JPH0432920Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432920Y2 JPH0432920Y2 JP1986200691U JP20069186U JPH0432920Y2 JP H0432920 Y2 JPH0432920 Y2 JP H0432920Y2 JP 1986200691 U JP1986200691 U JP 1986200691U JP 20069186 U JP20069186 U JP 20069186U JP H0432920 Y2 JPH0432920 Y2 JP H0432920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter shaft
- rotary cutter
- straw
- threshing
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010902 straw Substances 0.000 claims description 45
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 16
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、複数枚の円盤刃が軸芯方向に並設さ
れた駆動自在な第１回転カツター軸、この第１回
転カツター軸の円盤刃並列ピツチ以上の円盤刃並
列ピツチで複数枚の円盤刃が軸芯方向に並設され
た駆動自在な第２回転カツター軸、及び、この第
２回転カツター軸の円盤刃並列ピツチより大きい
円盤刃並列ピツチで複数枚の円盤刃が軸芯方向に
並設された駆動自在な第３回転カツター軸を、脱
穀排ワラを前記第１回転カツター軸と前記第２回
転カツター軸とによつて細断する第１処理状態
と、脱穀排ワラを前記第１回転カツター軸と前記
第３回転カツター軸とによつて細断する第２処理
状態とに切換え自在に設けた脱穀排ワラ細断装置
に関する。
れた駆動自在な第１回転カツター軸、この第１回
転カツター軸の円盤刃並列ピツチ以上の円盤刃並
列ピツチで複数枚の円盤刃が軸芯方向に並設され
た駆動自在な第２回転カツター軸、及び、この第
２回転カツター軸の円盤刃並列ピツチより大きい
円盤刃並列ピツチで複数枚の円盤刃が軸芯方向に
並設された駆動自在な第３回転カツター軸を、脱
穀排ワラを前記第１回転カツター軸と前記第２回
転カツター軸とによつて細断する第１処理状態
と、脱穀排ワラを前記第１回転カツター軸と前記
第３回転カツター軸とによつて細断する第２処理
状態とに切換え自在に設けた脱穀排ワラ細断装置
に関する。
上記排ワラ細断装置において、従来、例えば実
開昭60−74547号公報に示されるように、第３回
転カツター軸の円盤刃周速度が、他の第１回転カ
ツター軸及び第２回転カツター軸の円盤刃周速度
より小になつていた。
開昭60−74547号公報に示されるように、第３回
転カツター軸の円盤刃周速度が、他の第１回転カ
ツター軸及び第２回転カツター軸の円盤刃周速度
より小になつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
脱穀排ワラの切断は、互いに平行な軸芯の周り
で近接して回転する一対の円盤刃の間に排ワラが
挾み込まれることによつてできるのであり、円盤
刃による挾み込みがなければ、円盤刃がたとえ回
転していてもこれに接触するだけでは、円盤刃の
回転のために跳ね飛ばされて切断できないのであ
る。このため、上記従来構成の場合、低速側回転
カツター軸と、この低速側回転カツター軸より円
盤刃並列ピツチが小さい高速側回転カツター軸と
によつて排ワラ細断をする状態において、前記し
た如く近接刃がなくて切断作用しない状態で、し
かも高速で回転している円盤刃の数が多くなり、
このために、排ワラが高速回転の非切断刃に接触
して大巾に跳ね飛ぶ確率が大になつて切断長さが
所望長さと大幅に相違する度合いが大となつてい
た。
で近接して回転する一対の円盤刃の間に排ワラが
挾み込まれることによつてできるのであり、円盤
刃による挾み込みがなければ、円盤刃がたとえ回
転していてもこれに接触するだけでは、円盤刃の
回転のために跳ね飛ばされて切断できないのであ
る。このため、上記従来構成の場合、低速側回転
カツター軸と、この低速側回転カツター軸より円
盤刃並列ピツチが小さい高速側回転カツター軸と
によつて排ワラ細断をする状態において、前記し
た如く近接刃がなくて切断作用しない状態で、し
かも高速で回転している円盤刃の数が多くなり、
このために、排ワラが高速回転の非切断刃に接触
して大巾に跳ね飛ぶ確率が大になつて切断長さが
所望長さと大幅に相違する度合いが大となつてい
た。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、脱穀排ワラの切断長狂いを少なく抑制でき
る脱穀排ワラ細断装置の提供を目的とする。
つて、脱穀排ワラの切断長狂いを少なく抑制でき
る脱穀排ワラ細断装置の提供を目的とする。
本考案にかかる脱穀排ワラ細断装置は、上記目
的を達成するために、冒記したものにおいて、前
記第１回転カツター軸の円盤刃周速度を前記第２
回転カツター軸及び第３カツター軸夫々の円盤刃
周速度より小に設定するとともに、前記第１カツ
ター軸と第２カツター軸との回転速度差を、前記
第１カツター軸と第３カツター軸との回転速度差
よりも小に設定してあることを特徴構成とする。
的を達成するために、冒記したものにおいて、前
記第１回転カツター軸の円盤刃周速度を前記第２
回転カツター軸及び第３カツター軸夫々の円盤刃
周速度より小に設定するとともに、前記第１カツ
ター軸と第２カツター軸との回転速度差を、前記
第１カツター軸と第３カツター軸との回転速度差
よりも小に設定してあることを特徴構成とする。
かかる特徴構成による作用・効果は次の通りで
ある。
ある。
〔イ〕 すなわち、一対の回転カツター軸のうち
の一方の円盤刃並列ピツチを、他方の回転カツ
ター軸の円盤刃並列ピツチより小にした状態で
カツター軸を組合わせて細断するに当たり、最
も円盤刃並列ピツチが小となる回転カツター軸
の回転速度を最も遅くなるように設定してある
から、他方の回転カツター軸側からの近接刃が
なくて切断作用の無い円盤刃に排ワラが接触し
ても、この遅い回転速度の円盤刃によつて切断
排ワラが跳ね飛ばされることが抑制される。
の一方の円盤刃並列ピツチを、他方の回転カツ
ター軸の円盤刃並列ピツチより小にした状態で
カツター軸を組合わせて細断するに当たり、最
も円盤刃並列ピツチが小となる回転カツター軸
の回転速度を最も遅くなるように設定してある
から、他方の回転カツター軸側からの近接刃が
なくて切断作用の無い円盤刃に排ワラが接触し
ても、この遅い回転速度の円盤刃によつて切断
排ワラが跳ね飛ばされることが抑制される。
〔ロ〕 さらに、第１カツター軸と第２カツター
軸との回転速度差を、第１カツター軸と第３カ
ツター軸との回転速度差よりも小に設定してあ
るから、切断ワラ長さが短くて、切断ワラが飛
散し易い軽量のものとなる第１カツター軸と第
２カツター軸との円盤刃での切断を、排ワラが
飛散し難いように比較的低速で切断することに
なり、この点でも切断ワラが飛散を抑制し易
い。しかも、切断ワラ長さが長くて、切断ワラ
が飛散し難い重いものであるとともに、切断箇
所が少なくて、稈の撓みなどにより円盤刃に対
する稈の相対姿勢が変化し易いものとなる第１
カツター軸と第３カツター軸との円盤刃て切断
するときには、第３カツター軸の切断速度を速
くして切断性能の向上を図つている。
軸との回転速度差を、第１カツター軸と第３カ
ツター軸との回転速度差よりも小に設定してあ
るから、切断ワラ長さが短くて、切断ワラが飛
散し易い軽量のものとなる第１カツター軸と第
２カツター軸との円盤刃での切断を、排ワラが
飛散し難いように比較的低速で切断することに
なり、この点でも切断ワラが飛散を抑制し易
い。しかも、切断ワラ長さが長くて、切断ワラ
が飛散し難い重いものであるとともに、切断箇
所が少なくて、稈の撓みなどにより円盤刃に対
する稈の相対姿勢が変化し易いものとなる第１
カツター軸と第３カツター軸との円盤刃て切断
するときには、第３カツター軸の切断速度を速
くして切断性能の向上を図つている。
上記〔イ〕、〔ロ〕の作用から、飛散し易い短い
切断ワラの飛散を極力抑制するとともに、飛散は
し難いが切れ難い長い切断ワラについては切断性
能の向上を図り得たものであり、これによつて、
切断長精度の良い排ワラ切断を行えるに至つた。
切断ワラの飛散を極力抑制するとともに、飛散は
し難いが切れ難い長い切断ワラについては切断性
能の向上を図り得たものであり、これによつて、
切断長精度の良い排ワラ切断を行えるに至つた。
第１図に示すように、脱穀装置１の後部に、フ
イードチエーン（図示せず）からの脱穀排ワラを
受け継いで後方に搬送する脱穀排ワラ搬送チエー
ン２を設け、この脱穀排ワラ搬送チエーン２から
の脱穀排ワラを横倒れ姿勢で処理する脱穀排ワラ
細断装置Ａ及び脱穀排ワラ結束装置（図示せず）
を設け、前記脱穀排ワラ細断装置Ａの上部に、前
記脱穀排ワラ搬送チエーン２からの脱穀排ワラを
前記脱穀排ワラ細断装置Ａに供給する第１状態と
前記脱穀排ワラ結束装置（図示せず）に供給する
第２状態とに切換えるための第１ガイドカバー３
及び第２ガイドカバー４を横軸芯周りで揺動自在
に設けて、脱穀排ワラの細断処理と結束処理とが
行なえるように構成してある。
イードチエーン（図示せず）からの脱穀排ワラを
受け継いで後方に搬送する脱穀排ワラ搬送チエー
ン２を設け、この脱穀排ワラ搬送チエーン２から
の脱穀排ワラを横倒れ姿勢で処理する脱穀排ワラ
細断装置Ａ及び脱穀排ワラ結束装置（図示せず）
を設け、前記脱穀排ワラ細断装置Ａの上部に、前
記脱穀排ワラ搬送チエーン２からの脱穀排ワラを
前記脱穀排ワラ細断装置Ａに供給する第１状態と
前記脱穀排ワラ結束装置（図示せず）に供給する
第２状態とに切換えるための第１ガイドカバー３
及び第２ガイドカバー４を横軸芯周りで揺動自在
に設けて、脱穀排ワラの細断処理と結束処理とが
行なえるように構成してある。
前記脱穀排ワラ細断装置Ａについて説明すれ
ば、第３図に示すように、カツターカバー５の左
右両側板５Ａ，５Ａに亘つて複数枚の円盤刃６ａ
‥が第１軸芯Ｘ方向に並設された駆動自在な第１
回転カツター軸６、この第１回転カツター軸６の
円盤刃並列ピツチD1と等しい円盤刃並列ピツチ
D2で複数枚の円盤刃７ａ‥が第２軸芯Ｙ方向に
並設された駆動自在な第２回転カツター軸７、及
び、この第２回転カツター軸７の円盤刃並列ピツ
チD2より大きい円盤刃並列ピツチD3で複数枚の
円盤刃８ａ‥が第３軸芯Ｚ方向に並設された駆動
自在な第３回転カツター軸８の夫々を架設し、も
つて、第１図に示す如く、軸芯方向視で第１回転
カツター軸６の円盤刃６ａ‥と第２回転カツター
軸７の円盤刃７ａ・・とを重複させることにより
脱穀排ワラを約50mmに細断する第１処理状態と、
第２図に示す如く、軸芯方向視で第１回転カツタ
ー軸６の円盤刃６ａと第３回転カツター軸８の円
盤刃８ａ‥とを重複させることにより脱穀排ワラ
を約200mmに細断する第２処理状態とに切換える
ことができるようにしてある。
ば、第３図に示すように、カツターカバー５の左
右両側板５Ａ，５Ａに亘つて複数枚の円盤刃６ａ
‥が第１軸芯Ｘ方向に並設された駆動自在な第１
回転カツター軸６、この第１回転カツター軸６の
円盤刃並列ピツチD1と等しい円盤刃並列ピツチ
D2で複数枚の円盤刃７ａ‥が第２軸芯Ｙ方向に
並設された駆動自在な第２回転カツター軸７、及
び、この第２回転カツター軸７の円盤刃並列ピツ
チD2より大きい円盤刃並列ピツチD3で複数枚の
円盤刃８ａ‥が第３軸芯Ｚ方向に並設された駆動
自在な第３回転カツター軸８の夫々を架設し、も
つて、第１図に示す如く、軸芯方向視で第１回転
カツター軸６の円盤刃６ａ‥と第２回転カツター
軸７の円盤刃７ａ・・とを重複させることにより
脱穀排ワラを約50mmに細断する第１処理状態と、
第２図に示す如く、軸芯方向視で第１回転カツタ
ー軸６の円盤刃６ａと第３回転カツター軸８の円
盤刃８ａ‥とを重複させることにより脱穀排ワラ
を約200mmに細断する第２処理状態とに切換える
ことができるようにしてある。
第４図及び第５図に示すように、前記側板５Ａ
は、機体に固設の第１側板部分５ａと、この第１
側板部分５ａに着脱自在に取付けられた第２側板
部分５ｂとから成り、前記第３回転カツター軸８
を架設した前記第２側板部分５ｂを前記第１側板
部分５ａから取外すことにより、前記第１側板部
分５ａに形成の凹入部５ｃから前記第２回転カツ
ター軸７をそれに付設の取つ手１５を持つて取り
外することができるようにしてあり、第２回転カ
ツター軸７及び第３回転カツター軸８の点検が容
易に行なえるようにしてある。
は、機体に固設の第１側板部分５ａと、この第１
側板部分５ａに着脱自在に取付けられた第２側板
部分５ｂとから成り、前記第３回転カツター軸８
を架設した前記第２側板部分５ｂを前記第１側板
部分５ａから取外すことにより、前記第１側板部
分５ａに形成の凹入部５ｃから前記第２回転カツ
ター軸７をそれに付設の取つ手１５を持つて取り
外することができるようにしてあり、第２回転カ
ツター軸７及び第３回転カツター軸８の点検が容
易に行なえるようにしてある。
第１図及び第４図に示すように、前記脱穀装置
１からの動力をベルト伝動機構９を介して前記第
２回転カツター軸７に伝達し、この第２回転カツ
ター軸７に伝達された動力をチエーン伝動機構１
４を介して前記第３回転カツター軸８に伝達し
て、第２回転カツター軸７及び第３回転カツター
軸８を共に同一高速駆動するようにしてある。そ
して、前記第２回転カツター軸７及び前記第３回
転カツター軸８に固着の小径の第２伝動ギア１０
又は第３回伝動ギア１１夫々に咬合する大径の遊
転伝動ギア１２を前記第１回転カツター軸６に備
えさせてあり、第１回転カツター軸６を後述の長
孔１３内を移動させることにより遊転伝動ギア１
２を第１伝動ギア１０又は第２伝動ギア１１に択
一的に咬合させて、第１回転カツター軸６を第２
回転カツター軸７及び第３回転カツター軸８より
も低速駆動するようにしてある。
１からの動力をベルト伝動機構９を介して前記第
２回転カツター軸７に伝達し、この第２回転カツ
ター軸７に伝達された動力をチエーン伝動機構１
４を介して前記第３回転カツター軸８に伝達し
て、第２回転カツター軸７及び第３回転カツター
軸８を共に同一高速駆動するようにしてある。そ
して、前記第２回転カツター軸７及び前記第３回
転カツター軸８に固着の小径の第２伝動ギア１０
又は第３回伝動ギア１１夫々に咬合する大径の遊
転伝動ギア１２を前記第１回転カツター軸６に備
えさせてあり、第１回転カツター軸６を後述の長
孔１３内を移動させることにより遊転伝動ギア１
２を第１伝動ギア１０又は第２伝動ギア１１に択
一的に咬合させて、第１回転カツター軸６を第２
回転カツター軸７及び第３回転カツター軸８より
も低速駆動するようにしてある。
要するに、第１回転カツター軸６の円盤刃周速
度が第２回転カツター軸７及び第３回転カツター
軸８夫々の円盤刃周速度より小にすることによつ
て、円盤刃ピツチの差が大きい第１回転カツター
軸６と第３回転カツター軸８とによつて細断する
第２処理状態において、切断作用しない円盤刃６
ａ‥により第３回転カツター軸８側に脱穀排ワラ
が移動されることを極力抑制できるようにしてあ
る。
度が第２回転カツター軸７及び第３回転カツター
軸８夫々の円盤刃周速度より小にすることによつ
て、円盤刃ピツチの差が大きい第１回転カツター
軸６と第３回転カツター軸８とによつて細断する
第２処理状態において、切断作用しない円盤刃６
ａ‥により第３回転カツター軸８側に脱穀排ワラ
が移動されることを極力抑制できるようにしてあ
る。
さらに、詳述すると、前記第１回転カツター軸
６を前記側板５Ａに形成の長孔１３に沿つて下方
側に移動させることにより前記第１処理状態にす
ると、71の歯数を持つ前記遊転伝動ギア１２とそ
れの約３分の１の23の歯数を持つ前記第１伝動ギ
ア１０との咬合により第２回転カツター軸７に伝
達された動力を第１回転カツター軸６に約３分の
１に減速伝達するようにし、又、前記第１回転カ
ツター軸６を前記長孔１３に沿つて上方側に移動
させることにより前記第２処理状態にすると、71
の歯数を持つ前記遊転伝動ギア１２とそれの約５
分の１の14の歯数を持つ前記第２伝動ギア１１と
の咬合により第２回転カツター軸７に伝達された
動力を第１回転カツター軸６に約５分の１に減速
伝達するようにして、前者の場合には、第１回転
カツター軸６の円盤刃６ａ‥の周速度と第２回転
カツター軸７の円盤刃７ａ‥の周速度との差を小
さくして、下方の細断箇所への送り込みを良好に
行えるようにし、後者の場合には、切断性能の向
上を図るようにしてある。
６を前記側板５Ａに形成の長孔１３に沿つて下方
側に移動させることにより前記第１処理状態にす
ると、71の歯数を持つ前記遊転伝動ギア１２とそ
れの約３分の１の23の歯数を持つ前記第１伝動ギ
ア１０との咬合により第２回転カツター軸７に伝
達された動力を第１回転カツター軸６に約３分の
１に減速伝達するようにし、又、前記第１回転カ
ツター軸６を前記長孔１３に沿つて上方側に移動
させることにより前記第２処理状態にすると、71
の歯数を持つ前記遊転伝動ギア１２とそれの約５
分の１の14の歯数を持つ前記第２伝動ギア１１と
の咬合により第２回転カツター軸７に伝達された
動力を第１回転カツター軸６に約５分の１に減速
伝達するようにして、前者の場合には、第１回転
カツター軸６の円盤刃６ａ‥の周速度と第２回転
カツター軸７の円盤刃７ａ‥の周速度との差を小
さくして、下方の細断箇所への送り込みを良好に
行えるようにし、後者の場合には、切断性能の向
上を図るようにしてある。
尚、前記第１回転カツター軸６又は前記第３回
転カツター軸８の円盤刃６ａ‥又は８ａ‥の径
は、いずれも150mmであり、又、前記第２回転カ
ツター軸７の円盤刃７ａの径は、180mmである。
転カツター軸８の円盤刃６ａ‥又は８ａ‥の径
は、いずれも150mmであり、又、前記第２回転カ
ツター軸７の円盤刃７ａの径は、180mmである。
前記実施例では、第１回転カツター軸６を長孔
１３に沿わせて上下移動操作することにより第１
処理状態と第２処理状態との切換えを行なうよう
にしたが、第２回転カツター軸７及び第３回転カ
ツター軸８の夫々を移動操作することにより切換
えを行なうようにしてもよい。
１３に沿わせて上下移動操作することにより第１
処理状態と第２処理状態との切換えを行なうよう
にしたが、第２回転カツター軸７及び第３回転カ
ツター軸８の夫々を移動操作することにより切換
えを行なうようにしてもよい。
又、前記実施例では、第１回転カツター軸６の
円盤刃並列ピツチD1と第２回転カツター軸７の
円盤刃並列ピツチD2とを同一にしたが、第２回
転カツター軸７の円盤刃並列ピツチD2を第１回
転カツター軸６の円盤刃並列ピツチD1より大き
くしてもよい。
円盤刃並列ピツチD1と第２回転カツター軸７の
円盤刃並列ピツチD2とを同一にしたが、第２回
転カツター軸７の円盤刃並列ピツチD2を第１回
転カツター軸６の円盤刃並列ピツチD1より大き
くしてもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
図面は本考案に係る脱穀排ワラ細断装置の実施
例を示し、第１図及び第２図は脱穀排ワラ細断装
置の切断長切換え状態を示す側面図、第３図はカ
ツター軸の配置を示す展開図、第４図はカツター
軸への伝動を示す側面図、第５図は第２カツター
軸の支持構造を示す断面図である。 ６……第１回転カツター軸、７……第２回転カ
ツター軸、８……第３回転カツター軸、６ａ，７
ａ，８ａ……円盤刃、D1，D2，D3……円盤刃並
列ピツチ、Ｘ，Ｙ，Ｚ……軸芯。
例を示し、第１図及び第２図は脱穀排ワラ細断装
置の切断長切換え状態を示す側面図、第３図はカ
ツター軸の配置を示す展開図、第４図はカツター
軸への伝動を示す側面図、第５図は第２カツター
軸の支持構造を示す断面図である。 ６……第１回転カツター軸、７……第２回転カ
ツター軸、８……第３回転カツター軸、６ａ，７
ａ，８ａ……円盤刃、D1，D2，D3……円盤刃並
列ピツチ、Ｘ，Ｙ，Ｚ……軸芯。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 複数枚の円盤刃６ａ‥が軸芯Ｘ方向に並設さ
れた駆動自在な第１回転カツター６、この第１
回転カツター軸６の円盤刃並列ピツチD1以上
の円盤刃並列ピツチD2で複数枚の円盤刃７ａ
‥が軸芯Ｙ方向に並設された駆動自在な第２回
転カツター軸７、及び、この第２回転カツター
軸７の円盤刃並列ピツチD2より大きい円盤刃
並列ピツチD3で複数枚の円盤刃８ａ‥が軸芯
Ｚ方向に並設された駆動自在な第３回転カツタ
ー軸８を、脱穀排ワラを前記第１回転カツター
軸６と前記第２回転カツター軸７とによつて細
断する第１処理状態と、脱穀排ワラを前記第１
回転カツター軸６と前記第３回転カツター軸８
とによつて細断する第２処理状態とに切換え自
在に設けた脱穀排ワラ細断装置であつて、前記
第１回転カツター軸６の円盤刃周速度を前記第
２回転カツター軸７及び第３カツター軸８夫々
の円盤刃周速度より小に設定するとともに、前
記第１カツター軸６と第２カツター軸７との回
転速度差を、前記第１カツター軸６と第３カツ
ター軸８との回転速度差よりも小に設定してあ
る脱穀排ワラ細断装置。 ２ 前記第１回転カツター軸６が前記第１処理状
態と前記第２処理状態との切換えのために移動
操作自在に取付けられている実用新案登録請求
の範囲第１項に記載の脱穀排ワラ細断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986200691U JPH0432920Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986200691U JPH0432920Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63107148U JPS63107148U (ja) | 1988-07-11 |
| JPH0432920Y2 true JPH0432920Y2 (ja) | 1992-08-07 |
Family
ID=31163441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986200691U Expired JPH0432920Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432920Y2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8866780B2 (en) | 2007-12-03 | 2014-10-21 | Apple Inc. | Multi-dimensional scroll wheel |
| US8872771B2 (en) | 2009-07-07 | 2014-10-28 | Apple Inc. | Touch sensing device having conductive nodes |
| US8933890B2 (en) | 2003-11-25 | 2015-01-13 | Apple Inc. | Techniques for interactive input to portable electronic devices |
| US8952886B2 (en) | 2001-10-22 | 2015-02-10 | Apple Inc. | Method and apparatus for accelerated scrolling |
| US9354751B2 (en) | 2009-05-15 | 2016-05-31 | Apple Inc. | Input device with optimized capacitive sensing |
| US9360967B2 (en) | 2006-07-06 | 2016-06-07 | Apple Inc. | Mutual capacitance touch sensing device |
| US9367151B2 (en) | 2005-12-30 | 2016-06-14 | Apple Inc. | Touch pad with symbols based on mode |
| US9405421B2 (en) | 2006-07-06 | 2016-08-02 | Apple Inc. | Mutual capacitance touch sensing device |
| US9454256B2 (en) | 2008-03-14 | 2016-09-27 | Apple Inc. | Sensor configurations of an input device that are switchable based on mode |
| US10866718B2 (en) | 2007-09-04 | 2020-12-15 | Apple Inc. | Scrolling techniques for user interfaces |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6074547U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-25 | セイレイ工業株式会社 | 切断長さ調節自在の藁カツタ− |
| JPS6180639U (ja) * | 1984-10-31 | 1986-05-29 |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP1986200691U patent/JPH0432920Y2/ja not_active Expired
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8952886B2 (en) | 2001-10-22 | 2015-02-10 | Apple Inc. | Method and apparatus for accelerated scrolling |
| US9009626B2 (en) | 2001-10-22 | 2015-04-14 | Apple Inc. | Method and apparatus for accelerated scrolling |
| US8933890B2 (en) | 2003-11-25 | 2015-01-13 | Apple Inc. | Techniques for interactive input to portable electronic devices |
| US9367151B2 (en) | 2005-12-30 | 2016-06-14 | Apple Inc. | Touch pad with symbols based on mode |
| US9360967B2 (en) | 2006-07-06 | 2016-06-07 | Apple Inc. | Mutual capacitance touch sensing device |
| US9405421B2 (en) | 2006-07-06 | 2016-08-02 | Apple Inc. | Mutual capacitance touch sensing device |
| US10866718B2 (en) | 2007-09-04 | 2020-12-15 | Apple Inc. | Scrolling techniques for user interfaces |
| US8866780B2 (en) | 2007-12-03 | 2014-10-21 | Apple Inc. | Multi-dimensional scroll wheel |
| US9454256B2 (en) | 2008-03-14 | 2016-09-27 | Apple Inc. | Sensor configurations of an input device that are switchable based on mode |
| US9354751B2 (en) | 2009-05-15 | 2016-05-31 | Apple Inc. | Input device with optimized capacitive sensing |
| US8872771B2 (en) | 2009-07-07 | 2014-10-28 | Apple Inc. | Touch sensing device having conductive nodes |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63107148U (ja) | 1988-07-11 |
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