JPH04330436A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

Info

Publication number
JPH04330436A
JPH04330436A JP27412791A JP27412791A JPH04330436A JP H04330436 A JPH04330436 A JP H04330436A JP 27412791 A JP27412791 A JP 27412791A JP 27412791 A JP27412791 A JP 27412791A JP H04330436 A JPH04330436 A JP H04330436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silver halide
layer
emulsion
silver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27412791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2934993B2 (ja
Inventor
Taketoshi Yamada
岳俊 山田
Yuji Aritomi
勇治 有冨
▲高▲向 保彦
Yasuhiko Takamukai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP3274127A priority Critical patent/JP2934993B2/ja
Publication of JPH04330436A publication Critical patent/JPH04330436A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2934993B2 publication Critical patent/JP2934993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電防止層を有するハ
ロゲン化銀写真感光材料に関する。
【0002】
【発明の背景】一般にプラスチックフィルム支持体は、
帯電性が強く、これが使用上多くの制約を与えている例
は多い。例えばハロゲン化銀写真感光材料においてはポ
リエチレンテレフタレートのような支持体が一般に使用
されるが、特に冬季の如き低湿度において帯電し易い。 最近のように高感度写真乳剤を高速度で塗布する場合、
特に帯電防止対策が重要である。
【0003】感光材料が帯電すると、その放電によりス
タチックマークがでたり、またはゴミ等の異物を付着し
、これによりピンホールを発生させたりして著しく品質
を劣化し、その修正のため非常に作業性をおとしてしま
う。このため、一般に感光材料では帯電防止剤が使用さ
れ、最近では、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、
ポリエチレンオキサイド基を含有する界面活性剤ないし
高分子化合物、スルホン酸又はリン酸基を分子内に有す
るポリマー等が用いられている。
【0004】しかしながら、これらの従来技術では、現
像処理により、帯電防止能が大幅に劣化してしまう。こ
れはアルカリを用いる現像工程、酸性の定着工程、水洗
等の工程を経ることにより帯電防止能が失われるものと
思われる。したがって印刷感光材料等のように、処理済
みフィルムをさらに用いてプリントするような場合に、
ゴミの付着によるピンホール発生等の問題を生ずる。こ
のため例えば特開昭55−84658号、同61−17
4542号ではカルボキシル基を有する水溶性導電性ポ
リマー、カルボキシル基を有する疎水性ポリマー及び多
官能アジリジンからなる帯電防止層が提案されている。 この方法によれば処理後にも帯電防止能を残すことがで
きるが、このような帯電防止層を塗設することにより、
ある種のスキャナーにみられるようなテフロンで被覆さ
れた面を有する搬送経路を有する自動搬送装置において
感光材料の搬送中にテフロンで被覆された面に電荷が蓄
積され、搬送不良すなわち感光材料が正常に搬送排出さ
れないという欠点があった。また帯電防止層を塗設する
ことにより生保存後に傷が付き易くなるという欠点もあ
った。
【0005】
【発明の目的】上記のような問題に対し、本発明の目的
は、現像処理後も帯電防止能の劣化が起こらず、さらに
テフロンで被覆された面を有する搬送経路をもつ自動搬
送装置でも搬送不良が起こらず、また生保存後にも傷が
付きにくいハロゲン化銀写真感光材料を提供することで
ある。
【0006】
【発明の構成】本発明の上記目的は、支持体上にイオン
性ポリマーまたは金属酸化物を含有する導電層を設け、
かつフッ素を含有する界面活性剤を少なくとも1種また
は粒径が10μm以上であるマット剤を有している写真
構成層を少なくとも1層有することを特徴とするハロゲ
ン化銀写真感光材料により達成される。
【0007】以下、本発明につき詳細に説明する。
【0008】本発明のイオン性導電性ポリマーは、単独
で使用することによっても透明な層を形成し得るが、少
しの乾燥条件のブレによって層のひび割れを引き起こし
てしまう。本発明の構成ではそのひび割れを防ぐために
疎水性ポリマー粒子を含有しているが、その効果は大き
い。
【0009】本発明のイオン性導電性ポリマーについて
は、スルホン酸基、硫酸エステル基、4級アンモニウム
塩、3級アンモニウム塩、カルボキシル基、ポリエチレ
ンオキシド基から選ばれる少なくとも1つの導電性基を
有するポリマーが挙げられる。これらの基のうちスルホ
ン酸基、硫酸エステル基、4級アンモニウム塩基が好ま
しい。導電性基はポリマー1分子当たり5重量%以上を
必要とする。イオン性の導電性ポリマー中に含まれるカ
ルボキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、エポキシ基、ア
ジリジン基、活性メチレン基、スルフィン酸基、アルデ
ヒド基、ビニルスルホン基のうち、カルボキシ基、ヒド
ロキシ基、アミノ基、エポキシ基、アジリジン基、アル
デヒド基が好ましい。これらの基はポリマー1分子当た
り5重量%以上必要とする。ポリマーの分子量は、30
00〜100000であり、好ましくは3500〜50
000である。
【0010】以下、本発明に用いられるイオン性導電性
ポリマーの化合物例を挙げるがこれに限定されるもので
はない。
【0011】
【化1】
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】
【化5】
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】
【0019】
【化9】
【0020】
【化10】
【0021】
【化11】
【0022】
【化12】
【0023】
【化13】
【0024】これらのポリマーは市販又は常法によって
得られるモノマーを重合することにより合成することが
出来る。これらの化合物の添加量は0.01〜10g/
m2が好ましく、特に好ましくは0.1〜5g/m2で
ある。
【0025】これらの化合物は単独或いは種々の親水性
バインダー又は疎水性バインダーと混合させて層を形成
させることができる。親水性バインダーとして特に有利
に用いられるものはゼラチン又はポリアクリルアミドで
あるが、他のものとしては、コロイド状アルブミン、セ
ルロールアセテート、セルロースニトレート、ポリビニ
ルアルコール、加水分解されたポリビニルアセテート、
フタル化ゼラチンが挙げられる。疎水性バインダーとし
ては分子量2万〜100万以上のポリマーが含まれ、ス
チレン−ブチルアクリレート−アクリル酸3元共重合ポ
リマー、ブチルアクリレート−アクリロニトリル−アク
リル酸3元共重合ポリマー、メチルメタクリレート−エ
チルアクリレート−アクリル酸3元共重合ポリマーが挙
げられる。
【0026】次に本発明の水溶性導電性ポリマー層中に
含有させる疎水性ポリマー粒子は、実質的に水に溶解し
ない所謂ラテックス状で含有されている。この疎水性ポ
リマーは、スチレン、スチレン誘導体、アルキルアクリ
レート、アルキルメタクリレート、オレフィン誘導体、
ハロゲン化エチレン誘導体、アクリルアミド誘導体、メ
タクリルアミド誘導体、ビニルエステル誘導体、アクリ
ロニトリル等の中から任意の組み合わせで選ばれたモノ
マーを重合して得られる。特にスチレン誘導体、アルキ
ルアクリレート、アルキルメタクリレートが少なくとも
30モル%含有されているのが好ましい。特に50モル
%以上が好ましい。
【0027】疎水性ポリマーをラテックス状にするには
乳化重合をする、固体状のポリマーを低沸点溶媒に溶か
して微分散後、溶媒を留去するという2つの方法がある
が粒径が細かく、しかもそろったものができるという点
で乳化重合することが好ましい。
【0028】乳化重合の際に用いる界面活性剤としては
、アニオン性、ノニオン性を用いるのが好ましく、モノ
マーに対し10重量%以下が好ましい。多量の界面活性
剤は導電性層をくもらせる原因となる。疎水性ポリマー
の分子量は3000以上であれば良く、分子量による透
明性の差はほとんどない。
【0029】本発明の疎水性ポリマーの具体例を挙げる
【0030】
【化14】
【0031】
【化15】
【0032】
【化16】
【0033】
【化17】
【0034】本発明では導電性層が透明支持体上に塗設
される。透明支持体は写真用のもの全てが使えるが好ま
しくは、可視光を90%以上透過するように作られたポ
リエチレンテレフタレート又はセルローストリアセテー
トである。
【0035】これらの透明支持体は、当業者に良く知ら
れた方法で作成されるものであるが、場合によっては光
透過を実質的に阻害しないように染料を若干添加して青
味付けしたりしても良い。
【0036】本発明の支持体は、コロナ放電処理をした
後ラテックスポリマーを含有する下引層が塗設されてい
てもよい。コロナ放電処理は、エネルギー値として1m
W〜1KW/m2minが特に好ましく適用される。又
特に好ましくは、ラテックス下引層塗布後導電性層を塗
設する前にコロナ放電処理を再度行うと良い。
【0037】本発明の導電性層を硬化する化合物として
は、多官能のアジリジン系化合物、トリアジン系化合物
、ビニルスルホン化合物、アルデヒド系化合物、シアノ
アクリレート系化合物、ペプチド系化合物、エポキシ系
化合物等が好ましい。特に2官能、3官能で分子量が6
00以下のものが好ましい。
【0038】本発明の導電性層は感光性層より支持体側
にあってもよいし、感光層に対し支持体の反対側、いわ
ゆる背面にあってもよい。
【0039】好ましい添加量は架橋剤に対して、5〜2
00wt%である。
【0040】本発明において導電層中に用いる金属酸化
物は、酸化インジウム、酸化スズ或はアンチモン原子又
はリン原子をドープした金属酸化物のいづれか又はこれ
らの組み合わせを用いることができる。
【0041】酸化インジウムとしては、酸化第1インジ
ウム、(In2O)と酸化第2インジウム(In2O3
)とが知られているが、本発明では、酸化第2インジウ
ムを用いるのが好ましい。
【0042】又、酸化スズとしては、酸化第1スズ(S
nO)と酸化第2スズ(SnO2)が知られているが、
本発明で好ましく用いられるのは酸化第2スズである。 アンチモン原子又はリン原子をドープした金属酸化物と
しては具体的には、酸化スズ及び酸化インジウムを挙げ
ることができる。前記金属酸化物にアンチモン又はリン
をドーピングするにはスズやインジウムのハロゲン化物
、アルコキシ化物或は硝酸塩化合物とアンチモン又はリ
ンのハロゲン化物、アルコキシ化物或は硝酸塩化物と混
合して酸化燃成して得ることができる。これらの金属化
合物は、容易に入手することができる。又アンチモン又
はリンをドープする際の好ましい含有率は、スズやイン
ジウムに対して0.5〜10%の重量%が好ましい。こ
れらの無機化合物の添加方法は、ゼラチンなどの親水性
コロイドに分散、或はアクリル酸やマレイン酸などの高
分子化合物に分散して添加することが好ましい。バイン
ダー当たりの担持の割合は1〜100重量%が好ましい
【0043】本発明に用いられるフッ素を含有する界面
活性剤として下記一般式〔Fa〕、〔Fb〕、〔Fc〕
、〔Fd〕又は〔Fe〕で表すことができる。
【0044】
【化18】
【0045】〔式中、R1,R2,R4,R5及びR6
は、それぞれ炭素原子数1〜32の直鎖又は分岐状のア
ルキル基で、例えばメチル基、エチル基、ブチル基、イ
ソブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ノ
ニル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基等を表
すが環状をなすアルキル基でもよく、R1,R2の少な
くとも1つの基及びR4,R5、R6の少なくとも1つ
の基は、少なくとも1つのフッ素原子で置換されている
。又R1,R2,R4,R5及びR6は、それぞれアリ
ール基、例えばフェニル基、ナフチル基等を表し、これ
らのアリール基はR1,R2のうち少なくとも1つの基
及びR4,R5,R6のうち少なくとも1つの基が、少
なくとも1つのフッ素原子で置換された基で置換されて
いる。
【0046】更にR3及びR7はカルボキシラト基、ス
ルホナト基又はリン酸基等の酸基を表わす。〕
【004
7】
【化19】
【0048】〔式中、R8は炭素原子数1〜32のアル
キル基で、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ヘ
キシル基、ノニル基、ドデシル基、ヘキサデシル基等を
表すが、これらの基は少なくとも1つのフッ素原子で置
換されている。nは1〜3の整数を表し、n1は0〜4
の整数を表す。〕
【0049】
【化20】
【0050】〔式中、R9は炭素原子数1〜32の飽和
、不飽和の直鎖又は分岐状のアルキル基を表し、例えば
飽和アルキル基としては、メチル基、エチル基、ブチル
基、イソブチル基、ヘキシル基、ドデシル基、オクタデ
シルキ等を表し、不飽和アルキル基としては例えばアリ
ル基、ブデニル基、オクテニル基等を表す。そしてこれ
らの飽和、不飽和のアルキル基は少なくとも1つのフッ
素原子で置換されている。n2及びn3は1〜3の整数
を示す。又n4は0〜6の整数を表す。〕
【0051】
【化21】
【0052】〔式中、Yは硫黄原子、セレン原子、酸素
原子,窒素原子又は−N(R11)−基(ここでR11
は水素原子又は炭素原子数1〜3のアルキル基、例えば
メチル基、エチル基を表わす) を表し、R10は、前
記一般式〔Fc〕におけるR8で表される基と同義の基
又は少なくとも1つのフッ素原子で置換されたアリール
基(例えばフェニル基、ナフチル基等) を表わす。又
Zは、5員又は6員ヘテロ環を形成するのに必要な原子
群を表し、これらの例としては、チアゾール環、セレナ
ゾール環、オキサゾール環、イミダゾール環、ピラゾー
ル環、トリアゾール環、テトラゾール環、ピリミジン環
、トリアジン環等を挙げることができる。
【0053】上記のヘテロ環には更にアルキル基、アリ
ール基等の置換基を有してもよく、又これらの置換基に
はフッ素原子が置換されてもよい。
【0054】次に上記一般式〔Fa〕〜〔Fe〕で表さ
れるフッ素を含有する界面活性剤の具体例を示すが、本
発明に用いることのできる化合物はこれらに限定される
ものではない。
【0055】
【化22】
【0056】
【化23】
【0057】
【化24】
【0058】
【化25】
【0059】
【化26】
【0060】
【化27】
【0061】
【化28】
【0062】
【化29】
【0063】
【化30】
【0064】
【化31】
【0065】本発明に用いられるフツ素を含有する界面
活性剤は、0.02〜800mg/m2、より好ましく
は0.05〜300mg/m2含有させる。さらに好ま
しくは0.1〜20mg/m2である。
【0066】また本発明のフツ素を含有する界面活性剤
は感光材料の最外層に添加するのが好ましい。
【0067】本発明の実施に際し、使用されるポリマー
マット剤の具体的例はポリメチルアクリレートのごとき
水分散性ビニル重合体及びセルロースアセテートプロピ
オネート、メチルメタアクリレート、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタアクリレートのごときアクリル
酸エステルの単独重合体またはこれらのアクリル酸エス
テル同志が他のビニルモノマーとの共重合体のごとき水
分散性ビニル重合体のマット剤が挙げられる。これまで
にマット剤としては、英国特許第1,055,713号
、米国特許第1,939,213号、同第2,221,
873号、同2,268,662号、同2,332,0
37号、同2,376,005号、同2,391,18
1号、同2,701,245号、同2,992,101
号、同3,079,257号、同3,262,782号
、同3,516,832号、同3,539,344号、
同3,591,379号、同3,754,924号、同
3,767,448号等に記載されている有機マット剤
、西独特許2,592,321号、英国特許第760,
775号、同1,260,772号、米国特許第1,2
01,905号、同2,192,241号、同3,05
3,662号、同3,062,649号、同3,257
,206号、同3,322,555号、同3,353,
958号、同3,370,951号、同3,411,9
07号、同3,437,484号、同3,523,02
2号、同3,615,554号、同3,635,714
号、同3,769,020号、同4,021,245号
、同4,029,504号等に記載されている無機マッ
ト剤等を好ましく用いることができる。
【0068】また特に好ましくは一般に用いられている
コロイダルシリカ、シリカ類及びポリメチルメタアクリ
レート等が挙げられるが、その種類について限定される
ものではない。本発明の効果が得られるポリマーマット
剤の粒径は10μm以上であるが、70μmをこえる場
合は、ピンホールが発生し、画像画質上好ましくない効
果を与える。したがって好ましいマット剤の粒径は10
μm以上70μm以下である。マット剤の添加位置は好
ましくは乳剤層の上の保護層や例えばバッキング層側の
保護層等再外層に添加される。
【0069】本発明のマット剤は他のマット剤と併用す
ることもできる。
【0070】本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤(以
下ハロゲン化銀乳剤乃至単に乳剤などと称する。)には
、ハロゲン化銀として例えば臭化銀、沃臭化銀、沃塩化
銀、塩臭化銀、及び塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤
に使用される任意のものを用いる事ができるが、好まし
くは、ネガ型ハロゲン化銀乳剤として60モル%以上の
塩化銀を含む塩臭化銀、またポジ型ハロゲン化銀乳剤と
して10モル%以上の臭化銀を含む塩臭化銀、臭化銀、
ヨウ臭化銀である。
【0071】本発明のハロゲン化銀乳剤には当業界公知
の各種技術、添加剤等を用いることができる。
【0072】例えば、本発明で用いるハロゲン化銀写真
乳剤およびバッキング層には、各種の化学増感剤、色調
剤、硬膜剤、界面活性剤、増粘剤、可塑剤、スベリ剤、
現像抑制剤、紫外線吸収剤、イラジェーション防止剤染
料、重金属、マット剤等を各種の方法で更に含有させる
ことができる。また、本発明ハロゲン化銀写真乳剤およ
びバッキング層中にはポリマーラテックスを含有させる
ことができる。
【0073】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
ることができる支持体としては、酢酸セルロース、硝酸
セルロース、ポリエチレンテレフタレートのようなポリ
エステル、ポリエチレンのようなポリオレフィン、ポリ
スチレン、バライタ紙、ポリオレフィンを塗布した紙、
ガラス、金属等を挙げることができる。これらの支持体
は必要に応じて下地加工が施される。
【0074】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は
露光後種々の方法、例えば通常用いられる方法により現
像処理することができる。
【0075】黒白現像液は、ヒドロキシベンゼン類、ア
ミノフェノール類、アミノベンゼン類等の現像主薬を含
むアルカリ溶液であり、その他のアルカリ金属塩の亜硫
酸塩、炭酸塩、重亜硫酸塩、臭化物および沃化物等を含
むことができる。
【0076】
【実施例】次に本発明を実施例によって具体的に説明す
る。但し当然のことながら、本発明がこれらによって限
定されるものではない。
【0077】実施例1 本実施例では、下記のように乳剤層塗布液その他を調製
し、試料を作成した。(乳剤層、及び、乳剤層上部の保
護層の塗布液の調製)   溶液A       水                  
                         
        9.7l      塩化ナトリウム
                         
               20g      ゼ
ラチン                      
                       10
5g  溶液B       水                  
                         
        3.8l      塩化ナトリウム
                         
               94g      ゼ
ラチン                      
                       36
5g      臭化カリウム           
                         
     450g      ヘキサクロロイリジウ
ム酸カリウム塩の0.01%水溶液     28ml
      ヘキサブロモロジウム酸カリウム塩の0.
01%水溶液      1.0ml  溶液C       水                  
                         
        3.8l      硝酸銀    
                         
                 1700g   40℃に保温された上記溶液A中に、pH3、pA
g7.7に保ちながら上記溶液B及び溶液Cを同時に関
数的に60分間にわたって加え、さらに10分間し続け
た後、炭酸ナトリウム水溶液でpHを6.0に調整し、
20%硫酸マグネシウム水溶液2l及びポリナフタレン
スルホン酸の5%水溶液2.55lを加え、乳剤を40
℃にてフロキュレート化し、デカンテーションを行い水
洗いして過剰の水溶液の塩を除去する。次いで、それに
3.7lの水を加えて分散させ再び20%の硫酸マグネ
シウム水溶液0.9lを加えて同様に過剰の水溶液の塩
を除去する。それに3.7lの水と141gのゼラチン
を加えて、55℃30分間分散させる。 これによって臭化銀32モル%、塩化銀68モル%、平
均粒径0.25μm、 単分散度9の乳剤が得られる。
【0078】この乳剤を2600ml量り取り、それに
クエン酸1%の水溶液40mlと、臭化カリウム5%の
水溶液を100ml加えて、pH、pAgを調整した。 このようにして得た乳剤にチオ硫酸ナトリウム0.1%
の水溶液を20ml及び0.1%の塩化金酸水溶液30
mlを加えて60℃でおよそ3時間の間熟成して、最高
感度にする。
【0079】上記乳剤に、カブリ防止剤として、1−フ
ェニル−5−メルカプトテトラゾールの0.5%溶液を
25ml、 安定剤として4−ヒドロキシ−6−メチル
−1,3,3a,7−テトラザインデンの1%溶液を6
00ml、ゼラチンの10%水溶液を960ml加え、
 熟成を停止した後、得られた乳剤に安定剤として4−
ヒドロキシ−6−メチル−1,2,3a,7−テトラザ
インデンを10g、ゼラチンの20%水溶液を1,60
0ml加えて熟成を停止した後、下記3成分〔成分(a
)、成分(b)、成分(c)〕のモル比が成分(a):
成分(b):成分(c)=50:46:4である混合物
を乳剤中のハロゲン化銀1モル当たり40mg添加した
【0080】
【化32】
【0081】得られた乳剤に添加剤を下記の付量になる
ように調整添加し、特開昭59−19941号の実施例
1記載のラテックス下引処理をした厚さ100μmのポ
リエチレンテレフタレートを支持体上に塗布した。
【0082】        ラテックスポリマー:           エチルアクリレート−1,1−ジ
クロロエチレン共重合体     0.35g/m2 
      サポニン               
                         
       140mg/m2       化合物
D                        
                        6
0mg/m2       ハイドロキノン     
                         
           160mg/m2      
 スチレン−マレイン酸共重合体          
                  70mg/m2
       銀量                
                         
          44.5g/m2 (乳剤層保護膜)乳剤層保護膜として下記の付量になる
ように調整し、同時塗布した。     本発明のマット剤             
                         
 20mg/m2       ビス−(2−エチルヘ
キシル)スルホ琥珀酸エステル          8
.6mg/m2       臭化カリウム     
                         
             20mg/m2     
  アルカリ処理ゼラチン(等電点4.9)     
                 1.4g/m2 
      ホルマリン              
                         
      20mg/m2       シアヌルク
ロライド                     
                50mg/m2   一方、乳剤層と反対側の支持体上にあらかじめ30
W/(m2・min)のパワーでコロナ放電した後、ポ
リ(スチレン−ブチルアクリレート−グリシジルメタク
リレート)ラテックスポリマーをヘキサメチレンアジリ
ジン硬膜剤の存在下で塗布し、さらに帯電防止液を下記
付量になるように33m/minの早さでロールフィッ
トコーティングパン及びエアーナイフを使用して塗布し
、これを90℃、2分間乾燥し、140℃90秒間熱処
理して帯電防止層とした。
【0083】 (帯電防止液)         本発明のイオン性ポリマー(A)  
                      0.7
g/m2        ラテックス        
       (B−14)            
      0.2g/m2        ポリエチ
レングリコール(Mw=600)          
          600mg/m2       
 化合物(L)                  
                        1
00mg/m2
【0084】
【化33】
【0085】 (バッキング層)       ラテックスポリマー:          エチルアクリレート−1,1−ジク
ロロエテン共重合体        50mg/m2 
     スチレン−マレイン酸共重合体      
                        2
0mg/m2      クエン酸         
                         
               15mg/m2   
   5−ニトロインダゾール           
                         
 20mg/m2      サポニン       
                         
                  140mg/m
【0086】
【化34】
【0087】 アルカリ処理ゼラチン               
                         
    2.5g/m2 グリオキザール                  
                         
      30mg/m2化合物(M)      
                         
                     54mg
/m2
【0088】
【化35】
【0089】(バッキング層保護膜)添加剤を下記付量
になるよう調整し、バッキング層上部に同時重層塗布し
た。 ビス−(1−エチルヘキシル)スルホコハク酸エステル
                10mg/m2マッ
ト剤:ポリメタクリル酸メチル(平均粒径 4.0μm
)               40 mg/m2ア
ルカリ処理ゼラチン(等電点 4.9)       
                        1
.3g/m2グリオキザール            
                         
            20mg/m2   なお、上記塗布液のpHはあらかじめ5.4に調整
してから塗布した。
【0090】以上のようにして得られた未現像の試料で
自動搬送装置での搬送性を評価した。また下記に示す現
像液、定着液を使用し、自動現像機GR−27(コニカ
株式会社製)で現像処理した後、静電防止能を求めた。 (現像処理条件) 現像          28℃        30
秒定着          28℃       約2
0秒水洗          常温       約2
0秒(現像液組成) (組成A)   純水(イオン交換水)             
                         
   150ml  エチレンジアミン四酢酸二ナトリ
ウム塩                      
   2g  ジエチレングリコール        
                         
        50g  亜硫酸カリウム(55%w
/v 水溶液)                  
             100ml  炭酸カリウ
ム                        
                         
50g  ハイドロキノン             
                         
         15g  1−フェニル−3−ピラ
ゾリドン                     
               0.5g  1‐フェ
ニル‐5‐メルカプトテトラゾール         
              30mg  水酸化カリ
ウム                       
   使用液のpHを10.4にする量 臭化カリウム
                         
                         
4.5g(組成B)   純水(イオン交換水)             
                         
   3mg  ジエチレングリコール       
                         
         50g  エチレンジアミン四酢酸
二ナトリウム塩                  
      25mg  酢酸(90% 水溶液)  
                         
                 0.3ml現像液
の使用時に水500ml中に上記組成A、組成Bの順に
溶かし、1lに仕上げて用いた。
【0091】(定着液処方) (組成A) チオ硫酸アンモニウム(72.5w% 水溶液)   
                        2
40ml亜硫酸ナトリウム             
                         
         17g酢酸ナトリウム・3水塩  
                         
              6.5g硼酸     
                         
                         
     6gクエン酸ナトリウム・2水塩     
                         
         2g酢酸(90w% 水溶液)  
                         
                 13.6ml(組
成B) 純水 (イオン交換水)              
                         
      17ml硫酸 (50w%の水溶液)  
                         
               4.7g硫酸アルミニ
ウム (Al2O3換算含量が8.1w% の水溶液)
           26.5g   定着液の使用時に水500ml中に上記組成A、組
成Bの順に溶かし、1lに仕上げて用いた。この定着液
のpHは約4.3であった。
【0092】また得られた未現像の試料を2つにわけ、
一方は23℃、55%RHで3日間保存した。残りの一
方は23℃、55%RHで3時間調湿した後、重ねた状
態で防湿復路に封入し、55℃で3日間保存して強制劣
化させ経時代用試料を作成し、傷防止能を比較した。
【0093】評価方法は下記方法を用いた。
【0094】(自動搬送装置での搬送時の評価)搬送性
は、大日本スクリーン社製スキャナーSG−747RU
を用いて評価した。
【0095】609×812mmの大きさの試料を自動
搬送させ、露光後、試料が正常に排出された場合を○と
し、正常に排出されなかった場合を×とした。
【0096】(帯電防止能の評価)帯電防止能は、現像
処理後のピースをネオプレンゴムローラーで10回こす
り、このピースの上に5mmφの紙片をかざし、紙片の
ピースへの吸い付き度を5段階ランク法で評価した。最
も良い時を5ランク、悪い時を1ランクとした。
【0097】(傷防止能の評価)現像処理前のピースを
テフロン板に荷重10Kgで100回こすりつけ、傷の
付き具合を5段階ランク法で評価した。最も良い時を5
、悪い時を1ランクとした。
【0098】
【表1】
【0099】表1の結果から本発明の試料は現像処理等
の処理後も帯電防止能の劣化が起こらず、テフロンで被
覆された面を有する搬送経路をもつ自動搬送装置でも搬
送不良が起こらず生保存後にも傷防止能が良好である。
【0100】実施例2 (導電層を有する支持体の調整)乳剤層と反対側の支持
体上に予め実施例1と同様の方法で帯電防止層(U−1
)を設けた支持体(I)、および乳剤層と反対側の支持
体上に予め30W/(m2・min)のパワーでコロナ
放電したのち、ポリ(アクリロニトリル−塩化ビニリデ
ン−アクリル酸)ラテックスポリマーを塗布し、さらに
下記帯電防止液2を下記付き量になるようにロールフィ
ットコーティングパンおよびエアーナイフを使用して塗
布し、100℃5分間乾燥し、帯電防止層(U−2)を
設け更に下記加工液3を下記付き量になるように塗布し
100℃5分間乾燥して、支持体(II)を用意した。 また同様にU−2上に加工液4を塗布し、支持体(II
I)を用意した。
【0101】 (帯電防止液2)   銀をドープした5酸化バナジウム        
              2mg/m2  ラテッ
クスポリマー:       塩化ビニリデン−アクリル酸メチル−イタ
コン酸              (83:15:2
)共重合体                    
 6mg/m2  OLIN  10G  SURFA
CTANT                    
           62.5μm(加工液3)   ラテックスポリマー:       塩化ビニリデン−アクリル酸メチル−イタ
コン酸              (83:15:2
)共重合体                    
470mg/m2  1,3−ジオキサン−2−オン 
                         
    6mg/m2  OLIN  10G  SU
RFACTANT                 
              35mg/m2(加工液
4)   ラテックスポリマー:       塩化ビニリデン−アクリル酸メチル−イタ
コン酸              (88:10:2
)共重合体                    
470mg/m2  OLIN  10G  SURF
ACTANT                   
            23mg/m2 (ハロゲン化銀乳剤Aの調製)同時混合法を用いて塩沃
臭化銀乳剤(銀1モル当たり塩化銀62モル%沃化銀0
.5モル%)を調製した。この混合時にヘキサブロムロ
ジウム酸カリウム塩を銀1モル当たり5×10−8モル
とヘキサクロロイリジウム酸カリウムを銀1モル当たり
1×10−7モルを添加した。尚ヘキサブロモロジウム
酸カリウム塩とヘキサクロロイリジウム酸カリウム塩は
、最終到達平均粒径の5%が形成された後から最終到達
平均粒径に至るまで添加した。この後特開平3−459
46号(4)頁左上欄の記載された例示変成ゼラチンG
−8を添加した。その後酢酸でpH4.3にして脱塩水
洗し、ゼラチンを加えて溶解した。その際、前記の化合
物成分(a)、(b)、(c)の混合物を前記比率で加
えた。得られた乳剤は、平均粒径0.25μmの立方体
単分散粒子(変動係数10%)からなる乳剤であった。
【0102】(乳剤層塗布液の調製)この乳剤にクエン
酸と臭化カリウムを加えた後、塩化金酸とチオ硫酸ナト
リウム5水塩を加えて60℃で熟成することで最高感度
にした後、下記増感色素G3とG4を銀1モル当りそれ
ぞれ2×10−4モル添加して、さらに銀1モル当り1
−フェニル−5−メルカプトテトラゾールを50mgと
4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テト
ラザインデンを1g添加して熟成を停止させた。この乳
剤にハイドロキノンを4g、5−ニトロインダゾール3
00mg、臭化カリウムを2g、下記構造のポリマーラ
テックスP1を10g、スチレン−マレイン酸重合体を
2g、1Nの水酸化ナトリウム溶液及び添加助剤として
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダと硬膜剤として2,
4−ジクロロ−6−ヒドロキシトリアジンのナトリウム
塩を添加した。
【0103】(乳剤保護膜層塗布液の調製)1m2当た
り、ゼラチン1.1gを含む水溶液に1−フェニル−4
−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドンを5.5mg、
平均粒径3μmの単分散シリカ25mg、塗布助剤とし
て1−デシル−2−(3−イソペンチル)サクシネート
−2−スルホン酸ソーダ水溶液及び下記表2で示される
フッ素系界面活性剤、クエン酸を添加し、撹拌し、更に
硬膜剤としてホルマリンを添加した。
【0104】(バッキング層塗布液の調製)1m2当た
り、ゼラチン2.0gを含む水溶液に、後記水溶性染料
化合物III−1を100mg、同III−2を25m
g、同III−3を100mg、ポリマーラテックスP
−1を350mg、スチレン−マレイン酸重合体を60
mg、コロイダルシリカを150mg、塗布助剤として
ドデシルベンゼンスルホンソーダ、グリオキザール、及
びE−2を55mg添加し撹拌した。
【0105】(バッキング層保護膜層塗布液の調製)1
m2当たり、ゼラチン1.0gを含む水溶液に、1−デ
シル−2−(3−イソペンチル)サクシネート−2−ス
ルホン酸ソーダ12mg、平均粒径5.5μmの単分散
ポリメチルメタアクリレートの分散物及び下記表2で示
されるフッ素系界面活性剤を添加し撹拌し、更に硬膜剤
としてグリオキザール及び2,4−ジクロロ−6−ヒド
ロキシアジンのナトリウム塩を添加した。
【0106】(試料の作成)上記帯電防止層を有する支
持体を用いて、支持体上のU−1又は、U−2の存在す
る側に15W/(m2・min)のエネルギーでコロナ
放電した後、以上のようにして調製したバッキング層塗
布液及びバッキング層保護膜層塗布液を塗布した。また
支持体をはさんで反対側に15W/(m2・min)の
エネルギーでコロナ放電した後、乳剤層及び乳剤保護膜
層を塗布した。尚乳剤層は銀量4.0mg/m2、ゼラ
チン量1.7mg/m2になるように塗布、乾燥した。
【0107】
【化35】
【0108】
【化36】
【0109】〈処理条件〉処理条件は以下の通りである
【0110】〔現像液処方〕実施例1と同じ〔定着液処
方〕 (組成A)   チオ硫酸アンモニウム(72.5% W/V水溶液
)                  230ml 
 亜硫酸ナトリウム                
                         
 9.5g  酢酸ナトリウム・3水塩       
                         
   15.9g  硼酸             
                         
                6.7g  クエン
酸ナトリウム・2水塩               
                  2g  酢酸(
90%W/W 水溶液)              
                      8.1
ml(組成B)   純水(イオン交換水)             
                         
 17ml  硫酸(50% W/W水溶液)    
                         
       5.8g  硫酸アルミニウム(Al2
O3換算含量が8.1% W/W水溶液)      
26.5g   定着液の使用時に水500ml中に上記組成A、組
成Bの順に溶かし、1lに仕上げて用いた。この定着液
のpHは約4.3であった。
【0111】〔現像処理条件〕 工程      温度      時間現像     
 34℃      15秒定着      34℃ 
     15秒水洗      常温      1
0秒乾燥      40℃      10秒各工程
時間は次工程までのいわゆるワタリ搬送時間も含む。
【0112】評価方法は、実施例1と同様に行なった。
【0113】結果を表2に示す。
【0114】
【表2】
【0115】
【発明の効果】本発明により、現像処理後も帯電防止能
の劣化が起こらず自動搬送の際の搬送不良もなく、しか
も生保存後における傷の発生が少ないハロゲン化銀写真
感光材料を提供することができた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体上にイオン性ポリマーまたは金
    属酸化物を含有する導電層を設け、かつフッ素を含有す
    る界面活性剤を少なくとも1種含有している写真構成層
    を少なくとも1層有することを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料。
  2. 【請求項2】  支持体上にイオン性ポリマーまたは金
    属酸化物を含有する導電層を設け、かつ粒径が10μm
    以上であるマット剤を有する写真構成層を少なくとも1
    層有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
JP3274127A 1991-01-08 1991-10-22 ハロゲン化銀写真感光材料 Expired - Fee Related JP2934993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3274127A JP2934993B2 (ja) 1991-01-08 1991-10-22 ハロゲン化銀写真感光材料

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-656 1991-01-08
JP65691 1991-01-08
JP3274127A JP2934993B2 (ja) 1991-01-08 1991-10-22 ハロゲン化銀写真感光材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04330436A true JPH04330436A (ja) 1992-11-18
JP2934993B2 JP2934993B2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=26333674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3274127A Expired - Fee Related JP2934993B2 (ja) 1991-01-08 1991-10-22 ハロゲン化銀写真感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2934993B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862650A (ja) * 1981-10-09 1983-04-14 Fuji Photo Film Co Ltd 帯電防止されたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0212145A (ja) * 1988-06-29 1990-01-17 Fuji Photo Film Co Ltd 明室用ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0255351A (ja) * 1988-08-22 1990-02-23 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862650A (ja) * 1981-10-09 1983-04-14 Fuji Photo Film Co Ltd 帯電防止されたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0212145A (ja) * 1988-06-29 1990-01-17 Fuji Photo Film Co Ltd 明室用ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0255351A (ja) * 1988-08-22 1990-02-23 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2934993B2 (ja) 1999-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2965719B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04330436A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
US5084339A (en) Plastic film with transparent support and antistatic layer
JP2829635B2 (ja) 帯電防止処理をしたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0218542A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0563785B2 (ja)
JP2796845B2 (ja) 帯電防止処理をしたハロゲン化銀写真感光材料
JP2976141B2 (ja) 搬送性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPH02291552A (ja) 帯電防止層
JPH04333045A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0359647A (ja) 帯電防止処理をしたハロゲン化銀写真感光材料
JP3248023B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02291551A (ja) 帯電防止層
JPH02208651A (ja) 帯電性の改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JP2939349B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0497344A (ja) 帯電防止されたハロゲン化銀写真感光材料およびその処理方法
JP3005820B2 (ja) 画像形成方法
JP2838433B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02266934A (ja) 帯電防止層
JPH0359640A (ja) 帯電防止処理をしたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0359645A (ja) 帯電防止処理をしたハロゲン化銀写真感光材料
JPH049046A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0359644A (ja) 帯電防止処理をしたハロゲン化銀写真感光材料
JPH04159539A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0359646A (ja) 帯電防止処理をしたハロゲン化銀写真感光材料

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080604

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees