JPH0432791Y2 - - Google Patents

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JPH0432791Y2
JPH0432791Y2 JP1985102183U JP10218385U JPH0432791Y2 JP H0432791 Y2 JPH0432791 Y2 JP H0432791Y2 JP 1985102183 U JP1985102183 U JP 1985102183U JP 10218385 U JP10218385 U JP 10218385U JP H0432791 Y2 JPH0432791 Y2 JP H0432791Y2
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board
connector
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circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプリント基板組立体、特に回路を外部
装置とコネクタを介して電気的に接続するプリン
ト基板組立体に関するものである。
[従来の技術] 近年、車両には空調装置が広く搭載されてお
り、一般にはその制御は車両運転席近傍のフロン
トパネルに設けられた空調制御装置により行われ
る。
第5図にはこのような一般的な空調制御装置の
操作面が示されており、ハウジング10の操作面
10aには、車室内温度設定用のスライド型スイ
ツチノブ12、風量設定用のスライド型スイツチ
ノブ14、エアコン切換用のプツシユ型スイツチ
ノブ16、内外気切換用のプツシユ型スイツチノ
ブ18及び風向切換用のプツシユ型スイツチノブ
20等が設けられており、また、前記スライド型
スイツチノブ12,14近傍には各スイツチの設
定状態を示すための表示パネル22,24が配置
されている。
第6図には従来の一般的な車両用空調制御装置
の縦断面図が示されており、第5図と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。
同図においてハウジング10内に固定されたプ
リント基板26の操作面10a側には、スイツチ
ノブ20に対応してプツシユ型スイツチ28が、
またスライド型スイツチノブ12に対応してスラ
イドスイツチ30がそれぞれ装着されている。
ここで、一般に車両用空調制御装置は車両のフ
ロントパネルに設けられた挿入孔に後付け的に挿
入され、フレキシブルケーブル32でプリント基
板26と電気的に結合されたコネクタ34によつ
て空気調和装置と接続される。
従つて、スイツチノブ12,20等の操作を行
うことで、スイツチ28,30等の切換えを行
い、この切換信号はフレキシブルケーブル32、
コネクタ34を介して空気調和装置に伝達され、
ダンパの位置制御を行う等して前記スイツチノブ
12,20の操作に対応した所望の車室内空気調
和を行うことが可能となる。
ところが、前述のように構成・配置された従来
のプリント基板組立体では、プリント基板26と
フレキシブルケーブル32、フレキシブルケーブ
ル32とコネクタ34の接続は自動装着、自動ハ
ンダ付により行うことができないため、作業が煩
雑となり、更に接続ミスも生じ易いという問題点
があつた。
また、コネクタ34は空調制御装置がフロント
パネル内に装着された後も揺動可能であるため、
車両の走行時に生じる振動等によりコネクタ34
がフロントパネル内壁等と接触し異常音が発生す
るという問題点もある。
更に、空調制御装置をフロントパネルから取外
す時等にリード線32がプリント基板26から脱
離し易いという問題点もあつた。
そこで、第7図あるいは第8図に示すように、
コネクタ34を基板に直接固定する方式のプリン
ト基板も考えられる。
すなわち、第7図にはコネクタ34がプリント
基板26の背面に装着されたプリント基板組立体
が示されており、コネクタは揺動不可能であるた
め異常音は発生せず、更にリード線切断の恐れも
ない。
また、第8図には、プリント基板26とは別個
に設けられハウジング10内に強固に固定された
コネクタ基板36にコネクタ34が装着されたプ
リント基板組立体が示されており、コネクタ基板
36とプリント基板(回路基板)26はフレキシ
ブルケーブル38により電気的に結合されてい
る。
従つて、この基板組立体によつても、異常音の
発生、フレキシブルケーブル38の断線は確実に
防止することができる。
[考案が解決しようとする問題点] 従来技術の問題点 ところが、前記第7図及び第8図に示す基板組
立体は、両者とも基板の両面からコネクタ34あ
るいはフレキシブルケーブル38の装着を行う工
程が必要となる。
従つて、第7図に示す基板組立体では、回路素
子28,30等が装着された後に、別個に基板2
6の背面にコネクタ34の装着作業を行わなけれ
ばならず、基板への回路素子及びコネクタの自動
装着、自動ハンダ付を一括して行うことはできな
いものであつた。
また、第8図に示す基板組立体によつても、コ
ネクタ基板36にはコネクタ34及びフレキシブ
ルケーブル38の装着を該コネクタ基板36両面
から行わなければならず、やはり基板組立体の製
造を自動化することはできないという問題点があ
つた。
考案の目的 本考案は前記従来の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的はケーブル断線による故障、異
常音の発生が起らず、しかも製造の自動化を図る
ことのできるプリント基板組立体を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案に係るプリ
ント基板組立体は、複数の回路素子が装着された
回路基板と、前記回路を外部装着と電気的に接続
するためのコネクタが装着されたコネクタ基板と
を有する。
そして、両基板に回路素子、コネクタ及び両基
板間の各回路端子を電気的に接続するフレキシブ
ルケーブルを装着する時には、仮止部により両基
板を連結している。
[作用] 前述した構成から明らかなように、本考案に係
るプリント基板組立体によれば、組立体製造時に
は回路基板及びコネクタ基板は仮止部により連結
されており、回路素子及びコネクタを各基板の一
方側から装着することが可能である。しかも、両
基板を電気的に接続するフレキシブルケーブルも
同一面に装着するので、回路素子等の各基板上へ
の自動装着・自動ハンダ付を行うことが可能とな
る。
そして、例えば車両用空調制御装置のハウジン
グに前記各基板を固定する際には回路基板とコネ
クタ基板とが別体に分離され、回路基板は例えば
ハウジングの操作面に対向して配置し、またコネ
クタ基板は空調制御装置のフロントパネル内への
挿入方向に向けて配置する等、各々所望の位置へ
取付けることができる。
ここで、コネクタはコネクタ基板上に装着され
ているので、異常音の発生、あるいは車両用空調
制御装置の着脱時のフレキシブルケーブル破損等
の問題を生じることはない。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第1図には、本考案の適用された車両用空調制
御装置のプリント基板組立体が示されている。
図において、プリント基板組立体は回路基板5
0及びコネクタ基板52を含み、該回路基板50
上には車両の空調制御を行うための回路素子とし
て風向設定用のプツシユスイツチ54、エアコン
切換用のプツシユスイツチ56、内外気切換用の
プツシユスイツチ58、及び温度設定用のスライ
ドスイツチ60、風量設定用のスライドスイツチ
62が装着されている。
また、コネクタ基板52上には、回路基板50
上の各スイツチ54〜62と図示を省略した空調
制御装置を電気的に接続するためのコネクタ64
が装着されている。
更に、回路基板50とコネクタ基板52はフレ
キシブルケーブルとしてのフラツトケーブル66
により電気的に接続されている。また回路基板5
0とコネクタ基板52の仮止部68,70は、図
において仮止部残片68a,68b,70a,7
0bに示されるように割離されており、回路基板
50に対してコネクタ基板52は回動可能な状態
にある。
本実施例に係るプリント基板組立体は以上のよ
うに構成され、第2図には組立体のハウジング7
2内への組付け状態が示されている。
第2図において、ハウジング72内には回路基
板50が操作面72aに対向して配置・固定さ
れ、又コネクタ基板52がハウジング72背面の
開口72b側へ向けて配置・固定されている。
そしてプツシユスイツチ54には操作面72a
から突出してスイツチノブ74が、またスライド
スイツチ60には同じく操作面72a上を摺動可
能なスイツチノブ76が取付けられ、更にコネク
タ基板52上のコネクタ64はその接続面が開口
72bから若干突出するように配置されている。
すなわち、回路基板50とコネクタ基板52は
その背面を対向させて配置することとなるが、両
基板はフラツトケーブル66で電気的に結合され
ているので何らの不都合も生じない。しかも、コ
ネクタ64はコネクタ基板52上に固定されてい
るので、車両の振動によつてコネクタ64が揺動
し異常音を発する恐れもない。
更に、本実施例に係るコネクタは従来のごとく
単にフレキシブルケーブルのみによつて基板と接
続されているのではなく、コネクタ基板52上に
直接にかつ強固に固定されているので、空調制御
装置をフロントパネルから着脱する際に破損を生
じる可能性は極めて低い。
次に第3図及び第4図に基づき本実施例に係る
プリント基板組立体の製造工程を説明する。
第3図には回路素子及びコネクタが装着される
前の回路基板50及びコネクタ基板52が示され
ており、両者は仮止部68,70によつて一体に
連結されている。
この状態で各種回路素子、すなわちスイツチ5
4〜62及びコネクタ64、フラツトケーブル6
6が自動装着され、更に自動ハンダ付される。
ここで、いずれの装着部品も基板50,52の
同一面上に装着することが可能であり、プリント
基板組立体の製造が極めて容易であることが理解
される。
各種装着部品の装着が終ると、回路基板50及
びコネクタ基板52は仮止部68,70の中央部
に設けられた破断線に沿つて割離され、前記第1
図に示す状態となる。
以上のように形成されたプリント基板組立体は
ネジ穴78a〜78fを介してハウジング内にネ
ジ止固定することで前記第2図に示すように配置
固定される。
なお、以上の実施例においては、回路基板及び
コネクタ基板は各一種の場合について説明した
が、各複数種存在しても同様の効果を奏すること
ができる。
また、前記実施例においては、回路基板とコネ
クタ基板のそれぞれの背面を対向させてハウジン
グ内に配置したが、これに限られるものではな
く、空調制御装置のフロントパネル内装着位置に
よつて両者を任意の位置関係とすることも可能で
ある。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係るプリント基
板組立体は、回路基板とコネクタ基板を有し、両
者を仮止部で連結した状態で同一面上に装着部品
を装着することとしたので、組立体製造の自動化
を図ることができる。
また、回路基板及びコネクタ基板を両者がフレ
キシブルケーブルで電気的に接続された状態で分
離しハウジング内に固定することとしたので、両
基板の位置関係は任意に設定可能であり、しかも
コネクタはコネクタ基板に強固に装着されている
ので、断線あるいは異常音の発生は確実に防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用空調装置のプリン
ト基板組立体の好適な一実施例を示す説明図、第
2図は第1図に係るプリント基板組立体のハウジ
ング内装着状態を示す説明図、第3図及び第4図
は第1図に係るプリント基板組立体の製造工程の
説明図、第5図は一般的な車両用空調装置の操作
面の説明図、第6図は従来の車両用空調制御装置
の縦断面図、第7図及び第8図は他の従来例の説
明図である。 50……回路基板、52……コネクタ基板、5
4〜62……回路素子(スイツチ)、64……コ
ネクタ、66……フレキシブルケーブル(フラツ
トケーブル)、68,70……仮止部、72……
ハウジング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の回路素子が装着された回路基板と、 回路を外部装置と電気的に接続するためのコネ
    クタが装着されたコネクタ基板と、 両基板に回路素子及びコネクタを装着する際に
    は両基板を連結し、一方各基板をハウジングに装
    着する際には容易に両基板を分離可能な仮止部
    と、 前記両基板間の各回路端子を電気的に接続する
    フレキシブルケーブルと、 を含み、各回路素子、コネクタ及びフレキシブル
    ケーブルを所定の基板に装着する際には各基板が
    一体化されて一方側からの装着を可能とし、かつ
    各基板をハウジングに固定する際には回路基板と
    コネクタ基板とが別体に分離されてそれぞれ所定
    の位置に装着できることを特徴とするプリント基
    板組立体。
JP1985102183U 1985-07-03 1985-07-03 Expired JPH0432791Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985102183U JPH0432791Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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JP1985102183U JPH0432791Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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JPS6210486U JPS6210486U (ja) 1987-01-22
JPH0432791Y2 true JPH0432791Y2 (ja) 1992-08-06

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ID=30973595

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985102183U Expired JPH0432791Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5517478U (ja) * 1978-07-21 1980-02-04
JPS58194394A (ja) * 1982-05-07 1983-11-12 松下電器産業株式会社 プリント配線板接続装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5517478U (ja) * 1978-07-21 1980-02-04
JPS58194394A (ja) * 1982-05-07 1983-11-12 松下電器産業株式会社 プリント配線板接続装置

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JPS6210486U (ja) 1987-01-22

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