JP2002185276A - インターフェースレベル自動補正装置 - Google Patents

インターフェースレベル自動補正装置

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JP2002185276A
JP2002185276A JP2000375092A JP2000375092A JP2002185276A JP 2002185276 A JP2002185276 A JP 2002185276A JP 2000375092 A JP2000375092 A JP 2000375092A JP 2000375092 A JP2000375092 A JP 2000375092A JP 2002185276 A JP2002185276 A JP 2002185276A
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Asafumi Yamaguchi
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英之 平野
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インターフェースレベル自動補正
装置に関し、プログラムを選択する度にボリュームを調
整しなくとも、同じ音量レベルでの聴取ができるインタ
ーフェースレベル自動補正装置を提供すること。 【解決手段】 平均レベル演算部43aは、レベル検出
部42aで検出する入力信号のレベルから累積平均レベ
ルを算出してプログラム毎にデータ記憶部43bに記憶
しておき、レベル補正量演算部43cは、入力されるプ
ログラムが切り替えられると、データ記憶部43bに記
憶されているそのプログラムの累積平均レベルを読み出
し、それに基づいてレベル補正量を算出し、ボリューム
レベル演算部43dは、このレベル補正量を基に目標ボ
リュームレベルを算出し、この目標ボリュームレベルを
基にボリューム制御部43eがボリューム42bを制御
して自動的にボリュームを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホームオーディオ、
カーオーディオ等のアナログ信号再生装置に使用し、記
録レベルや変調度の違いにより聴取される情報であるア
ナログ信号(以下、プログラムという)毎に異なる聴取
レベルを自動補正するインターフェースレベル自動補正
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のホームオーディオ、カーオーディ
オ等のアナログ信号再生装置の概念的基本ブロックを図
7に示す。
【0003】図7に示すように、アナログ信号再生装置
は、FMモード11,AMモード12,Tapeモード
13,CDチェンジャーモード14などのモードと、そ
れぞれのモードにおいて、例えばTapeモード13の
場合であればカセットテープのA面/B面、FMモード
11やAMモード12においてはプリセットメモリされ
た受信可能局、といったプログラムを選択するプログラ
ムセレクタ21〜24と、モード毎に後段のボリューム
54に入力するアナログ信号のレベルを決定する固定ゲ
イン61〜64と、各モードの中から聴取したいモード
を選択するモードセレクタ51と、選択されたアナログ
信号の音量調整するボリューム54と、音量調節された
アナログ信号を所定レベルに増幅するパワーアンプ52
と、増幅されたアナログ信号を出力するスピーカー53
とを備えている。なお、図中太線は、FMモード11の
プリセット1というプログラムが選択されている状態の
信号の流れを示している。
【0004】このアナログ信号再生装置において、固定
ゲイン61〜64は、インターフェースレベルを決める
ものであり、経験的に知るところの各モードの平均的な
レベルを用い、それら各モードのレベルがボリューム入
力前で等しくなり且つそれ以降の回路におけるダイナミ
ックレンジを超えないように十分小さく、且つ高いS/
N比が確保できるように十分大きく、といった条件を満
足するように決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアナログ信号再生装置では、経験的に知ると
ころの平均的なレベルのプログラムが再生された場合に
は問題無いが、一般的には情報源の異なるモード毎、さ
らにはプログラム毎にレベルは異なっており、ボリュー
ム位置が同じであっても、プログラム毎の聴取レベルに
差が出てしまう。
【0006】例えば、FMモード11の場合、同じFM
モードであっても、局によって平均変調度が異なり、平
均変調度の深いプログラムは聴取レベルが大きくなり、
浅いプログラムは聴取レベルが小さくなる。この状態
で、聴取者が複数のプログラムを切り替えながら同じ音
量で聴取しようとすると、聴取者はプログラム毎にボリ
ューム54を調整しなければならず操作が煩雑であると
いう問題があった。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、プログラム毎の平均レベルを基に、聴
取するプログラム毎にボリュームを自動補正制御するこ
とにより、プログラムを選択する度にボリュームを調整
しなくとも、同じ音量レベルでの聴取ができるインター
フェースレベル自動補正装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインターフェー
スレベル自動補正装置は、複数のプログラムから随時切
り替え可能に1つのプログラムが選択され、選択された
プログラムのアナログ信号が入力され、入力されたアナ
ログ信号のレベルを検出するレベル検出部と、このレベ
ル検出部で検出したレベルの所定期間毎の平均値から累
積平均レベルを求める平均レベル演算部と、前記複数の
プログラム毎に前記累積平均レベルを記憶するデータ記
憶部と、前記プログラムが切り替えられたとき、前記デ
ータ記憶部に記憶している新しく選択されたプログラム
の前記累積平均レベルからレベル補正量を算出するレベ
ル補正量演算部と、このレベル補正量演算部の算出した
レベル補正量と最後に選択されていたプログラムのボリ
ュームレベルから目標ボリュームレベルを算出するボリ
ュームレベル演算部と、このボリュームレベル演算部の
算出した目標ボリュームレベルにボリュームを制御する
ボリューム制御部とを備え、自動的にボリュームを補正
する構成を有している。この構成により、プログラムが
切り替えられたとき、データ記憶部に記憶されている累
積平均レベルを基にレベル補正量が算出され、このレベ
ル補正量を基にボリュームが調整されることとなる。
【0009】前記平均レベル演算部は、平均値の算出を
開始してからn回目に算出した平均値Vsと、前回算出
した累積平均レベルVaとを用いて、((n−1)×V
a+Vs)/nにより累積平均レベルを求めることは好
ましい。
【0010】前記平均レベル演算部は、平均値の算出を
開始してからm回目以降の累積平均レベルを、今回算出
した平均値Vsと、前回算出した累積平均レベルVaと
を用いて、(m×Va+Vs)/(m+1)により求め
ることは好ましい。
【0011】前記レベル補正量演算部は、前記累積平均
レベルと基準値との差をレベル補正量とすることは好ま
しい。
【0012】前記基準値として、前記データ記憶部に記
憶している前記複数のプログラムの累積平均レベルのう
ち最大のレベルの前記累積平均レベルを用いることは好
ましい。
【0013】前記レベル補正量演算部は、新しく選択さ
れたプログラムの累積平均レベルより現在前記レベル検
出部で検出しているレベルが予め設定された値以上大き
いとき、その差の2分の1を前記累積平均レベルに加え
て累積平均レベルを補正することは好ましい。
【0014】前記ボリュームレベル演算部は、前記レベ
ル補正量と最後に選択されていたプログラムのレベル補
正量との差を前記最後に選択されていたプログラムのボ
リュームレベルに加えて前記目標ボリュームレベルを求
めることは好ましい。
【0015】前記ボリュームレベル演算部は、前記最後
に選択されていたプログラムのボリュームレベルが最小
であるとき、最小レベルを前記目標ボリュームレベルと
することは好ましい。
【0016】前記ボリュームレベル演算部は、算出した
前記目標ボリュームレベルがシステムの許容最大レベル
を超えているとき、システムの許容最大レベルを前記目
標ボリュームレベルとすることは好ましい。
【0017】前記ボリュームレベル演算部は、算出した
前記目標ボリュームレベルが最小レベル+1を下回った
とき、最小レベル+1を前記目標ボリュームレベルとす
ることは好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1〜図6は本発明に係
るインターフェースレベル自動補正装置を備えたアナロ
グ信号再生装置の一実施形態を示す図である。
【0019】図1に示すように、アナログ信号再生装置
は、FMモード11,AMモード12,Tapeモード
13,CDチェンジャーモード14などの情報源の異な
るモードと、それぞれのモードにおいて、例えばTap
eモード13の場合であればカセットテープのA面/B
面、FMモード11やAMモード12においてはプリセ
ットメモリされた受信可能局、といったプログラムを選
択するプログラムセレクタ21〜24と、モード毎に後
段のレベル自動補正機能付ボリューム41に入力するア
ナログ信号のレベルを決定する固定ゲイン31〜34
と、各モードの中から聴取したいモードを選択するモー
ドセレクタ51と、選択されたアナログ信号の音量調整
するとともに後述するレベル自動補正機能を持つレベル
自動補正機能付ボリューム(インターフェースレベル自
動補正装置)41と、音量調節されたアナログ信号を所
定レベルに増幅するパワーアンプ52と、増幅されたア
ナログ信号を出力するスピーカー53とを備えている。
なお、図中太線は、FMモード11のプリセット1とい
うプログラムが選択されている状態の信号の流れを示し
ている。
【0020】ここで、固定ゲイン31〜34は、一般的
には純粋にハードウェアで構成されるが、時には電子ボ
リュームなどを用いてソフト的に設定され、モード毎に
固定されたものである。これらは後段の各回路において
扱うアナログ信号が各回路のダイナミックレンジを超え
ないように十分小さく、且つ高いS/N比が確保できる
ように十分大きく、といった条件を満足するように設定
する。
【0021】また、レベル自動補正機能付ボリューム4
1は、図2に示すように、周知の電子ボリュームやDS
P(Digital Signal Processor)等の電子音量調整装置
42とマイコン等のボリューム制御装置43とからな
り、入力された選択されているプログラムのアナログ信
号のレベルは、レベル検出部42aでリアルタイムに検
出され(実際には微少時間のレベル平均値)、検出され
たレベル情報は、ボリューム制御装置43の平均レベル
演算部43aに入力される。
【0022】平均レベル演算部43aは、新たなプログ
ラムが選択されたり電源が切られたりするまでの間、後
述する平均レベルの演算を行いその演算結果をデータ記
憶部43bに定期的に記憶する。新たなプログラムが選
択されると、レベル補正量演算部43cが、後述するレ
ベル補正演算を行い、新たに選択されたプログラムに加
味すべきボリューム補正値を計算する。ボリュームレベ
ル演算部43dは、レベル補正量演算部43cで算出さ
れたボリューム補正値とボリューム操作入力部44を操
作してユーザが入力したボリューム状況などから、後述
するボリュームレベル演算を行って、最終ボリューム目
標値を決定する。ボリューム制御部43eは、ボリュー
ムレベル演算部で決定されたボリューム目標値に向け、
電子音量調整装置42のボリューム42bにボリューム
コントロールデータを送信する。
【0023】このようなレベル自動補正機能付ボリュー
ム41は、ボリューム制御装置43がプログラム毎の平
均レベルを基にプログラム毎にボリュームを自動的に補
正するようになっている。具体的には、図3のフローチ
ャートに示すように、電源が投入されるか、または、プ
ログラムが切り替えられると、レベル補正量演算部43
cが選択されたプログラムの累積平均レベルVaや基準
となる最大レベルをデータ記憶部43bから読み出す
(S11)。このプログラム毎の累積平均レベルや基準
となる最大レベルは、予めデータ記憶部43bに設定さ
れており、後述するレベル補正量演算処理や平均レベル
演算処理によって更新されるようになっている。
【0024】次いで、基準となる最大レベルのプログラ
ムと、選択されたプログラムとのレベル差を計算し、選
択されたプログラムのレベル補正量を求める(S1
2)。詳細には、図4のフローチャートに示すように、
レベル補正量演算部43cは、レベル検出部42aが検
出しているレベルを微少時間モニタし、その結果をVVS
としてデータ記憶部43bに格納し(S21)、図3の
ステップ11で読み出した累積平均レベルVaと比較
し、一定レベル(例えば6dB)以上大きいか判定し
(S22)、一定レベル以上大きい場合は、累積平均レ
ベルVaの緊急補正のため以下の式に示すようにVVS
Vaの差の半分をVaに加え(S23)、補正した平均
レベルをデータ記憶部43bの選択されたプログラム用
のエリアに記憶する(S24)。 Va=Va+(VVS−Va)/2=(VVS+Va)/2
【0025】次いで、データ記憶部43bに格納されて
いる全てのプログラムの累積平均レベルの中からレベル
が最大の累積平均レベルを取り出す(S25)。このレ
ベルはレベル補正の基準値として使用する。
【0026】次いで、取り出した基準値(レベルが最大
の累積平均レベル)と選択されたプログラムの累積平均
レベルVaとの差を求め、それを選択されたプログラム
に対するレベル補正量とする(S26)。このレベル補
正量は、次のボリュームレベル演算部43dに渡され
る。
【0027】これでレベル補正量演算部43cの処理は
終わり、図3に戻り、レベル補正量と他の音量決定要因
(ボリューム操作入力部44からの入力など)とから最
終的なボリュームを求める(S13)。詳細には、図5
のフローチャートに示すように、ボリュームレベル演算
部43dは、レベル補正量演算部43cから渡されたレ
ベル補正量Canと、データ記憶部43bに記憶されて
いる最後に選択されていた(直前に選択されていた)プ
ログラムのレベル補正量Calとの差(Can−Ca
l)を求め(S31)、最後に選択されていたプログラ
ムのボリュームレベル(レベル補正量込み)が最小レベ
ル(Mute)であるか判定し(S32)、最小レベル
であれば、新たなボリュームレベルも最小レベルとする
(S34)。
【0028】最後に選択されていたプログラムのボリュ
ームレベルが最小レベルでなければ、ステップ31で求
めた差を最後に選択されていたプログラムのボリューム
レベルに加えたものを新たなボリュームレベルVolと
する(S33)。
【0029】次いで、求めたボリュームレベルVolが
システムの許容最大レベルを超えているかを判定し(S
35)、システムの許容最大レベルを超えていれば、シ
ステムの許容最大レベルそのものをボリュームレベルと
する(S36)。システムの許容最大レベルを超えてい
なければ、ボリュームレベルがボリュームの最小レベル
+1を下回っているかを判定し(S37)、下回ってい
る場合は、ボリュームの最小レベル+1をボリュームレ
ベルとする(S38)。
【0030】このようにして、選択されたプログラムの
目標ボリュームレベルが決定し、図3に戻って、プログ
ラム切り替え時に設定されたミュートを解除し(S1
4)、ステップ13で求めたボリュームレベル(目標ボ
リュームレベル)にボリューム42bを制御するボリュ
ーム制御データをボリューム42bに出力する(S1
5)。
【0031】次に、選択されたプログラム聴取中にその
プログラムのレベルをモニタし記憶している累積平均レ
ベルを更新する処理を行う。まず、平均レベル演算部4
3aは、選択されているプログラムのデータ記憶部43
bに記憶している(最後に計算された)累積平均レベル
Vaとユニット番号nを読み出す(S16)。ユニット
番号とは、レベルの平均値を計算する時間単位(例えば
15秒といった比較的短い時間)であるユニットの通し
番号であり、平均値計算を開始してから時系列的に値を
1ずつ増やしていく。なお、初期値は1である。
【0032】次いで、レベル検出部42aから得られる
リアルタイムなレベル情報を基に短時間平均レベルを求
める(S17)。詳細には、図6のフローチャートに示
すように、平均レベル演算部43aは、レベル検出部4
2aから得られるリアルタイムの(微少時間毎の)レベ
ルの1ユニットの時間の間の平均値Vsを計算する(S
41)。ただし、予め設定されたレベル以下の低いレベ
ル(無音と判断できるレベル)である間は計算を中断す
る。
【0033】次いで、ユニット番号が16未満かどうか
を判定し(S42)、16未満であれば、ユニット番号
nに1加算し(S43)、次式により累積平均レベルV
a(n)を求める(S44)。なお、Va(n−1)は
ユニット番号n−1の累積平均レベルである。 Va(n)=((n−1)×Va(n−1)+Vs)/
【0034】ユニット番号が16以上であれば、総平均
計算のための母数を17で近似した次式で累積平均レベ
ルVa(16)を求める(S45)。なお、Va(16)は
ユニット番号16以降で最後に算出した累積平均レベル
である。 Va(16)=(16×Va(16)+Vs)/17
【0035】以上のようにして算出された累積平均レベ
ルVaは、図3に戻って、データ記憶部43b内の選択
されたプログラムのエリアに格納する(S18)。次い
で、別のプログラムが選択されたかを判定し(S1
9)、別のプログラムが選択されるとステップ11に戻
ってプログラムを聴取するためのボリューム制御を行
う。次いで、電源が切断されたかを判定し(S20)、
切断されていなければステップ17に戻り平均レベルの
算出を繰り返す。電源が切断されれば処理を終了する。
【0036】このように本実施形態においては、平均レ
ベル演算部43aがプログラム毎の累積平均レベルを算
出し、このプログラム毎の累積平均レベルを基に、レベ
ル補正量演算部43cがレベルの補正量を算出し、この
レベルの補正量を基に、ボリュームレベル演算部43d
がボリュームレベルを求め、ボリューム制御部43e
が、このボリュームレベルにボリューム42bを制御し
ているので、どのプログラムを選択しても、同じ音量レ
ベルで聴取できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はプログラ
ム毎の累積平均レベルをデータ記憶部に記憶しておき、
プログラムが新しく選択されたとき、記憶している選択
されたプログラムの累積平均レベルを基にボリュームレ
ベルの補正量を算出し、この補正量に基づいてボリュー
ムレベルを制御することにより、プログラムを切り替え
ると自動的にボリュームが調整され、同じ音量レベルで
の聴取ができるというすぐれた効果を有するインターフ
ェースレベル自動補正装置を提供することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインターフェース自動補正装置を
備えたアナログ信号再生装置の一実施形態を示す概略ブ
ロック図
【図2】そのレベル自動補正機能付ボリュームの概略ブ
ロック図
【図3】そのレベル自動補正処理を説明するフローチャ
ート
【図4】そのレベル補正量演算処理を説明するフローチ
ャート
【図5】そのボリュームレベル演算処理を説明するフロ
ーチャート
【図6】その累積平均レベル演算処理を説明するフロー
チャート
【図7】従来のアナログ信号再生装置の概略ブロック図
【符号の説明】
11 FMモード 12 AMモード 13 Tapeモード 14 CDチェンジャーモード 21〜24 プログラムセレクタ 31〜34 固定ゲイン 41 レベル自動補正機能付ボリューム(インターフェ
ースレベル自動補正装置) 42 電子音量調整装置 42a レベル検出部 42b ボリューム 43 ボリューム制御装置 43a 平均レベル演算部 43b データ記憶部 43c レベル補正量演算部 43d ボリュームレベル演算部 43e ボリューム制御部 44 ボリューム操作入力部 51 モードセレクタ 52 パワーアンプ 53 スピーカー 54 ボリューム 61〜64 固定ゲイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 英之 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 寺井 公人 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5D020 AC01 AC10 5D080 BA01 FA03 FA05 JA05 5J100 JA01 KA05 LA00 QA02 SA00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプログラムから随時切り替え可能
    に1つのプログラムが選択され、選択されたプログラム
    のアナログ信号が入力され、入力されたアナログ信号の
    レベルを検出するレベル検出部と、このレベル検出部で
    検出したレベルの所定期間毎の平均値から累積平均レベ
    ルを求める平均レベル演算部と、前記複数のプログラム
    毎に前記累積平均レベルを記憶するデータ記憶部と、前
    記プログラムが切り替えられたとき、前記データ記憶部
    に記憶している新しく選択されたプログラムの前記累積
    平均レベルからレベル補正量を算出するレベル補正量演
    算部と、このレベル補正量演算部の算出したレベル補正
    量と最後に選択されていたプログラムのボリュームレベ
    ルから目標ボリュームレベルを算出するボリュームレベ
    ル演算部と、このボリュームレベル演算部の算出した目
    標ボリュームレベルにボリュームを制御するボリューム
    制御部とを備え、自動的にボリュームを補正することを
    特徴とするインターフェースレベル自動補正装置。
  2. 【請求項2】 前記平均レベル演算部は、平均値の算出
    を開始してからn回目に算出した平均値Vsと、前回算
    出した累積平均レベルVaとを用いて、 ((n−1)×Va+Vs)/n により累積平均レベルを求めることを特徴とする請求項
    1に記載のインターフェースレベル自動補正装置。
  3. 【請求項3】 前記平均レベル演算部は、平均値の算出
    を開始してからm回目以降の累積平均レベルを、今回算
    出した平均値Vsと、前回算出した累積平均レベルVa
    とを用いて、 (m×Va+Vs)/(m+1) により求めることを特徴とする請求項2に記載のインタ
    ーフェースレベル自動補正装置。
  4. 【請求項4】 前記レベル補正量演算部は、前記累積平
    均レベルと基準値との差をレベル補正量とすることを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインターフ
    ェースレベル自動補正装置。
  5. 【請求項5】 前記基準値として、前記データ記憶部に
    記憶している前記複数のプログラムの累積平均レベルの
    うち最大のレベルの前記累積平均レベルを用いることを
    特徴とする請求項4に記載のインターフェースレベル自
    動補正装置。
  6. 【請求項6】 前記レベル補正量演算部は、新しく選択
    されたプログラムの累積平均レベルより現在前記レベル
    検出部で検出しているレベルが予め設定された値以上大
    きいとき、その差の2分の1を前記累積平均レベルに加
    えて累積平均レベルを補正することを特徴とする請求項
    4または5に記載のインターフェースレベル自動補正装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ボリュームレベル演算部は、前記レ
    ベル補正量と最後に選択されていたプログラムのレベル
    補正量との差を前記最後に選択されていたプログラムの
    ボリュームレベルに加えて前記目標ボリュームレベルを
    求めることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記
    載のインターフェースレベル自動補正装置。
  8. 【請求項8】 前記ボリュームレベル演算部は、前記最
    後に選択されていたプログラムのボリュームレベルが最
    小であるとき、最小レベルを前記目標ボリュームレベル
    とすることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
    載のインターフェースレベル自動補正装置。
  9. 【請求項9】 前記ボリュームレベル演算部は、算出し
    た前記目標ボリュームレベルがシステムの許容最大レベ
    ルを超えているとき、システムの許容最大レベルを前記
    目標ボリュームレベルとすることを特徴とする請求項7
    または8に記載のインターフェースレベル自動補正装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ボリュームレベル演算部は、算出
    した前記目標ボリュームレベルが最小レベル+1を下回
    ったとき、最小レベル+1を前記目標ボリュームレベル
    とすることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記
    載のインターフェースレベル自動補正装置。
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