JPH04329934A - ビデオ画像輝度制御回路 - Google Patents

ビデオ画像輝度制御回路

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JPH04329934A
JPH04329934A JP3098007A JP9800791A JPH04329934A JP H04329934 A JPH04329934 A JP H04329934A JP 3098007 A JP3098007 A JP 3098007A JP 9800791 A JP9800791 A JP 9800791A JP H04329934 A JPH04329934 A JP H04329934A
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image
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トーマス・ヴィンセント・メカリエロ
Barry F Belanger
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線イメ―ジング装置に
関するものであり、更に詳しくはこのような装置のため
の自動輝度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】患者の透視検査の間、X線画像がビデオ
モニタのスクリ―ンに表示される。この画像を作成する
ため、患者を通過するX線がイメ―ジ増倍管によって検
出される。イメ―ジ増倍管はX線画像を可視光画像に変
換する。ビデオカメラはイメ―ジ増倍管からの可視光画
像を受けて、モニタのためのビデオ信号を発生する。モ
ニタは患者の画像を表示する。
【0003】X線ビ―ムが患者の異なる部分を走査する
とき、X線ビ―ムが厚さや密度の異なる身体の組織や骨
を通過するにつれてX線ビ―ムの減衰が変動するため、
ビデオ画像の輝度が変化する。画像輝度のこれらの変動
を補償するため、種々の自動補償装置が案出されてきた
。このような装置の1つが米国特許第4,703,49
6号明細書に述べられている。このX線装置をX線透視
モ―ドで動作させたとき、各ビデオ画像フィ―ルドの画
素の輝度を平均することにより、平均画像輝度に比例し
た電圧の信号を発生する。
【0004】平均輝度測定を帰還信号として使うことに
より、X線管の励起および装置のビデオ利得を制御して
、ビデオ画像輝度を最適レベルにほぼ一定に維持する。 輝度制御回路は管電流、バイアス電圧およびビデオ利得
に対する3個の個別ル―プを含んでいた。X線管の電流
制御ル―プでは、基準電圧と平均輝度電圧測定値との比
を決定した。この輝度比が1に等しくない場合には、X
線管電流制御器が電流レベルを調節することにより、実
際の輝度の基準レベルからのずれをなくした。調節され
た電流レベルに比例する値は、次のビデオ画像フィ―ル
ドに対してもう1つの輝度比を計算するまで記憶されて
いた。
【0005】X線管バイアス電圧制御ル―プでは、記憶
された電流レベルと所定電流限界との誤差比を求めた。 この誤差比に現在の画像の輝度比を乗算することにより
、バイアス電圧制御ル―プがどれだけ多くの輝度誤差を
補正しなければならないかを示すバイアス電圧制御比が
得られた。バイアス電圧制御比はバイアス電圧変化と画
像輝度変化との間の非線形を補正し、その結果得られた
補正値がX線管陽極に印加される電圧を調節するバイア
ス電圧指令を形成した。
【0006】ビデオ利得制御ル―プは最後のビデオフィ
―ルドに対するX線管電流指令と最大電流指令限界との
間の第1の比を計算し、最後のバイアス電圧制御指令に
よって生じる輝度変化と最大輝度変化係数との第2の比
を求めた。上記の最後の2つの比に現在の画像の輝度比
を乗算した結果は新しいビデオ利得制御信号となった。 新しいビデオ利得制御信号はビデオカメラのf絞りおよ
び電子利得を変え、これらも画像の輝度に影響を与えた
。制御装置で前のX線管電流およびバイアス電圧レベル
の比率を出すやり方の結果として、X線管電流、バイア
ス電圧およびビデオ利得はこの順に優先順位に基いて同
時に調節された。
【0007】輝度に対する一次効果はX線管電流制御で
得られることが最も望ましく、二次効果は管のバイアス
電圧制御で得られる。画像輝度をビデオ利得制御で調節
することは最も望ましくない。ディスプレイされるX線
画像に輝度を与える他に、電子利得を大きくすると画像
を損なう雑音ア―チファクトの強さも増した。雑音が大
きくなるにつれて、ディスプレイは「粒子状」になり、
ユ―ザにとって満足なものではない。この悪影響により
、ディスプレイ画像の劣化がわからない操作者はX線シ
ステムが選択された線量レベルでそのイメ―ジング範囲
の限界に近づきつつあることを示すものと混同すること
が多かった。操作者は自動輝度制御のない装置で生じる
ようにイメ―ジング限界に近づくにつれて画像が暗くな
ると予想した。
【0008】
【発明の概要】X線診断用装置ではX線画像を可視光画
像に変換する手段が含まれている。カメラが可視光画像
を受けて、特定の輝度レベルを有する一連の画素を含む
ビデオ画像信号を発生する。このビデオ画像信号はモニ
タに与えられ、モニタは操作者に対して画像をディスプ
レイする。
【0009】制御回路がビデオ画像の輝度を制御するこ
とにより、満足できる画像ディスプレイを維持する。こ
の機能を逐行するため、制御回路は選定された画素の輝
度を処理することによりビデオ画像の平均輝度の表示を
導き出す。この平均輝度表示を基準レベルと比較するこ
とにより、輝度の基準レベルからの偏差を決定する。ビ
デオ画像の輝度が基準レベルに等しくなるまでビデオ画
像の輝度を変えるため、輝度偏差に基づいて、制御回路
はX線管励起を調整してX線線量率を変える。
【0010】X線管励起を変えるだけでは望ましい画像
輝度を維持できないとき、制御回路はビデオ信号に加え
られるビデオ利得を調節し始めることによりディスプレ
イされるビデオ画像の輝度を改善する。管励起を変えた
後に残る輝度偏差の残りは、基準輝度レベルを達成する
ために必要なビデオ利得を示す。従来の装置のように実
際のビデオ利得を所要レベルに調節するかわりに、実際
のビデオ利得は所要のビデオ利得レベルの所定の一部分
となる。必要なビデオ利得と実際の利得との間の関係を
定める関数は操作者が選定する数個の線量率のうちの特
定の1つによってきまることが好ましい。したがって、
必要なビデオ利得レベルが上昇するにつれて、ビデオ画
像の輝度が実際に低下する。これにより、装置がそのイ
メ―ジング能力の限界に近づきつつあるという表示が画
像観測者に与えられる。画像輝度がそれよりも低下しな
い最小レベルが開示された回路で与えられる。
【0011】X線診断用装置の実施例では、カメラの絞
りの大きさおよびビデオ信号増幅器の利得を単独にまた
は組合わせて変えることによりビデオ利得を変えること
ができる。ビデオ利得の増大が必要であると制御回路が
指定すると、増幅器利得が設定レベルまで上げられる。 その後、充分に開放するまでカメラの絞りを開放するこ
とにより付加的なビデオ利得が与えられる。更に大きな
ビデオ利得が必要な場合には、増幅器利得を設定レベル
より大きくし、絞りは充分開放した状態に保持する。画
像の輝度を下げるためにビデオ利得の低下が必要なとき
は、逆のことが行なわれる。
【0012】
【発明の目的】本発明の全体的な目的は視覚的に許容で
きるディスプレイを得るためにX線画像のビデオディス
プレイの輝度を調整する機構を提供することである。
【0013】より特定の目的は最初にX線照射線量を変
えることによりディスプレイの輝度をほぼ一定のレベル
に維持することである。
【0014】もう1つの目的は照射線量レベルを変える
だけでは不充分なとき、装置のビデオ利得を変えてディ
スプレイの輝度を大きくすることである。しかし、一定
の画像輝度を維持するために、より大きなレベルのビデ
オ利得が必要とされるとき、装置のイメ―ジング限界が
近づくにつれて、実際のビデオ利得によりディスプレイ
輝度のロ―ルオフ(roll off)が生じる。
【0015】
【発明の詳しい説明】図1は透視X線イメ―ジング装置
10の機能上の構成要素を示す。この装置には、回転陽
極13、陰極/フィラメント組合わせ14、および制御
格子15をそなえた通常のX線管12が含まれている。 フィラメント電流は通常の電源17によって駆動される
フィラメント変圧器16によって与えられる。フィラメ
ント電源17は線18の制御信号に応答してフィラメン
ト変圧器16の一次巻線に与えられる電流を調整する。 陽極13と陰極フィラメント14との間に高バイアス電
圧を印加したときそれらの間に流れるミリアンペア(m
A)で表わしたX線管電流の一部はフィラメント電流に
よってきまる。
【0016】二次巻線が陽極13と陰極/フィラメント
14との間に結合された高電圧昇圧変圧器20から陽極
の陰極に対するキロボルト(KV)バイアスが与えられ
る。昇圧変圧器20の一次巻線は標準の高電圧電源22
の出力に接続されている。高電圧電源22は線24のK
V指令と表わされた信号によって通常の方法で制御され
る。制御格子15は線28のパルス幅指令と表わされる
信号に応答して格子電源26によってバイアスされる。 この信号は装置がパルス状透視モ―ドにあるとき各X線
パルスの継続時間を規定する。フィラメント電流および
KVバイアス電圧を変える他、平均管電流(mA)を調
節するX線管のパルスオンの継続時間を調整することに
よってX線画像の輝度を制御することができる。連続(
非パルス状)透視モ―ドでは、パルス幅指令は格子電極
バイアスレベルを調整することにより管12の中の電子
ビ―ムを制御する。
【0017】適切に励起されたとき、X線管12は破線
30で示されるようなX線ビ―ムを放出する。ビ―ム3
0の形状を規定するため装置の設定の際にシャッタ31
が手で調節される。図1に示すように、X線管12はX
線ビ―ム30に対して透明な台33の上に横たわってい
る患者32の下に配置される。
【0018】患者32を通過するX線を受けるため、通
常のX線イメ―ジ増倍管36が配置される。イメ―ジ増
倍管36にはX線感知入力蛍光面35、光電陰極37、
および出力蛍光面38が含まれる。入力蛍光面35にX
線があたることによって、光電陰極37に向う可視光が
生じる。この光によって、光電陰極37は電子を放出し
、放出された電子はイメ―ジ増倍管16の中の電子増倍
管(図示しない)によって増幅される。電子増倍管から
の電子が出力蛍光面38に当り、可視光出力画像を生じ
る。
【0019】イメ―ジ増倍管36からの出力画像はレン
ズ40および反射器42によってビデオカメラ44に投
射される。可変絞り48がビデオカメラ44の前にあっ
て、ビデオ利得制御回路46によって制御されて、ビデ
オカメラ44に入る光の量を変える。後で詳細に述べる
ように、ビデオ利得制御回路46は線49上に信号を送
出する。この信号は絞り48を開閉して与えられた開口
寸法とする。
【0020】カメラ44からのビデオ信号は可変利得増
幅器50によって増幅されて、モニタ52に与えられる
。モニタ52は医師が見るための画像を作成する。増幅
器50の利得はビデオ利得制御回路46からの線51の
信号によって制御される。増幅器50の出力信号は平均
回路54にも結合される。平均回路54は各ビデオフィ
―ルドの平均画像輝度レベルを表わす出力を線58に発
生する。ビデオ信号の輝度成分を平均する輝度平均回路
54の詳細は米国特許第4,573,183号明細書に
記載されている。ビデオフィ―ルドの終りに平均輝度表
示信号が線58で照射制御回路60に与えられる。
【0021】照射制御回路60は操作者端末62からの
入力指令も受ける。この端末62によって、操作者は動
作モ―ド(パルス状または連続の透視)を選択すること
ができ、またX線照射に対する1群の予め定められた線
量率の中から選択することができる。説明のため、図示
したシステムは低、中、高の3つの予め定められた線量
率をそなえているものとする。しかし、本輝度調節技術
は任意の数の線量率で使用することができる。操作者端
末62はX線装置10の異なる動作パラメ―タの可視表
示も与える。
【0022】照射制御回路60は操作者が選択した照射
線量パラメ―タおよび線58の平均画像輝度信号に応答
してX線管の放射を調整する。これを行なうため、照射
制御回路60はそれぞれフィラメント電源17、高電圧
電源22および格子電源26を調整するフィラメント指
令、KV指令、およびパルス幅指令と呼ばれる3つの調
整信号を発生する。
【0023】照射制御回路60は現在の平均輝度レベル
が所望のレベルからずれていれば、どれだけずれている
か決定する。このずれを使うことにより、所望の輝度レ
ベルを達成するためにはX線の3つの管調整信号および
ビデオ利得をそれぞれどの程度変えなければならないか
を決定する。これらの装置パラメ―タのすべてがディス
プレイ画像の輝度に影響を及ぼすので、予測技術を使う
ことにより、与えられた輝度の偏差を補償するために必
要とされるパラメ―タ変化を決定する。この予測は優先
順位に基いて行なわれる。照射制御回路60はまず、輝
度に所望の変化を生ずるのに充分なだけ管電流を変えら
れるか決定する。管電流をその許容限界一杯まで変えて
も不充分な場合には、所望の画像輝度を達成するため管
のバイアス電圧も変える。換言すれば、制御機構は瞬時
の状況はバイアス電圧の調節が必要と予想し、フィラメ
ント電流指令に対する変更と同時にKV指令の変更も開
始する。管バイアス電圧は必要以上に上げるべきではな
い。管バイアス電圧が大きくなるにつれて画像コントラ
ストが低下するからである。
【0024】しかし、予測技術によって管電流とバイア
ス電圧をそれらの許容限界まで大きくしても所望の画像
輝度が達成されないと判定された場合には、ビデオ利得
も調節しなければならない。ビデオ利得を大きくするの
は最後の手段である。ビデオ利得を大きくしても、より
多くの画像情報が発生されることはないし、画像信号の
中の望ましくない雑音が強められるからである。このよ
うに、照射制御回路60で使用する予測輝度制御技術は
管電流、バイアス電圧および電圧利得を優先順位に基い
てこの順に変更する。輝度の大きな変更が要求されると
きは、3個のパラメ―タ全部の変更が必要となることが
ある。
【0025】照射制御回路60の詳細が図2に示されて
おり、同じ機能をマイクロコンピュ―タによって逐行す
ることもできるが個別ディジタル処理構成要素によるも
のとして説明する。線58の輝度平均回路54の出力は
第1の除算器80のB入力に印加される。除算器のA入
力は輝度基準源82に接続されている。輝度基準源82
はモニタ52の上の視覚的に許容できる最適画像の平均
輝度に対応する電圧レベルを供給する。輝度比と表わさ
れた第1の除算器80の出力は入力電圧Aを入力電圧B
で除算することにより作成された比A/Bを表わす。し
たがって、輝度比が1より大きければ、測定された平均
輝度は基準レベルより小さい。これに反して、第1の除
算器80で計算された輝度比が1より小さい場合には、
測定された平均輝度が基準レベルより大きい。比の値が
1であるということは所望の輝度レベルが存在するとい
うことを示す。更に、輝度比の大きさはどの程度平均輝
度が基準レベルからずれているかを示す。
【0026】測定された輝度対基準輝度の比を表わす第
1の除算器80の出力はパルス幅指令回路84に印加さ
れる。この回路84は輝度比に応じて出力線85にディ
ジタルのパルス幅指令を発生する。前記米国特許第4,
703,496号明細書に開示されているような通常の
回路を用いることにより、輝度比に応じてパルス幅指令
を発生することができる。ディジタル形式のパルス幅指
令は第1のディジタル−アナログ変換器(DAC)86
によってアナログ領域に変換される。第1のディジタル
−アナログ変換器の出力は線28を介して図1に示す格
子電源26に接続されている。パルス幅指令信号はX線
管12を放射状態にバイアスするために格子電源26を
タ―ンオンする速度と継続時間を決定する。この信号は
パルス状透視照射の間に印加すべきX線管電流を決定す
る。連続透視モ―ドでは、線28の信号は格子バイアス
電圧レベルを調整する。
【0027】パルス幅指令回路84は内部ラッチも含ん
でいる。照射の次のビデオフィ―ルドに対してもう1つ
の指令値が発生されるまで、内部ラッチはパルス幅指令
を記憶する。ラッチに記憶された値は第2の出力線88
に印加され、最終放射制御信号を生じる。したがって、
ビデオフィ―ルドに対する平均輝度値を線58で受ける
ので、最終放射制御信号は前のビデオフィ―ルドに対し
て導き出されたX線管電流を表わす。この信号は線88
を介して、輝度誤差に応答してX線管バイアス電圧を調
整する照射制御回路60の一部に結合される。バイアス
電圧はパルス幅指令と表わされるようにパルス幅および
フィラメント電流の調節と同時にバイアス電圧が調節さ
れる。
【0028】詳しく述べると、線88の最終放射制御信
号は第2の除算器90のA入力に印加される。第2の除
算器90のB入力は照射制御基準源92の出力に結合さ
れている。照射制御基準源92は連続透視モ―ドの最大
管電流の95パ―セントおよびパルス状透視モ―ドの最
大パルス幅の95パ―セントに対応する手動で選択され
た制御電圧を発生する。余分の5パ―セントにより、パ
ルス幅指令回路84は僅かな不足輝度状態を補正するこ
とができ、バイアス電圧調節の通常の遅い応答を待つ必
要はない。このようにして、管電流またはパルス幅の変
化で、輝度の小さな誤差を直ちに補正することができる
。第2の除算器90の出力信号は最終放射制御信号対基
準源92からの基準レベルの電圧比を表わす。このよう
にして、この出力信号はパルス幅指令が所望の輝度を発
生するために管電流を変えるその能力の限界にどの程度
近づきつつあるかを表わしている。
【0029】第2の除算器90の出力は第1の除算器8
0からの輝度比信号とともに管バイアス電圧指令回路9
4の入力に印加される。この2つの信号は回路94の中
で互いに乗算されて、所望の画像輝度レベルに対して必
要なバイアス電圧を表わす管KVバイアス制御比を発生
する。この後者の比を用いて線95に、X線管12に対
するバイアス電圧レベルを表わす出力信号を発生する。 管バイアス電圧指令回路94の詳細は前記米国特許第4
,703,496号明細書に示されている。管バイアス
電圧指令回路94の線95の出力は第2のディジタル−
アナログ変換器96によってアナログ領域に変換され、
線24にKV指令信号が発生される。
【0030】X線管電流は格子パルス幅だけでなく、主
としてフィラメント電流できまる管12の温度の関数で
もある。フィラメント電流を調整するため、所望の管電
流を表わすディジタルのパルス幅指令信号が標準テ―パ
関数回路98に印加される。テ―パ関数によって、透視
の間、患者の入力側(すなわち図1の台33の上表面)
のX線線量が10R/分を超えない。この保護手段を提
供するため、テ―パ関数回路98はディジタルのKV指
令も受け、X線管バイアス電圧の表示を持つことになる
。 テ―パ関数回路98の出力は第3のディジタル−アナロ
グ変換器99に与えられてフィラメント指令信号を発生
し、この信号は線18を介して図1に示すフィラメント
電源17に与えられる。
【0031】前に述べたように、照射制御回路60はモ
ニタ52で所望の一定輝度レベルを維持するためにX線
管励起パラメ―タを修正する。この所望の輝度レベルは
輝度基準回路82で設定される。しかし極端な状態のも
とでは、許容可能な最大のX線放射を生じるが、モニタ
に所望の輝度の画像を生じないように管励起を変更する
ことがある。このような状態が存在するときは、許容し
得る輝度レベルをそなえた画像ディスプレイを作成する
最後の手段としてビデオ利得が調節される。
【0032】X線管励起パラメ―タがいつ最大許容限界
に近づきつつあるか判定するため、図2の線88の最終
放射制御信号が第3の除算器100のA入力に印加され
る。第3の除算器100はそのB入力として最大放射制
御限界源102からの信号を受ける。最大放射制御限界
源102は操作者が選択する線量率での最大許容X線放
射に対するパルス幅指令に対応する基準信号を発生する
。したがって、パルス幅指令の数値がその限界に近づく
と、第3の除算器100の出力は数値1に向って大きく
なる。
【0033】同様に、X線管バイアス電圧を評価するこ
とにより、いつそれが最大許容限界に近づくかを決定す
る。しかし、パルス幅指令回路84の出力とは異なり、
画像輝度はバイアス電圧を決定するKV指令に正比例し
ない。X線画像輝度とバイアス電圧との間の関係も特定
のX線管12の特性の関数である。その結果、KV指令
を輝度係数に変換することにより、平均輝度および最終
放射制御信号と両立する帰還信号を供給しなければなら
ない。管バイアス電圧指令回路には探索テ―ブルメモリ
(図示しない)が含まれている。特定のX線管12のた
めの画像輝度変換値に対するバイアス電圧で探索テ―ブ
ルメモリが技術者によってプログラミングされる。パル
ス幅指令は探索テ―ブルメモリに対してアドレス指定し
、探索テ―ブルメモリは等価な画像輝度に対応する出力
を発生する。この等価輝度値はラッチの中に記憶され、
最終輝度係数信号として出力線97に印加される。 このような変換方法は周知であり、前の輝度制御装置で
使用されている。
【0034】やはり図2に示すように、管バイアス電圧
指令回路94からの最終輝度係数信号が第4の除算器1
04のA入力に印加される。第4の除算器104のB入
力は輝度係数限界源106から基準値を受ける。管12
から最大許容X線線量を生じるレベルに管バイアス電圧
が近づくにつれ、第4の除算器104からの数値比出力
の値が1に近づく。最大バイアス電圧レベルに対応する
輝度係数は輝度係数限界源106の中に設定されている
。第4の除算器104の出力は第1の乗算器108の一
方の入力に与えられる。第1の乗算器108は他方の入
力で第1の除算器80から輝度比を受ける。第1の乗算
器108の積は第2の乗算器110の一方の入力に印加
される。第2の乗算器110は他方の入力として第3の
除算器100の出力を受ける。第2の乗算器110の出
力信号はビデオ利得比と表わされ、これは全体的に表わ
すと構成要素100−110の動作により次のように計
算された。 [(輝度基準)/(現在の輝度)]×[(最終輝度係数
)/(輝度係数限界)]×[(最終放射制御)/(最大
放射制御限界)] ビデオ利得比は輝度基準82によって設定されたレベル
に画像輝度を維持するためにビデオ信号の利得をどの程
度調節しなければならないかを表わす。上記の式からわ
かるように、この比は現在の画像輝度が基準レベルから
ずれる大きさと管電流およびバイアス電圧がどの程度そ
れらの最大限界に近接しているかによって左右される。
【0035】線118のビデオ利得比信号は照射制御回
路60の残りの構成要素120−158を含むビデオ利
得指令回路に制御信号として印加される。この照射制御
回路60には図2の破線で囲まれた独特のビデオ利得テ
―パ回路112が含まれている。このテ―パ回路は輝度
基準レベルを一定値から実効的に変えて、輝度基準源8
2からの輝度基準によって設定されるレベルに画像輝度
を維持するために必要なビデオ利得の関数として小さく
なる値とする。基準輝度レベルを生じるビデオ利得をこ
こでは「要求ビデオ利得」と呼ぶことにする。
【0036】テ―パ回路112が設けられている結果、
図3のグラフに示すように要求ビデオ利得が大きくなる
につれて画像輝度が実際には小さくなる。画像輝度の調
整専用に管励起パラメ―タを使用しているときは、ビデ
オ利得は1に維持される。この点で、平均画像輝度は輝
度基準82によって設定されたレベル、すなわちレベル
MAXに維持される。前に極端な状態のもとでビデオ利
得を使って輝度を調節したとき、グラフの水平破線で示
すように、輝度基準はこの最大レベルに維持された。結
局、利得限界に達し、ビデオ利得を更に大きくすると輝
度の下落が生じた。
【0037】要求ビデオ利得が大きくなるにつれ、ビデ
オ利得テ―パ回路112は実効輝度基準レベルを小さく
する。X線照射に対して操作者が例示した3つの線量レ
ベル(それぞれ低、中または高)のうちどれを選択した
かに応じて、画像輝度は3つのテ―パ線114,115
,116の中の1つに従う。図からわかるように、3つ
のテ―パはそれぞれ傾斜が異なっており、すべて最終的
には最小輝度レベルMINに落ち着く。要求ビデオ利得
が更に大きくなっても、この点で輝度は一定に維持され
る。最小輝度レベルを生じる最低の要求ビデオ利得レベ
ルは低、中および高の線量率に対してそれぞれGt(L
),Gt(M)およびGt(H)で表わされる。これら
の分岐点の各々に於ける利得を決定する際、範囲の中央
の値がGt(M)に割り当てられ、他の点に対する値は
次の関係式で定められる。
【0038】 Gt(L)=Gt(M)×[Gm(L)/Gm(M)]
Gt(H)=Gt(M)×[Gm(H)/Gm(M)]
但し、Gm(L)、Gm(M)およびGm(H)は各線
量率に於ける最大許容ビデオ利得である。
【0039】最小輝度レベルでのビデオ利得から、各線
形テ―パ関数の傾斜は次式で求めることができる。
【0040】 傾斜(i)=[BRT1(i)−BRT2(i)]/[
VG1(i)−VG2(i)] 但し、iは低(L)、中(M)または高(H)線量率の
テ―パ線を表わし、BRT1およびVG1はそのテ―パ
線上の1つの点での輝度および要求ビデオ利得であり、
BRT2およびVG2はもう1つの点での対応するパラ
メ―タ値である。テ―パ線は要求ビデオ利得が1である
とき輝度が最大値MAXになる点およびテ―パ線が最小
輝度レベルMINと交わる点によってきまるので、一般
化された傾斜式は次のようになる。
【0041】 傾斜(i)=[MAX−MIN]/[1−Gt(i)]
各テ―パ関数の傾斜を知ることにより、テ―パ関数で定
まる画像ディスプレイ輝度に対応するテ―パ状輝度基準
値を求めることができる。テ―パ状輝度基準の値TBR
は次式で与えられる。 TBR=[(BRT1−BRT2)/(VG1−VG2
)](要求ビデオ利得)        +BRT1−
[(BRT1−BRT2)/(VG1−VG2)]但し
、「要求ビデオ利得」は輝度基準源82によって設定さ
れたレベル(すなわち図3のMAXレベル)に画像輝度
を維持するために必要なビデオ利得である。
【0042】輝度テ―パ関数を使用することにより、シ
ステムがそのイメ―ジング能力の限界に近づきつつある
という可視表示が操作者に与えられる。ビデオ利得が更
に大きくなるとともに、画像の輝度が小さくなり始める
からである。更に、ビデオ利得が増大し続けるにつれて
、画像輝度を下げたとき雑音は観測者に認識され難くな
る。その結果、輝度テ―パ関数を使用することにより、
雑音の強さも増大していないという幻想を与えつつ、よ
り多くの画像情報のディスプレイに対してビデオ利得を
控え目に増大することが可能となる。
【0043】ビデオ利得テ―パ回路112は図3に示す
関数に従ってビデオ信号を処理するように、ビデオ利得
制御回路で使用される輝度基準レベルを効果的に変える
。詳しく説明すると、再び図2に示すように、線118
のビデオ利得比が第3の乗算器の一方の入力に印加され
る。第3の乗算器は前に設定された利得レベルを表わす
入力値である最終ビデオ利得も受ける。ビデオ利得比は
輝度基準源82によって設定されたレベルとその誤差を
ビデオ信号が補償しなければならない現存の輝度との間
の輝度誤差の量に対応する誤差信号である。乗算器12
0で行なわれるビデオ利得比と最終ビデオ利得信号との
乗算によって、輝度基準源82によって設定された輝度
レベルMAXを達成するために必要なビデオ利得を示す
要求ビデオ利得レベルが作成される。ビデオ利得の大き
さには限界があり、したがって要求ビデオ利得レベルが
リミット回路122によって定められる。
【0044】構成要素124−129は選択された照射
線量レベルに対するテ―パ関数をリミット回路122の
出力の要求ビデオ利得に適用することによりテ―パ状輝
度基準レベルを求める。詳しく説明すると、操作者は端
末62(図1)を介して3つの線量率(低、中または高
)のうちどれをX線照射に使用すべきか指示した。この
線量率情報が線127を介して傾斜探索テ―ブル128
に印加される。傾斜探索テ―ブルはその線量レベルに対
するテ―パ関数傾斜の数値を与える。構成要素124−
129は上記の式に従ってテ―パ状輝度基準(TBR)
を計算する。探索テ―ブル128に記憶されたテ―パ関
数傾斜およびリミット回路122からの要求ビデオ利得
は第4の乗算器124の入力に印加される。第4の乗算
器124は2つの入力の積を表わす出力を作成する。輝
度テ―パは負の傾斜を持つものとする(図3参照)。し
たがって、傾斜と第4の乗算器124からの要求ビデオ
利得との積は負の値となる。テ―パ状輝度基準式の最終
項がインタセプト回路129で計算される。インタセプ
ト回路は輝度基準源82の出力値(MAX)から傾斜を
減算する。第4の乗算器124およびインタセプト回路
129の出力は加算器126で組み合わされて、節点1
30にテ―パ状輝度基準(TBR)の値が生じる。
【0045】ここで注意しなければならない点は、構成
要素124−129の逐行する算術演算によって、X線
画像がまだ見える最小レベルMINより低い輝度レベル
を生じる値がテ―パ状輝度基準に対する節点130に得
られることがあるということである。これが起きると、
テ―パ状輝度基準を図3のグラフに示す最小輝度レベル
を生じる値としなければならない。この状態を検出する
ため、加算器126の出力は比較器132の一方の入力
に印加される。比較器132は最小輝度レベル(MIN
)を表わす回路134からの信号をその他方の入力で受
ける。比較器132の出力は第1のマルチプレクサ13
6の制御入力に印加される。第1のマルチプレクサ13
6は加算器126の出力または回路134からの最小輝
度レベルを選択してその出力に印加する。したがって、
加算器126の出力が最小輝度レベル以上である限り、
その出力は第1のマルチプレクサ136を通過する。し
かし、加算器126の出力値が最小輝度レベルより下で
ある場合には、回路134の出力が第1のマルチプレク
サ136を介して与えられる。
【0046】したがって、ビデオ利得比がビデオ利得を
1より大きくしなければならないことを示しているとき
には、輝度基準源82からの基準レベルによって定めら
れるものより低い画像輝度でビデオ制御が休止状態に達
するようにビデオ利得テ―パ回路112がテ―パ状輝度
基準値を発生する。テ―パ状輝度基準を表わす第1のマ
ルチプレクサ136の出力が第5の除算回路138のA
入力に印加される。第5の除算器138の他方の入力は
線58の現在のX線画像の測定された平均輝度を受ける
(図1も参照)。第5の除算器138はテ―パ状基準レ
ベルからの測定された平均輝度のずれを表わす出力信号
(テ―パ状輝度比)を発生する。したがって、第5の除
算器138の出力が1より大きければ、現在の輝度はテ
―パ状輝度基準レベルより下にある。これに反して出力
が1より小さければ、現在の輝度はテ―パ状レベルより
上にある。
【0047】X線イメ―ジング装置10のためのビデオ
信号処理回路の利得は常に1以上である。画像が明る過
ぎる場合には、ビデオ利得を1より小さくならないよう
に下げることができる。その後、所望の画像輝度を生ず
るためX線管励起を変えてX線線量率を小さくしなけれ
ばならない。したがって、リミット回路122からの要
求ビデオ利得信号を1の利得に対応する基準レベルと比
較するため比較器140が設けられている。リミット回
路からの信号によって示される利得が1以上である間は
、比較器140は高論理レベル出力を生じ、これがアン
ド(AND)ゲ―ト142の一方の入力に印加される。 「テ―パ作動」として示した制御信号がアンドゲ―ト1
42の他方の入力に結合される。構成によっては、操作
者がテ―パ関数が働かないことを希望することがある。 この場合、テ―パ作動信号は低論理レベルとなる。 したがって、テ―パ関数が無効にされるか、または要求
ビデオ利得レベルが1より小さいときは常にアンドゲ―
ト142の出力が低論理レベルとなる。アンドゲ―ト1
42からのこの低出力は第2のマルチプレクサ(MUX
)144の制御端子に印加される。これに応じて、第2
のマルチプレクサ144は第2の乗算器110からの「
ビデオ利得比」をその出力に結合する。この場合、照射
制御回路60は前の装置と同様に動作する。
【0048】しかし、ビデオ利得のテ―パ化が行なわれ
るときは、高論理レベルのテ―パ作動信号がアンドゲ―
ト142に印加される。要求ビデオ利得が1より大きい
活性状態では、アンドゲ―ト142の出力は高論理レベ
ルであるので、第2のマルチプレクサ144は第5の除
算器138の出力をその出力145に通過させる。した
がって、第2のマルチプレクサ144の出力はテ―パ状
画像輝度を生じるために最終ビデオ利得制御信号レベル
を変えなければならない量を示す比である。この比は第
4の乗算器146の一方の入力に印加される。第4の乗
算器146は最終ビデオ利得レベルも入力信号として受
ける。回路146の中での乗算の結果、テ―パ回路11
2の出力線148に新しいビデオ利得レベルが生じる。
【0049】前の自動輝度制御装置で行なわれたように
、この新しいビデオ利得レベルが通常の零誤差積分機能
回路150に印加される。この機能は新しい予測された
ビデオ利得レベルと前のビデオ利得指令レベルとの間の
デルタ変化を比較する。オ―バシュ―トを最小限にし、
X線装置の適正な整定時間に適合するため、1より小さ
い減衰係数利得が回路154からこのデルタ変化に印加
される。回路152が発生するスル―(slew)リミ
ット係数を使うことにより、装置が与えられたビデオフ
ィ―ルド速度で応答できる限界内に予測された変化を維
持する。輝度の小さな変化に対して分解能を維持するた
め、また大きな減衰値が必要なとき装置が零誤差で動作
できるようにするため、適切な利得を使用しなければな
らない。
【0050】零誤差積分機能回路150の出力は回路1
56により1ビデオフィ―ルド期間だけ遅延させる。こ
れにより、次のフィ―ルドの平均輝度を処理していると
き、最終ビデオ利得帰還信号が与えられる。更に、回路
150のディジタル出力がディジタル−アナログ変換器
158によって変換され、図1に示すビデオ利得制御回
路46に対する線46にビデオ利得指令信号が送出され
る。
【0051】当業者にはすぐわかるように、上記の算術
演算が同様な信号単位で動作するようにするため図2の
回路の異なる点の信号にスケ―ル係数を印加しなければ
ならない。すべての変換係数およびスケ―ル係数が適当
な機能ブロックの中に含まれているものとする。
【0052】図1に示すように、ビデオ利得制御回路4
6は照射制御回路60からビデオ利得指令を受け、カメ
ラの絞り48およびビデオ増幅器50によって与えられ
るべき指令された利得の部分を決定する。ビデオ利得は
これらの2つの成分によって与えられる個別信号利得の
積である。
【0053】従来のビデオ利得制御装置は絞り寸法を使
ってビデオ利得に所望の増大を生じ、やがて絞りを全開
にしなければならなくなり、この点でビデオ増幅器の電
子利得が大きくなった。しかし、ビデオ利得制御回路4
6は最初、電子利得だけを使うことによりビデオ利得を
必要なだけ僅かに増加させる。大きなビデオ利得レベル
が指令されて電子利得を設定された閾値(たとえば利得
2)より大きくしなければならない場合には、電子利得
はその設定された閾値にとどまり、絞り開口を開放する
ことにより指令された利得の残りが与えられる。指令さ
れた利得が非常に大きくて絞りを全開にしてもその指令
された利得レベルに適合し得ないときは、電子利得は設
定された閾値より大きくなるが、絞りは全開のままにな
る。
【0054】図4にはこの制御技術を逐行するためのビ
デオ利得制御回路46が個別ディジタル信号処理構成要
素で構成したものとして示してある、しかしマイクロコ
ンピュ―タで構成してもよい。図示するように、照射制
御回路60からのビデオ利得指令が2個の除算器160
および162のA入力に印加される。これらのうち第2
の除算器162はビデオ利得を与えるため絞り開口が開
放され始めるビデオ利得指令のレベルに対応する閾値電
圧を絞り制御閾値回路164から受ける。線65のビデ
オ利得指令が絞り制御閾値を超えたとき、除算器162
の出力値は1より大きい。この出力は加算回路166の
非反転入力に印加される。加算回路166の出力は通常
の絞り開口ドライバ168に制御信号として印加される
。開口ドライバの出力は線49を介してカメラ絞り48
に印加され、そこで絞り開口の寸法を調整する。
【0055】開口ドライバ168の出力は帰還信号とし
ても使用され、これは加算回路166の反転入力に印加
される。しかし、絞り開口面積はビデオ利得信号に正比
例しないので、変換器170は線49で開口ドライバの
出力信号を受け、これを対応するビデオ利得レベルに変
換する。このビデオ利得帰還レベルは変換器170の出
力から加算回路166の反転入力および除算器160の
B入力に印加される。
【0056】ビデオ利得制御回路46の動作は数個の特
定の例を使って最も良く理解することができる。これら
の例では、絞り制御閾値164が2のビデオ利得指令レ
ベルに設定されるものとする。最初の例では、照射制御
回路からの線65のビデオ利得指令は1より大きいが2
より小さい。カメラ絞り48に対する開口は現在その最
小設定開放になっているものとも仮定する。この例のビ
デオ利得指令は絞り制御閾値源164からの絞り制御閾
値より小さいので、除算器162の出力は1より小さく
なる。絞り開口の最小開放状態では、面積−ビデオ利得
変換器170に対する面積は数値的に1に等しい出力レ
ベルを生じている。その結果、加算回路166の出力は
零より小さい値となる。この負の値が開口ドライバ16
8の入力に印加されたとき、ドライバは絞り開口をその
最小設定開放状態から変えない。
【0057】しかし、面積−ビデオ利得変換器170か
ら出力される1の値は除算器160のB入力にも印加さ
れる。除算器160は入力信号の比A/Bに対応する出
力レベルを生じる。(面積−利得変換器の出力によって
示されるような)絞り開口で与えられる利得とビデオ利
得指令との比はビデオ増幅器50で与えられなければな
らない電子利得成分を表わす。したがって、線65のビ
デオ利得指令が絞り制御閾値源164の出力より小さい
限り、ビデオ利得は全面的に増幅器50の電子利得で与
えられる。
【0058】第2の例として、ビデオ利得指令が3のビ
デオ利得に対応し、絞り制御閾値は2の利得係数のまま
になっている。したがって、除算器162で発生される
ビデオ利得指令と絞り制御閾値との比(3/2)は1.
5の絞り利得を示す。絞り開口の現在の開放状態が利得
1に対応するとすれば、加算回路166の出力は利得が
1.5となるように開口を開放しなければならないとい
うことを開口ドライバに指示する。
【0059】ここで注意しなければならない点は絞り開
口制御の電気機械的性質のため、数ビデオフィ―ルド期
間の間、この所望の開口利得に達しないことがあるとい
うことである。したがって、除算器160のA入力には
3のビデオ利得指令が印加され、また面積−ビデオ利得
変換器170から1の初期絞り利得帰還信号が印加され
る。線51の初期ビデオ増幅器利得信号は利得3に対応
し、これにより指令されたビデオ利得レベルが全面的に
補償される。
【0060】絞り開口が開放し始めるにつれて、面積−
ビデオ利得変換器170の出力は増大し、線51のビデ
オ増幅器利得信号はそれに対応して小さくなる。結局、
所望の絞り利得1.5となる位置まで絞り48が開放す
る。この点で、加算回路166の両方の入力は利得値1
.5に対応し、出力信号は開口ドライバ168をその現
在の出力レベルに保持することにより現在の絞り開口寸
法を維持する。このとき、1.5の利得に等価な面積−
ビデオ利得変換器170からの絞り帰還信号が除算器1
60のB入力に印加される。この帰還信号で3のビデオ
利得指令を割ると、閾値源164からの絞り制御閾値に
対応する2のビデオ増幅器利得に対する信号が線51に
生じる。線65のビデオ利得指令がより大きなビデオ利
得レベルを指示したとき、線51のビデオ増幅器利得は
2の利得係数に保持されたままとなり、指令されたビデ
オ利得の残りは絞り開口によって与えられる。
【0061】極端な状態のもとでは、線65のビデオ利
得指令はそれより大きい値は絞り開口を全開することに
よって得られるようなビデオ利得レベルを指示すること
がある。この場合、加算回路166の出力が利得をより
大きくするように絞りを開放し続けるように開口ドライ
バ168に命令しても、絞り48を更に開放することは
機械的に不可能である。この場合、指令されたレベルに
達するためには付加的な利得が必要とされる。絞り利得
制御閾値を超えてビデオ増幅器50の電子利得を大きく
することによりこの付加的な利得を与えなければならな
い。
【0062】たとえば、線65のビデオ利得指令で表わ
される所望の利得が6で、絞りが与え得る最大利得が2
.5であると仮定する。したがって、指令されたビデオ
利得に対する絞り制御閾値(利得2)の比により、除算
器162の出力は所要絞り利得が3であることを示す。 しかし、絞りの全開によって得られる最大利得は2.5
である。したがって、絞り48をその一杯の値まで開放
したとき、面積−ビデオ利得変換器170の出力の帰還
信号は絞りからのビデオ利得2.5を示す。この状態で
は、加算回路166の出力は絞り48から付加的な利得
が要求されているということを示し続ける。しかし、開
口がその限界にあるので、開口ドライバ168はそれ以
上応答しない。
【0063】変換器170からの絞り利得帰還信号も除
算器160のB入力に印加される。増幅器50の利得が
2.4でなければならないということを示すビデオ増幅
器利得信号を除算器160が発生する。この出力レベル
は線65のビデオ利得指令対絞り48によって与えられ
るビデオ利得量の比[すなわち6/2.5の比]に対応
する。したがって、指令されたビデオ利得が絞り制御閾
値と最大絞り利得との積に対応するレベルを超えたとき
、電子利得は絞り制御閾値によって設定されたレベルを
超えて増大する。
【0064】この例では、絞りがより大きいビデオ利得
を与え得る速度が電子利得を変え得る速度より遅くなる
。したがって、増幅器50は最初ビデオ利得を係数6ま
で一杯に増大させる。しかし、絞りが開くにつれて電子
利得が小さくなり、絞りが全開すれば利得は2.4とな
る。
【0065】ビデオ利得を小さくしなければならないと
きは、逆の動作が行なわれる。最初、電子利得が小さく
なり、やがて絞り調節閾値源164によって設定された
レベルに達する。それ以上の利得低下が要求されれば、
絞り48は閉じられ、やがて最小設定開放状態に達する
。その後、増幅器50によって与えられる電子利得を下
げることによって、付加的なビデオ利得の低下が達成さ
れる。前の例と同様に、開口利得の電気機械調節は電子
利得より遅いので、電子利得は最初に減少し、ビデオ利
得の指令された減少全体が得られるレベルに達した後は
、利得減少の一部が閉じる絞りによって与えられるので
増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動画像輝度制御機能をそなえた
X線イメ―ジング装置の概略ブロック図である。
【図2】図1の照射制御回路の概略ブロック図である。
【図3】画像ディスプレイ輝度をビデオ利得の関数とし
て表示したグラフである。
【図4】図1のビデオ利得制御回路の概略ブロック図で
ある。
【符号の説明】
10  透視X線イメ―ジング装置 12  X線管 13  陽極 17  フィラメント電源 22  高電圧電源 26  格子電源 30  X線ビ―ム 36  イメ―ジ増倍管 44  ビデオカメラ 46  ビデオ利得調節回路 48  絞り 50  可変利得増幅器 52  モニタ 54  輝度平均回路 60  照射制御回路 62  操作者端末 80,90,104,138,160,162  除算
器82  輝度基準源 84  パルス幅指令回路 86,158  ディジタル−アナログ変換器94  
X線管バイアス電圧指令回路 96  ディジタル−アナログ変換器 98  標準テ―パ関数回路 108,110,120,124,146  乗算器1
12  ビデオ利得テ―パ回路 122  リミット回路 126,160  加算器 128  傾斜探索テ―ブル 129  インタセプト回路 144  マルチプレクサ 150  零誤差積分機能回路 164  絞り制御閾値回路 168  絞り開口ドライバ 170  変換器

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  励起されたときX線ビ―ムを放出する
    X線管、X線ビ―ムによって作成された画像をビデオ信
    号に変換し、このビデオ信号にビデオ利得を加える装置
    、上記信号からビデオ画像をディスプレイする手段をそ
    なえた透視イメ―ジング装置で、ビデオ画像の輝度を制
    御する回路に於いて、ビデオ画像の輝度の輝度基準レベ
    ルからのずれを判定する手段、上記判定手段に応答して
    X線管の励起を変更して、ビデオ画像の輝度の輝度基準
    値からのずれを小さくする手段、上記のX線管の励起を
    変更する手段がビデオ画像の輝度の輝度基準値からのず
    れをなくすことができない程度を表示する手段、上記表
    示手段に応答して、ビデオ画像の輝度が輝度基準値に等
    しくなるために必要なビデオ利得を表わす表示「要求ビ
    デオ利得」を発生する手段、ならびに上記要求ビデオ利
    得が大きくなるにつれてビデオ画像の輝度が低下するよ
    うにビデオ利得を変化させる手段、を含むことを特徴と
    するビデオ画像輝度制御回路。
  2. 【請求項2】  上記のX線管の励起を変更する手段は
    、X線管の中で発生されるべき電子ビ―ム電流レベルを
    表わす第1の信号を発生する手段、およびX線管の陽極
    と陰極との間に印加されるべきバイアス電圧レベルを表
    わす第2の信号を発生する手段を含んでいる請求項1記
    載のビデオ画像輝度制御回路。
  3. 【請求項3】  上記のX線管の励起を変更する手段が
    最初は上記第1の信号を変えることにより輝度のずれを
    小さくし、次いで上記第1の信号を変えるだけでは輝度
    のずれをなくすのに不充分である場合は上記第2の信号
    も変化させる構成を有している請求項2記載のビデオ画
    像輝度制御回路。
  4. 【請求項4】  上記のビデオ利得を変化させる手段は
    下記の線形関数で与えられるテ―パ状輝度基準値(TB
    R)を発生する手段を含み、 TBR=m(要求ビデオ利得)+b ここで、mは値が負である線形関数の傾斜であり、bは
    定数である請求項1記載のビデオ画像輝度制御回路。
  5. 【請求項5】  線形関数の傾斜mが m=(BRT1−BRT2)/(VG1−VG2)で定
    められ、定数bが     b=[BRT1−{(BRT1−BRT2)/
    (VG1−VG2)}]で定められ、ここでBRT1は
    要求ビデオ利得の第1の既知の値VG1で発生されるビ
    デオ画像の輝度であり、BRT2は要求ビデオ利得の第
    2の既知の値VG2で発生されるビデオ画像の輝度であ
    る請求項4記載のビデオ画像輝度制御回路。
  6. 【請求項6】上記のビデオ利得を変化させる手段は、所
    定の照射に対して複数のX線線量のうちのどれが選択さ
    れたかに応じて、線形関数のmおよびbについての複数
    組の予め定められた値のうちの1組みを使用する手段を
    含んでいる請求項1記載のビデオ画像輝度制御回路。
  7. 【請求項7】  上記のビデオ利得を変化させる手段は
    更に、ビデオ画像の輝度をテ―パ状輝度基準値と比較す
    る手段、および上記比較手段に応答してビデオ利得値を
    発生する手段を含んでいる請求項4記載のビデオ画像輝
    度制御回路。
  8. 【請求項8】  上記のビデオ利得を変化させる手段は
    最小値より小さいテ―パ状輝度基準値を発生しない手段
    を含んでいる請求項4記載のビデオ画像輝度制御回路。
  9. 【請求項9】  上記のビデオ利得を変化させる手段は
    ビデオ画像の輝度を最小レベル(MIN)よりも下げな
    い手段を含んでいる請求項1記載のビデオ画像輝度制御
    回路。
  10. 【請求項10】  上記のX線ビ―ムによって作成され
    た画像をビデオ信号に変換する装置は可変光学的絞りお
    よび可変利得増幅器を含み、また上記のビデオ利得を変
    化させる手段は、所定の利得閾値に達するまで上記増幅
    器の利得を変化させ、その後、上記絞りが開口のほぼ最
    大の開放状態になるまで上記増幅器の利得のそれ以上の
    変化を禁止する手段、および上記増幅器の利得が所定の
    利得閾値に達した後、上記絞りを変化させる手段を含ん
    でいる請求項1記載のビデオ画像輝度制御回路。
  11. 【請求項11】  上記のX線ビ―ムによって作成され
    た画像をビデオ信号に変換する装置は可変光学的絞りお
    よび可変利得増幅器を含み、更に、所望のビデオ利得レ
    ベルを絞り制御閾値と比較する手段、所望のビデオ利得
    レベルが絞り制御閾値を超えたことを上記比較手段が示
    したとき上記絞りの開口寸法を変更する手段、上記絞り
    で与えられるビデオ利得レベルに対応する値を求める手
    段、および上記絞りで与えられるビデオ利得レベルに対
    応する値と所望のビデオ利得レベルとの差に応じて上記
    増幅器の利得を変化させる手段を含んでいる請求項1記
    載のビデオ画像輝度制御回路。
  12. 【請求項12】  上記ビデオ利得を変化させる手段は
    、所定の照射に対して複数のX線線量のうちどれが選択
    されたかに応じて、同数の複数の予め定められた算術関
    数を使うことにより要求ビデオ利得に応答してビデオ利
    得のレベルを決定する手段を含んでいる請求項1記載の
    ビデオ画像輝度制御回路。
  13. 【請求項13】  励起されたときX線を放出するX線
    管、X線画像を可視光画像に変換する手段、可視光画像
    を表わす電気信号を発生するカメラ、および上記信号か
    らビデオ画像をディスプレイする手段をそなえた透視イ
    メ―ジング装置で、ビデオ画像の輝度を制御する回路に
    於いて、ビデオ画像の輝度の表示を導き出す手段、上記
    ビデオ画像輝度表示を輝度基準値と比較して、該基準値
    からのずれを決定する比較手段、上記比較手段に応答し
    てX線管の励起を変えて、上記画像輝度表示の輝度基準
    値からのずれを小さくする手段、上記のX線管の励起を
    変える手段がその励起変更能力の限界に近づいていると
    きを表示する手段、上記の限界に近づいているときを表
    示する手段に応答して電気信号に加えられる利得を変化
    させて、より大きな輝度のずれを補償するように要求さ
    れたときビデオ画像の輝度が低下するようにビデオ画像
    の輝度を変更する手段、を含むことを特徴とするビデオ
    画像輝度制御回路。
  14. 【請求項14】  上記のX線管の励起を変える手段は
    、X線管の電子ビ―ム電流を変化させる第1の手段、お
    よびX線管に印加されるバイアス電圧を変化させる第2
    の手段を含み、上記第1手段が最初は電子ビ―ム電流を
    変化させることにより輝度のずれを小さくし、次いで電
    子ビ―ム電流を変化させるだけでは輝度のずれをなくす
    のに不充分であるときは上記第2の手段がバイアス電圧
    を変化させて輝度のずれを更に小さくする請求項13記
    載のビデオ画像輝度制御回路。
  15. 【請求項15】  上記の利得を変化させる手段は次式
    に従って電気信号に加えられるべき利得を決定し、利得
    =[(BRT1−BRT2)/(DG1−DG2)](
    要求利得)      +BRT1−[(BRT1−B
    RT2)/(DG1−DG2)]ここで、(要求利得)
    はビデオ画像の輝度を基準値で定められたレベルに維持
    するのに必要な利得量であり、BRT1は要求利得の第
    1の既知の値DG1で発生されるビデオ画像の輝度であ
    り、BRT2は要求利得の第2の既知の値DG2で発生
    されるビデオ画像の輝度である請求項13記載のビデオ
    画像輝度制御回路。
  16. 【請求項16】  上記の利得を変化させる手段は最小
    レベルより下にビデオ画像の輝度を低下させない手段を
    含む請求項13記載のビデオ画像輝度制御回路。
  17. 【請求項17】  X線ビ―ムを放出する陽極、陰極お
    よびフィラメントをそなえた真空管、X線ビ―ムに応答
    してX線ビ―ムにより作成された画像を表わすビデオ信
    号を発生する変換器、およびビデオ信号に基いてビデオ
    画像をディスプレイする手段を有する透視イメ―ジング
    装置で、ビデオ画像の輝度を制御する回路に於いて、ビ
    デオ画像の輝度の表示を導き出す手段、該画像輝度表示
    を輝度基準値と比較して、2つの比較される信号の関係
    を表わす第1の制御信号を発生するための第1の比較手
    段、第1の制御信号に応答して真空管にフィラメント電
    流を印加することにより上記画像輝度表示の輝度基準値
    からのずれを小さくする手段、印加されるフィラメント
    電流を電流基準値と比較して、それらの間の関係を表わ
    す第2の制御信号を発生する第2の比較手段、第1およ
    び第2の制御信号に応答して、X線管の陽極と陰極との
    間にバイアス電圧を印加して、上記画像輝度表示の輝度
    基準値からのずれを更に小さくする手段、印加されるX
    線管バイアス電圧をバイアス電圧限界と比較して、それ
    らの間の関係を表わす第3の制御信号を発生する第3の
    比較手段、印加されるフィラメント電流を電流限界と比
    較して、それらの間の関係を表わす第4の制御信号を発
    生する第4の比較手段、第1、第3および第4の制御信
    号に応答して、上記画像輝度表示の輝度基準値からのず
    れをなくすのに必要なビデオ信号の利得量を表わす第5
    の制御信号を発生する手段、ならびに指定されたずれを
    なくすためにビデオ利得を増大しなければならないこと
    を第5の制御信号が示しているときビデオ画像の輝度が
    低下するように、第5の制御信号に比例してビデオ利得
    を変えて、ビデオ利得をビデオ信号に加える手段、を含
    むことを特徴とするビデオ画像輝度制御回路。
  18. 【請求項18】  上記のビデオ利得を加える手段は、
    下記の線形関数 TBR=[(BRT1−BRT2)/(VG1−VG2
    )](要求ビデオ利得)        +BRT1−
    [(BRT1−BRT2)/(VG1−VG2)]で与
    えられるテ―パ状輝度基準値(TBR)を発生する手段
    を含み、ここで、(要求ビデオ利得)は基準値で定めら
    れた輝度にビデオ画像の輝度を維持するために必要なビ
    デオ利得のレベル、BRT1は要求ビデオ利得の第1の
    値VG1で発生されるビデオ画像の輝度、BRT2は要
    求ビデオ利得の第2の値VG2で発生されるビデオ画像
    の輝度を表わし、更に、ビデオ画像の輝度をテ―パ状輝
    度基準値と比較する手段、ならびに上記比較手段に応答
    してビデオ利得値を発生する手段を含んでいる請求項1
    7記載のビデオ画像輝度制御回路。
  19. 【請求項19】  上記のテ―パ状輝度基準値を発生す
    る手段はテ―パ状輝度基準値が最小レベルより小さくな
    らないようにする手段を含んでいる請求項18記載のビ
    デオ画像輝度制御回路。
  20. 【請求項20】  上記変換器が可変光学的絞りと可変
    利得増幅器を含み、更に、所望のビデオ利得を絞り制御
    閾値と比較する第5の手段、所望のビデオ利得レベルが
    絞り制御閾値を超えたことを上記第5の比較手段が示し
    たとき絞りの開口寸法を変更する手段、絞りで得られる
    ビデオ利得レベルに対応する値を導き出す手段、ならび
    に絞りで得られるビデオ利得レベルに対応する値と所望
    のビデオ利得レベルとの間の差に応じて上記増幅器の利
    得を変化させる手段を含んでいる請求項18記載の画像
    輝度制御回路。
  21. 【請求項21】  励起されたときX線ビ―ムを放出す
    るX線管、X線ビ―ムによって作成された画像をビデオ
    信号に変換する装置であって、可変光学的絞りおよびビ
    デオ信号にビデオ利得を加える可変利得増幅器をそなえ
    た装置、ならびにビデオ信号に基いてビデオ画像をディ
    スプレイする手段を含む透視イメ―ジング装置で、ビデ
    オ画像の輝度を制御する回路に於いて、ビデオ画像輝度
    表示の輝度基準レベルからのずれを決定する手段、上記
    決定手段に応答してX線管の励起を変更して、ビデオ画
    像輝度の輝度基準値からのずれを小さくする手段、上記
    のX線管励起を変更する手段がビデオ画像輝度の輝度基
    準値からのずれをどの程度消去できないかを表示する手
    段、上記表示手段に応答して、ビデオ信号に加えるべき
    所望のビデオ利得の表示を発生する手段、ならびに増幅
    器利得が閾値レベルより低いとき増幅器利得を調整し、
    増幅器利得が閾値に調整されたとき付加的なビデオ利得
    が必要な場合は光学的絞りが開口のほぼ最大開放状態と
    なるまで該絞りだけを調整し、また絞りが最大開放状態
    で付加的なビデオ利得が必要な場合は増幅器の利得を再
    び調整することにより所望のビデオ利得を発生する手段
    、を含むことを特徴とするビデオ画像輝度制御回路。
  22. 【請求項22】  上記の所望のビデオ利得の表示を発
    生する手段は、所望のビデオ利得の大きさが増大するに
    つれてビデオ画像の輝度が低下するような表示を発生す
    る手段を有する請求項21記載のビデオ画像輝度調節回
    路。
  23. 【請求項23】  上記の表示を発生する手段は、上記
    表示手段に応答してテ―パ状輝度基準値を導き出す手段
    、ビデオ画像の輝度をテ―パ状輝度基準値と比較する手
    段、ならびに上記比較手段に応答して所望のビデオ利得
    値の表示を発生するための手段を含んでいる請求項21
    記載のビデオ画像輝度制御回路。
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