JPH04330815A - 学習型音量調整装置 - Google Patents

学習型音量調整装置

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JPH04330815A
JPH04330815A JP12817391A JP12817391A JPH04330815A JP H04330815 A JPH04330815 A JP H04330815A JP 12817391 A JP12817391 A JP 12817391A JP 12817391 A JP12817391 A JP 12817391A JP H04330815 A JPH04330815 A JP H04330815A
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audio signal
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JP12817391A
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Takashi Miyake
隆 三宅
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、学習型音量調整装置に
係わり、特に、音響信号の音量調整を電子ボリュ−ムに
よって行う場合に、当該音響信号の音量調整量を、既に
再生された2つの同種の音響信号に対する再生中の音量
調整量の平均レベルに基づいて設定し、当該音響信号を
聴取する場合に聴取者が行う前記電子ボリュ−ムの操作
量、操作回数を減らすようにした学習型音量調整装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、聴取者が、受信機または受信機
に他の電気音響機器を付随させている型の音響機器(ラ
ジオカセットやコンパクトデイスク演奏装置付きラジオ
等)を用いて、同種の音響信号、ここでは音楽信号やア
ナウンス信号等を聴取する場合には、これら同種の音響
信号別に、各聴取者の好みによって音量調整装置である
ボリュ−ムの設定位置はそれぞれ異なるものとなってい
る。
【0003】例えば、ある聴取者にとっては、音楽信号
の聴取のときには比較的大きな音で聞き、アナウンス信
号の聴取のときには比較的小さな音で聞く習慣があるの
に対して、別の聴取者にとっては、アナウンス信号の聴
取のときにははっきり聞きたいために比較的大きな音で
聞き、音楽信号の聴取のときにはBGM(バックグラウ
ンドミュ−ジック)のように比較的大きな音で聞く習慣
があるというように、各聴取者の好みは多様である。
【0004】ところで、前述のような聴取者が、前記音
響機器を用いて、例えば、受信信号から再生されたアナ
ウンス信号とカセットテ−プから再生された音楽信号を
選択的に聴取している場合に、それらの再生音響信号の
レベルがほぼ同じであったとしても、アナウンス信号か
ら音楽信号に切り換えたとき、または、音楽信号からア
ナウンス信号に切り換えたときには、必ず、好みの音量
に合わせるために、前記ボリュ−ムの設定位置を変更す
ることになる。
【0005】また、従来、欧州等においては、その国に
よって周波数変調(FM)信号の変調度が異なる場合が
あり、また、同じ国においても放送局によってFM信号
の変調度が異なる場合があることが知られている。この
場合に、前記FM信号を受信機で受信し、その再生信号
を聴取するときには、受信するFM信号の変調度に応じ
て前記再生信号の音量は異なり、当該受信機の聴取者は
、受信するFM信号を変更する度毎に、その再生信号の
音量をほぼ一定のものに合わせるため、前述の場合と同
様に、前記ボリュ−ムの設定位置を変更することになる
【0006】
【発明が解決しようとする課題】受信機において、単一
の放送局からの送信信号だけを受信再生して聴取してい
る場合、または、同一変調度を有し、かつ、比較的受信
信号レベルが接近している複数のFM信号を受信再生し
て聴取している場合等においてはあまり問題にならない
としても、変調度が異なった複数のFM信号を受信再生
し、それらを選択的に切換えて聴取する場合、または、
ラジオカセットやコンパクトデイスク(CD)演奏装置
付きラジオ等の音響機器において、カセットテ−プやC
Dから再生される音響信号とラジオ受信信号から再生さ
れる音響信号とを選択的に切換えて聴取する場合等には
、その切換えを行う度毎に、再生信号の音量を希望する
ものに合わせるため、音量調整装置であるボリュ−ムの
設定位置を変更せねばならないという問題点を含むもの
であった。
【0007】本発明は、前記問題点を解消するために考
案されたもので、その目的は、音量調整装置であるボリ
ュ−ムの設定位置を、既に再生された2つの同種の音響
信号に対する再生中の音量調整量の平均レベルに基づい
て定めることにより、前記電子ボリュ−ムの操作回数を
減らすようにした学習型音量調整装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的の達成のために
、本発明は、チュ−ナで再生された音響信号及び電気音
響機器で再生された音響信号に対して音量調整を行う音
量調整装置において、前記音量調整は制御回路により音
量調整量が設定される電子ボリュ−ムで行い、かつ、前
記音量調整量は既に再生された2つの同種の音響信号に
対する再生中の音量調整量の平均レベルに基づいて設定
する手段を具備している。
【0009】
【作用】電子ボリュ−ムにおける音量調整量の設定は、
制御回路(例えば、マイクロコンピュ−タ)において次
のような過程を経て行われる。
【0010】■、始めに、聴取者が選択したところの、
チュ−ナの受信信号がどのような種別の音響信号に属す
るか、または、カセットテ−プやCD等の電気音響機器
からの再生信号がどのような種別の音響信号に属するか
の判断を行う。
【0011】■、次に、前記選択した種別の音響信号に
対する音量調整量の周期的サンプリングを行い、このサ
ンプリング成分を、前記音響信号と同種の音響信号であ
る既にサンプリングしてあるサンプリング成分に加算す
る。
【0012】■、前記■で得られたサンプリング成分の
平均値を求める。
【0013】■、前記■で得られた前記サンプリング成
分の平均値と、前記音響信号とは異なる他の同種の音響
信号の前記サンプリング成分の平均値との比較を行う。
【0014】■、前記■による比較の結果に基づいて前
記電子ボリュ−ムにおける音量調整量の設定値の補正を
行う。
【0015】以上■乃至■の作用が繰返し行われて、電
子ボリュ−ムは、音量調整量の設定値が段階的に可変補
正され、それによって当該電子ボリュ−ムは聴取者の好
みに適合した音量調整量に自動的に設定される。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明に係わる学習型音量調整装
置をラジオカセットに適用した場合の1実施例を示すブ
ロック構成図である。
【0018】図において、1は電子ボリュ−ム、2はチ
ュ−ナ、3はテ−プ操作部、4は受信アンテナ、5は切
換えスイッチ、6は増幅器、7はスピ−カ、8は制御回
路、9は操作キ−である。
【0019】そして、電子ボリュ−ム1は、例えば、図
2に示すような回路構成を有するもので、10db単位
で減衰量が調整される可変L型抵抗器からなる粗調整部
11と、1db単位で減衰量が調整される同じく可変L
型抵抗器からなる微調整部12からなっており、粗調整
部11と微調整部12における減衰量の設定は制御回路
8によって行われるものである。
【0020】また、制御回路8は、例えば、マイクロコ
ンピュ−タによって構成されており、チュ−ナ2やテ−
プ操作部3の駆動、非駆動の切換え、チュ−ナ2におけ
る所望の受信信号の選局、切換えスイッチ5の切換え、
チュ−ナ2やテ−プ操作部3から得られる音響信号の種
別の判断、当該種別の音響信号に対する電子ボリュ−ム
1の音量調整量の一定周期のサンプリング、音響信号の
種別毎の前記サンプリング成分の加算及び平均値の算出
、2つの同種の音響信号におけるそれらの平均値の差の
算出、この平均値の差の算出に基づく電子ボリュ−ム1
に対する前述の減衰量の設定を行う。
【0021】なお、操作キ−9は受信可能な各受信信号
に対応した放送局21乃至25、テ−プ操作部26、付
加機能27、28別に設けられ、聴取者がそれらのキ−
9のいずれかのものの操作を行うことにより、前記放送
局21乃至25の中の所望の1つの局の選択、テ−プ操
作部3に対する駆動の選択、及び、電子ボリュ−ム1に
対する音量の増減の選択がそれぞれ行えるものである。
【0022】本実施例の装置は、以下に述べるような動
作を行う。
【0023】いま、始めに、テ−プ操作部3が駆動状態
になっていて、カセットテ−プに録音した音響信号が再
生されている状態であるものとして説明を行う。
【0024】カセットテ−プから再生された音響信号は
、接点b側に切換え接続されている切換えスイッチ5を
介して電子ボリュ−ム1に供給され、そこで所定の減衰
を受けた後、増幅器6に供給されてそこで電力増幅され
、スピ−カ7から放声される。このとき、前記音響信号
に対する電子ボリュ−ム1の音量調整量が、制御回路8
において一定周期でサンプリングされ、このサンプリン
グ成分は制御回路8において同種の音響信号(ここでは
音楽信号)に対する前記サンプリング成分に加算され、
次いで、それらの加算平均値レベルが算出され、前記平
均値レベルは前記制御回路8のメモリ内に一時的に記憶
される。
【0025】次に、各局を示す各別の操作キ−21乃至
25の中の所望の1つ、例えば、AM放送を行っている
第1の局に対応するキ−21を選んでそのキ−21の操
作を行うと、制御回路8は、テ−プ操作部3を駆動状態
から非駆動状態に変更し、同時に、チュ−ナ2を駆動状
態にし、かつ、当該チュ−ナ2において第1の局■から
のAM信号の選局を行い、さらに、切換えスイッチ5を
接点a側に切換え接続する。この場合、第1の局■から
のAM信号はチュ−ナ2で再生され、この再生された音
響信号は、接点a側に切換え接続されている切換えスイ
ッチ5を介して電子ボリュ−ム1に供給され、前と同様
に、そこで所定の減衰を受けた後、増幅器6に供給され
てそこで電力増幅され、スピ−カ7から放声される。ま
た、ここでも前と同様に、前記音響信号に対する電子ボ
リュ−ム1の音量調整量が、制御回路8において周期的
にサンプリングされるが、この場合に、今回再生された
の音響信号のソ−スはそれまで再生されていた音響信号
のソ−スと異なるものと見做しているので、今回再生さ
れたの音響信号の前記サンプリング成分と、前述のカセ
ットテ−プからの音響信号の前記サンプリング成分とは
異なる取り扱いが行われるものである。即ち、今回再生
されたの音響信号の前記サンプリング成分は、制御回路
8において直前まで行われていた同種の音響信号(音楽
信号)に対する前記サンプリング成分に加算されるもの
ではなく、やはり既に行われている同種の音響信号(ア
ナウンス信号)に対する前記サンプリング成分に加算さ
れ、次いで、それらの加算平均値レベルが算出され、前
記平均値レベルは、カセットテ−プからの音響信号(音
楽信号)に基づく前記平均値レベルの一時的な記憶内容
とは別にして、前記制御回路8のメモリ内に一時的に記
憶される。
【0026】この場合に、さらに、局別の操作キ−21
乃至25の中の他のキ−、例えば、FM放送を行ってい
る第2の局に対応するキ−22を選んでその操作を行う
と、今度は第2の局■からのFM放送の選局が行われ、
第2の局■からのFM信号がチュ−ナ部2で再生され、
この再生された音響信号は、前述の第1の局■からのA
M信号の処理の場合と同様に処理され、前記音響信号は
スピ−カ7から放声されるるとともに、制御回路8にお
いて同様に周期的にサンプリングされる。
【0027】ところで、今回、制御回路8において音量
調整量のサンプリングが行われる音響信号は、前記放送
信号であるにも係らず、前述のカセットテ−プからの音
響信号と同種の信号(音楽信号)である、即ち、同じソ
−スからの音響信号であると見做しているものであるか
ら、第2の局■からのFM放送の再生音響信号に対する
前記サンプリング成分は、既に行われているカセットテ
−プからの音響信号(音楽信号)に対する前記サンプリ
ング成分にさらに加算されるようになり、次いで、これ
ら加算された前記サンプリング成分の平均値レベルが算
出され、こうして得られた平均値レベルは前と同様に前
記制御回路8のメモリ内に一時的に記憶される。
【0028】そして、このとき、再び、操作キ−26の
選択によりテ−プ操作部3が駆動状態にされると、テ−
プ操作部3からの再生音響信号が、スピ−カ7から放声
され、かつ、当該再生音響信号に対する音量調整量が制
御回路8において周期的にサンプリングされるところま
では前述の動作を同じである。
【0029】ところで、今回音量調整量のサンプリング
が行われる音響信号は、テ−プ操作部3をソ−スとする
もので、直前まで前記サンプリングを行っていた音響信
号と同種の信号(音楽信号)であると見做しているもの
であるから、今回の音量調整量のサンプリング成分は直
前まで行われていた音響信号に対する前記サンプリング
成分に加算され、その加算された前記サンプリング成分
の平均値レベルの算出は、直前に前記メモリに一時記憶
された再生音響信号に対する音量調整量のサンプリング
成分の平均値レベルを更新するような態様で行われるこ
とになり、この更新された平均値レベルは前述と同様に
前記メモリに一時記憶される。
【0030】ここにおいて、制御回路8が行っている制
御の処理フロ−の1例を示す図3の流れ図を用いて、制
御回路8の制御動作についてさらに詳しく説明する。
【0031】制御動作が開始される(ステップ31)と
、最初に、サンプリングを行う期間を設定(この設定時
間は、例えば、6乃至20時間、好ましくは、10時間
)するサンプリングタイマをクリア状態にする(ステッ
プ32)。このときに、以下に述べるサンプリング回数
STt、STrはともに0にリセットされる。次に、こ
の音量調整装置を含む電気機器の電源が投入されている
か否かの判断を行う(ステップ33)。電源が投入され
ていないときにはステップ33に戻り、電源が投入され
ているときには一定時間tw、例えば、10sec毎に
当該音響信号に対する電子ボリュ−ム1の音量調整量の
サンプリングを行う(ステップ34)。次いで、前記サ
ンプリングされる音響信号が、テ−プ操作部3からの再
生信号及びチュ−ナ2からのFM信号をソ−スとするも
のであるか、または、チュ−ナ2からのAM信号ソ−ス
とするものであるかの判断を行う(ステップ35)。 次に、前記音響信号が、テ−プ操作部3からの再生信号
及びチュ−ナ2からのFM信号をソ−スとする前記サン
プリングされた音響信号であるときには、その音響信号
に対する電子ボリュ−ム1の音量調整量の平均値レベル
Vtの算出を行う(ステップ36)。また、前記音響信
号が、チュ−ナ2からのAM信号をソ−スとする前記サ
ンプリングされた音響信号であるときには、その音響信
号に対する電子ボリュ−ム1の音量調整量の平均値レベ
ルVrの算出を行う(ステップ37)。なお、ここにお
ける平均値レベルVt、Vrの算出は通常の加算平均値
を求める方法と同じ方法で行われる。さらに、テ−プ操
作部3からの再生信号及びチュ−ナ2からのFM信号を
ソ−スとする前記音響信号に対する前記サンプリングの
回数STt、または、チュ−ナ2からのAM信号をソ−
スとする前記音響信号のサンプリングの回数STrが一
定値以上になっているか否かの判断を行う(ステップ3
8)。このとき、これらサンプリング回数STt、ST
rが一定値以上になっていないときにはステップ33に
戻り、サンプリング回数STt、STrが一定値以上に
なっているときには前記平均値レベルVt、Vrを基に
してそれらの差(Vt−Vr)αが求められ、その求め
た結果を用いて電子ボリュ−ム1の補正値の算出を行う
(ステップ39)。なお、ここで、αは2未満の数であ
って、例えば、0.5に選ばれる。こうして得られた補
正値を基にして、電子ボリュ−ム1の粗調整部11また
は微調整部12の設定の修正が行われ、再び、前述の各
ステップ32乃至39が繰り返される。
【0032】以上説明したように、本実施例は、テ−プ
操作部3からの再生信号及びチュ−ナ2からのFM信号
をソ−スとする音響信号に対する電子ボリュ−ム1の音
量調整量のサンプリングの平均値レベルVtと、チュ−
ナ2からのAM信号をソ−スとする音響信号の前記サン
プリングの平均値レベルVrとが相違するとき、例えば
、それら平均値レベルVt、Vrの差が半分になるよう
に逐次電子ボリュ−ム1の減衰量を自動的に設定し直し
を行うもので、しかも、その設定のし直しは前記平均値
レベルVt、Vrの差がなくなるまで間歇的に行われる
ので、電子ボリュ−ム1によって行われる当該音量調整
は極めて滑らかになって、聴取者が気付かない内に各ソ
−ス間の音量調整が達成されるようになるものである。
【0033】以上の実施例は、テ−プ操作部3からの再
生信号及びチュ−ナ2からのFM信号をソ−スとするサ
ンプリングされた音響信号が1つの同種の音響信号(音
楽信号)であり、また、チュ−ナ2からのFM信号をソ
−スとするサンプリングされた音響信号がもう1つの同
種の音響信号(アナウンス信号)であるとし、前者の再
生中の音量調整量の平均値レベルVtと、後者の再生中
の音量調整量の平均値レベルVrとが相違するときに、
それらの平均値レベルVt、Vrの差を順次なくすよう
に音量の調整を行っているものである。
【0034】しかるに、本発明は、前述のような実施例
に限られるものではなく、テ−プ操作部3からの再生信
号をソ−スとするサンプリングされた音響信号が1つの
同種の音響信号であり、また、チュ−ナ2からのFM信
号をソ−スとするサンプリングされた音響信号がもう1
つの同種の音響信号であるとして、前述のように各再生
中の音量調整量の平均値レベルが前記2つの同種の音響
信号間で相違するときに、それらの平均値レベルの差を
順次なくすように音量の調整を行ってもよいものであり
、テ−プ操作部3の代わりにコンパクトデイスク(CD
)演奏部を設けても、また、デジタルオ−デイオテ−プ
レコ−ダ(DAT)操作部を設けてもよく、それらを併
設してもよいものである。
【0035】さらに、チュ−ナ2で受信される2つ以上
のFM信号が、変調度の相違等によって、それらの再生
音響信号の音量に差が生じる場合にも、各別のFM信号
の中の特定の2つのFM信号をソ−スとするサンプリン
グされた音響信号をそれぞれ同種の音響信号であるとし
、同様に各再生中の音量調整量の平均値レベルが前記2
つの同種の音響信号間で相違するときに、それらの平均
値レベルの差を順次なくすように音量の調整を行っても
よいものである。
【0036】そして、各別のFM信号の中の特定の2つ
のFM信号、例えば、局■からの第1のFM信号と局■
からの第2のFM信号をソ−スとするサンプリングされ
た音響信号が各別の2つの同種の音響信号であると見做
した場合を1例にとると、図3の動作ステップは、以下
に述べるように変更される。
【0037】ステップ35は、サンプリングされた音響
信号が第1のFM信号をソ−スとするものであるかまた
は第2のFM信号をソ−スとするものであるかの判断を
行う。ステップ36は、前記音響信号が第1のFM信号
をソ−スとするサンプリングされた音響信号であるとき
には、その平均値レベルV1 の算出を行う。また、前
記音響信号が第2のFM信号をソ−スとするサンプリン
グされた音響信号であるときには、その平均値レベルV
2 の算出を行う。ステップ38は、第1のFM信号を
ソ−スとする音響信号に対する音量調整量のサンプリン
グの回数ST1 、または、第2のFM信号をソ−スと
する音響信号に対する音量調整量のサンプリングの回数
ST2 が一定値以上になっているか否かの判断を行う
。ステップ39は、これらサンプリング回数ST1 、
ST2 が一定値以上のときに前記平均値レベルV1 
、V2 を基にしてそれらの差(V1 −V2 )αが
求められ、その求めた結果を用いて電子ボリュ−ム1の
補正値の算出を行う。
【0038】以上の説明は、第1のFM信号と第2のF
M信号の再生音響信号の間に音量の差がある場合につい
て行ったものであるが、その他の局間、例えば、局■か
らのい第3のFM信号と局■からの第4のFM信号の再
生音響信号の間に音量の差がある場合についても同様で
あり、それ以外の局間においても全く同様である。
【0039】本実施例によれば、電子ボリュ−ム1の出
力における、1つの局のFM信号をソ−スとする再生中
の音量調整量の平均値レベルと、他の1つの局のFM信
号をソ−スとする再生中の音量調整量の平均値レベルと
が相違するとき、前述の実施例と同様に、例えば、それ
ら平均値レベルの差が半分になるように逐次電子ボリュ
−ム1の減衰量を自動的に設定し直しを行い、しかも、
その設定のし直しは前記平均値レベルの差がなくなるま
で間歇的に行われるので、電子ボリュ−ム1によって行
われる音量調整は極めて滑らかに行われ、聴取者が気付
かないうちに前記平均値レベルの差を順次なくすように
音量の調整が行われるものである。
【0040】さらに、本実施例は、受信可能な2つ以上
のFM信号が、変調度の相違等によって、それらの再生
音響信号の音量に差が生じる場合においても、自動的に
その音量差をなくすように調整できるものである。
【0041】なお、図1に示される音量減少キ−26及
び音量増大キ−27は、それを操作することにより、手
動で好みの音量が選べるようにしたものである。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、1つの同種の信号ソ−
スから得られる再生中の音量調整量の平均値レベルと、
他の同種の信号ソ−スから得られる再生中の音量調整量
の平均値レベルとが相違するとき、例えば、テ−プ操作
部3からの再生信号及びチュ−ナ2からのFM信号をソ
−スとする同種の音響信号(例えば、音楽信号)の再生
中の音量調整量の平均値レベルと、チュ−ナ2からのA
M信号をソ−スとする他の同種の音響信号(例えば、ア
ナウンス信号)の再生中の音量調整量の平均値レベルと
が相違するとき、もしくは、1つの局のFM信号をソ−
スとする音響信号の再生中の音量調整量の平均値レベル
と、他の1つの局のFM信号をソ−スとする音響信号の
再生中の音量調整量の平均値レベルとが相違するとき、
それらの平均値レベルの差が次第に減少するように逐次
電子ボリュ−ム1の減衰量を自動的に設定し直しを行い
、しかも、その設定のし直しは前記平均値レベルの差が
なくなるまで間歇的に行われるので、電子ボリュ−ム1
によって行われる音量調整は極めて滑らかに行われ、聴
取者が気付かないうちに前記平均値レベルの差を順次な
くすように音量の調整が行われ、結果的に、聴取者が行
う電子ボリュ−ム1の操作量及び操作回数を減らすこと
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の学習型音量調整装置の1実施例を示す
ブロック構成図である。
【図2】本発明に用いる電子ボリュ−ムの1例を示す回
路構成図である。
【図3】制御回路が行う制御フロ−の1例を示す流れ図
である。
【符号の説明】
1  電子ボリュ−ム 2  チュ−ナ 3  テ−プ操作部 4  受信アンテナ 5  切換えスイッチ 6  増幅器 7  スピ−カ 8  制御回路(マイクロコンピュ−タ)9  操作キ
− 11  粗調整部 12  微調整部 21、22、23、24、25  局選択用キ−26 
 テ−プ操作部選択用キ− 27  音量減少用キ− 28  音量増大用キ−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  チュ−ナで再生された音響信号及び電
    気音響機器で再生された音響信号に対して音量調整を行
    う音量調整装置において、前記音量調整は制御回路によ
    り音量調整量が設定される電子ボリュ−ムで行い、かつ
    、前記音量調整量は既に再生された2つの同種の音響信
    号に対する再生中の音量調整量の平均レベルに基づいて
    設定されることを特徴とする学習型音量調節装置。
JP12817391A 1991-05-02 1991-05-02 学習型音量調整装置 Withdrawn JPH04330815A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020016578A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 エイブリック株式会社 電圧検出回路、半導体装置及び製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020016578A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 エイブリック株式会社 電圧検出回路、半導体装置及び製造方法

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