回路が
複雑化するといった問題点がある。また、第2の従来技
術でも、少なくとも2個の乗算器と3個の加算器が必要
となり、同様に回路が複雑化するといった問題点がある
。
【0009】そこで、本発明は、回路構成を複雑化する
ことなく、鋸歯状波からCOS波を作り出すことを目的
とする。
ことなく、鋸歯状波からCOS波を作り出すことを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためその原理図を図1に示すように、鋸歯状波の
繰返し時間から復帰時間を引いた時間を1周期とするC
OS波を発生するCOS波形発生回路であって、入力鋸
歯状波を前記1周期内に1つのピークをもつ三角波形に
変換する変換回路と、前記三角波形のセンターレベルと
変換回路の出力との差電圧に、所定の関数特性{2x/
(1+x2)}を与える関数回路と、を備えることを特
徴とする。
成するためその原理図を図1に示すように、鋸歯状波の
繰返し時間から復帰時間を引いた時間を1周期とするC
OS波を発生するCOS波形発生回路であって、入力鋸
歯状波を前記1周期内に1つのピークをもつ三角波形に
変換する変換回路と、前記三角波形のセンターレベルと
変換回路の出力との差電圧に、所定の関数特性{2x/
(1+x2)}を与える関数回路と、を備えることを特
徴とする。
【0011】但し、前記関数式中のxは、前記差電圧を
Vdとし、三角波のセンターレベルからの最大値をVm
axとしたときに、Vd/Vmaxで与えられるものと
する。
Vdとし、三角波のセンターレベルからの最大値をVm
axとしたときに、Vd/Vmaxで与えられるものと
する。
【0012】
【作用】本発明では、入力鋸歯状波Vinの繰返し時間
から復帰時間を引いた時間内にこの時間の前・後半部分
で傾きの極性が反転する三角波が作られる。そして、そ
の三角波を元に対称的な2つの関数波形が生成され、こ
の2つの関数波形がつなげられてCOS波が表現される
。
から復帰時間を引いた時間内にこの時間の前・後半部分
で傾きの極性が反転する三角波が作られる。そして、そ
の三角波を元に対称的な2つの関数波形が生成され、こ
の2つの関数波形がつなげられてCOS波が表現される
。
【0013】したがって、関数回路(前記第1の従来技
術のブロック10に相当)と、変換回路とを備えるだけ
でよいから、回路構成が簡素化される。
術のブロック10に相当)と、変換回路とを備えるだけ
でよいから、回路構成が簡素化される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2、図3は本発明に係るCOS波形発生回路の
一実施例を示す図である。
する。図2、図3は本発明に係るCOS波形発生回路の
一実施例を示す図である。
【0015】まず、構成を説明する。図2において、2
0は変換回路、30は関数回路である。
0は変換回路、30は関数回路である。
【0016】変換回路20は、抵抗R1、R2、R3、
ダイオードD1、D2及びオペアンプOP1からなる第
1増幅部20Aと、抵抗R4、R5、R6、R7及びオ
ペアンプOP2からなる第2増幅部20Bとを備える。 これは、絶対値回路として公知である。
ダイオードD1、D2及びオペアンプOP1からなる第
1増幅部20Aと、抵抗R4、R5、R6、R7及びオ
ペアンプOP2からなる第2増幅部20Bとを備える。 これは、絶対値回路として公知である。
【0017】第1増幅部20Aは、入力鋸歯状波Vin
(センターレベル:0V)が正電位期間にあるときに、
抵抗R1とR2の比で決まる増幅率(ここでは×1倍)
の反転増幅器として動作する一方、負電位期間にあると
きに、D1を導通させてボルテージフォロワーとして動
作する。このため、第1増幅部20Aの出力VO1には
、Vinの正電位期間中、Vinの反転波形(−Vin
)、つまりVinの負電位期間中、OP1の非反転入力
端子に印加されている電圧と等しい電圧、すなわち0V
が現れる。
(センターレベル:0V)が正電位期間にあるときに、
抵抗R1とR2の比で決まる増幅率(ここでは×1倍)
の反転増幅器として動作する一方、負電位期間にあると
きに、D1を導通させてボルテージフォロワーとして動
作する。このため、第1増幅部20Aの出力VO1には
、Vinの正電位期間中、Vinの反転波形(−Vin
)、つまりVinの負電位期間中、OP1の非反転入力
端子に印加されている電圧と等しい電圧、すなわち0V
が現れる。
【0018】第2増幅部20Bは、抵抗R4とR6の比
で決まる第1の増幅率A1(ここでは×1倍)と、抵抗
R5とR6の比で決まる第2の増幅率A2(ここでは×
2倍)を持つ反転増幅器であり、Vinには第1の増幅
率A1を、またVO1には第2の増幅率A2を適用する
。この第2の増幅器22の出力Vaは、次式(4)で表
わされる。
で決まる第1の増幅率A1(ここでは×1倍)と、抵抗
R5とR6の比で決まる第2の増幅率A2(ここでは×
2倍)を持つ反転増幅器であり、Vinには第1の増幅
率A1を、またVO1には第2の増幅率A2を適用する
。この第2の増幅器22の出力Vaは、次式(4)で表
わされる。
【0019】
Va=−{(Vin×A1)+(VO1×
A2)} ……(4)この式(4)において、Vin
の正電位期間では、VO1すなわち−VinがA2(×
2)倍されて、Va=−Vinとなり、一方、Vinの
負電位期間では、VO1=0で(Vin×A1)の項が
生きるから、Va=Vinとなる。すなわち、Vinの
正電位期間と負電位期間の双方が同一の電位方向(正電
位)に揃えられることになり、かかる回路動作は、入力
鋸歯状波Vinの絶対値(|Vin|)を求めたことに
相当する。
A2)} ……(4)この式(4)において、Vin
の正電位期間では、VO1すなわち−VinがA2(×
2)倍されて、Va=−Vinとなり、一方、Vinの
負電位期間では、VO1=0で(Vin×A1)の項が
生きるから、Va=Vinとなる。すなわち、Vinの
正電位期間と負電位期間の双方が同一の電位方向(正電
位)に揃えられることになり、かかる回路動作は、入力
鋸歯状波Vinの絶対値(|Vin|)を求めたことに
相当する。
【0020】他方、関数回路30は、基準電圧発生部3
1、レベルシフト部32、及びSIN波発生部33を備
える。なお、SIN波発生部33は、前記第1の従来技
術におけるブロック10に相当する。
1、レベルシフト部32、及びSIN波発生部33を備
える。なお、SIN波発生部33は、前記第1の従来技
術におけるブロック10に相当する。
【0021】基準電圧発生部31は、入力鋸歯状波Vi
nの最大振幅の1/2に相当する大きさの基準電圧Vr
を発生するもので、例えば図示しない鋸歯状波発生回路
からの最大振幅設定電圧Vthを、2つの抵抗R8、R
9によって1/2に分圧し、Vrを発生する。
nの最大振幅の1/2に相当する大きさの基準電圧Vr
を発生するもので、例えば図示しない鋸歯状波発生回路
からの最大振幅設定電圧Vthを、2つの抵抗R8、R
9によって1/2に分圧し、Vrを発生する。
【0022】レベルシフト部32は、トランジスタQ1
、抵抗R10及び定電流源I1からなる第1のシフト部
32A、及び、トランジスタQ2、抵抗R11及び定電
流源I2からなる第2のシフト部32Bを含み、これら
の第1及び第2のシフト部32A、32Bは、Va及び
Vrを高電位側電源Vccと低電位側電源Veeの間の
所定電位にレベルシフトして充分なマージンを与える。 以下、説明の簡単化のために、レベルシフト後であって
もVa、Vrと呼称する。
、抵抗R10及び定電流源I1からなる第1のシフト部
32A、及び、トランジスタQ2、抵抗R11及び定電
流源I2からなる第2のシフト部32Bを含み、これら
の第1及び第2のシフト部32A、32Bは、Va及び
Vrを高電位側電源Vccと低電位側電源Veeの間の
所定電位にレベルシフトして充分なマージンを与える。 以下、説明の簡単化のために、レベルシフト後であって
もVa、Vrと呼称する。
【0023】SIN波発生部33は、一対の差動トラン
ジスタQ3、Q4のエミッタを抵抗R12によって接続
し、且つ、それぞれのエミッタを定電流源I3、I4に
接続すると共に、それぞれのコレクタをダイオードD3
、D4を介して負荷トランジスタQ5、Q6に接続する
差動回路33Aと、一対の出力トランジスタQ7、Q8
のエミッタを共通にして定電流源I5に接続すると共に
、それぞれのコレクタを負荷抵抗R13、R14に接続
する出力回路33Bとを含む。
ジスタQ3、Q4のエミッタを抵抗R12によって接続
し、且つ、それぞれのエミッタを定電流源I3、I4に
接続すると共に、それぞれのコレクタをダイオードD3
、D4を介して負荷トランジスタQ5、Q6に接続する
差動回路33Aと、一対の出力トランジスタQ7、Q8
のエミッタを共通にして定電流源I5に接続すると共に
、それぞれのコレクタを負荷抵抗R13、R14に接続
する出力回路33Bとを含む。
【0024】2つの定電流源I3、I4は、共に等値の
定電流i3、i4を回路に与える。また残りの1つの定
電流源I5は定電流i5を回路に与える。差動トランジ
スタQ3、Q4のコレクタ電流iC3、iC4は、それ
ぞれiC3=i3+Δi3、iC4=i4−Δi4で与
えられ、Δi3及びΔi4は、次式(5)によって求め
られる。
定電流i3、i4を回路に与える。また残りの1つの定
電流源I5は定電流i5を回路に与える。差動トランジ
スタQ3、Q4のコレクタ電流iC3、iC4は、それ
ぞれiC3=i3+Δi3、iC4=i4−Δi4で与
えられ、Δi3及びΔi4は、次式(5)によって求め
られる。
【0025】Δi3=Δi4=VA/R12……(5)
但し、VAは変換回路20からの三角波電圧Vaとその
三角波のセンターレベルに相当する電圧Vrとの差電圧
である。また、一対の出力トランジスタQ7、Q8のコ
レクタ電流iC7、iC8は、それぞれiC7=i7−
Δi7、iC8=i8+Δi8で与えられ、一対の負荷
抵抗R13、R14から取り出される出力電圧Vout
は、前式(2)に示す関数{2x/(1+x2)}に比
例して変化する。
但し、VAは変換回路20からの三角波電圧Vaとその
三角波のセンターレベルに相当する電圧Vrとの差電圧
である。また、一対の出力トランジスタQ7、Q8のコ
レクタ電流iC7、iC8は、それぞれiC7=i7−
Δi7、iC8=i8+Δi8で与えられ、一対の負荷
抵抗R13、R14から取り出される出力電圧Vout
は、前式(2)に示す関数{2x/(1+x2)}に比
例して変化する。
【0026】ここで、xはΔi3/i3(またはΔi4
/i4)で表される。xの範囲は、Vinの振幅、ある
いはR12の値によって、−1〜+1の範囲となるよう
に設定する。これによって、xは、Vinが最大あるい
は最小のときにx=+1、また、Vinが0Vのときに
x=−1に対応する。
/i4)で表される。xの範囲は、Vinの振幅、ある
いはR12の値によって、−1〜+1の範囲となるよう
に設定する。これによって、xは、Vinが最大あるい
は最小のときにx=+1、また、Vinが0Vのときに
x=−1に対応する。
【0027】今、xを−1とすると、前式(2)から、
SINθ=−1、すなわちθ=−90[deg]が得ら
れる。また、xを+1とすると、SINθ=+1、すな
わちθ=+90[deg]が与えられる。
SINθ=−1、すなわちθ=−90[deg]が得ら
れる。また、xを+1とすると、SINθ=+1、すな
わちθ=+90[deg]が与えられる。
【0028】このことは、xを−1から+1の範囲に変
化させると、−90[deg]〜+90[deg]のS
IN波が現れることを示している。したがって、Vin
の変化に伴い、xが+1から−1へそして再び+1へと
変化する過程で出力電圧Voutに、0[deg]〜3
60[deg]のCOS波を生成できる。
化させると、−90[deg]〜+90[deg]のS
IN波が現れることを示している。したがって、Vin
の変化に伴い、xが+1から−1へそして再び+1へと
変化する過程で出力電圧Voutに、0[deg]〜3
60[deg]のCOS波を生成できる。
【0029】以上述べたように、本実施例によれば、図
3に示すように、復帰時間がtrで繰返し時間から復帰
時間を引いた時間がtfの鋸歯状波Vinを入力すると
、tf内に2つのピークを持つ対称1対の三角波Vaが
生成され、このVaのセンターレベル(平均電圧)に相
当する基準電圧VrとVaとが所定の関数特性{2x/
(1+x2)}を持つ関数回路30に入力される。
3に示すように、復帰時間がtrで繰返し時間から復帰
時間を引いた時間がtfの鋸歯状波Vinを入力すると
、tf内に2つのピークを持つ対称1対の三角波Vaが
生成され、このVaのセンターレベル(平均電圧)に相
当する基準電圧VrとVaとが所定の関数特性{2x/
(1+x2)}を持つ関数回路30に入力される。
【0030】そして、関数回路30で、Vinの前半部
に対応して半サイクルの正弦波(COS波の0[deg
]〜180[deg]までに相当)が作られると共に、
Vinの後半部に対応して残りの半サイクル(COS波
の180[deg]〜360[deg]までに相当)が
作られ、これらがつなぎ合わされて1サイクルのCOS
波が作られる。
に対応して半サイクルの正弦波(COS波の0[deg
]〜180[deg]までに相当)が作られると共に、
Vinの後半部に対応して残りの半サイクル(COS波
の180[deg]〜360[deg]までに相当)が
作られ、これらがつなぎ合わされて1サイクルのCOS
波が作られる。
【0031】したがって、本実施例では、前記第1の従
来技術におけるブロック10に相当する関数回路30の
他に、入力鋸歯状波を三角波に変換するための回路(変
換回路20)を備えるだけでよく、かかる回路は一般的
な絶対値変換回路で構成できるから、構成の大幅な簡素
化を図ることができる。
来技術におけるブロック10に相当する関数回路30の
他に、入力鋸歯状波を三角波に変換するための回路(変
換回路20)を備えるだけでよく、かかる回路は一般的
な絶対値変換回路で構成できるから、構成の大幅な簡素
化を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、入力鋸歯状波を三角波
形に変換した後、関数回路に通したので、回路構成を複
雑化することなく、COS波を作り出すことができる。
形に変換した後、関数回路に通したので、回路構成を複
雑化することなく、COS波を作り出すことができる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】一実施例の構成図である。
【図3】一実施例の波形図である。
【図4】従来例のブロック図である。
【図5】鋸歯状波の波形図である。
【図6】直角三角形を示す図である。
【図7】SIN波の波形図である。
【図8】|COS|波の波形図である。
【図9】COS波の波形図である。
【図10】他の従来例の波形図である。
20:変換回路
30:関数回路
Claims (1)
- 【請求項1】鋸歯状波の繰返し時間から復帰時間を引い
た時間を1周期とするCOS波を発生するCOS波形発
生回路であって、入力鋸歯状波を前記1周期内に1つの
ピークをもつ三角波形に変換する変換回路と、前記三角
波形のセンターレベルと変換回路の出力との差電圧に、
所定の関数特性{2x/(1+x2)}を与える関数回
路と、を備えることを特徴とするCOS波形発生回路。 但し、前記関数式中のxは、前記差電圧をVdとし、三
角波のセンターレベルからの最大値をVmaxとしたと
きに、Vd/Vmaxで与えられるものとする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107591A JPH04331502A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | Cos波形発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107591A JPH04331502A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | Cos波形発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04331502A true JPH04331502A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14290986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10107591A Pending JPH04331502A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | Cos波形発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04331502A (ja) |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP10107591A patent/JPH04331502A/ja active Pending
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