JPH0432489B2 - - Google Patents
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- JPH0432489B2 JPH0432489B2 JP58169520A JP16952083A JPH0432489B2 JP H0432489 B2 JPH0432489 B2 JP H0432489B2 JP 58169520 A JP58169520 A JP 58169520A JP 16952083 A JP16952083 A JP 16952083A JP H0432489 B2 JPH0432489 B2 JP H0432489B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H37/00—Thermally-actuated switches
- H01H37/02—Details
- H01H37/32—Thermally-sensitive members
- H01H37/52—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element
- H01H37/54—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting
- H01H37/5427—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting encapsulated in sealed miniaturised housing
-
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- H01H1/00—Contacts
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- H01H1/14—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
- H01H1/18—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with subsequent sliding
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- H01H2037/5463—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting the bimetallic snap element forming part of switched circuit
-
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- H01H37/5418—Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting using cantilevered bimetallic snap elements
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Thermally Actuated Switches (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の関連する技術分野
本発明は、所定の温度限界値を越えた時にバイ
メタル部材を用いて切換えることができる少なく
とも1つの可動の接点と1つの対向接点とを有
し、接点と対向接点とに、リード線を接続するた
めの接続端子を備えた、例えば、温度調整器、温
度監視器等の電気接続の温度および/または電流
依存切換装置に関する。
メタル部材を用いて切換えることができる少なく
とも1つの可動の接点と1つの対向接点とを有
し、接点と対向接点とに、リード線を接続するた
めの接続端子を備えた、例えば、温度調整器、温
度監視器等の電気接続の温度および/または電流
依存切換装置に関する。
技術水準
その種の切換装置の場合、例えば低温状態で装
置は閉成される。即ち、低温状態で接点と対向接
点とは相互に接触して電気的に接続される。その
際、可動の接点を備えたバイメタル部材は次第に
対向接点を押下げる。しかし、その際、本来の切
換温度が所定の許容範囲を越えて変わる程、バイ
メタル部材が変化、特に変形させられて元に戻ら
なくなることがある。更に、公知装置は複雑かつ
コスト高に構成されている。
置は閉成される。即ち、低温状態で接点と対向接
点とは相互に接触して電気的に接続される。その
際、可動の接点を備えたバイメタル部材は次第に
対向接点を押下げる。しかし、その際、本来の切
換温度が所定の許容範囲を越えて変わる程、バイ
メタル部材が変化、特に変形させられて元に戻ら
なくなることがある。更に、公知装置は複雑かつ
コスト高に構成されている。
発明の目的
本発明の課題は、前述の公知装置の欠点を克服
し、製作技術上簡単に製作でき、切換作用をする
部材の切換温度の変化を確実に回避できるように
構成した切換装置を提供することにある。
し、製作技術上簡単に製作でき、切換作用をする
部材の切換温度の変化を確実に回避できるように
構成した切換装置を提供することにある。
発明の構成
本発明によると、この課題は、接点と対向接点
とに共通の絶縁支持部によつて一方の接続端子と
他方の接続端子との間隔を保持し、接点を一方の
接続端子に接続し、対向接点を他方の接続端子に
接続し、対向接点を支持部に弾性的に可撓に支承
し、前記支持部に、一方の切込みを備えた一方の
ストツパと他方の切込みを備えた他方のストツパ
とを形成し、前記両接続端子に前記両ストツパの
領域においてその平面部から曲げ出した側縁部を
形成して設け、前記一方のストツパと前記支持部
の中間部との間の前記一方の切込みに前記一方の
側縁部を嵌込み、前記他方のストツパと前記支持
部の前記中間部との間の前記他方の切込みに前記
他方の側縁部を嵌込み、前記一方の側縁部をクラ
ンプ作用によつて前記一方のストツパに当接さ
せ、同様に前記他方の側縁部を前記他方のストツ
パに当接させ、本来の接続部材を前記支持部の中
間部にクランプ作用によつて当接させたとことに
より解決される。その際、切換装置をメークスイ
ツチとして、またはブレークスイツチとして構成
することができる。温度が過度に高い、即ち、所
定の切換温度を越えた時、接点と対向接点との接
続を開くように切換装置を構成することができ
る。それは、例えば切換装置を電動機等にその作
動を遮断するために用いる場合、または調整器と
して加熱装置に用いる場合である。その際、切換
温度よりも低い温度で接点と対向接点との接続は
閉じられる。また、切換温度よりも低い温度で接
点と対向接点との接続を開き、切換温度よりも高
い温度で閉じるように切換装置を構成することが
できる。それは、例えば冷却装置等に切換装置を
用いる場合である。基本的には、バイメタル部材
そのものに通電することができ、場合によつて
は、バイメタル部材が電流感応スイツチとして作
用するように構成することもできる。つまり、そ
の電流感応スイツチの切換過程は所定の周囲温度
によつて切換わるのではなく、そこを流れる電流
によつてスイツチ自体に直接発生した熱によつて
切換わる。その際、当然、熱が過度に発生した場
合にすスイツチは開く。と言うのは、閉成状態で
しか発熱しないからである。基本的には、バイメ
タル部材に電流が流れないように構成し、他の部
材を介して可動接点に給電するように構成するこ
ともできる。このような構成は、種々の形式で基
本的には公知である。
とに共通の絶縁支持部によつて一方の接続端子と
他方の接続端子との間隔を保持し、接点を一方の
接続端子に接続し、対向接点を他方の接続端子に
接続し、対向接点を支持部に弾性的に可撓に支承
し、前記支持部に、一方の切込みを備えた一方の
ストツパと他方の切込みを備えた他方のストツパ
とを形成し、前記両接続端子に前記両ストツパの
領域においてその平面部から曲げ出した側縁部を
形成して設け、前記一方のストツパと前記支持部
の中間部との間の前記一方の切込みに前記一方の
側縁部を嵌込み、前記他方のストツパと前記支持
部の前記中間部との間の前記他方の切込みに前記
他方の側縁部を嵌込み、前記一方の側縁部をクラ
ンプ作用によつて前記一方のストツパに当接さ
せ、同様に前記他方の側縁部を前記他方のストツ
パに当接させ、本来の接続部材を前記支持部の中
間部にクランプ作用によつて当接させたとことに
より解決される。その際、切換装置をメークスイ
ツチとして、またはブレークスイツチとして構成
することができる。温度が過度に高い、即ち、所
定の切換温度を越えた時、接点と対向接点との接
続を開くように切換装置を構成することができ
る。それは、例えば切換装置を電動機等にその作
動を遮断するために用いる場合、または調整器と
して加熱装置に用いる場合である。その際、切換
温度よりも低い温度で接点と対向接点との接続は
閉じられる。また、切換温度よりも低い温度で接
点と対向接点との接続を開き、切換温度よりも高
い温度で閉じるように切換装置を構成することが
できる。それは、例えば冷却装置等に切換装置を
用いる場合である。基本的には、バイメタル部材
そのものに通電することができ、場合によつて
は、バイメタル部材が電流感応スイツチとして作
用するように構成することもできる。つまり、そ
の電流感応スイツチの切換過程は所定の周囲温度
によつて切換わるのではなく、そこを流れる電流
によつてスイツチ自体に直接発生した熱によつて
切換わる。その際、当然、熱が過度に発生した場
合にすスイツチは開く。と言うのは、閉成状態で
しか発熱しないからである。基本的には、バイメ
タル部材に電流が流れないように構成し、他の部
材を介して可動接点に給電するように構成するこ
ともできる。このような構成は、種々の形式で基
本的には公知である。
有利な実施例によると、支持部をリング状に形
成し、実質的に円形のバイメタル部材を支持部の
外側に支持し、可動の接点をバイメタル部材によ
つて切換えるようにし、対向接点を備えた弾性の
皿状ばねを支持部の外側に取付けるように構成さ
れている。別の実施例によると、対向接点を、延
在した弾性片の一方の端部に設け、弾性片の、対
向接点から離れた部分を支持部に支承し、対向接
点を備えた弾性片の部分を支持部に摩擦接触結合
によつて取付けて弾性片を支承し、バイメタル部
材を弾性片と同様に延在して形成し、バイメタル
部材の一方の端部に可動の接点を設け、バイメタ
ル部材の、接点から離れた領域を支持部に摩擦接
触結合によつて取付けるように構成することがで
きる。その際、対向接点の弾性片をその接続端子
と一体的に形成し、バイメタル部材を端子と連結
し、端子を支持部に摩擦接触結合によつて取付
け、一体的に形成した端子によつて、可動の接点
のための接続端子を形成するように実施例を構成
できる。本発明では、スイツチは製作技術上著し
い利点を有している。一方で、接点ユニツトは、
接点、バイメタル部材、バイメタル部材と連結し
た接続部材、ならびに接続部材と一体的に形成し
た接続端子から構成されている。他方で、対向接
点ユニツトは、対向接点と対向接点片ならびに対
向接点片と一体的に形成した接続端子とから構成
されている。接点ユニツトと対向接点ユニツトと
は、スイツチを製作するために、予備製作された
支持部にクランプ作用により押込められている。
その際、各接続部材はそれぞれ2つのストツパの
間の領域に差込まれている。そのように製作され
たスイツチを直接その作動個所に取付けることが
できる。その際、各接続部材を支持部に取付ける
前に各接続端子を曲げるか、または各接続部材を
支持部に取付けた後で各接続端子を相応して曲げ
ることができる。後の場合、例えば、支持部に端
面板を形成し、それから端面板の側縁に各接続端
子を有利に案内するようにすると有意義である。
前述の組立てを全自動で行なうことができる。そ
のようにして組立てた完全なスイツチをその作動
個所に装着する代りに、そのスイツチをケーシン
グに装着することもできる。その際、前方の、場
合によつては端面板として形成した支持部の端は
密閉部を成し、その他のケーシングはポケツト状
に形成されている。各接続端子は端面板とケーシ
ングとの間から導出され、その導出個所は密閉さ
れている。
成し、実質的に円形のバイメタル部材を支持部の
外側に支持し、可動の接点をバイメタル部材によ
つて切換えるようにし、対向接点を備えた弾性の
皿状ばねを支持部の外側に取付けるように構成さ
れている。別の実施例によると、対向接点を、延
在した弾性片の一方の端部に設け、弾性片の、対
向接点から離れた部分を支持部に支承し、対向接
点を備えた弾性片の部分を支持部に摩擦接触結合
によつて取付けて弾性片を支承し、バイメタル部
材を弾性片と同様に延在して形成し、バイメタル
部材の一方の端部に可動の接点を設け、バイメタ
ル部材の、接点から離れた領域を支持部に摩擦接
触結合によつて取付けるように構成することがで
きる。その際、対向接点の弾性片をその接続端子
と一体的に形成し、バイメタル部材を端子と連結
し、端子を支持部に摩擦接触結合によつて取付
け、一体的に形成した端子によつて、可動の接点
のための接続端子を形成するように実施例を構成
できる。本発明では、スイツチは製作技術上著し
い利点を有している。一方で、接点ユニツトは、
接点、バイメタル部材、バイメタル部材と連結し
た接続部材、ならびに接続部材と一体的に形成し
た接続端子から構成されている。他方で、対向接
点ユニツトは、対向接点と対向接点片ならびに対
向接点片と一体的に形成した接続端子とから構成
されている。接点ユニツトと対向接点ユニツトと
は、スイツチを製作するために、予備製作された
支持部にクランプ作用により押込められている。
その際、各接続部材はそれぞれ2つのストツパの
間の領域に差込まれている。そのように製作され
たスイツチを直接その作動個所に取付けることが
できる。その際、各接続部材を支持部に取付ける
前に各接続端子を曲げるか、または各接続部材を
支持部に取付けた後で各接続端子を相応して曲げ
ることができる。後の場合、例えば、支持部に端
面板を形成し、それから端面板の側縁に各接続端
子を有利に案内するようにすると有意義である。
前述の組立てを全自動で行なうことができる。そ
のようにして組立てた完全なスイツチをその作動
個所に装着する代りに、そのスイツチをケーシン
グに装着することもできる。その際、前方の、場
合によつては端面板として形成した支持部の端は
密閉部を成し、その他のケーシングはポケツト状
に形成されている。各接続端子は端面板とケーシ
ングとの間から導出され、その導出個所は密閉さ
れている。
前述のような、その種の切換装置の場合、接点
と対向接点との電気接続部の接触個所が例えば腐
食または汚れによつて減少するという問題が生じ
ることがある。例えば、切換装置がその別個のケ
ーシングに密閉して装着されておらず、例えば電
動機等の、汚れから遮断されておらず、あるいは
また腐食され易い周囲環境に設けられている場合
に生じることがある。それ故、前述のような切換
装置は、更に、電流を低減、または遮断させる被
膜、例えば汚れまたは腐食層を回避、ないし被膜
が付着したらそれを落とし、また除去するように
構成する必要がある。本発明の実施例によると、
この課題は、バイメタル部材の自由に可動な部分
と対向接点片の自由に可動な部分とを相互に異な
る長さに形成するように構成して解決される。即
ち、接点を支持した部分の、自由に可動なアーム
の長さと対向接点を支持した部分の、自由に可動
なアームの長さとを異ならせることによつて、つ
まり、接点を支持したバイメタル部材またはこの
接点を支持したその他の部材の長さと、対向接点
を支持した条片の長さとを異ならせることによつ
て、対向接点と接点とは異なつた半径の弧を描い
て運動する。従つて、接触する際、接点と対向接
点とは相互に擦れ合うので、汚れまたは被膜は摩
擦運動によつて除去される。その結果、電気的に
最適に接続される。つまり、開閉の際の接触抵抗
が非常に小さくなる、ないし小さく保持し続ける
ことができる。接点の、自由に可動アームの長さ
と対向接点の、自由に可動アームの長さとを異な
らせるために、その際、特にそれら両アームを相
互に同じ長さだけ離れた所にある支持部に支承し
た場合でも異ならせるために、バイメタル部材お
よび/または対向接点片に、その自由に可動部分
の長さを短くするために、成形部を形成し、その
領域でバイメタル部材および/または対向接点片
そのものの強度を部分的に高め、非弾性的ないし
動かないように構成すると有利である。それ故、
対向接点を、例えばその対向接点から比較的離れ
た支持部に支承された長い条片に取付ける場合、
自由に可動の部分の長さ、ないしレバーアームを
その種の成形部によつて短くすることができる。
成形部の領域内では、条片は実際上そこにも存在
するが非弾性であり、条片は成形部のつけられて
いない比較的短い領域でのみ弾性的であり、この
領域で可動である。
と対向接点との電気接続部の接触個所が例えば腐
食または汚れによつて減少するという問題が生じ
ることがある。例えば、切換装置がその別個のケ
ーシングに密閉して装着されておらず、例えば電
動機等の、汚れから遮断されておらず、あるいは
また腐食され易い周囲環境に設けられている場合
に生じることがある。それ故、前述のような切換
装置は、更に、電流を低減、または遮断させる被
膜、例えば汚れまたは腐食層を回避、ないし被膜
が付着したらそれを落とし、また除去するように
構成する必要がある。本発明の実施例によると、
この課題は、バイメタル部材の自由に可動な部分
と対向接点片の自由に可動な部分とを相互に異な
る長さに形成するように構成して解決される。即
ち、接点を支持した部分の、自由に可動なアーム
の長さと対向接点を支持した部分の、自由に可動
なアームの長さとを異ならせることによつて、つ
まり、接点を支持したバイメタル部材またはこの
接点を支持したその他の部材の長さと、対向接点
を支持した条片の長さとを異ならせることによつ
て、対向接点と接点とは異なつた半径の弧を描い
て運動する。従つて、接触する際、接点と対向接
点とは相互に擦れ合うので、汚れまたは被膜は摩
擦運動によつて除去される。その結果、電気的に
最適に接続される。つまり、開閉の際の接触抵抗
が非常に小さくなる、ないし小さく保持し続ける
ことができる。接点の、自由に可動アームの長さ
と対向接点の、自由に可動アームの長さとを異な
らせるために、その際、特にそれら両アームを相
互に同じ長さだけ離れた所にある支持部に支承し
た場合でも異ならせるために、バイメタル部材お
よび/または対向接点片に、その自由に可動部分
の長さを短くするために、成形部を形成し、その
領域でバイメタル部材および/または対向接点片
そのものの強度を部分的に高め、非弾性的ないし
動かないように構成すると有利である。それ故、
対向接点を、例えばその対向接点から比較的離れ
た支持部に支承された長い条片に取付ける場合、
自由に可動の部分の長さ、ないしレバーアームを
その種の成形部によつて短くすることができる。
成形部の領域内では、条片は実際上そこにも存在
するが非弾性であり、条片は成形部のつけられて
いない比較的短い領域でのみ弾性的であり、この
領域で可動である。
従来、例えば温度調整器の機能と保護スイツチ
の機能とを満たすような、複数の機能を持つたユ
ニツトに温度に依存する切換装置を電気的に接続
する場合、基本的にはそれぞれ2つの異なつた切
換装置が上下に重ねられて、または相互に隣接し
てケーシングに設けられている。その種の公知装
置は、製作技術上コスト高であり、実際上2つの
スイツチのコストを必要とする。それ故、本発明
のもう1つの課題は、その種の装置を、比較的コ
ストをかけずに、しかも種々の機能を満たすこと
ができるように構成することである。従つて、本
発明によると、接点と対向接点とに共通の絶縁支
持部によつて一方の接続端子と他方の接続端子と
の間隔を保持し、接点を一方の接続端子に接続
し、対向接点を他方の接続端子に接続し、対向接
点を支持部に弾性的に可撓に支承し、前記支持部
に、一方の切込みを備えた一方のストツパと他方
の切込みを備えた他方のストツパとを形成し、前
記両接続端子に前記両ストツパの領域においてそ
の平面部から曲げ出した側縁部を形成して設け、
前記一方のストツパと前記支持部の中間部との間
の前記一方の切込みに前記一方の側縁部を嵌込
み、前記他方のストツパと前記支持部の前記中間
部との間の前記他方の切込みに前記他方の側縁部
を嵌込み、前記一方の側縁部をクランプ作用によ
つて前記一方のストツパに当接させ、同様に前記
他方の側縁部を前記他方のストツパに当接させ、
本来の接続部材を前記支持部の中間部にクランプ
作用によつて当接させ、それ自体では動かず、た
だ弾性的に可撓に支承した対向接点を別のバイメ
タル部材によつて切換え可能に構成することが提
案されている。この本発明の場合、公知装置と異
なつて、装置は2つの異なつた機能を満たすこと
ができるにもかかわらず、1つの接点と1つの対
向接点を設けるだけでよい。公知装置の場合、そ
れぞれ2つの接点と2つの対向接点が設けられ、
そのうち2つの接点は持続的に電気的に相互に接
続され、他の2つの接点は外部に通じる接続端子
と接続されている。それに対して、本発明による
と、接点と対向接点とを異なつたバイメタル部材
によつて切換えることが提案される。その際、特
に一方のバイメタル部材には電流を流すことがで
き、それ故、電流感応スイツチを構成することが
できる。他方のバイメタル部材には電流を流さな
いようにし、周囲温度にだけこのバイメタル部材
が応動するように構成される。その際、電流を流
さず、単に温度に感応するバイメタル部材は、例
えばサーモスタツトないし温度調整器として作用
することができる。その際サーモスタツトないし
温度調整器は、冷却装置または加熱装置への電流
を調整する。他方、電流が流れるバイメタル部材
は、過度に電流が流れた場合、例えば短絡した場
合に、監視器の機能を果たし、その場合に電流を
遮断する。その際、どの程度負荷がかかつた場
合、即ち、切換過程のどの程度の持続時間にわた
つてどの程度の電流が流れた場合に、電流を遮断
させるべきか非常に正確に調整することができ
る。その際、両バイメタル部材を異なつた切換条
件に設定する場合、種々の組合せで選定すること
ができる。
の機能とを満たすような、複数の機能を持つたユ
ニツトに温度に依存する切換装置を電気的に接続
する場合、基本的にはそれぞれ2つの異なつた切
換装置が上下に重ねられて、または相互に隣接し
てケーシングに設けられている。その種の公知装
置は、製作技術上コスト高であり、実際上2つの
スイツチのコストを必要とする。それ故、本発明
のもう1つの課題は、その種の装置を、比較的コ
ストをかけずに、しかも種々の機能を満たすこと
ができるように構成することである。従つて、本
発明によると、接点と対向接点とに共通の絶縁支
持部によつて一方の接続端子と他方の接続端子と
の間隔を保持し、接点を一方の接続端子に接続
し、対向接点を他方の接続端子に接続し、対向接
点を支持部に弾性的に可撓に支承し、前記支持部
に、一方の切込みを備えた一方のストツパと他方
の切込みを備えた他方のストツパとを形成し、前
記両接続端子に前記両ストツパの領域においてそ
の平面部から曲げ出した側縁部を形成して設け、
前記一方のストツパと前記支持部の中間部との間
の前記一方の切込みに前記一方の側縁部を嵌込
み、前記他方のストツパと前記支持部の前記中間
部との間の前記他方の切込みに前記他方の側縁部
を嵌込み、前記一方の側縁部をクランプ作用によ
つて前記一方のストツパに当接させ、同様に前記
他方の側縁部を前記他方のストツパに当接させ、
本来の接続部材を前記支持部の中間部にクランプ
作用によつて当接させ、それ自体では動かず、た
だ弾性的に可撓に支承した対向接点を別のバイメ
タル部材によつて切換え可能に構成することが提
案されている。この本発明の場合、公知装置と異
なつて、装置は2つの異なつた機能を満たすこと
ができるにもかかわらず、1つの接点と1つの対
向接点を設けるだけでよい。公知装置の場合、そ
れぞれ2つの接点と2つの対向接点が設けられ、
そのうち2つの接点は持続的に電気的に相互に接
続され、他の2つの接点は外部に通じる接続端子
と接続されている。それに対して、本発明による
と、接点と対向接点とを異なつたバイメタル部材
によつて切換えることが提案される。その際、特
に一方のバイメタル部材には電流を流すことがで
き、それ故、電流感応スイツチを構成することが
できる。他方のバイメタル部材には電流を流さな
いようにし、周囲温度にだけこのバイメタル部材
が応動するように構成される。その際、電流を流
さず、単に温度に感応するバイメタル部材は、例
えばサーモスタツトないし温度調整器として作用
することができる。その際サーモスタツトないし
温度調整器は、冷却装置または加熱装置への電流
を調整する。他方、電流が流れるバイメタル部材
は、過度に電流が流れた場合、例えば短絡した場
合に、監視器の機能を果たし、その場合に電流を
遮断する。その際、どの程度負荷がかかつた場
合、即ち、切換過程のどの程度の持続時間にわた
つてどの程度の電流が流れた場合に、電流を遮断
させるべきか非常に正確に調整することができ
る。その際、両バイメタル部材を異なつた切換条
件に設定する場合、種々の組合せで選定すること
ができる。
実施例の説明
第1図〜第3図に示す本発明の第1実施例の、
電気接続の温度に依存する切換装置、即ち温度調
整器、温度監視器等は、実質的な切換作用をする
部材を支持する支持部1を有している。図示の各
実施例の場合切換装置をケーシング2によつて被
覆することができる。しかし、必ずしも図示の実
施例のように構成する必要はない。例えば、調整
すべき、または監視すべき装置等の凹部に、切換
装置を保護して装着することもできる。その際、
支持部1の一端に形成された端面板3によつて、
そのような凹部の開口が完全に閉じられる。その
種の取付け形式は、例えば同様に構成されたスイ
ツチとしてドイツ連邦共和国特許第2916639号明
細書(特に第1図〜第3図)に記載されている。
そこに記載された凹部に、本発明のスイツチを装
着することもできる。
電気接続の温度に依存する切換装置、即ち温度調
整器、温度監視器等は、実質的な切換作用をする
部材を支持する支持部1を有している。図示の各
実施例の場合切換装置をケーシング2によつて被
覆することができる。しかし、必ずしも図示の実
施例のように構成する必要はない。例えば、調整
すべき、または監視すべき装置等の凹部に、切換
装置を保護して装着することもできる。その際、
支持部1の一端に形成された端面板3によつて、
そのような凹部の開口が完全に閉じられる。その
種の取付け形式は、例えば同様に構成されたスイ
ツチとしてドイツ連邦共和国特許第2916639号明
細書(特に第1図〜第3図)に記載されている。
そこに記載された凹部に、本発明のスイツチを装
着することもできる。
本発明の切換装置は、可動の接点6とこれに対
応して設けた対向接点7とを有している。接点6
は、舌状バイメタル部材8の前端部に形成されて
いる。バイメタル部材8の後端部9は、接続部材
11に、例えば接続部材11に形成された舌状部
に溶接によつて固定されている。接続部材11
は、支持部1からその端面板3を経て突出した接
続端子12に続いている。部分6,8,9,1
1,12によつて構成された接点ユニツトは、絶
縁材から形成された支持部1に、接続部材11の
領域でねじ止めまたはリベツト止めによつて固定
することができる。しかしながら、図示の実施例
の場合、次のように取付けられている。即ち、支
持部1の両側縁には、その中間部13から上方に
突出した部分と、その突出部分からさらに内側に
突出して形成されたストツパ14,14′が設け
られている。第3図からわかるように、ストツパ
14は中間部13に対して溝状の切込み16を形
成し、ストツパ14′は同様に切込み16′を形成
している。接続部材11には、本来の接続部材1
1の平面から接続部材11の両側縁領域17,1
7′が、切込み16,16′の高さに相応する高さ
よりも若干大きく曲げ出されている。ユニツト
6,8,9,11,12は、その接続部材11と
その接続部材11から曲げ出された側縁部17,
17′とを用いて、支持部1に形成された切込み
16,16′の中に次のようにして挿入されてい
る。即ち、支持部1の中間部13に当接した本来
の接続部材11と、内側に突出形成されたストツ
パ14に当接した側縁部17と、同様にストツパ
14′に当接した側縁部17′とを用いてばねバイ
アス力を加えて取付けられている。対向接点7の
弾性片18も支持部1に同様に取付けらえてい
る。このような構成によつて、本発明の切換装置
を製作技術上非常に簡単に、かつ材料を充分節約
して組立てることができる。
応して設けた対向接点7とを有している。接点6
は、舌状バイメタル部材8の前端部に形成されて
いる。バイメタル部材8の後端部9は、接続部材
11に、例えば接続部材11に形成された舌状部
に溶接によつて固定されている。接続部材11
は、支持部1からその端面板3を経て突出した接
続端子12に続いている。部分6,8,9,1
1,12によつて構成された接点ユニツトは、絶
縁材から形成された支持部1に、接続部材11の
領域でねじ止めまたはリベツト止めによつて固定
することができる。しかしながら、図示の実施例
の場合、次のように取付けられている。即ち、支
持部1の両側縁には、その中間部13から上方に
突出した部分と、その突出部分からさらに内側に
突出して形成されたストツパ14,14′が設け
られている。第3図からわかるように、ストツパ
14は中間部13に対して溝状の切込み16を形
成し、ストツパ14′は同様に切込み16′を形成
している。接続部材11には、本来の接続部材1
1の平面から接続部材11の両側縁領域17,1
7′が、切込み16,16′の高さに相応する高さ
よりも若干大きく曲げ出されている。ユニツト
6,8,9,11,12は、その接続部材11と
その接続部材11から曲げ出された側縁部17,
17′とを用いて、支持部1に形成された切込み
16,16′の中に次のようにして挿入されてい
る。即ち、支持部1の中間部13に当接した本来
の接続部材11と、内側に突出形成されたストツ
パ14に当接した側縁部17と、同様にストツパ
14′に当接した側縁部17′とを用いてばねバイ
アス力を加えて取付けられている。対向接点7の
弾性片18も支持部1に同様に取付けらえてい
る。このような構成によつて、本発明の切換装置
を製作技術上非常に簡単に、かつ材料を充分節約
して組立てることができる。
対向接点7は、対向接点片18の前端部に形成
されている。対向接点片18の接続端子への移行
部19は、接続部材11に相応した、第3図を用
いて説明したように形成されている。対向接点片
18は、この移行部19から、それと一体的に形
成された接続端子21に移行している。そのよう
に形成された対向接点ユニツト7,18,19,
21は、前述のように、接点ユニツト6,8,
9,11,12に関して説明したように支持部1
に取付けられている。
されている。対向接点片18の接続端子への移行
部19は、接続部材11に相応した、第3図を用
いて説明したように形成されている。対向接点片
18は、この移行部19から、それと一体的に形
成された接続端子21に移行している。そのよう
に形成された対向接点ユニツト7,18,19,
21は、前述のように、接点ユニツト6,8,
9,11,12に関して説明したように支持部1
に取付けられている。
対向接点片18は、それ自体弾性金属材、例え
ば弾性薄板から形成されている。対向接点片18
は、前述のように、移行部19の領域でのみ固定
されているので、対向接点7は、そこに作用する
圧力を次のようにして回避するとができる。即
ち、対向接点7に圧力が作用した場合、対向接点
片18は、支持部1から離れて弾性的に曲がる。
このような弾性的な反り曲がりに必要な力を調整
するため、また対向接点片18の、実際に弾性的
に曲がる長さを調整するために、適切な形式で対
向接点片18に、図示の実施例の場合のように、
成形部22を形成することができる。その際、こ
の成形部22はその長さにわたつて対向接点片1
8の強度を高める。
ば弾性薄板から形成されている。対向接点片18
は、前述のように、移行部19の領域でのみ固定
されているので、対向接点7は、そこに作用する
圧力を次のようにして回避するとができる。即
ち、対向接点7に圧力が作用した場合、対向接点
片18は、支持部1から離れて弾性的に曲がる。
このような弾性的な反り曲がりに必要な力を調整
するため、また対向接点片18の、実際に弾性的
に曲がる長さを調整するために、適切な形式で対
向接点片18に、図示の実施例の場合のように、
成形部22を形成することができる。その際、こ
の成形部22はその長さにわたつて対向接点片1
8の強度を高める。
第1図に、接点が遮断した位置にある、本発明
の切換装置の有利な実施例が示されている。その
遮断位置は一般に高温位置に相当する。その際、
温度は所定値より高いので電流を遮断する必要が
ある。このように温度が高い場合、バイメタル部
材8は、第1図に示したように反り曲がつて接点
6を対向接点7から引離しているので、電流は遮
断されている。温度が所定値以下に低下すると、
バイメタル部材8は第1図に示した位置から急速
に変化して、接点6は対向接点7に接触するよう
になる。通常の周囲温度の場合、バイメタル部材
8は、接点6が比較的大きな力を対向接点7に加
えずに、接点6が対向接点7に接触する程度に曲
がつている。従つて対向接点7自体は第1図に示
した位置にほぼ保持される。
の切換装置の有利な実施例が示されている。その
遮断位置は一般に高温位置に相当する。その際、
温度は所定値より高いので電流を遮断する必要が
ある。このように温度が高い場合、バイメタル部
材8は、第1図に示したように反り曲がつて接点
6を対向接点7から引離しているので、電流は遮
断されている。温度が所定値以下に低下すると、
バイメタル部材8は第1図に示した位置から急速
に変化して、接点6は対向接点7に接触するよう
になる。通常の周囲温度の場合、バイメタル部材
8は、接点6が比較的大きな力を対向接点7に加
えずに、接点6が対向接点7に接触する程度に曲
がつている。従つて対向接点7自体は第1図に示
した位置にほぼ保持される。
しかし、過度に低い温度になつた場合、バイメ
タル部材8は、更に下の方に曲がつて接点6を比
較的大きな力で対向接点7を押下げる。本発明の
装置の場合、弾性的に曲がることができる対向接
点片18を介して対向接点7が弾性的に支承され
ているので、対向接点7は、下に押し下げられ、
バイメタル部材8の作用力に抗して反り曲がる。
このようにして、そのような低い温度の場合、バ
イメタル部材8の固有応力が過度に大きくなり、
バイメタル部材8が更に曲がることができなくな
るのを回避できる。と言うのは、バイメタル部材
8の接点6は弾性的に固定された対向接点7に当
接するからである。さもないと、このような低い
温度の場合、バイメタル部材の高い固有応力によ
つてバイメタル部材自体が損傷したり塑性変形し
たり、特に著しく切換温度が変化したりする。
タル部材8は、更に下の方に曲がつて接点6を比
較的大きな力で対向接点7を押下げる。本発明の
装置の場合、弾性的に曲がることができる対向接
点片18を介して対向接点7が弾性的に支承され
ているので、対向接点7は、下に押し下げられ、
バイメタル部材8の作用力に抗して反り曲がる。
このようにして、そのような低い温度の場合、バ
イメタル部材8の固有応力が過度に大きくなり、
バイメタル部材8が更に曲がることができなくな
るのを回避できる。と言うのは、バイメタル部材
8の接点6は弾性的に固定された対向接点7に当
接するからである。さもないと、このような低い
温度の場合、バイメタル部材の高い固有応力によ
つてバイメタル部材自体が損傷したり塑性変形し
たり、特に著しく切換温度が変化したりする。
本発明によると、常時、あらゆる条件のもとで
バイメタル部材8の切換温度の許容限界を維持す
ることができる。
バイメタル部材8の切換温度の許容限界を維持す
ることができる。
バイメタル部材8は、接続部材11に取付けら
れた端部9から接点6までの全長にわたつて弾性
的に移動、または旋回する。それに対して、対向
接点片18は、それに力が作用した場合、対向接
点7と成形部22の前端部との間の比較的短い領
域でのみ弾性的に反り曲つて押下げられる。従つ
て、バイメタル部材8の、自由に弾性的に動く部
分の長さと対向接点片18の、自由に弾性的に動
く部分の長さとは異なつている。従つて、接点6
が対向接点7に接触して対向接点7が接点6によ
つて押下げられる場合、接点6と対向接点7とは
常時同じ個所で接触するのではなく、実際には相
互に移動し相互に擦れ合う。このようにして生じ
る摩擦によつて、接点6と対向接点7との両接触
面上の、酸化被膜等の絶縁被膜、ならびにその他
の汚れが擦り落とされる。その結果、閉成位置で
確実に導電接続されるようになる。そのような酸
化または汚れは、特に本発明の装置を固有のケー
シングに取付けるのではなく電動機等の何らかの
凹部に取付けた場合に生じるおそれがある。
れた端部9から接点6までの全長にわたつて弾性
的に移動、または旋回する。それに対して、対向
接点片18は、それに力が作用した場合、対向接
点7と成形部22の前端部との間の比較的短い領
域でのみ弾性的に反り曲つて押下げられる。従つ
て、バイメタル部材8の、自由に弾性的に動く部
分の長さと対向接点片18の、自由に弾性的に動
く部分の長さとは異なつている。従つて、接点6
が対向接点7に接触して対向接点7が接点6によ
つて押下げられる場合、接点6と対向接点7とは
常時同じ個所で接触するのではなく、実際には相
互に移動し相互に擦れ合う。このようにして生じ
る摩擦によつて、接点6と対向接点7との両接触
面上の、酸化被膜等の絶縁被膜、ならびにその他
の汚れが擦り落とされる。その結果、閉成位置で
確実に導電接続されるようになる。そのような酸
化または汚れは、特に本発明の装置を固有のケー
シングに取付けるのではなく電動機等の何らかの
凹部に取付けた場合に生じるおそれがある。
本発明の装置の、第4図〜第6図の実施例は、
1つの切換作用をする部材、即ち第1図〜第3図
の実施例のバイメタル部材8の代りに、2つの切
換作用をする部材を有している。その際、例えば
一方の切換作用をする部材は、所定の温度範囲で
の往復的な動きによつて温度調整を行なうことが
できる。他方の切換作用をする部材、例えばバイ
メタル部材8は、温度監視、即ち、過度に高い温
度の場合に接点の遮断だけを行なうことができ
る。また、一方の切換素子は周囲温度にしか応動
できないが、他方の切換素子、例えばバイメタル
部材8は過度に高い電流に応動し、過度に高い電
流によつてバイメタル部材8自体に生じた熱によ
つて接点を遮断する。第4図〜第6図の実施例に
ついて、次に詳細に説明する。その際、既に第1
図〜第3図を用いて説明した部分、部材には同じ
参照番号を使い、それらについて、基本的には、
それらと異ならず第1図〜第3図の実施例の説明
が該当する。
1つの切換作用をする部材、即ち第1図〜第3図
の実施例のバイメタル部材8の代りに、2つの切
換作用をする部材を有している。その際、例えば
一方の切換作用をする部材は、所定の温度範囲で
の往復的な動きによつて温度調整を行なうことが
できる。他方の切換作用をする部材、例えばバイ
メタル部材8は、温度監視、即ち、過度に高い温
度の場合に接点の遮断だけを行なうことができ
る。また、一方の切換素子は周囲温度にしか応動
できないが、他方の切換素子、例えばバイメタル
部材8は過度に高い電流に応動し、過度に高い電
流によつてバイメタル部材8自体に生じた熱によ
つて接点を遮断する。第4図〜第6図の実施例に
ついて、次に詳細に説明する。その際、既に第1
図〜第3図を用いて説明した部分、部材には同じ
参照番号を使い、それらについて、基本的には、
それらと異ならず第1図〜第3図の実施例の説明
が該当する。
第4図〜第6図に示した、本発明の装置の実施
例の場合、支持部1は、対向接点片18側に、中
央にセンタリング突出部27を備えた環状切欠部
26を有している。この環状切欠部26は、第1
図〜第3図の実施例にも設けられているが、その
実施例では特別な機能は果たしていない。この切
欠部26には、ほぼリング形に形成されたバイメ
タル円板28が支持部1の中間部分と対向接点片
18との間に挿入されている。その際、バイメタ
ル円板28はセンタリング突出部27によつてセ
ンタリングされてその位置に保持されている。そ
の際、バイメタル円板28は次のように作動する
ように挿入されている。即ち、バイメタル円板2
8が第6図に示したように低温位置にある場合、
バイメタル円板28には負荷力が加わらず、その
結果、特に対向接点片18は支持部1に当接する
までバイメタル円板28は拘束されずに戻ること
ができる。また、バイメタル円板28の第4図、
第5図に示したように高温位置にある場合、バイ
メタル円板28の内側の周囲は支持部1に当接
し、外側の周囲は対向接点片18に当接してい
る。それ故、バイメタル円板28は支持部1から
下側の方に向かつて対向接点片18を押下げるの
で、接点6に対する電気接続が遮断される。
例の場合、支持部1は、対向接点片18側に、中
央にセンタリング突出部27を備えた環状切欠部
26を有している。この環状切欠部26は、第1
図〜第3図の実施例にも設けられているが、その
実施例では特別な機能は果たしていない。この切
欠部26には、ほぼリング形に形成されたバイメ
タル円板28が支持部1の中間部分と対向接点片
18との間に挿入されている。その際、バイメタ
ル円板28はセンタリング突出部27によつてセ
ンタリングされてその位置に保持されている。そ
の際、バイメタル円板28は次のように作動する
ように挿入されている。即ち、バイメタル円板2
8が第6図に示したように低温位置にある場合、
バイメタル円板28には負荷力が加わらず、その
結果、特に対向接点片18は支持部1に当接する
までバイメタル円板28は拘束されずに戻ること
ができる。また、バイメタル円板28の第4図、
第5図に示したように高温位置にある場合、バイ
メタル円板28の内側の周囲は支持部1に当接
し、外側の周囲は対向接点片18に当接してい
る。それ故、バイメタル円板28は支持部1から
下側の方に向かつて対向接点片18を押下げるの
で、接点6に対する電気接続が遮断される。
図示の実施例の場合、接点6のバイメタル部材
8の切換温度は、バイメタル円板28の切換温度
よりも高い。第4図には、両方の切換温度より高
い温度でのバイメタル部材8とバイメタル円板2
8の位置が示されている。バイメタル部材8は、
接点6を上の方に持上げているので、まずそれ自
体によつて電気的に切離されている。同様に、バ
イメタル円板28は対向接点片18を押圧し、そ
の結果、対向接点7は下の方に押下げられるの
で、接点6,7は電気的に切離されている。例え
ば、周囲温度がバイメタル部材8の切換温度より
低い値に低下してもバイメタル円板28の切換温
度よりも高いままである場合、バイメタル部材8
は、第4図の位置から第5図の位置に切換わつて
接点6をその本来の接触位置に連行する。しか
し、高温位置にあるバイメタル円板28が対向接
点7を押下げて接点6から引離すので、電流は遮
断され続ける。周囲温度が更にバイメタル円板2
8の切換温度より低く低下すると、このバイメタ
ル円板28は高温位置から第6図に示した低温位
置に切換わるので、対向接点片18はばねバイア
スを解除される。その結果、対向接点片18はば
ねバイアスをかけられていない位置に戻るので、
対向接点7はバイメタル部材8と接触する。
8の切換温度は、バイメタル円板28の切換温度
よりも高い。第4図には、両方の切換温度より高
い温度でのバイメタル部材8とバイメタル円板2
8の位置が示されている。バイメタル部材8は、
接点6を上の方に持上げているので、まずそれ自
体によつて電気的に切離されている。同様に、バ
イメタル円板28は対向接点片18を押圧し、そ
の結果、対向接点7は下の方に押下げられるの
で、接点6,7は電気的に切離されている。例え
ば、周囲温度がバイメタル部材8の切換温度より
低い値に低下してもバイメタル円板28の切換温
度よりも高いままである場合、バイメタル部材8
は、第4図の位置から第5図の位置に切換わつて
接点6をその本来の接触位置に連行する。しか
し、高温位置にあるバイメタル円板28が対向接
点7を押下げて接点6から引離すので、電流は遮
断され続ける。周囲温度が更にバイメタル円板2
8の切換温度より低く低下すると、このバイメタ
ル円板28は高温位置から第6図に示した低温位
置に切換わるので、対向接点片18はばねバイア
スを解除される。その結果、対向接点片18はば
ねバイアスをかけられていない位置に戻るので、
対向接点7はバイメタル部材8と接触する。
温度が更に低下してバイメタル部材8が更に下
の方に反り曲がると、第1図〜第3図の実施例で
説明したように、対向接点7は接点6の作用力に
従つて下の方に自由に変位する。
の方に反り曲がると、第1図〜第3図の実施例で
説明したように、対向接点7は接点6の作用力に
従つて下の方に自由に変位する。
前述のように、特にバイメタル部材8を周囲温
度の作用によつて切換えなければならないわけで
はなく、電流が流れることによつてバイメタル部
材に生じる温度上昇それ自体によつて切換えるこ
ともできる。
度の作用によつて切換えなければならないわけで
はなく、電流が流れることによつてバイメタル部
材に生じる温度上昇それ自体によつて切換えるこ
ともできる。
また、両バイメタル部材8,28がそれぞれ高
温位置にある時、両接点6,7が引離されるよう
に両バイメタル部材8,28を設ける場合、両バ
イメタル部材8,28の切換温度を、バイメタル
部材8の切換温度がバイメタル円板28の切換温
度よりも高いようにしなくてもよい。両バイメタ
ル部材を図示のように設けて、バイメタル円板2
8の切換温度をバイメタル部材8の切換温度より
高くした場合、周囲温度が両切換温度の間である
時、バイメタル部材8は第4図に相応する位置に
とどまり、他方、バイメタル円板28、従つて対
向接点7を備えた対向接点片18は第6図の位置
をとるが、バイメタル部材8は電流を遮断する。
温位置にある時、両接点6,7が引離されるよう
に両バイメタル部材8,28を設ける場合、両バ
イメタル部材8,28の切換温度を、バイメタル
部材8の切換温度がバイメタル円板28の切換温
度よりも高いようにしなくてもよい。両バイメタ
ル部材を図示のように設けて、バイメタル円板2
8の切換温度をバイメタル部材8の切換温度より
高くした場合、周囲温度が両切換温度の間である
時、バイメタル部材8は第4図に相応する位置に
とどまり、他方、バイメタル円板28、従つて対
向接点7を備えた対向接点片18は第6図の位置
をとるが、バイメタル部材8は電流を遮断する。
更に、両バイメタル部材8,28を、図示のよ
うに高温位置で両接点6,7が切離されるように
設けなくてもよい。例えば、冷却装置に適した切
換温度の場合、第4図、第5図に相応した、バイ
メタル円板28の位置が切換温度より低い場合の
位置、即ち低温位置であり、従つて第6図に示し
た位置が高温位置であるようにバイメタル円板2
8を構成することができる。その際、バイメタル
部材8の、第5図、第6図に示した位置は、通常
電流が流れている場合の位置であり、バイメタル
部材8の、第4図に示した位置は、過剰に電流が
流れている場合、例えば短絡した場合の位置であ
る。その際、通常電流が流れている場合、接点6
を備えたバイメタル部材8の、第5図、第6図に
示した位置は通常作動位置である。周囲温度ば十
分低い場合、即ち冷却されている場合、バイメタ
ル円板28は第5図の位置をとり、従つて冷却装
置への給電は遮断されている。温度が上昇する
と、バイメタル円板28は第6図の位置に切換わ
る。その結果、場合によつては接続された冷却装
置が作動することができる。障害等によつて過剰
に電流が流れると、バイメタル部材8は、そこに
発生した熱によつて第6図の位置から上の方に切
換わる。従つて、周囲温度は本来冷却すべき状態
であるにもかかわらず、接点6と対向接点7との
接続は分離される。
うに高温位置で両接点6,7が切離されるように
設けなくてもよい。例えば、冷却装置に適した切
換温度の場合、第4図、第5図に相応した、バイ
メタル円板28の位置が切換温度より低い場合の
位置、即ち低温位置であり、従つて第6図に示し
た位置が高温位置であるようにバイメタル円板2
8を構成することができる。その際、バイメタル
部材8の、第5図、第6図に示した位置は、通常
電流が流れている場合の位置であり、バイメタル
部材8の、第4図に示した位置は、過剰に電流が
流れている場合、例えば短絡した場合の位置であ
る。その際、通常電流が流れている場合、接点6
を備えたバイメタル部材8の、第5図、第6図に
示した位置は通常作動位置である。周囲温度ば十
分低い場合、即ち冷却されている場合、バイメタ
ル円板28は第5図の位置をとり、従つて冷却装
置への給電は遮断されている。温度が上昇する
と、バイメタル円板28は第6図の位置に切換わ
る。その結果、場合によつては接続された冷却装
置が作動することができる。障害等によつて過剰
に電流が流れると、バイメタル部材8は、そこに
発生した熱によつて第6図の位置から上の方に切
換わる。従つて、周囲温度は本来冷却すべき状態
であるにもかかわらず、接点6と対向接点7との
接続は分離される。
前述の説明、図面ならびに特許請求の範囲に開
示した本発明の特徴は、本発明を種々の実施形式
で実現するために、個別にも任意に組合せても使
用できる。
示した本発明の特徴は、本発明を種々の実施形式
で実現するために、個別にも任意に組合せても使
用できる。
発明の効果
従来技術では、本来の切換温度が所定の許容範
囲を越えて変わる程、バイメタル部材が変化、特
に変形させられて元に戻らなくなることがあり、
更に従来の公知装置は複雑かつコスト高に構成さ
れているという欠点があつたが、本発明による
と、前述の公知装置の欠点を克服することがで
き、製作技術上簡単に製作でき、切換作用をする
部材の切換温度の変化を確実に回避できるように
構成した切換装置を提供することができ、更に、
本発明の切換装置部の構成は、僅かな部品からな
るので、従来公知技術の構成よりも極めて簡単で
あり、しかも、組立ては簡単であるという顕著な
効果を奏することができる。更に、本発明による
と、比較的コストをかけずに、2つの異なつた機
能を満たすことができるにもかかわらず、1つの
接点と1つの対向接点を設けるだけでよいという
顕著な効果を奏することができる。
囲を越えて変わる程、バイメタル部材が変化、特
に変形させられて元に戻らなくなることがあり、
更に従来の公知装置は複雑かつコスト高に構成さ
れているという欠点があつたが、本発明による
と、前述の公知装置の欠点を克服することがで
き、製作技術上簡単に製作でき、切換作用をする
部材の切換温度の変化を確実に回避できるように
構成した切換装置を提供することができ、更に、
本発明の切換装置部の構成は、僅かな部品からな
るので、従来公知技術の構成よりも極めて簡単で
あり、しかも、組立ては簡単であるという顕著な
効果を奏することができる。更に、本発明による
と、比較的コストをかけずに、2つの異なつた機
能を満たすことができるにもかかわらず、1つの
接点と1つの対向接点を設けるだけでよいという
顕著な効果を奏することができる。
第1図〜第3図は、本発明の第1の実施例の
種々の作動状態の縦断面図、第4図〜第6図は、
本発明の第2実施例の種々の作動状態の縦断面図
である。 1……絶縁支持部、2……ケーシング、6……
接点、7……対向接点、8,28……バイメタル
部材、11……接続部材、12,21……接続端
子、14……ストツパ、16……切込み、18…
…弾性片、22……成形部、27……センタリン
グ突出部。
種々の作動状態の縦断面図、第4図〜第6図は、
本発明の第2実施例の種々の作動状態の縦断面図
である。 1……絶縁支持部、2……ケーシング、6……
接点、7……対向接点、8,28……バイメタル
部材、11……接続部材、12,21……接続端
子、14……ストツパ、16……切込み、18…
…弾性片、22……成形部、27……センタリン
グ突出部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定の温度限界値を越えた時にバイメタル部
材を用いて切換えることができる少なくとも1つ
の可動の接点と1つの対向接点とを有し、接点と
対向接点とに、リード線を接続するための接続端
子を備えた、温度および/または電流に依存する
切換装置において、 接点6と対向接点7とに共通の絶縁支持部1に
よつて一方の接続端子12と他方の接続端子21
との間隔を保持し、接点6を一方の接続端子12
に接続し、対向接点7を他方の接続端子21に接
続し、対向接点7を支持部1に弾性的に可撓に支
承し、前記支持部1に、一方のアンダーカツトな
いし切込み16と共に一方の張出部ないしストツ
パ14を形成し、他方のアンダーカツトないし切
込み16′と共に他方の張出部ないしストツパ1
4′を形成し、前記両張出部ないしストツパ14,
14′の領域において前記両接続端子12,21
にその平面部から曲げ出した側縁部17,17′
を形成して設け、前記一方のストツパ14と前記
支持部1の中間部13との間の前記一方のアンダ
ーカツトないし切込み16に前記一方の側縁部1
7を嵌込み、前記他方のストツパ14′と前記支
持部1の前記中間部13との間の前記他方の切込
み16′に前記他方の側縁部17′を嵌込み、ここ
において前記一方の側縁部17をクランプ作用に
よつて前記一方のストツパ14に当接させ、同様
に前記他方の側縁部17′を前記他方のストツパ
14′に当接させ、本来の接続部材11を前記支
持部1の中間部13にクランプ作用によつて当接
させるように嵌込構成されていることを特徴とす
る、温度および/または電流に依存する切換装
置。 2 支持部1をリング状に形成し、実質的に円形
のバイメタル部材8を支持部1の外側に支持し、
可動の接点6をバイメタル部材8によつて切換え
るようにし、対向接点7を備えた弾性の皿状ばね
を支持部1の外側に取付けた特許請求の範囲第1
項記載の温度および/または電流に依存する切換
装置。 3 対向接点7を、延在した弾性片18の一方の
端部に設け、弾性片18の、対向接点から離れた
部分19を支持部1に支承し、対向接点7を備え
た弾性片18の部分19を支持部1に摩擦接触結
合によつて取付けて弾性片18を支承し、バイメ
タル部材8を弾性片18と同様に延在して形成
し、バイメタル部材8の一方の端部に可動の接点
6を設け、バイメタル部材8の、接点から離れた
領域を支持部1に摩擦接触結合によつて取付けた
特許請求の範囲第1項記載の温度および/または
電流に依存する切換装置。 4 対向接点7の弾性片18をその接続端子21
と一体的に形成し、バイメタル部材8を端子1
1,12と連結し、端子11,12を支持部1に
摩擦接触結合によつて取付け、一体的に形成した
端子11,12によつて、可動の接点6のための
接続端子12を形成した特許請求の範囲第3項記
載の温度および/または電流に依存する切換装
置。 5 バイメタル部材8の自由に可動な部分と対向
接点片18の自由に可動な部分とを相互に異なる
長さに形成した特許請求の範囲第3項記載の温度
および/または電流に依存する切換装置。 6 バイメタル部材8および/または対向接点片
18に、その自由可動部分の長さを短くするため
に、成形部22を形成し、その領域でバイメタル
部材8および/または対向接点片18そのものの
強度を部分的に高め、非弾性的ないし動かないよ
うにした特許請求の範囲第5項記載の温度およ
び/または電流に依存する切換装置。 7 所定の温度限界値を越えた時にバイメタル部
材を用いて切換えることができる少なくとも1つ
の可動の接点と1つの対向接点とを有し、接点と
対向接点とに、リード線を接続するための接続端
子を備えた、温度および/または電流に依存する
切換装置において、 接点6と対向接点7とに共通の絶縁支持部1に
よつて一方の接続端子12と他方の接続端子21
との間隔を保持し、接点6を一方の接続端子12
に接続し、対向接点7を他方の接続端子21に接
続し、対向接点7を支持部1に弾性的に可撓に支
承し、前記支持部1に、一方のアンダーカツトな
いし切込み16と共に一方の張出部ないしストツ
パ14を形成し、他方のアンダーカツトないし切
込み16′と共に他方の張出部ないしストツパ1
4′を形成し、前記両張出部ないしストツパ14,
14′の領域において前記両接続端子12,21
にその平面部から曲げ出した側縁部17,17′
を形成して設け、前記一方のストツパ14と前記
支持部1の中間部13との間の前記一方のアンダ
ーカツトないし切込み16に前記一方の側縁部1
7を嵌込み、前記他方のストツパ14′と前記支
持部1の前記中間部13との間の前記他方の切込
み16′に前記他方の側縁部17′を嵌込み、ここ
において前記一方の側縁部17をクランプ作用に
よつて前記一方のストツパ14に当接させ、同様
に前記他方の側縁部17′を前記他方のストツパ
14′に当接させ、本来の接続部材11を前記支
持部1の中間部13にクランプ作用によつて当接
させるように嵌込構成されており、それ自体では
動かず、ただ弾性的に可撓に支承した対向接点7
が別のバイメタル部材28によつて切換え可能に
構成されていることを特徴とする温度および/ま
たは電流に依存する切換装置。 8 バイメタル部材を、外側の輪郭が円形のバイ
メタル円板28として形成し、支持部材1の環状
切欠部26の中に支持部1と弾性対向接点ホルダ
18との間に配設した特許請求の範囲第7項記載
の温度および/または電流に依存する切換装置。 9 バイメタル円板28を、実質的にリング状に
形成してセンタリング突出部27の回りに配設し
た特許請求の範囲第8項記載の温度および/また
は電流に依存する切換装置。 10 接続端子をケーシングカバー32,33と
して構成し、絶縁体1にケーシング壁31を形成
して接点6を一方のケーシングカバー32と接続
し、対向接点7を他方のケーシングカバー33と
接続した特許請求の範囲第7項記載の温度およ
び/または電流に依存する切換装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19823234373 DE3234373A1 (de) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | Vorrichtung zum temperatur- und/oder stromabhaengigen schalten einer elektrischen verbindung |
DE3234373.6 | 1982-09-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59132525A JPS59132525A (ja) | 1984-07-30 |
JPH0432489B2 true JPH0432489B2 (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=6173393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58169520A Granted JPS59132525A (ja) | 1982-09-16 | 1983-09-16 | 温度および/または電流に依存する切換装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4563667A (ja) |
EP (1) | EP0103792B1 (ja) |
JP (1) | JPS59132525A (ja) |
AT (1) | ATE33909T1 (ja) |
DE (2) | DE3234373A1 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0187480A1 (en) * | 1984-12-05 | 1986-07-16 | Elmwood Sensors Limited | Temperature responsive switch |
JPS63160636U (ja) * | 1987-04-09 | 1988-10-20 | ||
DE3744238A1 (de) * | 1987-12-24 | 1989-07-06 | Inter Control Koehler Hermann | Temperatursicherung fuer elektrische geraete |
JPH0731051A (ja) * | 1993-07-05 | 1995-01-31 | Texas Instr Japan Ltd | 過昇温防止機能付き過電流保護装置 |
US5933068A (en) * | 1996-07-05 | 1999-08-03 | Dekel; Aram | Protective apparatus for an electrical installation having temperature-sensitive disconnection means |
DE19636640C2 (de) * | 1996-09-10 | 1999-02-18 | Marcel Hofsaes | Schalter mit einem Sicherheitselement |
DE19807288C2 (de) * | 1998-02-23 | 2001-09-20 | Marcel Hofsaes | Temperaturabhängiger Schalter |
DE19847208C2 (de) * | 1998-10-13 | 2002-05-16 | Marcel Hofsaes | Schalter mit einem Isolierstoffträger |
DE19847209C2 (de) * | 1998-10-13 | 2002-04-25 | Marcel Hofsaes | Schalter mit einem Isolierstoffträger |
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JP3756700B2 (ja) * | 1999-07-22 | 2006-03-15 | ウチヤ・サーモスタット株式会社 | サーマルプロテクタ |
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DE102007014237A1 (de) | 2007-03-16 | 2008-09-18 | Hofsaess, Marcel P. | Temperaturabhängiger Schalter und dafür vorgesehenes Schaltwerk |
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FR2455348B1 (fr) * | 1979-04-25 | 1985-10-18 | Hofsass P | Corps de bobine electrique a commutateur de protection contre la chaleur |
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-
1982
- 1982-09-16 DE DE19823234373 patent/DE3234373A1/de not_active Withdrawn
-
1983
- 1983-09-01 AT AT83108625T patent/ATE33909T1/de not_active IP Right Cessation
- 1983-09-01 DE DE8383108625T patent/DE3376460D1/de not_active Expired
- 1983-09-01 EP EP83108625A patent/EP0103792B1/de not_active Expired
- 1983-09-09 US US06/530,700 patent/US4563667A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-09-16 JP JP58169520A patent/JPS59132525A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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JPS5761232A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-13 | Matsushita Electric Works Ltd | Overcurrent protecting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3376460D1 (en) | 1988-06-01 |
EP0103792A2 (de) | 1984-03-28 |
US4563667A (en) | 1986-01-07 |
ATE33909T1 (de) | 1988-05-15 |
EP0103792A3 (en) | 1987-01-07 |
EP0103792B1 (de) | 1988-04-27 |
DE3234373A1 (de) | 1984-05-10 |
JPS59132525A (ja) | 1984-07-30 |
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