JP2012109127A - X線検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フィラメント電流変化量演算部61により演算した現在のパルス出力のフィラメント電流と次のパルス出力のフィラメント電流との単位時間当たりの変化量の絶対値が設定値以上の場合に、現在のパルス出力のX線条件と次のパルス出力のX線条件とに基づいてフィラメント電流演算部62により演算したパルス間フラッシュ制御時のフィラメント電流となるように、パルス出力間においてフィラメント電流を一時的に大きくし、あるいは、一時的に小さくするパルス間フラッシュ制御を実行する。
【選択図】 図1
Description
PI=G*C/tp+PI2
なお、これらのフィラメント電流値は、予め実験的に求められたものである。管電圧および管電流として、このテーブルに表示されていない値を採用するときには、このテーブルを用いて補間された値を使用する。
この場合には、現在のパルス出力の管電圧kV1と次のパルス出力の管電圧kV2との関係は、下記の式(3)で表される。
現在のパルス出力時のフィラメント電流I1と次のパルス出力時のフィラメント電流I2とは、下記の式(4)および式(5)に示すように、現在のパルス出力時の管電圧kV1および管電流mA1と、次のパルス出力時の管電圧kV2および管電流mA2の関数として求められる。
I2=f(kV2,mA2) (5)
そして、現在のパルス出力から次のパルス出力までの間のフィラメント電流の変化量ΔIは、下記の式(6)で表される。
下記の式(7)に示すように、このフィラメント電流の変化量ΔIを、パルス出力の間隔Δtで除算することにより、一定時間当たりのフィラメント電流の変化量Cが求められる。なお、パルス出力の間隔Δtは、透視のフレームレートが30fps(Frame Per Second)の場合には33msとなり、2fpsの場合には500msとなる。
この一定時間当たりのフィラメント電流の変化量Cは、図1に示すフィラメント電流変化量演算部61により演算される。
ここで、Guは、フィラメント電流を大きくする方向で変化させるときのゲインである。すなわち、Guは、フィラメント温度を上昇させるときに、上述したフィラメント電流の変化量C(C=ΔI/Δt)とパルス間フラッシュ時間tpとに基づいてパルス間フラッシュ電流PIを決定するための係数である。
なお、フィラメント電流を大きくする方向で変化させるときのゲインGuとフィラメント電流を小さくする方向で変化させるときのゲインGdとが同一である場合には、式(8)または式(9)のいずれか一方を利用すればよい。ここで、上述したパルス間フラッシュ電流PIは、図1に示すフィラメント電流演算部62により演算される。
2 テーブル
3 X線管
4 フラットパネルディテクタ
5 X線管制御部
6 制御部
7 記憶部
8 表示部
31 フィラメント
32 陽極
51 高電圧供給回路
52 フィラメント電流供給回路
61 フィラメント電流変化量演算部
62 フィラメント電流演算部
63 自動輝度調整部
64 サブトラクション処理部
Claims (6)
- X線管からX線を所定の間隔でパルス出力して透視または連続撮影を行うとともに、X線管のフィラメント電流を変化させることにより、パルス出力のX線条件を変更するX線検査装置において、
現在のパルス出力のX線条件と次のパルス出力のX線条件とに基づいて、パルス出力間においてフィラメント電流を一時的に大きくし、あるいは、一時的に小さくするパルス間フラッシュ制御を実行する制御部を備えたことを特徴とするX線検査装置。 - 請求項1に記載のX線検査装置において、
前記制御部は、管電流および管電圧により決定される現在のパルス出力のフィラメント電流と次のパルス出力のフィラメント電流との単位時間当たりの変化量Cを演算するフィラメント電流変化量演算部を備え、
前記制御部は、前記フィラメント電流変化量演算部により演算した現在のパルス出力のフィラメント電流と次のパルス出力のフィラメント電流との単位時間当たりの変化量Cの絶対値が設定値以上の場合に、前記パルス間フラッシュ制御を実行するX線検査装置。 - 請求項2に記載のX線検査装置において、
前記フィラメント電流変化量演算部は、目標画像輝度Xrと、現在の画像輝度Xと、現在のパルス出力の管電圧kV1とから次のパルス出力の管電圧kV2を求め、この管電圧kV2と予め記憶した管電圧と管電流との関係を示すデータから次のパルス出力の管電流I2を求め、現在のパルス出力の管電流I1と、次のパルス出力の管電流I2と、現在のパルス出力の管電圧kV1と、次のパルス出力の管電圧kV2とに基づいて、前記フィラメント電流のパルス出力間の変化量ΔIを求め、この変化量ΔIをパルス出力間隔Δtで除算することにより前記現在のパルス出力のフィラメント電流と次のパルス出力のフィラメント電流との単位時間当たりの変化量Cを演算するX線検査装置。 - 請求項2または請求項3に記載のX線検査装置において、
前記制御部は、前記パルス間フラッシュ制御時のフィラメント電流PIを演算するフィラメント電流演算部を備え、
当該フィラメント電流演算部は、フィラメント電流を変化させるときのゲインをG、パルス間フラッシュ制御時のパルス間フラッシュ時間をtp、次のパルス出力時のフィラメント電流をPI2としたときに、下記の式により前記パルス間フラッシュ制御時のフィラメント電流PIを演算するX線検査装置。
PI=G*C/tp+PI2 - X線管に対して低管電圧高管電流を付与したときの第1のパルス出力と、前記X線管に対して高管電圧低管電流を付与したときの第2のパルス出力とを、所定の間隔で交互に出力することによりサブトラクション画像を得る、デュアルエネルギーサブトラクション撮影用のX線検査装置において、
前記第1のパルス出力時のX線条件と前記第2のパルス出力時のX線条件とに基づいて、前記第1のパルス出力後前記第2のパルス出力前において、フィラメント電流を一時的に小さくするとともに、前記第2のパルス出力後前記第1のパルス出力前において、フィラメント電流を一時的に大きくすることによるパルス間フラッシュ制御を実行する制御部を備えたことを特徴とするX線検査装置。 - 請求項5に記載のX線検査装置において、
前記制御部は、管電流および管電圧により決定される第1のパルス出力時のフィラメント電流と第2のパルス出力時のフィラメント電流との単位時間当たりの変化量Cを演算するフィラメント電流変化量演算部を備え、
前記制御部は、前記フィラメント電流変化量演算部により演算した第1のパルス出力時のフィラメント電流と第2のパルス出力時のフィラメント電流との単位時間当たりの変化量Cが設定値以上の場合に、前記パルス間フラッシュ制御を実行するX線検査装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105455829A (zh) * | 2014-08-04 | 2016-04-06 | 锐珂(上海)医疗器材有限公司 | 放射性射线照相技术中控制射线管的管电流的方法及相应的系统 |
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