JPH04323387A - イオンビームエッチング方法 - Google Patents

イオンビームエッチング方法

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Publication number
JPH04323387A
JPH04323387A JP9034591A JP9034591A JPH04323387A JP H04323387 A JPH04323387 A JP H04323387A JP 9034591 A JP9034591 A JP 9034591A JP 9034591 A JP9034591 A JP 9034591A JP H04323387 A JPH04323387 A JP H04323387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion beam
etching
resist mask
etched
dry
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9034591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Takahashi
正人 高橋
Katsuo Matsubara
克夫 松原
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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  • Magnetic Heads (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパターニングしたレジス
トマスクをのせた金属薄膜を面イオンビームでドライエ
ッチングする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば磁気記録の分野で、記録の読み書
きに使用される磁気ヘッド等の製作にあたっては、コイ
ル形成や磁路の形成を行うため、パターニングしたレジ
ストマスクをのせた金属薄膜を、イオン源から照射され
る面イオンビーム、すなわち、途中で絞られることなく
一定の面的拡がりをもって照射されるイオンビームにて
ドライエッチングする方法が採用されている。
【0003】従来、この種のエッチングでは、一般に、
エッチングを行うための真空チャンバ内の動作ガス圧は
10−4〔Torr〕オーダ程度とされ、電流密度0.
5mA/cm2 程度のアルゴン等不活性ガスイオンビ
ームからなる面イオンビームが使用される。薄膜磁気ヘ
ッド製作の一工程であるコイル部の形成を例にとると、
図2に示すように、例えば円形のSi O2 基板1に
厚さ約3μmの銅薄膜2が形成され、該銅膜上に常法に
より所定の銅コイルパターンを得るようにレジストマス
ク3が形成されてエッチング対象物4が準備される。こ
れに電流密度約0.5mA/cm2 のアルゴンイオン
ビーム(直径約100mm)が動作ガス圧約2×10−
4〔Torr〕のもとで照射されることで、銅薄膜の露
出部分21及びレジストマスク3がエッチングされて、
図4に示す如き銅コイルパターン20が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
エッチングにより得られる銅コイルパターン20は、図
4に示すように、角部22が丸味を帯び、精度よく異方
性エッチングされておらず、目的とする銅コイルパター
ンが得られない。そこで本発明は、パターニングしたレ
ジストマスクをのせた金属薄膜を面イオンビームにより
ドライエッチングするイオンビームエッチング方法であ
って、従来よりも精度よく異方性エッチングを行える方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記目的達成
のため研究を重ねた結果、かかる角部に丸味がでる従来
エッチングは、イオンビームが真空チャンバ内の中性ガ
ス分子に衝突することによりその方向を乱され、それに
よってレジストマスクや金属薄膜に対して斜めに入射す
るイオンビーム成分が生じることにより発生すること、
従って真空チャンバ内の動作ガス圧を従来一般に採用さ
れているガス圧よりももっと低下させれば中性ガス分子
が減少し、それだけイオンビームの散乱が減少し、精度
の良い異方性エッチングが可能になることを見出し、本
発明を完成した。
【0006】すなわち本発明は、パターニングしたレジ
ストマスクをのせた金属薄膜を面イオンビームによりド
ライエッチングするイオンビームエッチング方法におい
て、該エッチング処理を動作ガス圧5×10−5〔To
rr〕以下の高真空下で行うことを特徴とするイオンビ
ームエッチング方法を提供するものである。前記動作ガ
ス圧は5×10−5〔Torr〕より高くなると、この
種のエッチングに一般的に用いられる面イオンビーム(
φ100mm、0.5mA/cm2 程度まで)の範囲
では、所望の異方性エッチングを達成し難い。従って、
使用する真空発生装置の能力にもよるが、前記5×10
−5〔Torr〕以下で低い方が好ましい。なお、前記
イオンビームとしては、アルゴン等の不活性ガスイオン
ビーム等が考えられる。
【0007】
【作用】本発明方法によると、動作ガス圧が従来採用さ
れていた一般的な動作ガス圧よりも低下しているだけエ
ッチング処理空間における中性ガス量が減少しており、
イオンビームはそれだけ中性ガス分子に衝突して散乱す
る機会が少なく、真っ直ぐ被エッチング面に到達し、精
度よく異方性エッチングを行える。
【0008】
【実施例】以下、本発明の方法例を図1に概略構成を示
すイオンビームエッチング装置5を用いて、図2に示す
エッチング対象物4をエッチングする場合を例にとり説
明する。装置5は、エッチング処理のための真空チャン
バ51、該チャンバに接続した真空発生装置52、該チ
ャンバに設けたアルゴンイオンビーム源53、エッチン
グ対象物支持具54を備えている。
【0009】図2に示すエッチング対象物4をそのレジ
ストマスク3をイオンビーム源53に向けて支持具54
に支持させ、チャンバ51内を真空発生装置52にて5
×10−5〔Torr〕の高真空状態に維持し、イオン
ビーム源53から電流密度0.5mA/cm2 のアル
ゴンの面イオンビーム(直径100mm)531を該対
象物に照射したところ、銅薄膜の露出部21及びレジス
トマスク3が精度良く異方性エッチングされ、図3に示
すように、角度201に実用上問題となる丸味、削れの
ない精度のよい目的とする銅コイルパターン200が形
成された。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、パ
ターニングしたレジストマスクをのせた金属薄膜を面イ
オンビームによりドライエッチングするイオンビームエ
ッチング方法であって、従来よりも精度よく異方性エッ
チングを行える方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するイオンビームエッチング
装置例の概略構成図である。
【図2】エッチング対象物例の断面図である。
【図3】図2の対象物の本発明によるエッチング後の断
面図である。
【図4】図2の対象物の従来例によるエッチング後の断
面図である。
【符号の説明】
1  基板 2  銅薄膜 3  レジストマスク 4  エッチング対象物 5  エッチング装置 51  真空チャンバ 52  真空発生装置 53  イオンビーム源 531  面イオンビーム 54  支持具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パターニングしたレジストマスクをの
    せた金属薄膜を面イオンビームによりドライエッチング
    するイオンビームエッチング方法において、該エッチン
    グ処理を動作ガス圧5×10−5〔Torr〕以下の高
    真空下で行うことを特徴とするイオンビームエッチング
    方法。
JP9034591A 1991-04-22 1991-04-22 イオンビームエッチング方法 Withdrawn JPH04323387A (ja)

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JPH04323387A true JPH04323387A (ja) 1992-11-12

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