JPH04329998A - 横へ偏向可能な針を備えたミシン - Google Patents
横へ偏向可能な針を備えたミシンInfo
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- JPH04329998A JPH04329998A JP3020029A JP2002991A JPH04329998A JP H04329998 A JPH04329998 A JP H04329998A JP 3020029 A JP3020029 A JP 3020029A JP 2002991 A JP2002991 A JP 2002991A JP H04329998 A JPH04329998 A JP H04329998A
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 abstract description 7
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 abstract description 7
- 238000009956 embroidering Methods 0.000 abstract 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 4
- 101700004678 SLIT3 Proteins 0.000 description 1
- 102100027339 Slit homolog 3 protein Human genes 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B57/00—Loop takers, e.g. loopers
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B73/00—Casings
- D05B73/04—Lower casings
- D05B73/12—Slides; Needle plates
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B61/00—Loop holders; Loop spreaders; Stitch-forming fingers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、針を貫通させるための
スリットを備えた針板の下方に配置されるルーパーと、
上糸輪を誘導するための誘導要素とを有し、ルーパーの
鉛直方向の回転面がミシンの上軸に平行になっている、
横へ偏向可能な針を備えたミシンに関するものであ。
スリットを備えた針板の下方に配置されるルーパーと、
上糸輪を誘導するための誘導要素とを有し、ルーパーの
鉛直方向の回転面がミシンの上軸に平行になっている、
横へ偏向可能な針を備えたミシンに関するものであ。
【0002】
【従来の技術】横に偏向可能な針と、回転面が上軸に平
行で鉛直方向に延びているようなルーパーとを備えたミ
シンにおいては、針板の下方において可能なステッチ位
置の1つで形成される上糸輪は回転するルーパーのルー
パー尖端により捕捉され、ルーパー肩部の方へ引っ張ら
れ、下糸ボビンの周りに案内されて、引出された下糸に
絡ませられる。
行で鉛直方向に延びているようなルーパーとを備えたミ
シンにおいては、針板の下方において可能なステッチ位
置の1つで形成される上糸輪は回転するルーパーのルー
パー尖端により捕捉され、ルーパー肩部の方へ引っ張ら
れ、下糸ボビンの周りに案内されて、引出された下糸に
絡ませられる。
【0003】ステッチの形成の際、特にルーパー尖端が
通過するスリットの最初の半部分に位置しているステッ
チ位置でステッチが形成される際、ルーパーによって上
糸輪が拡げられるときに支障が生じ、従って上糸輪を下
糸備蓄部の周りに案内するときに支障が生じて糸が切れ
ることがある。
通過するスリットの最初の半部分に位置しているステッ
チ位置でステッチが形成される際、ルーパーによって上
糸輪が拡げられるときに支障が生じ、従って上糸輪を下
糸備蓄部の周りに案内するときに支障が生じて糸が切れ
ることがある。
【0004】例えば、ルーパーが反時計方向に回転する
場合、ルーパー尖端によって捕捉されるべき上糸輪は、
後方へ十分遠くにルーパー肩部に達する以前に、右側の
ステッチ位置でルーパー尖端が係合するときにスリット
左側面へ引っ張られ過ぎることがある。
場合、ルーパー尖端によって捕捉されるべき上糸輪は、
後方へ十分遠くにルーパー肩部に達する以前に、右側の
ステッチ位置でルーパー尖端が係合するときにスリット
左側面へ引っ張られ過ぎることがある。
【0005】その結果、捕捉された上糸輪がルーパー軌
道によって挟まれて糸が切断される。
道によって挟まれて糸が切断される。
【0006】このような不具合を解消するため、上糸輪
の運動と形成に影響を与える誘導要素をミシンに設ける
ことが知られている。
の運動と形成に影響を与える誘導要素をミシンに設ける
ことが知られている。
【0007】ドイツ特許第178534号公報からは、
上糸輪の位置を安定にするため、針板の下方にピンを設
けることが知られている。ピンの自由端は、ルーパーの
回転方向に見て針の後方に、ルーパーの運動面に直角に
配置されている。
上糸輪の位置を安定にするため、針板の下方にピンを設
けることが知られている。ピンの自由端は、ルーパーの
回転方向に見て針の後方に、ルーパーの運動面に直角に
配置されている。
【0008】ドイツ特許第614876号公報からは、
上糸輪のねじれを防止するため、針板の下方にブリッジ
プレートを設けることが知られている。ブリッジプレー
トの端面には針案内ダクトが設けられている。またブリ
ッジプレートには、ストッパーを備えた糸偏向体も設け
られている。前記針案内ダクトは、ドイツ特許第634
084号公報によれば、ルーパー尖端に対して傾斜する
ように方向づけられる切欠きとして構成されている。
上糸輪のねじれを防止するため、針板の下方にブリッジ
プレートを設けることが知られている。ブリッジプレー
トの端面には針案内ダクトが設けられている。またブリ
ッジプレートには、ストッパーを備えた糸偏向体も設け
られている。前記針案内ダクトは、ドイツ特許第634
084号公報によれば、ルーパー尖端に対して傾斜する
ように方向づけられる切欠きとして構成されている。
【0009】ドイツ特許第848144号公報には、チ
ェーンステッチミシン用の糸さばきが開示されている。 糸さばきはウェブ状に構成され、針上げ位置で形成され
る糸輪が針のめどにより針溝に対して押圧されるように
針板に取り付けられ、それによって糸輪がルーパー側で
拡大されルーパーによって捕捉される。
ェーンステッチミシン用の糸さばきが開示されている。 糸さばきはウェブ状に構成され、針上げ位置で形成され
る糸輪が針のめどにより針溝に対して押圧されるように
針板に取り付けられ、それによって糸輪がルーパー側で
拡大されルーパーによって捕捉される。
【0010】ドイツ特許第2827832号公報に説明
された構成によれば、上糸輪の運動領域内にして、針板
の下面とルーパーの上稜との間の空間内に、両側を締め
付け固定される弾性棒が設けられる。この弾性棒は上糸
輪を収縮させる際にこれを制止し、引き延ばす。弾性棒
の制止力を克服した後上糸輪は必要な圧力で布の下面に
つきあたる。
された構成によれば、上糸輪の運動領域内にして、針板
の下面とルーパーの上稜との間の空間内に、両側を締め
付け固定される弾性棒が設けられる。この弾性棒は上糸
輪を収縮させる際にこれを制止し、引き延ばす。弾性棒
の制止力を克服した後上糸輪は必要な圧力で布の下面に
つきあたる。
【0011】最後にドイツ特許第3011699号公報
には、鉛直ルーパーのための糸誘導要素が開示されてい
る。この糸誘導要素は、上糸輪がルーパーフックから離
れた後に該上糸輪に作用を及ぼす平らな板として構成さ
れている。
には、鉛直ルーパーのための糸誘導要素が開示されてい
る。この糸誘導要素は、上糸輪がルーパーフックから離
れた後に該上糸輪に作用を及ぼす平らな板として構成さ
れている。
【0012】上記の公知の処置はいずれも、本願請求項
1の前提概念に記載のミシンにおいて、上糸輪をルーパ
ー尖端によって捕捉し拡げるために該上糸輪の位置を改
善するためには適していない。
1の前提概念に記載のミシンにおいて、上糸輪をルーパ
ー尖端によって捕捉し拡げるために該上糸輪の位置を改
善するためには適していない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、回転
するルーパーの尖端が通過するスリットの最初の半部分
にあるステッチ位置で上糸輪をステッチ形成の際に位置
決めして、上糸輪が確実に且つ適時にルーパー尖端によ
って捕捉され拡げられるように、請求項1の前提概念に
記載のミシンを構成することである。
するルーパーの尖端が通過するスリットの最初の半部分
にあるステッチ位置で上糸輪をステッチ形成の際に位置
決めして、上糸輪が確実に且つ適時にルーパー尖端によ
って捕捉され拡げられるように、請求項1の前提概念に
記載のミシンを構成することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、誘導要素がU字形のカムによって形成され
、該カムは、ルーパーが回転する間該ルーパーのルーパ
ー尖端が最後に通過する領域の下方に次のように配置さ
れ、即ちU字形のカムのアームがルーパーの回転面にほ
ぼ平行に延び、且つ送り方向において後方のアームがス
リットの後部境界面の後方に位置するように配置され、
カムの、スリットの領域にある端面が、送り方向に対し
て鋭角を成して延び他の端面の方へ向けられる上糸輪案
内用の案内面を形成し、且つ下部領域に糸案内切欠きを
有していることを特徴とするものである。
決するため、誘導要素がU字形のカムによって形成され
、該カムは、ルーパーが回転する間該ルーパーのルーパ
ー尖端が最後に通過する領域の下方に次のように配置さ
れ、即ちU字形のカムのアームがルーパーの回転面にほ
ぼ平行に延び、且つ送り方向において後方のアームがス
リットの後部境界面の後方に位置するように配置され、
カムの、スリットの領域にある端面が、送り方向に対し
て鋭角を成して延び他の端面の方へ向けられる上糸輪案
内用の案内面を形成し、且つ下部領域に糸案内切欠きを
有していることを特徴とするものである。
【0015】U字形のカムによって形成される誘導要素
は、スリットの、ルーパー尖端が最後に通過する領域の
下方に配置され、即ち大体においてスリットの、ルーパ
ー尖端が通過する半部分の領域の下方に配置されている
。
は、スリットの、ルーパー尖端が最後に通過する領域の
下方に配置され、即ち大体においてスリットの、ルーパ
ー尖端が通過する半部分の領域の下方に配置されている
。
【0016】ステッチ形成過程の際に回転するルーパー
尖端によって捕捉される上糸輪は該ルーパー尖端によっ
て連行され、後方へ拡げられる。上糸輪が、カム状の誘
導要素によって取り囲まれているスリット領域の前方に
あるステッチ位置にあるとき、上糸輪はカムの後部アー
ムの段状の面に達し、そこで糸案内切欠きの中に引っ張
られ、それによって位置決めされ、ルーパー尖端の運動
に対して制止される。従って上糸輪は迅速且つ確実に、
さらに運動を続けるルーパー尖端によってさらに後方へ
連行されてルーパー肩部へ達する。
尖端によって捕捉される上糸輪は該ルーパー尖端によっ
て連行され、後方へ拡げられる。上糸輪が、カム状の誘
導要素によって取り囲まれているスリット領域の前方に
あるステッチ位置にあるとき、上糸輪はカムの後部アー
ムの段状の面に達し、そこで糸案内切欠きの中に引っ張
られ、それによって位置決めされ、ルーパー尖端の運動
に対して制止される。従って上糸輪は迅速且つ確実に、
さらに運動を続けるルーパー尖端によってさらに後方へ
連行されてルーパー肩部へ達する。
【0017】段状に構成されたカム後部アームのすぐ横
の領域で針板を陥没させると、カム状の糸誘導要素の作
用が改善される。このような構成により、上糸輪は予め
段状の面の方へ引っ張られて、そこの下部部分に設けら
れた糸案内切欠きに係合する。このことは上糸輪の位置
決めを確実にさせ、上糸輪をルーパー肩部で受け止める
ことを可能にする。
の領域で針板を陥没させると、カム状の糸誘導要素の作
用が改善される。このような構成により、上糸輪は予め
段状の面の方へ引っ張られて、そこの下部部分に設けら
れた糸案内切欠きに係合する。このことは上糸輪の位置
決めを確実にさせ、上糸輪をルーパー肩部で受け止める
ことを可能にする。
【0018】上糸輪が、カム状の誘導要素によって取り
囲まれているステッチ領域の下方にある時、即ちスリッ
トの、ルーパー尖端が通過する最後の半部分にある時、
上糸輪の位置決めは内側のカム壁によって改善される。
囲まれているステッチ領域の下方にある時、即ちスリッ
トの、ルーパー尖端が通過する最後の半部分にある時、
上糸輪の位置決めは内側のカム壁によって改善される。
【0019】カム状の誘導要素が針板の構成要素として
針板下面に直接形成されているのが有利である。なぜな
らこれによって誘導要素に対し付加的な保持部を設けな
くてもよいからである。
針板下面に直接形成されているのが有利である。なぜな
らこれによって誘導要素に対し付加的な保持部を設けな
くてもよいからである。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
説明する。
【0021】図1に図示した針板1は公知のミシンに設
けられる。針板1はスリット2を有し、該針板1の下方
に形成される上糸輪3を誘導するための誘導要素を下面
に有している(図5,6を参照)。誘導要素はU字形の
カム4によって形成されている。図中5は、上軸の軸線
に平行に且つ鉛直方向に回転面を有するように配置され
るルーパー6の反時計方向に回転するルーパー尖端であ
る。、カム4はスリット2の、ルーパー尖端5が最後に
通過する領域の下方に配置され、即ちスリット2の、ル
ーパー尖端5が最後に通過する半部分の下方に配置され
ている。カム4のアーム7と8はルーパー6の回転面に
ほぼ平行に延びている。送り方向にて後方に位置するア
ーム7は、スリット2の後部境界面9の背後に配置され
ている。後部アーム7の、スリット2の領域にある端面
10は、送り方向で他の端面と鋭角を成して上糸輪3の
ための案内面を形成するように傾斜している(図2)。 端面10はその下部領域に糸案内切欠き11を有してい
る。糸案内切欠き11は技術上の理由から、針板1に平
行な面に溝として形成されている。図2,3,4からカ
ム4の構成と針板1での配置態様が明らかであるが、カ
ム4の厚さは針板1の厚さに相当している。
けられる。針板1はスリット2を有し、該針板1の下方
に形成される上糸輪3を誘導するための誘導要素を下面
に有している(図5,6を参照)。誘導要素はU字形の
カム4によって形成されている。図中5は、上軸の軸線
に平行に且つ鉛直方向に回転面を有するように配置され
るルーパー6の反時計方向に回転するルーパー尖端であ
る。、カム4はスリット2の、ルーパー尖端5が最後に
通過する領域の下方に配置され、即ちスリット2の、ル
ーパー尖端5が最後に通過する半部分の下方に配置され
ている。カム4のアーム7と8はルーパー6の回転面に
ほぼ平行に延びている。送り方向にて後方に位置するア
ーム7は、スリット2の後部境界面9の背後に配置され
ている。後部アーム7の、スリット2の領域にある端面
10は、送り方向で他の端面と鋭角を成して上糸輪3の
ための案内面を形成するように傾斜している(図2)。 端面10はその下部領域に糸案内切欠き11を有してい
る。糸案内切欠き11は技術上の理由から、針板1に平
行な面に溝として形成されている。図2,3,4からカ
ム4の構成と針板1での配置態様が明らかであるが、カ
ム4の厚さは針板1の厚さに相当している。
【0022】針板1はカム4に接続する領域で陥没して
おり、陥没部12の、後部アーム7の横にある領域だけ
が、機能的に重要である(図3,5)。陥没部12の、
前部アーム8の横にある領域(図1,2,4)は、製造
上の条件を受ける。
おり、陥没部12の、後部アーム7の横にある領域だけ
が、機能的に重要である(図3,5)。陥没部12の、
前部アーム8の横にある領域(図1,2,4)は、製造
上の条件を受ける。
【0023】回転するルーパー6のルーパー尖端5が最
初に通過するステッチ位置(図6において右側のステッ
チ位置)で上糸輪3がルーパー尖端5によって捕捉され
、ルーパー回転方向へ、即ち反時計方向へ、カム4の領
域にあるステッチ位置(図6において左側のステッチ位
置)の方向へ連行される。
初に通過するステッチ位置(図6において右側のステッ
チ位置)で上糸輪3がルーパー尖端5によって捕捉され
、ルーパー回転方向へ、即ち反時計方向へ、カム4の領
域にあるステッチ位置(図6において左側のステッチ位
置)の方向へ連行される。
【0024】その際上糸輪3は後方へ拡げられて段状の
端面10に達し、そこで糸案内切欠き11の中へ入る。 糸案内切欠き11により上糸輪3は位置決めされ、ルー
パー尖端5の運動に対し制止される。これにより上糸輪
3は迅速且つ確実に、さらに運動を続けるルーパー尖端
5によってさらに後方へルーパー肩部へ引っ張られ、そ
の後ボビンケースと下糸備蓄部との周りに案内されて、
引出された下糸13に絡みつく。
端面10に達し、そこで糸案内切欠き11の中へ入る。 糸案内切欠き11により上糸輪3は位置決めされ、ルー
パー尖端5の運動に対し制止される。これにより上糸輪
3は迅速且つ確実に、さらに運動を続けるルーパー尖端
5によってさらに後方へルーパー肩部へ引っ張られ、そ
の後ボビンケースと下糸備蓄部との周りに案内されて、
引出された下糸13に絡みつく。
【0025】糸案内切欠き11における上糸輪13の位
置決めは、後部アーム7の横にある陥没部12の領域に
よって確実に行われる(図5,6)。陥没部12の領域
により上糸輪3は糸案内切欠き11の中へ容易に侵入す
る。
置決めは、後部アーム7の横にある陥没部12の領域に
よって確実に行われる(図5,6)。陥没部12の領域
により上糸輪3は糸案内切欠き11の中へ容易に侵入す
る。
【0026】カム4の領域にあるステッチ位置(図6に
おいて左側のステッチ位置)では、内側のカム壁14が
上糸輪3を位置決めするための補助を成しており、その
結果ここでも上糸輪3は確実に且つ的確にルーパー尖端
5によって捕捉され、拡げられる。
おいて左側のステッチ位置)では、内側のカム壁14が
上糸輪3を位置決めするための補助を成しており、その
結果ここでも上糸輪3は確実に且つ的確にルーパー尖端
5によって捕捉され、拡げられる。
【0027】次に、本発明の実施態様を列記しておく。
【0028】(1)カム(4)が針板(1)の一部分で
あることを特徴とする、請求項1に記載のミシン。
あることを特徴とする、請求項1に記載のミシン。
【0029】(2)針板(1)が、カム(4)の端面(
10)に隣接する領域に、スリット(2)の後部境界面
(9)まで達する少なくとも1つの陥没部(12)を有
していることを特徴とする、請求項1または上記第1項
に記載のミシン。
10)に隣接する領域に、スリット(2)の後部境界面
(9)まで達する少なくとも1つの陥没部(12)を有
していることを特徴とする、請求項1または上記第1項
に記載のミシン。
【0030】
【発明の効果】本発明による構成により、上糸輪が十分
に後方へルーパー肩部の方へ引っ張られる以前に、該上
糸輪がステッチ形成の際にスリットの、最初にルーパー
尖端が通過する半部分で、最後にルーパー尖端が通過す
る半部分の方へ連行されることが防止される。従って糸
切れが回避され、下糸備蓄部の周りに上糸輪を確実に案
内させることができる。よって縫製または刺繍の確実性
が向上する。
に後方へルーパー肩部の方へ引っ張られる以前に、該上
糸輪がステッチ形成の際にスリットの、最初にルーパー
尖端が通過する半部分で、最後にルーパー尖端が通過す
る半部分の方へ連行されることが防止される。従って糸
切れが回避され、下糸備蓄部の周りに上糸輪を確実に案
内させることができる。よって縫製または刺繍の確実性
が向上する。
【図1】糸誘導要素と陥没部を一体的に備えた、横に偏
向可能な針を備えたミシンのための針板の下方から見た
斜視図である。
向可能な針を備えたミシンのための針板の下方から見た
斜視図である。
【図2】針板の平面図である。
【図3】図2の線III−IIIによる断面図である。
【図4】幅狭面の周りに180°回転させた針板の底面
図である。
図である。
【図5】上糸輪をも併せて図示した図2の線V−Vによ
る拡大断面図である。
る拡大断面図である。
【図6】上糸輪とボビン糸とルーパー尖端をも併せて図
示した図3に対応する拡大図である。
示した図3に対応する拡大図である。
1 針板
2 スリット
3 上糸輪
4 カム
5 ルーパー尖端
6 ルーパー
7,8 カムのアーム
9 境界面
10 カムの端面
11 糸案内切欠き
12 陥没部
Claims (1)
- 【請求項1】 針を貫通させるためのスリットを備え
た針板の下方に配置されるルーパーと、上糸輪を誘導す
るための誘導要素とを有し、ルーパーの鉛直方向の回転
面がミシンの上軸に平行になっている、横へ偏向可能な
針を備えたミシンにおいて、誘導要素がU字形のカム(
4)によって形成され、該カム(4)は、ルーパー(6
)が回転する間該ルーパー(6)のルーパー尖端(5)
が最後に通過する領域の下方に次のように配置され、即
ちU字形のカム(4)のアーム(7,8)がルーパー(
6)の回転面にほぼ平行に延び、且つ送り方向において
後方のアーム(7)がスリット(2)の後部境界面(9
)の後方に位置するように配置され、カム(4)の、ス
リット(2)の領域にある端面(10)が、送り方向に
対して鋭角を成して延び他の端面の方へ向けられる上糸
輪(3)案内用の案内面を形成し、且つ下部領域に糸案
内切欠き(11)を有していることを特徴とするミシン
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4004684.2 | 1990-02-15 | ||
DE4004684A DE4004684C1 (en) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | Sewing machine - has guide for needle thread loop formed out of U=shaped cam, whose sides run parallel to circulation plane of feed dog |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04329998A true JPH04329998A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=6400212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3020029A Pending JPH04329998A (ja) | 1990-02-15 | 1991-02-13 | 横へ偏向可能な針を備えたミシン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04329998A (ja) |
KR (1) | KR910015742A (ja) |
DE (1) | DE4004684C1 (ja) |
IT (1) | IT1246365B (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE178534C (ja) * | ||||
DE634084C (de) * | 1932-05-11 | 1936-08-15 | L O Dietrich Fa | Vorrichtung zur Verhuetung von Fehlstichen an Doppelsteppstichnaehmaschinen |
DE614876C (de) * | 1932-05-11 | 1935-06-20 | L O Dietrich Naehmaschinenfabr | Vorrichtung zur Verhuetung von Fehlstichen an Doppelsteppstich-Naehmaschinen |
DE848144C (de) * | 1951-04-05 | 1952-09-01 | Georg Kammerl | Fadenabweiser fuer Kettenstichnaehmaschinen |
DE2827832C2 (de) * | 1978-06-24 | 1982-07-22 | Dürkoppwerke GmbH, 4800 Bielefeld | Doppelsteppstichnähmaschine |
-
1990
- 1990-02-15 DE DE4004684A patent/DE4004684C1/de not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-02-08 KR KR1019910002131A patent/KR910015742A/ko not_active Application Discontinuation
- 1991-02-12 IT ITTO910085A patent/IT1246365B/it active IP Right Grant
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