JP2011238446A - 放射線透視・撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パルス状の放射線ビームを間欠的に照射する放射線透視・撮影装置において、放射線源の陰極と陽極とに流れる電流を正確にフィードバック制御することができる放射線透視・撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、パルス発生の間に両極3a,3bに流れた電流を示すパルス平均電流bと管電流の設定値sとを比較することにより、両極3a,3b間に流れる電流をフィードバック制御するようになっている。パルス発生の間に両極3a,3bに流れた電流の量を平均電流時間積bで表すようにすれば、両極3a,3b間に流れる電流を正確に表した値を利用して両極3a,3b間に流れる電流の過不足を判定することができる。したがって、両極3a,3b間に流れる電流を正確にフィードバック制御することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被検体に放射線を照射することで画像を取得する放射線透視・撮影装置に係り、特にパルス状の放射線ビームを被検体に照射して透視・撮影を行う放射線透視・撮影装置に関する。
医療機関には、X線で被検体Mの画像を透視・撮影するX線透視・撮影装置が備えられている。この様なX線透視・撮影装置51は、図8に示すように被検体Mを載置する天板52と、X線を照射するX線管球53と、X線を検出するX線検出器54とを備えている。
X線管球53には、電子を放出する陰極と陽極を有している。両極に管電圧を印可した場合、陰極から放出された電子が加速しながら陽極に向かう。この電子が陽極に衝突すると、X線が発生する。
X線透視・撮影装置の透視・撮影方式には、連続X線照射によるものと、パルスX線照射によるものの二つがある。連続X線照射は、X線管球53から一定の強さのX線を照射しながら透視・撮影を行う方式である。この方式において、X線管球53は、X線管球53の両極に一定の電流が流れるように制御される。すると、X線管球53から常に一定の強さのX線が照射されるのである。
もう一つの透視・撮影方式であるパルスX線照射による方式は、X線管球53からパルス状のX線ビームを間欠的に照射させながら透視・撮影を行う方式である。この方式において、X線管球53の陰極と陽極との間に電圧を間欠的に印可することにより、電子と陽極の衝突を制御するようになっている。この時、陰極と陽極との間に流れる電流を管電流という(特許文献1参照)。
ところで、X線管球53に所定の管電流を流すように制御したとしても、両極にその所定の管電流が流れているとは限らない。X線管球53の諸特性が経年劣化により変化したり、製造時にX線管球53の諸特性にバラツキが生じたりするからである。そこで、従来構成のX線透視・撮影装置51は、X線管球53の管電流をフィードバック制御するようにしている。すなわち、X線透視・撮影装置51は、両極間に流れる管電流を測定する電流計を備え、電流計の実測値と両極間に流れるべき管電流の設定値とを比較し、実測値が設定値よりも小さければ、X線管球53は、両極間に流れる管電流を増加させるように制御され、実測値が設定値よりも大きければ、X線管球53は、両極間に流れる管電流を減少させるように制御される構成となっている。
この様な従来のフィードバック制御は、特に連続X線照射時に有効に機能する。連続X線照射中は管電流が急激に変化しないので、これを増減するように調整することはさほど難しいことでないのである。
特開平6―292082号公報
しかしながら、従来の構成によれば次のような問題点がある。
すなわち、従来のX線透視・撮影装置51によれば、パルスX線照射を行う場合に、両極間に流れる管電流を正確にフィードバック制御することができないという問題がある。パルス状にX線ビームを照射しようとすると、図9に示すように、X線管球53の両極に管電流が流れている期間と流れていない期間とが交互に表れることになる。具体的には、両極に管電流が流れていない状態から、まず、両極に管電流を流し始める必要がある。そして、一定時間の後、両極に管電流が流れている状態から、両極間に流れている管電流を止める必要がある。
すると図9に示すように、両極に電流が流れている期間中(パルス発生中)の電流は、一定とはならない。電流の流し始めから、両極間に流れる電流が安定するまで一定の時間を要するにもかかわらず、安定するのを待たずに電流が遮断されるからである。X線ビームをパルス状に発生させようとすれば、両極に電流が流れている期間を相当短くするしかなく、パルス発生中に両極間に流れる電流を一定とすることはできない。
このようなパルス状のX線ビームが間欠的に照射される方式で両極間に流れる電流をフィードバック制御しようとしても、パルス発生中に両極間に流れる電流は一定となっていないので、両極間に流れる電流(管電流)と設定値とを比較するのが困難である。たとえば、パルス発生中に管電流が設定値よりも少なく、管電流を多くするような制御が必要であったとする。このときの電流計が出力する測定値は、この不足を示すような低い値をとるとは限らない。経時的に変動する管電流が一時的に高い状態となっているタイミングで電流の測定が行われた可能性があるからである。
また、逆にパルス発生中に管電流が設定値よりも多かったとしても、電流計が出力する測定値は、この過剰を示すような高い値をとるとは限らない。経時的に変動する管電流が一時的に低い状態となっているタイミングで電流の測定が行われた可能性があるからである。
この様に、電流計の測定値が管電流の過不足を正確に表したものとなっていないので、例えば、管電流が少ないのに、電流を増加させる制御がされず、管電流が多いのに、これを減少させる制御がされない事態が生じるのである。同様に、管電流が少ないのに、これを増加させる制御がされない事態も生じる可能性もある。つまり、従来構成によれば、設定通りの管電流で被検体の撮影を行うことができるとは限らないので、被検体のX線被曝が予想外に増加してしまう可能性がある。
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、パルス状の放射線ビームを間欠的に照射する放射線透視・撮影装置において、放射線源の陰極と陽極とに流れる電流を正確にフィードバック制御することができる放射線透視・撮影装置を提供することにある。
本発明は上述の課題を解決するために次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係る放射線透視・撮影装置は、パルス状の放射線を間欠的に照射することで透視・撮影を行う放射線透視・撮影装置において、電子を放出する陰極と、放出された電子が衝突することで放射線を発生させる陽極と、両極間に流れる電流を制御する電流制御手段と、両極の間の電圧を制御することで陽極から放射線を間欠的に発生させる電圧制御手段と、両極間に流れる電流を検出して実測値を出力する電流検出手段と、両極間に流れる電流の設定値を記憶する設定値記憶手段とを備え、電流制御手段は、パルス発生の間に両極に流れた電流を示す近似値と設定値とを比較することにより、両極間に流れる電流をフィードバック制御することを特徴とするものである。
[作用・効果]本発明によれば、陽極と陰極の間の電圧を制御することで陽極から放射線を間欠的に発生させる電圧制御手段を備え、放射線を間欠的に発生させる構成となっている。両極に間欠的に電流を流すようにすると、電流が流れている間の電流の量が一定とならないので、両極間に流れる電流をフィードバック制御することは難しい。そこで本発明によれば、パルス発生の間に両極に流れた電流を示す近似値と設定値とを比較することにより、両極間に流れる電流をフィードバック制御するようになっている。パルス発生の間に両極に流れた電流の量を上述の近似値で表すようにすれば、両極間に流れる電流を正確に表した値を利用して両極間に流れる電流の過不足を判定することができるので、両極間に流れる電流を正確にフィードバック制御することが可能となる。これにより、設定通りの被検体の透視・撮影を行うことができるので、被検体の放射線被曝が極力抑制された放射線透視・撮影装置が提供できる。
また、上述の放射線透視・撮影装置において、電流制御手段が比較に用いる近似値は、1回分のパルスが照射された間に両極に流れた電流を示していればより望ましい。
[作用・効果]上述のようにすれば、両極間に流れる電流を更に正確にフィードバック制御することができるようになる。つまり、放射線が発生される度に近似値と設定値との比較が行われるので、両極間に流れる電流のより迅速なフィードバック制御が可能となる。
また、上述の放射線透視・撮影装置において、パルス発生の間に両極に流れた電流の実測値を積分して電流時間積を算出し、電流時間積を基に近似値を取得する近似値取得手段を更に備えればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、近似値の求め方の具体的な態様を示すものとなっている。上述のように電流時間積を算出して近似値を取得するようにすれば、放射線を間欠的に発生させている全期間についての電流を踏まえて近似値が取得されることになる。従って、近似値は、より放射線間欠照射中の両極間に流れる電流を正確に表したものとなる。
また、上述の放射線透視・撮影装置において、近似値取得手段は、電流時間積をパルスから次のパルスまでの時間で除した値を近似値とし、電流制御手段が比較に用いる設定値は、各パルスごとの両極間に流れる電流の平均値を示していればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、近似値の求め方のより具体的な態様を表すものとなっている。すなわち、近似値は、電流時間積をパルスから次のパルスまでの時間で除した値となっている。これにより、近似値は、各パルスごとの平均の電流を意味することになる。また、この近似値と比較される設定値を各パルスごとの両極間に流れる電流の平均値を示すものとすれば、近似値と設定値とを比較して、近似値を設定値に近づけるように電流を制御するだけで両極間に流れる電流は、確実に設定値に近づくことになる。
また、上述の放射線透視・撮影装置において、陰極を加熱する陰極加熱手段を更に備え、電流制御手段は、陰極加熱手段を制御することにより両極間に流れる電流を制御すればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、両極間に流れる電流の制御の方式を具体的に示したものとなっている。陰極が加熱されると陰極から電子が放出しやすくなる。そこで、陰極の加熱の程度によって両極間に流れる電流を制御すれば、より確実に電流を制御することができる。
また、上述の放射線透視・撮影装置において、放射線を検出する放射線検出手段と、放射線検出手段から出力された検出信号を基に画像を生成する画像生成手段とを備えればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、放射線透視・撮影装置の全体構成を示したものとなっている。両極間に流れる電流が正確に制御された放射線透視・撮影装置によれば、被検体の被曝量を確実に抑制することができる。
実施例1に係るX線透視・撮影装置の構成を説明する機能ブロック図である。 実施例1に係るX線透視・撮影装置の構成を説明する機能ブロック図である。 実施例1に係るX線透視・撮影装置の構成を説明する機能ブロック図である。 実施例1に係るX線透視・撮影装置の動作を説明するフローチャートである。 実施例1に係る関連テーブルを説明する模式図である。 実施例1に係る時間と管電流の実測値との関係を説明する模式図である。 実施例1に係る時間と平均電流時間積との関係を説明する模式図である。 従来構成のX線透視・撮影装置の構成を説明する模式図である。 従来構成のX線透視・撮影装置の構成を説明する模式図である。
次に、本発明に係る放射線透視・撮影装置について図面を参照しながら説明する。なお、実施例におけるX線は、本発明の放射線に相当し、FPDは、フラットパネル・ディテクタの略である。
<X線照射に関する各部の説明>
図1は、実施例1に係るX線照射に関係する各部を説明する機能ブロック図である。実施例1に係るX線透視・撮影装置1は、X線を照射するX線管3と、X線管3に電流を供給する目的で設けられた各部10,11,12,13,14と、X線管3を制御する目的で設けられた各部15,16,17,18,19,20,25とを備えている。
X線管3は、電子Eを放出するコイル状のフィラメント3aと、放出された電子Eが衝突することでX線を発生させる回転陽極3bとを備えている。フィラメント3aと回転陽極3bとを合わせて両極3a,3bと呼ぶことにする。両極3a,3bは、真空となっている管球3cの中空に設けられている。フィラメント3aから放出された電子Eは、回転陽極3bに引き寄せられて、回転陽極3bに衝突する。この時に回転陽極3bからX線Bが照射されるのである。支軸3dは、回転陽極3bを支持する目的で設けられており、リング状のベアリング3eは、支軸3dを囲むように設けられている。フィラメント3aは、本発明の陰極に相当し、回転陽極3bは、本発明の陽極に相当する。
フィラメント用トランス11は、フィラメント3aに電流を導通させる目的で設けられている。このフィラメント用トランス11に導通される電流により、フィラメント3aが加熱される。このフィラメント3aが加熱すればするほどフィラメント3aから電子Eが飛び出しやすくなる。そして、フィラメント加熱用インバータ12は、フィラメント用トランス11に電圧を印可する目的で設けられている。加熱電流制御部20は、フィラメント加熱用インバータ12を制御する制御部であり、フィラメント加熱用インバータ12を通じて、フィラメント3aに流れるフィラメント加熱用の電流(加熱電流)を増減させることができる。こうして、加熱電流制御部20は、フィラメント加熱用インバータ12を通じて、フィラメント3aに流れる加熱用電流を調整できるようになっている。フィラメント加熱用インバータ12は、電源部10から電力を得ている。フィラメント加熱用インバータ12は、本発明の陰極加熱手段に相当する。
電圧印可用トランス13は、フィラメント3aと回転陽極3bとの間に所定の電圧を印可する目的で設けられている。電圧印可用トランス13の入力側には、高電圧発生用インバータ14が設けられており、電圧印可用トランス13に所定の電圧を入力する。電圧印可用トランス13の出力側には、フィラメント3aと回転陽極3bとが設けられており、高電圧発生用インバータ14が印可する電圧に応じてフィラメント3aと回転陽極3bとの間の電圧が変化するようになっている。管電圧制御部15は、高電圧発生用インバータ14が出力する電圧を調整する目的で設けられている。高電圧発生用インバータ14は、電源部10から電力を得ている。
管電流検出部16は、回転陽極3bからフィラメント3aに向けて流れる電流を検出する電流計の役目をしている。管電流検出部16は、連続的に電流を実測し、逐次、管電流の実測値aを管電流積分部17,およびモード切替部18に出力している。管電流積分部17は、管電流の実測値aを時間で積分し、管電流時間積Gを算出しこれを基にパルス平均電流bを算出する。そして、管電流の実測値aとパルス平均電流bとのうちのいずれかが管電流制御部19に送出される。管電流制御部19は、送出されたいずれかの値a,bを基に、回転陽極3bからフィラメント3aに向けて流れる電流が設定値通りとなっているかを判断し、実際の管電流と管電流の設定値sとがズレている場合は、実際の管電流が管電流の設定値sに近づくように加熱電流制御部20を制御する。管電流制御部19は、本発明の電流制御手段に相当し、管電流検出部16は、本発明の電流検出手段に相当する。また、管電流積分部17は、本発明の近似値取得手段に相当し、パルス平均電流bは、本発明の近似値に相当する。
照射制御部25は、管電圧制御部15に管電圧をどのようなタイミングで印可するかを示す信号を送出する目的で設けられている。この信号は管電流積分部17にも送出されている。管電流積分部17は、パルス開始から次のパルス開始までの時間を示すパラメータ(パルス間隔の設定値)を基に、管電流の実測値aの時間積分を行う範囲を決定して積分値を算出する。
図2は、回転陽極3bについて説明する模式図である。X線透視・撮影装置1は、支軸3dをその軸周りに回転させることにより回転陽極3bを回転させる陽極回転機構27が設けられている。陽極回転制御部28は、陽極回転機構27を制御するものである。X線の照射中、回転陽極3bは、陽極回転制御部28により回転されるので、フィラメント3aから放出した電子Eは、回転中の回転陽極3bに衝突することになる。この様にすれば、回転陽極3bにおいて電子が衝突する部分が変更されながらX線の照射が行われるので、回転陽極3bが、電子が衝突した熱によって破損することが防止される。
<X線透視・撮影装置の全体構成>
図3は、実施例1に係るX線透視・撮影装置1の全体構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、実施例1に係るX線透視・撮影装置1は、被検体Mを載置する天板2と、天板2の下部に設けられたイメージセンサを備えるFPD4と、天板2の上部に設けられたコーン状のX線ビームをFPD4に向けて照射するX線管3と、X線管3の管電圧を制御するX線管制御部6と、FPD4から出力される信号から透視画像を生成する画像生成部31と、透視画像を表示する表示部32と、術者の指示を入力させる操作卓33を備えている。X線管制御部6は、上述の各部16,17,18,19,20,25を1つにして表現したものである。FPD4は、本発明の放射線検出手段に相当し、画像生成部31は、本発明の画像生成手段に相当する。
また、X線透視・撮影装置1は、各制御部を統括的に制御する主制御部41をも備えている。この主制御部41は、CPUによって構成され、各種のプログラムを実行することにより各制御部、ならびに画像生成部31を実現している。また、X線透視・撮影装置1は、装置の制御に関する各パラメータの一切を記憶する記憶部34を備えている。この記憶部34は、例えばX線管3の管電流のフィードバック制御に関する管電流の設定値sを記憶する。記憶部34は、本発明の設定値記憶手段に相当し、管電流の設定値sは、本発明の設定値に相当する。
<X線透視・撮影装置の動作>
次に、X線透視・撮影装置1の動作について説明する。図4は、実施例1に係るX線透視・撮影装置1の動作について説明するフローチャートである。X線透視・撮影装置1で被検体Mの画像を取得するには、まず、被検体Mが天板2に載置され(被検体載置ステップS1),X線照射のモードが選択される(モード選択ステップS2)。そして、X線透視・撮影の開始の指示がなされ(X線照射開始ステップS3),パルス平均電流bが算出される(パルス平均電流算出ステップS4)。続いて、パルス平均電流bと管電流の設定値sとの比較が行われ(比較ステップS5),管電流がフィードバック制御される(管電流調節ステップS6)。以降、これらの各ステップについて順を追って説明する。
<被検体載置ステップS1,モード選択ステップS2>
まず、被検体Mが天板2に載置される。そして、術者は、操作卓33を通じて、X線照射のモードを選択する。術者は、X線管3から一定の強さのX線を照射しながら透視・撮影を行う連続X線照射と、X線管3からパルス状の放射線ビームを照射しながら透視・撮影を行うパルスX線照射のいずれかのモードを選択する。また、術者は、モード選択と同時に、X線透視・撮影を行う際のX線管3の管電流、管電圧、パルス幅、パルス間隔等のX線管制御に関する各種パラメータを設定できるようになっている。
また、術者が、操作卓33を通じて透視・撮影目的等を指定すると、X線透視・撮影装置1は、管電圧、管電流、パルス幅、パルス間隔等のプリセットデータを記憶部34から読み出すこともできる。このようにして、術者の操作により決定された管電流、管電圧、パルス幅、パルス間隔等の値は、記憶部34に保持される。この時記憶部34に保持される管電流値を特に管電流の設定値sと呼ぶことにする。
モード選択ステップS2において、術者がパルス状の放射線ビームを照射するパルスX線照射を選択したものとして、以降の説明を行う。
<X線照射開始ステップS3>
術者が操作卓33を通じて、X線透視・撮影の開始を指示すると、主制御部41は、記憶部34に記憶されている管電流の設定値s,管電圧の設定値を読み出して、管電流制御部19に送出する。管電流制御部19は、管電流の設定値s,管電圧の設定値を基に、記憶部34に記憶されている管電流、管電圧、加熱用電流とが関連した関連テーブルTを参照して、加熱電流制御部20を制御するにふさわしい加熱電流を読み出す。
図5は、関連テーブルTを具体的に説明する模式図である。関連テーブルTは、図5に示すように、管電圧が100kV値であるとき、加熱電流をA(A)とすれば、管電流が100mAとなることを示す表となっている。管電流制御部19は、この関連テーブルTと設定された管電圧、管電流とを基に、加熱電流を取得する。なお、図5においては、管電圧が100kVとなっている関連テーブルTのみを示すものとなっている。記憶部34は、設定が可能な管電圧ごとに図5に示さない別の関連テーブルを有している。例えば、管電圧が110kVに設定されたとすると、管電流制御部19は、110kVの管電圧、管電流、および加熱電流が関連した関連テーブルTを使用して、ふさわしい加熱電流を読み出すのである。
加熱電流制御部20は、管電流制御部19が指定した加熱電流がフィラメント3aに流れるようにフィラメント加熱用インバータ12を制御する。この時点で、フィラメント3aが加熱され、フィラメント3aから電子が放出しやすくなる。なお、この加熱電流は、フィラメント3aを通過するのであり、両極3a,3b間に流れる管電流とは別のものである。
照射制御部25は、間欠的に管電圧制御部15に制御信号を送出し、0kVとなっている両極3a,3b間の電圧を一時的に術者に指定された管電圧(例えば100kV)となるように制御する。すると、電圧が100kVとなっている期間だけ両極3a,3bに電流が流れ、X線パルスが発生する。具体的なX線パルスが発生している時間やX線パルスの発生開始と、次のX線パルスの発生開始までの時間は、前ステップで術者が決定することもできるし、記憶部34に記憶されているプリセットデータを使用することもできる。このように管電圧制御部15は、両極3a,3bの間の電圧を制御することで回転陽極3bからX線を間欠的に発生させるようになっている。管電圧制御部15は、本発明の電圧制御手段に相当する。
図6は、管電圧制御部15の間欠的な電圧制御によりパルスが発生している様子を示している。管電流検出部16は、パルスが発生している期間に両極3a,3b間に相当量の電流が流れたことを検出し、パルスが発生していない期間には、両極3a,3bの間に流れる電流は0である。しかも、図6のパルスの1つに注目すると、パルスが始まって、終了するまでに、管電流検出部16が検出する管電流の実測値aが細かく変動していることに気づく。すなわち、パルス発生中における管電流の実測値aの変化は、図6に示すようにノコギリ状の波形として表すことができる。両極3a,3bの間に管電圧を印可している時間があまりにも短く、X線の照射が管電流が安定するのを待たずに終了してしまっているので、この様な管電流の実測値aの変動が観察されるのである。管電圧制御部15が発生させているそれぞれのパルスの経時的な幅をパルス幅TPとし、パルス発生の経時的起点(例えば、図6の時点t0)から、次のパルス発生の経時的起点(例えば、図6の時点t1)までの期間をパルス間隔TRとする。透視・撮影中において、このパルス幅TP,パルス間隔TRは同じ値をとる。
<パルス平均電流算出ステップS4>
管電流検出部16は、管電流の実測値aを管電流積分部17に送出する。管電流積分部17は、管電流の実測値aを時間で積分して、管電流時間積Gを、パルスごとに求める。従って、管電流時間積Gは、1回分のパルスが照射された間に両極3a,3bに流れた総電流を示している。この管電流時間積Gの算出方法について説明する。まず、管電流の実測値を時間によって変化する変数であるものとしてa(t)として表し、そして、図5における時点t0から時点t1までに発生している1つのパルスについての管電流時間積をG0とすると、管電流時間積G0は次のように表せる。管電流時間積Gは、本発明の電流時間積に相当する。
Figure 2011238446
パルスが発生していない期間の管電流時間積は0であることに注目すると、管電流時間積G0は、式1とは別に次のように表せる。
Figure 2011238446
管電流積分部17は、上術の式2より管電流の実測値aを時間で積分して管電流時間積G0を求めて、これを時点t0から時点t1間での時間(パルス間隔TR)で除算する。この時得られた値がパルス平均電流b0である。これがパルス発生の起点(例えば、図6の時点t0)から、次のパルス発生の起点(例えば、図6の時点t1)までの期間(パルス間隔TR)の間で流れた管電流の平均値となっている。パルス平均電流bの算出は、パルスが発生する度に行われる。つまり、パルス平均電流がパルスと1対1対応で次々と求められていくことになる。従って、パルス平均電流bは、1回分のパルスが照射された間に両極3a,3bに流れた電流の平均値を示している。
図7は、管電流の実測値aの経時変化とパルス平均電流bとの関係を示す模式図である。経時的に隣接するパルス発生の起点をそれぞれ時点t0,時点t1,時点t2,時点t3とすると、例えば、パルス平均電流b−1は、時点t0から時点t1までの期間に発生したパルスp0についての管電流の平均を示し、パルス平均電流b0は、時点t1から時点t2までの期間に発生したパルスp1についての管電流の平均を示している。そして、パルス平均電流b1は、時点t2から時点t3までの期間に発生したパルスp2についての管電流の平均を示している。つまり、パルス平均電流bは、パルスから次のパルスまでの間に両極3a,3bに流れる管電流のパルスごとの平均値を示している。
このパルス平均電流bは、パルスX線照射モードにおいて大きく変動する管電流を1パルスごとに管電流の変動がない連続X線照射モードの管電流に換算した値となっている。パルスX線照射モードにおいては、図6で示すように管電流が大きく変動する。実施例1のようにパルス平均電流bを求めるようにすれば、パルス平均電流bは、1パルスごとに同じ値をとるので、パルス平均電流bを逐次算出することで、両極3a,3b間に流れた管電流の正確な量をパルスごとに知ることができる。管電流積分部17は、パルス平均電流bをモード切替部18に送出する。
モード切替部18にはパルス平均電流bのみならず、管電流検出部16から管電流の実測値aも送出されている。術者が選択したモードが連続X線照射である場合は、管電流の実測値aを管電流制御部19に送出し、術者が選択したモードがパルスX線照射である場合は、パルス平均電流bを管電流制御部19に送出する。これにより管電流制御部19は、管電流の実測値aまたはパルス平均電流bの経時的な変動を知ることができる。なお、この動作説明においては、X線照射モードとしてパルスX線照射が選択されているので、モード切替部18は、パルス平均電流bを管電流制御部19に送出することになる。このように、モード切替部18は、術者が選択したX線照射のモードによってX線管3の管電流のフィードバック制御の様式を切り替える目的で設けられている。
<比較ステップS5,管電流調節ステップS6>
管電流制御部19は、モード切替部18から送出された値と記憶部34に記憶されている管電流の設定値sとを比較して、パルス平均電流bが管電流の設定値sよりも大きい場合、フィラメント3aに流れる加熱電流を減少させるようにフィラメント加熱用インバータ12を制御する。また、パルス平均電流bが管電流の設定値sよりも小さい場合、フィラメント3aに流れる加熱電流を増加させるようにフィラメント加熱用インバータ12を制御する。この様にして、管電流制御部19は、フィラメント加熱用インバータ12を通じて両極3a,3b間に流れる管電流を制御する。
管電流の設定値sは、パルス照射時における管電流の平均値を表している。より具体的には、パルス発生の起点から、次のパルス発生の起点までの期間における管電流の平均値の設定値を示している。つまり、管電流の設定値sは図6におけるパルス間隔TRの期間についての管電流の平均値を言うのであり、パルス照射中の期間(パルス幅TP)のみについての管電流の平均値を言うのではない。一方、パルス平均電流bも同じく図6におけるパルス間隔TRの期間についての管電流の平均値である。従って、管電流制御部19がパルス平均電流bが管電流の設定値sと等しくなるように加熱電流を制御すれば、後続のパルス照射において測定されるパルス平均電流bは、管電流の設定値sと等しくなるのである。この様に、管電流制御部19は、パルス発生の間に両極に流れた電流を示すパルス平均電流bと管電流の設定値sとを比較することにより、両極3a,3b間に流れる電流をフィードバック制御するのである。
管電流制御部19は、この様なフィードバック制御をパルス照射の度に繰り返すことにより、パルス平均電流bが更新される。そうしている間にパルス平均電流bが管電流の設定値sに徐々に近づき、最終的には、管電流の設定値s通りの管電流が両極3a,3b間に流れることになる。X線管3から発したX線は、被検体Mを透過してFPD4で検出される。FPD4が出力した検出信号を基に、画像生成部31が画像を生成し、画像が表示部32に表示されて検査は終了となる。
以上のように、実施例1の構成によれば、回転陽極3bとフィラメント3aの間の電圧を制御することで回転陽極3bからX線を間欠的に発生させる管電圧制御部15を備え、X線を間欠的に発生させる構成となっている。両極3a,3bに間欠的に電流を流すようにすると、電流が流れている間の電流の量が一定とならないので、管電流をフィードバック制御することは難しい。そこで実施例1の構成によれば、パルス発生の間の管電流を示すパルス平均電流bと管電流の設定値sとを比較することにより、管電流をフィードバック制御するようになっている。パルス発生の間の管電流をパルス平均電流bで表すようにすれば、管電流を正確に表した値を利用して管電流の過不足を判定することができる。したがって、管電流を正確にフィードバック制御することが可能となる。これにより、設定通りの被検体Mの透視・撮影を行うことができるので、被検体MのX線被曝が極力抑制されたX線透視・撮影装置が提供できる。
また、実施例1の構成によれば、X線が発生される度にパルス平均電流bと管電流の設定値sとの比較が行われるので、両極3a,3b間に流れる電流のより迅速なフィードバック制御が可能となる。
そして、実施例1のように管電流時間積Gを算出してパルス平均電流bを取得するようにすれば、X線を間欠的に発生させている全期間(図6のパルス幅TPの期間)についての電流を踏まえてパルス平均電流bが取得されることになる。従って、パルス平均電流bは、よりX線間欠照射中の管電流を正確に表したものとなる。
また、実施例1のように、パルス平均電流bは、管電流時間積Gをパルスから次のパルスまでの時間(図6のパルス間隔TR)で除した値となっている。これにより、パルス平均電流bは、各パルスごとの平均の電流を意味することになる。また、実施例1のように、このパルス平均電流bと比較される管電流の設定値sを各パルスごとの両極3a,3b間に流れる電流の平均値を示すものとすれば、パルス平均電流bと管電流の設定値sとを比較して、パルス平均電流bを管電流の設定値sに近づけるように電流を制御するだけで両極3a,3b間に流れる電流は、確実に管電流の設定値sに近づくことになる。
本発明は、上述の実施例に限られず下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例は、医用の装置であったが、本発明は、工業用や、原子力用の装置に適用することもできる。
(2)上述した実施例のいうX線は、本発明における放射線の一例である。したがって、本発明は、X線以外の放射線にも適応できる。
(3)上述した実施例においては、1パルスごとに1つのパルス平均電流bを算出していたが、複数のパルスから1つのパルス平均電流bを算出するようにしてもよい。
a 管電流の実測値(実測値)
b パルス平均電流(近似値)
s 管電流の設定値(設定値)
G 管電流時間積(電流時間積)
3a フィラメント(陰極)
3b 回転陽極(陽極)
4 FPD(放射線検出手段)
12 フィラメント加熱用インバータ(陰極加熱手段)
15 管電圧制御部(電圧制御手段)
16 管電流検出部(電流検出手段)
17 管電流積分部(近似値取得手段)
19 管電流制御部(電流制御手段)
31 画像生成部(画像生成手段)
34 記憶部(設定値記憶手段)

Claims (6)

  1. パルス状の放射線を間欠的に照射することで透視・撮影を行う放射線透視・撮影装置において、
    電子を放出する陰極と、
    放出された電子が衝突することで放射線を発生させる陽極と、
    両極間に流れる電流を制御する電流制御手段と、
    前記両極の間の電圧を制御することで前記陽極から放射線を間欠的に発生させる電圧制御手段と、
    前記両極間に流れる電流を検出して実測値を出力する電流検出手段と、
    前記両極間に流れる電流の設定値を記憶する設定値記憶手段とを備え、
    前記電流制御手段は、パルス発生の間に前記両極に流れた電流を示す近似値と前記設定値とを比較することにより、前記両極間に流れる電流をフィードバック制御することを特徴とする放射線透視・撮影装置。
  2. 請求項1に記載の放射線透視・撮影装置において、
    前記電流制御手段が比較に用いる前記近似値は、1回分のパルスが照射された間に前記両極に流れた電流を示していることを特徴とする放射線透視・撮影装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の放射線透視・撮影装置において、
    パルス発生の間に前記両極に流れた電流の前記実測値を積分して電流時間積を算出し、前記電流時間積を基に前記近似値を取得する近似値取得手段を更に備えることを特徴とする放射線透視・撮影装置。
  4. 請求項3に記載の放射線透視・撮影装置において、
    前記近似値取得手段は、前記電流時間積をパルスから次のパルスまでの時間で除した値を前記近似値とし、
    前記電流制御手段が比較に用いる前記設定値は、各パルスごとの両極間に流れる電流の平均値を示していることを特徴とする放射線透視・撮影装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の放射線透視・撮影装置において、
    前記陰極を加熱する陰極加熱手段を更に備え、
    前記電流制御手段は、前記陰極加熱手段を制御することにより前記両極間に流れる電流を制御することを特徴とする放射線透視・撮影装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の放射線透視・撮影装置において、
    放射線を検出する放射線検出手段と、
    前記放射線検出手段から出力された検出信号を基に画像を生成する画像生成手段とを備えることを特徴とする放射線透視・撮影装置。
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