JPH04323101A - 脱臭装置を備えた生ごみ容器 - Google Patents

脱臭装置を備えた生ごみ容器

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JPH04323101A
JPH04323101A JP9193991A JP9193991A JPH04323101A JP H04323101 A JPH04323101 A JP H04323101A JP 9193991 A JP9193991 A JP 9193991A JP 9193991 A JP9193991 A JP 9193991A JP H04323101 A JPH04323101 A JP H04323101A
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JP
Japan
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food waste
catalyst layer
garbage
container
deodorizing device
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Pending
Application number
JP9193991A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kawagoe
博 川越
Shinichi Ichikawa
伸一 市川
Hisao Yamashita
寿生 山下
Reiji Naka
礼司 中
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】台所等からでる厨芥,生ごみを収
納器等に入れて屋内あるいは屋外に放置する場合、生ご
みから硫黄化合物,窒素化合物及び有機化合物等の悪臭
に悩まされる。本発明は生ごみから発生する生ごみ臭気
を容器内に設置された触媒層によって、分解し無臭化す
る。更に詳しくは、生ごみの非収納時は起動電力の消費
を省くために触媒層の加熱及び吸入ファンは停止し、生
ごみ投入時生ごみ容器下部に設けられた重量センサによ
り触媒層の加熱と生ごみの吸入ファンを開始して脱臭す
る。一方、生ごみの投入量が増加した場合重量センサに
より、吸入ファンの吸入量を増加させ臭気を分解する。 又、生ごみ容器に外気吸入口を設けて生ごみ臭気の酸化
分解を促進させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に厨芥,生ごみを入れる容器は蓋付
きの簡単なものから、活性炭を用いて容器内の生ごみ臭
気を脱臭するもの(実開昭55−23342 号公報)
生ごみ容器内から発生する臭気を吸入ファンで触媒層に
吸引して酸化分解して脱臭するもの(実開昭59−11
805 号公報)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、容器
の蓋を開放した場合、生ごみの臭気がする。また、活性
炭を用いて容器の生ごみの臭気を除去しょうとするもの
であるが、臭気の吸着容量に限界があり、交換が必要と
なる。一方、容器内の生ごみの臭気を吸入ファンを用い
て触媒層に導入して生ごみの臭気を分解無臭化するもの
があるが、脱臭性能に問題があった。
【0004】本発明の目的は、生ごみの非収納時は触媒
層の加熱及び吸入ファンを停止し、生ごみを投入時に容
器下部に設けられた重量センサにより触媒層の加熱と吸
入ファンの開始手段をもち、更に、外気吸入口より空気
を吸入して生ごみの臭気の分解を促進させる。又、生ご
みの投入量が増加した場合重量センサにより吸入量を増
加させて短時間に脱臭する効率よいシステムにすること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は生ごみ容器に生ごみ臭気吸入ファンと生ご
み臭気を分解する触媒層を設置し、生ごみ収納時は常時
吸入ファンにより生ごみ臭気を触媒層に吸引して脱臭す
る手段と生ごみ容器内部の下部より開放時の生ごみの臭
気を吸引する手段を備えた生ごみ脱臭装置を提供するこ
とにある。又、外気吸入口より空気を吸入する吸入口を
設けて、生ごみ臭気の酸化分解を促進させる。生ごみ臭
気を分解する触媒層は生ごみ臭気を分解する能力の高い
触媒であってアルミナ,シリカ,マグネシア,ジルコニ
ア,カルシア,バリア,チタニア等の中から選ばれた少
なくとも一種と活性成分のマンガン,コバルト,銅,鉄
、及び白金,パラジウム,ロジウム,ルテニウムから選
ばれた少なくとも二種を含む。
【0006】脱臭触媒の形状はハニカム,板状,薄膜,
粒状等であり、特に、限定されない。そして、無機酸化
物担体上におけるマンガン,コバルト,ニッケル,銅,
鉄の含有量は触媒単位重量1〜30重量%,白金,パラ
ジウム,ロジウム,ルテニウムの含有量が0.1 〜1
0重量%の範囲であることが望ましい。
【0007】触媒層における生ごみの臭気の分解温度は
10〜100℃の範囲が望ましい。この範囲で触媒の活
性が向上する。触媒層は加熱しなくても良いが加熱する
と触媒活性は向上する。
【0008】触媒層の加熱手段は、触媒層に通電させて
発熱させる方法,温風を通過させて加熱する方法,触媒
層の外部より赤外線を照射させて発熱させる方法,ヒー
タで加熱する方法など特に限定されない。
【0009】生ごみの重量センサとしては生ごみを投入
したときの重量を感じる圧力センサあるいはマイクロス
イッチ等が望ましい。
【0010】触媒層に対する生ごみの臭気の処理ガス量
は触媒単位容積あたり500〜30000−1の範囲が
望ましい。
【0011】一方、生ごみの投入時に容器の蓋を開放し
た場合に匂う生ごみの臭気は容器下部に設けられた吸入
口より吸入され、生ごみの臭気が容器外に放出されない
構造であることが望ましい。
【0012】
【作用】このように本発明の脱臭装置を備えた生ごみの
容器によれば生ごみの非収納時は触媒層の加熱及び吸入
ファンは停止される。一方、生ごみの投入時は生ごみの
容器内の重量センサの信号により、触媒層の加熱と吸入
ファンが開始され、次いで、外気吸入口から空気が吸入
され容器内の生ごみの臭気は分解無臭化される。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を述べる。
【0014】〈実施例1〉図1(a)に示したように、
生ごみ容器1に生ごみ容器蓋2より生ごみ3が収納され
ると重量センサ4の信号により触媒層5の加熱と吸入フ
ァン6が始動する。生ごみの臭気は吸入口7より吸入フ
ァン6によって触媒層5に導入される。又、外気吸入口
8より空気が導入される。生ごみの臭気は触媒層5によ
り分解される。ついで、吐出口9より容器外に放出され
る。一方、生ごみの非収納時は触媒層の加熱及び吸入フ
ァンは重量センサの信号により停止される。
【0015】〈実施例2〉図1(b)に示したように実
施例1の場合とほとんど同じであるが、生ごみの容器の
側面に触媒層を備えた場合である。この場合、生ごみ容
器の下部の触媒層の脱臭性能と殆んど同じである。
【0016】〈実施例3〉図1(c)に示したように、
実施例1の生ごみ容器の下部の触媒層を生ごみ容器の上
部に備えた場合である。この場合も触媒層の脱臭性能は
実施例1の場合と殆んど同じである。
【0017】以下の実施例4ないし7は実施例1の脱臭
装置における触媒層の実施例であり、触媒の性能を調べ
るために模擬ガスを使用して、模擬実験を行った場合で
ある。
【0018】〈実施例4〉ハニカム構造のアルミナ(2
0×20×20mm)に活性成分であるCo3O4をア
ルミナに対し20重量%とMnO2 をCoの原子比に
対し1/1となるように担持した。担持後は300℃で
二時間焼成し完成触媒とした。
【0019】〈実施例5〉実施例4における触媒の活性
成分をMnO2からPtOに換えて触媒とする。組成比
はCo/Pt=90/10である。他は実施例4と同じ
である。
【0020】〈実施例6〉実施例4における触媒の活性
成分をMnO2からCuOに換えて触媒とする他は実施
例4と同じである。
【0021】〈実施例7〉実施例4におけるハニカム構
造のアルミナに換えてアルミナ−シリカからなる無機酸
化物担体を使用し、Co3O4をアルミナ−シリカ担体
にたいし20重量%、MnO2 をCoの原子比に対し
1/1の割合で担持した。担持後は300℃で2時間焼
成し、完成触媒とした。
【0022】〈実施例8〉実施例4,5,6,7の触媒
のそれぞれについて脱臭性能を調べた。内径32mmの
反応管内に設置した。反応管外壁にリボンヒータを巻き
つけて外部より加熱した。ハニカム触媒の中心に熱電対
を挿入し、ハニカム触媒の温度が分かるようにした。
【0023】生ごみ臭気の模擬ガス(アセトアルデヒド
:100ppm ,トリメチルアミン:100ppm,
ジメチルサルファイド:100ppm,空気バランス)
を個別に反応管内に流通させて、反応管入り口のアセト
アルデヒド,トリメチルアミン,ジメチルサルファイド
濃度に対する反応管出口のアセトアルデヒド,トリメチ
ルアミン,ジメチルサルファイド濃度の減少から三種の
ガスの反応率を求めた。
【0024】反応条件は以下の通りである。
【0025】反応温度30〜80℃、空間速度:200
0h−1(触媒単位体積当りのガス供給量)図3,図4
に各種生ごみの臭気における実施例触媒の触媒性能結果
を示す。図からも明らかなように実施例触媒2〜5は比
較例触媒に比べ、アセトアルデヒド,トリメチルアミン
,ジメチルサルファイドの分解活性が高いことが確認さ
れた。
【0026】〈実施例9〉実施例1の方法により実施例
4の触媒を用いて、反応温度50℃、空間速度一千時間
ないし二万時間におけるアセトアルデヒドの脱臭性能を
調べた。その結果を図5に示す。図からも明らかなよう
に実施例9は比較例1に較べてアセトアルデヒドの分解
活性が高いことが確認された。
【0027】〈比較例1〉比較例触媒として、アルミナ
ハニカム担体に活性成分としてMnO2 を20重量%
、Fe2O3を10重量%、CuOを2重量%を担持し
た。 担持後は300℃で二時間焼成して完成触媒とした。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、生ごみ臭気の除去を確
実に行い長時間高い脱臭効果を得ることができる。さら
に本発明の脱臭装置は生ごみの不快臭気を除去し、環境
浄化の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の生ごみ収納器および脱臭装
置の断面図。
【図2】脱臭システムのフローチャート。
【図3】触媒性能測定結果の説明図。
【図4】触媒性能測定結果の説明図。
【図5】触媒性能測定結果の説明図。
【符号の説明】
1…生ごみ容器、2…容器蓋、3…生ごみ、4…重量セ
ンサ、5…触媒層、6…吸入ファン、7…吸入口、8…
外気吸入口、9…吐出口。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生ごみ投入口をもつ密閉容器と、前記密閉
    容器の一部に設けられた生ごみから発生する臭気を分解
    する触媒層と、前記触媒層で分解された分解ガスを容器
    外に放出する分解ガスの排出口とをもった生ごみ容器に
    おいて、前記生ごみ容器の下部に設けられた重量センサ
    により、生ごみの非収納時の前記触媒層の加熱停止手段
    と吸入ファンの停止手段と生ごみ投入時の前記触媒層の
    加熱手段と前記吸入ファンの開始の制御手段を設けたこ
    とを特徴とする脱臭装置を備えた生ごみ容器。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記生ごみ容器の一部
    に設けられた生ごみ分解のための外気吸入口を設けた脱
    臭装置を備えた生ごみ容器。
  3. 【請求項3】請求項1において、生ごみの投入量により
    前記触媒層への生ごみの臭気吸入量を変化させる手段を
    設けた脱臭装置を備えた生ごみ容器。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記触媒層の前記加熱
    手段が前記触媒層に通電させて発熱する手段,温風を流
    す手段、前記触媒層の外部より赤外線を照射する手段,
    ヒータで直接加熱する手段のいずれか一種を用いる脱臭
    装置を備えた生ごみ容器。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記触媒層の温度が1
    00℃以下である脱臭装置を備えた生ごみ容器。
  6. 【請求項6】請求項1において、生ごみ臭気を分解する
    触媒層としてアルミナ,シリカ,マグネシア,チタニア
    ,ジルコニア,カルシア,バリアなどの酸化物無機担体
    上に少なくとも1種と、触媒活性成分のマンガン,コバ
    ルト,鉄,銅,ニッケル,白金,パラジウム,ロジウム
    ,ルテニウムのうち少なくとも二種の酸化物を無機酸化
    物担体上に分散された脱臭装置を備えた生ごみ容器。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記触媒層に使用され
    る前記触媒は無機酸化物担体に対する活性成分の含有量
    はマンガン,コバルト,鉄,銅,ニッケルが5〜30重
    量%,白金,パラジウム,ロジウム,ルテニウムが0.
    1 〜10重量%である脱臭装置を備えた生ごみ容器。
JP9193991A 1991-04-23 1991-04-23 脱臭装置を備えた生ごみ容器 Pending JPH04323101A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1454849A1 (en) * 2003-03-03 2004-09-08 Tsong-Yow Lin Garbage bin with air cleaner
JP2008519679A (ja) * 2004-11-13 2008-06-12 バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト 不均一触媒でガス状炭素化合物を分解することによりカーボンナノチューブを製造するための触媒

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