JPH043297B2 - - Google Patents
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- JPH043297B2 JPH043297B2 JP58140784A JP14078483A JPH043297B2 JP H043297 B2 JPH043297 B2 JP H043297B2 JP 58140784 A JP58140784 A JP 58140784A JP 14078483 A JP14078483 A JP 14078483A JP H043297 B2 JPH043297 B2 JP H043297B2
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- Japan
- Prior art keywords
- molded decorative
- frame
- decorative board
- molded
- adhesively fixed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 230000001788 irregular Effects 0.000 claims 1
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、ドア,壁材,間仕切板などの建築
材料として用いられるフラツシユパネルの製法に
関する。
材料として用いられるフラツシユパネルの製法に
関する。
従来、単板を集成した成形化粧板を面材とする
フラツシユパネルは、次のようにしてつくられて
いる。すなわち、例えば積層単板を凹凸波状に成
形し、その後、得られた成形化粧板の含水率が安
定するまで第1図に示すような状態で、台1上に
桟材2を介して成形化粧板3を載置積層して養生
していた。そして、養生後、この成形化粧板を表
面材とし、芯材,裏面材と複合化してフラツシユ
パネルを形成していた。
フラツシユパネルは、次のようにしてつくられて
いる。すなわち、例えば積層単板を凹凸波状に成
形し、その後、得られた成形化粧板の含水率が安
定するまで第1図に示すような状態で、台1上に
桟材2を介して成形化粧板3を載置積層して養生
していた。そして、養生後、この成形化粧板を表
面材とし、芯材,裏面材と複合化してフラツシユ
パネルを形成していた。
従来は、このようにしてフラツシユパネルを製
造していたため、完成するまでに長時間を要して
いた。養生中に第2図の如く成形化粧板3両端部
のフラツト部分4に反り5が発生し、この反りが
他の部材との複合化時に接合作業を非常にやりに
くくし、反りが極端な場合は、複合化後に反りの
部分で剥離を起こすという問題もあつた。
造していたため、完成するまでに長時間を要して
いた。養生中に第2図の如く成形化粧板3両端部
のフラツト部分4に反り5が発生し、この反りが
他の部材との複合化時に接合作業を非常にやりに
くくし、反りが極端な場合は、複合化後に反りの
部分で剥離を起こすという問題もあつた。
この発明は、このような事情に鑑みなされたも
ので、単板を集成した成形化粧板を用いてフラツ
シユパネルを得る場合に、成形化粧板のフラツト
部に反りが発生することを防止し、複合化する他
部材との接合を容易にすることを目的とするもの
である。
ので、単板を集成した成形化粧板を用いてフラツ
シユパネルを得る場合に、成形化粧板のフラツト
部に反りが発生することを防止し、複合化する他
部材との接合を容易にすることを目的とするもの
である。
発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討
した結果、この発明を完成するに至つた。
した結果、この発明を完成するに至つた。
この発明は、表面材として凹凸を有する成形化
粧板を用いたフラツシユパネルを得るに当り、金
型の凹凸型面の周囲に枠材を配置して、表面材と
なる積層単板の成形と同時にこの積層単板を前記
枠材に接着固定し、成形後得られた枠付き成形化
粧板を、その含水率が安定するまで養生した後、
その枠材に対し裏面材を接着固定することを特徴
とするフラツシユパネルの製法をその要旨として
いる。以下、これについて実施例をあらわす図面
に基いて詳細に説明する。
粧板を用いたフラツシユパネルを得るに当り、金
型の凹凸型面の周囲に枠材を配置して、表面材と
なる積層単板の成形と同時にこの積層単板を前記
枠材に接着固定し、成形後得られた枠付き成形化
粧板を、その含水率が安定するまで養生した後、
その枠材に対し裏面材を接着固定することを特徴
とするフラツシユパネルの製法をその要旨として
いる。以下、これについて実施例をあらわす図面
に基いて詳細に説明する。
第3図ないし第8図は、この発明にかかるフラ
ツシユパネルの製法の一実施例をあらわす工程説
明図であつて、第3図は、積層単板の圧締成形前
の状態、第4図は積層単板の圧締成形後の状態、
第5図は成形化粧板の養生状態、第6図は成形化
粧板の端部カツト前の状態、第7図は成形化粧板
の端部カツト後の状態をそれぞれあらわす側断面
図、第8図は成形化粧板を用いて得たフラツシユ
パネルをあらわす側断面図である。第3図にみる
ように、先ず凹凸波状を有する上金型6と下金型
7を準備し、下金型7の周囲に枠材8を配置す
る。この枠材8上に、化粧単板複数毎を接着剤を
介して積層する。なお、枠材8についても、配置
後、積層体9と接触する表面に予め接着剤10を
塗布しておく。このような状態で上金型6を矢印
の如く下降させて、第4図にみるように上下金型
6,7により圧締成形する。この結果、中央付近
が波状部となり、両端近傍が枠材8に接着固定さ
れ、フラツト部11となつた成形化粧板12aが
得られる。
ツシユパネルの製法の一実施例をあらわす工程説
明図であつて、第3図は、積層単板の圧締成形前
の状態、第4図は積層単板の圧締成形後の状態、
第5図は成形化粧板の養生状態、第6図は成形化
粧板の端部カツト前の状態、第7図は成形化粧板
の端部カツト後の状態をそれぞれあらわす側断面
図、第8図は成形化粧板を用いて得たフラツシユ
パネルをあらわす側断面図である。第3図にみる
ように、先ず凹凸波状を有する上金型6と下金型
7を準備し、下金型7の周囲に枠材8を配置す
る。この枠材8上に、化粧単板複数毎を接着剤を
介して積層する。なお、枠材8についても、配置
後、積層体9と接触する表面に予め接着剤10を
塗布しておく。このような状態で上金型6を矢印
の如く下降させて、第4図にみるように上下金型
6,7により圧締成形する。この結果、中央付近
が波状部となり、両端近傍が枠材8に接着固定さ
れ、フラツト部11となつた成形化粧板12aが
得られる。
次に、上下金型6,7を開いて成形化粧板12
aを取出し、第5図の如く成形化粧板12aの複
数枚を順次積層載置して含水率が安定するまで放
置養生するのである。
aを取出し、第5図の如く成形化粧板12aの複
数枚を順次積層載置して含水率が安定するまで放
置養生するのである。
このようにして得られた成形化粧板12aは、
両端のフラツト部11が枠材8に接着固定されて
いるので、長時間養生してもフラツト部11に反
りが発生しない。
両端のフラツト部11が枠材8に接着固定されて
いるので、長時間養生してもフラツト部11に反
りが発生しない。
養生後は、成形化粧板12aを取り出し、枠材
8より突出する両端の不要部分13を第6図にあ
らわす矢印の位置からカツトして、第7図の如き
成形化粧板12bを得る。次に、第8図の如くこ
の成形化粧板12bを表面材14とし、裏側にフ
エザーコア材15および裏面材16を接着固定し
てフラツシユパネル17を得るのである。
8より突出する両端の不要部分13を第6図にあ
らわす矢印の位置からカツトして、第7図の如き
成形化粧板12bを得る。次に、第8図の如くこ
の成形化粧板12bを表面材14とし、裏側にフ
エザーコア材15および裏面材16を接着固定し
てフラツシユパネル17を得るのである。
なお、この発明において、積層単板を形成する
とき、予め成形後の寸法変化を見込んだ長さのも
のを用いるようにすれば、前記成形化粧板の枠材
より突出する不要部分のカツトは、必ずしも必要
としない。また、成形化粧板にフエザーコア材お
よび裏面材を接着固定し、フラツシユパネルを形
成した後にカツトしてもよい。要は、作業のやり
易いようにすればよく、カツトおよびその手順は
特に限定されない。
とき、予め成形後の寸法変化を見込んだ長さのも
のを用いるようにすれば、前記成形化粧板の枠材
より突出する不要部分のカツトは、必ずしも必要
としない。また、成形化粧板にフエザーコア材お
よび裏面材を接着固定し、フラツシユパネルを形
成した後にカツトしてもよい。要は、作業のやり
易いようにすればよく、カツトおよびその手順は
特に限定されない。
この発明のフラツシユパネルの製法は、表面材
として凹凸を有する成形化粧板を用いたフラツシ
ユパネルを得るに当り、金型の凹凸型面の周囲に
枠材を配置して、表面材となる積層単板の成形と
同時にこの積層単板を前記枠材に接着固定し、成
形後得られた枠付き成形化粧板を、その含水率が
安定するまで養生した後、その枠材に対し裏面材
を接着するようにしているので、成形化粧板両端
のフラツト部は、化粧板の成形と同時に枠材に接
着固定される。そのため、成形化粧板を長時間養
生してもフラツト部には反りが発生しないように
なる。しかも、枠材は、桟材として化粧板の積層
養生に利用できるのである。かつ、フラツシユパ
ネル化に必要な枠材の取付けは、化粧板の成形と
同時に行えるという省工程効果もある。
として凹凸を有する成形化粧板を用いたフラツシ
ユパネルを得るに当り、金型の凹凸型面の周囲に
枠材を配置して、表面材となる積層単板の成形と
同時にこの積層単板を前記枠材に接着固定し、成
形後得られた枠付き成形化粧板を、その含水率が
安定するまで養生した後、その枠材に対し裏面材
を接着するようにしているので、成形化粧板両端
のフラツト部は、化粧板の成形と同時に枠材に接
着固定される。そのため、成形化粧板を長時間養
生してもフラツト部には反りが発生しないように
なる。しかも、枠材は、桟材として化粧板の積層
養生に利用できるのである。かつ、フラツシユパ
ネル化に必要な枠材の取付けは、化粧板の成形と
同時に行えるという省工程効果もある。
第1図は従来の成形化粧板の養生状態をあらわ
す側断面図、第2図は従来の成形化粧板の反りを
あらわす側断面図、第3図ないし第8図は、この
発明にかかるフラツシユパネルの製法の一実施例
をあらわす工程説明図であつて、第3図は積層単
板の圧締成形前の状態、第4図は積層単板の圧締
成形後の状態、第5図は成形化粧板の養生状態、
第6図は成形化粧板の端部カツト前の状態、第7
図は成形化粧板の端部カツト後の状態をそれぞれ
あらわす側断面図、第8図は成形化粧板を用いて
得たフラツシユパネルをあらわす側断面図であ
る。 3,12a,12b……成形化粧板、4,11
……フラツト部、5……反り、6,7……金型、
8……枠材、9……積層体、10……接着剤、1
4……表面材、15……コア材、16……裏面
材、17……フラツシユパネル。
す側断面図、第2図は従来の成形化粧板の反りを
あらわす側断面図、第3図ないし第8図は、この
発明にかかるフラツシユパネルの製法の一実施例
をあらわす工程説明図であつて、第3図は積層単
板の圧締成形前の状態、第4図は積層単板の圧締
成形後の状態、第5図は成形化粧板の養生状態、
第6図は成形化粧板の端部カツト前の状態、第7
図は成形化粧板の端部カツト後の状態をそれぞれ
あらわす側断面図、第8図は成形化粧板を用いて
得たフラツシユパネルをあらわす側断面図であ
る。 3,12a,12b……成形化粧板、4,11
……フラツト部、5……反り、6,7……金型、
8……枠材、9……積層体、10……接着剤、1
4……表面材、15……コア材、16……裏面
材、17……フラツシユパネル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面材として凹凸を有する成形化粧板を用い
たフラツシユパネルを得るに当り、金型の凹凸型
面の周囲に枠材を配置して、表面材となる積層単
板の成形と同時にこの積層単板を前記枠材に接着
固定し、成形後得られた枠付き成形化粧板を、そ
の含水率が安定するまで養生した後、その枠材に
対し裏面材を接着固定することを特徴とするフラ
ツシユパネルの製法。 2 枠付き成形化粧板の枠材に裏面材を接着固定
する際、成形化粧板と裏面材の間にコア材を挿入
するようにする特許請求の範囲第1項記載のフラ
ツシユパネルの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58140784A JPS6031963A (ja) | 1983-07-31 | 1983-07-31 | フラツシユパネルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58140784A JPS6031963A (ja) | 1983-07-31 | 1983-07-31 | フラツシユパネルの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6031963A JPS6031963A (ja) | 1985-02-18 |
JPH043297B2 true JPH043297B2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=15276660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58140784A Granted JPS6031963A (ja) | 1983-07-31 | 1983-07-31 | フラツシユパネルの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031963A (ja) |
-
1983
- 1983-07-31 JP JP58140784A patent/JPS6031963A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6031963A (ja) | 1985-02-18 |
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