JP2001003650A - 戸パネルの製造方法 - Google Patents
戸パネルの製造方法Info
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Abstract
ルを、生産性良く製造する事ができる製造方法を提供す
るにある。 【構成】 表面材(2)を構成すべく複
数に分割された表面材分割片(2a1)(2a2)の少なくとも一
つ(2a1)にモールディング加工を施し、次いで各表面材
分割片(2a)にそれぞれラッピング加工を施し、次いでこ
の複数の表面材分割片(2a1)(2a2)同士を仕組んで表面材
(2)を形成すると共に、この表面材(2)を芯材(1)と接着
一体化して戸パネル(A1)を製造する。
Description
ア、引戸、収納扉等の戸パネルを生産性良く製造する方
法に関する。
いられるドアや引戸等の戸パネルとして、パネル自体に
モールディング加工等の凹凸加工を施して装飾性、高級
感に富む框組の戸パネルは良く知られている。このよう
なパネル(B)は、例えば6図に示すように、凹凸加工を
施した框部(b1)と、パネル本体部(b2)とをタボ(b3)等に
より接合することにより形成されている。
る戸パネルは、加工が複雑であると共に接合に高い精度
や手間を要し、この結果、連続ラインで製造する事が難
しく、加工性、生産性が低くなるという欠点を有してい
た。
ットな表面材を、パネル芯材に接着したフラッシュパネ
ルを戸パネルとする戸パネルの製造方法も良く知られて
いる。このような戸パネルは、連続ラインで生産性良く
製造できるという利点がある反面、一律的で、装飾性に
乏しく安っぽい外観になるという欠点があった。
に鑑みなされたもので、デザイン性に優れた戸パネル
を、生産性良く製造する事ができる製造方法を提供しよ
うとするものである。
1』に係る発明によれば、『表面材を構成すべく複数に
分割された表面材分割片(2a)の少なくとも一つにモール
ディング加工を施し、次いで各表面材分割片(2a)にそれ
ぞれラッピング加工を施し、次いでこの複数の表面材分
割片(2a)同士を組合せて表面材(2)を形成すると共に、
この表面材(2)を芯材(1)と接着一体化することを特徴と
する戸パネル(A)の製造方法』が提供される。
ば、上記請求項1の製造方法において『相隣る表面材分
割片(2a1)(2a2)同士の当接側縁部の厚さを、一方(2a1)
は厚く、他方(2a2)は薄くなるようにして当接部に段差
(イ)を有する表面材(2)に形成したことを特徴とする戸パ
ネル(A)の製造方法』を提供することもできる。
面材(2)を構成する複数の表面材分割片(2a)の少なくと
も一つにモールディング加工を施すものであるので、小
幅サイズの表面材分割片(2a)に対してモールディング加
工することができ、小さな加工装置で効率良く、装飾性
の良い表面材(2)を製造する事ができる。
加工によりそれぞれに予め表面化粧を施した後、所定の
表面材分割片(2a)同士をテープ貼り等の手段で仕組み、
この仕組まれた表面材(2)を芯材(1)と接合一体化するの
で、従来のフラッシュパネルと同様に連続的に生産性良
く戸パネル(A)を製造する事ができる。
割片(2a)のモールディングデザインに複数のパターンを
準備しておくと、それを入れ替えるだけで、多種なデザ
インの戸パネルを生産効率良く製造することができる。
面材分割片(2a1)(2a2)同士の当接部に、互いに側縁部の
厚みの差による段差(イ)が線状に生じて陰影を伴い、一
層、デザイン性を向上させることとなる。
a)は、MDF、ハードボード等の木質繊維板や合板、L
VL等を用いる事ができる。特に、MDF、ハードボー
ド等の木質繊維板は、モールディング加工の際、ささく
れ等が生じ難く、加工性が良いので好適である。
せて形成される表面材(2)と接着一体化される芯材(1)
は、特に限定されないが、合板、LVL、MDF、パー
ティクルボード、集成材、ペーパーハニカム、あるいは
これらの複合物が、加工性が良く、又タッカーなどを用
いて縦横の部材同士を生産性良く止め付ける事ができる
点から、好適に用いられる。
明するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
の一例を示す説明図である。まず、図1は戸パネル(A)
〔(A1)〕に用いる芯材(1)を示す。芯材(1)は上記した材
料を適宜使用して芯組されて用いられる。
樹脂発泡体、ハニカム構造体、グラスウール、ロックウ
ール等の断熱材を充填することもできる。
面に接着一体化される表面材(2)である。各表面材(2)
は、予め複数(本例では2つ)に分割された表面材分割
片(2a)〔以下、説明のため(2a1)(2a2)と表記する〕から
構成される。これらの表面材分割片(2a1)(2a2)は、前記
した材料から適宜選択されている。また、これらの表面
材分割片(2a1)(2a2)のうち、一方(2a1)には表面にモー
ルディング加工による凹凸状の装飾加工が施され、他方
(2a2)にはモールディング加工は施されていない。
a)から構成されていると、分割されていない場合に比
べ、小幅な表面材分割片に対してモールディング加工す
る事ができるので、加工効率が良い。
方の表面材分割片(2a2)よりも厚い基板が用いられてお
り、表面材分割片(2a1)の当接側縁部(2a11)が、表面材
分割片(2a2)の当接側縁部(2a21)よりも厚くなるように
形成されている。
成樹脂化粧シート、化粧紙、化粧単板などの化粧シート
状物(3)をそれぞれ貼着してラッピングする。図2で
は、ポリオレフィン樹脂系の化粧シート(3)を、それぞ
れの表面材分割片(2a1)(2a2)にその端面まで巻き込んで
ラッピングしている。
を、例えば裏面にテープ(4)を貼り付けることにより、
図3に示すような表面材(2)に構成する。このようにし
て得られた表面材(2)の当接部では上述した厚さの違い
により段差(イ)が生じている(図3参照)。
面に配して、プレス装置を用いて加圧又は加熱加圧する
ことにより、図1の芯材(1)に接着する。接着に際して
は、各表面材(2)(2)とプレス装置のプレートとの間に、
クッション材を介在させて、表面材のモールディング加
工による凹凸をクッション材で吸収しながら接着するこ
とで、フラッシュパネルを製造する要領で、図4に示す
ような装飾性の良い戸パネル(A)〔(A1)〕を製造するこ
とができる。
においては、モールディング加工による凹凸に、段差
(イ)のところでの陰影が加わり、非常にデザイン的に優
れたものとなっている。
製造される戸パネルの別の実施例を示す。この例では、
表裏の各表面材(2)をそれぞれ3つの表面材分割片(2a)
〔以下、具体的には(2a3)(2a4)(2a5)と表記する〕から
構成したものであり、表面材分割片(2a4)は薄くして、
これと隣接する表面材分割片(2a3)との間に段差(ロ)を生
じるようにしてある。
面材分割片(2a4)と(2a5)の間に空所(ハ)ができかつこの
空所(ハ)に額縁材(5)を介してガラス(6)がはめ込まれて
戸パネル(A)が形成されている。なお、(7)はガラス(6)
の振動音防止のためのクッションであり、(8)と(9)は戸
パネル(A)〔(A2)〕の側端面を納める縁材である。
モールディングのパターンを変えたり、モールディング
加工された表面材基板の位置を変えたりすることによ
り、様々なデザインの戸パネルを容易且つ生産性良好に
製造することができる。
小幅サイズの表面材分割片に対してモールディング加工
を施せばよいので、小さな加工装置で効率良くすすめら
れ、装飾性の良い表面材を製造することができる。
によりそれぞれに予め表面化粧を施した後、所定の表面
材分割片同士をテープ貼り等の手段で仕組んで表面材と
し、これを芯材と接合一体化するので、従来のフラッシ
ュパネルと同様に連続的に生産性良く戸パネルを製造す
ることができる。
割片のモールディングデザインに複数のパターンを準備
しておくと、それを入れ替えるだけで、多種なデザイン
の戸パネルを生産効率良く製造することができる。
面材分割片同士の当接部に、互いに側縁部の厚みの差に
よる段差が線状に生じて陰影を伴い、一層デザイン性を
向上させることができる。
斜視図
の一例の斜視図
の斜視図
の平面図
例の平面図
Claims (2)
- 【請求項1】 表面材を構成すべく複数に分割
された表面材分割片の少なくとも一つにモールディング
加工を施し、次いで各表面材分割片にそれぞれラッピン
グ加工を施し、次いでこの複数の表面材分割片同士を組
合せて表面材を形成すると共に、この表面材を芯材と接
着一体化することを特徴とする戸パネルの製造方法。 - 【請求項2】 相隣る表面材分割片同士の当接
側縁部の厚さを、一方は厚く、他方は薄くなるようにし
て当接部に段差を有する表面材に形成したことを特徴と
する請求項1記載の戸パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17981499A JP3851466B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 戸パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17981499A JP3851466B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 戸パネルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001003650A true JP2001003650A (ja) | 2001-01-09 |
JP3851466B2 JP3851466B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=16072364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17981499A Expired - Fee Related JP3851466B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 戸パネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3851466B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012070849A2 (ko) * | 2010-11-24 | 2012-05-31 | 주식회사 금오하이텍 | 문짝 프레임 및 패널 제조방법 그리고 문짝 프레임 |
-
1999
- 1999-06-25 JP JP17981499A patent/JP3851466B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012070849A2 (ko) * | 2010-11-24 | 2012-05-31 | 주식회사 금오하이텍 | 문짝 프레임 및 패널 제조방법 그리고 문짝 프레임 |
WO2012070849A3 (ko) * | 2010-11-24 | 2012-09-27 | 주식회사 금오하이텍 | 문짝 프레임 및 패널 제조방법 그리고 문짝 프레임 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3851466B2 (ja) | 2006-11-29 |
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