JPH04324461A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH04324461A
JPH04324461A JP3122345A JP12234591A JPH04324461A JP H04324461 A JPH04324461 A JP H04324461A JP 3122345 A JP3122345 A JP 3122345A JP 12234591 A JP12234591 A JP 12234591A JP H04324461 A JPH04324461 A JP H04324461A
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JP
Japan
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transfer
conditions
recording paper
image forming
separation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3122345A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Murayama
久夫 村山
Shinji Kato
真治 加藤
Tetsuya Morita
哲也 森田
Mitsuhisa Kaneya
光久 金矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH04324461A publication Critical patent/JPH04324461A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙の転写、分離、
搬送の制御を実行する画像形成方法に関し、特に、転写
、分離、搬送状態を各種情報のメンバーシップ関数の合
成として推論することにより、転写、分離、搬送条件及
び前記各条件の補助条件を決定する画像形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来における記録紙の転写、分離、搬送
の制御を実行する画像形成装置或いは画像形成方法には
、特開昭58−125074号公報に開示されている「
複写機の記録紙除湿装置」がある。この装置にあっては
、装置内の湿度を検出する湿度センサと、記録紙の除湿
を行うためのヒータを備えた搬送手段を有し、前記湿度
センサからの検出信号に基づいて前記搬送手段を制御し
て記録紙搬送速度を調整することにより、記録紙を常に
良好な状態に保持し、画質を向上させるものである。
【0003】また、特開昭57−64270号公報に開
示されている「静電複写方法」は、記録紙の給送後、転
写処理前に記録紙の厚み及び固有抵抗値を測定して演算
処理を実行し、該演算の結果に基づいて転写及び分離の
諸条件を制御することにより、使用する記録紙の種類或
いは環境状態とは無関係に記録紙の分離性を向上させて
、転写及び分離工程での画質の低下を防止するものであ
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかしながら、上記従来技術にあっては、
個々の制御情報、例えば、湿度センサからの検出信号(
特開昭58−125074号)、或いは記録紙の厚み及
び固有抵抗値(特開昭57−64270号公報)のみに
基づいて転写、分離、搬送条件を決定しており、換言す
ると、転写、分離、搬送条件を固定値として設定若しく
は代表的な状態における適値を設定しているのみで、電
気的特性、物理的特性、環境情報、時間情報等の複雑な
相互関係等を総合的に判断してはいないため、転写、分
離、搬送条件及び前記各条件の補助条件に関して最適値
を演算することができず、様々な状況において必ずしも
安定した良好な画像を得ることはできないという問題点
があった。例えば、現像剤の種類,作像モード,外部か
らの設定条件等によっては、適正な条件が異なる場合が
多いが、各々の状況に応じて最適な条件を使用するので
はなく、比較的不具合の発生しにくい標準的な条件を使
用しているため、様々な状況において常に安定した良好
な画像を得ることはできないという問題点があった。
【0005】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、現像剤の種類に影響されることなく、常に安定した
良好な画像を得ることを第1の目的とする。
【0006】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、作像モードに影響されることなく、常に安定
した良好な画像を得ることを第2の目的とする。
【0007】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、外部からの設定条件に影響されることなく、
常に安定した良好な画像を得ることを第3の目的とする
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、記録紙の特性、状態及び時間情報等
を検出し、該検出情報に基づいて記録紙に対する転写、
分離、搬送状態を情報のメンバーシップ関数の合成とし
て推論することにより、転写、分離、搬送条件及び各条
件の補助条件を決定し、該決定に基づき制御を実行する
画像形成方法において、現像剤の種類に応じてメンバー
シップ関数を変更する画像形成方法を提供するものであ
る。
【0009】本発明は上記第2の目的を達成するために
、記録紙の特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出
情報に基づいて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を
情報のメンバーシップ関数の合成として推論することに
より、転写、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決
定し、該決定に基づき制御を実行する画像形成方法にお
いて、設定された作像モードに応じてメンバーシップ関
数を変更する画像形成方法を提供するものである。
【0010】本発明は上記第3の目的を達成するために
、記録紙の特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出
情報に基づいて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を
情報のメンバーシップ関数の合成として推論することに
より、転写、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決
定し、該決定に基づき制御を実行する画像形成方法にお
いて、手動設定条件に応じてメンバーシップ関数を変更
する画像形成方法を提供するものである。
【0011】本発明は上記第1の目的を達成するために
、記録紙の特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出
情報に基づいて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を
情報のメンバーシップ関数の合成として推論することに
より、転写、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決
定し、該決定に基づき制御を実行する画像形成方法にお
いて、現像剤の種類に応じて推論に用いる制御ルールを
変更する画像形成方法を提供するものである。
【0012】本発明は上記第2の目的を達成するために
、記録紙の特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出
情報に基づいて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を
情報のメンバーシップ関数の合成として推論することに
より、転写、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決
定し、該決定に基づき制御を実行する画像形成方法にお
いて、設定された作像モードに応じて推論に用いる制御
ルールを変更する画像形成方法を提供するものある。
【0013】本発明は上記第3の目的を達成するために
、記録紙の特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出
情報に基づいて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を
情報のメンバーシップ関数の合成として推論することに
より、転写、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決
定し、該決定に基づき制御を実行する画像形成方法にお
いて、手動設定条件に応じて推論に用いる制御ルールを
変更する画像形成方法を提供するものである。
【0014】
【作用】本発明による画像形成方法は、記録紙の特性、
状態及び時間情報等を検出し、該検出情報に基づいて記
録紙に対する転写、分離、搬送状態を情報のメンバーシ
ップ関数の合成として推論することにより、転写、分離
、搬送条件及び各条件の補助条件を決定し、該決定に基
づき制御を実行する画像形成方法において、現像剤の種
類、作像モード、或いは、外部からの手動設定条件に応
じてメンバーシップ関数を変更することにより、それぞ
れの状況に応じた適切な制御を実行する。
【0015】また、本発明による画像形成方法は、記録
紙の特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出情報に
基づいて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を情報の
メンバーシップ関数の合成として推論することにより、
転写、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決定し、
該決定に基づき制御を実行する画像形成方法において、
現像剤の種類、作像モード、或いは、外部からの手動設
定条件に応じて制御ルールを変更することにより、それ
ぞれの状況に応じた適切な制御を実行する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の画像形成方法を、〔実施例1
〕,〔実施例2〕,〔実施例3〕,〔実施例4〕,〔実
施例5〕,〔実施例6〕,〔実施例7〕の順に図面を参
照して詳細に説明する。
【0017】〔実施例1〕図1は、本発明による画像形
成方法を利用した画像形成装置の構成を示す説明図であ
り、図において、100は画像読取部であり、110は
画像読取部にて読み取った画像情報を記録紙に転写する
作像部である。
【0018】画像読取部100は、原稿を載置するコン
タクトガラス101と、移動しながらコンタクトガラス
101に載置された原稿に対し光を照射する光源102
と、光源102と共に移動し、原稿からの反射光を偏向
するミラー103と、同様にミラー103からの反射光
を所定方向へ偏向するミラー104、105と、ミラー
105からの反射光を集束させるレンズ106と、レン
ズ106からの光を読み取るCCD107とから構成さ
れている。
【0019】作像部110は、高速で回転してレーザビ
ームを等角度で走査するポリゴンミラー111と、ポリ
ゴンミラー111により等角度で走査されたレーザビー
ムを感光体ドラム114面上において等間隔になるよう
に補正するfθレンズと、fθレンズ112からのレー
ザビームを感光体ドラム114に導くミラー113と、
静電潜像を形成する感光体ドラム114と、感光体ドラ
ム114の表面を均一に帯電する帯電チャージャ115
と、帯電チャージャ115による帯電処理後、ミラー1
13により導かれたレーザビームによる露光により形成
された静電潜像を顕像化する現像装置116とを有する
【0020】また、所定サイズの記録紙を収納し、装置
本体に対し着脱自在に構成されている給紙カセット11
7、118と、給紙カセット117、118から1枚毎
記録紙を転写部方向へ搬送する給紙ローラ117a、1
18aと.給紙ローラ117a、118aにより給紙さ
れた記録紙を所定のタイミングをとって転写部を送り出
すレジストローラ119と、レジストローラ119によ
り送り出された記録紙を把持し搬送する転写ベルト12
0と、転写ベルト120の裏側に配置され、且つ、転写
電源(図示せず)に接続されて転写ベルト120に把持
された状態の記録紙に感光体ドラム114上の像を所定
の転写電圧を印加して転写し、また、記録紙を感光体ド
ラム114から分離する転写ローラ121と、転写処理
後における記録紙上の像を定着させる定着ユニット12
2と、転写処理後における感光体ドラム114表面の残
留トナーを除去するクリーニングユニット123(12
3aはクリーニングブレード)と、感光体ドラム114
表面の残留電荷を除去する除電ランプ124とから構成
されている。
【0021】以上の構成において、その動作を説明する
。第1に画像読取部100において、コンタクトガラス
101上に載置された原稿は、光源102により照明さ
れ、その反射光がミラー103、104、105及びレ
ンズ106を介してCCD107に読み取られる。CC
D107に読み取られた画像情報は所定の画像処理を経
て、半導体レーザ(図示せず)からレーザビームとして
出射される。
【0022】レーザビームはポリゴンミラー111、f
θレンズ112、ミラー113を介して感光体ドラム1
14へ導かれる。一方、感光体ドラム114は事前に帯
電チャージャ115によりその表面を均一に帯電されて
おり、上記レーザビームにより露光されて静電潜像を形
成する。感光体ドラム114上に形成された静電潜像は
現像装置116により顕像化され、該顕像は給紙カセッ
ト117、118から給紙ローラ117a、118a及
びレジストローラ119によって搬送され転写ベルト1
20に把持された状態の記録紙に対し、転写ローラ12
1により転写される。
【0023】像が転写された記録紙は、感光体ドラム1
14より分離され、転写ベルト120により搬送されて
定着ユニット122に入り定着処理を経た後、装置外部
へ排出される。また、転写処理を終了した感光体ドラム
114はクリーニングユニット123により残留トナー
が除去され、除電ランプ124により残留電荷が除去さ
れた後、次回の画像形成処理に備えて待機状態となる。
【0024】尚、上記の構成において、現像装置(現像
ユニット)116を脱着し、交換することにより、黒以
外の赤,青,緑等の単色のカラートナー像を得ることが
できる。一般に、黒トナー像とカラートナー像に求めら
れる品質が異なり、黒トナー像は中間調のベタ画像を均
一に再現できることが要求されている。このため、黒ト
ナーは高摩擦帯電量(ここでは、約−35μc/g)に
設定される。一方、カラートナーは比較的、低摩擦帯電
量に設定される(ここでは、約−20μc/g)。トナ
ーの帯電量と転写特性は密接な関係があり、高帯電量の
トナーの場合には、感光体とトナーの密着力が高まり、
転写電圧を高める必要がある。一方、低帯電量のトナー
の場合には、比較的低い転写電圧で転写可能である。と
ころが、何れの場合にも、適正値より過度に転写電圧を
高めると、転写電圧に印加された転写ローラ121から
記録紙を通してトナー帯電極性とは反対極性のマイナス
電荷がトナーに注入され、トナーの帯電極性が逆転し、
その結果、転写性能が低下する。図2に黒トナー(Bk
トナー)とカラートナーの転写電圧TB に対する転写
率ηを示す。このため、実施例1では、後述するように
他のメンバーシップ関数をトナーの種類により変更する
方法を用いている。
【0025】転写性能に関連する他の特性としては、記
録紙の厚みDとその周囲の相対湿度RHが重要であり、
各々の特性値と転写率ηとの関係は図3及び図4の傾向
を示す。即ち、薄い記録紙は転写ローラ121より過剰
な電荷が付与されると感光体との密着性が必要以上に高
まり感光体から記録紙が分離できなくなり、この結果、
紙詰まりの原因となる場合がある。また、逆に厚い記録
紙はそのコシの強さのため、分離性能は問題ないが、ト
ナーを記録紙に転移させる電界が不足し、転写不良の原
因となる。従って、記録紙の薄い場合には、転写電圧を
低めにし、厚い場合には高めに設定する必要がある。
【0026】一方、周囲の相対湿度が高い場合は、吸湿
によって記録紙の電気抵抗が低下し、転写ローラ121
より付与された電荷がリークし易くなるため、転写電圧
を高める必要がある。逆に、相対湿度が低い場合には、
記録紙が乾燥するので記録紙の電気抵抗が上昇し、過剰
な電荷が保持されることになり、感光体から記録紙が分
離不能となる場合があるため、転写電圧を低めに設定す
る必要がある。
【0027】以上の知見から実施例1では、表1に示す
制御ルールを用いて転写ローラ121に印加する転写電
圧TB の制御を行う。また、表2は表1の制御ルール
を記号で表現したものである。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】図5及び図6は各々検知対象である記録紙
の厚みD及び周囲環境の相対湿度RHのメンバーシップ
関数である。また、図7は黒トナーの場合に使用する制
御対象である転写電圧のメンバーシップ関数であり、図
8はカラートナーの場合に使用する制御対象である転写
電圧のメンバーシップ関数である。
【0031】図9は、実施例1による画像形成方法を実
現する画像形成装置の制御系を概略的に示すブロック図
であり、湿度センサ及び厚みセンサ(何れも図示せず)
からアナログ情報信号を入力してデジタル信号に変換す
るA/D変換器201と、該A/D変換器201から出
力されるデジタル信号を入力して上記各情報信号のメン
バーシップ関数の合成として推定することにより、転写
、分離、搬送条件及び前記各条件の補助条件を演算(フ
ァジィ推論)するファジィコントローラ202と、ファ
ジィコントローラ202によるファジィ推論結果に基づ
いて制御される転写電源203とを有する。
【0032】以上の構成において、現像剤として黒トナ
ーを用いて画像形成を行う場合を例としてその動作を説
明する。先ず、湿度センサ及び厚みセンサで検知したア
ナログ情報信号がA/D変換器201を介して、ファジ
ィコントローラ202へ入力される。また、ファジィコ
ントローラ202へは、制御部(図示せず)から現像剤
が黒トナーである旨の制御信号が入力される。ファジィ
コントローラ202は、これらの各信号を入力すると、
前述した表1(或いは、表2)の制御ルールに従って、
制御の方法を決定し、図5,図6,及び,図7(黒トナ
ー用のメンバーシップ関数)で示したメンバーシップ関
数の合成出力を求めることで、最終的な転写電圧を推論
し、この推論結果に基づいて、転写電源203を制御す
る。
【0033】一方、現像剤としてカラートナーを用いる
場合には、ファジィコントローラ202は前述した制御
信号に基づいて、図8で示したカラートナー用のメンバ
ーシップ関数を選択して、推論を行う。
【0034】この結果、黒トナー,カラートナーのよう
に現像剤の種類によって最適な制御条件(実施例1では
、転写電圧)が異なる場合でも、使用する現像剤によっ
てメンバーシップ関数だけを変更することで、記録紙の
厚み,相対湿度等の転写・分離搬送制御に影響を与え易
い状況を多元的にファジィ推論して、各々の状況に適し
た転写電圧で制御することが可能となる。
【0035】〔実施例2〕次に、図1に示す画像形成装
置において、周囲の温度とその変化度合を検知し、転写
前露光量を制御する場合を実施例2として説明する。転
写手段の補助手段である転写前露光は、転写前に現像さ
れたトナー像の上から感光体に光を照射することにより
感光体の余分な電荷を消滅させ、感光体とトナーの静電
的な密着力を弱める効果があり、この結果、良好な転写
性能を得るものであるが、光源の発光波長が近赤外の7
00nmの光を用いているため、黒トナーとカラートナ
ーとでは、その効果の程度が異なり、図10に示すよう
に、黒トナーの場合には、転写前露光量PTLを高めに
設定する必要がある。従って、実施例2では、転写前露
光量の最適な制御が行えるように、そのメンバーシップ
関数を設けて、現像剤の種類によって使い分けるように
している。
【0036】また、転写前露光量が少ない場合、当然な
がら前述した効果も少なくなり、逆に非常に高い場合に
は、トナー像の周辺の電界が急激に変化するため、トナ
ー像が乱れてしまうという不具合がある。更に、トナー
像の無い感光体面にも強い光照射となり、感光体が露光
疲労し、感光体の劣化を早めることになる。加えて、周
囲の温度が高くなると、感光体の光感度も高くなるため
、少ない転写前露光量で充分となり、逆に周囲の温度が
低くなると感光体の光感度が低下して、転写前露光量を
多めに設定する必要が生じる。
【0037】以上の知見から実施例2では、表3に示す
制御ルールを用いて転写前露光量PTLの制御を行う。 また、表4は表3の制御ルールを記号で表現したもので
ある。
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】図11及び図12は各々検知対象である温
度T及び温度変化量ΔTのメンバーシップ関数である。 また、図13は黒トナーの場合に使用する制御対象であ
る転写前露光PTLのメンバーシップ関数であり、図1
4はカラートナーの場合に使用する制御対象である転写
前露光PTLのメンバーシップ関数である。
【0041】図15は、実施例2による画像形成方法を
実現する画像形成装置の制御系を概略的に示すブロック
図であり、温度センサ(図示せず)からのアナログ情報
信号を入力してデジタル信号(温度T)に変換するA/
D変換器301と、A/D変換器301から出力される
デジタル信号をラッチするラッチ302と、A/D変換
器301及びラッチ302の信号を入力して、温度変化
量ΔT(差分)を演算する差分器303と、温度T及び
温度変化量ΔTを入力して、これら各情報信号のメンバ
ーシップ関数の合成として推定することにより、転写、
分離、搬送条件及び前記各条件の補助条件を演算(ファ
ジィ推論)するファジィコントローラ304と、ファジ
ィコントローラ304によるファジィ推論結果に基づい
て制御されるPTL電源305とを有する。
【0042】以上の構成において、現像剤として黒トナ
ーを用いて画像形成を行う場合を例としてその動作を説
明する。先ず、温度センサで検知したアナログ情報信号
がA/D変換器301を介して温度Tとして、ラッチ3
02,差分器303,及び,ファジィコントローラ30
4へ入力される。また、ファジィコントローラ304へ
は、差分器303から温度変化量ΔT、制御部(図示せ
ず)から現像剤が黒トナーである旨の制御信号が入力さ
れる。ファジィコントローラ304は、これらの各信号
を入力すると、前述した表3(或いは、表4)の制御ル
ールに従って、制御の方法を決定し、図11,図12,
及び,図13(黒トナー用のメンバーシップ関数)で示
したメンバーシップ関数の合成出力を求めることで、最
終的な転写前露光量PTLを推論し、この推論結果に基
づいて、PTL電源305を制御する。
【0043】一方、現像剤としてカラートナーを用いる
場合には、ファジィコントローラ304は前述した制御
信号に基づいて、図14で示したカラートナー用のメン
バーシップ関数を選択して、推論を行う。
【0044】この結果、黒トナー,カラートナーのよう
に現像剤の種類によって最適な制御条件(実施例2では
、転写前露光量)が異なる場合でも、使用する現像剤に
よってメンバーシップ関数だけを変更することで、周囲
の温度等の転写・分離搬送制御に影響を与え易い状況を
多元的にファジィ推論して、各々の状況に適した転写前
露光量で制御することが可能となる。
【0045】〔実施例3〕図16は、感光体上に2色画
像を形成し、1回の転写動作で記録紙に2色のトナー像
を転写し、2色の画像を得る画像形成装置の概略を示す
。このような画像形成装置は、図示の如く、2つの現像
装置401,402を有している。
【0046】また、単色の画像を得る場合には、2色目
の画像形成にかかる第2帯電,第2露光,第2現像を行
わず、通常の画像形成工程により単色の画像を得ること
ができる。この時、単色モードと2色モードはその作像
工程が異なるため、転写前におけるトナー像の特性が異
なってしまう。例えば、作像モードが2色モードの場合
は、1色目の画像形成後、1色目トナー像に第2帯電の
電荷が付与されるため、1色目トナー像の帯電量が上昇
し、感光体とトナーとの密着力が高まり、転写しにくい
状態となってしまう。従って、2色モード時は転写前チ
ャージ(AC除電)により感光体上のトナーの帯電量を
制御している。
【0047】この結果、単色モード時の転写前の1色目
のトナーの帯電量は、約−40μc/g、2色目モード
時の転写前の1色目のトナーの帯電量は、約−50μc
/g、2色目のトナーの帯電量は約−13μc/gにな
る。トナーの帯電量と転写特性の関連は、実施例1で示
した通りであり、制御ルールも実施例1と同様である。 図17は単色モード時に使用する転写電圧のメンバーシ
ップ関数を示し、図18は2色モード時に使用する転写
電圧のメンバーシップ関数を示す。
【0048】実施例3で使用する制御系を概略ブロック
図は、実施例1(図9参照)と同様であるが、この時に
、ファジィコントローラ202に入力される制御信号の
内容を単色モードであるか、2色モードであるかを示す
信号とすることで、使用するメンバーシップ関数を選択
する。この結果、単色モード時と2色モード時にメンバ
ーシップ関数だけを変更することで、他のメンバーシッ
プ関数からファジィ推論することにより、各々の状況に
適した転写電圧を得ることができる。
【0049】〔実施例4〕使用者及び保守点検者の設定
により、画像濃度を変更可能な画像形成装置においては
、作像条件を変更することにより、感光体上のトナー付
着量を可変している。感光体上のトナー付着量と転写特
性の関連はトナー付着量が多い場合は、トナー量に見合
う転写電界が必要となり、転写電圧を高める必要がある
。この時転写電圧が低めに設定されていると、実際に記
録紙に転写されるトナー量は増加せず、画像濃度を変更
するように条件を変更した効果がでない。逆に、トナー
付着量が少ない場合に転写電圧が高めに設定されている
と、転写電界が過剰となり、一旦転写されたトナーの帯
電極性が過剰な電界によって反転してしまうため、再び
感光体に付着してしまうという現像が発生し、異常画像
となる。
【0050】このため、実施例4では画像濃度変更条件
に応じてメンバーシップ関数を変更することにより、適
切な制御を実行できるようにしている。尚、制御ルール
は実施例1と同様であるので説明を省略する。図19は
画像濃度が『薄く』を選択された場合に使用する転写電
圧のメンバーシップ関数を示し、図20は画像濃度が『
普通』を選択された場合に使用する転写電圧のメンバー
シップ関数を示し、図21は画像濃度が『濃く』を選択
された場合に使用する転写電圧のメンバーシップ関数を
示す。
【0051】実施例4で使用する制御系を概略ブロック
図は、実施例1(図9参照)と同様であるが、この時に
、ファジィコントローラ202に入力される制御信号の
内容を変更された画像濃度『薄く』,『普通』,『濃く
』の何れであるかを示す信号とし、これによって使用す
るメンバーシップ関数を選択するものとする。この結果
、画像濃度の設定条件に応じてメンバーシップ関数だけ
を変更することで、他のメンバーシップ関数からファジ
ィ推論することにより、各々の状況に適した転写電圧を
得ることができる。
【0052】〔実施例5〕実施例5で使用する画像形成
装置は、実施例1と同様につき、説明及び図示を省略す
る。実施例5では、現像剤の種類によって制御ルールを
変更することにより、現像剤の種類(黒トナーか、或い
はカラートナーであるか)に応じて最適な制御が行える
ようにするものである。本実施例では、現像剤が黒トナ
ーの場合に表5に示す制御ルールを用いて転写ローラ1
21に印加する転写電圧TB の制御を行う。一方、現
像剤がカラートナーの場合に表7に示す制御ルールを用
いて転写ローラ121に印加する転写電圧TBの制御を
行う。また、表6は表5の制御ルールを記号で表現した
もの、表8は表7の制御ルールを記号で表現したもので
ある。更に、図22及び図23は各々検知対象である記
録紙の厚みD及び周囲環境の相対湿度RHのメンバーシ
ップ関数である。また、図24は転写電圧のメンバーシ
ップ関数である。
【0053】
【表5】
【0054】
【表6】
【0055】
【表7】
【0056】
【表8】
【0057】実施例5で使用する制御系の概略ブロック
図は、実施例1(図9参照)と同様である。先ず、現像
剤として黒トナーを用いて画像形成を行う場合を例とし
てその動作を説明する。湿度センサ及び厚みセンサで検
知したアナログ情報信号がA/D変換器201を介して
、ファジィコントローラ202へ入力される。また、フ
ァジィコントローラ202へは、制御部(図示せず)か
ら現像剤が黒トナーである旨の制御信号が入力される。 ファジィコントローラ202は、これらの各信号を入力
すると、前述した表5,表7の制御ルールのうち、該当
する制御ルール(ここでは、表5の制御ルール)を選択
し、該制御ルールに従って、図22,図23,及び,図
24で示したメンバーシップ関数の合成出力を求めるこ
とで、最終的な転写電圧を推論し、この推論結果に基づ
いて、転写電源203を制御する。
【0058】一方、現像剤としてカラートナーを用いる
場合には、ファジィコントローラ202は前述した制御
信号に基づいて、前述した表5,表7の制御ルールのう
ち、該当する表7の制御ルールを選択し、該制御ルール
に従って、推論を行う。
【0059】この結果、黒トナー,カラートナーのよう
に現像剤の種類によって最適な制御条件が異なる場合で
も、使用する現像剤に従って制御ルールを変更すること
で、記録紙の厚みや,相対湿度等の転写・分離搬送制御
に影響を与え易い状況を多元的にファジィ推論して、各
々の状況に適した転写電圧で制御することが可能となる
【0060】〔実施例6〕実施例6で使用する画像形成
装置は、実施例3と同様につき、説明及び図示を省略す
る。実施例6では、作像モードによって制御ルールを変
更することにより、作像モードが単色モードか、或いは
2色モードであるかに応じて最適な制御が行えるように
するものである。本実施例では、単色モードの場合に表
9に示す制御ルールを用いて転写電圧TB の制御を行
う。一方、2色モードの場合に表11に示す制御ルール
を用いて転写電圧TBの制御を行う。また、表10は表
9の制御ルールを記号で表現したもの、表11は表12
の制御ルールを記号で表現したものである。尚、記録紙
の厚みD,周囲環境の相対湿度RH,及び,転写電圧T
B の各メンバーシップ関数は、実施例5(図22,図
23,図24)と同様である。
【0061】
【表9】
【0062】
【表10】
【0063】
【表11】
【0064】
【表12】
【0065】実施例6で使用する制御系を概略ブロック
図は、実施例1(図9参照)と同様である。この時に、
ファジィコントローラ202に入力される制御信号の内
容を単色モードであるか、2色モードであるかを示す信
号とすることで、使用する制御ルールを選択する。この
結果、単色モード時と2色モード時に制御ルールだけを
変更することで、他のメンバーシップ関数からファジィ
推論することにより、各々の状況に適した転写電圧を得
ることができる。
【0066】〔実施例7〕使用者及び保守点検者の設定
により、OHP(オーバー・ヘッド・プロジェクタ)シ
ートモードや、ハガキモード等の指定ができる画像形成
装置においては、種々の画像形成条件を変更することが
可能である。OHPシートは通常の記録紙より厚く、且
つ、高抵抗であるため、分離不良が発生することがない
反面、非常に高い転写電圧を印加しないと、良好な画像
が得られないという問題がある。
【0067】このため、実施例7では画像濃度条件に応
じて制御ルールを変更することにより、適切な制御を実
行できるようにしている。本実施例では、通常モードの
場合に表13に示す制御ルールを用いて転写電圧TB 
の制御を行う。一方、OHPモードの場合に表15に示
す制御ルールを用いて転写電圧TB の制御を行う。ま
た、表14は表13の制御ルールを記号で表現したもの
、表16は表15の制御ルールを記号で表現したもので
ある。尚、記録紙の厚みD,周囲環境の相対湿度RH,
及び,転写電圧TB の各メンバーシップ関数は、実施
例5(図22,図23,図24)と同様である。
【0068】
【表13】
【0069】
【表14】
【0070】
【表15】
【0071】
【表16】
【0072】この結果、OHPモード等の設定条件に応
じて制御ルールを変更することにより、各々の状況に適
した転写電圧を得ることができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による画像形
成方法にあっては、記録紙の特性、状態及び時間情報等
を検出し、該検出情報に基づいて記録紙に対する転写、
分離、搬送状態を情報のメンバーシップ関数の合成とし
て推論することにより、転写、分離、搬送条件及び各条
件の補助条件を決定し、該決定に基づき制御を実行する
画像形成方法において、現像剤の種類に応じてメンバー
シップ関数を変更するため、現像剤の種類に影響される
ことなく、常に安定した良好な画像を得ることができる
【0074】また、本発明の画像形成方法は、記録紙の
特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出情報に基づ
いて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を情報のメン
バーシップ関数の合成として推論することにより、転写
、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決定し、該決
定に基づき制御を実行する画像形成方法において、設定
された作像モードに応じてメンバーシップ関数を変更す
るため、作像モードに影響されることなく、常に安定し
た良好な画像を得ることができる。
【0075】また、本発明の画像形成方法は、記録紙の
特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出情報に基づ
いて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を情報のメン
バーシップ関数の合成として推論することにより、転写
、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決定し、該決
定に基づき制御を実行する画像形成方法において、手動
設定条件に応じてメンバーシップ関数を変更するため、
外部からの設定条件に影響されることなく、常に安定し
た良好な画像を得ることができる。
【0076】また、本発明の画像形成方法は、記録紙の
特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出情報に基づ
いて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を情報のメン
バーシップ関数の合成として推論することにより、転写
、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決定し、該決
定に基づき制御を実行する画像形成方法において、現像
剤の種類に応じて推論に用いる制御ルールを変更するた
め、現像剤の種類に影響されることなく、常に安定した
良好な画像を得ることができる。
【0077】また、本発明の画像形成方法は、記録紙の
特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出情報に基づ
いて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を情報のメン
バーシップ関数の合成として推論することにより、転写
、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決定し、該決
定に基づき制御を実行する画像形成方法において、設定
された作像モードに応じて推論に用いる制御ルールを変
更するため、作像モードに影響されることなく、常に安
定した良好な画像を得ることができる。
【0078】また、本発明の画像形成方法は、記録紙の
特性、状態及び時間情報等を検出し、該検出情報に基づ
いて記録紙に対する転写、分離、搬送状態を情報のメン
バーシップ関数の合成として推論することにより、転写
、分離、搬送条件及び各条件の補助条件を決定し、該決
定に基づき制御を実行する画像形成方法において、手動
設定条件に応じて推論に用いる制御ルールを変更するた
め、外部からの設定条件に影響されることなく、常に安
定した良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成方法を応用した画像形成
装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】黒トナー及びカラートナーにおける転写率と転
写電圧の関係を示すグラフである。
【図3】転写率と記録紙の厚さの関係を示すグラフであ
る。
【図4】転写率と相対湿度の関係を示すグラフである。
【図5】実施例1で使用する記録紙の厚みのメンバーシ
ップ関数である。
【図6】実施例1で使用する相対湿度のメンバーシップ
関数である。
【図7】黒トナーの場合に使用する制御対象である転写
電圧のメンバーシップ関数である。
【図8】カラートナーの場合に使用する制御対象である
転写電圧のメンバーシップ関数である。
【図9】実施例1による画像形成方法を実現する画像形
成装置の制御系を概略的に示すブロック図である。
【図10】転写率と転写前露光量の関係を示すグラフで
ある。
【図11】実施例2で使用する温度に関するメンバーシ
ップ関数である。
【図12】実施例2で使用する温度変化量に関するメン
バーシップ関数である。
【図13】黒トナーの場合に使用する制御対象である転
写前露光のメンバーシップ関数である。
【図14】カラートナーの場合に使用する制御対象であ
る転写前露光のメンバーシップ関数である。
【図15】実施例2による画像形成方法を実現する画像
形成装置の制御系を概略的に示すブロック図である。
【図16】実施例3で使用する画像形成装置の概略を示
す説明図である。
【図17】実施例3の単色モード時に使用する転写電圧
のメンバーシップ関数である。
【図18】実施例3の2色モード時に使用する転写電圧
のメンバーシップ関数を示す。
【図19】実施例4で画像濃度『薄く』が選択された場
合に使用する転写電圧のメンバーシップ関数である。
【図20】実施例4で画像濃度『普通』が選択された場
合に使用する転写電圧のメンバーシップ関数である。
【図21】実施例4で画像濃度『濃く』が選択された場
合に使用する転写電圧のメンバーシップ関数である。
【図22】実施例5で使用する記録紙の厚みのメンバー
シップ関数である。
【図23】実施例5で使用する相対湿度のメンバーシッ
プ関数である。
【図24】実施例5で使用する転写電圧のメンバーシッ
プ関数である。
【符号の説明】
100    画像読取部             
   110    作像部 201    A/D変換器            
  202    ファジィコントローラ 203    転写電源              
    301    A/D変換器 302    ラッチ               
     303    差分器 304    ファジィコントローラ      30
5    PTL電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録紙の特性、状態及び時間情報等を
    検出し、該検出情報に基づいて前記記録紙に対する転写
    、分離、搬送状態を前記情報のメンバーシップ関数の合
    成として推論することにより、転写、分離、搬送条件及
    び前記各条件の補助条件を決定し、該決定に基づき制御
    を実行する画像形成方法において、現像剤の種類に応じ
    て前記メンバーシップ関数を変更することを特徴とする
    画像形成方法。
  2. 【請求項2】  記録紙の特性、状態及び時間情報等を
    検出し、該検出情報に基づいて前記記録紙に対する転写
    、分離、搬送状態を前記情報のメンバーシップ関数の合
    成として推論することにより、転写、分離、搬送条件及
    び前記各条件の補助条件を決定し、該決定に基づき制御
    を実行する画像形成方法において、設定された作像モー
    ドに応じて前記メンバーシップ関数を変更することを特
    徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】  記録紙の特性、状態及び時間情報等を
    検出し、該検出情報に基づいて前記記録紙に対する転写
    、分離、搬送状態を前記情報のメンバーシップ関数の合
    成として推論することにより、転写、分離、搬送条件及
    び前記各条件の補助条件を決定し、該決定に基づき制御
    を実行する画像形成方法において、手動設定条件に応じ
    て前記メンバーシップ関数を変更することを特徴とする
    画像形成方法。
  4. 【請求項4】  記録紙の特性、状態及び時間情報等を
    検出し、該検出情報に基づいて前記記録紙に対する転写
    、分離、搬送状態を前記情報のメンバーシップ関数の合
    成として推論することにより、転写、分離、搬送条件及
    び前記各条件の補助条件を決定し、該決定に基づき制御
    を実行する画像形成方法において、現像剤の種類に応じ
    て前記推論に用いる制御ルールを変更することを特徴と
    する画像形成方法。
  5. 【請求項5】  記録紙の特性、状態及び時間情報等を
    検出し、該検出情報に基づいて前記記録紙に対する転写
    、分離、搬送状態を前記情報のメンバーシップ関数の合
    成として推論することにより、転写、分離、搬送条件及
    び前記各条件の補助条件を決定し、該決定に基づき制御
    を実行する画像形成方法において、設定された作像モー
    ドに応じて前記推論に用いる制御ルールを変更すること
    を特徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】  記録紙の特性、状態及び時間情報等を
    検出し、該検出情報に基づいて前記記録紙に対する転写
    、分離、搬送状態を前記情報のメンバーシップ関数の合
    成として推論することにより、転写、分離、搬送条件及
    び前記各条件の補助条件を決定し、該決定に基づき制御
    を実行する画像形成方法において、手動設定条件に応じ
    て前記推論に用いる制御ルールを変更することを特徴と
    する画像形成方法。
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